Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略(後編)
本稿は以前に発表したPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略(前編)の続編(加筆あり)ですが、海物語シリーズの新機種、Pスーパー海物語IN JAPAN(ジャパン)2金富士バージョンもST機ですので、本稿にて解説するST攻略ノウハウは使用可能です。(ST機全般に適用可)ホルコンの動きを的確に読み、コロナショックがもたらした収入ダウンを挽回して下さい!
★事務局便りより
ST機の光と影
ST機というものは、当たりさえすれば連荘継続が確定します。連荘中に偶数図柄で当たって確変状態が終わってしまう通常の機種とは異なり、ST中に当たりさえすればよいのです。
必然の帰結として、ロムの強い台(特に強いグループの)は簡単に大連荘します。これがST機の最大の魅力です。
しかし、素人はST中にデタラメに打つために、当たらない時に回し続け、折角のST回数を無意味に消費し、ST終了とともに連荘のチャンスを失ってしまいます。「ST中にひと休みを何度か入れていれば、もっと連荘が続いていたのに・・・」と不憫に思うこともあります。
これは攻略における初歩的な事柄ですが、パチンコには当たる時期と当たらない時期があります。
自分の打っている台が属するグループがアクティブ(ホルコン当選状態)になっていない時は如何に優秀な台でも当たりません。(ホルコン全般の知識及びそれを利用した攻略法は海殺しXのテキストブック参照)
自分の打っている台の属するグループがアクティブになっていても、グループ内の他の台が当たり番(=次の当たりが予定される台)になっている時は大当たり乱数的中による本来の当たり(ホルコンの作用によらぬもの)が発生しない限り、当たり番の台が先に当たります。(それまでの間は確変中なのにリーチが頻繁に発生しても当たらない、魚群が出ても外れるというような現象が見られるため、プロはすぐに状況を察知して台を休める)
ST機でなければ、確変中にハマってもホルコンが再びその台の属するグループに戻ってくれば、無事に確変で当たってひと安心ということもありますが、ST機の場合はそうはいきません。
無常にもST回数が過ぎてしまい、通常確率に戻ってしまいます。
同様に、グループ内の他の台が当たり番になっている時も、ST機でなければ当たり番の台が当たった後に確変中の台も当たれますが、ST機の場合、STが終わってしまえばオシマイです。
「好調台は連荘が終わってもそれほどハマらずに再び当たってくれるから大丈夫」と思う人もいるでしょう。確かにその通りなのですが、電チューサポートのない状態でしばらくの間、玉減らしを余儀なくされますし、その後、めでたく当たっても、貴重な初当たりをもう一回、カウントしてしまいます。
重要解説
意味がわかりかねる方もいらっしゃると思いますので補足説明を致します。初当たりとは確変中でも時短中でもない通常時の当たりのことです。(連荘中の当たりとは区別されます)
サイクル状態の優れた台(ロムの強い台)は、ほとんどハマらずに初当たりが何度も発生しやすい状態にあります。これが数珠連と呼ばれるものです。
しかし、好調台と言えどもグループ内の他の台をを制圧して初当たりを独占する状態があまりにも続けば、ホルコンにお灸を据えられます。
このタイミングでグループ内のチャンピオン交代が行われることが多く、今まで出たり飲まれたりの繰り返しでドル箱を順調に積み上げる展開にならなかった遊び台がグループ内の新チャンピオンに君臨するのがよくあるパターンです。
その後、前チャンピオン台はハマリ台に転落するか、しばらくの間は好調を維持しながらも、かつてのような勢いがなくなるかのいずれかのコースを辿ります。
グループの強弱を問わず、好調サイクル台は初回の初当たりが単発でも確変でも、2度目の初当たりまでは労せずして(それほどハマらずに)実現するものです。
しかし、3回目、4回目の初当たりもハマリを経ずに発生するかどうかは、台の実力ではなく、グループの実力にかかってきます。
強いグループの強い台は3回目、4回目の初当たりもさほど苦労せずに獲得できます。
強いグループには当たり番のぐるぐる回し(=複数台による当たり番のキャッチボール)がグループ内で発生するため、死に台(待てど暮らせど当たらない台)を除いて、その他の台はチャンピオン台でなくても台の実力に応じてそこそこには当たることができます。
強いグループでも弱い台は、当たっても単発や2〜3連荘にしかならないことが多く、その後はサイクル変換が生じない限り、冴えないパフォーマンスに甘んじますが、チャンピオン台に準じて強い台は余裕で5〜6連荘はします。(※連荘数は奮わなくても、数珠連を繰り返し、一回の初当たりで7〜8連荘したのと同程度の出玉になることもあります)
その結果、ホルコンは他の台にもそれなりに顔を立てたことに満足し(機械に感情はありませんが)、チャンピオン台に限度を超えた爆発を許すのです。
弱いグループ、もしくは弱くも強くもないグループに存在するロムの強い台は、好調台でありながら2回程度の初当たりで、ホルコンから「このくらいで勘弁してくれ」と言われてしまうこともあります。(機械に口はありませんが・・・)
その後は回しているうちに、海殺しXのテキストで解説するサイクルの変わり目となる回転数を通過して、サイクル転落を招き、そのまま醜いハマリに喘ぐことがあります。
又、2回目の初当たりの連荘中、もしくは2回目の初当たりの瞬間にサイクルの変わり目となる大当たり回数を迎えて、そのままダウンしてしまうこともあります。
幸運に恵まれれば、グループは強くなくても強い台は3回目の初当たりがハマらずに来ることもありますが、4回目の初当たりは望み薄と言わざるを得ません。
稀に強くもないグループの好調台が5回も6回も順調に初当たりを引くこともありますが、その場合は一回の当たりの連荘数が少ないケースが大半です。そして、その後は高確率でハマリ台になります。
貴重な初当たり回数
つまり、貴重な初当たりを確変で獲得したからには少しでも多くの連荘を実現させなければならないのです。
ましてやST機の場合、どの当たりも確変です。当たらない時にダラダラと打ち続け、折角の確変が単発で終わってしまっては話になりません。
ここでST機の好調台に起こりやすい推移の一例を示しましょう。
1回目の初当たりで5連→2回目の初当たりで単発→3回目の初当たりで8連→4回目の初当たりに恵まれずハマリ台に転落
これは強くも弱くもない平均的なグループに属する強い台のパフォーマンスサンプルです。冴えない業績(2回目の初当たり)を出した直後にしっかりと汚名返上をするところに好調台らしさがあります。
さて、上の例において、8連荘の2度目の当たりがST期限の直前であったとします。運良くST中に当たりが出せたために8連荘が可能となったわけです。
適当なタイミングで休みを入れながら打ったとすれば、これはテクニックの勝利ということになります。デタラメ打ちをしていれば、空しくもSTが終わり、5連→単発→単発→ハマリという結果を招いてしまうところでした。(註・単発当たりが連続した台は高確率でハマりやすい)
要するに、一回の初当たりはかくも尊いものであるということです。特にST機は好調台が一気に爆発しやすいだけに、8連荘できる台を単発で終わらせてしまうような過ちは収支に大きな影響を及ぼします。
ST中の休むタイミング
では、どのようなタイミングで台を休ませるべきなのでしょうか。それは打っても当たらないと思われる時です。
前述の如く、これには二種類の状況があります。
以下の特徴はPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンに限らず、ミドル、ライトミドル、甘デジのジャンルをを問わず、あらゆるST機に共通するものです。当然ながらドラム海物語BLACK、Pスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョンにも通用します。
( )内はその可能性を暗示させる諸現象です。プロはこれらの現象を手がかりにして攻略に挑みます。
(1)ホルコンが自分の台の属するグループをアクティブにしていなくて、他のグループを当選させている時
(リーチが全くかからない。リーチになる前に期待をさせる演出がほとんど発生しないか発生してもリーチにはならない)
(2)ホルコンが自分の台の属するグループをアクティブにしているが、グループ内の他の台を当たり番に選んだ時
(リーチが何度も発生するのに当たりには至らない。2連続、3連続のリーチが発生しても当たらない。信頼度の高い強力なリーチでも当たらない)
※(1)の状態でもロムの強い台は(2)の現象が発生することがしばしばあります。
わかりやすいのは(2)の状況です。確変中にもかかわらず、リーチが飽きるほど発生して当たらない、連続リーチで当たらない、信頼度の高い強力なリーチも外すというショッキングな事態に陥りますので、その時は迷わずに休憩をとるべきです。
打ち出し再開とその後の行動
休憩中は自分の同じグループに属する台が当たるかどうか注視します。特に信頼度の高い強力なリーチで当たらなかった時は直後に同グループから他の台の当たり(割り込み当たり)が発生しやすい状況です。ボケっとしていてはいけません。
そして、グループ内の台が当たった直後に打ち出しを再開し、リーチがコンスタントに来る場合はそのまま続行し、(1)、(2)の現象が続くようであれば、再び休憩に入ります。(以下、この繰り返し)
同じグループから割り込み当たりがあった場合、それが確変当たりであればその台がもう一度、先に当たってから自分の台が当たるパターンも考えられます。
時には割り込み当たりをした台に2回連続で先行当たりを許した後に自分の台が当たることもあります。デタラメ打ちをして折角のチャンス(ST)を棒に振ることなく辛抱を重ねて、少しでも連荘回数を増やす努力をして下さい。
ちなみに、同グループからの割り込み当たりをしてきた台がPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンであれば、全ての当たりは確変ですが、グループ内に大海物語4、Pスーパー海物語IN JAPAN2のような別機種が混じっている場合はその限りではありません。
自分の台が確変中の時にグループ内の他の台が割り込み当たりをしてくる場合、その当たりが確変でない方がその後の打ち方が簡単になります。ST中の迷いが少なくなるからです。
強いグループでは、複数台(通常は2台、時には3台、ごく稀に4台)が同時に確変になることがよくあります。
グループの複数台が間を空けずに多連荘すれば、そのグループは強大な力を持つようになります。ある意味では歓迎すべきことですが、(2)の状態になりやすくなり、ST機の場合は不適切な時期に打ち過ぎてなんの実りもないままST終了となるリスクが常につきまといます。それが攻略初心者を悩ませることになります。
しかし、強い台の特徴は割り込み当たりが発生すればするほど連荘が加速化することです。
割り込み当たりが発生して、その煽りを受けて撃沈してしまう(連荘がストップしてしまう)弱い台とは対照的です。
この法則を熟知していれば、割り込み当たりにそれほどナーバスになる必要はありません。
自分の台の他にも同グループから確変中の台が生まれた時は(2)の状態がしばらく続きますが、休憩テクニックを駆使して、割り込み当たりをしてきた台との一騎打ちを制すれば、強いグループの場合、大連荘も夢ではありません。(例・割り込み当たりをしてきた台は4連荘で終わり、自分の台は15連荘etc.)
ホルコンの動きを読む
最も判断に迷うのは、(1)の状態が続く時です。
客入りが良いホール(あるいは、客入りの良い時間帯)では、3つか4つのグループが入れ替わり立ち替わりアクティブになります。ホルコンはこれらのグループの間を行ったり来たりするわけです。
ホルコンがあるグループから離れて(=あるグループを非アクティブ状態にして)、別のグループに入り(=別のグループをアクティブ化して)、そのグループの台を当てた後に最初のグループに戻って(=最初のグループを再びアクティブ化して)、そのグループの台を当てる・・・というようなことが内部では行われているのです。
特にシマ全体に確変中の台が沢山ある時は要注意です。ホルコンが数個のグループの間を往来しています。
再度申し上げますが、ホルコンによってアクティブにされたグループの台のみがホルコン誘発による当たりが許されるのです。
ちなみに、ホルコンがあるグループをアクティブした時、そのグループ内に確変中の台があれば、80パーセント以上の確率で確変中の台を当たり番に選びます。
くどいようですが、ホールで発生する当たりの約95パーセントは自力による当たり(大当たり乱数的中)ではなく、ホルコンが強引に引き起こした当たりです。
これが信じられない人、眉唾ものの都市伝説(?)などと嘲笑する人は即刻、パチンコをやめるべきです。どんなに頑張ってもトータルで勝つことは不可能です。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンを当てても、その瞬間にホルコンが逃げて他のグループに移れば、70回与えられるST中にホルコンが自分のグループに戻ってこない限り、単発で終わってしまいます。(類似スペックのPスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョンも同様)
しかし、そこを上手に立ち回れば、当たりさえすれば確変継続ですので、好調台はどこまで連荘が伸びるかわかりません。ここにST機の醍醐味があります。
悩ましい問題
難しいのはST70回転という短さです。確変時の大当たり確率は6段階の設定によって異なりますが、38.3分の1〜43.9分の1ですので、最悪の設定でも「当たって当たり前」と言えるほど甘い確率です。
つまり、グループがアクティブの時にST中の台を打てば、それほど回さないうちに無事に当たるのです。
ST中にリーチがコンスタントにかかれば、それは当たりの前兆ですので、連続リーチを外す時を除いて打ち続けるべきです。(但し、その後、リーチラッシュがぴたっと止まってしまった場合は要休憩)
少しでも玉の減りを防ごうとでも思っているのか、リーチがかかるたびに打ち出しをストップして腕組をしながらじっと成り行きを見守る人をよく見かけますが、このような行為は愚の骨頂です。
ホルコンマックス状態の時は玉をスタートチャッカーに入れ続ければ、7〜8回転以内に当たることが多いからです。
この絶好のチャンスを平気で見送ってしまう素人は一気に10連荘する可能性を秘めた好調台を5連荘前後で終わらせ、連荘終了後にいくらか玉を減らした後、再度の初当たりも3連荘程度で終わらせてしまうような過ちを犯しがちです。
最悪の場合、初当たりが何度も続いたために、さすがの好調台もひと休み(グループ内の他の台が何台か当たらない限り当たりが許されない状態)に入ってしまう悲劇が起こります。
機種を問わず、ST機のST中になんの手応えも感じない時、具体的に言えば、リーチが全くかからないとかリーチ前のなんの演出も見られない(または演出だけあってリーチにならない)時はちょとした休憩が必須となります。
休憩によってST回数の無駄使いを省き、再びホルコンが自分のグループに戻ってきたと思われるタイミングで打ち出しを再開しなければなりません。
夢の大連荘、特大爆発は強いグループの強い台でプロのテクニックを駆使して打つ時に簡単に実現するのです。
ちなみに、強いグループの定義は、他のグループと比較して、短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役(強い台が当たるための中継プレーを担う台)以外は多連荘(4連以上)が中心のグループです。(よくわからない方は当倶楽部に入門して下さい。メールにて個人指導を致します)
さて、(1)の状態の時に打つのを休止するのは簡単なことです。しかし、打ち出し再開のタイミングは(2)よりも難しいと言えます。(2)の場合は、自分のグループ内の台が当たるという明確なサインが送られてきますが、(1)にはそれがありません。
対立グループの存在
ホルコン通の人は対立する二つのグループにも熟知されているはずです。どのグループにも対立グループが存在します。大抵は一方が強く他方が弱いのですが、稀に両者の力関係が拮抗している時もあります。
あるグループから当たりが発生するたびに、別のグループからも当たりが発生して、ホルコン攻略の初心者は「このグループがアクティブになれば、あのグループもアクティブになる。変だな」と思われているかもしれません。
実際は相互に対立し合うグループの間をホルコンが行ったり来たりしているだけです。客入りが良い状態で強いグループから2台、3台がほぼ同時期に当たった場合、大抵はその対立グループからも最低1台は当たりが出ます。
どのグループとどのグループが対立関係にあるかということまで見抜いている人は休憩中に対立グループから当たりが出た時に打ち出し再開を試して下さい。強い台であれば、打ち出しを再開した直後に実に呆気なく当たることを幾度も経験することになります。
対立グループがわからない人は、とりあえずどこかの台が当たるまでは休みを入れてみて下さい。これだけでも結果はかなり違ってくるはずです。しかし、打ち出し再開後も(1)の状況が続くようであれば、再び休憩を入れることを忘れないで下さい。
先に別の台を当たらせる
打ち出しを再開するということはホルコンが自分のグループに戻ってきたと仮定して打つという意味です。一定時間が経過したから当たるのではなくグループがアクティブになったから当たるのです。
確変中の台が多数ある時はどこか1台が当たった後に打ち出すよりも2〜3台を先に当たらせてから打ったほうが無難です。
しかし、あまりにも打たない時間が長引きますと、その間にグループ間の力関係に変化が生じて、ホルコンが自分のグループに戻ってこなくなる恐れもありますので、これも難しい問題です。
ST中に限っては(※通常時の話ではありません)、5分を超える休憩はご法度であると心得ましょう。
対立グループの話まで本格的にすれば、一般読者には非常に難解な読み物となってしまいます。平たく言えば、ST中にリーチが一向にかからない状況というのは、その台の属するグループがアクティブなっていないという意味でしかありません。
この事態を打開するには、ホルコンに再び自分のグループをアクティブにしてもらうしか他に道はなく、そのためには待つこと以外に方法がないのです。
ホルコンがあるグループを離れるタイミングはそのグループから当たり台を出した時です。当たり台を出してもまだそのグループにとどまっていることも頻繁にあります。
1台を先に当たらせるよりは2〜3台を先に当たらせたほうが無難であるというのはそれゆえです。通常、客入りの良い状態では3つか4つのグループが同時にアクティブなります。
一つのグループがアクティブでなくなれば、一つの「空き」が生じます。その空いたスペースに自分のグループが入り込めばよいのです。
再びホルコンがグループに戻ってくれば、非ST機の場合は確変中の台が当たりますが、それが確変当たりとは限りません。(台のロムの強さに左右される)ST機であれば当たりさせすれば確変ですが、STの残り回数を全て消化する前に無事に当てることができるかどうかの勝負となります。(ロムの強い台ほど打ち出しを再開してから少ない回転数で当たりやすい)
唯一のネック
今回はPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略を天国にも地獄にもなりうるSTというシステムと如何に向き合うかという視点に立って論じました。
プロの感覚からすれば、ST70回という短さが唯一のネックのように思われます。それ以外の要素においては、勝ちやすさ満点です。
10〜20回転くらいは様子を見なければ、休むべきかどうかの判断ができません。しかし、ST回数は70回しかありませんので、連続で20回転させるのは勝負どころ(ホールの放出タイムなど)で一回が限度かもしれません。極力、10〜15回転くらいで休みに入る要領で打つとよいでしょう。
爆発力に期待!
本稿でレクチャーした攻略技法をロムの弱い台で試してもそれほど効果はないでしょうが、強いグループの中以上の台に用いた時は相当な効果が実感できるはずです。
リヴィエラ門下生の中にはST機の攻略が得意な人が多く、彼らは例外なく今回紹介したプロのテクニックを有効活用されています。
パチンコ規制が施行されて以来、どのメーカーも大変なハンディを抱えながら規制後の要件を満たす魅力的な新基準機(新規則機)の開発に取り組んでいます。
この厳しい状況下で世に出ることになるPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンは出玉に10ラウンド(約660個)、7ラウンド(約460個)、5ラウンド(約330個)の3種類を設け、その代償として甘い大当たり確率とずば抜けた連荘力をアピールしてファンの心を掴もうとしています。
スペック上、Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンは強いグループの強い台の凄まじい爆発が予想され、10連荘前後の大連荘が終わった直後に再び当たり、またしても10連荘前後の大連荘・・・ということも十分に可能な機種です。
出玉は大爆発機種の大海物語4と比べれば見劣りするとはいえ、当たりやすさを利用して一日に複数台を爆発させれば、規制前の機種よりも稼げるという現実を見落としてはなりません。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンのPVでは、「ドラム海物語初の高継続タイプ」、「遊びやすい大当たり確率」、「安心のST突入率」、「満足のST回数」と声高らかに謳っています。
個人的には最後の宣伝文句だけが同意できないところですが、その他には一切のオーバートークがありません。
特に甘い大当たり確率は当倶楽部の秘伝、ウルトラ速攻法を決まりやすくします。のちに開発されたオプショナル商品、カシオペア攻略術が教える危険領域速攻法は成功率ではウルトラ速攻法を上回ることが証明されています。
危険領域の知識はオフェンスだけでなくディフェンスにも応用可能です。危険領域(カシオペア攻略術にて詳述)への突入は連荘終了の危機でもあります。これを専門知識の力を借りて回避するのです。(回避成功率は100パーセントではありませんが・・・)
具体的に申し上げれば、自分の台が連荘中に危険領域に入った時に大当たりラウンドを消化するスピードを意図的に遅らせればよいのです。
- 時々、ハンドルから手を離すかストップボタンで数秒間打たない→数秒間打つを繰り返したりして、大当たりラウンドの消化に時間をかければ、このタイミングで同グループから割り込み当たりが発生しやすくなります。(Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンのようなST機であれば、ST回数の無駄使い防止にもつながる)
危険領域で連荘がストップした場合、好調台でも再度の初当たりに漕ぎ着けるまでには、同グループから何台かの当たりが要求されることがしばしばあります。最悪の場合は再度の当たりが発生しないうちにサイクル転落が生じて、危険領域が墓場となってしまう恐れすらあります。
しかし、連荘中に危険領域に入った時に同グループの他の台が当たることにより、この危険から逃れて、ますます快進撃するのが好調台の特徴なのです。
好調台でなくても、危険領域に突入した時に同グループからの割り込み当たりが高確率で発生しやすい状況となり、割り込み当たりのお陰で延命できるケースが非常に多いのです。
危険領域で苦しまないために、わざとグループ内の台を先に当たらせるのも高等テクニックの一つです。
大当たりラウンドを意図的にゆっくりと消化したにもかかわらず、同グループから当たり台が出ない時は、確変プレー中の休憩を許される範囲内(最高5分)で頻繁に入れるようにします。(もちろん、休憩中に同グループの台が当たった時は即座に打ち出しを再開)
このような地味な努力を積み重ねることのできる人が狭き門であるパチンコ勝ち組に入り、スーパートッププロになれます。
危険領域の概念を利用したディフェンステクニックは地味なように見えて、ミドルを打つ場合、一日の収支に1〜3万円の差が生じることも珍しくありません。
プロの攻略に最適化されたPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンと諸般の事情で導入が遅れたPスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョン(2020年9月初旬予定)を最強の攻略ノウハウで迎え撃とうではありませんか。
(Pスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョンのPV)
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
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パチンコホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
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【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<Pスーパー海物語IN沖縄5関連>
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【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
<Pスーパー海物語IN沖縄2関連>
<当倶楽部紹介>
★パチンコで蓄財するスーパーノウハウ
最強攻略法・海殺しXの公式HPへ
- 2020.06.17 Wednesday
- 海物語シリーズ攻略法
- 17:52
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- by 佐々木智親