★海物語シリーズのスマパチ第一弾!
★50回転ごとにサポートCタイムのチャンス
★確変突入率62%
事務局便りより
関連コラム:
海物語がスマパチに
SANYOが海物語シリーズの新作、e新海物語349(スマートパチンコ)のリリースを発表しました。ホール導入日は2023年10月2日を予定しています。
前回記事、e花の慶次〜裂 一刀両断の攻略【最強出玉】でも触れましたように、ここ数年、度重なる規制の連続に苦しめられたパチンコ業界にスマパチという名の規制緩和が実施され、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様には急に明るい展望が開けてきました。
50回転ごとにチャンス
e新海物語349は大人気甘デジ、PA新海物語をベースに作られたミドル機です。通常時の大当たり確率は348.5分の1とスマパチならではの厳しさ(従来のミドルよりも低確率)がありますが、スマパチに搭載を許可されたCタイム機能にその代償を求めています。
e新海物語349は通常時、50回転ごとにCタイム突入のチャンスが訪れます。
その抽選に当たれば、50回転もしくは100回転の時短に突入します。時短突入率(抽選当選率)は10分の1に設定されていますが、パチンコの大当たり確率同様、この数値はランダムに変転を繰り返す様々なサイクル状態(俗に言うロムの強弱)を統合したトータル確率にすぎず、打っている時の台のサイクル状態によって、実際の確率は変動するものと思って下さい。(台のサイクル状態やサイクル変換の秘密に関しては、📖海殺しXのテキストブック参照)
つまり、好調サイクル台はCタイム抽選をクリアーしやすく、時短中の当たりも十分に期待できます。
スペック紹介
e新海物語349の主なスペックを紹介します。
e新海物語349のスペック
▼大当たり確率 1/348.5(通常時) 1/34.8(確変時)
▼確変割合 62%
▼振り分け 確変&1500個・・・60%
確変&90個・・・2%
非確変&1500個&時短100回・・・38%
(※ヘソ、電チュー共通)
▼Cタイム成功率 10%
(成功時の振り分けは時短50回が80%、100回が20%)
予想されるゲーム展開
ご覧になればおわかりのように、スマパチとして登場するe新海物語349は、従来の海物語とは多少趣を異にするゲーム展開を想定をしなければなりません。演出面においては、甘デジPA新海物語をほぼ踏襲したものですので、PA新海物語の攻略に精通された方であれば、台の好調、不調を見極めることは比較的容易でありましょう。
しかし、好調台と遊び台の識別には細心の注意が必要です。
スマパチ花の慶次のゲーム展開をリリース前に予測して見事に的中させたように、今回もパチンコ研究所を自任する当倶楽部はe新海物語349におけるゲーム展開を事前に言い当てましょう。(以下参照)
●好調台はCタイム抽選に当たりやすい。
●好調台はCタイム中もしくはCタイム終了直後に当たりやすく、かつ多連荘しやすい。
●好調台は連荘(もしくは単発)終了後、早い段階(150回転、200回転、250回転)でCタイムに入りやすい。
●好調台はCタイムが終わった後に再度のCタイムに入りやすい。(突入率が10パーセントにすぎないにもかかわらず、2連続で突入することもあり、二度目のCタイム中、もしくはその終了直後に当たりやすい。連続Cタイムが実現しても、その後にハマる台は高確率で遊び台)
●Cタイム抽選で何度も時短に入ったにもかかわらず、Cタイム中もしくはCタイム終了直後に当たらない台はハマリ濃厚。
●ある台がCタイムに突入すれば、突入直後と終了直後にホルコンで繋がれた同グループの他の台が当たりやすくなる。(ホルコン関係の知識に関しても前出の海殺しXのテキストブック参照)
注意点
ここで最も注意しなければならないことは、好調台はCタイム中、もしくはCタイム終了直後に当たりやすいという点です。(PA新海物語の好調台はサポートタイム中、もしくはサポートタイム終了直後に当たりやすい。それと同じ論理)
何度もCタイムに突入しても当たらず、回転数だけ増えていく台は典型的な遊び台です。
ちなみに、遊び台にも良い遊び台と悪い遊び台があります。
悪い遊び台というものは、いつまでもハマリ続けて一向に当たらない不調台よりはマシですが、当たっても連荘数が全く伸びません。時には初当たりが終わった後、すぐに次の初当たりが発生して打ち手を喜ばせることもありますが、2連+3連程度のパフォーマンスで終わることが多く、その後にハマるのがよくあるパターンです。
一方、良い遊び台の中には好調台に特有な挙動を示す実に厄介な台もあります。
たとえば、Cタイム中に当たり、しかも、そこそこに連荘数を伸ばしたりして、明るい将来を予感させますが、何度も当たるわりには持ち玉の蓄積が思わしくなく、好調台を同じ時間打っていれば今頃は十分すぎるほどの持ち玉になっているであろう時に、良い遊び台は出たり飲まれたりを繰り返して、まだ少しは持ち玉が残っているという程度の実績しか残しません。
但し、良い遊び台はそこそこに勝っている瞬間があり勝ち逃げが可能であることが悪い遊び台とのとの大きな違いです。
前述の如く、好調台に頻繁に発生する現象は良い遊び台にも発生します。たとえば、海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学にて解説した一発告知の良いパターン(図柄が定まる前に一発告知が発動)なども良い遊び台には発生しやすく、非常に紛らわしいのが実情です。
プレーボーイに要注意!
姉妹サイトに発表した【パチンコ】ライトミドルの好調台と偽好調台【勝てる台】では、好調台を装った最高の
遊び台(?)をプレーボーイと称して、その正体を暴いています。
タイトルにはライトミドルとありますが、それはスペック上、当たりやすいライトミドルに女性(客の比喩)を手玉に取り、あの手この手で喜ばせる偽好調台(瞬間的にまずまずの実績を残すことがあるものの、そのまま打ち続ければ持ち玉が儚い恋のように消えてしまう)が出現しやすいという意味であり、実際にはミドルにも甘デジにも「プレーボーイ台」があります。
上記のコラムはそのような台に騙されず着実に攻略に励むためのバイブルです。未読の方にはご一読を推奨致します。
見極め方
機種を問わず、プレーボーイ台は午後の早い時間帯に出現しやすい傾向があります。
午前中のハマリで体力値(リヴィエラ用語)を膨らませた台が午後に入ってから一気に好調台に生まれ変わるような挙動を示したものの、結局は「良い遊び台でしかなかった」という苦い経験をされた方々は少なくないことでしょう。
本物の好調台であれば、たとえ最初の2回の初当たりで一気に大量出玉の獲得には至らなくても、最悪でも3回目の初当たりでは本領を発揮して大量出玉をもたらすものです。
一方、プレーボーイ台(偽好調台)には真の愛(?)がなく巧みに客を弄ぶだけです。何度も当たり、一度か二度は多連荘もするため、好調台と錯覚しやすいのですが、順調な初当たりが3〜4回、発生した後は高確率で深いハマリに向かうのが通例です。その見極めは極めて重要です。
爆発台に化けることも
しかし、客を適当に遊ばせ、それなりに楽しませた優秀な遊び台はハマリを経て爆発台に転じることも多いことを忘れないで下さい。
但し、ホルコンが構成する強いグループの中に入っていない限り、ハマリ台はいつまでハマるかわかりませんし、ハマリの後に当たっても、期待に応えてくれるような爆発は稀です。
いつも同じことを申し上げますが、強いグループの定義は短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除き、多連荘(4連以上)が中心のグループです。(ホルコンのグループに関しては、前出の海殺しXのテキストブック参照)
プレーボーイ役を演じる良い遊び台は強いグループでムードメーカーとして活躍します。このような台が絶妙のタイミングで当たるため、いわゆる中継プレーが成立するのです。(その台の当たりがつなぎ役となって、グループ内の真の好調台に再び当たりが入る)
プレーボーイの改心
グループ内の好調台、爆発台はプレーボーイに助けられ、「さすがにもう当たらないだろう」という周囲の予想を蔑むように、時には限度を超えた爆発を実現させます。
つなぎ役として活躍した後、ハマリ台に成り下がってしまった良い遊び台は機が熟した時に突然、爆発する傾向があります。
ホルコンから何度も当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)をスキップされまくり、「最初は良さそうな台であったのに、もうすっかり当たりから見放されてたポンコツ台になってしまった」とホルコン通の人が見向きもしなくなった頃に当たり、「どうせこの当たりも期待に応えてはくれないだろう」と思いきや、十分すぎるほど期待に応えてくれる現象を当倶楽部では「プレーボーイの改心」と呼んでいます。
自分の打っている台が真の愛を欠いた遊び好きのプレーボーイと気づいた時はすぐにその台から離れるべきですが、その台を手放した後も虎視眈々と様子を窺い、何時間か過ぎた後に再びその台に戻ることも視野に入れて攻略に励んで下さい。
具体例
ついでに、「改心」の具体的な例として、最近、私が経験した痛快な出来事を皆様と分かち合いたいと思います。
私の通うホールではミドルのスーパー海物語IN沖縄5、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風、ライトミドルのスーパー海物語IN JAPAN2金富士、甘デジのスーパー海物語IN地中海、海物語3R、PA新海物語が同じシマに設置されています。
ホルコン構成は4台1グループです。(グループによって中身の機種が異なる)
私が狙っていた爆発候補台はスーパー海物語N沖縄5夜桜超旋風の一つでした。
この台は開店直後から何度も当たっていました。しかし、ハマらずに当たるところまではよいのですが、3連荘、7連荘、8連荘・・・と夜桜超旋風(マックス当たり以外は当たっても少量出玉)にしては物足りない連荘数に甘んじ、最後は307回転で16連荘と夜桜超旋風にしてはたいしたことがないとはいえ、まずまずの出玉を放出した後に調子を崩し、351回転(ミドルなのでハマリというほどでもないが・・・)で最悪の単発当たりを出した後、ハマリに転じ、575回転で捨てられていました。(リヴィエラ門下生の皆様にはおわかりのように、ハマリの最大の理由は「体力値不足」。このような状態に成り果てた台は当たるための「きっかけ」が生じない限り、なかなか当たることはない)
状況の詳細
私はひとまずこの台を確保して、打たずに周囲の状況を調べました。この台と同グループを組む他の3台はスーパー海物語IN JAPAN2金富士、海物語3R、PA新海物語でした。(スーパー海物語IN地中海はグループ外)
このグループは当たり番の素早い移動という点ではやや難があり、最強グループとは言い難い反面、複数の多連荘台、爆発台を輩出したという点において実に魅力的でした。(ホルコン通の人にはわかりきったことかもしれないが、「多連荘、爆発を生み出したグループからは同規模の多連荘、爆発が生じやすい」という法則が成り立つため)
グループ内のスーパー海物語IN JAPAN2金富士は総回転数の少ない割に限度を超えた爆発(17連+9連の好調数珠連)をした後、くたばっていました。(389回転で放置。「さすがにもう出ないだろう」と誰もが思ったのか打つ人なし)
この台の次に新チャンピオンに君臨したのは海物語3Rでした。ストレートの大爆発ではなかったものの、時折、単発や5〜6連荘を挟みながら15連荘前後がメインの好調数珠連で甘デジとしては上出来な約5000個(推定)の放出を記録した後、ペースを落とし、軽くハマってから7〜8連荘するという如何にもピークを過ぎた元好調台のパフォーマンスに甘んじていました。(海物語3Rは一回の当たりの出玉が少ないため、8連荘でも他の甘デジ海物語の4連荘くらいの出玉にしかにならない)
上記の2台に加えて、私が確保したプレーボーイのスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風がハマる前にそこそこに頑張っていた煽りを受けて、本来、甘デジ故に当たりやすいはずのPA新海物語が地獄の苦しみに喘いでいました。天井(遊タイム)まで連れていかれ、単発もしくは2〜3連荘で終わってしまう悪夢を延々と繰り返していました。
ところが、上記の2台が出玉限界(少しハマらなければ次の当たりが難しい状態)を迎えた後に、死に台のPA新海物語にもようやく春が訪れて、強いグループならではの巻き返しが始まりました。(8連荘の直後に4連荘…実質12連荘相当の出玉を獲得)
順当に行けば、このPA新海物語がグループの第3代チャンピオンになるものと思われましたが、不運なことに、8連+4連の時に危険領域に突入してしまいました。(危険領域に関しては、カシオペア攻略術にて解説)
最初は失敗
「チャンス到来!」とばかりに私は打たずに寝かせておいた夜桜超旋風を打ち始めましたが、584回転目に魚群が出て外れました。リヴィエラ秘伝の危険領域速攻法も調子を落とした台ではよくこのような失敗を犯します。
ふと、出し尽くして大往生したはずのグループ内の金富士に目をやると、案の定、私の台の魚群失敗直後にハマリ明けの当たりが発生していました。私は念のために次のリーチがかかるまで打ち続け、そのリーチのハズレを見届けてから再び打ち出しを停止しました。
こんなことで諦める私ではありません。魚群が外れたと言っても、僅か十数回転させただけです。痛くも痒くもない出費です。復活の狼煙を上げた金富士も体力値が足りな過ぎて再爆発は難しいと状況にありました。予想通り、元チャンピオンの金富士は3連荘で撃沈しました。
諦めず
私には更なる狙いがあったのです。
リヴィエラ門下生の皆様はご存知のように、危険領域の大当たり回数は2回続きます。危険領域に突入して急失速したPA新海物語を打っていた常連客は遊タイム狙いを好む人でした。如何に調子の悪い台でも遊タイムに持ち込む人でした。この台が遊タイム中に当たった時、私は再び危険領域速攻法が狙えます。
PA新海物語の遊タイムは長く、遊タイム中に当たらないことは滅多にありません。しかも、遊タイム中は高速回転ですので、その台が当たるまで待ちくたびれることもありません。
しかし、その台が遊タイムに到達するまでにはもう少し時間がかかります。その台は何度も高信頼度のスーパーリーチを外しまくっていましたので、間違いなく遊タイム行きの宿命にありました。(長時間、放置すればその限りではないが、そのまま打ち続ける場合、遊タイム前に当たる見込みはほとんどない)
私は自分の台を「食事休憩」にして、近くのマクドナルドでしばらく時間をつぶしました。休憩から戻ると、私の台とぺアを組む「親子台」に単発当たりが発生していました。この台はこれで3回連続の単発です。(単発当たりは連続すればするほどペアを組む台が当たりやすくなる)しかも、この台も危険領域に入っていました。
好条件が揃う
「同グループ内の台が危険領域」、「親子台が危険領域」、「親子台が単発3連続」と当たりやすい好環境が重なり合えば、危険領域速攻法の成功率が一気に高まることを私は経験的に熟知しています。グループ内の他の台はすっかり元気を失っていましたので、当分の間、当たり番に選ばれることはないと私は確信していました。
ふと見ると、遊タイム狙いの人が打っているPA新海物語は遊タイムの一歩手前まで来ています。高まる胸の鼓動を抑えながら、私はPA新海物語の次の当たりを静かに待ちました。
ついに時が来た
PA新海物語は400回転のちょっと前で当たりました。私は即座に自分の台のハンドル握りました。するとスタートチャッカーに玉が2個入っただけで私がキープしていた夜桜超旋風に久々の当たりが訪れました。
しかし、気がかりなことが一つだけありました。それは当たり方です。偶数図柄で普通のスーパーリーチが出て、魚群もバイブもなしに呆気なく当たったからです。
法則破りの大爆発
通常、海物語シリーズでこのような予期せぬ当たり方、「これは儲けものだ!」と思わせるような当たり方をした時は連荘があまり伸びない傾向にあります。七割方は法則通りの結果に落ち着くものですが、法則破りの逆の展開(多連荘)になれば、高確率で海殺しXのテキストブックが教える「サイクル変換」が内部に生じている状態です。
しばらく様子を見守っていましたが、私の台はST中に好調サイクルに突入した台に多く見られるダブルーリーチやボタン押しが何度も出ましたので、「もしかして、お前はまだプレーボーイを続けるつもりか?」と疑心暗鬼になりかけました。
「好調台を装って今回も15連荘前後で終わりかな?」とそれほど期待していなかったのですが、ある時を境に魚群、ジンベザメ、マックス当たり等が集中的に発生して、「これはとんでもないことが起ころうとしている」という予感が全身を走り抜けました。
結局、私の台は72連荘しました。獲得出玉は約32000個でした。これは一回の当たりで1500個獲得できる確変ループタイプのミドル機の21連荘に相当する出玉です。プレーボーイの「最高の改心」でした。
残念ながら一円パチンコのコーナーでしたので大儲けすることはできませんでしたが、使ったお金はわずか400円にすぎません。これこそがパチンコ攻略の最大の醍醐味です。
大海物語5BLACKも
さて、そろそろお目見えするe新海物語349はCタイム搭載機ですので、このCタイムを利用した数々の手口でプレーボーイ台が大暴れすることが予想されます。
賢明なる読者諸氏は本稿にて注意を喚起した真の好調台と偽好調台との識別を最大のテーマとして取り組み、最強攻略法・海殺しXや私が今まで公開に踏み切ってきた数々の無料攻略情報(下記リンク欄参照)を頼りに、この新台を迎撃して下さい。
又、プレーボーイ台が爆発するタイミングをこのたび紹介した具体例を参考に正確に読み取り、ちょいワルの台(?)を改心させてやって下さい。
話は変わりますが、12月の上旬には、大海物語5BLACKもリリースされます。
大海物語シリーズは最強攻略法・海殺しXとの相性が抜群です。
最近、当倶楽部に入門された新人門下生の皆様は「e新海物語349と大海物語5BLACK」という両新台をターゲットに据えて、「攻略青春時代」を大いにお楽しみ下さい。
特に定年退職後のお時間のある方々は「2か月で100万円の貯蓄の実現」を一つの目標に定め、海殺しXのグランドマスター、トッププロへの道を目指していただきたいものです。
最後に私事となりますが、最近、本業が忙しくなりすぎたためにブログの更新ペースが落ちてしまったことをお詫び申し上げます。
皆様から頂戴するメールには全て目を通しています。ゆくゆくは時間を作り、それらの一部を事務局便りにて紹介させていただきたく存じます。さしあたり、今はe新海物語349の戦績報告メールを心待ちしています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
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<オモシロ門下生紹介>
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【海物語シリーズ攻略】時短中の確変引き戻し術etc.【連チャン数UP】
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
「絶対不屈パチンコ」の妙技
大海物語5 沖縄5 JAPAN2攻略の秘伝公開へ(公式HP)
(画像は女子プロレスラーの安納サオリ選手)
Coffee Break
「絶対不屈彼女」
安納(あのう)サオリは不思議な人だ。身長160センチ、体重56キロ。どこにでもいる普通の女性の体格ながら滅多に負けることはない。明らかに体格差のあるレスラーと対戦しても決して怯むことはない。相手の大技を堂々と受けて立ち、相手にやらせるだけやらせた上で勝つ。
デビュー当時、女優とレスラーを兼業する安納に世間は冷ややかな眼差しを注いだ。「女優なんかにプロレスができるわけない」と。「リングは舞台、技は台詞」を信条とする安納はこの嘲笑に耐えてタフになった。そして、絶対に逃げない勇敢なファイトスタイルを確立すると、いつしか世間は安納のことを「絶対不屈彼女」と呼ぶようになった。
安納は「見るからに強いレスラー」とは違う。しかし、苦しい試合も粘りまくり、勝機を決して見逃さない。逆さ押さえ込みから体を反転させてブリッジでスリーカウントを奪う「ポテリング」(写真)は安納しかできない鮮やかな必殺技だ。この技で安納は無数の強豪レスラーをマットに沈めてきた。
あるイベントで安納は杖をついた身体の不自由な人と出会った。「絶対不屈彼女というキャッチフレーズに魅せられました。あなたの試合を見て私も頑張ろうと思いました。以前は歩くことができなかったけれども、リハビリに全力を尽くして、今日はなんとかここまで自力で歩いてくることができました」と言われ、感涙にむせんだ安納は一生涯、「絶対不屈」を貫くこと決意した。
リヴィエラ倶楽部はパチンコに負け続けてもギブアップせず、本気で勝ち組に入ろうと不屈の闘志で立ち上がる方々を全力で応援します!
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★一刀両断ボーナスは3000個+α、最大9000個!
事務局便りより
パチンコ業界反撃
パチンコメーカーのニューギンはスマートパチンコ(玉に触れずに遊戯できるパチンコ、略称スマパチ)の第一弾として、e花の慶次〜裂 一刀両断をリリースする意向を発表致しました。ホール導入日は2023年7月3日の予定です。従来の常識を覆す爆発力で不動の人気を誇る花の慶次シリーズの最新作は「一刀両断ボーナス」と称するランクアップ式の出玉が話題をさらっています。約3年半ぶりの慶次の新作ということもあり、慶次にかけるニューギンの熱い思いが伝わってきます。7月上旬にテレビCMまで放映するという同社の意気込みはパチンコ業界の巻き返しの第一歩となることでしょう。
コロナ渦による不当なバッシングで火あぶりにされたパチンコ業界はじっと耐え忍んでいました。宣伝自粛の解除はパチンコ業界の反撃開始の予兆と見ることができます。
現行機の最高出玉
さて、e花の慶次〜裂 一刀両断の目玉である「一刀両断ボーナス」は最低3000個の出玉を保証した上で、大当たりラウンド中の抽選で1500個単位で出玉が上乗せされます。ランクアップする確率は3分の1に設定されており、最大で4回のランクアップ、出玉量にして最大9000個の獲得が可能です。9000個と言えば、通常のミドルの6連荘(もしくはそれ以上)に相当します。現行機種における最高レベルの出玉性能です。
一刀両断ボーナスの詳細
一刀両断ボーナスは初当たりの55パーセントを占め、どこまでランクアップするかにかかわらず、一刀両断ボーナスで当たればRUSH(高継続ST)が確定します。嬉しいことに、ラッシュ中の当たりの32.5パーセントも一刀両断ボーナスという振り分けになっており、好調サイクル台は一刀両断ボーナスの狂い咲きによる大爆発が可能となります。(サイクル状態やサイクル変換の秘密に関しては、海殺しXのテキストブック参照) ラッシュ中の67.5パーセントは一刀両断ボーナスではない普通の当たりですが、それでも1500個の出玉ですので、たとえ実力のない台であっても、確変で当たりさえすれば、一例として、初当たり3000個+普通の当たり6回(1500個×6)、出玉にして12000個(3.5円交換でも42000円)くらいの獲得は朝飯前でしょう。
規制緩和
ミドルの標準的な爆発がもたらす獲得出玉は20000個前後ですが、e花の慶次〜裂 一刀両断においては、25000個前後が爆発の標準モデルとなるものと思われます。(通常のミドルでは滅多に発生しない30000個超えの大爆発もこの機種では珍しくないでしょう)
今までパチンコ業界は規制強化と規制緩和を繰り返してきましたが、締めつけの厳しかった冬の時代が長かっただけに、ようやく春(規制緩和)が訪れた感があります。スマパチの誕生はパチンコブーム再燃の可能性を秘めています。
スペック概要
それでは、ロングSTお勧め機種No.1、e花の慶次〜裂 一刀両断のスペックを紹介します。
▼大当たり確率 348.6分の1(通常時)99.9分の1(確変時)
▼RUSH突入率 55%
▼継続率 約80%
▼ST回数 120回
▼振り分け
通常時:10R×2プラスα+ST120回(3000個以上)・・・55%
10R時短なし(1500個)・・・45%
確変時:10R×2プラスα+ST120回(3000個以上)・・・32.5%
10R+ST120回(1500個)・・・67.5%
考察
スペックから見たe花の慶次〜裂 一刀両断の特徴及び特異性は以下の通りです。
●スマパチ用の新基準が採用されているため、通常時の大当たり確率が通常のミドルよりも辛くなっている反面、従来にはなかった大量出玉性能(一刀両断ボーナス=最高9000個の獲得)を備えている。
●通常時に単発当たりを引いた場合は時短(電サポ)すらない厳しさがある。
●一刀両断ボーナスの出玉機能が強すぎるため、継続率は幾分抑えられている。
天国と地獄
当たりには天国と地獄の2種類があり、単発当たりを引いてしまった場合はその後にハマらずに再び当たり、今度はめでたく確変とならない限り、この種のスペックの機種は単発当たりがハマリの入り口になりやすいことにご留意下さい。爆発力のある機種の攻略ほど「専門知識」が必須となります。素人が運任せのデタラメな打ち方をしていれば、偶然、大勝ちすることはあっても、トータルでは必ず痛い目に遭わされます。
ご用心!
特に単発当たりの直後に何度も期待を抱かせる高信頼度のスーパーリーチが頻出して当たらないとか、弱いスーパーリーチがたびたび出るだけで強力なスーパーリーチが一向に発生しない台はホルコンで繋がれた同グループの台がほどなくして当たる前触れです。その台が当たることは滅多にありません。(ホルコンのグループ構成の仕組みや「当たり番」=次に当たる台=に関しても、前出の海殺しXのテキストブック参照) 単発当たりを出した直後にスーパーリーチが飽きるほど出て当たらない台は高確率でハマります。その台の直前の当たりはグループ内の他の台に当たり番をパスするためだけのものであり、ホルコンはそのような台を「使い捨て」にします。
たとえるならば、芸能プロダクションが大物スターを育成するまでの間、時間稼ぎの手段として、街でスカウトしたかわいい女の子をアイドル歌手に仕立て上げ、下手な歌を歌わせて1〜2年でファンに飽きられた頃にお払い箱にするようなものです。パチンコでも、つなぎ役に使われるポンコツ台のしょぼい当たり(単発もしくはショボ連)の後に本命の台が多連荘、爆発するのです。
ST機の長短
e花の慶次〜裂 一刀両断はいま流行りのST機です。確変ループタイプ(確変で当たれば次の当たりが保証される機種)ではありません。ST機は制限回数オーバーで確変終了となりますが、ST中に当たりさえすれば確変継続が保証されている点に特有のメリットがあります。しかし、素人の大半はST中に何も考えずにひたすら打ち続け、20連荘できる台を7〜8連荘で終わらせたりしています。(本来の実力に見合った出玉を獲得し損なった好調台はその後に再び当たって一気に放出したり、3〜4回の好調数珠連で「問題解決」を図ることが多いが、一回の当たりで得られる出玉がそれほど多くなければ、打ち手はその台がすぐにまた当たる好調台なのか普通の台なのかの判断に迷い、やめ時が難しくなる。又、好調数珠連による初当たりが何回まで発生するかということも読みずらく、これも厄介な悩みとなる。好調台は一回の当たりで一気に放出させた方がその後のやめ時の判断に困らない。まだ出る台を捨ててしまったために「ハイエナ族」に爆発を許してしまうという危険も少なくなる)
素人は打っても当たらない時に平気で打ち続けるため、ST機の短所に引っかかってしまうのです。プロは「当たりさえすれば確変継続」というST機の長所を最大限に活用します。
どの機種の攻略も同じ
他のコラムでも折に触れて言及していますが、パチンコの攻略というものは、機種が違っても大同小異です。原理原則をマスターするだけでどの機種でも勝つことができます。さすがに、常に楽勝というほど甘い世界ではありませんが、最強攻略法・海殺しXの知識がひと通り備わっている人であれば、ミドル、ライトミドル、甘デジ、確変ループ、ST等のジャンルに関係なく、如何なるタイプの如何なる機種も攻略できるはずです。
技術介入
パチンコの攻略記事を検索すれば、すぐに目に付く言葉があります。それは「技術介入」という用語です。 一般的には「止め打ち」などをして玉の減りを防ぐせこい打ち方を意味しますが、当倶楽部が教える技術介入は500円、1000円程度の小銭をせこい打ち方でせびり取る方法ではなく、何千円、何万円もの違いを生み出す極めて重要な攻略技術です。e花の慶次〜裂 一刀両断は確変時の大当たり確率が低い代わりにST回数が多い機種ですので、下記のコラムで解説する連荘継続テクニックがそのまま応用できます。
この知識の有無が連荘数に雲泥の差をもたらします。
当たれる時だけ打つ
リーチが全然かからない時はホルコンがST中の台の属するグループをアクティブ(当選状態)にしていない状況であると仮定してほぼ間違いありません。グループがアクティブでなければ、そのグループ内のどの台も当たることができません。確変中の台も例外ではありません。(大当たり乱数的中を除く。大当たり乱数的中による本来の当たりは滅多に発生しない。下記のコラム参照)
自分の台の属するグループをホルコンがアクティブにしていない時(打っても当たらない時間)に打つのは無意味なだけでなく相応のダメージを被ります。(特にST機の確変中は連荘終了の危機!) このような時は少しだけ休憩をとり、ホルコンが再びグループをアクティブにするのを待ちます。
対立グループの知識まである人は対立グループの台が当たった後に打ち出しを再開すれば、すぐに当たることが多いのですが、そのような小難しいことが全くわからない方でも、ST中にリーチやリーチ前の演出がほとんどなく、ダラダラとハズレ図柄ばかりが出る退屈な展開が続く時に適当に数分間の休憩をとるだけでも連荘が続きやすくなります。(欲を言えば、休憩中にさりげなく同グループの他の台を観察して、スーパーリーチを見た後で打ち出しを再開すると簡単に当たりやすい)
知識は武器なのです。
逆にスーパーリーチが短いスパンで何度も発生しながら当たりには至らない時は同グループの他の台に当たり番が移動している可能性が濃厚のため、先にその台を当たらせる立ち回りが必要となります。(ダメな台とは対照的に、好調台は自分の台の連荘中にグループ内の他の台が割り込み当たりをしてくると逆に連荘数が増える。同グループの他の台が当たった直後にST中の台が当たることが多いため、同グループの他の台が当たった直後にST中の台がまだST中であることが重要。STを終了してしまった後でも当たることはあるが、それが再び確変であるとは限らない)休むことによって貴重なST回数の無駄使いを防ぐことができます。
ホルコンのグループ構成に無知な方はリーチが頻出して当たらない時も同様に数分間の休みを入れてみて下さい。たったそれだけでも連荘が継続することが多くなります。
但し、適当に数分間休む方法は打ち出し再開のタイミングがたまたま合っている時しか功を奏しません。(グループの知識を身につけて当たる時間帯をピンポイントで狙い撃つ海殺しX流の攻略には到底敵わない)とはいえ、デタラメに打つよりは明らかに多くの出玉を獲得することができます。(アバウトに休憩するだけでも3〜4連は増やせることが多い。特に客が極端に少なく、連荘中の台も2〜3台しかない閉店間際などはグループ等の知識がなくても、適当な休憩を挟み、別の連荘中の台が当たった後に打ち出しを再開するだけでよい。客が少ない時は一つのグループしかアクティブにならないことが多いため、ホルコンが別のグループの台を当たらせた後、そのグループのアクティブを取り消し、自分の台の属するグループをアクティブに戻すことを仮定して打つ) 要するに、当たりが許される時だけに打つのがポイントなのです。
予想されること
e花の慶次〜裂 一刀両断は真新しいスペックのため、類似スペックの他機種からの類推ができません。飽くまでも今までのパチンコ研究から導き出される予想でしかありませんが、以下の分析結果を開示します。
●一刀両断ボーナスにおける出玉上乗せは悪い台でも生じる。(一刀両断ボーナス中に上乗せ1回が一度か二度出たくらいでその台を好調台であると勘違いしてはならない。連荘終了後にダラダラと粘るのは禁物。前述の如く、高信頼度のスーパーリーチが何度も出て当たらない、弱いスーパーリーチが頻出するだけで高信頼度のスーパーリーチが発生しない台は高確率で好調台ではない)
●平均的な台でも強いグループに属していれば、一刀両断ボーナスにおける上乗せ2回(3分の1の狭き門を2回突破、確率にして1/3X3/1=1/9)程度は生じ得る。(上乗せ2回が何度も発生する台は好調サイクルに突入している可能性が高いが、上乗せ2回が1回程度で台の実力を過信するのは禁物)
●一刀両断ボーナスにおける上乗せ3回(確率にして1/3X3/1X3/1=1/27)以上が発生した台は好調台の可能性濃厚。
●カシオペア攻略術で解説する危険領域を最初に迎えた時に連荘が終了してしまう台は高確率で好調サイクルに入っていない。但し、ST終了直後に再び確変で当たればその限りに非ず。(危険領域で連荘がストップしてしまった台の深追いは厳禁。下手すれば「泥沼のハマリ」に入ることも。カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
●危険領域突入中に一刀両断ボーナスが発生する台は好調サイクルに入っている可能性が高い。(その結果、危険領域を難なく通過してしまう台は次の危険領域も次の次の危険領域も容易に乗り越える可能性があるため、連荘終了後も迂闊に手放すべきではない)
●単発当たりが2回以上連続で続く台は高確率でハマる。(その後、打ち続ければ、なかなか当たらないという意味。単発当たりが2回以上、連続で発生した台が長時間放置された後に打たれた場合、多連荘、爆発することも珍しくないが、通常は単発当たりが連続すればグループ内の他の台に次々と当たり番をさらわれるため、単発当たりを連続で出した台は大当たり終了後に少しだけ打ってみて手応えがなければ即ヤメが基本)
●初当たりの一刀両断ボーナスの後、一刀両断ボーナスを連発して、普通の当たりがないまま連荘が終わってしまう台は一刀両断ボーナスの上乗せ回数にかかわらず、(たとえ上乗せ3回以上でも)出玉総量が相当なレベルでない限り、好調サイクルに入っているとは言い難い。その後の動きに要注意。(好調台であれば、連荘終了後、すぐに再度の当たりが確変で来やすいが、スーパーリーチがコンスタントに出るもののスピード感に乏しく、同じ種類のスーパーリーチが何度も出たり、いつまで経っても高信頼度のスーパーリーチが出ることがなく「一体、この台はいつまでこんなことが続くんだ?」と思わせる「じれったい展開」が延々と続く台は「好調台を装った遊び台」の可能性大。早めに見切った方が無難)
※たとえば、初当たりが一刀両断ボーナス(上乗せなし)3000個、ST中の最初の当たりが一刀両断ボーナス(上乗せなし)3000個、ST中の2回目の当たりが一刀両断ボーナス(上乗せ1回)4500個で計10500個の出玉があった台がこのケース(偽好調台の可能性)に該当する。初当たりで無事に確変を引き、その後に一刀両断ボーナスが連続して、上乗せ演出まで発生すれば気分は高揚する。しかし、上乗せ付きの一刀両断ボーナスが最後の当たりとなってSTが終了してしまう台はその後に深いハマリが待ち受けているかもしれないことを警戒したい。どの機種にも好調台のように見せかけて実はその後にハマる台がある。
10500個の出玉は従来のミドルであれば、まずまずレベルであるが、e花の慶次〜裂 一刀両断のスペックから見て、この程度で出玉の限界を迎えてしまう台は優秀な部類に入らない。むしろ同じ10500個の出玉でも、初当たりの一刀両断ボーナス(上乗せなし3000個)→通常の当たり(1500個)→通常の当たり(1500個)→通常の当たり(1500個)→一刀両断ボーナス(3000個)の方がまだ期待が持てる。その台が好調サイクルに入っていれば、再度の初当たりが確変で来て、今度は今までの鬱憤を晴らすかのように一刀両断ボーナスの大連発ということも十分に有り得る。通常の当たりが含まれない前者のケースを必ずしも悪いパターンと決めつけることはできないが、連荘終了後にすぐに確変当たりが発生するか否かで結論はすぐに出る。
必殺技の炸裂
e花の慶次〜裂 一刀両断はロングSTの機種であるため、連荘中の台を標的にした例の必殺技に期待がかかります。それはカシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法のことです。
スーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風のようなショートST機では、観察基準台(リヴィエラ用語・・・標的)が危険領域に入った時に待機させておいたグループ内の他の台を打ち出しても、観察基準台にすぐに次の当たりが発生しやすく、二度目の危険領域(註・危険領域の大当たり回数は二度続く)でも観察基準台が当たって危険領域を通過してしまうことが少なくないため、危険領域速攻法の成功率が落ちますが(ショートST機は少量出玉と引き換えに高継続率機であるため、どの危険領域で危険領域速攻法が決まるのか読みにくい)、ロングST機はなかなかすぐに当たらない分、危険領域速攻法の餌食になりやすい性質を帯びています。
特に観察基準台と同じグループに甘デジやライトミドルの好調台があれば、打った瞬間に当たってしまうような爽快な出来事が頻繁に起こります。リヴィエラ門下生(海殺しXの購入者)には説明するまでもないことですが、パチンコの攻略は常に他人との共同作業であることを心に留めましょう。
シマ構成に注目
e花の慶次〜裂 一刀両断はスマパチのため、グループ内に甘デジやライトミドルの機種があるかどうかは微妙なところです。スマパチはスマパチ専用エリアに設置されます。必然的にグループ内の他の台もスマパチとなります。現時点において、スマパチはまだ量産されるには至っていません。甘デジやミドルのスマパチがe花の慶次〜裂 一刀両断と同じシマに組み込まれるかどうかはわかりません。(しかし、最近の各メーカーのプレスリリースを見る限り、スマパチ新機種の発表が目立つ。今後、ホールがスマパチ一色に染まる可能性も十分に有り得る) 花の慶次シリーズはすでに人気機種の一角に食い込んでいますので、e花の慶次〜裂 一刀両断だけで一つのシマを構成するホールも少なくないでしょう。
甘デジやライトミドルと比べれば成功率が落ちるとはいうものの、危険領域速攻法はミドル機でも十分に使用可能です。ましてや従来のミドルよりも大当たり確率の低い機種ですので、e花の慶次〜裂 一刀両断を当てる際も危険領域速攻法に依存すべきでしょう。
煌めく夢
他人の打つe花の慶次〜裂 一刀両断を利用して、自分も慶次を当てて大爆発という夢が揺らめいています。今まで度重なる規制に苦しめられ、思う存分に勝ちにくかったパチンコがスマパチという名の規制緩和よって、新しい時代を迎えようとしています。
花の慶次〜裂 一刀両断のような波の荒い機種の誕生は攻略知識の有無によって勝者と敗者が明確に分けられます。これはパチンコ攻略家の皆様にとっては思いもよらぬ朗報です。かつての夢が再び甦ってきたのです。最近はスロット人気の不振等により若い方々がパチンコに戻りつつあります。若者が好む機種の筆頭に花の慶次のような爆裂機があります。
パチンコ人気の復活
これもリヴィエラ門下生の皆様には常識に属することですが、パチンコの攻略には一定数の客が必要です。若者のパチンコへの回帰はホールの台の稼働率を上昇させ、今、人気のあるホールは一時期の閑散期を乗り越え、再び活気を取り戻しています。先に述べたように、スマパチの出現はパチンコ人気の復活を示唆するものです。
季節が変わり
コロナ禍では感染リスクの低いパチンコホールがあたかも危険地帯であるかのような科学的根拠を欠いた情報によって多数のパチンコ店が倒産の憂き目を見ましたが、今では国民の大半がそれが偽りの情報であり、事実と正反対であることを知っています。かつてのように恐る恐るホールの入り口をくぐる人は皆無です。パチンコを打つ人々の表情にも明るさが戻ってきました。「コロナが始まった頃のパチンコバッシングは一体なんだったのか?」と昨今では誰もがその馬鹿馬鹿しさに呆れ返っています。長い時間がかかりましたが、ようやくホールに客が戻った今、攻略の季節の再来に胸がときめきます。
名曲バラード
パチンコバッシングが生み出した長すぎたトンネルをくぐり抜けたパチンコ業界。スマパチの出現、テレビCMの復活はようやく訪れたパチンコ業界の春を象徴するものです。
演歌歌手の松原健之さん(写真)の隠れた名曲に『雪』があります。松原さんは演歌を基本としつつも芸域が広く、特に美しいバラードを歌う時、唯一無二のクリスタルボイスの輝きが一層増して、聴く人のハートを鷲掴みにします。『雪』は松原さんにしか歌えない哀愁バラードです。
「♪雪国の娘だから 遅い春を 遅い春を じっと待つけれど 帰って来てくれますか」という泣かせるサビが美しい旋律を伴ってぐっと心に迫ります。恋人が故郷を離れて都会に旅立つことを悲しみながらも、いつの日かまた戻ってくることを信じるしかない切ない女心を表現した歌詞ですが、パチンコファンは今までまさにこの曲の主人公、雪国の娘の心境でした。「遅い春」をひたすら待ったのです。
(↑名曲『雪』)
遅すぎた春に
ホールにごく少数の客しかいなかった頃はなかなか思うように稼げない時期もありました。しかし、それでもお金を出して海殺しXの購入に踏み切って下さったリヴィエラ門下生の皆様に「静寂攻略」と銘打った新攻略ノウハウを提供して、私どもは販売者としての責任を果たしてまいりました。
Cf. 今がチャンス! 静寂攻略の補講
それからすでに3年の月日が流れています。
前回記事、P大海物語5の攻略レポート【出玉激甘】及び姉妹サイトから出した続編、大海物語5の攻略レポートPart2のダブルヒット(検索上位表示によるアクセス爆発)が功を奏し、海殺しXの申込者が急増しました。
新たに当倶楽部の門下生となられた顧客様からは感想のメールが連日にわたって舞い込んできます。「このような(まともな)攻略法を長いこと待ち望んでいた」という内容のものが目立ち、「そりゃ、そうだろうな」との思いを深くする今日この頃です。パチンコ冬の時代が長すぎたのです。勝ちにくい時代が思いのほか長引き、今年に入ってようやく勝ちやすくなった感触が確実にあります。
ホルコン設定
前出のマーク付きのコラムの冒頭でも明言しているように、現在、ホールで発生している大当たりの大半はコンピュータ制御のもとでホール側が強引に誘発しているものです。ホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)をいまだに疑われる方は次のコラムでもお読み下さい。
ホール側は開店前にシマごとに出玉還元率の設定をホルコンで行います。たとえば、その数値を85パーセントにすれば、シマ全体の客が10万円分の玉を使った頃には8万5千円分の玉を客に還元しています。客の数が多ければ多いほどホール側は大金をプールすることができますので、次々といろいろな台に当たりが発生します。
不公平な分配
しかし、ホールはシマ全体の客が落としたお金を当たる台の各台に公平に分配するのではありません。たとえるならば、サイクル状態の優れた台には金貨を何十枚も与え、平均的な台には銀貨を数枚、不調サイクルから抜け出していないハマリ台に珍しく当たりを許す時はごく僅かなはした金を与える、というようにメリハリをつけます。
海殺しXの醍醐味
海殺しX流のプロフェッショナル攻略は当ブログの人気コラム、【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】等で解説するプロの攻略知識をフル活用しながら大量の金貨がもらえる台を分析して、その台を然るべきタイミングで打ち、少額投資でぼろ儲け狙うものです。
客の数は重要
客の数が少なければ、シマ全体に落とされるお金もたかが知れています。
たとえホールが出血大サービスを覚悟の上で出玉還元率を95パーセントに設定したとしても、どの時間帯もプールされたお金に限りがあるため、海殺しXが教える好調サイクルに突入している台でも、一気に爆発することはなく、数連荘した台が何千個か失った後に再び数連荘するというように、時間をかけて獲得出玉を増やしていくもどかしい展開になります。(必ずしもそうなるわけではないが、客の少ないシマで1台か2台が数珠連でなくストレートの大連荘による爆発をした場合、他の台はほとんど当たらず、当たっても単発や2〜3連荘で終わってしまうことが大半)
迷いが生じる
客の数が十分であれば爆発台が1時間であっというまに稼げる出玉を閑散としたホールでは爆発台でも2時間か3時間かけて獲得しなければならないという現実があります。このようなスローな展開は時間のロスとなりますが、それよりも厄介なのは台の実力の識別です。
数連荘したくらいでは、その台がそのまま好調をキープできるのか、それとも一転してハマリに向かうのかという判断が困難です。プロであれば連荘終了後のスーパーリーチの種類と発生頻度でどの機種もその後の見通しがつくものです。
しかし、結論を下すまでにそれなりの玉を減らしますので、「この台を打ち続けるべきではない。他の台に移動すべきだ」と確信した時点で、すでに貴重な時間と持ち玉を犠牲にしています。
数珠連の難しさ
一気に爆発してくれれば誰でも簡単に勝つことができます。しかし、好調数珠連による爆発は楽な勝ち方とは言えません。
何も考えずに一つの台をいつまでも打ち続ける人(老人に多い)は好調台を手放すというミスを犯しません。たとえ高信頼度のスーパーリーチを外しても平然と打ち続けます。そして、普通であればハマるはずの台が奇跡的に前回外した高信頼度のスーパーリーチと同等もしくはそれ以上のインパクトを伴った強烈なスーパーリーチで当たり、その後もその台は打ち続けているだけで持ち玉が増え続けるという夢物語を楽しむことができます。
初当たりが3〜4回に分けられる数珠連のケースでは、好調台でも必ずどこかで一度か二度はひやっとする出来事に遭遇するものです。(強カットイン予告が出ても当たらない等。しかし、それを乗り越えて当たるのが好調台の特徴) 好調サイクルに入っている台であれば、一回くらい嫌なことがあっても目を瞑るべきですが、普通の台ならばそれがやめ時です。
ここに数珠連の難しさがあります。直前の当たりの出玉がイマイチであれば、自分の打っている台が好調台であるかどうかがわからないからです。(好調台に多い「当たり方」を何度か出しただけでは結論は下せない。遊び台の好調期にもそのような挙動が認められる)
プロでも間違える
ショッキングな現象が生じた台を信頼できないために大きなミスを犯してしまうことはプロでも決して珍しいことではありません。
たとえば、4連荘→単発→7連荘→14連荘という好調数珠連で爆発した花の慶次の台があるとします。初当たり4回が順調に発生して、初当たりと初当たりの合間に一切ハマリがないケースは好調台にはよく見られるパターンです。しかし、上のケースで単発当たり終了後に「傾奇御免」(当たりが期待できるスーパーリーチ)で外れてしまえば、プロの大半はその台を疑うはずです。
継続打法の意義
慶次の確変にしては少なすぎる4連荘の後、単発当たりの不幸が襲い、それに輪を掛けるように「傾奇御免」でも当たらないという災難が重なれば、その台をいつまでもダラダラと打ちたくはないものです。「傾奇御免」を外した台を捨てた後に他の客がその台に座ってキセル予告で当てて、7連荘+14連荘という最もおいしい部分を持って行ってしまったとすれば、まさに落胆ここに極まれりです。
連荘継続打法を駆使することによってSTを簡単に終わらせなければよいのです。好調台を上記のような数珠連にはさせず、ストレートで大連荘させることができれば、上記のような悲劇を回避することができます。これこそが継続打法の最大の意義なのです。
今後の展望
シマに一定数の客が集まっていれば、「お金が貯まっていないがために良い台の爆発が数回の数珠連になる」という現象も減ります。グループ内に他にも好調サイクル台があったり、強いグループが多い時は、シマに客が埋まっていても良い台の数珠連は生じやすいのですが、この場合、一回あたりの初当たりの出玉量が増え、数珠連の回数も減りますので、判断ミスは生じにくくなります。(高信頼度のスーパーリーチが外れた時が好調台のやめ時という判断が正しい率が上がる)
スマパチの出現によってホールを取り巻く環境は大きく変わることでしょう。スマパチ専用エリアは設備投資の費用が従来よりもかなり安く抑えられるため、経営的視点で見ればメリットがデメリットを遥かに上回ります。ホール経営の低コスト化が実現すれば、出玉還元率を良くして全体的に放出傾向となるホールが確実に増えることが予想されます。
パチンコ新時代を夢の翼で駆け巡る海殺しXにどうぞご期待下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
P.S. 8年前に発表した古いコラムですが、花の慶次シリーズに共通する特徴を記したものがあります。ご参考までに。【攻略指南】CR真・花の慶次
<当倶楽部紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
<話題の新台>
Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンLIGHT ver.の攻略
<人気コラム>
ホールを翔ける傾奇者
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最強の攻略法で大海物語5を撃つ歴戦の兵の攻略ノウハウ
事務局便りより大海物語5ブラックの攻略レポート
話題の爆発機
今、巷では大海物語5が「出玉激甘」というキャッチフレーズで人気沸騰中です。
Cf. 大海物語5のスペック
(大当たり出玉オール1500個、確変割合60%)
SANYOは二大エースの沖海シリーズと大海シリーズの新作を交互に開発し、その合間をリリーフ投手の役割を担うスーパー海物語IN JAPANシリーズで繋ぐという戦略をすでに打ち出しています。
コロナ禍の不当なパチンコバッシングによってパチンコ業界全体が苦しみましたが、ホールに客足が戻って久しい今、SANYOは温存していた切り札を出した感があります。
続々と舞い込む戦績報告
最強攻略法・海殺しXは海物語シリーズ限定の攻略ノウハウではありませんが、海物語シリーズ、特に沖海シリーズと大海シリーズとの相性が抜群です。
ホール導入後、すでに一か月以上が過ぎ、当倶楽部の事務局には、30名を超えるリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様より戦績報告のメールが舞い込んでいます。
今回はそのうちの2通を紹介し、この魅惑の機種の攻略の糸口を探ります。
Report 1
まずはじめに、聖夜の大爆発!【Pスーパー海物語IN沖縄2攻略】で一躍、名を成したY.Iさん(東京都・男性)から届いたメールを紹介致します。
クリスマスイブにパチンコを打って大儲けして、お孫さんにウサギのぬいぐるみを買ってあげた人と言えば、思い出す読者も少なくないでしょう。
当時、幼稚園に通っていたお孫さんは、小学校3年生になった今もそのぬいぐるみと一緒に寝ているという微笑ましい話が(割愛させていただきましたが)メールには書き添えられていました。 (以下抜粋)
・・・(前略)先日は新台の大海物語5を打ってきました。演出がちょっと派手になっただけで大海物語4や大海物語4スペシャルを攻略する要領でそのまま行ける感触がありました。
トレジャーで打って、クラゲの出現がカギを握りますね。リヴィエラ理論はまことに正しいと思いました。(筆者註・当倶楽部は大海物語シリーズはトレジャー、沖海シリーズは沖縄モードで打つことを推奨している。どのモードで打っても大当たり確率に変化はないが、台の実力=サイクル状態=を見抜きやすいため)
良い台はクラゲが2〜3回出れば、最後は当たるものです
悪い台はクラゲが全く出ないか、気味悪いほど出るのに当たらない。
良くも悪くもない普通の台は一定期間にクラゲの出現が2〜3回あって当たらず、しばらくクラゲの出ない退屈な期間があって、再び一定期間にクラゲの2〜3回の出現があって、というようなまどろっこしい流れがいつまでも繰り返されて、当たらせてもらえる時期が来れば、何度目からのクラゲの集中出現の後、最後のクラゲでなんとか当たってくれます。
時にはクラゲが全然出ない絶望期に突然、ウリンのぶるぶるチャンスで当たることもありますが、通常時のぶるぶるチャンスは沖縄のウリンチャンスと同じで確変当たりにはなりますが、連荘が長引くことはめったにないですね。(筆者註・お説の通り。ぶるぶるチャンスやウリンチャンスが通常時に発生する台の大半は遊び台。例外的にそこから爆発することもあるが、それはごく一部の台に限られる。逆に確変時、時短中にぶるぶるチャンス、ウリンチャンスが発生して当たる大海シリーズ、沖海シリーズの台は高確率で好調サイクル台。Cf. ぶるぶるチャンス&ウリンチャンスの法則)
私も長いことパチンコで暮らしているので、「この台はこのまま打ってもすぐには当たらん」、「この台はすぐに当たらないどころかいつまでもはまる」ということが少し打っただけでわかります。
良台を見つけて、ユニットがアクティブ化するのを待つか、強いユニットの空き台で危険領域速攻法を狙うかの2手段で2月は月間アベレージ+13万円の儲けでした。(筆者註・ユニットとはホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと。詳細は海殺しXのテキストブック参照。危険領域速攻法はカシオペア攻略術の切り札)
うちのホールでは、大海物語5が甘デジと同じ島に入っています。同グループに甘デジの好調台がある時は大海物語5の好調台もスーパーリーチがよく出るだけで当たりませんが、甘デジの好調台が沈んだ後は大海物語5の好調台が爆発しまくっています。そのタイミングでミドルを打つのが私の攻略パターンになりました。
それから、甘デジでよく当たるけど勝てない台というのがどのホールにもありますが、こういうつまらない台は大体、大当たり回数が危険領域に入った時にストップします。この瞬間に、すでに5〜6連荘していて、まだまだ行ける大海物語5の好調台を打てば危険領域速攻法が驚異的な勝率になることにも気づきました。好調台かどうかの判断はカシオペア攻略術に書かれている海物語シリーズの好調台の特徴が大変役に立っています。
体力値(筆者註・リヴィエラ用語)が十分にあって、まだはまっていない大海物語の良台を見つけて、上手に寝かせて(筆者註・打たずに休ませて)当たるタイミング(筆者註・危険領域のこと。危険領域の概念については前出のカシオペア攻略術に記載あり)で打つだけで簡単に勝てます。
私の一意見にすぎませんが、このことを他の門下生に伝えてくだされば幸いです。・・・(後略)
究極のワンパターン
Y.Iさんは海殺しX歴5年、今では堂々たるベテラン門下生です。一か月のパチンコ月収が30万円を下ることはまずないとのことですので相当な腕前です。
頂戴したメールはかなりの長文でした。紙数の都合上、今回は要点のみ抜粋させていただきましたが、私が述べたいことをおおまかに代弁していただいた思いです。
Y.Iさんが仰る通り、大海シリーズのクラゲは攻略の要です。かなり古いコラムにこんなものがあります。(※沖海シリーズの5人目の娘は大海シリーズのクラゲに相当するもの)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
長編ですのでお忙しい方には向きませんが、読書を苦にしない方には資するところ大の攻略コラムです。タイトルはスーパー海物語IN沖縄4となっていますが、スーパー海物語IN沖縄5にも大海物語5にも当てはまるものです。(お時間のない方には一番下のリンク欄にある一連の中短編コラムがオススメ)
いみじくもY.Iさんが述べられたように、海物語シリーズの新台は新演出が加わるだけであり、基本的には究極のワンパターンです。人気ドラマの水戸黄門、遠山の金さんのようなものです。長寿番組、長寿機種という点でも共通点があります。
大海物語4で通用した攻略ノウハウが大海物語5では使えないというようなことは有り得ないことなのです。同様に、沖海も大海も攻略の方法に違いはありません。
台の実力がわかる
大海シリーズと沖海シリーズとではビジュアル的な差異が存在するだけであり、内部に搭載されたコンピュータのプログラムは大同小異です。上記のマーク付きのコラムの5人目の娘をクラゲに置き換えて読まれるだけで大海物語5の台の実力(サイクル状態・・・その詳細は前出の海殺しXのテキストブックに記載)が測定できます。
海物語攻略の基本
ちなみに、マーク付きのコラムが解説する内容は現行のスーパー海物語IN沖縄5、スーパー海物語IN沖縄5 桜ver.、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風にもそのまま適用されます。(甘デジの沖海シリーズも同様)
特にスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は台のデザインと独特な出玉システム(少量出玉のラッシュによる大連荘が売り物)を除き、根本的にはスーパー海物語IN沖縄5とほとんど変わらない究極の手抜き作品です。パチンコの攻略において最も重要なことはホルコンの裏の機能を知ることですが、機種特有の癖を看破することも大切なことです。
(↑ホールで発生する当たりの9割以上は大当たり乱数的中によるものではない!)
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(↑ホルコンが次の当たりに選びやすい台となかなか当たらせない台の特徴を解説)
マーク付きのコラムは長編につき多忙な方には不向きと申し上げましたが、海物語シリーズに搭載された内部プログラムを徹底的に研究されたい方、特にスーパー海物語N沖縄5(桜バージョン、夜桜超旋風含む)がお好きな方は30分程度の時間を割いて熟読される価値は十分にあると思います。
スーパー高齢者
さて、これは書くべきかどうか迷いましたが、Y.Iさんのメールの最後に嬉しい近況報告が添えられていましたので割愛部分をリヴィエラ門下生の皆様と分かち合いたいと思います。(以下要約)
Y.Iさんのご子息(ウサギのぬいぐるみをもらった女の子のお父様)はコロナ禍の犠牲となって理不尽な解雇にあったそうです。幸いにして、すぐに転職先が見つかったものの、今までの仕事とは業種が違いすぎたため、試用期間終了とともに雇い止めとなり、その後は半年以上も失業状態が続いてしまったそうです。
ご子息が無収入に苦しんでおられた間、Y.Iさんがパチンコで稼いだ一か月の稼ぎの半分をご子息に仕送りされていたという話を聞いて、私は思わず涙を流しました。
自分の開発したパチンコ攻略ノウハウがユーザーの攻略力を上げたことも素直に喜べることですが、間接的ではあっても、困っている人を救うことができたことがそれ以上に私の嬉し涙を誘ったのです。
Y.Iさんはすでに定年退職されている方です。本来であれば、ご子息が親孝行すべきところですが、「息子孝行」をされたY.Iさんは実に偉大なお方です。
25万円を仕送りした月もあったそうです。(ということはパチンコ月収が50万円以上ということ?)
Y.Iさんの得意機種はスーパー海物語N沖縄5ですので、Y.Iさんには当倶楽部より「スーパー高齢者IN東京」の称号を授けたいと思います。
Report2
次にご登場願いますのは、海殺しXの初打ち感想にも登場されたスナックママのN.Kさん(大阪府・女性)です。
昨年(2022年)の12月に海殺しXを購入されたばかりの新人門下生の方ですが、新人さんとは思えない抜群の攻略力でその後も勝ちまくり、僅か3か月で70万円もお稼ぎになったというのはちょっとした快挙です。まだまだトッププロの実力には及ばないとはいえ、ビッグルーキーの誕生です。
それでは、N.Kさんからいただいたメールを紹介致します。(以下抜粋)
・・・(前略)2月からは新しく出た大海物語5を中心に打っています。この機種のメリットはチャンス目法則が利用しやすいことです。(筆者註・海物語シリーズのチャンス目に隠された秘密に関しては、【海物語シリーズ】チャンス目の攻略法則参照)
私個人の感覚ですが、沖縄5でもチャンス目法則は大体その通りです。ただチャンス目からリーチに発展する台(筆者註・歓迎できないパターン)でも、その後に例外的に当たるパターンが大海物語5よりも多いように感じています。レッツマンボー、レッツシーザーのような変形リーチが多いせいでしょうか。(筆者註・上記のコラムでも解説しているように、チャンス目からリーチに発展する台は高確率で当たり番=ホルコンが次に当たりを予定している台=ではない。チャンス目からリーチに発展した台=普通は近い将来の当たりが見込めない台=がその後すぐ当たるとすれば、一発告知を伴う当たり、突確、ノーマルリーチからの当たり、レッツシーザー、レッツマンボー、ウリンチャンス、ぶるぶるチャンス、炎目等、イレギュラー系の当たり方が大半を占める)
その点、大海物語5はチャンス目からリーチに発展した台が法則通りにすぐには当たらないことが多く、台の識別の苦労が少なくてすみます。特に異常な頻度でチャンス目からリーチに発展する台は捨てる選択がほぼ正解ですね。
私は佐々木さんに教わった通り、チャンス目からリーチに発展しても、直後に当たる例外パターンに警戒してを踏まえて、玉の無駄使いを承知の上で次のリーチが出るまでは打つようにしています。それで当たらなければ、台を休ませるか、別の台に移動する方針でほぼ間違いないという手応えを感じています。(筆者註・チャンス目からリーチに発展した台をダラダラと打たない理由は当たり番でない可能性が高いため。自分のグループがアクティブ=ホルコン当選中=であれば、同グループの他の台が当たらない限り、自分の台が当たることはない。しかし、自分のグループがアクティブでない状態でチャンス目からリーチに発展する現象は由々しき事態というほどではない。少しの間、台を休ませるだけでハマリのリスクを軽減させることができる。しかし、何度も台を休ませても、チャンス目からリーチに発展する現象が一向に止まらない台は高確率で泥沼のハマリに突入しやすい)
海殺しXを買う前の私はチャンス目からリーチにつながる台を「当たりの近い台」と勘違いして大損していました。前回のメールでご報告しましたように、1月にライトミドルを中心に打って27万円の利益が出せたのもチャンス目の法則を強く意識して打ったからだと思っています。
もう一つ、私が心掛けていることはカシオペア攻略術に書いてある、例の回転数のことです。(筆者註・通称「神秘の回転数」)この法則の発見は佐々木さんの大手柄ですよ。誰も気づかないことだと思います。
確変中にあの回転数でリーチがかかる台は次の当たりが確変で来やすく、時短中にあの回転数でリーチがかかれば、時短中か時短明けに当たりやすいことは、もう確信に近いものがあります。
以前のコラムで図書館勤務の人があの回転数で当たった台を拾いまくって楽勝する作戦がありましたが、私も真似しています。最近の私はリヴィエラ倶楽部流の考え方に染まってきて、パチンコを楽しもうとは思っていません。いかにして楽に勝つかということしか考えていませんので、自分の島にある大海物語5の確変中の台をちゃっかり観察して、図書館員の人と同じように、あの回転数で当たった台を必死に探しまくっています。(笑)
(筆者註・N.Kさんが言及された神秘の回転数で当たった台を拾って勝つ方法については、「神秘の回転数」ウォッチング攻略参照)
確変中にあの回転数で当たる台のほとんどは5連以上しますけど、2連、3連で終わってしまった台が時短後、あまり回っていない状態で空きになれば即ハイエナです。ホルコンの動きを正確につかんで時々、休みを入れて打てば、200回転前に当たることが多いのは本当に不思議です。
確変中にあの回転数で当たった台でも5連、6連した台は当たるまでにもう少し時間がかかるように思いますが、拾って打った後に海殺しXの好調サインが次々と出る台は300回転はしないうちに当たることが多いです。
一番難しいのは、確変中にあの回転数で当たった台でも7連、8連した台は拾っても必ずしもすぐに当たるとは限らないことでしょうか。私の腕が悪いだけかもしれませんが。多種類のスーパーリーチはよく出ても、強烈な演出を伴うスーパーリーチ(「決め手」というのでしょうか?)が2回も3回も出て、それでも当たらない時は無念のリタイヤをするしかありません。(筆者より・神秘の回転数で当たった台が信頼度の高いスーパーリーチ、当たりの期待できる演出を伴ったスーパーリーチを2回以上外した場合は要注意。サイクル転落をしている可能性が高いため、一転して深いハマリに向かいやすい。これは海物語シリーズにはお馴染みの30パーセントの例外パターンに相当するため、ミドルで300回転以内に当たらなければ400回転、500回転で当たることは滅多になく、700回転オーバーの大ハマリになりやすい。しかし、神秘の回転数で当たった台が大ハマリを経て当たった場合は高確率で好調サイクルに復帰して、大連荘、爆発に発展するケースが大半であることも覚えておきたい。神秘の回転数で当たった実績があるにもかかわらず、それを拾って打った結果、好調台であれば外すことのない熱いスーパーリーチ、大海物語5のトレジャーで言えば沈没船予告、深海の扉予告、海図などを2回以上、外してしまった時は潔く台を捨て、その台が700回転、800回転するまでの間、他人に打たせて、根負けしてやめた後に再び拾うのがプロの技)
でも、あの回転数で10連荘前後した台を拾うと以外にも早く当たる傾向がありますね。その代わり、すでにたくさんの出玉があった台なので確変で当たっても4〜5連荘で終わることが多いのが唯一のデメリットかもしれません。(筆者より・ミドル機の爆発の標準モデルが20000個前後なので大量出玉を放出済みの台は大爆発に発展しない限り、前の人が稼いだ出玉と合わせて20000個前後の出玉を記録した時点でゴールに達し、その後はハマリやすい。しかし、大連荘は無理でも、「最後の取り分」を少額投資で獲得しやすいところがこの作戦の醍醐味)
好調台は高い確率であの回転数で当たることを私は数え切れないほど体験、目撃しています。そういう台はたいてい初当たりや連荘中にプレミアム演出が出ます。くらげが大きくなったり、泡が大きくなるプレミアを私は毎度のように経験しています。プレミアム演出が出ない時でも大きなカニの手が出てくる演出(筆者註・大海物語5に新搭載されたビッグクラブSP)で当たったり、BIG3000ボーナス(筆者註・出玉王、大海物語5の最大のセールスポイント)が高い確率で生じるのがあの回転数で当たった台の特徴だと感じました。
BIG3000ボーナスが出た台は連荘数が少ないまま終了しても、すぐに手放さないことが重要と思います。(筆者註・BIG3000ボーナスが発生しても、獲得した出玉のトータルが6000個未満の場合は、一瞬だけ喜ばせて、その後に回収台となる「騙しのパターン」も存在するが、獲得出玉が6000個になっている場合は多連荘=4連荘以上=の要件を満たすため、その台は好調サイクル突入の可能性が高い。迂闊に手放すべきではない)
BIG3000ボーナスを出した台が連荘後にチャンス目の法則の悪いパターンが出たので別の台に移ったら他のお客さんにその台を取られて当てられてしまった失敗が何度かありましたので私もまだ修行不足です。(筆者より・BIG3000ボーナスが出る台の大半は海殺しXのテキストにブックで解説する裏モードがイレギュラーAに入っているため、法則破りの例外現象が多発する)・・・(中略)
最近は私のカラオケスナックに来て下さるお客様が私とのデュエットを希望されるので、そのための練習も大変です。次から次へと新曲が出るので、まずユーチューブで覚えて、それからパチンコを打ちに行って、帰りに深夜のカラオケボックスに立ち寄って練習するのが休日の日課になりました。
海殺しXを始めてから、攻略のためにホールでやるべきことが増えました。大勝ちした後も心地良い疲労が残ります。パチンコで収支の上で勝ったというよりも、女だてらに殴り合いのケンカをして、映画に出てくるアクション女優のように、しなやかの動きで相手をKOしたような感覚になります。
カラオケボックスに入った後も大海物語5の音楽が頭の中で流れ続けていて、その日の午前中にユーチューブで覚えた曲のメロディーがわからなくなってしまったりして、もう一度、スマホでユーチューブを見てから歌の練習をしています。・・・(後略)
パチンコは副業
N.Kさんの的確な攻略に私は感心することしきりです。お仕事とパチンコを上手に両立されていることにも感銘を受けました。
我々にとってパチンコは副業です。「仕事」ですからそれなりには疲れます。しかし、家や職場の近くにパチンコ屋があり、パチンコを打つ時間さえあれば、そして、海殺しXをマスターすれば、確実に副収入が得られるわけですから多少の不満は腹に収めて下さい。
海殺しXは今、ネットで流行っている「不労収入」のような胡散臭い話とは一線を画す蓄財ノウハウです。(胡散臭い話の大半は「特別なスキルなしで誰でも簡単に稼げる」というものばかり)
海殺しXは時間も使えば知識も使います。(「不労」でもなく「スキル不要」でもない) しかし、何かの資格試験の受験準備のような猛勉強とは一切無縁です。ポイントさえ押さえれば、パチンコは理詰めで勝てます。
海との戦い
スーパー海物語N沖縄が沖縄の民族文化、リゾート、マリンスポーツ等に焦点を当てているのとは対照的に大海物語のコンセプトは荒れ狂う海との戦いです。
冒頭の動く画像の女性は険しい表情を崩しません。大揺れの船内で緊張を余儀なくされています。
冒険家の堀江謙一さん(写真・左)は小型ヨットで太平洋横断という大記録を樹立されました。航海中の出来事は『太平洋ひとりぼっち』という映画にもなりました。
最近では、前田 博さん(写真・右)という方がセイリングヨットで世界一周にチャレンジされています。大型船とは違って、小さな船は吹き荒れる嵐の中、大海原で孤立した時、危険に直面します。 冒険という言葉には楽しそうな響きがありますが、小型船で常識外の長距離移動をすることは、大袈裟に言えば命懸けの行動です。
パチンコの攻略も冒険と似ています。
大偉業(ぼろ儲け)を達成するためには、起こり得るリスクをいち早く察知し、それを未然に回避したり、ピンチを迎えた時も冷静に対処して難を逃れるための確固たる知識が必要です。
楽しいイメージがつきもののパチンコですが、パチンコに勝ち続け、パチンコで財を成すためには常に危険と隣り合わせであることを覚悟しなければなりません。(命の危険はゼロですが・・・) しかし、当倶楽部が提唱しているように、パチンコは唯一、運ではなく実力(攻略知識とその運用法)で勝てるギャンブルです。又、リヴィエラ門下生の皆様には最強攻略法・海殺しXという頼もしい「灯台」があります。暗夜の不安な航海はありません。
門下生の皆様はもちろんのこと、リヴィエラ門下ではなくても独自に研究を重ねられ、パチプロ修行に励んでおられる方々が私の執筆するコラムを通じて、ホールを襲う荒波に負けない逞しい攻略力を身につけていただくことを心より祈っています。
関連コラム1:大海物語5の攻略レポートPart2
関連コラム2:大海物語5 With アグネス・ラムの攻略
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<アクセス爆発>
Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンLIGHT ver.の攻略
(海殺しXユーザーが発見した攻略法の無料配布について)
<過去の大海物語シリーズ>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(前編)
CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(後編)
<海物語シリーズ攻略>
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
【海物語シリーズ攻略】時短中の確変引き戻し術etc.【連チャン数UP】
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
<推奨コラム>
海殺しXは攻略法のビックリ箱
大海物語5 沖縄5 JAPAN2攻略の秘伝公開へ(公式HP)
(女子プロレス団体「スターダム」OGのKairi選手)
Kairi・・・法政大学卒業後、スターダムの練習生となる。プロテストに落ちた後、前代未聞の「追試」でなんとか合格。2012年、宝城カイリの名でデビュー。出るたびに負けることが続き、「落ちこぼれ」というニックネームが定着したが、雨の日も風の日も猛トレーニングを怠らず、2015年、スターダム最高峰のチャンピオンベルト「ワールド・オブ・スターダム」を戴冠。2017年、米国プロレス団体、WWEと契約、スターダムを退団。Kairi Sane(カイリ・セイン)のリングネームで全米で大活躍。米国滞在中は圧倒的な体格差のある欧米系のレスラーと連日にわたりハードな戦いを続けながら、トップ中のトップのレスラーにしか巻けない栄えあるベルト、NXT女子王座、WWE女子タッグ王座を獲得。2021年、結婚を機にWWEとの契約終了。巨万の富を捨て小さな幸せを選んだ彼女は2022年、古巣のスターダムに戻り、以降、スポット参戦を続ける。2022年、新日本プロレスが新設したIWGP女子の初代チャンピオンに輝く。当倶楽部は夢を諦めず努力を続ける人を全力で応援します。
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「パチンコ月収数十万円」を実現するための要点を網羅!
事務局便りより
自己紹介
今回ははじめて当ブログを訪問された方を対象にしたパチンコ初心者向けの公開講座を開講致します。
皆様の今後のパチンコ収支に重大な影響を及ぼすものとなりますので、腰を据えて熟読していただくことを希望します。
最初に自己紹介をさせていただきますが、当ブログは真のパチンコ攻略法を販売するパチプロ集団、リヴィエラ倶楽部が運営しております。(私自身の自己紹介は筆者プロフィール参照)
総合攻略ノウハウ
パチンコ攻略法と聞くだけで胡散臭いイメージを抱かれる方も少なくないと思いますが、それはかつて猛威を振るったパチンコ攻略法詐欺(主にセット打法)の記憶がいまだに薄れていないためです。
社会問題にまで発展したこの詐欺商法の大半は「特定の手順を実行するだけでバグが発生して当たる」という触れ込みの捏造かつ虚偽の攻略法でしたが、昔も今もパチンコに勝つための道筋を示す攻略法はいくらでも存在します。
ご興味のある方は下記のコラムにお目を通して下さい。
(インターネットの時代の幕開けとともに、ネット上に無数の偽攻略法が出回って一大騒動を巻き起こしたが、その反動で「パチンコに攻略法は存在しない」という頓珍漢な世論が生まれた。最近ではこちらのデマの方が大問題のように思われるが、偽攻略法とは違って、同じ嘘でもお金を騙し取られる被害者が出ないために社会問題にはならない。しかし、真の攻略法を追い求める人たちをミスリードするという点において、パチンコ攻略法詐欺と騙しのレベルは完全に同等)
本物のパチンコ攻略法は「手順系」の偽攻略法とは完全に別物です。正しくは攻略ノウハウと称すべきものです。
当倶楽部が歴史の審判に耐え得るものと自負してやまない最強攻略法・海殺しX(当倶楽部のオリジナル情報商材)は海物語シリーズでの使用を推奨しているものの、基本的には機種不問の総合攻略ノウハウです。まずはその点をご承知おき下さい。
パチンコは競技
パチンコはデタラメに打っている以上、トータル収支は絶対にプラスにはなりません。しかし、パチンコは運ではなく実力で勝てる唯一のギャンブルです。厳密には「競技」という呼び方が適切です。
何故ならば、大半の当たりがホルコン(ホールコンピュータ)という出玉を操作する機械によって操作されているからです。一連のコラムでも再三に渡って述べているように、もはやこれは公然の秘密となっています。(註・1990年代後半以降、ホルコンを導入していないホールは皆無)
(ホルコンによる出玉管理の噂に最初は半信半疑であった人々も、ホルコン攻略を覚えた後にホールに1回行っただけで、それが紛れもない真実であることを悟る。そして、心中には形容し難い薄気味悪さが残る)
故に、ホルコンの法則(詳細は海殺しXのテキストブックに記載)を覚えれば次に当たりが予定されている台を予想することができるようになります。
そして、読み筋通りの展開になれば、あまりにも呆気なくほとんどお金を使わないうちに当たってしまいます。
はじめて聞く方には信じ難い話かもしれませんが、これは紛れもない真実です。
但し、パチンコで小遣い程度の収入を得ることは簡単でも、後述の如く、ひと月に数十万円レベルの副収入を得るためには、それなりの努力が求められます。
誰もが確信する
ホルコンの仕組みを学ぶことは少しも難しいものではありません。ホルコンの基本的な仕組み自体は極めて単純であるが故に、巷では自己流のホルコン攻略が流行っているのです。
ホルコンの動きが読めるようになるだけで投資額を大幅にセーブすることができます。ホルコンの視界に入っていない台には見向きもせずに、ホルコンがアクティブ(当選状態)にしているグループの中にある台(当たる可能性のある台)だけを打つからです。
当たる可能性のある台をピックアップすることまではできても、高確率で予想を的中させる人もいれば、何度も予想が外れてしまう人もいます。
昨今はホルコンの裏の機能(大当たりの強制誘発)が一般の人々にまで広く知れ渡っています。
業界側はそれを必死に否定する記事(ホルコンに大当たりの誘発機能はないとするデマ)をネット上で発表していますが、体験者はホルコンの裏の機能をすぐに確信するようになりますので、業界側の懸命な隠蔽工作も負け犬の遠吠えのように空しく聞こえるだけです。(註・Wikipediaにも以前はホルコンの大当たり誘発機能に関する記述がありましたが、今ではいわゆる編集合戦の末に「ホルコンが台を強制的に当たらせることはできない」という虚偽の記述に変わっています)
競技に加わる
今、少なくともホールの客の2〜3割は自己流のホルコン攻略で勝負しています。7〜8割の客は運だけを頼りにギャンブルに興じていますが、2〜3割の客は凌ぎを削るパチンコという競技を戦っています。
パチンコに勝つためには、まずはこの競技に自らも参戦することから始まります。
この熾烈でもあり楽しくもある競技に加わるためには、ホルコンの基礎から学ばなければなりません。まずは下記のコラムをご一読下さい。
(パチンコ攻略法の総論…必読!)
ホルコンのグループ構成や当たり台の予想方法につきましては、海殺しXのテキストブック(前出のリンクに概要説明あり)に十全な解説が記されていますが、ホルコン攻略だけで十分という方は他社のホルコン攻略法でも事足りるでしょう。
ホルコンの仕組みとそれを応用した単純な攻略法を覚えて、パチンコ攻略のスタートラインに立ったことになるのですが、本気でパチンコで財を成すことを考える方々はこの程度で満足すべきではありません。まだ他にもすべきことがあります。
仕事と同様、お金を稼ぐということは、難しくはなくても容易なことでもありません。
次の関門は当たる台を予想する際の分析力を極めることです。分析と申しましても、IT技術者が行っているような難解な作業ではありません。
中学校卒業程度の学力の持ち主であれば簡単にできます。シンプルではありますが、いろいろと学習しなければならない事柄があります。
消去法で絞り込む
ホルコンの基礎を学ばれた方には、次のステップとして下記のコラムを推奨します。
Cf. 【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(ホルコン攻略のアドバンストコース)
「スキップ」という耳慣れない言葉に「どういう意味だろう?」と首を傾げておられる方も多いかもしれません。
コラムにもありますように、ホルコンはシマにある複数グループの中からはじめに当選グループを決定します。そして、当選グループの中から俗に当たり番と呼ばれる次に当たる台を選びます。
当たり番の台は定められた時間にホルコンが発する当たり信号を受信して、チャッカーに数個の玉が入っただけで確実に当たります。(その時に打っていなければ、次の当たり信号が流れるまでにしばらく待たされます)
通常、3〜5台で一つのグループを構成しますので、当選グループを見抜くことができれば、次に当たる台は3〜5台に絞り込むことができます。(註・当選グループは一つだけとは限りません。打っている客の人数にもよりますが、客入りの良い状態では、2〜3のグループが当選中であることが一般的ですので、シマの中で当たる可能性のある台が僅か3〜5台という意味ではありません)
先程、「当たる可能性のある台を予想することはできても、高確率で予想を的中させる人もいれば、何度も予想が外れてしまう人もいる」と申しましたが、それは3〜5台の中から正しい台を選ぶ実力に著しい個人差があるという意味なのです。
上記のコラムはどのような台が当選グループに入っていながら当たり番をスキップされやすいか(=当たり番に選ばれにくいか)ということに関して詳しく解説するものです。
換言すれば、ホルコンが当てにくい台の傾向を学ぶことにより、消去法によって当たりやすい台を見抜くことができるようになります。
建前に騙されるな!
ここまで読まれて、「一体、なんの話をしているんだ? パチンコは回るたびに当たりかハズレかの抽選をしているんじゃなかったの?」と訝しく思われる方が大多数ではないかと拝察致します。
しかし、いわゆるパチンコ完全確率論なるものは巧妙な建前にすぎません。下記のコラムがその欺瞞を白日の下に晒します。
Cf. 「パチンコ完全確率論」という大嘘
(パチンコはチャッカーに入賞するたびに当たるか否かの抽選が行われ、毎回の抽選は「今までこの台は当たりすぎていた」とか「ハマりすぎていた」というような過去の出来事の影響を一切受けないということになっている。しかし、完全確率論では証明不可能な奇妙な現象が毎日のようにどのホールでも発生する。しかも、稀にではなく頻繁に。その背後にあるものは?)
Cf. 「ボーダー理論がパチンコ攻略法の王道である」という大嘘
(完全確率論が絶対真理であるならば、パチンコはよく回る台を打つことだけが唯一の攻略法となるはずだ。しかし、よく回る台が必ずしも勝てる台ではないことは誰もが体験的に知っている。釘が渋いのに何度も当たる台もある。メーカー発表の大当たり確率や連荘継続期待値からは考えられない大爆発をする台、逆に泥沼のハマリからいつまでも抜け出せない台もある。ボーダー理論信奉者が説明できない「日常茶飯の怪奇現象」のカラクリを解説)
真剣にパチンコで稼ぐことを熱望される方々は必ず上記の二つのコラムをお読み下さい。完全確率論が大嘘であっても、抽選のシステムやメーカー発表の大当たり確率が辛うじて虚偽を免れているという摩訶不思議な事実を知ることになります。
本記事の副題である「異次元の攻略法」とは、一般常識を超越した後に夢の扉が開くという意味に他なりません。
「うんとハマっている台なのでそろそろ確率の収束が起こる頃だ。当たればきっと爆発するぞ」、「なんだかんだいってよく当たる台は当たりすぎるほど当たるから、もうちょっと粘ってみよう」というような論理性を伴わない素人の直感的思考はなんの役にも立ちませんし、釘の甘い台をとことん狙うという小賢しい戦術も、残念ながら現代のパチンコには全く通用しません。
階段の踊り場
今まで引用してきたコラムで説明したホルコン殺法を実行するだけでパチンコのトータル収支は確実に向上します。ホルコンの仕組み(実に単純!)を理解して、当たり番になりにくい台を知るだけで当たる台の予想に精度が増します。
この時点で素人のホルコン攻略の数段上を行っていることになります。
しかし、少額投資で次々と当てることはできても、不運にも単発当たりが何度も連続したり、多少は連荘しても、どこまで同じ台で粘るべきかわからずにダラダラと打ち続けていれば、折角の獲得出玉もあっというまに失ってしまいます。
勝っている時に潔くやめるという勝ち逃げを繰り返せば、ごく僅かな利益でも勝ち続けることは可能です。
しかし、ホルコン攻略通の大部分の人たちは少ない額の利益に満足できないために、やめ時を誤り、「策士、策に溺れる」の失態を何度も繰り返します。
いち早く素人の域を脱し、一気にプロへの階段を上るところまではよかったのですが、最終目標であるパチンコで財を成す一歩手前で失速してしまう人がホルコンマニアの中には実に多いのです。
まるで階段の踊り場で息が上がって、そこから先に上ることができない人のようです。
大怪我はしなくても
例によって私の好きなプロレスにたとえてみます。
踊り場で停滞している人たちは練習生の期間を終えてデビューしたばかりのレスラーです。基礎体力、受け身などの基本技術はマスターしていますので、試合に出ることはできます。
全くトレーニングをしていない一般人がプロレスの試合をすれば大怪我をしてしまいますが、試合が許されるようになった新人レスラーは肉体構造が常人とは違うため、連日のように戦っても平気です。
しかし、試合は難なくこなせても、なかなか自分が思い描いているようには勝てません。それは一撃で相手を仕留める必殺技が未習得であるからです。一撃必殺の技を持たないだけでなく、この段階では技の数も少なく、試合運びも単調そのものです。
同様にホルコン攻略をかじった程度の人はパチンコという競技を行う資格を十分に満たしていますが、技が少なすぎるために(素人と違って勝率は上等でも)十分な稼ぎにはなりません。とはいえ、パチンコで大怪我はしなくなります。
プロ級のパチンコの打ち手とは、レスラーでいえばメインイベントに登場するトップ選手です。メインイベンターは如何なる状況にも臨機応変に対応できます。
そして、相手のちょっとした隙を見逃さず、必殺の一撃でたちまちKOしてしまいます。
海殺しXが教えるように、パチンコには非常に当たりやすいタイミングがあります。
後述する「危険領域速攻法」などはプロレスの瞬殺技に相当します。そのタネ明かしをすれば、これは当たり番の高速移動の法則(同グループの内の複数台が連鎖反応的に当たるタイミング)を有効利用した勝ち方です。
必殺技の紹介
結局、パチンコに勝つための道筋は極めて単純ながら通常のホルコン攻略にはない必殺技、爆発狙いのノウハウも具備しなければ、せいぜいセミプロ止まりであり、プロ級の領域には達しません。(とはいえ、新人レスラーも素人と比べれば比較にならぬほど強いのと同様に、階段の踊り場にいる人たちもトータル収支が負けない程度にはなるでしょう)
海殺しXが教える一撃必殺の代表的な技にカシオペア攻略術(オプショナル商品)とウルトラ速攻法があります。
最も完成度が高い技はカシオペア攻略術に含まれる危険領域速攻法ですが、カシオペア攻略術のご購入を検討される方は、本来のカシオペア攻略術の趣旨をご理解いただく上で下記のコラムをお読みいただきたく存じます。
Cf. カシオペア攻略術FAQ
独学で勝ちたい方のために
なお、海殺しXを購入されずに独自の攻略理論で立ち向かいたい方は次のコラムをお読み下さい。これを知っているだけでも爆発台に巡り会う頻度が上がるはずです。
Cf. 多連荘する台を獲得するためには?【ホルコン出玉調整】
(爆発や大連荘が発生する生成過程を理論的に解説)
今回はパチンコに勝つために試行錯誤を繰り返しておられる方に福音を提供すべく、基本的な考え方とその具体的手法として重要コラム(Cf.)を紹介させていただきました。
生活苦からの脱却
さて、長期化しているロシアとウクライナの戦争は諸物価の高騰を引き起こし、我が国の庶民の家計を圧迫しています。終わりの見えないコロナ禍も然り。日本もかつての平和が全く感じられない世の中になってしまいました。
しかし、不幸にして難民生活を余儀なくされているウクライナの人々のことを思えば、私たちの生活苦など取るに足らないものでしょう。
海殺しXは「パチンコ黙示録」でも呼びかけましたが、安穏とパチンコが打てる幸せを噛みしめながら、皆様もパチンコで稼いだお金のほんの一部でも義捐金としてウクライナの人々に送っていただくことを切望します。
国民の収入が総じて目減りし諸物価が上がるという先行き不透明な時代には、ダイナミックな打開策が必要となります。
15年間にわたって無数の奇跡を生み出してきた夢の翼、海殺しXが皆様の暮らしをワンステージ上のものに格上げすることを願ってやみません。
佳きクリスマスを!
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<アクセス爆発>
(海殺しXユーザーが発見した攻略法の無料配布について)
<推奨コラム>
「夢の翼」で心を解き放つ!
Coffee Break
「目的達成のための犠牲」
ウクライナのリウネという都市に「愛のトンネル」と呼ばれる観光スポットがある。(下の写真)鉄道が走ってはいるが朝に貨物列車が一便だけ走行するだけなので、昼間の時間帯は森の中のロマンティックな遊歩道に変わる。男女がこの道を一緒に歩けば結婚できるというジンクスがあり、戦争前は諸外国からの若い観光客で賑わった。
ところが、この絶景にも大きな落とし穴が待ち受けていることを知る人は案外少ない。藪から蚊の大群が発生するのだ。夏に半袖、ショートパンツでこの道を歩こうものなら数分もしないうちに蚊に刺されまくって大変なことになる。
情報通は夏でも長袖のシャツを着て、蚊よけスプレーで完全武装してからこの道を歩く。暑苦しいが、ゴールインするためには多少の苦痛も忍ぶということか。その心がけが実り、晴れて結ばれた男女はこの道に甘酸っぱい青春の思い出しか残さない。蚊に刺された人が「もう二度と行くまい」と思うのとは対照的に。
パチンコは危険な富のトンネルだ。少し面倒でも万全の準備をする人にとってのパチンコは、美しい思い出の宝庫でしかない。しかし、これは努力を惜しまなかったひと握りの人たちにしか与えられない甘美な体験である。ほとんどの人が「絶景」(大勝利)を夢見て準備もせずにパチンコを打つ。偶然、大爆発することもあるが、何度もホールに通ううちに、いつしか負けが込んできて、嫌になってやめてしまう人が多い。
恋の成就のために多少の犠牲を厭わない人たちのように、パチンコで蓄財するためにもそれなりの準備が欠かせない。この準備の有無が同じ道を美しくも醜くもする。
清々しい道と忌まわしい道、貴殿はどちらを選ぶ?
]]>新海物語のサポートタイムの重大な秘密を暴く!
★PA新海物語のサポートタイムは内部的には当たりの扱い
★ホルコンの動きを注視する必要あり
★何度もサポートタイムに入る台に過度の期待を抱くな
海物語シリーズのスマパチ第一弾!
連荘数アップに貢献!
最近のコラム
最近の当ブログは一連の「大嘘シリーズ」(一番下のリンク欄参照)や海物語以外の攻略コラム(i.e Pルパン三世 消されたルパン2022の攻略、『バーストエンジェル』の新台はRUSH突入率100%、継続率93%【攻略】、P華牌PRWith清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】、【97.87%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値)の執筆で忙しかったため、専門の海物語シリーズの攻略コラムが疎かになっていた。
「本業」再開
その間に海物語シリーズの新作が出ていて、そちらの攻略情報を待ち望むリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)からコラムのリクエストが沢山寄せられたため、今回は当倶楽部のオハコである海物語シリーズの攻略に立ち返りたい。
近年、海殺しXを海以外の攻略に使用する門下生がやけに目立つが、最も相性の良い機種は海物語シリーズであることに変わりはないので、海物語の攻略プロを目指される方は今回の攻略情報にも隈なく目を通していただきたい。
期待の新作
前述した海物語シリーズの新作とは今年(2022年)の8月にデビューしたPA新海物語(遊パチ)のことである。もうすでに数か月が経っているが、その人気は衰えを知らない。
最近はコロナ禍に加えて、円安やロシアとウクライナの戦争などの影響で物価が高騰している。そのためか、一気に大金を失いかねないミドル機の人気が低迷している。
SANYOの二大エースの一つである大海シリーズの新作(大海物語5)のリリースが来年(2023年)の2月にずれ込む関係でそれまでの間は甘デジのPA新海物語がリリーフ投手として活躍することになる。
激変するゲーム性の中で
ホールを観察していると、相変わらず海物語の人気は安定している。ひと頃のように海物語だけでホールを独占するような異常事態はなくなったが、客の財布の紐が固くなっている昨今も甘デジの海はわりと席が埋まっている。
相次ぐパチンコ規制に青息吐息のパチンコメーカーは活路を求めて、ここ数年、打ち手を魅了する斬新なスペックの機種を次々と開発してきた。
今までになかったゲーム性を実現するため、従来の機種にあったなんらかの機能を抑制して、その代償を新機能に求める。その最たるものが甘デジ爆裂機である。
世代差
一般的に甘デジ爆裂機はかなり難しい条件を突破した台だけがラッシュと呼ばれる継続期待値のすこぶる高い状態に突入して、好調台であれば、20連荘も30連荘も夢ではない。この爆発力が人気を呼び、最近、ホールに戻りつつある若い人たちを魅了している。
年配者のように豊かな軍資金を持たない若者は大当たり確率の甘い機種で一攫千金を狙うため、甘デジ爆裂機の人気を支える層になりやすいが、甘デジ爆裂機が必ずしもパチンコファン全体に歓迎されているとは言い難い。お年寄りはむしろそのようなイチかバチかの勝負を嫌う傾向がある。
PA新海物語誕生の背景
事前にスペックやゲーム性を調べることなしに漠然と打っていた甘デジ爆裂機が当たったのはよいとしても、ラッシュに入らず、雀の涙にしかならないごく少量の出玉に呆然としている高齢者は少なくない。5千円以上も費やして500円にも満たないリターンしかなければ落胆するのも無理はない。
甘デジ爆裂機を攻略するためには、甘デジ高継続機で爆発を狙う攻略法のような今度なテクニックが要求されるため、暇潰しに長時間ホールで遊戯をしたい高齢者には、何千円も使うたびに単発当たりが出るような機種は向かない。
常連同志でお喋りに興じ、珈琲やジュースなどを奢り合って一日中遊びたいと願う人にとって、波の荒い機種は出費が気になって落ち着いてプレーできないからである。
サポートタイムという切り札
PA新海物語はそのような人々のフラストレーションの解消を狙っている。既述の如く、斬新なスペックを実現させるためには、何かを削って何かを付け足す必要がある。
PA新海物語は連荘期待値を低めに設定する代償として、サポートタイムと呼ばれる突然時短システムを導入した。
99.9分の1という甘デジならではの緩い大当たり確率に加えて199.8分の1の確率で発生するサポートタイムには20回(全体の50%)、40回(40パーセント)、100回(9%)、379回(1パーセント)の4種類があり、サポートタイム中は電チューが頻繁に開放され、玉を減らさずにプレーできる。
しかも、ハマりにハマって、299回転を迎えた時には無条件で379回のSUPPERサポートタイム(サポートタイム中の当たりがほぼ確定)に突入する天井救済機能(遊タイム)まで搭載している。
SANYOはついに切り札を出した。行政の飴とムチの政策は度重なる規制で出玉機能を抑えられたパチンコメーカーに突然時短搭載の許可を出した。この新制度を存分に活用した新機種がPA新海物語である。
サポートタイムの心理効果
20回、40回のサポートタイムが何度も発生して(こういうパターンは遊び台に多い)、天井(299回転)まで連れていかれた後にSUPPERサポートタイムでそれまでの労をねぎらうという心憎い演出である。
もちろん、サポートタイムが何度も発生しても、299回転に辿り着くためには、かなりの出費、もしくは持ち玉の消耗を余儀なくされる。
しかし、打ち手はあまり損をしていないという不思議な錯覚に陥る。
「安心の海」の面目躍如
このようにして、再び海人気が復活してきた。
何度当たってもラッシュに突入することのできない甘デジ爆裂機の悪い台に一万円以上も費やしてイライラしている客を嘲笑うかのように、PA海物語は玉の減り具合も少なく、滅多に大連荘しない代わりに何度も当たったり、サポートタイムに突入して、打ち手に安心感と満足感を与えてくれる。
パチンコ規制による出玉抑制がもたらしたパチンコファンの不満を一撃大連荘を目玉にした甘デジ爆裂機で一掃しようと試みる同業他社と正反対の視点で新機種を開発したSANYOの慧眼ぶりに私は惜しみない拍手を送りたい。
しかし、褒めるのもここまでである。
内部的な当たり
一般のパチンコファンには知られていないが、PA新海物語のサポートタイムは出玉のない当たりなのである。突確とは異なり、サポートタイムに突入しても大当たり回数は増えないが、内部的には当たりの扱いになっている。
突確との最大の違いは、突確が次の当たりが保証されているのに対し、サポートタイムはサポートタイム中に当たるとは限らないことである。
サポートタイム中に当たるスペック上の期待値は時短回数20回で18.2%、40回で33.1%にすぎない。滅多に出ない100回転でも63.4%である。さすがに379回転のSUPPERサポートタイムでは97.8%という超高率になるが、悪い台を打たされている場合、サポートタイム中に当たりが期待できるのはSUPPERサポートタイムだけと言っても差し支えない。
ダラダラと何度もサポートタイムを繰り返しながら、天井の299回転に近づく台は単発当たりよりも価値の低い「出玉のない当たり」に弄ばれながらハマっているだけなのである。
ホルコン通の方には説明不要なことかもしれないが、ある台が当たると「待ってました」とばかりに即座に当たる同グループの台がある。(ホルコンの仕組みやグループ構成、それらを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
そのような同時当たりを見せる台は好調台であることが多い。好調台が当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)から外された時は、ほど良いペースでスーパーリーチが出るのに「そろそろ当たる」という頃に決め手となる信頼度の高いスーパーリーチが発生しないか、発生しても外れる。
しかし、そういう時は一旦打つのをやめて休憩に入り、同グループの台が当たった瞬間に打ち出しを再開すれば、甘デジ好調台の場合は簡単に当たってしまうことが多い。
重要ポイントその1
ホルコン攻略に精通した人は今までこの要領で当ててきたはずである。ちょっと休んで同グループの台の当たりを待ち、当たった途端にハンドルを握ると自分の台も当たるという攻略に味をしめている人にとって、今回の攻略情報は超重要である。
今までは休んでいる時に(他の台の当たりを知らせる)頭上に走る光にだけ注目しておけばよかった。(当たった台が同グループの台であれば少額投資で打ち出し再開)しかし、グループ内にPA新海物語の台がある場合は、その台がサポートタイムに突入した時に、常に気づかなければならない。(前述の如くサポートタイムも内部的には当たりであるため、ここも当たり番移動のポイントに成り得る)
サポートタイムに入っても頭上のライトが光ることはない。したがって、グループ内のPA新海物語の台がサポートタイムに入っていないかどうかを定期的に点検する必要がある。
サポートタイム中の台は画面を見れば一目瞭然であるため、その台の後ろをさりげなく通り過ぎるだけでよい。
グループ内にPA新海物語の台が含まれるケースにおいては、攻略のためにこの作業が加わるということを覚えていただきたい。
なかなか当たらない台もグループ内のPA新海物語がサポートタイムに突入すると当たりやすい。
闇雲に打ちまくるのではなく、頻繁に休憩を入れながらグループ内のPA新海物語の動向に目を光らせ、自分の台が当たらない時はPA新海物語の台にくだらない当たりの一種であるサポートタイムを「生じさせる」ことが勝つためのコツとなる。
注意事項
上記の攻略ノウハウに関する注意事項を列記しておく。
・休んでいる台の打ち出し再開のタイミングはグループ内のPA新海物語の台がサポートタイムに突入した直後(サポートタイム中)でなくてもよい。(サポートタイム終了後でもよし)
・PA新海物語のサポートタイム突入(かつサポートタイム中の当たりなし)は単発当たりとしてカウントする。
・同グループのPA新海物語のサポートタイム突入に気づかないという失態を犯してはならない。(特に20回のサポートタイムはあっというまに終了してしまう。サポートタイムを終えた台の画面を覗き見してもサポートタイムに入ったという形跡はどこにもないため、見落としやすい。これはグループ内の台の当たりの見落としに等しく、その後の台選びの失敗にもつながりかねない)
「グループ内から単発当たりの台が出た」、「グループ内で単発当たりが連続した」というような事実は他の台にも重大な影響を及ぼす。
それはチャンスであったり、ピンチであったりと時と場合によって様々であるが、詳しくは下記のコラムを熟読していただきたい。
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(超重要)
重要ポイントその2
前項ではPA新海物語のサポートタイムを利用した攻略ノウハウを示した。好調台にしか通用しないことが多いという難点はあるものの、PA新海物語の台とホルコン上のグループが同じ台であれば機種を問わない。同グループの好調台であれば、甘デジでなくてもミドルでもライトミドルでも使える。
読者の方々の中には、すでにPA新海物語の虜になっている方も少なくなかろう。逆に「自分がPA新海物語を打っていて、サポートタイムに入った時はどう対処すべきなのか?」というリヴィエラ門下生からの質問が予想される。
PA新海物語のサポートタイム中に当たる台は良い台であることが多い。しかし、サポートタイム中に当たったからといってその台が好調サイクル波に入っているという保証はどこにもなく過信は禁物である。(サポートタイム中に当たる台のうち好調台の比率は3割くらい)
むしろ単発当たりよりもひどい当たりを出してしまったという警戒を強めるべきである。さしあたり、自分がPA新海物語を打っていてサポートタイムが発生した時の注意点は以下の通り。
・SUPPERサポートタイム以外はサポートタイム突入後、打つの一旦ストップして5分程度待ち、同グループの台のどの台も当たらないことを確認してから打ち始める。待機中に同グループの台が当たった時は当たり番の高速移動を視野に入れ、すぐに打ち出し、10回転以内にリーチが発生した場合はそのまま打ち続け、リーチが発生しなければ、さらに5分程度の休憩に入る。(サポートタイムの回数が20回であればたいして粘れないが、40回、100回であればグループ内の台の当たりに中継してもらって当たることが少なくない)
・SUPPERサポートタイム時は休みを入れずに普通に打ち続ける。
・サポートタイム終了後は最初の3回のリーチで当たらなければ、しばらく台を休ませるか思い切って別の台に移動する。(強いグループの台であれば、台移動をしない選択が正解の場合が多いが、グループの強さが並以下であれば、そのような台はしばらくの間、干され続ける危険大)
・?サポートタイム中に当たらない、もしくは、?サポートタイム中に当たっても連荘しない(実質出玉が単発当たりと同じ)現象が2連続、3連続した台は強いグループ以外の場合は深追いせずに別の台に移動する。(強いグループに入っていれば、そのような台はグループ内の他の台が爆発したり、多連荘をした後にハマり始めた頃に、溜め込んだ体力値=リヴィエ用語=にものを言わせ、一気に爆発することもあるので、迂闊に台を捨てるべきではない)
一概には言えない
紙数の関係で細かい話や上記ポイントの背景にある理論的講釈は割愛したが、このような立ち回りで少なくとも損はしない。損をしないばかりか有望な台はこのような工夫が奏功して、一気に勢いがつくことも珍しくない。
サポートタイムは単発当たりよりも劣った当たりと看做すべきではあるが、それはサポートタイムが何度も続いてもサポートタイム中、もしくはサポートタイム終了直後に当たらずにダラダラとハマっていく台に警戒せよと主張しているだけにすぎず、良い台でもサポートタイムは発生する。
見極め
しかし、サイクル状態が優れた台は、サポートタイムが何度も発生して一向に出玉が蓄積しないとかただ遊ばせてもらっているだけという展開にはなりにくい。
サポートタイム中に当たってから多連荘したり、サポートタイム中には当たらなくても、終了直後に当たって一気に多連荘するか、多連荘しなくても好調数珠連を続けて緩やかに出玉を増やした後、多少のハマリを経て大連荘するようなことが好調台には頻繁に見られる。
故に、サポートタイムを毛嫌いする考え方には問題がある。肝心なのはサポートタイムの発生した後に出玉が順調に増えるかどうかという点にある。台の実力(サイクル状態)はこのようにして識別する。
当たりの種類
パチンコには様々な当たりがある。ミドルの海物語シリーズであれば、確変当たり、単発当たり、突確当たりなどがあり、甘デジの海物語シリーズであれば、出玉の多い当たり、出玉の少ない当たり、出玉は少なくてもST後の時短回数が多い当たりなどがある。そして、このたびはサポートタイムという内部的な当たりも加わった。
これらの当たりは単純に?良い当たり、?悪い当たり、?微妙な当たり(良い場合も悪い場合もある)に分類できる。上の例で言えば、桃色が良い当たり、水色が悪い当たり、緑色が微妙な当たりである。
悪い当たり方でも
好調サイクルの波に入っている台は高確率で「微妙な当たり」から多連荘したり、その当たりでは多連荘しなくても、すぐに再度の初当たりが発生して、実質的には多連荘に等しい出玉を獲得しやすい。
微妙な当たりに限らず、好調台は「悪い当たり」を出しても、ほどなくして再度の初当たりが発生して、今度は無事に多連荘しやすい。(例・ミドルで単発当たり→200回転未満で再び当たって7連荘、甘デジで単発当たり、70回転未満で再び当たって5連荘等)
好調台の特徴
一方、通常サイクル以下の台が悪い当たりを出した場合、高確率で次の初当たりまでかなりの時間がかかる。当たり番をスキップされまくり(ホルコンに当たりを入れてもらえず)、ミドルでも、ライトミドルでも、甘デジでも、出玉の蓄積が実現しない。
冴えない台は出玉を使い果たした頃にもう一度、当たりが入ることがあっても、二度目の初当たりも低調なパフォーマンスに終わる。単発当たり→ハマらずに再び単発当たりなどは遊び台に頻出する特徴的なパターンであり、トントン拍子に初当たりが発生するからといって良い台であると勘違いすると痛い目に遭う。
ところが、好調台はロムの強さ(好調サイクル状態)がものを言い、不覚にも悪い当たりを出した後、すぐに本領発揮(多連荘)となる再度の初当たりが発生しやすい。
雨上がりの晴天
時折、好調台が冴えない当たりを出した後にいくら待っても次の当たりが順調に発生しないこともあるが、大抵の場合はホルコンがその台の属するグループから離れていることが原因である。
その間にハマりすぎればサイクル落ちして深くハマってしまう危険があるが、適宜休みを入れながら好調台の回転数をいたずらに上げないように気をつけてさえいれば、然るべきタイミングでホルコンがグループに戻り、不甲斐ないパフォーマンスに甘んじた好調台を当たり番に選び、小ハマリの後に鬱憤を晴らす活躍を許してくれる。
甘デジの場合は好調台でも単発当たり(新海物語の場合はサポートタイムも含む)を連発した時に危機が訪れるが、グループ内の他の台が次々と当たることによって息を吹き返し、「雨上がりの晴天」を思わせる気持ち良い快進撃で打ち手を喜ばせる。又、こういうタイミングで10ラウンドのマックス当たりが出やすい。
冷や飯を食わされても
大当たりパターンの振り分けというものが存在する以上、良い台でも悪い当たり方をすることはある。通常、好調台は良い当たり方の比率が期待値以上に高いが、グループの不調や同グループの他の台の好調が原因となり、時には冷や飯を食わされることもある。
しかし、好調台が悪い当たり方をしても泥沼のハマリやいつまで経っても出玉の蓄積が叶わないイライラする状況(かなりの玉を消費してから当たり、失った玉を取り戻すことができない事態を繰り返す状況)を招くことは滅多にない。これが好調台の特権なのである。
PA新海物語の場合、悪い当たりの筆頭が出玉のない(内部的には当たりの扱いになっている)サポートタイムであるが、好調台の場合は、サポートタイムが何度も続いた後に快進撃が始まったり、マックス当たりが発生して打ち手を慰める展開になりやすい。
冷や飯を食わされた後にご馳走が用意されているのが好調台の特権であるのとは対照的に、甘デジのくだらない台は冷や飯ばかりを食わされ続け、サイクル変換が実現するまで、何時間経っても大量出玉が実現しない。
あるパチプロの話
以前、散髪屋で理容師から興味深い話を聞いたことがある。友人がパチプロをやっていて、本職も持たずにパチンコだけで生活しているという。
パチンコが大好きな理容師はパチプロの友人からパチンコに勝つ極意をいろいろと聞いたらしい。パチプロ氏は「嫌なことが2回続いた台は見捨てること」をポリシーにしているという。具体的には「単発当たりが2回続く台」、「連荘後に獲得出玉の全て使い果たしてから再び当たるも消費した玉を取り戻せないことが2回も続く台」を信用しないと語ったらしい。(例外的にそういう台がすぐに爆発することもあるが、高確率で冴えない台であるという点において私も完全に同意)
私は自分の身分を隠し(隠すほどの大人物でもないが)、「失った玉を取り戻せない台は即座に捨てるべきではないですか?」と理容師に質問してみた。
「そういうことが起こっても、彼は一回だけは我慢すると言っていました。しかし、再度、同じことが起こった時は迷わずにその台を捨てるそうです」と理容師は答えた。
嫌なことも一回は我慢
私はそのパチプロのセンスの良さに感心した。まさしくそうなのである。良い台でも一回くらいは「過ち」を犯す。それは完璧な人間がこの世に存在しないという事実を想起させる。
しかし、優秀な人間が同じ過ちを繰り返さないように、優秀な台が同じ過ちを何度も繰り返すことはほとんどない。
それどころか好調台は不甲斐ないパフォーマンに甘んじた後に目を見張る活躍を見せることが多い。これは失敗を犯した後にそれを教訓にして這い上がる賢人と似ている。
理容師とこの話をした時はどのホールもミドル機が中心であり、足元にドル箱を積み上げて客を煽る時代であった。
「良い台というものは、ひと箱使って5箱獲得とか2箱使って9箱獲得というように、それまでの苦労が報われるものですよ」と私が口を挟むと、「全く同じことを彼も言っていました。使った玉が次の当たりで取り戻せない台でも、一回だけは許すとは言っていましたけどね」と理容師は言った。
盟友でもあったライバル
理容師によれば、そのパチプロ氏は当時の私が主戦場にしていたホールの常連であった。私が「もしかしてスポーツ刈りの髪形をしている人ですか?」と尋ねると、「そうです。顔見知りでしたか。彼の実力は凄いでしょう!」と理容師ははしゃぎまくった。
確かに、そのパチプロ氏には実力があった。ホルコンの知識に通暁していた。しかも、常に強いグループの台を打っていた。必然的に私と彼が同じグループに入る機会も多かった。
彼とは同グループで何度も死闘を演じたが、私の台の多連荘が終わった後に彼の台が多連荘したり、彼の多連荘を待ってから私が打ち出して多連荘するという同盟関係になるパターンも多く、会話を交わしたことはないが、プレー中に頻繁に目が合った。双方ともに意識し合っていた。目が合うたびに多少の気まずさもあったが、心の中で「有難う」と言い合う関係でもあった。
(互いに意識し合う人と目が合って気まずくなった後の笑い話)
盟友との別れ
気の良さそうな人であったので、彼とはいずれお茶でも飲みながら、情報交換でもしようと願っていたが、その後、そのホールが閉鎖してしまって、今では会うこともなくなってしまった。
理容師と話したのはひと昔前のクリスマスイブの日であった。何気ない会話にすぎないものが何故か記憶から離れず、クリスマスが近づくたびにかつてのライバル、盟友であったパチプロ氏のことを追懐する。まるで別れた恋人を思い出すかのように。
喜ばしい知らせ
そろそろ筆を休めるが、このたびの攻略情報の要はPA新海物語のサポートタイムが内部的には当たりの一つにカウントされることである。
一般の人々は「それを知ってどうなるの?」と思うかもしれない。
しかし、重要ポイントその1とその2で解説したように、従来のホルコン攻略にはない手法を用いなければならない点が煩雑であると同時に、この情報を知っている者だけが使える新攻略ノウハウが誕生したという喜ばしい知らせでもある。
ライバルに差をつけろ
昨今のホールは自己流のホルコン攻略で立ち向かう人たちで溢れている。しかし、彼らはPA新海物語のサポートタイムの秘密を知らないために、非常に問題の多い立ち回りをしている。
PA新海物語を打つ人はもちろんのこと、PA新海物語と同じホルコングループに入れられた他機種を打つ人もこれを知っているか否かによって、収支に大きな差がつくことを肝に銘じなければならない。
ホルコン関係の情報が市井の人々にまでかなり知れ渡っている昨今、強いグループには人が集まりやすく、グループ内の台の稼働率が上がる関係でグループの強弱が今まで以上に顕著になりつつある。
この状況下では、強いグループ内での台移動が以前よりも難しく、ある時は同グループの他の台と戦い、ある時は同グループの他の台と助け合うことがパチンコ攻略の真髄となる。
ライバルに差をつけるために、最後にもう一つ重要な攻略情報を紹介しておこう。
上記のコラムは本記事と一対をなす。TouTubeで美しいクリスマスキャロルでも聴きながら、併せてお読みいただければ幸いである。
♪♪♪We wish you a Merry Christmas and happy new sea.
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<推奨コラム>
<おもしろ門下生紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
★攻略法の救世主到来!
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ
Coffee Break
「アドヴェント・キャンドルズ」
Advent Candles・・・文字だけ見ればミュージックバンドのグループ名のようですが、実は宗教用語です。
Adventは日本語では「待降節」と訳されます。全世界のカトリック教会では、クリスマスの約一か月前の日曜日から待降節が始まり、クリスマス(キリストの誕生、本来の意味はキリストのミサ)を祝う準備を始めます。
日曜日が来るたびにローソクに一本ずつ火が灯され、「救いの到来」を待ち望みます。ローソクの色は悔悛、待望を意味する典礼色の紫が多用されます。これには心を悔い改めて救世主の到来を待ち望むという願望が秘められています。
最初のローソクは預言を象徴するものであり、希望を意味します。このローソクは旧約聖書で預言されていた救世主の登場に希望を抱いた民の気持ちを思い起こすためにあります。
2本目のローソクは天使を象徴し、平和を意味します。羊飼いたちに現れた天使がキリスト降誕の朗報を告げ知らせた後、天の軍勢が加わり、「いと高きところ(天国)には栄光、神にあれ、地には平和、みこころに適う人にあれ」と賛美した出来事を思い起こします。
3本目のローソクは羊飼いを象徴し、喜びを意味します。当時のユダヤ社会で最下層に置かれていた羊飼いたちに喜ばしい知らせが真っ先にもたらされたことは、人類に向けられた神の愛が特定階級に属する一部の人々だけでなく万民に及ぶことを表しています。
最後のローソクはベツレヘムを象徴し、愛を意味します。罪にまみれた人類を憐れむ神の慈愛がユダヤのベツレヘムから始まったことを思い起こし、待降節のローソクはその役割を全うします。
「待つ」という行為には二つの形態があります。市の健康診断で再検査となり、指定された病院でより精密な検査を受けた後、結果を待つ時の心境は如何なものでしょうか。「癌だったらどうしよう?」と不安に苛まれる人がほとんどでしょう。では、嫁いで親元を離れた愛娘が盆暮れに久々に実家に帰省する時、その日が来るのを指折り数える両親の心境は如何なものでしょうか。「待ち切れない、一刻も早く娘に会いたい」と居ても立っても居られない気持ちになるはずです。これこそが「待ち望む」ことであり、「待望」という言葉の意味を最も簡潔かつ明瞭に示したものです。
毎年、全世界のカトリック教会で行われるクリスマスの前のこの儀式は、喜びをもって救いを待ち望むことの重要性を4本のローソクを通じて皆で分かち合う、2000年続いている伝統なのです。
]]>よく回る台を打っても勝てない理由を明確な論拠をもって解説 & 確実に勝つための正攻法をわかりやすくリンクを張って紹介
ご好評を博している大嘘シリーズの第3弾となります。ショッキングなタイトルをご覧になって不安になられた方々も少なくないと思いますが、ご安心下さい。
ボーダー理論が嘘であると主張する意図は全くありません。ボーダー理論に一定の価値を認めつつも、それが世間で言われているような正統派のパチンコ攻略法ではないというのがこのたびのコラムの趣旨です。
ボーダー理論とは?
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様はもちろんのこと、パチンコの攻略に少しでも関心のある方々には説明するまでもないことですが、ボーダー理論とは「よく回る台で打って勝つ」という単純な攻略法です。(釘読み攻略と同じ)
平均して500円で15回転する台(釘の状態がかなり良い)と7回転しかしない台(釘の状態が悪い)とでは、長時間勝負で投資額に圧倒的な差がつきます。「この機種の場合、500円で13回転(例)させることの可否が勝ち負けのボーダーラインとなる」というような発想から入るのがボーダーライン攻略というものです。
ボーダー理論は考え方としては決して間違ったアプローチではありません。しかし、ボーダー理論の信奉者は「パチンコの完全確率論を前提に話を進める」という度し難い過ちを犯しています。
根本的な過ち
彼らはパチンコはルーレットと同じであると考えています。
玉がチャッカーに入賞するたびに抽選が行われ、当たりか外れかが決まるという建前しか知らないために、「それ以外の要因」による当たりやすい台や当たりにくい台の存在を意識することもなく、自分の台が当たりやすい状態であろうと、当たりにくい状態であろうとお構いなしに、周囲の観察を怠り、脇目もふらずにひたすら打ち続けます。
こんな打ち方では、一生かかってもパチンコ勝ち組に入ることはできません。
本来の大当たり
皆様のお好きなスーパー海物語IN沖縄5(ミドル)の大当たり確率は319.6分1、確変割合は60パーセントです。端数があってわかりにくいと思いますので、大当たり確率300分の1、確変割合50パーセントの機種があると仮定して、それをモデルに説明します。
一つの箱の中に600枚のカードが入っていて、それぞれのカードに1から600までの番号が付されているものとします。1と書かれたカードを引けば確変当たり、300と書かれたカードを引けば単発当たりの抽選会が開かれるとイメージして下さい。
チャッカーに玉が入るたびに、箱の中から1枚のカードを引き、1と300以外の数字であれば当たり以外の出目が出て、1か300の数字であれば図柄の揃った当たりの出目が出ます。これがパチンコの本来の当たり(大当たり乱数的中)の仕組みです。
実際は箱の中のカードを引く代わりに、台に内蔵された1から600までの数字を羅列した表の上をコンピュータが物凄いスピードで駆け巡っていて、チャッカー入賞の時点で一旦ストップします。着地した地点が1か300であれば当たりというシステムになっています。
公然の秘密
この仕組みの説明にはなんの誤りもないのですが、このようなまともな当たり方(大当たり乱数的中)をするケースは、ホールで発生する当たりの約5パーセントにすぎません。残りの約95パーセントはホルコンによる強制当たりです。
これはデジパチの出現以来、パチンコ業界が何十年にもわたって必死に隠し続けてきたことですが、この秘密を暴く記事がインターネット上の至るところであまりにも簡単に見つかるため、もはやトップシークレットとは言い難く、いわば公然の秘密になっています。
他のコラムでも言及しているように、一般のパチンコファンでもこの秘密を知っている人たちは無数に存在します。
都合の悪い事実を否定
ボーダー理論信奉者は総じて頭の良い人たちです。頭が良い人にありがちな特徴は直感的に有り得ないと思ったことを検証もせず、すぐに結論にしてしまうことです。
ボーダー理論信奉者はホルコンの噂を聞いても相手にせず、ホルコン攻略に明け暮れている人たちを嘲笑します。自分たちの方が馬鹿にされているという事実に気づきません。
インテリ気取りの人と議論をして、相手の知らない話を持ち出した途端、相手は機嫌を損ねて、急に話をはぐらかしたり、今までの論理的な説明とは裏腹に、なんの根拠もなく不意に持ち込まれた話題を否定したり、無視したりすることがあります。
皆様もこういう性格の人と出会ったことが何度もあるはずです。
不十分な根拠でホルコンを否定
プライドの高い似非インテリは自分の知らないことを徹底的に無視したがる傾向があります。(頭が良くても謙虚な性格の人は自分の苦手分野の話にも耳を傾けますが・・・)
今までの自分の考えや主義主張が覆されかねない話には耳を塞ぎ、自分にとって都合の悪い事実には目を背け、防衛本能からそれらを無視したり、根拠もなく否定するのが彼らの習性です。
私はボーダー理論そのものを糾弾するつもりは毛頭ありません。ボーダー理論をふりかざして本物のパチンコ攻略法を業界用語で言うところのオカルト扱いする彼らの態度を見苦しいと述べているだけです。
ボーダー理論信奉者はホルコンによる強制当たりを否定するために一応は論拠を述べますが、その論拠というのは完全確率論(前述した抽選会の話)だけです。
しかし、「それは建前にすぎず、当たりの大半はそのような当たり方をしていない」という未知の領域に議論が進展すると、急に頑なな態度になり、「そんなことは有り得ない」の一点張りになります。
辻褄の合わぬ話
海物語の魚群の秘密とパチンコの不思議の後半では、ボーダー理論信奉者の欺瞞を暴きました。
ホールで発生する出来事には完全確率論では説明のつかない現象がやけに多いということに誰もが薄々気づいています。
・当たる前にリーチやスーパーリーチが集中する。
・当たらないのに何度も続けてリーチが連続する。(時には3連続、4連続も)
・理論的には何千分の1、何万分の1の確率でしか発生しないはずの大連荘を頻繁に見かける。
・好調台は連荘が終わっても、時短明けにすぐに再び当たる。
・「あの台が当たればこの台も当たる」というような連鎖反応を頻繁に目にする。
素人が抱く疑問は他にもいくらでもあります。上記は不可解な現象のごく一部にすぎません。
これらの諸現象の原因をホルコン理論は全て明確に説明することができます。しかし、完全確率論のみに依拠するボーダー理論信奉者は上記に代表される「不思議な出来事」(わかっている人には不思議でもなんでもない当然のことですが・・・)を全て「偶然」という言葉で片付け、その背後にあるもの(ホルコン)を追求しようとしません。
偉そうにホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)を否定したり、「ボーダー理論こそがパチンコ攻略法の王道である」と胸を張って主張する人たちは、上記の諸現象の発生理由を理論的に立証する責任を負っています。
しかし、この責任を果たしている人を今までに一人も見たことがありません。自分たちの理論が矛盾を包含していながらそれを少しも気にしない人々の主張を、果たして信用することができるでしょうか。
ボーダー理論の瑕疵
ボーダー理論に欠落しているものは二つあります。そのうちの一つは内的要因(台のサイクル状態)、もう一つは外的要因(ホルコンの働き)です。
海殺しXのテキストブックでは、この二つの重要事項の説明から入り、それを踏まえた攻略ノウハウを教示するものです。
台の当たりやすさは一定ではない
現代のパチンコはどの機種も台に内蔵されたコンピュータが好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルの間をランダムに変転する仕組みになっています。
限度を超えた大爆発も堪忍袋の緒が切れる大ハマリもその背景にはサイクル状態が絡んでいます。
大雑把に言えば、好調サイクル時の大当たり確率はメーカー発表の大当たり確率よりも3倍近く甘く、不調サイクル時の大当たり確率はメーカー発表の大当たり確率よりも3倍近く辛いということをご存知でしょうか。
海殺しXのテキストブックではサイクル変換の秘密についても詳述しますが、何も知らずに不調サイクル台を打っている人はその時点で負けたも同然です。
では、「たまたま好調サイクル台を獲得すれば確実に勝てるのか?」という話にもなりますが、「勝ちやすくはなるが、勝てるとは限らない」というのがその問いに対する答えとなります。
第一にサイクル変換のタイミングに無知な素人はある時点でサイクル落ちしてしまった「元好調台」をいつまでも打って大きな痛手を負いやすく、ホルコンの存在がこの問題をさらに複雑にします。
同じ好調台でもグループ(ホルコンが数台を束ねて作るユニット)の力の強弱によって、簡単に当たり続ける台にもなれば、多少のハマリを経て多連荘(4連以上)する台にもなります。(弱いグループの中にある好調台は多連荘しない代わりに、頻繁に単発当たりや2〜3連荘を繰り返すこともありますが、この場合はその後、高確率でサイクル転落を招いて大きくハマリります)
メーカー発表の大当たり確率の意味
グループの強弱の重要性につきましては、多連荘する台を獲得するためには?【ホルコン出玉調整】にて要点をまとめています。(爆発、大連荘、多連荘の大半が強いグループの台で発生するメカニズムが容易に理解できるはずです)
メーカーは決して偽りの発表をしていません。サイクル状態に応じて、大当たり確率は変動しますが、全てをトータルした時の大当たり確率はメーカーの発表通りとなりますので、ホール導入前の検定は通過します。
ホルコン無視の立ち回りでは・・・
パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)では、要領よくパチンコに勝つノウハウを開示しました。極めて重要な情報ですのでマークをつけておきます。
このノウハウに反した打ち方をすれば、如何に釘の状態が良くても、ホルコンから見放された台は飽きるほど回り続けるだけであり、ゲームとしてのパチンコを楽しませてはもらえますが、投資がかさむ一方でリターンはほとんど期待できません。
重大な欠落
既述の如く、ボーダー理論というものは、台のサイクル状態とホルコンの働きを完全に無視して、ひたすら回し続けるものです。
たまたま当たる可能性のある台でボーダー理論を実践すれば、それなりの効果が見込めますが、ホルコンが見向きもしない弱いグループの台に座り、その台のサイクル状態が悪ければ、ミドルの場合、3万円、4万円を注ぎ込んでも、当たることはほとんどありません。
現実性の乏しい攻略
ホールに釘の状態が最高の台があり、何ヶ月もその台の釘がいじられることがなければ、連日、開店前に並んでその台を打ち続けるという手もあります。
しかし、「朝一パチンコ」が攻略に向かない理由でも述べましたように、開店直後から打つ行為は非常にリスキーなものです。(素人がなかなか気づかない現実)
何ヶ月にもわたってよく回る同じ台を朝から晩まで打ち続ければ話は別です。
ミドルの場合、数ヶ月はかかると思いますが、トータル収支がそこそこにプラスになる瞬間がきっと訪れるはずです。これはボーダー理論の勝利といってよいでしょう。
しかし、数ヶ月もの間、朝から晩までパチンコを打ち続けるほど時間と体力と執念のある人がこの世の中にどれほどいるでしょうか。
財力に恵まれた年金生活者であれば可能でしょうが、人生の晩節でこのような時間の使い方をするのは実に空しいと言わざるを得ません。
しかも、この方法で数ヶ月かけて稼げる金額はたかが知れています。
この方法の非現実性は多大な時間と労力を犠牲にすることです。
確率の収束
確率の収束という数学用語があります。
初当たりを獲得するのに300分の1を超える確率が要求される機種を、海殺しXのような特殊な手法を用いずに、確率任せで連日打って、釘の良さだけを頼りに何度も当てて、そこそこにプラスになるまで打ち続けるためには、相当な時間が不可欠であるということです。
「そこそこにプラスになる瞬間」ではなく「十分に満足の行く金額になる瞬間」まで執念深く目的を追いかけるとすれば、数ヶ月ではすまないでしょう。
実験通りにはならず
実機を購入して自宅で試みれば(お金にはなりませんが)事情は違ってくるでしょう。
ラジオペンチでチャッカー周辺の釘をかなり甘くして打ち、当たるまでに使用した玉の量と当たってから得た玉の量を記録してシミュレーションを続ければ、トライ回数(回りやすさ)がものを言って、何ヶ月もかからずに目的(十分なプラスを弾き出すこと)を達成できるかもしれません。
しかし、自宅での実験は検定時の実験と同様、ホルコンの介入がありません。
ホールで毎日、同じ台を打ち続けた場合、その台が強いグループに入るか弱いグループに入るかによって雲泥の違いがありますし、強いグループに入っても台が弱いサイクル状態であったり、あるいは、逆に弱いグループに入っても台のサイクル状態は強かったりと、様々なパターンが生じます。
遊びならばOK
さらに専門的な話をすれば、グループ内の台の稼働率、シマの客の人数、ホールがホルコンを使用して設定する当日の出玉還元率(放出日、開放日等)等の影響も免れないため、これらの全ての要素が複合されて生まれる諸状況が一巡した上での確率の収束となれば、途方もない時間がかかります。
仮に遊び程度にパチンコを打ち、僅か何万円でも利益が出た時点でやめて、それ以降は当分、パチンコを打たないという覚悟ができている人であれば、ボーダー理論も悪くはないかもしれません。
しかし、僅かな利益が出た後も連日に渡って打ち続ければ、負けが込むことが目に見えています。再びトータル収支がプラスに転じるまでにどれほどの期間が必要になるか読めません。
頻繁にパチンコを打ちたい、パチンコで勝ち続けたい、パチンコの稼ぎを生活の足しにしたい、パチンコでひと財産を築きたいと願う人はボーダー理論による攻略を即刻諦めるべきです。
二枚落ちでは勝てない
話を戻しますが、二つの重大要因(台の状態とホルコンの動き)を考慮せずにパチンコを打つということは、飛車と角を抜いて将棋を指すようなものです。
将棋を指す二人の間に著しい実力差がある場合、強い方が戦う前に自陣の飛車と角(大駒2枚)を抜いて指す(攻撃力、守備力ともに激減)というハンディキャップマッチ(二枚落ち)があります。
これを私の好きなプロレスにたとえれば、一方の選手が後ろで両手を手錠にかけられた状態でキックとタックルだけで戦うようなものです。対戦する二人の間に相当な実力差がない限り、この試合はまともな勝負になりません。
気持ちよく回る台を確保しても、飛車、角なしで勝てるでしょうか?
ボーダー理論にのめり込み、自分の両手が手錠で繋がれていることすら気づかない哀れなパチンコファンで今日もホールは賑わっています。
攻略の福音
海殺しXは両手の自由を奪われた人々を解放する「攻略の福音」です。
前出のマーク付きのコラムに真のパチンコ攻略の要諦が凝縮されています。余裕のある方は下記のコラムの併読も強く推奨致します。
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(ホルコンが当たりを入れにくい台を覚えるだけで当たる台が消去法で絞り込める!)
最近は当倶楽部の公式ウェブサイトのお問い合わせフォームを通じて、パチンコ依存症気味の人からのお悩み相談を頻繁に受けるようになりました。
どんなに負けてもパチンコが好きでやめられない方が更生するためには、潔くパチンコから足を洗うか、プロ級の腕前を身につけて今までの経験を無駄にしない生き方を選ぶかの二者択一しかありません。恐らくその中間(生活苦に陥らぬ程度にパチンコに興じてお金を失う)はないでしょう。
パチンコ中毒という難しいお悩みを抱えておられる方々のために、このたびのコラムを執筆した次第です。夢の翼、海殺しXが皆様のパチンコ収支のめざましい向上だけに留まらす、人生の大転換(Drastic Change)をもたらすことを熱願しています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<当倶楽部紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
<ホルコン特集>
<推奨コラム>
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
★末永き幸せの友
Coffee Break
不幸な銀婚式
熱愛の末に結ばれた男女にはある約束があった。
夫「俺たちの末永き幸せのために、ひとつの約束をしてくれ。ここに置いた箱の中身を決して見るな」
従順な妻はその意味を問うことなく約束を守り、四半世紀の月日が流れた・・・
二人が結婚25周年を迎えた日、夫が口火を切った。
夫「もういいだろう、君が真相を知っても。25年も円満な夫婦でいられたんだ。この箱を開けろ」
箱の中には3個の空き缶と20万円近い現金が入っていた。
妻「これはどういう意味?」
夫「約束を守り通してくれた君へのプレゼントだ」
妻「凄い大金ね。でも、空き缶なんて欲しくないわ」
夫「まずは話を聞け。女好きの俺は自分を戒めるため、浮気をするたびに一個の空き缶をこの箱に入れた。箱を缶でいっぱいにしてはならないと自分に言い聞かせた」
妻「浮気は一度だけでも問題なのに、あなたらしいわ」
夫「その寛大さに礼を言いたい」
妻「25年間で3回の浮気ですんだのだから、あなたにしては上出来よ」
夫「俺が環境保全に意識が高いことは知ってるか?」
妻「特にリサイクル運動に熱心だよね」
夫「その通り。あの箱が空き缶で埋め尽くされるたびにリサイクルセンターに缶を持っていって換金した。こうして約20万円の貯金を作ったんだ」
]]>
何気ないホールの日常に潜むホルコンの不気味さ
読者からの要望
当ブログ及び海殺しX事務局便りでは、できる限りリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の生の声を伝えることに努めてきましたが、先日、ホルコン攻略にご関心を寄せる未購入の方より私自身のホルコン体験談を聞かせてほしいとのご要望が届きました。(以下、公式ウェブサイトのお問い合わせフォームに入ったメッセージをお名前のみイニシャル表記に変えて抜粋)
はじめまして。ブログ愛読者のIと申します。リクエストはここからでよいのでしょうか?・・・(中略)次のリクエストは佐々木様ご自身の体験も聞かせていただきたいということです。いつもの説得力ある文章でホルコンの存在を信じるようになったエピソードなどをご紹介いただきたいという希望が自分にはあります。私はたくさんのコラムを通じて、これだけ説得力があるのだからホルコンの当たり誘発はきっと事実なんだろうと思うようになりました。それでも完璧主義の自分は佐々木様の言葉でご自身の体験を語っていただいたものを読んでから海殺しXの購入を検討したいのです・・・(後略)
私が受けた衝撃
ご要望に応えて、20年以上前に私がはじめてホルコン情報を入手して、ホルコンが大当たりを強引に発生させているという事実を我が目で確認するに至った経緯を下記コラムにて公開致しました。
後半部分のかなりのスペースを割いて、素人時代の私がとある筋からホルコン情報を買い、それが都市伝説でもなんでもなく、紛れもなく真実であると確信して、全身が震えた話を赤裸々に綴っています。
大勝ちしたにもかかわらず、嬉しさよりも「こんなことが許されてよいのか!」という憤りやこんな信じ難いことがどのホールでも平然と行われていることに寒気を感じました。
どうやらこの妙な寒気がホルコンの秘密を知った人々を襲う万人共通の衝撃のようです。
今ではホルコンの出玉調整に慣れ切ってしまいましたが、はじめてその事実を目にした時は、まさに人生最大の衝撃体験でした。
誰もが例外なく
昨今は素人のパチンコファンでもホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)を知っている人が少なくなく、「何が衝撃体験だ」と思われる方もいくらでもいらっしゃることを承知の上で、このたびのコラムのタイトルを「あなたの知らない世界」としました。
ホルコンの隠れた機能は信じない人にいくら話しても無駄です。彼らは「パチンコは回るたびに抽選が行われるのだ」と建前にすぎない完全確率論を盲信しています。
しかし、海物語の魚群の秘密とパチンコの不思議でも触れましたが、完全確率論では説明のつかない不可思議な現象がどのホールでも例外なく毎日のように発生しています。
このようなことを疑問に思った人は、インターネットで検索したりしているうちに、遅かれ早かれ、ホルコンの存在を知ることになります。
そして、実際にホルコン攻略法を購入してはじめて「あなたの知らない世界」をまざまざと見せつけられ、かつての私のように、衝撃の真実の前に目を覆いたくなるのです。誰もが例外なく。(ちなみに、ホルコン攻略法は海殺しXに包含されています。詳しくは、海殺しXのテキストブック参照)
隔世の感あれど
ちなみに、私がはじめてホルコンの隠れた機能を知ったのは90年代の頃ですので、まだ一般にはこのような業界のマル秘情報が世間には全く知られていなかった時代でした。(今では公然の秘密に過ぎず、知っている人はいくらでもいますが・・・)
今日、ホールの常連客の何割かは何食わぬ顔をしてホルコンを意識した行動(超強力なスーパーリーチが外れた後にホルコンがつなぐ同グループの台に移動する等)をとっていますが、私がホルコン情報を入手した当時、そのような立ち回りをしている人は皆無に近かったように思います。
杖をついて歩くおじいさんやおばあさんまでが子供や孫に教わったのか、ホルコンがアクティブにしているグループ(グループ構成の見分け方なども海殺しXのテキストブックに記載)の空席に移動したりする光景を頻繁に目にする時代になりました。(通常のホルコン攻略だけでトータル収支をプラスにすることは難しいと思いますが、ホルコンの知識が少しでもあるだけで収支は格段に上がります)
まさに隔世の感がありますが、それでも今頃になってホルコンの秘密を知る人は20年以上前の私と同じ衝撃を受けると断言することができます。
それを裏付けるように、最強攻略法・海殺しXをご購入いただいた顧客の方々から入る最初のご感想は「ホルコンの噂が真実であることがわかって本当に驚いた」というようなメールばかりです。
不思議なことに、最初は腰を抜かして驚かれた方々も何週間も経たぬうちに慣れ切ってしまって、知らぬまに「何食わぬ顔をしてホルコンを意識した立ち回りをする人」に変わります。
まだホルコンの隠れた機能を疑いつつも、好奇心から「あなたの知らない世界」を少しでも覗き見してみたい方は、前出の印コラムを是非ともご高覧下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
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【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
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★幸福の泉を探せ!
Coffee Break
アイルランドの天才劇作家、ジョージ・バーナルド・ショーの名言
「私は自分の生活には能力のすべてを使ったが、自分の作品には才能しか使わなかった・・・」
パチンコ攻略の革命児、佐々木智親の戯言
「私はパチンコの研究には能力のすべてを使ったが、実際の攻略には海殺しXしか使わなかった・・・」
]]>「セット打法に対策が入った」といウソの背景と真の攻略法の実態
反響続々
海殺しX事務局便りに発表した「パチンコに攻略法はない」という大嘘はアップロード初日からアクセスが殺到して、当倶楽部の公式ウェブサイトのお問い合わせフォームを通じて、早くも感想、質問などが舞い込んでいます。その大半は最強攻略法・海殺しXの未購入者からのものです。
質問の中で意外にも多かったのは、パチンコ攻略法に対するメーカー側の対策に関するものでした。そのうちの一通(氏名未記入)を紹介致します。(以下抜粋)
長年、リヴィエラ倶楽部さんのコラムを楽しく読ませていただいています。どの記事もユーモアがあって楽しめます。最近はコーヒーブレークが楽しみで、いつもそこから読むことにしています。コーヒーブレークがない時はちょっとがっかりします。
記事の感想はホームページのお問い合わせフォームから受け付けるという旨でしたので、私も初の米入れをさせていただきます。(筆者註・「米入れ」とは「コメントを入れる」という意味でしょうか)
セット打法否定の記事がありました。昔のことですが、私にはセット打法でだまされたイヤな思い出があります。だまされるたびに懲りるのですが、値段の安いものを見つけると今度は本物かもしれないと思って、まただまされるの繰り返しでした。
10年前に最後の偽物攻略に騙されてからは一度もパチンコ攻略法を買っていません。そのころから「パチンコに攻略法はない」と思うようになりましたが、リヴィエラ倶楽部さんのブログに魅入ってからは、その考えもぐらついてきて、今は海殺しXの購入を検討しています。
その前にお聞きしたいことがあります。海殺しXができたのは今から15年前とのことですが、対策されてはいないのでしょうか? 私がだまされたセット打法を売っている業者は私の抗議に対して「対策が入って使えなくなった」と言いました。私が聞きたいことは、そもそも対策というのは可能なのかということです。対策という話まで嘘っぽく聞こえてしまいます。・・・(後略)
逃げ口上
はじめにご質問への回答ですが、「攻略法が発覚して対策が入った」というのは偽攻略法を販売している人たちの常套句です。
かつては裏ロム台だけに通用するセット打法がありましたが、今ではそのような違法な台は皆無に近いため、「セット打法はない」と断言してもよいのです。
20年以上前はパチンコメーカーのプログラマーの中にも悪い人がいて、自分で儲けるために裏ロムセット打法を作っていた時代がありました。(ホールの店長がお金を貰って裏ロム設置に協力)
当時は妙な出で立ちの客(スジモノ等)がいつも同じ台で遊戯していて、座るとすぐに当てて大儲けしていることを不審に思った経営者もしくは店長の上に立つスーパーバイザーがメーカーにその台を調べさせ、裏ロムを見つけて部品交換、店長を解雇という話も時々伝わってきましたが、裏ロムは作る方もその情報を入手して利用する方も完全な犯罪行為にあたりますので、警察も取締りを強化して、いつのまにか大昔の話になってしまいました。
今、インチキなセット打法を販売している業者(大半は公から姿を消したが・・・)は逃げ口上で「対策が入った」と言い、彼らは「対策が入れば使えなくなります。お急ぎ下さい」というトークで人を騙します。
狡猾な業者は「購入が遅れたために対策が入り使用できなかった時の責任を弊社は負いません」と煽りつつ、「通用しなかった」というクレームに対する言い訳を事前に用意しています。
架空の対策
素人時代、私は 有名なパチプロ集団の名を語り偽攻略法を販売している業者に「対策というのは具体的にどのようなことをするのか?」と質問したことがあります。先方は「台の内部の部品を交換する」と答えました。「有り得ない」と思いました。
パチンコの機種というものは何万台の単位で販売されています。ヒット機種になりますと10万台を突破します。昔、稀にあった裏ロム台の部品交換は発覚した台だけですみます。たいした数ではありませんでしたので、メーカーの人が出張して対処すれば簡単に解決したのでしょうが、全国に出回っている全ての台の部品交換にかかる費用は莫大なものとなります。
下請け業者にやらせるとしても、人件費、出張費、宿泊費、取替え用部品の製造費などを合計すれば何十億円レベルの話です。
まだ偽攻略法がインターネット上に乱立していた頃、売る側は「攻略法が発覚するたびにメーカーは対策を入れる」という真っ赤な嘘をついていました。
今ではほとんど消滅した彼らのウェブサイトにはデパートの商品陳列の如く、当時、ホールに出回っていた機種の大部分の攻略法が網羅されていたものでした。
もしそれらが成功率100パーセントの本物のキズネタであり、対策というものが架空の話でないとすれば、パチンコメーカーは機種が出るたびに何十億円もの対策費が必要となり、年間で何百億円単位の支出を余儀なくされることになります。メーカーの企業規模からしてこんなお金があるわけがありません。
パチンコ攻略法の分類
ここで話を整理します。パチンコ攻略法をシンプルに大別すれば、ざっとこんな分類になります。
◆ホルコン系 最強攻略法・海殺しXの攻略情報の半分はこのジャンルに属します。海殺しXのテキストブックにはホルコンのグループ構成の見分け方や攻略の方法を記載しています。ホルコン攻略法は全機種共通ですが、海物語シリーズに特化した攻略情報を盛り沢山加えています。オプションのカシオペア攻略術には危険領域速攻法、神秘の回転数など通常のホルコン攻略が絶対に教えない一撃必殺の技を含みます。海殺しXの最大の功績は危険領域と神秘の回転数の発見です。
この二大発見はパチンコ攻略史の中で最も光り輝くものと自負しています。他社のホルコン攻略に関しては、似たり寄ったりの印象を受けます。(研究用に幾つか購入。全て購入したわけではないが・・・)ホルコン系の攻略法は総じて信頼できます。(少なくとも研究用に購入したものは全て本物であった)
◆セット打法 ある手順を完了させることにより台の内部にバグを発生させ、大当たりを強制誘発させるという触れ込みの偽情報。全てが嘘と断言できるほど悪質極まりない攻略情報です。
冒頭の印コラムの中で解説していますが、偽攻略法を販売する悪徳業者との対決を専門とする弁護士の活躍により、セット打法を販売する業者はインターネット上からほぼ姿を消しました。
世間の人々が「パチンコ攻略法って本当にあるの?」、「パチンコに攻略法は存在しない」と言う時の大半は、パチンコ攻略法=セット打法という誤った定義でパチンコ攻略法という言葉が使われます。つまり、「パチンコ攻略法はない」という言い方は大間違いであり、「パチンコにセット打法はない」と言い直す必要があります。
現在、公に活動できなくなった詐欺師たちの一部は、一転してパチンコ攻略詐欺被害者救済活動という美名のもとに「被害者の損失を取り戻す」という新たな嘘をつき、小額の着手金などを騙し取る究極の偽善活動を展開中です。
◆その他 ボーダー理論、波理論、変則打ち(大当たりラウンド中、確変中に特殊なハンドル調整をして少しだけ出玉を増やす方法)など無数にあります。嘘ではありませんが、それだけで勝てるものではありません。したがって、無料で入手できるものばかりです。
詐欺師VS弁護士
最近、SNSで偽攻略法(セット打法)の被害に遭った人が詐欺師の手口を告発する投稿をしているのを見かけました。その人が騙されたのは、かれこれ10年以上前のことです。まだパチンコ攻略法詐欺の救済を専門とする正義の(?)弁護士たちが詐欺師撲滅のために戦っていた時代の話です。
「詐欺師と戦う」と言えば聞こえは良いかもしれませんが、これもひとつの商売です。当時はパチンコ攻略法詐欺があまりにも多く、大きな社会問題となっていました。それが一部の弁護士たちにとっては絶好のビジネスチャンスとなったのです。言うなれば、ヘビ(詐欺師)対マングース(弁護士)の死闘です。
昨今は「あなたのクレジットカードの過払い金を取り戻します」という弁護士が蛆虫のように沸いてきました。YouTubeなどでそのような広告を目にしたことのある方は少なくないでしょう。
悪徳弁護士
ここで忘れてはならないことがあります。弁護士の仕事の60パーセントは社会正義の促進に寄与しますが、残りの40パーセントは社会悪を助長するものです。
いつの時代も金稼ぎに熱心な弁護士がいます。商魂逞しい弁護士であっても、被害者を救うことに貢献さえしていれば彼らの存在意義をそれなりに認めることができます。もっとひどいのは悪徳弁護士(離婚ビジネス等)です。
ある日、突然、奥さんと子供が蒸発するという事件が今日の日本に多発しています。これは法的不備を利用した卑劣なビジネスです。しばらくすると、夫は行方をくらました奥さんから内容証明郵便を受け取り、「離婚に応じなければ裁判に持ち込む」と脅されます。
理由は夫のDV(家庭内暴力)などをでっち上げたものが多く、現行法の不備により、これをやられた男性に勝ち目は薄く、しかも、離婚に応じた男性は理不尽な形で愛する子供を失った上に毎月、高額な養育費を払わされる羽目になります。(養育費は所得によって異なるため、高収入の男性がターゲットになりやすい)
法律を悪用する知恵が一般女性にあるわけもなく、その背後には子供の連れ去り(事実上の誘拐)を裏で教唆する悪徳弁護士がいます。
暗黒時代の被害者
これに比べれば、パチンコの偽攻略法の被害者を救済する弁護士は遥かに正義の味方なのですが、「パチンコに攻略法はありません」とウェブサイトに事実に反することを堂々とぶちまげるのは、私どものように真の攻略法を販売する者にとって実に迷惑な話です。(「パチンコにセット打法はありません」と正確に言い改めるべきです)
話が少々、脱線しましたが、今から約20年前から約10年前にかけて、このような暗黒の時代があったということです。
暗黒時代、ネット上には無数の偽攻略法が溢れ返り、最初のうちは偽攻略法を販売する詐欺師たちの独走状態でしたが、次第に金儲けに熱心な弁護士たちが彼らに食らいつくようになり、そのお陰で偽攻略法を販売する業者はことごとく姿を消しましたが、偽攻略法が減りすぎて、今度は弁護士の方が商売にならずに困っているという笑止千万の話です。
騙された人の話
話を元に戻しますが、パチンコ攻略詐欺の被害に遭い、詐欺師の手口をSNSで暴露した人は騙された後、販売元の会社に電話をかけて「効果がなかった」と抗議をしたそうです。
すると、「もう対策が入っちゃったかな。不運でしたね。こればかりは時間との勝負だから仕方ないですよ」と言われた後、別の機種の攻略法を売りつけられたそうです。
この時点で怪しさに気づくのが普通であると思うのですが、ギャンブルに負けた人は負けた分をギャンブルで取り戻そうとする習性があります。冷静な判断力を失って、相手の言いなりになり、別のセット打法を注文してしまったそうです。
紙切れ一枚
当然、この攻略法にもなんの効果もありませんでした。
そもそもセット打法というものは、無意味なセット手順が記された「紙切れ一枚」をとんでもない金額で売りつける悪質な商法です。「先祖の祟(たた)りがあるから不幸の連鎖が断ち切れないのだ」と人を脅して高額な壷を売りつける霊感商法と同レベルの卑怯な商売です。
通常の悪質商法は多少は価値のあるものをその価値に見合わない高額な値段で売りつけます。以前、羽毛布団を催眠商法で売りつける事件が続発した時期がありましたが、問題は異常な価格にあり、商品そのものはわりと高品質なものでした。
霊感商法とパチンコ偽攻略法は全く価値のないものを「価値がある」と偽って売りますますので、もっと悪質な商法です。
寿司と同じ?
さて、またしても騙された被害者が再び抗議の電話をかけると、先方は「何月何日に使いましたか?」と聞いてきたそうです。「○月○日です。攻略法が届いたその日は所要があって打てなかったので翌日、ホールに行きました」と答えると、「それは災難でしたね。実はこれにも対策が入ってしまって、ちょうど○月○日から使えなくなってしまったんですよ。前日に予定をキャンセルしてでも打ちに行けばよかったのに」という図々しい作り話を平然と語ったというから呆れます。
被害者は別の攻略法を売りつけられ、それも効果がなかったので今度は相当腹を立てながら電話をすると「攻略法というのは新鮮さが命なんです。寿司だって本当に美味いのはネタが新鮮なうちだけでしょう。パチンコの攻略ネタも同じですよ」と厚かましいことを言ってきたそうです。
被害総額は30万円以上
「攻略法を三つも買ってどれも効果がないというのはどういうことだ? 本当にこんなに手際良く対策なんてできるのか?」と食らいついたところ、「攻略法を開発している我々と攻略法が発覚するたびに対策を実施するパチンコメーカーのいたちごっこは今日に始まったものではありません。昔から現在に至るまでずっと続いているんです」ともっともらしいことを言ってきたそうですが、さすがにこの期に及んでは、その人も騙されたことに気づき、次に薦められた偽攻略法は買わずにすんだそうですが、気がつけば被害総額が30万円を超えていたと言います。
釣りの名手
詐欺師との最後の会話が傑作です。
先方は普通の人間ではありません。スジモノ、もしくはスジモノとつながりのある特殊な人種です。
懲りずに別の攻略法を売りつけてきたので、「また金を騙し取った後で対策が入ったとでも言うんだろう。もうその手には乗らないよ」と被害者が嫌味たらしく言うと、先方は「我々の攻略法を買う人は対策の恐怖に怯えながら買うんですよ。何度も買い遅れて、購入直後にホールに行っても対策後だったのでお金がパーになったという苦い経験を幾度も経て、何回目かの購入でやっとなんとか間に合って、それまでの攻略法の購入代金を1日で回収してから二日目、三日目、四日目も荒稼ぎしてハッピーエンドという感じですかね。一週間はもたないかな。どんなに対策が遅れても一週間はかからないと思うので。でもお客さん、宝くじを何度買っても一等は当たりませんが、攻略法を買い続ければ、いつかは対策前に使える日が来ますよ」と、またもや「もっともらしい話」で釣ろうしてきたそうです。
インターネットの世界では詐欺を表す言葉として「フィッシングメール」とか「釣り師」というスラングがありますが、私はこの話を聞いて、まさしくこういう連中のことを釣り師という言うのかと合点したものでした。
とにかくカモになりそうな人を見つけては釣って釣って釣りまくるわけです。本来のパチンコ攻略法は勝つ方法、勝つための道筋を示すものであり、「この手順を完了すれば100パーセント当たる」というものではありません。又、成功率100パーセントの大当たり強制誘発打法が存在すれば、世の中の秩序が乱れます。
Cf. パチンコ攻略法の誤った概念を正す!〜本物と偽物との違い
引き金は過去のキズネタ
セット打法が発覚するたびにメーカーが対策を入れるという話の大半は嘘八百です。過去には真のキズネタ事件(プラグラマーの不正=内部犯行)が幾つかありました。必然的にメーカーは対策を余儀なくされました。
しかし、発覚後に迅速に新部品を製造してすでに全国に出回っている何万という大量の台の部品交換をすることはできませんでした。そのため、キズネタの被害に遭ったホールは対象機種にしばらくの間、「故障」もしくは「調整中」という張り紙をして、使用不可にしていました。
このような不祥事が噂で広まったために、一般のパチンコファンも「パチンコにはセット打法というものがあり、メーカーはその対策が必要なのだ」と思うようになりました。
それに乗じる形で偽攻略法を販売する業者が暗躍するようになったのです。
彼らは「メーカーの対策が入る前に大急ぎでご購入下さい」とメーカーの対策を煽りの道具として用いて、「効果がなかった」というクレームには「メーカーの対策が入ったからだ」と言い訳に利用しました。(素人時代の私も幾つかのセット打法を試しに購入して、SNSで見かけた被害者と似たような体験をしているため、この方面の知識に明るい)
キズネタ事件が残したもの
過去に発覚したごく僅かなキズネタ事件は詐欺師たちの偽攻略法を生み出しました。
キズネタ事件が週刊誌などで世に広まったために、キズネタを模索する人々を生み出し、彼らの目には偽攻略法(セット打法)がキズネタに見えたということです。
その後、社会正義を振りかざす「燃える商魂」の弁護士たちが詐欺師たちの大半を撲滅しました。
今度は虚偽を語ってはいけないはずの弁護士が「パチンコに攻略法はない」という大嘘をつくようになりました。
恐らく悪意はないのでしょう。彼らは本当に全てのパチンコ攻略法はイカサマであると信じているのかもしれません。
しかし、セット打法のことを「パチンコ攻略法」と表現するのは由々しき事態です。
過去のキズネタ事件は「労せずして金儲けをしたい」という不労所得願望の強い人々の妄想を膨らませ、本来であればセット打法だけが糾弾されなければならないのに、正当な攻略法までが存在しないという誤認識を人々に植え付ける結果をもたらしました。
基本的に対策はない
又、未だにセット打法の存在を信じている人々の間では「パチンコ攻略法は新鮮さが命」という風聞が信じられており、それはメーカーが攻略法に対策を講じるという過去に数えるほどしかなかったキズネタ事件がベースになっています。
前述したように、パチンコ攻略法にもいろいろな種類があります。
ホルコン攻略に関して言えば、次に当たる台を予想して、その台に座るだけですので、ホールが対策を用意することは不可能ですし、台の欠陥とは無関係なことですのでメーカーは「我関せず」です。
何日も不調サイクルから脱することのできなかった台を「そろそろ爆発する頃に違いない」と想定して打つ単純な攻略法も同様です。そんな稚拙な戦術だけで勝てるほどパチンコは甘くはないのですが、そのような台がいつかは好調台に化けることは事実です。(サイクル及びサイクル変換の秘密に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
しかし、それはデジパチのどの機種も好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルがランダムに変転する仕組みに設計されているのが原因であり、それが製品の仕様である以上、対策など無意味(不要)です。そもそも対策そのものが許されません。(検定通過後の仕様変更は違反)
今後も恐らくは「ない」
もちろん、今後、全く対策が行われないとは言い切れません。メーカーのプログラマーの仕組んだ内部犯行が再び表沙汰になれば、メーカーはホールに対する責任を逃れることはできませんので、昔のようになんらかの手は打つでしょう。
しかし、そのような犯罪は滅多に起こるものではなく、今後、何十年にわたって、そのような事件が全く起きなくても少しも不思議ではないのです。ましてや「パチンコ冬の時代」と呼ばれて久しい昨今、不祥事を起こせば、企業生命にかかわりますので、どのメーカーも従業員の不正には神経を尖らせています。
抱腹絶倒のVシネマ
以前、パチンコ攻略法を主題としたVシネマがありました。私が腹をかかえて大爆笑したのは最後のシーンでした。
二枚目俳優がダブルのスーツを着て、両手をポケットに入れて螺旋階段をゆっくりと歩きながら現れ、極悪パチプロに「セット打法を編み出すことはできても、人の心まではセットできなかったようだな」と気障な台詞を吐くのですが、格好良いはずの言葉が滑稽極まりなく、笑いが止まらなかったことを覚えています。
映画の中ではセット打法が存在するように描かれていますが、実際は人々の妄想にすぎません。しかし、セット打法は映画のストーリーとは裏腹に人々の心をセットしてしまいました。
今でもセット打法を信じている人々はセット打法が見つかるたびにメーカーが対策を施すと信じています。無知な人々の心をこのようにセット(固定)して、「攻略法は新鮮さが命」という神話を生み出しました。
攻略法の帝国
長い歴史を誇る帝国ホテルは文句なしに日本一のホテルです。設備においても、サービスにおいても、新しくできたどのホテルにも負けません。
海外から国家元首や要人が来日する時、日本政府が指定する宿泊先は限られています。その中でも最も頻繁に使用されるのが帝国ホテルです。
セキュリティーの面でも日本一のホテルですが、客室もホテルに付随するレストラン、喫茶店も最高級というテーマで統一されています。古いからボロボロというわけではなく、常にメンテを怠らず、ピカピカの外観と最上級の居心地の良さを保っています。
帝国ホテルの歴史には足元にも及ばない当倶楽部ですが、2022年現在で15年の歴史を持つ当倶楽部はパチンコ攻略法を販売する業者の中では老舗に属します。
Cf. リヴィエラ倶楽部が15周年
今後も私どもはリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様に信頼される団体を目指して前進を続けます。門下生の皆様に「最強攻略法・海殺しXこそ日本一のパチンコ攻略ノウハウである」と言わしめるべく改良を重ねてまいります。
私どもの野望はパチンコ攻略帝国を築き上げることです。すでに帝国の基礎はできており、後はより高みを目指すのみ。これを門下生の皆様と共に成し遂げます。
15周年の節目にあたり、目には見えない偉大な帝国の繁栄のために力を貸して下さった門下生の方々に心より感謝の意を表します。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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<好評の大嘘シリーズ>
<最新人気コラム>
<アクセス爆発>
★夢と希望を乗せて未来へ・・・リヴィエラ航空
Coffee Break
「ジャンボ機内にて」
乗客「この飛行機が墜落する確率はどのくらい?」
スチュワーデス「10万分の1以下です。どうぞご安心下さい」
乗客「その程度の数字ではとても安心できないな」
スチュワーデス「それではお客様が当機をハイジャックして下さい」
乗客「?」
スチュワーデス「飛行機がハイジャックされて、しかも墜落する確率となれば1000万分の1以下になります」
]]>
胸がときめく絶妙のスペック! 攻略のポイントはここだ!
大人気機種の復活
今、パチンコファンが集うネット上のコミュニティーでは、平和の新台、Pルパン三世 消されたルパン2022の話題で持ち切りとなっている。2013年に12万台突破の大記録を打ち出したCRルパン三世〜消されたルパン〜の復刻版ということで全国のルパン3世ファンが2022年10月3日の導入日を待ち焦がれている。
9年前、はじめてルパンがホールに登場した時は人気がありすぎて、なかなか空席が見つからなかった。まるで一時期の海物語のような状況を呈していた。爆発した時の爽快感、スピード感が他機種を引き離していた。
令和の時代に甦る伝説の名機のリバイバルは、前作の良さをほぼ踏襲した上で確変中の消化スピードを上げ、さらにカスタマイズなどの新機能が加わった。GOLDEN TIME中の大泥棒モードはメーカー(平和)自慢の新趣向。バリエーション豊かな演出を通じてボタンを獲得して、沢山獲得するほど大当たりの期待感が高まる。確変突入率、継続率ともに84パーセントと確変ループタイプの機種としてはかなりの高率に設定されている。
スペック紹介
まずはじめに、Pルパン三世 消されたルパン2022の全体のスペックを見てみよう。
▼大当たり確率:1/319.6(確変時1/38.5)
▼GOLDEN TIME突入率:約84%
▼GOLDEN TIME継続率:約84%
▼電サポ回数:20回 or 40回 or 60回 or 次回まで
▼賞球数:1&3&4&10&15
▼ラウンド:2R or 4R or 6R or 8R or 10R
▼大当たり振り分け
<ヘソ>
10R確変(電サポ次回まで):1%
4R確変(電サポ次回まで):68%
2R確変(電サポ次回まで):13%
2R通常(電サポ20回):14%
2R通常(電サポ40回):3%
2R通常(電サポ60回):1%
<電チュー>
10R確変(電サポ次回まで):50%
8R確変(電サポ次回まで):4%
6R確変(電サポ次回まで):8%
4R確変(電サポ次回まで):9%
2R確変(電サポ次回まで):11%
2R通常:(電サポ20回):14%
2R通常(電サポ40回):3%
2R通常(電サポ60回):1%
考察
このスペックの場合、好調台は確変で当たった後、あるいは、非確変で当たって一瞬、打ち手を失望させてから時短中に確変で当たった後、10ラウンド当たり中心の多連荘に発展するか、10ラウンド当たりの乱発を避けた出玉の少ない当たり(2R、4R)が中心の大連荘(15連荘以上)が見込まれる。
確変中の10ラウンド当たりの頻度の他に8ラウンド当たりの頻度も重要である。過去の類似スペック機種から言えることは、低い振り分け率に抑えられている良い当たりが頻繁に出る台は好調サイクル台の可能性が高いということである。(サイクル状態とサイクル変換の秘密に関しては、最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)
盲点になりやすいは、電サポ60回付きのの2ラウンド通常当たりの意義である。これも過去の類似スペック機種から言えることであるが、サイクル状態の良い台が一時的不調に喘いでいる時にこのような当たりが発生する。
「良くない当たり」には違いないが、同じ2ラウンド当たりでも僅か1パーセントの振り分け率の当たりを勝ち得たことに意義がある。
好調台の一時的不調を説明すれば幾らか専門的な話となる。他のコラムでも時折、触れているように、現代のパチンコはホルコン(ホールコンピュータ)で出玉制御されているからである。
好調台が苦しむ理由
好調台にも一時的に伸び悩む時期がある。それは出すぎた後の小休止であったり、まだまだこれからという段階で連荘が継続せずに振り出しに戻る展開であったり、様々なケースがある。ホルコンの動きが手に取るようにわかるプロ級の打ち手であればすぐに原因が究明できるが、好調台の停滞には主に二つの要因がある。
一つはホルコンが繋ぐ同じグループの台と関係がある。一つのグループに複数の好調台が存在する時、ホルコンがそのうちの1台を可愛がり、残りの好調台にはご挨拶程度の礼儀しか示さないことが頻繁にある。大抵の場合、はじめに優遇された好調台が腹一杯の出玉に満足した後、取り残された好調台にもチャンスが訪れる。しかし、はじめに優遇された好調台が活躍中の時はその他の好調台の勢いが押さえつけられることが多い。(稀に一つのグループの好調台が同時期に、2台、3台と爆発することもあるが、このレア現象が発生した場合、他のグループの台は壊滅状態となる)
もう一つのケースはグループの力が落ちている時である。ホルコンはサイクル状態の良い台が複数含まれるグループ、稼働率の高いグループを好むため、その両方の条件を満たしたグループの力は強大となる。
このような強大なグループが生まれて大暴れすると、その皺寄せは他のグループに及んでしまう。他のグループの台は好調サイクル突入中であっても、台の実力に見合わないハマリに喘いだり、台の実力に見合わない結果(単発当たりで終わる、連荘数が足りない等)に甘んじることになる。又、強大なグループであっても、グループ全体で出し過ぎた後やグループとして単発当たりを連続して出した後に一時的な不調に苦しむ。
アドバンテージ
明らかに好調台の挙動を示していた台が急失速したり、停滞している時に「せめてもの救い」が伴った「良くない当たり」が発生しやすい。
Pルパン三世 消されたルパン2022の場合、電サポ60回付きのの2ラウンド通常当たりがそれにあたる。本来は連荘がもっと続かなければならない好調台が不覚にも本来の実力を出し切れずに連荘が終了してしまう場合、最後の当たりがこれになるケースは多いはずである。又、通常時に当たっても確変にはならず、「躍進の時期はしばらくお預け」というような状況でもこの当たりで打ち手をいくらか慰めることになろう。
ミドルの場合、好調台でも再度の初当たりには200回転前後を要するのが普通であることを考慮すれば、「電サポ60回転以内に当たらなければ、後は140回転前後、お金を使って回して下さい」という意味に解釈できる。しかし、電サポ20回転、40回転と比べれば、少しは「お得な感じ」がする。
好調台というものは、このようなアドバンテージをあらゆる場面で打ち手に与える。爆発する時は「今までこんなに出たのに、またマックス当たりかよ!」と打ち手を興奮させ、連荘が長続きしなかった好調台は時短が終わってからすぐに確変で当たり、「先程の低パフォーマンスはご愛嬌です」と台が丁重にお詫びをしてくれる。同様に、上述の事情により好調台にも気前良く出玉を放出できない時は「今はこのくらいの気遣いしかできませんが、勘弁して下さい」と電サポ60回転付きの2ラウンド通常当たりが与えられる。
順番待ち
もっとも、どうしようもない台はこのような当たりの後にも深くハマるが、好調台の場合は「今はご辛抱下さい。然るべき時期が来た時はあなた様を支援しますから」とホルコンが語っていると解釈してよい。
自民党の総裁選で派閥の領袖から「今回はあいつに首相をやらせる。おまえはその次だ」と言われて立候補を断念する新進気鋭の議員をイメージしていただきたい。次期総裁の座が確約されていれば我慢もできる。パチンコもグループ内に総裁クラスの実力者(台)が複数存在する場合は順番があり、不幸にも順番待ちになってしまった好調台には「不幸中の幸い」というアドバンテージの中では最低のものが与えられるわけである。
したがって、「まだ時が来ていない好調台」はふんだんに休憩をとりながら(回し過ぎによるサイクル転落を防ぎ)虎視眈々とチャンスを窺う作戦を採択するしかない。
このような台を当てて、一気に大量の出玉を獲得するには、海殺しXのオプション、カシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法を積極果敢に使用する必要がある。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQも参照) 打っている台が好調サイクル台であることが確実であれば、危険領域速攻法を何度か試して全てが不発に終わることは滅多にない。気長に構えていればよい。
安全勝ちが狙える
好調サイクルに入っている台は単発当たりの2連続、3連続がない限り、滅多にハマることはない。
しかし、確変割合が50パーセントに近い機種(初期の頃の海物語等)が一般的であった時代はプロでも好調台が見抜けず、よく判断ミスを犯していた。当時は好調台でも時々単発当たりが続き、小ハマリを経て爆発というパターンも少なくなかった。単発当たりが連続したために「有望な台ではない」と判断を誤り、その台を捨てたがために、他人に取られて爆発を許す凡ミスをプロでもやらかしていた。
しかし、昨今は機種のトレンドも変わってきて、確変割合が高い機種が多い。Pルパン三世 消されたルパン2022も確変割合が80パーセントを超えているため、このような判断ミスは起こりにくい。この機種は自分が打っている台が果たして勝てる台なのかと疑心暗鬼にならずにすむ。安全勝ちが狙えるという点で当倶楽部はリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様にPルパン三世 消されたルパン2022の攻略を推奨する。
悪い台から逃げろ
このスペックで初当たりが2連続、3連続で単発になる台はかなりの高確率でサイクル状態の優れない台である。甘デジであれば、当たりのペースが速いのでサイクル好転の可能性に望みを繋ぐこともできるが、ミドルの場合は無謀な勝負は避けた方がよい。
単発当たりの2連続、3連続を出した台はどこまでハマるかわからない。初心者は手を出さない方が賢明である。(そういう台の当たるタイミングが見抜けるベテランの海殺しXユーザーは打ってもOK) この機種は初当たりが確変で来て当たり前なのである。(確変でなくても時短中に確変で当たればよし)しかし、たいしたことのない台(通常サイクル台)はせいぜい5〜6連荘で撃沈してしまうことが目に見えてる。7〜8連荘したとしても、2ラウンド当たりばかりであれば、ろくな出玉にならない。不出来なパフォーマンスが連続した場合はすぐにそのような台からは逃げよう。(好調台でも不出来なパフォーマンスを出すことはあるが、2回、3回と続くことは滅多にない)
出玉も重要
この類のスペックでは連荘数だけでなく出玉の量にも注目する必要がある。一つの目安として、初当たり一回につき最低でも6000個の出玉があるかどうか注目しよう。
6000個以上出せれば合格、6000個未満であれば不合格と覚えれば簡単であるが、6000個未満でも終了直後に再び確変で当たり、2回の初当たりの合計で10000個以上の出玉をもたらす台はまだ期待が持てる。深追いしてはいけない台は、初回の初当たりで6000個未満→300回転前後で2回目の初当たり→再び6000個未満というような大当たり確率から考えて順調ともハマリとも言い難いインターバルを挟んで当たり、かつ2回の当たりとも不甲斐ないパフォーマンスで終わってしまった台である。このような台がのちに爆発することもあるが、それは「すぐ先の未来」ではなく「遥か彼方の遠い未来」であることが多い。普通はその後にハマるので十分に注意されたい。
オマケ当たりの正体
又、時短中に非確変の当たりを出す台にも警戒しよう。(最悪のパターンは非確変で当たってその時短中に再び非確変で当たって2連荘)Pルパン三世 消されたルパン2022に限らず、確変ループタイプの機種で時短中に確変以外の当たりを出す台は要注意である。
爆発台でも最後の当たりが時短中の単発ということはよくある。これは企業にたとえれば、定年退職する人の最終出勤日に花束が贈呈されるようなものである。最後のオマケと言ってもよい。これからハマリに向かう元好調台への餞別とも言えよう。少し前に大量出玉を獲得した台が再び当たり、数連荘の最後が時短中のオマケ当たりであった場合、それでもって好調期終了となりやすい。
それまでのパフォーマンスが冴えなかった台に時短中のオマケ当たりが発生するケースも同様に警戒が必要である。これは企業にたとえれば、次の人事異動で閑職に追いやられる予定の人の直前の賞与がいつもより心持ち多いという会社の温情である。前述の如く、このようなオマケ当たりが60回転電サポ付きで発生すれば、まだ挽回の余地があるが、電サポ20回転であれば、当分の間、冷や飯を食わされる前触れと見て正しいことが多い。最後の時短を海殺しX流に観察して、継続プレーか台移動かの決断を下していただきたい。
時短中の挙動にも注目
時短中にノーマルリーチの次にスーパーリーチが来るパターンの連続リーチ、あるいは、2連続以上のスーパーリーチが出て当たらないという現象がしばらく当たらない台には発生しやすい。
Cf. 【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの【パチンコ攻略】
(海物語以外にも通用する攻略理論。連続リーチで良いパターンは「スーパーリーチ→ノーマルリーチ」の2連続リーチのみ)
悪いパターンの連続リーチが何度も発生した台は時短終了後に台から離れても後悔することは少ない。見込みなしの台にはルパンのように「あーばよ」と別れを告げよう。
モデルは海物語
ところで、リリース前の機種をここまで断定的に評論できるのにはわけがある。
2010年以降に出た機種の大半は(極端に独自性のあるスペックの機種を除き)海物語の内部プログラムを下敷きにして作られているからである。それ故、海物語シリーズの諸法則が他機種にも応用可能となる。海物語を専門とする我々にとっては有難いことである。(海殺しXユーザーも然り)
1999年から2007年までの間、海物語シリーズの人気は群を抜いてた。半数近くの台が海物語で埋まっていたホールも珍しくなかった。同業他社が海物語のゲーム性を研究して、その手法を真似るのは当然のことである。
新台開発はSEOと同じ
「そんなことはない」と反論される向きも少なくなかろう。「この機種と海物語とではゲーム性が全然違う」と仰りたい気持ちはわからなくもない。しかし、演出等の見た目の違いがあるだけで本質は同じである。
ご自分のウェブサイトをお持ちの方であれば、常にSEO(検索エンジン最適化)と向き合われているはずである。SEOとは、単純な言い方をすれば、検索で上位に表示されるための記事の書き方である。いくら素晴らしい記事を書いても、それが検索でヒットしなければ意味がない。検索エンジンに評価されやすい文章の書き方やコンテンツの構成というものがあり、個人の趣味のサイトはともかく、商業サイトは例外なくSEOを意識した作りになっている。
昨今は芸能記事でも、スポーツ記事でも、最初に目次があり、文字上をクリックするだけですぐにその項目に飛べるようになっている。このような配慮が「読者に親切」とグーグルの検索エンジンに評価され、その記事はグーグル検索にインデックスされ、他の評価ポイントも高ければ高順位が得られる。
たとえば、「海物語 一発告知」というキーワードでグーグル検索をかければ、(日によって多少の順位の変動はあるが)私の執筆した海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学が1ページ目のトップに表示される。これはグーグルのAIがこの記事は「読者のニーズを満たしている」、「読者に読みやすい構成になっている」と高く評価したからにほかならない。(文章自体は上手と言えないが・・・)
自慢はさておき、誰もが自分の書いた記事を検索上位に表示させることを画策するため、必然的にどのサイトも記事の書き方やコンテンツがグーグル好みのものに偏ってくる。その結果として、今では多数の人々の目に留まる記事には例外なく目次が付されている。又、検索で上位に進出する記事はニュースソースを明示して、グーグルの評価基準の一つである「信憑性」を満たすことに努力している。記事の分野は違ってもSEOの手法は全く変わらない。
パチンコの新機種開発は、検索エンジンではなく、客に評価されることを目的としている。したがって、検索上位記事の書き方を皆がお手本とするように、確実に客を喜ばせる海物語シリーズのゲーム性を同業他社は真似る。
海物語は心理学に長じる
時短中のオマケ当たり(単発)を手放しで喜べないケースが多いという傾向は、今では大半の機種に共通したものとなっている。そもそもは海物語のメーカーであるSANYOが「心理学」の達人であることが発端なのである。
パチンコで気持ち良く持ち玉を増やしていけるのは好調サイクル台(特にホルコンがアクティブにしやすいグループの中にある好調台)に限られる。しかし、通常サイクル台の中には、良い遊び台というものがあり、ずっと打っていれば最終的には負けてしまうが、良い時に当てて、良い時にやめればそこそこの利益が出せる。
たとえば、最初は2連荘で終わってしまったが、時短終了直後に再び確変で当たり、それも2連荘で終わったと思いきや、その後の時短で単発当たりが追加され、2連+3連で実質5連荘に近いというような展開である。好調サイクルに入っている台であれば、この倍は出せるところでも、台は実力相応のパフォーマンスしか示せない。
しかし、同じ出玉(5連荘弱相当分)を放出するにしても、最初に確変ワンセットで終わらせて打ち手をがっかりさせた後、時短終了直後に再び確変で当たるという一見、好調台のような挙動で打ち手を興奮させるのは海物語の良い遊び台に見られる典型的なパターンである。
プロは二度目の初当たりがワンセットで終わった時点で台のサイクル状態(真の実力)を見極める。しかし、普通の人は確変ワンセット×2を「単発一回で終わるよりはずっと良い」とむしろ肯定的に捉える。さらに、時短中にワン・モア・プレゼント(単発当たり)までもらえば、少しは得をした気分になる。
花の都、パリのサロン・ド・テでモンブランとアフタヌーンティーで寛いでいると、マスターがやってきて、小声で「サービスです」と呟いて、小さなレモンタルトをテーブルに置いてくれたようなものである。このような人身掌握術を駆使するSANYOの手口は、もはや海物語の専売特許ではなくなっている。今では他社のどの機種も海物語の二番煎じのようになっている。
ちょっとだけ喜ばせるのはダメ
結局、客をちょっとだけ喜ばせる台を過信してはいけないということである。良い遊び台は一瞬、好調台と見誤るような動きをすることもあるが、良いことが長続きしないために馬脚を現す。
もう一つ、海物語シリーズの偽好調台の例を示そう。
最大のセールスポイントである魚群が外れてうなだれていると、魚群の出ない普通のスーパーリーチが確変で当たってくれることがある。しかし、大抵の場合、こういう当たり方では多連荘は期待できない。
しかし、魚群が外れてショックを受けた打ち手はその当たりを「もうけもの」と感じる。そのために2〜3連荘で終わってもそれほど気分を害しない。このような心理操作も海物語シリーズのオハコである。
似たようなことにご用心
では、このような知識を如何に応用すべきであろうか。
Pルパン三世 消されたルパン2022には歴代のルパン3世シリーズ同様、各種ゾーンが搭載されている。不二子ゾーン、超不二子ゾーンなどは十分に当たりが狙えるが、仮に超不二子ゾーンで当たらなかったとしよう。
不二子ゾーンで当たらないのはともかく、超不二子ゾーンでも当たらないというのはとんでもないことである。通常、このような台はしばらく干される運命にあるが、時にはほどなくして当たることもある。しかも、超不二子ゾーンで当たらなかったにもかかわらず、不二子ゾーンよりも信頼度の低い大泥棒ゾーンで当たるというようなどんでん返しで。
意外な当たりに過度な期待は禁物
これが海物語で言うところの魚群で当たらず、なんでもない普通のスーパーリーチで当たる現象である。リーチアクションは似て非なるものであるが、中身には大差がないのである。ルパン3世シリーズは海物語をかなり意識して開発されている。このような意外性のある当たり方に過度の期待を抱くべきではない。(ちなみに海物語シリーズで意表を衝く当たり方をした時は70パーセントが期待外れで終わる。残りの約30パーセントは法則破りの絶好調)
通常、当たる台というものは、手始めに儀式の如く信頼度の低いスーパーリーチを出す。そして、徐々に発生するスーパーリーチの信頼度が上がっていく。クライマックスを迎えた時に「決め手」級のスーパーリーチ、すなわち、十分に当たりが期待できる強烈なインパクトを伴ったスーパーリーチで当たる。
好調台の場合はその途中プロセスが大幅にカットされることが多い。このようなゲーム性も海物語から他社に広まっていった。
毎回のようにスーパーリーチのランクアップで最後に当たるパターンでは飽きられてしまうため、意表を衝く当たり方も海物語には初期の頃からプログラミングされていた。今ではこういう細かいところまで他社に真似られているのが実情である。
6R当たりに惑わされるな
他に気をつけることといえば、連荘中の6ラウンド当たりに喜んではいけないということである。大当たりラウンドの種類が豊富な機種に共通して言えることであるが、最も一般的な当たりよりはいくらかマシな当たり(この機種では6R当たり)というものは悪い台を慰める時に使われる常套手段である。
もちろん、絶好調の台にもそのような当たりは何度も発生する。しかし、そんなもので打ち手を喜ばせようとはしない。
サイクル状態の優秀な台というものは、マックス当たりや2番目に良い当たり(この機種では8R当たり)が理論値の2倍、3倍の率で発生するか、出玉の少ない悪い当たりが中心であっても、要所要所にマックス当たりや2番目に良い当たりを出す。しかも、連荘が簡単には終わらない。
Pルパン三世 消されたルパン2022のスペックで連荘中は50パーセントの振り分け率に設定されているマックス当たり(10R)が1〜2回しか出ず、2ラウンド、4ラウンドの当たりが中心で5〜6連荘で終わった台はその時点では好調台とは言い難い。
10連荘未満の場合は出玉量で判断すべきである。最低でも6000個は出さなければ、その台にいつまでもしがみつく必要はない。
偽装時短
Pルパン三世 消されたルパン2022には確変が終わったと見せかけて実は確変状態が継続している偽装時短がある。(潜伏確変の一種)
確変終了、時短(リベンジChance)突入と思わせて、その時短が「偽装」であれば、電サポの規定回数が終わってからめでたくもGorlden Timeに復帰する心憎い演出が仕組まれている。
このようなドラマティックな出来事が好調台は何度も起こる。
「まだ十分な出玉を獲得していない好調台の連荘が終わったように見えて、実はまだ終わっていなかった」とか「ある程度、満足のいくレベルの出玉を出した好調台の連荘がやっと終わったように見えて、実はまだ終わっていなかった」というタイミングで好調台の偽装時短は発生しやすい。
好調台を手離すな
したがって、偽装時短の有無も台のサイクル状態を見抜く一つの材料となる。Pルパン三世 消されたルパン2022は確変突入率、継続率ともに高いお宝機種であるので、好調台を迂闊に手放さないことが勝利への近道となる。
ホルコンに愛されている強いグループの好調台は、ミドルでも(ハマリを経ずに)初当たりの3回は楽に獲得できる。グループ内の他の台の気の利いた動き(前出の危険領域速攻法を使える状態にしてくれる等)に助けられれば、ハマリなしの好調数珠連で4〜5回の初当たりが入ることも珍しくない。
このスペックの場合、好調サイクル突入中の台は初当たりの大半はが確変であり、しかも連荘継続回数も普通の確変ループタイプ機種よりも遥かに良い。好調台を捕まえた後はサイクル落ちするまでの間、グループの力さえ強けれ何度も初当たりが入る。
したがって、この機種で確実に勝つためには、自分の台が好調サイクルに入っているかどうかを台に起こる諸現象を通じて見極める必要がある。偽装時短が何度も発生する台は高確率で好調サイクルに入っている。
もちろん、偽装時短はくだらない台を喜ばせるための手段としても使われるが、サイクル状態の悪い台は偽装時短で打ち手を喜ばせた直後に連荘が終わってしまうことが多い。ここが好調台との相違点であると覚えておこう。
没個性の時代
このようなことも類似スペック機種からの類推ですぐにわかってしまう。今の時代はどの機種にも個性がない。
昔はメーカーによってゲーム性にかなりの違いがあったが、既述の如く、各社が海物語の真似を始めたため、ゲーム性が画一的になってきた。ネット上の記事の書き方や構成がSEOを意識して画一的になっているのと同じである。
しかし、これは朗報である。幾多の法則や傾向を知っている人は、別の機種を打つ時も、新台を打つ時も、大体は応用が利くからである。
ハマリ後に当たった台も狙う
応用が利くといえば、ハマリから当たったものの、たいして連荘が伸びずに捨てられている台を拾うという戦術がある。(攻略初心者が好む方法)
直近のパフォーマンスが最悪で大ハマリから抜け出してやっと当たった台が5〜6連荘で終わり、浅い回転数で放置されていれば、(必ずしもサイクル状態が好転しているとは限らないが)拾って打ってみる価値が十分にある。
特にPルパン三世 消されたルパン2022で好調変換が実現しながら、不運にも最初の初当たりが数連荘で終わってしまった場合、ここからが本番であり、最初の数連荘はビッグイベントの前夜祭にすぎない。
こういう台を拾った場合、直前まで誰かが打っていた場合はすぐに打たない方がよい。前の人がずっと打ち続けて当たらなかった台を前の人の後釜となって休みを入れずにすぐに打っても普通は当たらない。
最低でも5分か10分、台を寝かせて、その間にホルコンがその台のグループをアクティブにして、寝かせている台を当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)に選ぶことを期待しながら休憩をとる。
ホルコンはつい先程まで打たれていて、今は空き台となって台を当たり番にしやすい傾向があることを忘れずに。
秋の夜長に
最近、当倶楽部は2022年の秋の新台にスポットライトを当てている。
当ブログでは、【97.8%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】、『バーストエンジェル』の新台はRUSH突入率100%、継続率93%【攻略】の特集を組んだ。
最強攻略法・海殺しX事務局便りでは、【出玉注目】戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱の攻略、宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】を発表し、リヴィエラ倶楽部・青い鳥の詩では、【PA新海物語】電光石火の攻略法を紹介した。海殺しXユーザーが勝ちやすい機種をミドル、ライトミドル、甘デジからピックアップしたつもりである。
いつしか夏の匂いも消え失せ、ひと雨降るたびに秋の深まりを感じる季節になった。ガッツのある方は快適で涼しい夜を重ねながら上記のコラムを一つひとつ熟読していただきたい。いずれも要点を絞って綴っている。
パチンコは確固たる攻略知識を習得して、勝ち方の要領さえ覚えれば、いつでも簡単に小遣い稼ぎができる便利なものである。
一部の人々はパチンコ依存症を患い、財産を極限まですり減らしてしまうが、リヴィエラ門下生の大半はパチンコを蓄財の手段に変えている。
この「小さな奇跡」がコロナ禍で苦しむ一人でも多くの人々の不幸を救い、明日への活力となることを願ってやまない。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
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★「明日も生きてみよう」と思う「何か」を探しに・・・
(「世界一美しい都」パリのシャンゼリゼ通り)
]]>★夢のスペックをホルコン講座付きで解説
元祖甘デジ爆裂機
豊丸産業はパチンコ新台、PバーストエンジェルEX 99ver.のリリースを発表した。ホールへの導入日は2022年11月7日を予定している。
2008年、甘デジ黎明期に登場した初代バーストエンジェルは高継続甘デジの先駆者となり、昨今のトレンド、ラッシュ機能搭載・爆裂機への道を拓いた。
今回の新台も元祖爆裂機ならでは斬新なスペックでパチンコファンを度肝を抜く。
シンプル志向
近頃は甘デジのジャンルが拡大して、複雑なスペック(STタイプと確変ループタイプの混合、小当たり機能、遊タイム等)の機種が多数誕生しているが、PバーストエンジェルEX 99ver.は敢えてその逆を行くシンプル志向でその真価を世に問う異色の機種と言えよう。
現時点では詳細部分が不明であるが、すでに公に発表されているスペックは以下の通り。
PバーストエンジェルEX 99ver.のスペック
▼大当たり確率 99.9分の1
▼RUSH突入率 100%
▼RUSH継続率 93%
▼出玉 約100個
▼大当たり振り分け
(初当たり時)
RUSH100%
(RUSH中)
RUSH継続93% RUSH終了7%
※但し、RUSH継続93%には出玉なしの継続4.9%を含む
スペック所感
出玉(100個)の少なさの代償をラッシュ突入率とラッシュ継続率の突出した高さに求めた形となっている。
ラッシュ機能の付いた甘デジはラッシュに突入するまでのハードルが高く、それを突破した台だけが夢のような大連荘に発展する、というのが甘デジ高継続機が出始めた頃のコンセプトであった。
しかし、最近はメーカー側も工夫を凝らしている。どのメーカーも何かを犠牲にしてラッシュ突入率やラッシュ継続率を上げることに躍起になっているが、豊丸産業は出玉を最小限に抑える代わりにラッシュ突入率100パーセント、継続率93パーセントという夢のスペックを実現させた。
プレミアムフラグも搭載
夢のスペックとは言えども、4〜5連荘で一般の甘デジの単発当たりと同等の出玉しか獲得できない。一般の甘デジの10連荘に相当するパフォーマンスはPバーストエンジェルEX 99ver.では40〜50連荘ということになる。
「いくら継続率が90パーセント以上でも、40連荘、50連荘は好調台でも難しすぎるでは?」と考える人を納得させるために、PバーストエンジェルEX 99ver.にはプレミアムフラグというものが用意されている。(初当たりの10.2パーセント) そして、プレミアムフラグで当たった台にはSHOTGUN BONUSが与えられ、ラッシュ3セットが獲得できるというシンプルかつ一点豪華主義に勝負をかける。
考察
以上のスペックから明らかに言えることは、好調サイクル台(サイクル状態とサイクル変換の秘密に関しては、最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)は初当たりの10.2パーセントにすぎないプレミアムフラグを初当たりの20〜30パーセントの割合で引きやすいということである。
たとえば、好調台が最初の初当たりで10連荘したとする。このスペックで10連荘というのは平均的な連荘数にすぎない。
通常サイクル台であれば、ここから少しはハマるのが通例であるが、好調サイクル台は10連荘が終了してまもない頃に再度の初当たりがすぐに発生して、今度はプレミアムフラグで当たって爆発・・・・というような進展が予想される。
もう一つの注目点は出玉のないラッシュ継続が発生するタイミングである。
過去の類似スペック機種の傾向から断言できることが一つある。出玉なし継続の後にラッシュが終わってしまう台の大半はその後、しばらくの間は期待できない。逆に「出玉なし継続」が出た後も順調に当たり続ける台は有望であることが多い。
特に好調サイクル台はカシオペア攻略術が教える危険領域に突入した時に、一時的不調の証拠として、このような不愉快な現象に見舞われることがあるが、危険領域に入った途端に連荘が終了してしまうことも珍しくない普通の台とは違って、不愉快な現象が「この程度のこと」(出玉はないとはいえ連荘は終わっていない)ですむのも好調台の特徴である。
台のロムの強さを測る
どの機種を打つ時も「嬉しいこと」と「不愉快なこと」に注目すれば、自ずから台の実力(サイクル状態)が見えてくる。それは如何なるスペックの機種にも共通する普遍の真理である。
「嬉しいこと」と「不愉快なこと」はスペック特有の「長所」と「短所」に置き換えてもよい。
PバーストエンジェルEX 99ver.の場合、真っ先に目に飛び込む短所は一回の当たりの出玉の乏しさである。大半の機種には、比率としては少なくても、10ラウンドで出玉1000個というような目を引く当たりが含まれる。しかし、この機種にはそれがない。
初当たりであろうとラッシュ中の当たりであろうと、「当たった時は常に100個」というケチくささである。こんなケチな機種であっても、20連荘もすれば、打ち手は少しは興奮する。しかし、20連荘後にハマるような台は典型的な遊び台である。
20連荘が終わった直後に再び当たって30連荘するとか、あるいは、20連荘→10連荘未満と勢いが衰えたように見せかけて、次の当たりがプレミアムフラグであるというような少量出玉の欠点を少しも感じさせない展開を見せる台は高確率で好調サイクルに入っている。
PバーストエンジェルEX 99ver.のスペック上の欠点と言えば、「出玉なしラッシュ継続」がラッシュ中の当たりの4.9パーセントも占めることである。
これが理論値以上の比率で異常発生して、連荘数だけはまずまずのレベルでも肝心要の出玉に少しも爽快感の伴わない場合は遊び台に弄ばれているだけである。
このような観点で台の実力(俗に言うロムの強さ=サイクル状態)を測定するのがプロの仕事であるが、この機種の攻略においても最重要となるポイントは「強いグループの台で打つ」ことである。
リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)以外の方々のために念のために補足するが、グループとはシマごとに設けられたホルコン(=ホールコンピュータ)によって数台単位で束ねられたユニットのことである。
良い機会でもあるので、ここで少しホルコンについても触れてみたい。
二つの推奨コラム
今の時代、真剣にパチンコの攻略に取り組まれている人でホルコンの出玉制御(大当たり誘発)を疑う人は皆無に近いと思われるが、このような話題に疎い方には下記のコラムを強く勧める。
ちなみに、上記のコラムは当ブログの大人気コラム、【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】とワンセットを成す攻略情報である。(※「当たり番」とはホルコンが次に当たりを予定する台のこと。当たり番に選ばれにくい台の特徴を知ることにより、次に当たる台の絞込みが容易になる)
まだ一方のコラムしかご覧になっておられない方は必ず他方のコラムにも目を通していただきたい。特に印のコラムはプロの登竜門である。
検索からわかること
印のコラムはGoogle検索で「ホルコン攻略」と打ち込むだけで常に上位に表示される。
そのためにアクセスの大爆発が起こっているが、ある記事がある言葉で検索上位になるからといって、必ずしもその記事へのアクセスが爆発するとは限らない。
マイナーな言葉で検索して上位表示されるサイトが人気サイトとイコールでないのと同じである。(「○○市立○○小学校PTA」という言葉で検索すれば当該団体のウェブサイトがすぐに見つかるが、通常、この類のサイトの訪問者は限られている)
では、「ホルコン攻略」という検索語は果たして一般的な言葉であろうか?
かなりマニアックな言葉である。この言葉が国民全体に浸透しているとは言い難い。
しかしながら、アクセス数や解析ツールが示したデータから判断して、夥しい数の人々がこの言葉を検索に使用しているという「驚愕の事実」が浮かび上がる。
つまり、辞書にも載らない「ホルコン」というマイナーな言葉が今では一般人の間でもごく普通に使われているわけである。
Wikipediaの怪
さて、一般の辞書には載らなくても、Wikipediaには15年以上前からホールコンピュータという項目があった。
当初はホルコンの隠れた機能(大当たりの誘発)についてもわりと細かく言及されていたが、ホルコン攻略が世に広まりすぎてしまったことを危惧した業界関係者と思われるホルコン隠蔽派の手によって記載内容が編集され、今ではホルコンにそのような機能はないと嘯いている。(註・Wikipediaの記事は誰でも簡単に変更することができる)
(ホールの現実)
世間には「パチンコ攻略法=詐欺」というイメージが根強いが、世間の人々がイメージするパチンコ攻略法とは、台に特定の手順を仕込んで強制的に大当たりさせるという触れ込みの(実際は真っ赤なウソ)セット打法のことである。
Cf. パチンコ攻略法の誤った概念を正す!〜本物と偽者との違い
(「パチンコ攻略法」という言葉の定義の誤りが重大な誤解を生み出す)
確かに、セット打法は架空の物語にすぎず、手順完了後に100パーセント当たる攻略法はこの世には存在しない。(昔はメーカーのプログラマーが不正に仕組んだキズネタが稀にあったが、今やそのような不祥事が全く発覚しない時代となって久しい)
机上で編み出した無意味な手順(真ん中に○を停止させて●●秒間待つ・・・等)を「さもありなん」と思わせて偽攻略法を販売する悪徳業者もヤクザまがいの人種であるが、Wikipediaのホルコン記事を強引に改変したホルコン隠蔽派も大嘘つきという点では完全に同類項である。
狡猾なホルコン隠蔽派
少し前のWikipediaのホルコンに関する記述はもっとひどかった。あからさまにホルコン攻略を否定する悪意ある記述に満ちていた。
その後、ホルコン暴露派も反撃の編集を試みて、ホルコン隠蔽派との間に一進一退の攻防があったようである。
ちなみに、本稿執筆時点におけるWikipediaの「ホルコンによる出玉操作」の欄には「遠隔で特定の台に出玉操作をする機器はそもそもホールコンピュータではない」と実にトリッキーな表現がある。
そもそもホルコンは特定台の狙い撃ち(「当たらせること」と「当たらせないこと」の両方)ができない。警察が違法性を認めず黙認しているのはそれ故である。
しかし、特定台の狙い撃ちは不可能でも、ホルコンがパチンコ本来の当たり(大当たり乱数的中)とは違う強制誘発の当たりを発生させていることは紛れもない事実である。
リヴィエラ門下生であれば、このホルコンに隠された公然の秘密を例外なく確信するようになる。
Wikipediaの説明は正しいこと(特定台の狙い撃ちが可能な他の遠隔操作機器とホルコンが別物であること)を述べてはいるが、読者を「ホルコンによる出玉操作は一切ない」と思わせる方向に導いている。ここに最大の問題がある。
適切な書き方は?
Wikipediaの問題箇所を正確無比に書き直せばこうなる。
「遠隔で特定の台に出玉操作をする機器はそもそもホールコンピュータではない。ホールコンピュータにできることは、開店前にホールが定めた出玉還元率に基づき、その日の目標売り上げに限りなく近い数字を閉店時に実現させるために、台のグループ編成を利用した大当たりを強制的に誘発させることだけである。ホールに発生する大当たりの95パーセント以上はホルコンの介入によるものであるが、ホールの意向によって特定の台に恩恵をもたらしたり、災いをもたらすことができない仕組みになっているため、「誰に対しても公平である」という理由により、「ホルコンの出玉操作と違法な遠隔操作は別のもの」と解釈され、現行法において、ホルコンによる出玉操作は合法とされている」
ピンクの部分が最も重要であるというのに、これを全て省いて、当たり前のことを述べたにすぎない緑の部分のみで完結させているところにホルコン隠蔽派の悪意と苦心の後が見てとれる。
おあいこ
嘘にはなっていないが、ひとまとめにして説明しなければならない事柄を都合の良い部分のみ言及して、都合の悪い部分を省くのは「不適切」を通り越して、「卑怯」としか言いようがない。
とはいえ、甚大な影響力を持つWikipediaに一時的であったにせよ、ホルコンの裏の機能が暴露され、口コミでまたたくまに全国津々浦々に知れ渡ってしまったのは、ホルコン隠蔽派にとって耐え難いことであったに違いない。
Wikipediaの編集合戦が一段落して、最新のWikipediaの記述はホルコン隠蔽派に味方している。火事の火消しで忙しかったホルコン隠蔽派には漸く心安らぐ季節が訪れた。
しかし、我々はホルコンの実態を公の場で暴き続ける。
ホールが安定経営のためにホルコンを用いて客を弄んでいるのであれば、客もホルコンを利用した立ち回りでホールを弄んで「おあいこ」なのである。
最強攻略法・海殺しXの「片親」はホルコン攻略である。(攻略ノウハウの半分は通常のホルコン攻略と同じ)したがって、ホルコンに関するデマを看過することはできない。
業界通になれるコラム
ホルコンについてさらに詳しく知りたい方には、ホルコン攻略の弱点についても触れた下記のコラムも推奨する。この二つのコラムをお読みになれば、ちょっとした「業界通」にはなれる。
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
高継続機が爆発する条件
ホルコンの話が長引いたが、決して無関係な話をしたわけではない。PバーストエンジェルEX 99ver.に代表される甘デジ高継続機の爆発の鍵はホルコンが握っている。
ミドル、ライトミドル、甘デジといった種別とは関係なく、又、機種とも関係なく、パチンコは台の力×グループの力で勝負が決まる。
ホルコンに溺愛された強いグループからは短時間内に複数の当たり台が出現し、多連荘が度重なる。
このような強大なグループに属する好調サイクル台で打たない限り、甘デジ高継続機で皆が夢見る限度を超えた大爆発はなかなか実現しない。
二つの条件(台&グループ)が重なり合って爆発は起こる。
これは高継続機に限った話ではない。従来の確変ループタイプの機種でも爆発台はこの2条件を満たした台が大半を占める。
この2条件を満たしたST機の爆発台には、スペック上の特性が上乗せされ、標準的な爆発を超えた大爆発に発展しやすい傾向が認められる。
高継続機はST機の中でも連荘継続率が高めに設定されているため、大爆発どころではすまない大・大爆発も十分に有り得る。
断片情報だけでは勝てない
今回は多数の関連コラムを引用したが、甘デジ高継続機の台選びという観点では、前出の印のコラムが最重要である。
好調台の見分け方に関しては、どの機種もネット上に様々な情報が転がっている。
海物語シリーズであれば、「ダブルリーチが頻繁に出る台は好調」とか「7のリーチで当たった台は爆発しやすい」というような断片的な攻略情報は幾らでも手に入る。
しかし、ホルコンの動きを全く視野に入れず、好調台の特徴を備えた台をひたすら打つだけで勝てるほどパチンコの攻略は甘くない。
好調台の試練
弱いグループの中にある好調サイクル台はグループがアクティブ(当選状態)になれば当たり番になりやすいが、ホルコンがその台の属するグループに見向きもしなければ、好調台といえども少しはハマる。
好調台がハマリ明けに当たった場合はそれなりの出玉が期待できるが、PバーストエンジェルEX 99ver.のようなスペックの機種は15連荘、20連荘あたりで試練が訪れる。
この試練を乗り越えた好調台は記録的な大連荘に向かっていくが、試練に敗れてしまった好調台は本来の実力に見合わない出玉しか獲得できない。
試練というのは、グループ内の当たり番移動のことである。通常、グループ内に確変中の台がある場合、その台が優先的に当たり番に選ばれやすい。
しかし、一回の当たりの出玉が極端に少ない機種と言えども、PバーストエンジェルEX 99ver.は15連荘、20連荘あたりで通常の機種の3〜4連荘に相当する出玉を獲得することになる。過去の類似スペックの機種でもこのへんでグループ内の他の台に当たり番が移りやすい。
好調台には「グループ内の他の台が当たれば連荘がさらに伸びやすい」という悪い台とは逆の法則があるが、弱いグループの場合、残りの台のサイクル状態が軒並み悪く、当たり番になってもすぐには当たらせてもたえない台が多い。
そのため、脇役の台が連荘中の好調台のSTが終わってから当たるというような気の利かない動きを見せやすく、脇役台の当たりが主役台を助ける展開(強いグループに特有の現象)になりにくい。(弱いグループの主役台の連荘ストップの責任がグループ内の弱い台に帰せられるケースが多い)
PバーストエンジェルEX 99ver.は高継続機にしては異例の100%ラッシュ突入を謳っているので、好調台がSTの途切れた直後に再び当たれば実質的にはラッシュの継続に等しいが、ラッシュ突入率の低い機種の場合、同グループの他の台の当たりが一拍遅れただけで取り返しのつかない事態を迎えることもある。(ST終了後に当たって再びラッシュに入れないこともあるため)
グループの強弱の背景
ホルコン通の方には説明するまでもないことであるが、グループの強弱というものはグループ内の台の稼働率とも密接に関係している。
ホルコンは全台がフル稼動しているグループや空き台が一つしかないというような相対的に台の稼働率の高いグループを好む。
「このグループには大勢の客がいる。当分の間、グループ全体で相当な額のお金が落ちるはずだ」と判断したホルコンはそれを見越して、グループ内の好調台を中心に大盤振る舞いを始める。
好調サイクル台が面白いほど何度も当たり、その合間に通常サイクル台もそこそこに当たりが許される。当たらない残りの台は「栄養剤」となって、自らの命を削りながら懸命に当たる台をサポートし続ける。(サポート中の台が落としたお金が当たり台に移動すると考えるとわかりやすい)
しかし、栄養剤の役割を担っていた台もグループ内の好調台の活躍に翳りが見られる頃に逆襲を始め、今までの不調がウソのように当たりまくることもある。(この場合、元好調台が栄養剤にななることも)
これとは対照的に、打つ人の少ないグループは必然的に弱くなる。
ホルコンは「このグループにはまだ十分なお金がプールされていない。好調台を当たらせるのはも少しお金が貯まってからにしよう」と判断する。
結果的に好調サイクル突入中の台でも、当たるまでに少し時間がかかることが多い。あるいは、すぐに当たる代わりに好調台にあるまじき連荘数に終わりやすい。
生兵法は大怪我の基
断片的な攻略情報を掴んでも、その台がたまたまアクティブになっているグループの中にあり、かつ当たり番に選ばれない限り当たることはない。
ましてや、当日、その台の属するグループが弱すぎた場合、好調台であってもスーパーリーチがよく出て当たらない状況になりかねず、最悪のケースは回し過ぎでサイクル転落を招いてしまう。素人の攻略には常に危険がつきまとう。
現代のパチンコで常勝を続けるためには、ボーダー理論や釘読みのようなハネモノ時代に培った過去の感性を捨て去り、高確率で起こる現象を徹底して狙う作戦に切り替えなければならない。
攻略の一例
PバーストエンジェルEX 99ver.でも、今やリヴィエラ・スペシャルと呼ばれる危険領域速攻法が決まりまくるはずである。
確実を期すならば、有望な台を確保してからすぐに打たず、然るべきタイミングで打つ海殺しXの正攻法がこの機種には向いている。
アクションプランの一例を示そう。
ホールに入ってから素早く「いつもの観察」を始める。複数台が同時に連荘していたり、複数台のうち1台が連荘中、もう1台が時短中、もしくは時短終了直後であるというようなショートスパンで当たり番のキャッチボールがスムーズに行われた形跡のあるグループを即座に見抜く。(グループ内の2台がほぼ同時に当たったグループでもよい)
その中から多連荘(4連以上)が何度も出ているグループに絞り込む。絞り込んだグループの中にあるPバーストエンジェルEX 99ver.の空き台を探し、過去のパフォーマンスをチェックする。
すでに大爆発が終わっている台は敬遠した方が賢明であるが、まだまだ行けそうな好調台や今までのパフォーマンスがぱっとしなくても海殺しXのテキストブックが教える爆発潜在性の高い台があれば迷わずキープする。
そして、?危険領域速攻法の使用チャンスが訪れた時と?グループ内の台の連荘が終わった後に確保した台を打つというシンプルな作戦で十分に成果が見込めそうである。
狙うは6000個超え
「多連荘を生み出したグループからは過去と同規模もしくはそれ以上の規模の多連荘が別の台に発生しやすい」という法則がある。(ただでさえ爆発しやすい環境が整っている)すでにグループの強さは(観察によって)折り紙付きであるため、残りは自分が確保した台のサイクル状態にかかってくる。
キープした台が好調サイクル台であれば、すでにどれだけの出玉を獲得してきたかということにもよるが、大食漢の台(?)であれば想像以上に出せることも多い。(居酒屋を何軒も梯子して、もう食べられないだろうというほど食べ過ぎた人が「ラーメン食べに行こう!」といって周囲の度肝を抜くことがあるが、パチンコの爆発台もそれと似ている)
キープした台が爆発処女台であれば、その時点から大食いが始まるため、うまく行けば、甘デジでも6000個オーバーの出玉が期待できる。
「好調台であると思ってキープした台が好調台ではなかった」とか「好調台であったのに打っている最中にサイクル転落して悪い台になってしまった」場合は当たっても冴えない連荘数で終わることもある。
この場合は成功とは言い難いが(強いグループの台なので当たらないということは滅多にないが・・・)、爆発潜在性に富んでいる台は過去の類似スペック機種からの類推で大抵は爆発する。
スペック上、PバーストエンジェルEX 99ver.は冴えない台でもグループが強ければ簡単に十数連荘はするはずである。この連荘中の「大当たり回数」で海殺しXのテキストブックで解説するサイクルチェンジが発生する可能性大なのである。何故か?
連荘力を利用したサイクル変換
その理由をベテランのリヴィエラ門下生の方は一瞬でおわかりになるはずである。
PバーストエンジェルEX 99ver.はなんでもない台でも軽く十数連荘する。遊び台の20連荘も夢ではない。これだけ連荘を重ねれば、海殺しXが教えるサイクル変換の生じ得る大当たり回数を一度だけではなく何度も通過することになる。
「通常機種の冴えない台」がサイクル変換の生じ得る大当たり回数に何度も到達するためには、物凄い時間と投資が必要となるが、PバーストエンジェルEX 99ver.の場合、出玉の乏しい大連荘中に何度もサイクル好転にチャレンジすることができる。ひとことで言えば効率がすこぶる良い。
攻略の原理
グループ内の当たり番のスムーズな回しっこは初当たりの早さを約束するものである。(グループ内から単発当たりが何度も連続して発生したり、グループ内の台の稼働率が急低下しない限り、グループの力は維持できる)
グループ内の多連荘の多さは今まで沈んでいた台を含め、新たな台が多連荘する可能性を示すものである。(好調台のサポートに徹していた台が不調サイクルに入っていて、当たり番から見放され続ければ、グループ内の好調台が再び多連荘する展開になるが・・・)
これだけの好条件が揃っている環境下で、今までのパフォーマンスがそこそこに良い台かこれからのパフォーマンスに期待できる台を打てば、高確率で爆発を狙うことができる。
魅力的な「確実性」
通常の甘デジ機種の爆発台は好調な数珠連で爆発するパターンが多い。
多連荘を中心としつつもも、時には単発当たりも出せば、2〜3連荘も出す。一例を示すとすれば、少しもハマらずに単発+6連+3連+4連+単発+8連+2連というような進展を見せることが多く、どこまでこの好調が続くかわからないところに悩ましさがある。
パチンコファンの大半は絶好調の台もどこかで必ずハマることを経験的にわかっているため、「もう出ないだろう」と思った時点で台を離れる。
上の例で言えば、二度目の単発当たりが如何にも好調台の「最後の花道」に見えるため、私でもこのへんでやめたくなる。そして、後に座った人が労せずして8連+2連を出したのを見れば気が狂いそうになる。
PバーストエンジェルEX 99ver.のような機種でも優秀な台には好調な数珠連が発生しやすいが、通常の甘デジ機種とは違って、このスペックでは上記の例のようなブツ切りにはなりにくく、10連+23連+17連というように、ある程度、まとまった連荘数の数珠連になりやすい。
したがって、判断ミスが生じにくく、騙されずに出玉限界まで到達して勝ち逃げを狙うことが容易となる。
ここにPバーストエンジェルEX 99verを攻略する醍醐味と他の機種の攻略にはない「確実性」があるように思えてならない。
「夢の翼」海殺しXが飛翔して、この機種を完膚なきまでに叩きのめすことができるかどうか興味は尽きない。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ パチスロ
<当倶楽部紹介>
<パチンコ新台情報2022>
宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
【97.8%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値
P華牌RR With清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】
<カシオペア攻略術関連>
★明日の空へ、夢の翼
Coffee Break
大空の青きとばりによりそひて人を思へるこすもすの花
(与謝野晶子の傑作短歌)
]]>★規制緩和/たった150回転で遊タイム発動!
画期的な新台
豊丸産業よりP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムがリリースされる運びとなった。ホール最速導入は2022年9月20日となる見込み。(機種名は「はなはいダブルアール・・・」と読む)
一般にはあまり知れ渡っていないが、今年(2022年)の3月にパチンコ業界の規制緩和があった。これにより遊タイムの発動回転数が大当たり確率の分母の2.5倍から1.5倍に引き下げられた。
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムはこの規制緩和の恩恵を受けた最初の機種となる。なんと僅か150回転で320回転の時短に入るという前代未聞のゲーム性が大きな話題を呼んでいる。
陰鬱ムードの回避
甘デジ(遊パチ)の場合、150回転といえども軽いハマリには違いないが、この程度の回転数で気が滅入ってしまう人はほとんどいない。
一般的な甘デジファンは200回転を超えた頃に焦り始め、300回転を超えた頃に後悔の念に駆られるものと思われるが、通常機種の200回転、300回転というターニングポイントにつきものの「焦燥感」、「絶望感」のいずれにも無縁であることがP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムの最大のセールスポイントであろう。
ポイントさえ押さえれば楽勝できる機種である。甘デジ派のリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX)の皆様は今から臨戦態勢を整えていただきたい。
全スペック
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムのその他のスペックは以下の通り。
▼大当たり確率 99.9分の1(通常時)14.4分の1(右打ち時)
▼RUSH突入率 50パーセント
▼RUSH継続率 81パーセント
▼電サポ回数 5 or 18 or 320
▼遊タイム 150回転で遊タイム発動(320回転)
▼大当たり&出玉振り分け(以下参照)
<初当たり>
10R 400個 PREMIUM南国翔TIME:5%
10R 400個 漢の禅集中炎舞:5%
7R 280個 漢の禅集中炎舞:10%
5R 200個 漢の禅集中炎舞:30%
3R 120個 漢の禅集中炎舞:50%
<右打ち>
10R 600個 PREMIUM南国翔TIME:5%
10R 600個 南国翔TIME:45%
7R 420個 南国翔TIME:10%
5R 300個 南国翔TIME:10%
3R 180個 南国翔TIME:30%
※南国翔TIME=ラッシュ
※PREMIUM南国翔TIME=上位ラッシュ(時短320回転)
スペックから見た考察
初当たり時にPREMIUM南国翔TIMEに入る僅か5パーセントの幸運なケースを除き、初当たりの大半は漢の禅集中炎舞に入る。
そして、少ない電サポ回数を14.4分の1という微妙な大当たり確率で打ち、右打ち中に当てなければラッシュに突入しない。
この点が同じ玉虫色のスペックでも「当たりやすい上にラッシュにも入りやすい」スーパー海物語IN地中海などのライバル機種とは異なる点である。
ラッシュ突入率50パーセントという数字もPREMIUM南国翔TIME経由で当たる確率(99.9%)と漢の禅集中炎舞経由で当たる確率の合算値であるため、サイクル状態の優れた台(サイクル状態とサイクル変換の秘密に関しては海殺しXのテキストブック参照)でなければ、体感的には40パーセントくらいにしか感じられないかもしれない。
同様に継続率もPREMIUM南国翔TIMEが発生するパターンを加味した上での合算値であるため、多少トリッキーなスペックであることは否めない。
又、同じラウンド数でも初当たり時とラッシュ中とでは出玉量に差がある。つまり、何度当たってもラッシュに入れない台はどうしようもない台なのである。
「150回転で遊タイム」というシステムに助けられ、大ハマリによるお金の大損失は避けられるが、台に遊ばれているだけという展開になる。
専門知識を有さずともパチンコ経験の長い方であればおわかりのように、滅多に発生しないはずの僥倖(本機種で言えばPREMIUM南国翔TIME)が好調台には理論的には有り得ない頻度で何度も発生する。
これとは対照的に、冴えない台はどれだけハマって当たろうが、あるいは、何度トントン拍子で当たろうが、楽しみにしていること(本機種の場合はPREMIUM南国翔TIME)が一向に実現しない。
どうしようもないほど駄目な台で打てば(サイクル変換が生じない限り)何度も単発当たりが発生して、150回転の遊タイムまで打たなければ再び当たらないという展開になること必定である。
時短回数の少なさに難がある機種であるため、単発で当たってから150回転までが近いようで遠い。根性を振り絞って150回転まで辿り着いても、再び単発当たりを食らってはたまらない。
一方、好調台は単発当たりを出しても、遊タイムまで行かないうちにたやすく当たり、今度は無事にラッシュ突入という進展が予想される。
どの機種にも共通して言えることであるが、単発当たりの2連続、3連続の後は深くハマりやすい。しかし、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムはそれを遊タイムで防ぐ(ハマリはハマリでも玉減らしを免れるハマリ)というユニークさがある。
爆発の可能性を秘めた台
そして、遊タイム中に玉を減らさずに300回転、400回転代で当たるたびに、サイクル状態の冴えない台は海殺しXのテキストブックで解説する体力値を備蓄することになり、どこかで爆発が起こりやすい状態になる。
ホルコンが重視する強いグループ(ホルコンが数台を束ねて構成するもの)の中に1台だけ取り残された状態で(=当たりはするものの、単発や理論値通り、あるいは理論値未満の連荘数しか残せなかった状態で)体力値を増やし続けた台はグループの強さが保たれていれば、どこかで大爆発に転じやすい。
100回転以上回されたP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムの台は拾いにくいと思われる。特に120回転、130回転といった「あと少しで遊タイム」の台はどのホールにも蠢いているハイエナさんたちがすぐに取ってしまう。(そんな単調な作戦で勝てるほどパチンコは甘くはないのだが・・・)
したがって、遊タイムから遠い台を海殺しXのオプション、カシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法を用いて、とりあえず当ててみて、その後のサイクル変換に期待する攻略が考えられる。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
注目すべき現象
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムはダメな台ほど天井(150回転)まで連れていかれて、遊タイムで救済される展開になりやすいと思われるが、遊タイムに入ってからどの時点で当たるのかということにも注目する必要がある。
結論から申し上げれば、今まで低調なパフォーマンスしか見せなかった台はかなり回してから当たった方が将来が有望である。(回っているうちにサイクル変換が生じた可能性がある。150〜200回転で当たってしまえば、ハマリ台の給料日としての当たりである可能性が濃厚。回すことによってサイクル変換の可能性が生じる節目の回転数を通過させることが勝利の秘訣となる)
逆に今まで比較的好調で多連荘を何度も出した台は遊タイムに入った後、すぐに当たった方がよい。(回しているうちにサイクル変換の可能性が生じる回転数を通過した時に「地雷」を踏み、サイクル転落を招く危険があるため)
好調台の識別
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムのスペックから見て確実に予言できることは、PREMIUM南国翔TIMEが発生する台はその時点において高確率で好調サイクルに入っているということである。
特に初当たり後にPREMIUM南国翔TIMEに入る台はたとえ直近のパフォーマンスがたいしたものではなくても、内部的には好調サイクルに入っていて、あたかも台から「お待ちしておりました」という声が聞こえてきそうな好調台と言えよう。その後の順調な出玉と持ち玉の伸びが期待できる。
どの機種にも言えることであるが、ラッシュ突入率がそれほど高くなく、長丁場の戦いを覚悟して打ったにもかかわらず呆気なくラッシュに入ってしまう台の大半は好調サイクル突入中の台なのである。
このような台は一気に大連荘しなくても順調に数珠連を重ねやすい。
最終的には最低でも3000個、順当に行けば4500個、運にも恵まれれば6000個オーバーの獲得が期待できるため、迂闊に手放してはならない。当たらない時はしばらく休み、自分のグループ内の他の台を先に当たらせる方向で粘る。(好調台はグループ内の他の台が当たればすぐに復活することが多い)
爆発狙い
午後の早い時間帯に打てる人限定の攻略ノウハウではあるが、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムで爆発を狙う一つの方法として、当日の大当たり回数2回の台に照準を絞るとよい。
大当たり回数2回の台を適切なタイミングで打って当てた場合、いきなり爆発するパターンが甘デジにはよく見られる。(詳しくは下記コラム参照)
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムの場合、当日の大当たり回数2回の台の大部分は単発当たりを2回続けたために干されている台である。(スペック的に2連荘は発生しにくい)
遊タイムなしの甘デジの場合、単発2連続を出した台へのホルコンのお仕置きが厳しすぎて、このタイミングで200、300、400回転・・・とどこまでハマるかわからない泥沼ハマリに移行することも珍しくはないが、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムには遊タイムという救い主が控えているため、「アクセルが入りやすい当日3回目の大当たり」が容易に実現する。
遊タイム中に当たらない悲劇も稀に生じるであろうが、遊タイムが320回転もあれば普通は当たる。これは過去の類似スペック機種の事例から言えることである。
したがって、ホールで当日の大当たり回数2回の台を見つけた時は、すぐにその台の属するグループの強さを調べる。
他のコラムでも何度も述べてきたように、強いグループの定義とは、(他のグループとの比較において)「短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台以外は多連荘(4連以上)が中心のグループ」である。(もし強くなければ、その台では勝負すべきではない)
ここは押さえておかなければならない非常に重要なポイントである。当日の大当たり回数2回の台を闇雲に打って勝てるほどパチンコは甘くない。
なお、グループのことをご存知ない初心者は以下のコラムで学習していただきたい。
補足
マークした当日の大当たり回数2回の台を打ち出すタイミングは前述した危険領域速攻法のタイミングがベストであるが、グループ内の他の台の連荘が終了した後でもよい。(連荘中は危険領域速攻法のチャンス以外は打つべきではない)
少し打ってみてすぐに当たらなければ、グループ内からもう1台を先に当たらせてから再び勝負すればよい。遊タイムという名の保険がついているP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムは「どこまでハマるかわからない」という不安がつきまとわないという点で気楽に攻略できる。
ちなみに、マークした台の過去2回の当たりがいずれも遊タイム中、すなわち150回転以降の当たりであれば、体力値もそれなりにあるため、強いグループに属してさえいれば、一気に躍進する可能性もある。
3回目の当たりから20回前後の当たり(17〜23回くらい)まで全くハマらずに駆け上がることも十分に有り得る。途中で「遊タイム行き」を1〜2回を挟めば、35回前後(33〜37回くらい)まではさほど苦労せずに到達できる。
これが強いグループの中で取り残された当日大当たり回数2回の台に見られる顕著な特徴である。
危険領域速攻法と遊タイムを最大活用するだけでよい。しかし、3回目の当たりも単発で終わってしまった場合は時短終了後、最初の3回以内のリーチで当たらない限り、再び天井行きになりやすくなるため、そのような台の深追いは避けたい。(単発当たりの3連続はかなりヤバイ。但し、当たりさえすれば爆発も起こりやすい。爆発するためには、その前に同グループ内の何台かが多連荘する必要があるため、時間効率の観点から継続プレーはあまり推奨できない)
Cf. 【甘デジ海物語攻略】時短終了時の決断(台移動or続行?)
(↑便宜上、タイトルは「海物語」となっていますが、甘デジ全般に共通する攻略情報です)
百花の魁(さきがけ)
十数年間にわたり、パチンコ業界はめまぐるしい変遷を遂げてきた。
射幸心を煽るのはよくないとの理由により度重なる規制が敷かれ、その後はお約束のように規制が緩和される。ふと気がつけば、よほどのマニアでない限り把握し切れぬほど多種多様なスペック、及びゲーム性を持つ機種が誕生した。
甘デジというジャンルの中で、高継続機、爆裂機と呼ばれる機種が知らぬまに誕生して、RUSHという用語が知らぬまに定着していた。
そして、このたびは高継続機能を少しだけ落として、その代償を浅い回転数での遊タイムに求める新スペックが生まれた。
パチンコの機種開発が行き詰まりそうでなかなか行き詰まらないように、新機種に適応した攻略ノウハウもすぐに生まれる。
梅がどの花よりも先に咲くように、我々(リヴィエラ倶楽部)は常にパチンコ攻略業界を牽引する先駆けでありたいと願っている。
今回の戦略立案が最強攻略法・海殺しXに人生を懸ける皆様の攻略活動に資するものとなれば幸いである。
最後に、9月20日の導入日が待ち遠しい方のために、この下にこの機種の短いPVを貼っておく。
なお、パチンコとはなんの関係もないが、あと2〜3分、お時間に余裕のある方は、一番下のCoffee Breakもお読みいただきたい。
コロナ禍が人と人との絆を分断したり、ぎすぎすした社会を作り出している。そんな時代であればこそ「泣ける話」を皆様と分かち合たいと思う。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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(↑プロを目指す方には必読の情報)
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宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
【97.8%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値
<人気コラム>
★黄金の翼よ、天高く舞え!
Coffee Break
「少女の恩返し」(感動実話)
岡山県内の某病院に白血病の少女が入院した。まだ「看護師」という呼び方が一般的でなかった頃の話。
毎晩、白衣の天使たちはこの少女を寝かせるのに苦労した。病に苦しむ少女はなかなか寝つけなかった。宿直の看護婦は絵本を読み聞かせ、少女を眠らせることを日課とした。2ヵ月半後、院内で少女は8年の短い生涯を閉じた。
しばらくして、少女の母が病院を訪ねてきた。そして、一人の看護婦に頭を下げ、「娘が大変お世話になりました。これは娘の遺言に基づくものです。お受け取り下さい」と持参した菓子折りを渡した。「娘のために絵本を読んで下さったことへのお礼です」。看護婦は戸惑った。
看護婦「お嬢様の就寝時に絵本を読むのは私たちのルーティンでした。他のナースも同じことをしておりました・・・」
少女の母「いや、娘はあなたにご恩があると言っていました。娘はあなたに必ずお礼をするよう私に頼み、『ママ、約束、絶対忘れないで』と言い残してから旅立ちました」
看護婦「なぜ私だけに?」
少女の母「他の看護婦さんも絵本を読んで下さいましたが、娘が眠り始めるとお役目が終わったということで、すぐにナースステーションに帰ってしまいました。まあ、それが普通なんでしょうが」
看護婦はその場で泣き崩れた。少女が亡くなる前に自分の名前を尋ねた理由がやっとわかったからである。
幼くしてこの世に別れを告げようとしている少女に自分は何もしてあげられない。せめてそばにいてあげて、この子のために全身で祈ることだけが自分にできる唯一のことであると彼女は思った。だから、少女が目を覚ました時はすぐにまた絵本を手にして物語の続きを聞かせた。他の看護婦が疲労困憊で早く自由になりたいと思う時に、彼女は自由を捨て、他人のために貴重な時間を費やした。命を削りながら病と闘う少女に寄り添うためには、自分も尊い何かを犠牲にしなければならない、と。
嗚咽の止まらぬ看護婦をなだめるように貴婦人は話し続けた。
「夜中に目を覚ますたびにあなたがまだベッドの横にいらっしゃったことを、娘は何度も目撃しています。薄暗い病室の中で、迫り来る死と孤独に向き合っていた娘にとって、それは大きな励ましでした。あなたのひたむきな献身が娘にはとても嬉しかったのです。娘があなたの名前を尋ねたのは、短い人生で出逢った最初で最後の恩人の名を私に伝えたかったからです。この世から旅立とうとしている自分にはできないあなたへの恩返しを、私に託すために・・・」
]]>
★Rush継続率の異常な高さが気になる注目の新台!
★事務局便りより
(この爆発スペックは見逃せない!)
速報
本日、(2022年8月22日)パチンコ・パチスロメーカーのSANYOは子会社のサンスリーから近々リリースされる新台、P GO!GO!マリン 超連撃BATTLEの速報動画の公開に踏み切った。(下記参照)
未曾有の継続期待値
現時点においてスペック詳細は不明であるが、確変、すなわちRUSHに突入した時の継続期待値が97.8パーセントと物凄いことになっている。恐らくは小当たりも含めての継続率と思われる。
PVもスタンバイ
動画のコメント欄の筆頭に固定されたコメントは運営陣からのものであり、『近日公開のPV・試打映像「超速体感ムービー」もお楽しみに』とのこと。SANYOのYouTubeチャンネルからしばらく目が離せない。
SANYOのツイッターでも自信に漲った告知が出た。(以下、全文引用)
「連撃の新境地到達! 最新機種【P GO!GO!マリン超連撃BATTLE】RUSH継続期待値97.8%誰も見たことのないマリンたちの真剣バトル解禁 乞うご期待」
膨らむ期待感
こ SANYOは先月(2022年7月)にPスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風をお披露目したばかり。海フレンズからも高速爆裂ST機を出してホールを席巻する目論見が見え隠れする。
冒頭で紹介した速報のコメント欄から幾つか拾ってみよう。
「前作のGOGOマリン結構好きだったから嬉しいけどもはやプリキュア感満載の海だね」
「な、なんだこりゃ!?wでもいつもと違うマリンちゃんたちが見れそうで楽しそう」
「うわぉ!期待MAX」
「バトルとかは全然問題ないが98とか97%継続は出玉少なすぎてダルいんだよな」
「最高じゃん!」
「もうなんでもアリだなw」
「シルバーダイヤモンドを探す旅かな」
「( ╹▽╹ )マリンちゃん達が海ブラックの海賊と闘い、秘宝を目指します。途中までに伝統の『宝箱』『扉』もあり、懐かしさを感じていただけると思います。 また、プレミアフラグとして・・・ かなりシビアな条件ですが【海全回転リーチ】があります。 一撃7500発が確定」
「ゴーゴーマリンは前作の大好きで、ずっと遊んでました 少しコンセプトが変わったのかな」
「デレブレみたいになっててワロタ 海ガールズはどこを目指してるんだwww」
「海の小当りrush機とか打ちたくない」
「海のシンフォギア?」
「マリンちゃんもついに異世界転生? 継続が97.8ってやばい」
この種の動画にしては概ね好意的なものが多く、いずれもファンの期待が伝わってくる。
パチンコ人気の再興
現時点では謎のヴェールに包まれている機種であるが、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様は一連のテクニックを用いて、攻略に励んでいただきたい。皆様から届く戦績報告のメールを楽しみにしている。
最近のパチンコ界は明らかに息を吹き返している。様々な統計やデータを見ても、微増ではあるがファン人口も増えてきた。これはスロットの不人気が背後にあるように思う。
今後のトレンド
相次ぐ規制で稼げなくなったスロッター(平均年齢がパチンカーよりもずっと若い)がパチンコに転向した気配がある。上記の動画コメントでも「やばい」という言葉をポジティブな意味で使っている人がいる。こういう日本語を使う人の大半は若い人である。(「全然楽しい」なども若い人が好む表現)
若者たちが徐々にパチンコに戻りつつあるという現実を強く意識した上でどのメーカーも新台開発に取り組んでいるように思う。
今後も若いファンのニーズに応えるべく、RUSH機能を搭載した爆裂機種が当分の間、トレンドになるものと思われる。
真剣に攻略に取り組まれる方々は、爆裂ST機の攻略エッセンスを凝縮した下記のコラムに必ず目を通していただきたい。
新台の挑戦を退けよ
盆が終わり、初秋が近づいた。
秋は新台ラッシュが相次ぐ季節でもある。パチンコの攻略と言えば、どうしても、自分が新台に立ち向かっていくイメージが強いが、私は新台が自分に挑戦してくるものと思っている。
新台は従来の機種にはなかったスペック上の特異性をちらつかせ、「おまえの今までの攻略技術が果たして通用するかな?」と果敢に挑んでくる。
最強の攻略ノウハウを修得したリヴィエラ門下生の皆様は、このような新台の挑戦をことごとく退けなければならない。
その援護射撃をするために、私はペンを握り続ける。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
P.S. お陰様でこの佳き日を迎えることができました。門下生の皆様に感謝あるのみです。(↓巨大文字をClick!)
【追記】ついにGO!GO!マリン 超連撃BATTLEのPVが出ましたので紹介します。
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<当倶楽部紹介>
<パチンコ新台情報2022>
『バーストエンジェル』の新台はRUSH突入率100%、継続率93%【攻略】
P華牌RR With清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】
宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
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(公式HP)
Coffee Break
「恋のわざ」アンドレ・シェニエ(18世紀フランスの官能詩人)
朝(あした)かの女のそばへ行け、眠りの神がやはらかき
かの女の耳へいとかろき芥子(けし)の花をばこぼすとき。
さらば眺めよ、なほも日の光をいとふ寝台の
うへをいかにもしどけなく、眠りたる手の彷徨(さまよ)ふを――
瞼はすでに覚めかけて、くれなゐ色に染まりたる
かの女の頬のあたりには眠りの羽がなほ休らはむ。
伯井誠司『ソネット集 附 訳詩集』(思潮社)より
※この詩人と知り合って数年になる。類稀なる美文と韻文に唸らされてきた。伯井氏の詩集はアマゾンで簡単に手に入る。文芸好きの方は是非!
]]>当日大当たり2回の台は条件を満たせば爆発しやすい・・・
※本稿は【甘デジ一撃攻略】爆発寸前の台を狙え!(前編)からの続きです。前編を未読の方は最初からお読み下さい。なお、分割にあたり、加筆しています。
このタイミングで打つ
大当たり回数2回で停滞している台は過去に単発を2回出したか2連荘1回で終わっている台であるため、当たりはしたが期待外れの結果で終わってしまったという点で「好調台とは言い難い台」に相当する。しかし、よほどハマっていない限り、究極の死に台でもない。
甘デジで当日の大当たり回数が2回の状態で捨てられ、醜くハマっていない台はグループ内の好調台が大放出を終えた後、あるいは、前編の最後で触れた危険領域で停滞中の時に当たりのチャンスがめぐってくる。そして、当たりさえすれば、強いグループに限った話であるが相当な確率で爆発する。
このようなお宝台を当たらないタイミングでいつまでも打つのではなく、強いグループの中で取り残された大当たり回数2回の台がどこにあるかを事前にチェックしておき、グループ内のチャンピオン台が限度を超えた大爆発をしてからある程度の時間が経過した後に打つか、グループ内の好調台が危険領域に入った時に打つのがリヴィエラ流の甘デジ攻略である。
万全の状態で攻撃開始
パチンコは戦争における戦術に似ている。デタラメに攻撃しても敵の反撃を食らって簡単には勝てない。時には敢えて積極的には戦わず戦力を温存するという計略をめぐらすことも必要である。
敵軍が武器や弾薬を使い果たし、迎撃する能力がなくなった時点で総攻撃を開始すれば、刀折れ矢尽きた敵軍は何も抗うことができず、要塞がたちまち陥落することもある。
ホールに入って一目散に好きな台を打ちまくる人は永遠に勝ち組に入れない。
まずは戦場(自分が打つシマ)を冷静に観察して、戦況の思わしくない時は休み、勝機が巡ってきた時に一気呵成に攻め込む勝負の呼吸がプロを目指すリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)には求められる。。
海殺しXは多数の戦闘機を待機させる空母である。
強いグループ以外は無視
この攻略技法は必ず強いグループの台で使用する。(ホルコンのグループに関して無知な方は、パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)参照。ホルコン上のグループの識別及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
何故ならば、弱いグループの台は(グループ内の最強台を除き)そもそも非常に当たりにくく、運良く当たっても滅多に多連荘しないからである。
レアケースが発生して、弱いグループの弱い台が多連荘したとしても、その後は高確率でハマる。弱いグループの台はどう立ち回っても勝つことが非常に難しい。
攻略初心者のために最重要の攻略知識を授けよう。パチンコで常勝するための秘訣は強いグループの台しか打たないことである。その理由は以下の通り。
?当たりの大半は強いグループから発生する。
?多連荘の大半も強いグループから発生する。
?爆発の大半も強いグループから発生する。
ここで言う「大半」という言葉は「約80パーセント」と言い換えてもよい。通常、客入りの良い状態であれば、一つのシマに強いグループが最低でも3つはできる。
それ以外のグループに属する台を長時間打って勝てるケースは非常に限られている。(たまたま少額投資で当たって、連荘終了後に即ヤメすれば弱いグループの台でも勝てるが・・・)
強いグループとは?
次に必要なホルコン知識は強いグループの定義である。他のコラムでも事あるごとに言及してるが、何度でも同じことを言う。
強いグループとは(他のグループと比較して)短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて多連荘(4連以上)が中心のグループである。
ここで注意すべきは以下の事柄である。
?特定台だけに何度も初当たりが発生して、グループ内の他の台は全く当たらないか稀に当たっても多連荘しないグループは強いとは言わない。
?短時間内に複数台が当たっても4連未満の当たりが中心のグループは当たりやすいが、多連荘は期待薄。
?複数台が大連荘したグループの台は当たれば多連荘、時には爆発に発展しやすいが、当たるまでに時間がかかる。
結局、当たりやすく多連荘が発生しやすいグループは4〜5連荘クラスの多連荘が複数台で出たグループである。今回紹介する攻略技法もこのようなグループが絶好のターゲットとなる。
狙い目の台
さて、この攻略技法の狙い目の台であるが、極端にハマっている台は避けた方がよい。甘デジの場合、300回転オーバーの台はどこまでハマるかわからない。
同じハマリでも200回転代前半であれば良しとする。(200回転代後半の台も打ってはいけないというわけではないが、深追いは厳禁)
理想的には当日の大当たり回数が2回で総回転数が200〜500回転の台である。
もちろん、多少の誤差はあってもよい。具体例を示すとすれば、最初に120回転前後で単発で当たり、次に150回転前後でまたしても単発で当たり、100回転前後で捨てられている台などである。(総回転数は370回転前後)
狙う台は過去に単発を2回出した台でも2連荘を出した台でもよいが、気をつけなければならないことは、非常に少ない回転数で当たり、それが2連荘した直後のような「ほとんど回っていない状態」で当たり、その後も「ほとんど回っていない状態」のまま放置されている台には手を出さない方がよいということである。
同様に、非常に少ない回転数で単発で当たり、時短終了直後にまた単発で当たり、その時短が終わってからほとんど回されていない台も避けたい。
あまりにも楽に当たった台は
甘デジの場合、朝からまだ少しも回っていない台を打って呆気なく当たってしまうことも珍しくはない。
極端な例を示せば、当日、大当たり回数ゼロ、総回転数ゼロの台(完全に手付かずの台)を打って10回転もしないうちに当たるようなケースである。
このような有難すぎる当たりは単発であれ、連荘であれ、十中八九、その後はハマる。10回転未満で当たらなくても20回転、30回転、40回転、50回転代で当たる台も似たようなものである。(一日単位で見た場合、そのような台が閉店時に素晴らしい成績を残すことは多い。しかし、一日のスタートがあまりにも楽すぎる当たりの場合、当分の間は悪戦苦闘することが大半)
このような台、すなわち、全く苦労せずに当たった台は次の初当たりまで相当な苦労が強いられるのがパチンコの一般法則である。(※ここで言う「苦労」というのは自分の苦労という意味ではない。前の人がうんと苦労して当たらなかった台を拾って簡単に当たることもある。自分は全く苦労していないが、その台は当たるまでに苦労した。このように解釈する)
苦労が報われなかった台を
換言すれば、前の人が当たるまで苦労したものの、その苦労が少しも報われていないような台が今回紹介する攻略技法の狙い目の台となる。
「最初に120回転前後で単発で当たり、次に150回転前後でまたしても単発で当たり、100回転前後で捨てられている台」などが理想であるとすでに述べた。
前の人が120回転させるのにいくら使ったかを考えてみよう。500円で10回転する平均的な釘構成の台であれば、6000円使ったことになる。単発当たりで約千円分の出玉を獲得したとして、この時点の収支はマイナス5000円である。
その後、150回転で再び単発を出したということは、(機種によって時短回数は異なるが)50回転までは電チューが頻繁に開いて持ち玉を減らさなかったと仮定しても、その後の100回転は玉を減らしたことになる。5000円使って1000円戻ったとしてもマイナス4000円である。これでトータル収支はマイナス9,000円。(※持ち玉プレーでも玉はお金と同じ)
さらにこの台はその後も100回転前後回され、当たらないまま放置されていたわけなので、実際のパフォーマンスはもっと悪い。今度も50回転までは電チューのお陰で持ち玉を減らさずにプレーできたと仮定しても、時短終了後、50回転はお金を使ったことになる。
50回転といえば、金額に換算すれば2500円にあたる。この台はトータルしてマイナス11,500円の時点で放置されていることになる。まさに苦労が全く報われていない台である。
何百回転回しても一向に当たらない地獄のハマリ台ではなく、?当たりはするけれども期待外れの結果で終わってしまった台で?当日の大当たり回数が2回という二つの条件を満たしたお宝台を狙うのである。
お宝台が多連荘する確率
強いグループの中で放置されたこのようなお宝台をカシオペア攻略術が教える危険領域速攻法を使って攻めるか、グループ内の爆発台が大放出を終えて、他の好調台も中だるみの時期に入っている時に攻めるのが今回紹介する攻略技法の骨子となる。(カシオペア攻略術の全体像に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
攻略が決まり、狙いを定めたお宝台が無事に多連荘する確率は統計上、50パーセントを遥かに超える。(くどいようだが、弱いグループの中にある大当たり回数2回の台を打ってもこうはならない)
立ち回りの要領は【甘デジ攻略】爆発力のある台選び(勝てる立ち回り)前編で解説した大当たり回数3回の台とほとんど変わらないが、当たりやすさでは大当たり回数2回の台の方が勝る。その反面、爆発する確率では大当たり回数3回の台よりもやや劣る。(特に単発で当たってしまった場合)
いきなり多連荘しなくても、その後に爆連が控えているケースも多い。それ故、以下のコーションに目を通していただきたい。
注意事項
?大当たり回数2回の台が当たりはしたものの、単発や2〜3連荘で終わってしまった場合はすぐに爆発せず、爆発は将来に延期されるケースが多い。したがって、時間に余裕のない時はその台に固執せず、別の有望台に移り、同グループから他の台が当たった後に惜しくも多連荘しなかったお宝台に戻ることを心掛ける。
?単発+単発+単発で当日大当たり回数3回となってしまった場合は前出の星印コラムで言うところの「ジョーカー台」となるため、当分の間はその台には戻らない方がよい。(少なくともグループ内の他の台が2台か3台当たり、ジョーカー台が当たり番をスキップされまくった後に打つべし)
?単発であれ、2〜3連荘であれ、お宝台で多連荘に失敗した台は時短終了後、3回のリーチが出るまでは台を離れるべきではない。(はじめにしょぼい当たりと見せかけて時短終了直後に多連荘するパターンは極めて多い。甘デジで時短終了直後に当たる台のほとんどは時短終了後のリーチ3回以内で当たる)
要点
要は当日3回目の初当たりでアクセル全快となる台が甘デジには非常に多いということである。高継続タイプの機種であればそれを機に爆連が始まることも珍しくない。
しかし、その一方で大当たり回数3回目を迎えてアクセルを踏み損なってしまった台は時短終了後、3回以内のリーチで当たらない限り、再び遊び台的なペース(当たるまで少し時間がかかるか、すぐに当たっても連荘が伸びない)に戻ってしまいかねない。
しかし、強いグループであれば、いずれはその台が躍進することが宿命となるため、いったん台から離れても、機が熟した時(同グループの他の台の爆発や同グループ複数台の度重なる多連荘が終わった後)にもう一度、狙うべき台の有力候補となる。
魔界紀行
真剣に甘デジの攻略に挑まれる方は下記リンク欄の<甘デジ攻略>にリストアップされたコラムに目を通し、今回紹介した攻略技法を試していただきたい。
ホールの裏側に潜む不思議な世界を見ることになろう。それはまさにハリーポッターの魔法の如きファンタジーな世界である。
そもそもホルコンは魔法使いのような存在である。
好調台からは理論値からは考えられない「超常現象」が続出する。地獄のハマリ台は待てど暮らせど当たらない。これも確率計算からは有り得ない事象である。
パチンコに勝つために、確率論、ボーダー理論のようなものを徹底的に研究しても、平均的な人よりは負け額を減らせるかもしれないが、まともな収益を打ち出すことはできない。
爆発台の限度を超えた大放出、究極の死に台の狂おしいほどの鬱陶しさは確率論が建前にすぎないことを如実に物語っている。
すでに別のコラムでも言及したが、メーカー発表の大当たり確率は全てのサイクル状態を統合したトータルの大当たり確率である。(※決してウソではない)
したがって、検定に通過することはできる。検定時にホルコンがもたらす要素は一切介入しないからである。
検定にパスしたパチンコ機はホールに設置されてからホルコンの支配下に入る。この時点でボーダー理論は無意味とまでは言わないが攻略の本質には全くかかわりのないものとなる。
毎日、ホルコンは各台のサイクル状態とグループ内の台の稼働率を見て、強いグループと弱いグループを作り、強いグループの強い台には一気に数人分の幸せをプレゼントする。
最強攻略法・海殺しXは魔法ではない。魔法使いの習性を知り尽くした上で魔法使いが自分の台に魔法をかけてくれるように誘導するノウハウである。
魔法使いと敵対するのではなく魔法使いと仲良くなって、敢えて魔法使いの術中にはまるのである。我々はこれを「風車の理論」と呼んでいる。
今回、紹介した攻略技法に確かな手応えを感じられた方は、我々とともに魔界紀行のツアーに旅立つべくリヴィエラ・ブルートレインの特等席の乗車券(スペシャルパック+カシオペア攻略術)の購入をご検討いただきたいものである。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
【追記】今回紹介した攻略技法を実際に使用したリヴィエラ門下生の実戦レポートが海殺しXの甘デジ攻略第2弾にてご覧になります。又、この攻略技法の応用編として、波の荒い爆裂タイプの甘デジ各機種でラッシュに入るためのテクニックを甘デジ高継続機で爆発を狙う攻略法にて解説しています。
【関連コラム】
【爆発濃厚】
【あまりにも簡単!】
<当倶楽部紹介>
<リヴィエラ門下生の大活躍>
<甘デジ攻略>
<ホルコン関係>
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
(↑知らなければ大損!)
<重要攻略コラム>
<大ヒット・コラム>
<ロングヒット・コラム>
このノウハウで夢の旅を
Cofee Break
「秩序を取り戻す聖職者」
かつて、田舎のカトリック教会にミサ中の説教で参列者を熱狂させるカリスマ的な人気司祭がいた。
「あの神父様の素晴らしいお話を聞くためには万難排して行かなければ」と大勢の人々がこの教会に押し寄せた。噂を耳にした信者でもない人までが潜り込んでいた。そのため、聖堂内はいつも超満席、立ち見の人が何百人も出た。
数年後、人事異動でこの司祭は別の教会に転勤した。後任者は見るからにうだつの上がらない、如何にも信仰不熱心な三流司祭であった。彼は着任の挨拶でこう言った。
「私の前任者がこの教会で働いておられた時、日曜日には村中の人々が教会へ押しかけました。職人は仕事場を離れ、医者は患者をほっぽり出して。休日には賑わうはずのパチンコ屋もガラガラで商売になりません。村全体が大混乱に陥りました」
そして、彼は聖職者らしい威厳に満ちた言葉で結んだ。
「この私がすべてを秩序あるものに戻します」
魅力のない司祭なので教会に来る人は確実に減るでしょうが、この人の本来の使命である宣教、司牧という点ではマイナスですな。
]]>
開店直後にパチンコを打つことの危険性を徹底解説!
★関連コラム
モーニングセット
休日、午前10時開店のファミレスで冒頭の写真のようなモーニングセットを頼み、清々しい朝のひとときを過ごした後、開店直後のパチンコ屋でひと勝負・・・こんな一日の出だしを好む人は多い。
ひと頃はパチンコ屋にもモーニングセットと呼ばれる仕掛けが流行っていた。どのシマにも20〜30回転させただけですぐに当たってしまう怪しげな台があった。
最強攻略法・海殺しXのテキストブックでもモーニング台の見破り方について触れているが、最近ではそのようなことをするホールも減ってきて、あまり役に立たぬ情報となってしまった。
さて、今回は朝イチ勝負が好きな方々に耳の痛い話をする。
新門下生誕生
先日、海殺しX事務局便りにカシオペア攻略術FAQを掲載した。事務局便りは主としてリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)向けの攻略情報を発信するメディアであるが、中には一連のコラムのファンがいて、時にはそのような方々からの入門(購入)がある。
アップロードした当日に早くもこれを読んで興味を覚えたという方からの購入申し込みがあった。
K.Nさんという男性であるが、お申し込みフォームのメッセージ欄(記入は任意)にはこんなことが書かかれていた。(以下全文引用)
はじめまして。今年に入ったあたりから海殺しXの記事をいろんな所で目にするようになり、ホームページやブログを楽しく閲覧していました。自分はパチンコは早い者勝ちという考えが強く、今まで開店と同時に打ち始めることをしていましたが、事務局便りにあったカシオペア攻略術のFAQ(筆者註・前出のハートマーク付きコラム)を見て、自分の作戦が根本的に間違っているのではないかと思い、購入を決意しました。今後ともよろしくご指導願います。
律儀にも
K.Nさんに振り込み口座を記した「お申込み確認メール」を送ったところ、その日のうちに入金があった。
K.Nさんは攻略情報をプリントアウトしたクリアファイルの郵送ではなく、PDFでのお受け取りを希望されていたので、ただちにPDFを送ったが、律儀にもそれに対する返信までいただいた。(以下全文引用)
迅速な対応、ありがとうございます。物凄い情報量に圧倒されました。今、興奮しながら読み進めているところです。まだ半分くらい読み終わったところですが、今までの自分がなんてマヌケだったんだろうと反省しています。とりあえずお礼まで。
本来は我々が購入者にお礼を申し上げるべきところである。
早くも戦績報告
3日後、K.Nさんから早くも戦績報告の第一報が入った。(以下抜粋)
…(前略)海殺しXの初戦、緊張の連続でしたが、無事に勝利することができました。昨日、もう一度テキスト全部読んでから重要なことだけメモ書きして、いつものパチンコ店に行きました。夜も遅かったので観察だけしていました。びっくりしたのはホルコンの出玉管理です。ホルコンのことはいつも記事に出てきますので、記事の中身の濃さからして多分、そういうものはあるのだろうと思ってはいましたが、実際にホルコンの仕組みについて書かれたテキストを読んだ後で観察すると、その通りなので「なんじゃこれは!」と思いましたね。・・・(中略)
はじめは少しだけ打つつもりでしたが、もう遅かったので、翌日のカシオペア狙いを楽しみに、テキストに従って有力台をすべてメモりました。(筆者註・カシオペア攻略術は翌日の勝負に備えて閉店間際にある要領に従って簡単なリサーチを行い、好調サイクル濃厚の台をリストアップする)
そして、今日、運命のデビュー戦を迎えました。海殺しXで初戦を飾った女子プロの方のように行けるかどうか内心ヒヤヒヤでした。(筆者註・女性パチプロの海殺しデビュー戦参照)
なにしろ私はパチンコ負け続け歴13年の落ちこぼれです。ところが、あまりにも簡単に勝ってしまって正直驚いています。最初に目をつけた台は2千円入れても反応がさっぱりだったので、次の候補台に移ったら500円で当たって6連荘しました。打ったのはスーパー海物語IN沖縄5です。6連荘した後、250回転をちょっと過ぎたところでまた当たり、7連荘。時短で魚群を2回も外したので潮時と思い、テキストに忠実に勝ち逃げしました。
正直、うれしかったですが、それよりも今までの自分が情けなくて。朝一勝負を挑んでは何万円も負けていた過去を消し去りたい心境でした。今までの私の失敗にはパターンがありました。開店直後から打って全然当たらない台を手放して別の台に移ったら、しばらくしてその台を打った人が当ててそれが大きく連荘するという悔しい経験が数え切れないほどありました。
今思えば、私の台選びは決して間違っていなかったのですが、私は打っても当たらない時に打っていたわけです。今日はそういう台を当たる時に打っただけ。この違いが収支にこんな大きな差を呼ぶとは!・・・後略
覚醒の瞬間
「朝一勝負を挑んでは何万円も負けていた」K.Nさんは海殺しXと出逢ってようやく覚醒されたようである。
「過去を消し去りたい」という告白には、今までやらかしてきた無駄なことを痛切に悔いる心情が反映されているように思う。
長年の経験から爆発しやすい台を見抜く目はあったのであろう。「台選びは間違っていなかった」が「打っても当たらない時に打っていた」という過ちがK.Nさんの人生を狂わせた。
メールの後半部分はあまりにも生々しい話なのでカットしたが、K.Nさんは消費者金融にも手を出して多額の負債を返済できずに自己破産したことが綴られていた。
K.Nさんがそこからどう立ち直り、今、どのような仕事をされているのか私は知らない。
しかし、次のメールで海殺しXとの出逢いがK.Nさんが今まで繰り返してきた失敗の連鎖を断ち切る役割を果たしたことを知り、この攻略ノウハウの生みの親である私はひとすじの涙を禁じ得なかった。
負け額は一千万円超え
最初の戦績報告を受け取った翌日、K.Nさんから再びメールが届いた。そこには朝イチ勝負に明け暮れていたかつての自分への悔恨が綴られていた。(以下抜粋)
・・・(前略)今日も打ったので報告します。今日は2時半に行きました。昨日はすぐに家に帰ったので閉店間際の調査ができませんでした。FAQ(筆者註・前出のハートマーク付きコラム)にデータロボをうまく使えば調査の代わりになると書いてあったので、カシオペア攻略術を使い始めたばかりの自分でもそんな器用なことができるのか、ちょっと心配でもあったのですが、昨日の儲けがなかなかのものだっただけに、気がでかくなってしまいました。
私は昨日大きくはまっていたのに閉店間際に当たってそれなりの連荘を記録した台をすべてメモりました。ただし、データロボ情報は生観察よりも精度が落ちると書かれていたので、どの台も千円くらい打ってみて感触がなければすぐに別の台に移ると決めていました。メモ帳に書き出した台の数は打ち切れないほどありますからテキストに書いてある打ち出しタイミングさえ間違えなければ、すべての台が当たらないことはないだろうと楽観的に考えました。
最初はスーパー海物語IN沖縄5の桜バージョンのライトミドルで勝負。たった数回転で魚群が出たもののハズレでした。
すぐに台移動して今度は大海物語4スペシャルを打ちました。スーパーリーチが2回出たので、今までのコラムによく出てくる決め手のリーチが来るかなとワクワクしていたらビッグバイブで魚群が。ところがこれもまたハズレ。
今度は海のコーナーを離れて、真・北斗無双を打ちました。打ち出しの時期はカシオペア初心者の自分でも「今だ!」と思えるほど自信があったのですが、高信頼度の「次回予告」がすぐに出てハズレ。
さすがに焦ってきました。もう一度、海に戻って今度は新作のスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の台でスタンバイしました。ここで少し待ち時間できてしまい、少しイライラしました。今までの自分ならこらえ切れずに打ってしまうところですが、じっと耐えました。私は海殺しXの威力に大げさに言えば人生を懸けてみたいとさえ思っていました。
テキストに書いてあった打ち出しの時期がやっと来ましたので、これも魚群が外れたらまいるなと思いながら打ち始めました。千円入れても当たる感触はなかったのですが、ユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと)の力が抜群に強かったので諦め切れませんでした。
10分ほど休憩して、退屈だったのでスポーツ新聞を読んでいました。自分でもおかしくなりましたよ。なんかのコラムで見た中井貴一の話みたいで。昔は堅気の会社員だったのに今では私もちんぴら同然。(筆者註・俳優の中井貴一さんがチンピラ役を演じることになり、その役作りのために平日の昼間にスポーツ新聞を片手にパチンコを打つ若い男性を観察した話は女性はパチプロ向き?〜リヴィエラレディースのパチンコ年収参照)
品のない記事を読んだ後に我に返り、「オレが目指すのはチンピラでなくてパチプロだ」と自分に言い聞かせて、再び打ち始めました。すると、今までなんの反応も見せなかった台にノーマルリーチが何度もかかるようになり、しめしめと思っていたら突然、一発告知が鳴りました。
休むことの大切さと打つタイミングの大切さが身に染みてわかりました。一発告知はリーチ前に鳴る良いパターンだったので、これは期待できるかもとワクワクしてきました。(筆者註・一発告知の法則については海物語攻略のための「一発告知」学参照)
結果は23連荘でした。出玉は多くなかったので、このパターンの一発告知で当たった台はまだ行けると判断して、しばらく打ち続けました。うれしいことに118回転目に普通の魚群で当たり、26連荘してくれました。・・・(中略)
今日ほどうれしかった日はありません。今までの自分の根本的な間違いがわかったからです。もっと早く海殺しXの存在を知っていればよかったとつくづく思いました。・・・(中略)
今後は朝一勝負はやりません。自分は今までにパチンコで1千万円以上負けています。ずさんな性格なのできちんと記録をつけていたわけではありません。もしかしたらその倍くらい負けているかもしれません。この負けを取り戻せるかどうかまではわかりませんが、自分は海殺しXに期待以上の感触を得ました。
購入前はイカサマではなさそうだと直感的に思いましたが、なんだか難しいイメージがありました。まさかこんなに早くからやり方が身につくとは思っていませんでした。
打ったらすぐに魚群のハズレとか北斗の「次回予告」でも当たらないという苦い経験もしましたが、たとえハズレであっても高信頼度のSP(筆者註・スーパーリーチ)が出ることにホルコン攻略の真実性を確信しました。・・・(中略)
コラムによく出てくる「ヨーグルトの種」の話も実感できるようになりました。私の入店前に開店直後から力みながら打っている人たちの当たりは所詮、ヨーグルトの種にすぎないということが。そういう人たちのおかげで昨日も今日も勝つことができたと思うと気持ちは複雑です。だって自分は今までヨーグルトの種の役割ばかりやらされてきたのですから。・・・(後略)
ヨーグルトの種
いみじくもK.Nさんが仰ったように、朝イチで当たる台の大半は「ヨーグルトの種」になってしまう。(※浅い回転数ですぐ当たる台ほど連荘終了後にハマりやすい)
今時、自家製ヨーグルトを作る人は少ないと思うが、自分でヨーグルトを作るためには種となる市販のヨーグルトが必要となる。
少量のヨーグルトに牛乳を加えて発酵させると見る見るうちにヨーグルトが増殖する。
パチンコのホールで言えば、朝イチに多いしょぼい当たり(単発や2〜3連荘)がヨーグルトの種になる。午前中、ホルコンによって構成された各グループ内にヨーグルトの種となる当たりが早い段階で発生する。(註・ホルコン攻略に関しては海殺しXのテキストブック参照)
大抵の場合、グループ内の台の稼働率(席の埋まり具合)が高いグループは遅かれ早かれ、グループ内の他の台も当たる。
新台入れ替えや新装開店でない限り、午前中のホールはまだ客もまばらである。必然的にグループの中の1台だけが稼働中というような現象も頻繁に見られる。
このような稼働率の低いグループは折角できたヨーグルトの種を発酵できずに終わってしまう。何時間か経って、稼働率の変化があった時に再びグループ内のいずれかの台が種を作るしかない。
一方、あるグループが満席になったり、フル稼働とまではいかなくても打つ人が多ければ、必ずしもすぐにというわけではないが、いずれはグループ内の台が次々と当たる宿命にある。
グループの強弱が生まれる背景
特に多連荘を多数生み出したグループの力は強大となり、ヨーグルトの大量増殖が始まる。
強いグループが幾つか形成されると必然的に弱いグループも形成される。
グループ稼働率の高さとグループ内の好調サイクル台(強いロム状態の台)の多さが強大なグループの力の源となり、稼働率の低さとサイクル状態の悪い台の多さが弱小グループを弱い状態に据え置こうとする力の源となる。
早く当たる台は良いのか?
細かいことは前出のハートマーク付きのコラムに言及したためここでは割愛するが、通常、午前中はグループの強弱が明確に定まっていない。(これが効率的な攻略を不可能にする最大の要因)
午前中は早く当たる台が必ずしも良い台ではなく(むしろヨーグルトの種で終わってしまうことの方が多い)、多連荘する台が必ずしも再度の多連荘を早期に実現しやすい台ではない。(むしろ少なすぎる回転数で多連荘した台はハマるケースの方が断然多い)
午前中は狙いの定めようがなく、サイクル状態の良い台であっても簡単には当たらないことが多く、運良く当たっても好調を維持することが極めて難しい。(遊び台程度に何度か当たってくれれば良い方である)
K.Nさんが嘆かれたご自身の過去の致命的な過ちはK.Nさん特有のものではなく、開店前にホールの外で並ぶ人々に共通する愚行である。(※飽くまでも勝負にこだわる人の場合。勝ち負けなどはどうでもよく、お金をいくら使っても一日をパチンコ三昧で過ごせればそれでよしとする裕福な人にとっては愚行とは言わない)
求められる二つの力
パチンコはグループの力と台の力(サイクル状態)の組み合わせで当たりやすさと連荘力が決まる。一方が欠けるだけで気持ちの良い快進撃は期待できない。
これは人が片方の肺だけでは心地良く呼吸ができない原理と同じである。
グループは弱くて台は強いという状況では、ラッキーなケースでもゆっくりと時間をかけて持ち玉を増やしていく展開にしかならない。
途中で軽くハマることも多く、次の初当たりが来るか来ないかわからない不安な心境で長丁場を戦いを余儀なくされる。
軽くハマりながらも好調サイクルを維持していれば、大ハマリになる前に再度の初当たりが発生して、失った持ち玉を取り戻せることが好調サイクル台の特権であるが、回し過ぎて不幸にも海殺しXが教えるサイクル変換の可能性がある回転数を通過した瞬間、サイクル転落の憂き目に遭えば、軽くハマるだけの予定であった台が醜くハマることになる。
ミドルで7連荘した台が急に失速して、600回転オーバーのハマリを経て再び当たって8連荘というような進展は、途中で好調サイクルでなくなってしまった台がハマり続け、再度のサイクル変換で好調サイクルに復帰した時に生じる典型的なパターンである。
グループの力が強ければ、最初の7連荘の最中か連荘終了後に同グループの他の台も当たる。好調台は同グループから他の台が当たることにより、ハマリを経ずに次の初当たりが早期に発生する仕組みになっている。
弱いグループの好調台は同グループの他の台がなかなか当たらない(あるいは、打っている人がいないために当たりようがない)ために、当たりの中継プレーを担うつなぎ役の当たりに助けられない。
そのため、折角多連荘しても、その後にダラダラした展開になりやすい。好調な数珠連が実現したとしても、グループの力が弱ければ、一回の初当たりの連荘数が少なくなる。
一方、グループは強くて台は弱いという状況では、他のグループの同レベルの台よりは遥かに当たりやすいが、当たった後の連荘力に乏しい。その当たりはその台を繁栄させるためのものではなく、グループ内の強い台に当たり番(ホルコンが次に当たりを予定している台、もしくはその権利)を譲渡するためのものである。
理想環境
パチンコに効率良く勝つためには、理想の環境を満たしている台で打つ必要がある。
そのシチュエーションを人為的に作り出すことは不可能であるが、K.Nさんに大きな力を与えたカシオペア攻略術は自然な流れに身を委ね、楽勝コースに乗っかるお調子者の攻略ノウハウである。
今まで朝イチ勝負にこだわり、理想からかけ離れた環境で愚かな散財をしていたK.Nさんがいともたやすく勝ち組に転向できたのは、理想環境が整ったことを見届けてから好調サイクル台が本領を発揮しやすいタイミングで打つことを覚えたからである。
この簡単なことができないために、世の大半のパチンコファンは大金をドブに捨てている。
強いグループの強い台は短時間内に予想を遥かに超えた出玉をもたらす。そして出玉限界に達した後に失速し、同じグループ内からは新たなチャンピオン台が誕生する。
●強いグループの強い台が取れる時は迷わずその台で打ち、出玉限界を見極めて別の有望台に移動する。
●強いグループの強い台が取れない時は、強いグループの中にある新チャンピオン候補の台で粘る。(海殺しXのテキストブックに記載されている「爆発潜在性」や「体力値」はある時点で大化けする可能性が高い台を見抜くために役立つ)
これはパチンコ攻略の要諦をたった二行の言葉で表したものである。
ちなみに、毎度のように述べていることであるが、強いグループの定義は「他のグループと比較して短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台以外は多連荘(4連以上)が中心のグループ」である。
朝イチ勝負の欠陥
朝イチでパチンコを打つ行為は理想環境からほど遠い状況下での勝負を意味する。その理由を以下に列記する。
?午前中は単発当たりが多発する。確変当たりでも2〜3連荘で終わるケースが多い。その舞台裏の事情については前出のハートマーク付きコラムにて詳述した通り。
?通常、単発当たりや確変2〜3連荘を出した台は同グループの台が当たらぬ限り、しばらく干される。しかし、午前中は客が少ないため、同グループの当たり番の台に誰も座っていないことが多く、「つなぎ当たり」が発生しないという不都合が生じる。
?稀に午前中に当たって7〜8連荘する幸運なケースもあるが、少ない回転数で当たった台は「その当たりでどこまで連荘数を伸ばせるか」という一点だけに勝負がかかる。少ない回転数で当たった台の連荘終了後は僥倖に恵まれない限り、早期に再度の初当たりを期待できず、高確率でハマリに向かう。
?午前中はグループの強弱が定まっていないため、どの台が突然当たるか予測困難。それ故、「強いグループの強い台で打つ」というパチンコ攻略の王道が通用しない。運良く少ない回転数で当てても、単発もしくは連荘終了後にどの台に移動すべきかわからない。
?午前中に当たった台から離れずに打ち続けた場合、持ち玉を順調に増やせるケースは20パーセント未満であり、大半のケースは全部飲まれてしまうか、二度目、三度目の初当たりが発生しても徐々に持ち玉を減らしていくパターンにしかならない。失った分を完全に取り戻してふりだしに戻るのはむしろラッキーなケースである。時間効率が極めて悪い。
➅爆発台が滅多に発生しない。
策士、策に溺れる
主だった理由だけをまとめてみたが、特に?は致命的である。一般的なホルコン攻略が通用しない。我流のホルコン攻略であれば、そのノウハウが稚拙であればあるほど墓穴を掘る。
昨今はホルコンによる大当たりの誘発が公然の秘密となり、素人にも知れ渡っているため、どのホールにもホルコンマニアが一定の割合で存在する。
彼らは当たった台と同じグループの台をすぐに打ちたがる。当たり番のぐるぐる回し(短時間でグループ内の複数台が当たる現象)は強いグループ以外ではなかなか発生しないが、彼らはグループの強弱などお構いなしに、ひたすら当たったっ台と同じグループの台を追いかけ、その恩恵に預かろうとする。
しかし、午前中は当たった台と同グループの台を打っても、なかなか当たることはない。しばらくすると、別のグループから新たな当たり台が出る。彼らは「ホルコンはこっちのグループに移った」と浅はかな判断をして、すぐにそのグループ内の台に移動する。しかし、それでも当たらない。
このようにして、当たり台が出るたびに台移動を繰り返すのが彼らの習性であるが、そのうちにずっと前に当たった台と同グループの台が当たり、「移動せずにあのグループに残っていればよかった」と悔しがる。
午前中は査定期間
彼らの状況判断には重大な過ちがある。ホルコンが特定のグループをえこ贔屓して、同じグループの台を次々と当たらせるのは、普通は午後に入ってからなのである。
午前中はホルコンがいろいろなグループに当たりを散らし、各グループの働きぶりを評価する時間帯である。
攻略初心者には少々わかりにくい表現かもしれない。企業に新卒で入社した社員にたとえて説明しよう。
入社してからの数年間は同期入社の社員の一部が傑出した昇進を遂げることは滅多にない。経営陣や幹部は新入社員の仕事ぶりをじっと見守っているだけである。
昇進スピードの差
しかし、さらに数年が過ぎた頃には各自の大方の行方が見えてくる。この時期には会社の目指す方向性と巧みに歩調を合わせ、頭角を現す社員が必ず出てくる。
キーパーソンとなる上司や同僚との良好な関係を築き、会社の原動力となる部隊に入り込んだ社員は労せずして出世コースに乗る。
これには個人の能力だけではなく運も絡んでいる。
会社にとって重要度の高い部署に配属された社員は手柄を立てやすく、それが評価につながり、スピード昇進が加速化するが、重要度の低い部署に配属された社員は能力があってもそれが評価に結びつくことは少ない。
グループが弱ければ・・・
もちろん、窓際部署であっても、その部署内で多少の昇進はある。しかし、それは主に年功によるものであり、新設部署の管理者に大抜擢されるようなダイナミックな昇進は期待できない。
重要度の低い部署に配属された能力の高い社員はパチンコで言えば「弱いグループの中にある強い台」である。それなりに評価はされても実力に見合った地位にはつけない。
ちなみに、重要度の低い部署にいて能力も低い万年平社員は「いつまで経っても当たらない1500回転オーバーの究極のハマリ台」である。
要領良く勝つには
ここまで読まれて頭の回転の速い方はもう気づかれたに違いない。午後になってからひょっこりホールに現れ、カシオペア攻略術で楽勝したK.Nさんは「新卒社員」ではない。
企業の重鎮となる人物との強力なコネを生かして中途入社して、最初から重要部署に入り込み、先輩社員をごぼう抜きする大出世を遂げたのである。下積み期間の一切ない、あまりにも楽な昇進と言えまいか。
3つのステージ
そろそろまとめに入ろう。
ホールの一日には3つのステージがある。午前10時開店のホールを例に説明すれば、ざっとこんな感じである。(※時間帯は大体の目安。日によって多少の変動がある)
?査定ステージ(10時〜13時)
ホルコンは特定のグループに偏ることなく当たりを分散させ、各グループの稼働率や各台のサイクル状態の変化などを監視して午後の方針を決定する。
?最強グループ争奪ステージ(13時〜16時)
ようやくグループの強弱が浮き彫りになる。ホルコンは強いグループのえこ贔屓を始める。しかし、この時点ではひとまず各グループの強弱が定まっただけであり、当たりの大半、多連荘の大半は強いグループから発生するが、最強のグループが決まったわけではない。この時間帯からシマ全体を制圧する覇権をかけて強いグループ同士の激しい戦いが始まる。
同時に下位グループの間でも熾烈な戦いが始まり、「多連荘は望み薄でもサイクル状態の良い台にはせめて当たりを許してくれ」とホルコンに泣きつき、「ホルコンに見向きもされない窓際グループにだけはなりたくない」と低レベルのせめぎ合いを展開する。状況によって多少の時間的ズレは生じるが、カシオペア攻略術は大体13時から15時の間に使用可能となる。
?弱肉強食ステージ(16時以降)
この頃には最強グループ、準最強グループ、普通に強いグループ・・・と強いグループの中にも格差が生じている。通常の海殺しXの本領発揮となる時間帯でもある。強いグループはますます栄え、弱いグループは没落の一途を辿る。
この頃には当たりの大半、多連荘の大半を強いグループで独占するのはもちろんのこと、爆発の大半も強いグループで発生し、その煽りを食って、弱いグループからはますます当たり台が出にくくなる。特に終日に渡って客入り状況が良好でその日の出玉還元率(開店前にホルコンに設定するもの)が上々の場合は、それまでの時間帯にホールが弱いグループの台から取り過ぎていたお金を当初予定していた還元率に極力近づけるべく、夜になってから強いグループの台にばら撒き始める。時には強いグループから複数台が同時に爆発する現象さえ起こる。
蛇足かもしれないが、このステージで大爆発した場合は連荘がいつまでも終わらず、夕食にも行けない。あまりにも空腹になって、大食いしたくなれば、ホールを出た後にレストランに入り、「焼肉定食ステージ」に移行することもある。
それでも朝イチで打つ?
以上が毎日、ホールで繰り返されている出来事のあらましである。これを知ってしまった人は自ら進んで査定ステージに入り込む気にはならないであろう。
前述の如く、勝ち負けにこだわらずにパチンコを打ち、いくらお金を失っても全く意に介さぬ大金持ちは別として、普通の人には百害あって一利なしの時間帯と申しても過言ではない。
ホルコン知識に通暁している人であっても、開店直後はどの台が当たるか全く読めない。
狙い台が定まらない以上、台選びに難儀する。
運任せで打ち、たまたま当たったとしても、そのまま同じ台で打ち続けるべきかと悩む。(強力なスーパーリーチが何度も外れたりして)台を移動したくなっても、どの台に移ればよいのかもわからない。
少ない回転数で当たった台の大半はその後に反動のハマリが待ち受けている。
ごく稀に朝から晩までスローなスピードながら比較的順調に当たり続ける珍しい台があることも事実である。
しかし、そんな稀有な台であっても、ミドルであればどこかで一回くらいは600回転前後のハマリは避けられないことが多い。ハマっている間に弱気を起こして別の台に移ってしまえば、瞬間最多持ち玉をずっと下回る収支に甘んじなければならない。
それが嫌で粘るとしても、その台が確実に稀有な台であり、600前後の中ハマリを一回くらい我慢するだけで後は楽に当たり続けるという保証はどこにもない。
言い知れぬ悲哀
開店と同時にホールに入り、湯水の如く金を使い、出たり飲まれたりを繰り返し、ピリピリムードの人はそこにもここにもいる。
何時間も遅れて入店してきたK.Nさんのような人が2〜3分間、メモ帳を片手に辺りを見回し、「ここだ!」と自信満々にある台に座り、打ち始めた途端にいきなり当てて、一気に4〜5万円稼いだ後にさっさと店を出る光景を目の前にして、彼らの胸に去来するものは何か?
「自分は何時間も前から必死に頑張っているのに」と歯ぎしりをするに違いない。
「金を返せ!」、「時間を返せ!」とろくでもない台に向かって心の中で悲痛な叫び声を上げてみても、悲しいかな、戻ってくるものは何もない。これが現実である。
淡い願望
薫り立つ珈琲で喉を潤し、開店直後のホールに入り、少額投資で7〜8連荘させて台に休憩札を入れ、近くのレストランで至福のランチタイムを楽しみ、ホールに戻って、すぐにまた当てて、収支が5万円以上になった15時頃に最高の状態でやめたい・・・というのが朝イチ族に共通する淡い願望である。
しかし、それが実現することは滅多にない。
ふと気づけば、かなりのマイナス収支になっていて、行きたかったレストランに行く気もしなくなり、コンビニのおにぎりで昼食をすます人たちには悲哀が漂っている。
そもそも、まともな攻略知識を持たぬ人がこともあろうに勝ちにくい時間帯に入店して、果たして何ができるというのか?
開店直後から血眼になって打つ人の「ホールへの献金」が後からノコノコとやってきたK.Nさんのような人の財布の中にそっと入っていくのである。
充実の3連勝
本稿を執筆している最中にK.Nさんからまたしてもメールをいただいた。(以下抜粋)
・・・(前略)これで開幕3連勝です。今日のプラスは過去2回と比べたらたいしたことないのですが、3日間で13万7千円の純益を出すことができました。私は勝ち逃げの大切さがやっとわかったような気がしています。長く打ってりゃ儲けも増えるという訳でもないということですね。これからは能率重視でいきます。
私は元々、スロットとパチンコの両刀使いでした。朝一から打つというのは高設定台を見抜いて終日勝負するというスロッター気性の名残でした。スロットもホルコンで管理されているそうですが、スロットの高設定台はパチンコの好調サイクル台と同じですよね? いくら設定が良くても当たりユニットに入っていなければ意味がないですよね?(筆者より・その通りです)周囲の観察をしないで自分の台だけを凝視して休まずに遊戯を続けるスロッターやパチンカーを見て、むなしく思うようになりました。
そういう人の群れから抜け出すことができた私は今とても幸せです。海殺しXは砂漠でさまよう自分に与えられた運命のオアシスだと思います。
前のメールでいろいろと余計なことを書いてしまいましたが、悲しいことが多すぎた自分の人生に小さな希望が見えてきたように感じます。
3日間をふりかえり、自分が経験したこと、具体的には打ったらすぐに当たった、打った直後にハズレながらも高信頼度のSPが来たりとか、とても偶然とは思えません。カシオペアを開発された佐々木様の技量に感動しまくりです。・・・(中略)
ところで、質問があるのですが、今日も私はある台で打ってすぐに高信頼度のSPを外しました。それで別の候補台に移って当てたのですが、高信頼度SPのハズレで台移動するということでよいのでしょうか?・・・(後略)
ご質問への回答ですが、通常の海殺しXとカシオペア攻略術を分けて考えて下さい。
カシオペア攻略術の使用時は当たりの期待できる強力なスーパーリーチが外れた時はリストアップした台がすでに好調状態を失っている可能性がありますので台移動が原則です。理由としては、前に打っていた人が回しているうちにサイクル転落させてしまったことが考えられます。
通常の海殺しXの場合は事情が少し違ってきます。今までにほど良いペースで普通のスーパーリーチが発生していて、ついに「決め手」級の強力なスーパーリーチが発生した時はそれで当たらなければ、基本は台移動です。しかし、どの機種にも強力なスーパーリーチを外してからそれほど時間が経たぬうちにそのスーパーリーチと同等もしくはそれ以上の信頼度を持つスーパーリーチが発生して当たるレアケースがあります。特にプレミアム演出で当たる台などにその傾向がありますので、今までほとんどスーパーリーチが出なかった台に突然、当たりの期待できる強力なスーパーリーチが発生して外れた時はしばらく様子見をしてから台移動する習慣を身につけて下さい。
パチンコ砂漠のオアシス?
新門下生のK.Nさんはデビュー直後から才能の片鱗を見せている。察するに、筆舌に尽くし難い過去の苦い経験がこの人をメンタル面で強くしたのであろう。
当倶楽部は苦境にめげず人生をギブアップしない人の心の支えでありたいと常に願っている。
K.Nさんは夢の翼、海殺しXを「オアシス」という最高の比喩で表現して下さった。
人の世は悲しみで満ちている。この世に生きる一人ひとりがなんらかの悲しみを背負って今日という日を生きている。
失業、肉親との死別、失恋、離婚、人間関係の悩み、闘病、借金・・・人から生きる気力を奪ってしまう不幸は無数にある。
人の命には限りがある。如何なる偉人であっても、いつかはこの世から去らなければならない日が必ず来る。
「今、この瞬間に生きている」という実に当たり前のことが大いなる恵みであることを悟るべきである。
日々の暮らしが悲しいことばかりでは、人は耐えられない。少しでも潤いのある人生を求めて、人は歩み続ける。
安っぽい攻略法を販売しているという意識は我々にはない。リヴィエラの旗のもとに集う人々に人生の一発逆転を可能ならしめる常識破りの手段を提供しているという自負があるのみである。K.Nさんのような方からの礼状ほど我々を喜ばせるものはない。
海殺しXが門下生の皆様の心のオアシスになることを心の底から願う。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
筆者略歴・・・1965年東京生まれ。獨協大学法学部卒。90年代後半よりパチンコ攻略法の研究に着手し、21世紀に入る直前に最強攻略法・海殺しXの原型を確立する。以降、検証を重ねて、海殺しXを最強の名に恥じぬレベルまでバージョンアップさせる。パチプロ集団「リヴィエラ倶楽部」を結成後、2007年より海殺しXの一般販売を開始。元々はホルコン攻略家の一人であったが、「ホルコン攻略の弱点」にも泣かされたため、それを補うべく爆発テクニックの集大成、「カシオペア攻略術」(海殺しXのオプション)をはじめとする数々のノウハウを開発する。趣味はスキューバダイビング。プロレスと将棋には滅法詳しい。(詳細プロフィール)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<人気コラム>
★この攻略に人生のオアシスを求めよ!
「道はどんなに険しくても、笑いながら歩こうぜ」
(アントニオ猪木の名言)
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当たりの前兆となる「特定のダブルリーチ」 これが出た台を手放すな!
★王道スペック+爆発力+勝ちやすさ
事の発端
このたび公開に踏み切る海物語シリーズのプログラム上の秘密は極秘攻略情報である。
「海物語シリーズの魚群の出し方」、「魚群誘発打法」というタイトルにしてもよかったかもしれないが、成功する時は必ずしも魚群で当たるわけではないので、より正確を期して「当たりの兆候」とした。(失敗する時は魚群ハズレも多いので誘発には違いないが・・・) 「これさえ知っていれば必ず勝てる」という類の情報ではないが(そもそも「100パーセント確実に勝てる情報」など有り得ない)、この事実を知ってしまった人は不気味なものを感じるはずである。
今年(2022年)の1月に私はリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)のA.Tさん(京都府・男性)からある攻略情報を受け取り、その検証を依頼された。堺正章さんの名曲『倖・せ・な・女』の歌詞ではないが、この物語はここから始まる。
♪この物語はここから始まる その女と寝た時から 惚れた時から始まる・・・実になまめかしいフレーズが踊る歌であるが、この攻略はその情報に触れた時から、調べ始めた時から始まる。まさに衝撃体験であった。
幸せな男
A.Tさんという名前を聞いて、「あっ、あの人か!」とピンと来る方は私のコラムを隈なくお読みになられている方と断言して差し支えなかろう。然様、A.Tさんとは、パチンコルネッサンスとは?と【噂の検証】海物語12秒セット打法?でお馴染みの熟年男性である。A.Tさんは今や押しも押されもせぬスーパートッププロ。定年退職後であるにもかかわらず、海殺しXを駆使して誰もが羨むような年収を稼ぎ出す。世に「七五三」という皮肉がある。会社を定年退職した人の再就職後の年収が直前の年収の7割あれば御の字、5割でまあまあ、3割ならば悲しいという意味らしい。
A.Tさんの昨年のパチンコ年収は週休二日のペースで打っただけで現役時代の最終年収の7割どころか8割に達したと聞いた。再就職ではなく海殺しXでこの快挙を成し遂げたことが絶賛に値する。これに年金が加われば、ひょっとすると今の方がリッチなのかもしれない。コロナ渦の中、なんとも「幸せな男」・・・
12秒打法に関して
A.Tさんの攻略力とパチンコ分析力に私は全幅の信頼を置いている。この人から寄せられた情報であれば荒唐無稽な話であっても、闇に葬り去ることはできない。公式見解でセット打法の存在を明確に否定している当倶楽部であるにもかかわらず、12秒打法(前出のハートマーク付きコラム参照)の検証に踏み切ったのは情報提供者がA.Tさんであったからに他ならない。
Cf. パチンコ攻略法の誤った概念を正す!〜本物と偽物との違い
ちなみに、12秒打法には相当な手応えを感じたものの、成功率が100パーセントではないため、世間で言われているようなセット打法とは言い難い。12秒打法の謎はいまだに理論的な解明ができていない。現時点では「バグではないが12秒打法の手順をこなすことにより、なんらかの力が台の内蔵プログラムに作用して、その台が当たり番(ホルコンが次の当たりを予定している台)であった時のみ、普通に打つよりも早く当たってしまうのではないか」という仮説を立てている。さすがに当たり番でない台を当たり番に変える力まではないと思っている。私には海殺しXで培った当たり番を正確に見抜く目がある。
Cf. 【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
それ故に、私は12秒打法で当てることができるが、二つの攻略法を併用しているため、海殺しXで当てたのか12秒打法で当てたのかの線引きが難しい。とはいえ、当たる時はいつもよりも早く当たるという感触だけは確実にある。
普通は断るところでも
それはそれとして、私も暇ではない。普通の人から他の攻略法の検証を依頼されても即座に断るが、A.Tさんに効果があると言われば信じないわけにはいかない。そんなわけで今回も渋々、検証に着手したのであるが・・・
A.Tさんから攻略情報の提供を受け、この物語(検証作業)は始まった。そして、約半年に及んだ長い物語が終わった今、この物語の全容を公にする。
前提となるモード選択
この攻略情報は大半の海物語シリーズに共通する当たる前に現れる兆候のことである。
残念ながらSANYOの子会社であるサンスリーから出ているドラム系の海物語には応用できないが、沖海シリーズ、大海シリーズ、スーパー海物語IN JAPANシリーズ、スーパー海物語IN地中海などにはもろに当てはまる。ミドル、ライトミドル、甘デジ(遊パチ)の区別を問わず通用する。但し、モード選択は必ず第三のモードを使用しなければならない。それ以外のモードを使用した場合、これより先の攻略情報は全て当てはまらないので注意されたい。第三のモードとは沖海シリーズであれば「沖縄モード」、大海シリーズであれば「トレジャーステージ」、スーパー海物語IN JAPANシリーズであれば、「お祭りモード」を指す。ちなみに、当倶楽部が推奨するスーパー海物語IN地中海を打つ時は「地中海モード」を選ぶ。
残念ながら海物語3R2スペシャルに関しては、海物語3R2スペシャルの攻略【秘策】にて述べた事情により、私が海モードを使用しているために検証ができていない。
なお、沖海には桜バージョン、大海にはブラック、ジャパンには金富士などのST機もあるが、確変ループタイプであろうとSTタイプであろうと関係なく通用する。本稿執筆の時点ではまだ出回っていないスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風に関しては当然ながら未検証であるが、よほどのことがない限り、通用しないということは考えられない。
前兆ダブルリーチ
さて、この前提条件(適切なモード選択)を踏まえた上で打つわけであるが、以下のダブルリーチがノーマルかつ泡付きで(もしくはマンボー等「泡に相当するもの」を伴って)発生した台はチャンスを迎える。(要暗記)
●1x2のダブルリーチ
●2x3のダブルリーチ
●3x4のダブルリーチ
1から4までの図柄のみを使ったダブルリーチと覚えればよい。
A.Tさんからの情報によれば、1〜4の図柄のみで構成されるノーマルダブルリーチが出ればよいとされていたが、検証の結果、泡もしくは泡に相当するものが伴わない場合はほとんど無意味である上にハマリの傾向にある可能性すら拭い切れないことが判明した。
したがって、ここでは上記のダブルリーチがノーマルで泡もしくは泡に相当するものを伴って出現した時に限り、それを前兆ダブルリーチと呼ぶことにする。言うまでもなく、これらのダブルリーチがスーパーリーチに発展した時は前兆の意味を持たない。(決して悪いわけではなく、前兆サインと言えないだけ) A.Tさんの情報によれば、これらの前兆ダブルリーチの出現後、そこから50回転が勝負であるという。
その後の台の動向
しかし、これだけの情報ではあまりにも漠然としている。前述した「薄気味悪さ」を味わうためには、もうひとつか二つ、この情報の信憑性を裏付ける何かが欲しいところである。
A.Tさんの仕入れた情報によれば、前兆ダブルリーチが出現した台には高確率で50回転以内になんらかのスーパーリーチが発生するという。それで当たってしまうこともある。しかし、大半のケースは一発では当たらない。前兆ダブルリーチの出現後、最初にスーパーリーチが発生した時、回転数をちらっと見ていただきたい。この時点から50回転以内に当たる可能性があるという。(つまり、最初のスーパーリーチは「50回転以内に当たりやすい状態」の更新を意味する) しかし、その後に再度のスーパーリーチが発生しても、その時点から50回転以内・・・というわけにはいかないらしく、「50回転以内」の更新が可能なのは初回のスーパーリーチのみとのことである。
但し、ハマリ台の場合は前兆ダブルリーチの出現後も50回転以内にスーパーリーチが発生しなかったり、逆にスーパーリーチが呆れるほど出て当たらない現象が待ち受けているという。検証の結果、このような推移をたどることが極めて多く、偶然という言葉で片付けてしまえるようなものでないことに気づき、私は愕然とした。
不可解な注意書き
A.Tさんを通じて私が入手した情報の中には不可解な注意書きが二つだけ添えられていた。実際の文章は複雑すぎてお世辞にも読みやすいものとは言えない。わかりやすく書き直せば以下のようになる。
1.前兆ダブルリーチの出現後は(当たりやすい状態が終わるまでの間は)保留玉ランプのフル点灯(満タン)を避けること
2. 前兆ダブルリーチの出現後に前兆ダブルリーチ以外のノーマルダブルリーチ(1x2、2x3、3x4以外のあらゆるダブルリーチ)が発生しそうになったら「リーチ」という声が聞こえる前にハンドルのストップボタンを押して、次の変動が始まるまで打ち出してはならない。(但し、前兆ダブルリーチ以外のノーマルダブルリーチが発生しそうになって、打ち出しを止めた後、それがスーパーリーチに発展した場合はすぐに打ち出しを再開してよい)
私はこのような特殊打法を全く信じない主義であるため、上記の注意書きを無視して打った結果と無視せずに打った結果を比べてみた。どうやら1に関しては無視しても問題なさそうであるが、2に関しては無視すべきではないようである。(理由は全くわからない。ただ結果がそう語っている・・・)手先の器用さを全く必要としない海殺しXとは違って、こちらの攻略法は一瞬も気が抜けない。最近の海物語は滑ってダブルリーチになることも珍しくないため、前兆ダブルリーチ以外のダブルリーチが(滑りを含めて)発生しそうな時はすぐにそれを察知して(滑る前から)ストップボタンで打ち出しを停止した方がよい。
なお、私は「保留玉ランプのフル点灯回避」は無視しても結果に違いは生じないと判断しているが、オリジナル情報に忠実でありたい方は、念には念を入れて、それも守って打てばよい。(ますます手先の器用さが求められるが・・・)
判明した事実
さて、約半年にわたる検証を通じて判明したことは以下の通りである。
?前兆ダブルリーチが出現すれば、サイクル状態(海殺しXのテキストブックにて解説)が極端に悪い台でない限り、50回転以内になんらかのスーパーリーチが発生する。(甘デジの場合は最初のスーパーリーチであっさり当たってしまうことも珍しくない) 前兆ダブルリーチの出現後、50回転以内に一回もスーパーリーチがかからない台は少なくともその時点では高確率でハマリ台と言える。(例外的にその後に当たるとすれば、その背景にはラッキーなサイクル変換が潜んでいる)
?前兆ダブルリーチの出現→50回転以内に最初のスーパーリーチの発生(当たらず)という推移を見せた台はそれ以降の50回転以内が最大の勝負所となる。2回以内のスーパーリーチで当たらなければチャンスは去ったと判断して大方正しい。
?前兆ダブルリーチの出現後、最初のスーパーリーチ一発で当たる台は前兆ダブルリーチの出現前に1〜2回のスーパーリーチがほどよい間隔で発生していることが多い。
?前兆ダブルリーチの出現後、再び前兆ダブルリーチが出現した場合は、たとえそれが初回のスーパーリーチ(「50回転以内に当たりやすい状態」の更新)の後であっても、A.Tさんの情報によれば、改めてその時点から50回転以内に当たりやすい状態(つまり、再更新)となるとのことであった。そして、その後も最初のスーパーリーチで再び更新可能であるというのが私が受け取った攻略情報であった。わかりやすい例を出せば、次のようなケースが想定される。
1回目の前兆ダブルリーチ(はじめて当たりやすい状態に)→50回転以内にスーパーリーチ(当たりやすい状態の更新)→50回転以内に2回目の前兆ダブルリーチ→(当たりやすい状態の2度目の更新)→50回転以内にスーパーリーチ(当たりやすい状態の3度目の更新)→50回転以内に3回目の前兆ダブルリーチ(当たりやすい状態の4度目の更新)・・・
つまり、前兆ダブルリーチがコンスタントに出れば、当たりやすい状態をいつまでも維持できる。(スーパーリーチによる当たりやすい状態の更新は前兆ダブルリーチ後の一回だけに限られるが、前兆ダブルリーチが何度も出れば、その都度、最初のスーパーリーチで更新ができる)
とても有難い話に思えるが、検証の結果、前兆ダブルリーチが何度も出る台の大半は、近い将来の当たりが期待薄であることが判明した。私は手にした情報に反して、前兆ダブルリーチが頻出すること自体がハマリ台の証左であるとの結論を下した。(とはいえ、例外もあり再更新、再々更新が実ることもある。しかし、好調台に前兆ダブルリーチがショートスパンで何度も出ることは滅多にない) 好調台が1回目の前兆ダブルリーチを実らすことができなかった場合は、1回目の前兆ダブルリーチ→50回転以内にスーパーリーチ→当たりやすい状態の更新後、何度かスーパーリーチが発生するも当たりには至らず、当たりやすい状態終了という結果に終わった後、少し間を置いてから再度の前兆ダブルリーチが出現して今度は当たるというパターンが多い。(好調台に当たりやすい状態がダラダラと長続きすることは滅多にない。長続きする必要もなく、当たる時は簡単に当たってしまうからである)
?前兆ダブルリーチの出現前、出現後を問わず、悪い台ほど前兆ダブルリーチと同図柄の泡なし(もしくは泡に相当するものを伴わない)ノーマルリーチ(例・3と4の泡なしノーマルダブル)がよく出る。
?したがって、?の悪いリーチが頻出する台は大ハマリする危険があるため、深追いは厳禁。
?前兆ダブルリーチの出現後、再び(時には3回目、4回目の)前兆ダブルリーチが出る台も要注意には変わりないが、泡もしくは泡に相当するものを伴わない1〜4図柄のみのダブルリーチが頻出する台とは異なり、「近い将来の当たりが期待できない」だけですむ。(このような台が当たる時は海殺しXのテキストブックが教えるサイクル変換の生じ得る回転数を通過した後、サイクル状態が切り替わった時であることが多い。したがって、その台の属するホルコン上のグループ=ユニットの力が強く、かつ海殺しXのテキストブックが推奨する次期チャンピオン候補台である場合は粘りの対象にはなる)
?すでに大きくハマっている台を打っても前兆ダブルリーチは滅多に出現しない。又、出現したとしても、その後に何度も前兆ダブルリーチを乱発したり、?のような前兆ダブルリーチを装った泡もしくは泡に相当するものを伴わない悪いリーチが出ることが多い。
?前兆ダブルリーチの出現後、50回転以内にスーパーリーチが出ない代わりにノーマルリーチが頻繁に出る台は当たるか当たらないかの瀬戸際の状態にある。当たるとすれば、一発告知を伴う当たりかノーマルリーチのままで当たるか、なんらかの特殊リーチ(レッツマンボー、レッツシーサー、ウリンチャンス、ぶるぶるチャンス、エイサー祭のような突確等)で当たることが多い。(これは海殺しXの法則通り)
?前兆ダブルリーチの出現後、リーチが全くかからない時はしばらく打つのをやめる必要がある。但し、通常の休憩(5〜10分)とは違って、長時間休むと当たりやすい状態ではなくなってしまうことに注意する。特にデモ画面に戻るとまずい。一つのソリューションとして、小休止中、デモ画面に戻ってしまうちょっと前に一個だけチャッカーに入賞させる方法がある。デモ画面に戻ることを回避してから1分程度休んだ後、様子見に少しだけ打ってみて、それでもあまりリーチがかからなければ、打つのを停止して、再びデモ画面に戻る直前に一回だけ回すというテクニックが使える。このような小技を用いて粘っている最中にホルコンがつなぐ同グループの他の台もしくは対立関係にあるグループの台が当たり、カシオペア攻略術が教える危険領域にさしかかった時に一転して積極的に回し続ければ、危険領域速攻法が見事に決まり、呆気なく当たることがやけに多い。
若干の補足
特に最終項目は重要である。要領良く危険領域速攻法に持ち込む技術が加われば、鬼に金棒となる。又、前兆ダブルリーチの出現後、スーパーリーチが頻出しすぎる時もデモ画面に戻る前に一回だけ回す小技を用いて粘る必要がある。
このような台(前兆ダブルリーチ後、いたずらにスーパーリーチが頻出する台)は、この段階ではハマリ台であると決めつけられない。
結局、これもホルコンとの兼ね合いになってくる。現在のホールが例外なくホルコン制御というシステムを用いている以上、ホルコンがアクティブにしたグループの中に存在する当たり番の台だけが当たることができる。一般的にスーパーリーチが異常な頻度で集中する台は好調台とは言い難く、どちらかといえばハマリに向かいやすいが、ホルコン通の人はご存知の通り、好調台でも当たり番になっていない時は同様の現象が見られる。
したがって、前兆ダブルリーチが出現した台が運良く当たり番であれば、打ち手の技術など関係なく、ただ打っているだけですんなりと当たってしまうが、当たり番でない時は当たり番になってもらう必要がある。そのために前兆ダブルリーチが出たにもかかわらず、一向に当たらない時、巧みな方法で時間を稼いで粘るのである。(当たり番に変わることを願いながら)
そして、グループ内の当たり番の移動、もしくは当たり番のグループ移動が最も生じやすい危険領域の時に前兆ダブルリーチ出現後(あるいは、その後、初回のスーパーリーチが発生した後)、まだ50回転というリミットに達していない台(=当たりやすい状態を維持している台)で打つという展開が理想である。少々複雑な話になってしまったが、リヴィエラ門下生の皆様には難なくご理解いただけよう。少なくとも当たり番になりやすいという点では12秒打法の効果を遥かに上回る感触を得ている。しかし、唯一の欠点は50回転というリミットがあることである。
解けない謎
現段階では50回転というリミットの意味もわからなければ、この攻略情報(手順を仕込まないため、当倶楽部が否定するセット打法にはあたらない)の出所すらわからない。A.Tさんはパチンコ仲間から聞いたというが、ネット上にこの情報は見当たらない。そもそも50回転という数字が単なる目安にすぎないのか、厳密に50回転という意味なのかもわからない。全てが謎に包まれている。
実験を通じて私が抱いた印象としては、50回転というのは厳密な数字であると思われる。前兆ダブルリーチが出現して50回転以内にスーパーリーチが発生しない台はほぼ例外なく海殺しXが教える不調サインが多発する。そして、悪い台ほど1〜4図柄のみのダブルリーチが泡もしくは泡に相当するものを伴わずに何度も出る。前兆ダブルリーチの出現後、50回転以内にスーパーリーチを出した台でも、そこから50回転以内に当たらなければ、そのまま打ち続けてもすぐに当たることは滅多にない。(註・長時間、台を放置してシマの状況に変化があった後に打てばわりとすぐに当たることはある)
それとは対照的に、当たる台は前兆ダブルリーチの出現後、それほど待たされることなく簡単に当たってしまう。海殺しXと併用しているため、どちらで当たったのか判然としない部分はあるものの、当たる時は相当な確率で当たる前に前兆ダブルリーチの出現を見ることに気づいた私は愕然とした。
前兆ダブルリーチの出現後、すぐに当たらなくても無事に当たる台は何度かスーパーリーチが発生して最後のスーパーリーチで当たる。この場合、当たるまで待たされている間に、海殺しXが教える好調サインが気持ちがよいペースで次々と出る。
海殺しXの法則がそのまま生きて、ある程度の時間を経て当たる台は、決め手となる絶大なインパクトを伴うスーパーリーチ(魚群、ビッグバイブ等)の発生前に、前座の役割を担うスーパーリーチが一つの種類に偏ることなく万遍なく出る。(同じ種類のスーパーリーチが何度も出た後に当たる時のパターンは同じ種類ではあっても、沖縄5のノリノリ、大ノリのように演出によるアクセントがつくことが多い)
まるで神秘の泉に放り込まれたような心境であった。毎回のように同じことが続けば信用しないわけにはいかない。
論理的な説明は無理でも
一体、どのようなカラクリでこのような現象が起こるのか? コンピュータの専門家でない私には解説のしようがない。しかし、膨大なデータによる裏付けが取れた以上、真正な攻略情報と認定して差し支えないと思っている。
攻略初心者の方には難しい話であったかもしれないが、試しにこの情報を把握した上でそれを意識して海物語シリーズを打ってみていただきたい。
甘デジはテストには好適
機種はスーパー海物語IN沖縄5でも大海物語4スペシャルBLACKでもスーパー海物語INジャパン2金富士バージョンでもなんでもよい。甘デジ派の方々には私が最も多くのコラムを出しているスーパー海物語IN地中海を推奨する。(一連のコラムを読まれた上でのプレーをお願いしたい)甘デジはすぐに結論が出やすい。たとえ当てずっぽうの台選びであっても、その台が「たまたま当たり番であれば」との絶対条件がつくが、簡単に当たってしまう。
もっとも、一般的な甘デジの通常時大当たり確率は約100分の1である。(地中海に至っては約90分の1)極端な例を示すとすれば、前兆ダブルリーチの出現→50回転ギリギリで最初のスーパーリーチ発生→50回転ギリギリで当たりとなった場合、前兆ダブルリーチの出現から当たるまで100回転も回す計算になるため、理論値と変わらないではないかと言われかねない。
しかし、実際は甘デジで当たる時はそのようなじれったい展開にはなりにくく、わりとすぐに当たる。(じれったい展開になる時はむしろ当たらない時の方が多い)
毎度のように同じ体験を繰り返せば、このミステリアスな攻略情報がオカルトと呼ばれる類のものではないことくらいは体感的に理解できよう。
甘デジでもひどい台は500回転、600回転とハマる。しかし、そんな台でもハマリから抜け出して当たる時は高確率で当たる少し前に前兆ダブルリーチが出現する。(ハマリ台は前兆ダブルリーチが全く出ないか、何度出ても当たらない。後者の場合、やっと当たる時は何度目かの前兆ダブルリーチが出現した後、今度は期待を裏切られることなく無事に当たる)
勝ちやすくなる
攻略知識を全く持たぬ人が今回の攻略情報(前兆ダブルリーチの存在とその後に起きること)を攻略の要に据えようとしても、それには多少の無理がある。
何故ならば、当たりやすい台を見抜く目を持っていない人がデタラメに台を選んで打っても、悪い台であれば、ガセの前兆ダブルリーチすらなかなか出ないからである。攻略の素人にこの情報が役立つとすれば、たまたま前兆ダブルリーチが出た台を(当たる可能性があるため)捨てずにすむことくらいでしかない。だが、たとえそうであるとしても、危険領域速攻法を知らなくても、ホルコンに疎くても、あらゆることに無知であろうと、少なくとも勝ちやすくはなる。(前兆ダブルリーチが出た台を迂闊に手放さなくなるため)
同時に無念の思いをする頻度も増える。
正しくない台で打っていれば、前兆ダブルリーチが出現した後に当たりの期待できる強力なスーパーリーチ(魚群やビッグバイブの他にも幾らでもある。例・スーパー海物語IN JAPAN2の烈!花火大会)を見ることはできても、それで当たらないという苦い経験も増えてしまうことは覚悟しなければならない。
断片情報だけに頼るな
すでにパチンコ攻略の要諦を知り尽くされているリヴィエラ門下生の皆様には無関係な話であるが、素人の大半は断片情報だけに頼って勝とうとする。
リーチ目情報などが良い例かもしれない。「この出目が発生すれば当たりが近い」というような稚拙な攻略知識のみで勝負する人が後を絶たない。リーチ目は実際に存在する。しかし、ホルコンがアクティブにしたグループのどの台にも出る。
Cf. 海物語シリーズのリーチ目
4台で1グループを構成するとすれば、自分の台にリーチ目が出て近い将来に当たる可能性は(=自分の台が当たり番である確率は)単純計算では25パーセントとなるが、ホルコンの当たり番選びには台のサイクル状態やグループの他の台のコンディションなどが複雑に絡み合うため、サイクル状態の悪い台を打っていれば、リーチ目が出てもその後に当たる確率は10分の1すらないこともある。根本的な台選びが間違っている人はリーチ目が出ても当たることはほとんどない。
プロの勝ち方
本格的な攻略ノウハウで武装した歴戦の強者は常に広い視野に立って攻略に挑む。リーチ目のような情報は知ってはいても重視することはない。理由は簡単である。有望な台に座って打つだけですぐにリーチ目が出てしまうからである。山勘で台を選び、「なかなかリーチ目が出ない」と焦っている人とは好対照である。リーチ目が出るまで懸命に打ち続けるのではなく、正しい台で打ち、労せずしてリーチ目を出す、というのがプロの発想なのである。
有益な攻略情報
今回の攻略情報は明らかにリーチ目情報よりも価値がある。
当たる台を見抜く才能に長けた人(特にホルコン攻略に精通した人)であれば、まだリヴィエラ門下に入っておられない一般の方々でも当たりの近い台を手放すミスが減り、収支に格段の差が生じること請け合いである。情報提供者のA.Tさんには衷心より感謝の意を表したい。
ホルコン攻略はスタートライン
ホルコンの仕組み(グループ構成、当たりの入る順番等)がよくわからない人は最強攻略法・海殺しXのベーシックパックだけでも十全な知識を満たすことができるが、単なるホルコン攻略だけで満足される方であれば、ホルコン攻略を専門に扱う他社の情報商材でも事足りるであろう。
ホルコン攻略オンリーで安定したプラス収支を実現させることは難しいというのが我々の見解であるが、ホルコン攻略すら知らないようでは、現代パチンコを攻略するスタートラインに立つこともできない。
武装して戦う
パチンコは年に数回、遊びで打つ程度であれば、健全な娯楽であり、ストレス解消等のメリットもあるが、まともな攻略知識を持たずして連日のようにパチンコに明け暮れるほど危険な生活習慣はない。ふと気づけば、銀行口座から何十万円、何百万円単位でお金が消えていく。
パチンコは魔物である。武器を持たずに素手で猛獣と戦って勝てる人がいると言えようか? (極真空手の創始者、大山倍達氏は素手で牛をKOしたと反論されそうですが、きっと牛殺しXという技を使ったのでしょう) まともな攻略ノウハウなしにパチンコ三昧の日々を送っておられる方々は傷の浅いうちに奮起していただきたい。このたびの攻略情報がその一翼を担うことができれば幸いである。
海殺しXの援軍
はじめは半信半疑の攻略情報であった。しかし、そこから思いもかけぬ物語が始まり、ふと気づけば、この情報の恩恵を受けて私自身の攻略力も向上した。検証作業を通じて体験した一連の不思議な出来事は「謎めいた物語」であったが、海殺しXと相性の良い頼もしい「援軍」を得た思いである。
這い上がれ、友よ
私が感動した某シューズメーカーの広告に「わたしたちは、何度でも起き上がる」というコピーがある。今、果てしなく続くコロナとの闘いに疲れ果て、多くの人々が人生の希望を喪失している。人々は「何をやってもうまくいかない」と自分の限界を自分で定めて、新しいことにチャレンジしようとしない。何事もやってみなければわからないのに、このような消極性の広がりが社会をますます閉塞的な状況に追い込んでいる。
今こそ変化を求めて動くべき時である。我々が最強の攻略ノウハウであると自負する海殺しXが皆様の這い上がる力の源になることを祈る。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<最新ヒットコラム>
<海物語シリーズ特集>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
★ネバーギブアップのパチンコ攻略
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ
(公式HP)
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海殺しXを用いて甘デジで月に27万円稼いだ女性の話を中心に・・・
※本稿は【攻略最適】PAスーパー海物語IN地中海に期待!(前編)からの続きです。(若干の加筆あり)
他の爆裂タイプとの違い
PAスーパー海物語IN地中海の連荘継続率は約78パーセントです。甘デジ爆裂機の連荘継続率は80パーセントを超えており、中には90パーセント以上の機種もあります。
つまり、PAスーパー海物語IN地中海は爆裂タイプに準じるスペックと言えます。
一般的に甘デジ爆裂機というものは、当たってからST中、もしくは時短中にかなり難しい関門をクリアーして当たらなければラッシュに入れないため、好調台でも何度も単発当たりを出しますし、ラッシュに入るまでの投資もそれなりにかかるものです。
しかし、PAスーパー海物語IN地中海は連荘継続率を少しだけ下げた代償にラッシュ(地中海チャンス)突入率がかなり甘目に設定されているところに醍醐味があります。(地中海チャンス突入期待値は約50パーセント!)しかも、通常時の大当たり確率は89.8パーセントという有難さです。
トントン拍子に二度も三度も単発当たりを出す台は高確率で遊び台ですが、好調台は一度や二度は不覚にも単発当たりを出しても二度目、三度目の当たりでは地中海チャンスに突入するものです。このわかりやすさが攻略初心者に向いています。
とっておきの攻略情報
PAスーパー海物語IN地中海の攻略情報としては前編にもリンクを貼っていますが、以下の関連コラムをご参照下さい。
地中海中毒?
前編から続いた長い話を締めくくるにあたり、最強攻略法・海殺しXを購入されたC.Wさん(東京都・女性)から届いたメールを紹介させていただきましょう。(以下、抜粋)
佐々木様
こんにちは。今日は嬉しいことを伝えたくてメールしました。
海殺しXを手にしてから私は毎日のようにパチンコを打っています。
甘デジの爆発テクニックを解説するコラム(筆者註・前編にて紹介したPAスーパー海物語IN地中海の攻略)を読んでから私はパチンコに勝つのは簡単なことなのだと確信するようになりました。今までは楽しむだけで毎月のようにお金をすり減らし、超ビンボーな暮らしをしていた自分にとっては逆転人生の始まりでした。
リヴィエラ倶楽部さんのホームページに書かれてあった「奇跡の大逆転」というのはオーバートークではなかったのですね。
私はマクロス(筆者註・Fマクロスデルタ-ラッシュver.のことでしょう)の爆発が得意になって、先月はこの台だけで勝ち額が27万円近くになりました。負けた日をなかったことにすれば40万円弱くらいにはなっていましたので、いかに負けを減らすかということが今後の私の課題みたいです。
勝率が皆さんのようにはなっていない自分なのに、甘デジだけでこんなに勝てたことが信じられません。今までは、打つ回数が今ほどではなかったですが、どんなに頑張っても一か月で数万円は負けていました。それが今では頑張り方がこれまでの半分なのに要領よく当てることができ、いつも花園にいるような気分です。
今月に入ってから甘海地中海が出ましたよね。(筆者註・C.Wさんからこのメールをいただいたのはスーパー海物語IN地中海が出たばかりの頃です)もともと私は海が好きなので危険領域速攻法を使って打ってみました。正直、当たりまくりです。(筆者註・オプショナル商品のカシオペア攻略術にて解説 Cf. 【機種不問の攻略情報】危険領域速攻法とは何か?)
マクロスと比べると連荘力は弱いみたいですが、(筆者註・Fマクロスデルタ-ラッシュver.のワルキューレRUSH継続率は93パーセント以上)地中海のほうが楽に連荘モード(筆者註・地中海チャンスのことでしょう)に入ると思うので最近は地中海ばっか打ってます。
「強いユニットの中以上の台で打つ」という基本を守るだけで勝率もちょっとは皆さんに近づけたと思います。まだ8割には届きませんが、気分だけはイッチョマエに早くもパチプロです!
地中海の優秀台は保留玉の予告がしっかりと来ますね。弱い台はそういうのが何回あっても当たらないのですぐに打つのをやめますが、強い台は期待を裏切りません。ですからサイクル変換(筆者註・サイクル変換の秘密については最強攻略法・海殺しXのテキストブックに記載)で転落するまでは、しょっちゅう休みを入れて粘り打ちします。
台の選び方さえ間違えなければ本当に楽勝なのですが、問題は良い台が取れるまでの間、いろんな台を打たされます。これが私のもうひとつの課題みたいです。打った台は大体当たりますが、遊び台に騙されると4千円使って2千円しか戻ってこないようなことがよくあり、私がくだらない台を当てるとすぐに同じユニットの強い台が当たってしまいます。
しかし、自分がそんな台を当てた結果、強い台が最後の残りかすのような当たりを見せて、そのあとに自分が海殺しXに書かれている潜在性の強い台で爆発することがパターン化していますので、当たるまでの必要経費くらいに思っています。
なんかもう地中海中毒になりそうです。打ってて楽しいし、よく当たります。もちろん、地中海のバカみたいな台をずっと打ってる人は悲惨そのものですが、品定めの力があれば、こんなに楽に勝てる機種はめったにないと思います。中毒が進みすぎて、最近は夜寝る時にサンフラッシュの映像や音がよみがえってくることもあります。・・・(中略)
私のホールの近くには外国からの輸入食材を売っているお店があって、パチンコ打った後はそこで買い物をする時があります。そこでも中毒が抜けず、オリーブオイルとか地中海がらみのものを衝動買いしてしまいます。我が家の台所には要りもしないものがたまりすぎてしまいました。・・・(中略)
地中海のコラム(筆者註・前出のお日様マークのコラム)に地中海料理のリンクがありましたよね。本文とは全然関係ない遊び心にぐっときましたよ!私はリンク先の記事にあった「にんじんパエリア」に凝っています。うちのダンナ、これがたいそう気に入っている様子で、先日は食べながら「地中海にいるかのような心境だ」とわけのわからんことを言っていました。地中海なんか行ったことないくせに。(笑)
私も愛知のEさん(筆者註・若い女性から届いた泣けるメールの主人公)のように、「食卓に幸せを」をモットーにこれからもパチンコの冒険を続けようと思っています・・・(後略)
熱いメールに感謝
C.Wさん、熱いメールを有難うございました。よく火の入った地中海料理のように馥郁たる薫りが立ちこもった名文でした。
PAスーパー海物語IN地中海の当たりの前兆でもある保留予告のことは私も言及する予定でしたが、本稿を執筆中に貴姉からのメールが届きましたので、ちょうどよいタイミングでした。保留予告については、別の機会に改めて触れることになるかもしれませんが、結論から申し上げれば、貴姉の洞察の通りです。
潤いのある人生
リヴィエラレディースのエース的存在である名古屋のEさんからは今でも頻繁に戦績報告のメールが来ます。限られた時間の中で真剣勝負に挑み、確実に収益を上げる実力においては、この人の右に出る者はいないと言ってもよいかもしれません。
報告のついでに「今日は何を食べた」、「今日はこんな料理を作った」という話が多く、女性のグルメ志向の強さというか料理好きには感銘を受けています。
私も男にしては料理が好きな方ですが、どうしても時間が惜しくて外食になりがちです。にんじんパエリア(写真)も作ってみたいのですが、門下生から来たメールの返信などに時間がかかるため、海殺しXという秘伝攻略を公開してからは自ら料理をする頻度が一気に落ちました。
遊びで貼ったリンクがまさかお役に立てるとは思いませんでした。ともあれ、門下生の皆様から海殺しXを通じて潤いのある人生が始まったという話を聞くたびに私の心は安らぎます。
不幸を幸福に変える
パチンコは不幸な人を作り出す製造機です。たまに遊びで打つだけならば健全な娯楽ですが、依存症を患えば 一文無しに向かってゆくことになります。これを幸福製造機に変えることが海殺しXの使命であり、その野望を抱いて、私はこの攻略ノウハウの開発に着手したのでした。
「パチンコの冒険」というフレーズにも感銘を受けました。
なんと貴姉のイニシャルは冒険家としても知られるC・Wニコルさん(写真)と同じではありませんか。たしかにパチンコは冒険です。様々な現象が台に起こり、時にそれを楽しみ、時にその困難と立ち向かいます。
海殺しXという名の短剣
海殺しXは冒険家が腰に差す短剣のようなものです。冒険家にとって短剣は必携品です。空腹の時はこの短剣で木の実をもぎ取り、獰猛な動物に襲われた時はこの短剣で命を守ります。
海殺しXが教える攻略知識も同様です。台の分析、潜在性の読み取り、好調サイン、不調サインを用いた判断、ウルトラ速攻法の仕掛けなど様々な場面で活躍します。この短剣の切れ味はユーザーが磨きをかけることによって一層鋭さを増すのです。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
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<海物語シリーズ特集>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<甘デジ特集>
<懐かしの名コラム>
★挑み続ける人生を
]]>海物語攻略のイロハを魚群の諸法則から学ぶ
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攻略初心者がパチプロの変身!
リクエストに応えて
2021年11月6日に発表した【海物語】魚群が外れた後はやめる?は地味なタイトルの割には反響が大きく、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)を中心に公式HPの右上にあるお問合せフォームを通じて多数のメールが舞い込んだ。
「こういう攻略情報が欲しかった」、「非常に勉強になった」というようなファンレター的なものが目立ったが、他にも「魚群が出て単発で終わってしまう台は見込みがないのか?」、「魚群が出て一発告知まで鳴ったのに、当たる時が派手なだけで2連荘、3連荘で終わってしまうことが多いのは何故?」というような質問もあり、「魚群の秘密をもっと教えてほしい」というような要望もあった。
質問をされた方々への個別の返信はほとんど終えているが、まだ返信が届いていないという人はまず本稿を熟読していただきたい。すぐに答えが見つかるはずである。
魚群豆知識
紙数の都合上、本稿では詳説を避けるが、ご参考までに海物語シリーズに共通する「魚群法則」の主だったものを以下に要約してみる。ちなみに、この攻略情報は特に断りがない限り、海物語シリーズのミドル、ライトミドル、甘デジに共通するものである。
1. 通常時、魚群が外れた直後に再度の魚群もしくはそれ以外のリーチで当たる台の大半は当たった後、滅多に多連荘しない。(例外的に多連荘した台は爆発する可能性あり)
2. 奇数図柄の魚群を外した後になんらかのリーチで偶数図柄で当たる台の大半はその後がぱっとしない。(例外ケースは時短中に奇数図柄で当たってそれ以降に多連荘する台)
3. 【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密にて解説したが、海物語シリーズの売り物である19テンパイから魚群が出て9(カニ)で当たる台はその後が要注意。ちなみに、このリーチで当たる場合、魚群の有無を問わず、又、それがスーパーリーチでなくノーマルリーチであろうとも、好調台の大半は1(タコ)で当たる。(9で当たる台が必ずしも悪い台というわけではない。しかし、19テンパイから9で初当たりした場合、多連荘はあまり期待できない。しかし、好調台の例外現象として発生する1と9テンパイからの9での当たりは、その当たりでは多連荘しなくても時短終了後にすぐに当たって多連荘することが多い。逆説的に言えば、19テンパイから9で初当たりした台が多連荘せずに終わり、時短終了後もなかなか当たらない場合はこの時点では好調サイクルに入っているとは言い難い。又、ミドルの確変中に19テンパイから9で当たった場合は連荘終了が間近に迫っているサインとなることもある。しかし、その危機を免れる台は高確率で好調サイクル突入中。19テンパイからの理想の当たりは魚群が出て1で当たるパターン)
4. 4が絡んだ魚群スーパーリーチ(シングル及びダブル)で裏サメ(裏ザメ)で当たる台は当たった直後の走りで1に変わるか、もしくはミドルのセールスポイントの一つである大当たりラウンド中の確変昇格がない限り、幸運なケースでも多少のハマリを経なければ次の初当たりが発生しにくい。(これに関しても好調台はこの法則を破る)海物語シリーズの裏サメ3法則〜不調台を出目で見抜くでも解説した通り、裏サメ狙いのスーパーリーチは滅多に当たらない上に不調台、ハマリ台に頻繁に見られる現象である。しかし、裏サメ狙いのスーパーリーチで魚群が発生した時は逆に高確率で当たる仕組みになっている。その代償として、その後の伸びが芳しくない傾向が認められる。(ちなみに、裏サメ狙いの魚群スーパーリーチを外す台は論外。高確率でハマる。ハマった後に爆発するケースもあるが、それを期待して深追いするのは怪我のもと。裏サメ狙いの魚群スーパーリーチで確変昇格なしの当たりでも、その後に爆発することはある。しかし、爆発に入る前に軽くハマったり、単発当たりを何度か出したり、時間のかかる展開になりやすい)
5. 確変ループタイプ(確変で当たりさえすれば次の当たりが保証されたもの)の海物語シリーズで確変中に魚群を外した後、偶数図柄で当たって連荘が終わってしまう台の大半はその後の伸びが期待できない。(将来、多連荘、もしくは爆発するとしても、ある程度のハマリを経てからという展開になりやすい。好調台のみこの法則を簡単に破る)
6. 通常時、確変中、時短中を問わず、魚群が発生した後に一発告知が作動して打ち手を安心させる演出が出る台は、それと引き換えに冴えないパフォーマンスで終わることが多い。(海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学でも解説した通り、好調台が魚群+「一発告知」で当たる時の大半はリーチになる前に先に一発告知が作動する。しかし、好調台でも大連荘の終盤にさしかかると最後の花道を飾る演出として魚群後の一発告知は発生しやすい。わかりやすく言えば、好調台に魚群が出た後にダメ押しの一発告知は本来、不要なものである。リーチ前の一発告知がなかった時は、魚群後の一発告知なしに奇数で当たる展開が望ましい。なお、自分の打っている台が好調台であるかどうかを識別するために、マイ海カスタムが付いている機種では一発告知の頻度を100パーセントに設定すべきではない。詳しくは【海物語】My海カスタムの攻略的設定【地中海】参照)
7. ダブルリーチで魚群が出て偶数図柄で当たる現象は遊び台(=通常サイクル台)に多く見られる。このような台が爆発するためには、海殺しXのテキストブックが教える台の調子が急変する「回転数」もしくは「大当たり回数」でサイクル変換が生じる必要がある。(好調台はこのような悪い当たり方をしても時短中、もしくは時短終了直後に奇数で当たりやすい)
8. 確変ループタイプの機種でビッグバイブからの魚群、チャンス目連続からの魚群、レッツマンボーからの魚群、炎目魚群のような強烈な演出を伴って発生する魚群を外す台はそのまま打っていても近い将来のお詫び当たりは期待薄である。(通常の魚群を外した後、ほどなくしてなんらかの演出付きの魚群で当たる現象は遊び台に発生しやすい。演出付きの魚群は今までに様々な種類のスーパーリーチを外しまくった台が当たる時のフラストレーション一掃を兼ねた「最後の決め手」として用意されているため、これを逃すようでは、振り出しに戻って再び長い長い耐久レースを余儀なくされることが多い。ちなみに、演出付き魚群はスーパー海物語IN JAPAN2金富士の「運気上昇中」、「た〜まや〜」、「烈!花火大会」やスーパー海物語IN地中海の「地中海ゾーン」、ピンクのイルカなど無数のパターンが存在する。煽りに煽った挙句、魚群まで出て当たらないという現象が生じた台をそのまま打ち続ければ、どこまでもハマるか危険性が高い。このような台が当たるのはホルコンで繋がれた同グループの複数台が当たった後か1台が相当な多連荘をした後になることが多い)
9. 確変ループタイプの機種で通常時に偶数図柄のシングルリーチで魚群が発生して当たる台、ダブルリーチで魚群が発生して偶数図柄で当たる台は時短中もしくは時短終了後の早い段階で確変当たりが来ない限り、スピーディーに持ち玉を増やす展開にはなりにくい。(但し、甘デジ、ライトミドルを含むST機の場合、魚群で偶数図柄を当てて初当たりしてもST中、時短中に何度も当たって結果的に多連荘に発展する台は決して珍しくない。仮に単発当たりで終わっても、すぐに次の初当たりが発生して、それが多連荘につながれば好調サイクル突入中の可能性あり。ST機であっても、通常時に魚群で偶数図柄の単発当たりを出してからハマる台は見かけ通りの台)
10. 確変中、ST中、時短中に魚群が外れても、連荘が途絶える前にウリンチャンス、ぶるぶるチャンスで当たる台は有望。但し、その逆、すなわち、確変中、ST中、時短中にウリンチャンス、ぶるぶるチャンスを外した後、魚群当たりでお詫びする台は必ずしも好調とは言い難い。(ウリンチャンス、ぶるぶるチャンスなどの特殊リーチは通常時に発生した場合、当たっても連荘数はあまり伸びないことの方が多い。しかし、確変中、ST中、時短中に発生して当たるの台は順調な伸びが期待できる。それ故、その絶好の機会を逃す台には要注意。詳しくはぶるぶるチャンス&ウリンチャンスの法則参照)
ワンセットの攻略情報
実はまだまだ書き足りない部分もあるが、あまりにも細かいことに触れて読者が消化不良を起こしてしまうことを危惧して今回は最も重要と思われる事柄を絞り込んで解説した。
上記の諸法則が一つの台で粘るべきか他の台に移動すべきというような勝負所の判断を助け、皆様の収支の向上につながれば幸いである。
話は変わるが、海殺しX事務局X便りに発表したパチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)が検索で見つかりやすくなって以来、アクセスの爆発が止まらない。
時同じくして、当ブログの【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】も燃え上がってきた。
この二つのコラムは海物語シリーズに限らずパチンコ全機種を対象としたものであり、相互に連動している。パチンコ攻略の具体的方法論を説いた福音であり、前者が総論、後者が各論という位置付けになる。
未読の方はこの二つのコラムをワンセットの攻略情報と捉えて是非ともご高覧いただきたい。
二つの書物が太陽と月となって地上を照らし、皆様の眼前に「ひとすじの白い道」が現れることを願っている。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
筆者略歴・・・1965年東京生まれ。獨協大学法学部卒。90年代後半よりパチンコ攻略法の研究に着手し、21世紀に入る直前に最強攻略法・海殺しXの原型を確立する。以降、検証を重ねて、海殺しXを最強の名に恥じぬレベルまでバージョンアップさせる。パチプロ集団「リヴィエラ倶楽部」を結成後、2007年より海殺しXの一般販売を開始。元々はホルコン攻略家の一人であったが、「ホルコン攻略の弱点」にも泣かされたため、それを補うべく爆発テクニックの集大成、「カシオペア攻略術」(海殺しXのオプション)をはじめとする数々のノウハウを開発する。趣味はスキューバダイビング。プロレスと将棋には滅法詳しい。(詳細プロフィール)
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★勇気を出して未来への一歩を
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ
Coffee Break
痛快ブラジリアンジョーク2選
ブラジル人はかつて母国がポルトガルの植民支配に屈した歴史に腹を立て、ポルトガル人を馬鹿にしたジョークを連発するそうです。ブラジリアンジョークの一つは本稿の文末にリンクした当たり番スキップの法則に関するコラムでも触れていますが、今回は私がブラジル人の友人から教わったもっと愉快なものを紹介致します。
●旅客機の中で(まだプロペラ機の時代)
ポルトガルのご婦人「ブラジルの飛行機ってなんでこんなに暑いの? 機内の温度を下げなさいよ」
乗務員「このようなご不満は私のような下々の従業員に言わず、弊社の経営陣に直言なさって下さい。弊社の社長は憐れみ深い男です。きっと貴方様のために当機の先端にあるプロペラを取り外し、貴方様の席の頭上に取り付けてくれるでしょう。最高の扇風機ではありませんか」
プロペラを外せば飛行機は墜落してしまうのだが・・・
●電球の付け替え(まだ一般家庭が裸電球を使っていた頃)
「切れた電球を外して新しいものと交換するために何人の屈強なポルトガル人男性が必要か?」
「最低でも5人は必要だ。一人は椅子の上に乗って新しい電球を固定する。残りの4人は彼の椅子を必死になってグルグル回す」
椅子の上に乗った男は手で電球を回さず、ただじっとしているというわけか・・・
]]>スーパー海物語IN地中海の好調台の特徴と不調台に現れる呪いの出目
★発表直後からアクセス爆発
大人気の理由
PAスーパー海物語IN地中海は今でも全国のホールで相変わらずの人気を誇っている。
PAスーパー海物語IN地中海の攻略でも述べたように、この機種は甘デジ(遊パチ)ならでは遊びやすさと甘デジ爆裂機の爆発力の二つの魅力を兼ね備えているところに人気の秘密がある。
通常時の大当たり確率が89.8分の1という甘デジの中でも破格の甘さが売り物であり、大当たり後、「ST20回転を32.5の1というかなり緩めの大当たり確率で打ち、当たりさえすればST20回転+時短80回転の地中海チャンス(ラッシュ)に突入する」という玉虫色のスペックが素人を魅了する。(夢のスペックの代償として、出玉が少なめになってはいるが・・・)
理論値から見てもST中に当たりやすい上、ひとたび地中海チャンスに入れば、ST中に当たらなくても、通常時の89.8分の1に戻った大当たり確率で、時短80回転を電サポ付きで(玉を減らすことなく)プレーすることできるため、サイクル状態(最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)の優れた台であれば、ST中の当たりを逃しても時短中に簡単に当たってしまう。そのため、好調台は地中海チャンスが延々と続く。
他の爆裂機との違い
一般の甘デジ爆裂機はラッシュに突入するまでのハードルが高すぎる。かなり厳しい条件をクリアーした台だけが大連荘の期待が高まるラッシュに入る。
度重なる単発当たりの後にようやくラッシュに入っても、それまでの投資額が高くついて、浪費した投資額を回収しただけという悲しい結果にもなりかねない。(爆発しても投資額を回収することすらできないケースもあろう)
しかし、スーパー海物語IN地中海はラッシュに入りやすく、ST中にも時短中にも十分に大当たりが狙えるという画期的なスペックで他の爆裂機との差別化を図った。
知られざる真実
スーパー海物語IN地中海に限らず、現代のデジパチは内部に搭載されたプログラムが好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルの間をランダムに変転する仕組みになっている。
パチンコ完全確率論者は耳を塞ぎたくなるような話かもしれないが、好調サイクル突入中の台の実際の大当たり確率は(機種によって多少の差があるが)メーカー発表の大当たり確率の約3分の1ほどである。これとは対照的に、不調サイクルに入っている台(いわゆるハマリ台)はメーカー発表の大当たり確率の約3倍と見てよい。
通常サイクル台はほぼメーカー発表の大当たり確率と同じである。メーカーが偽りの発表をしているわけではない。全てのケースを総合した大当たり確率はメーカー発表の通りである。この事実は世間にほとんど知られていない。
ホルコンの働き
当然ながら、通常時の大当たり確率が異常に甘いスーパー海物語IN地中海であっても、不調サイクル台はそう簡単には当たらない。
もう一つ、パチンコ完全確率論者の逆鱗に触れることを言わなければならない。それは大当たりを裏で操るホルコン(ホールコンピュータ)の存在である。
一般にホルコンは各台の出玉や大当たり回数を記録するものとされているが、現実にはシマを幾つかのグループ(ユニット)に分割して、そのうちの幾つかを当選グループにして、当選グループの中から当たり番の台(次に当たる台)を選んでいる。(大当たりの強制誘発)
当たりの分配
当たり番を決める選考基準は幾つかあるが、最重視されるものは各台のサイクル状態である。通常は当選グループの好調サイクル台が優先的に何度も当たり番に選ばれ、大抵は多連荘(4連以上)する。
好調サイクル台が多連荘しない時は、くだらない当たり(単発もしくは2〜3連荘)を出してから時短終了後にハマらずに再び当たり今度は多連荘するか、順調にくだらない当たりの数珠連を繰り返した後に、少し間を置いてから多連荘もしくは大連荘するのが通例である。
通常サイクル台は好調サイクル台が面白いほど何度も当たる合間に時折、当たりを許され、大抵はくだらない当たりで終わってしまう。(強いグループの通常サイクル台は、時折、身の丈に合わない多連荘を許され、瞬間的にある程度、儲かっている時もあるが、連荘後に大抵はハマリに向かう。弱いグループの最強台が突如として爆発することもあるが、その時は大抵、その台の属するグループと対立関係にあるグループから2台、3台、4台と面白いほど当たりの発生が続き、その台と同グループの他の台はなかなか当たることができず、当たっても冴えない連荘数で終わってしまう)
強いグループの中にある不調サイクル台は同グループの他の台が当たり過ぎた後か他の台のサイクル状態が次々と転落してハマリに入った時にようやく当たりが許されるが、弱いグループの中にある不調サイクル台はグループ自体が滅多にアクティブ(当選状態)にならぬため、当たることはほとんどない。又、当たってもサイクル変換が発生しない限り、くだらない当たりで終わってしまう。
ここで重要ポイントは一つ。各台のサイクル状態によって異なる大当たり確率が当たりの配分の不平等(偏り)を生み出しているではなく、ホルコンが各台のサイクル状態に応じて「当たりやすさ」と「当たりにくさ」を調節して、結果的に辻褄を合わせているだけである。
お悩みメールの紹介
本題に入ろう。はじめに、本稿執筆のきっかけとなったリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)のI.Hさん(埼玉・男性)から頂戴したお悩みメールを紹介する。(以下抜粋)
・・・(前略)最近の私は海の甘デジをよく打っていて、なかでもスーパー海物語IN地中海が海殺しXと相性がよいと思っています。地中海のおかげで自己最多となる11連勝を記録することができました。
海殺しXだけでなく、コラムにあったYEさんの12秒打法(筆者註・【新発見】スーパー海物語IN地中海に12秒打法参照)を私も使っているのですが、確かに不思議な効果が感じられます。12秒打法についてはサポート対象外であることは承知していますが。・・・(中略)
地中海を打つようになってから先月は月間成績が16勝3敗と絶好調だったのですが、今月に入ってから6連勝後、調子が崩れてきました。直近の成績は4勝3敗と奮いません。(現在10勝3敗)
理由は嵌りに苦しむことが増えたからです。今までの勝ちまくりで軍資金にも余裕ができたので、強いグループの死に台の爆発も狙うようになりましたが、この作戦が自分の能力ではまだ無理なのか、もういい加減、当たるだろうという台、例えば300回転以上回っている台を打っても、400回転、500回転ともっと深く嵌っていくことが何度かあり、改めてパチンコの怖さを知りました。
佐々木さんの書かれる記事は全部読んでいますので、自分は強いグループの台しか打ちません。爆発台を出したグループからは少し時間がたってから新たな爆発台が出ることは自分の経験からもわかっていますので、どうしても強いグループの死に台の豹変に期待してしまいます。
そういう台は甘デジというのに信じられないくらい当たり番を飛ばされ続け、グループ内のどの台も当たらなくなってから忘れた頃にやっと当たるので、この状況を迎えた時、これはしめたと思って、いつもこういうタイミングで打つのですが、自分が打ち始めると、グループ内のたいしたことのない台がすぐに当たってしまいます。本当に嵌り台はもう勘弁してと言いたいくらい、当たり番を飛ばされますね。・・・(中略)
私は落ち込んではいません。今後は極端に嵌っている台を信用しなければよいだけなので、以前のように嵌り台に手を出さなければ、再び大連勝パターンに戻れる自信があります。
私は佐々木さんのようにパチンコを極めたいと思っています。なぜ、こんなに当たりやすいスペックの地中海でもとんでもない嵌り台が生まれるのかということも知りたいですし、地中海の嵌り台を見抜くコツでもあれば教えてほしいと思ってメールを出しました。・・・(後略)
波乗りステップアップに要注意
スーパー海物語IN地中海のハマリの予兆については、いずれコラムにしようと思っていたが、このメールがその絶好の機会となった。今から核心に触れよう。
スーパー海物語IN地中海の不調サイクル台には明かな特徴が見られる。それは通常時に波乗りステップアップ予告の頻出が見られることである。これは呪いの出目と申しても過言ではない。
波乗りステップアップ予告は地中海モード専用の演出であるため、この危険なサインを見落とさぬように、スーパー海物語IN地中海を打つ時は必ず地中海モードで打つ必要がある。
波乗りステップアップとは?
波乗りステップアップ予告は地中海モードで同一図柄がバラバラに三つ揃うチャンス目(バラケ目)の出現から発展する。
(1)リーチに発展しないケース、(2)すぐにリーチに発展するケース、(3)チャンス目が継続してその後にリーチに発展するケースの3種類に分かれるが、いずれもあまり歓迎できない現象である。
(1)の現象が生じた場合はほどなくして(2)、(3)の現象が生じやすい。(3)の現象が何度も現れる(つまり、当たらないということ)台は最悪の台である。
詳しくは【沖縄5 大海4攻略】海物語チャンス目の秘密をご覧いただきたいが、チャンス目からリーチに発展して当たらないという現象は(ドラム系の海物語を除き)高確率で当分当たらないことを知らせる凶報なのである。(例外が発生するとすれば、その直後に当たることが多い)
波乗りステップアップ予告で当たっても単発当たりで終わりやすく、運良く地中海チャンスに入っても連荘数はあまり伸びないことが多い。(この法則と正反対の挙動を示す台は爆発台の可能性濃厚)
ハマリ台の特徴
スーパー海物語IN地中海のハマリ台は通常時にコンスタントに波乗りステップアップ予告の演出が発生して、毎度のように外れる。
ひどい台は波乗りステップアップ予告から中央に5人目の娘が出るという熱い演出を何度も見せられるが、魚群が出ない。
もっとひどい台はこの演出で魚群まで出て外れてしまう。
運が良ければ
好調台でも当たり番(ホルコンが次の当たりを予定する台)から外れてしまった場合やその台が属するグループ(ホルコンが数台を束ねて攻勢するユニット)の力が弱まっている時にハマっている時の退屈さを紛らすためのこの演出が発生することもあるが、何度も出ることは滅多にない。
又、毎度のように波乗りステップアップ予告で無事に当たり、連荘数は少なくてもハマリを経ない初当たりが順調に続くというレアケースも好調台では時折、見られる。
したがって、波乗りステップアップ予告を一概に悪いと決めつけることはできないが、大半のケースにおいて、それはハマリの兆候である。
稀に例外も
この演出が頻出する台がすぐに当たって爆発する「例外現象」が起こったとすれば、それは当たる直前にサイクル変換が生じ得る回転数を通過したか、当たった後の連荘でサイクル変換が生じ得る大当たり回数を通過して、台のロム状態に劇的な変化が生じた時だけである。(サイクル変換が生じ得る回転数と大当たり回数については海殺しXのテキストブック参照)
しかし、例外というものはそう頻繁には起こらない。何度、休憩を挟んでも打ち出し再開後に依然として波乗りステップアップ予告が出続ける台は呪われていると言ってよい。
その後、無事にサイクル変換が実現すれば、大爆発することもあるが、波乗りステップアップ予告が異常な頻度で発生する時点で下手すれば泥沼のハマリに入りかけている可能性がある。
このような台が爆発するのは想定外の大ハマリを経た後であることが多いため、仮に爆発に成功したとしても、マイナス収支で終わってしまうことが少なくない。
波乗りステップアップ予告が一度出たくらいであれば、しばらく台を休ませてから回復具合を見ればよいが、ショートスパンで二度も三度もこの演出が見られる台は当分の間は打たない方が身のためである。(最強攻略法・海殺しXのテキストブックが教える「好調サイン」の頻出は台の回復を見るために重要な役割を担う)
呪いが解ける時
では、波乗りステップアップ予告が異常発生する台はいつその呪いから解放されるのか?
パチンコ初心者は何分後、何時間後というような時間を目安に考えるが、実際はこのような物差しで時間を計るべきではない。
何分後、何時間後ではなく「何回、当たり番をスキップされるか」という観点で見る必要がある。同様に、「あれから何百回転したので、そろそろ当たるだろう」という読みも正しくない。
当たり番スキップとはその台が属するグループがアクティブ(当選状態)になってはいるが、その台は当たり番ではなく、同グループの他の台に次の当たりが予定されている状態を指す。
波乗りステップアップ予告が何度も発生する台は当たり番を1回や2回、同グループの他の台に譲ったくらいでは当たらないことが多い。1回、2回どころか3回も4回も当たり番をグループ内の他の台にさらわれてしまうことが頻繁にある。
パチンコの攻略は時間効率を最優先しなければならない。
念のためにすべきこと
閉店までの時間が迫っているとか今までに相当なお金を注ぎ込んでしまったというような場合は、いつまでも呪われた台におつき合いしている暇はない。そのような状況下では、波乗りステップアップ予告が一回出ただけでもすぐに台移動するのが望ましい。
しかし、移動する前に少なくても数回転は回すか次のリーチを見てからにした方がよい。海物語シリーズの当たり方の一つに「最悪の現象が生じた直後に当たる」というパターンも含まれているからである。
たとえば、半コマずれ。ノーマルリーチで中断図柄が当たりの位置よりも一歩手前、あるいは一歩先で停止する現象である。当たるとすれば、一拍置いてから突っ込んだりバックしたりして当たるが、このアクションがなければ単に打ち手を苛立たせるだけの演出で終わってしまう。
半コマずれは当選グループの非当たり番台に最も多く生じる現象であるため、これが出た時はしばらく台を休ませるか(見込みのある台の場合)間髪入れずに同グループの他の台に移動するか(見込みのない台の場合)の二択に迫られる。
しかし、時にはこのような苛立ち演出が生じた台がすぐに当たることもあるのが海物語シリーズの複雑なところである。
半コマずれが発生した台がハマらずに当たるとすれば、それは半コマずれの出目が生じた直後であることがほとんどである。半コマずれで一瞬、打ち手をがっかりさせて、その後の数回転以内に当たるという心憎い演出に感動された方も少なくなかろう。
これと同様に波乗りステップアップ予告の直後に当たるパターンも存在するため、呪われた出目とはいえ、台を移動する前に念のために数回転(安全を期すならば10回転、もしくは次のリーチが出るまで)は回した方がよい。
どの台にも発生する
波乗りステップアップ予告の頻出は「死に台」に最も多く見られる顕著な傾向であるが、必ずしもすでにハマっている台にだけ見られる現象ではない。
今まで好調であった台がひと休みに入る前、あるいは、奈落の底(大ハマリ)に突き落とされる前にも現れるハマリの予兆でもある。
たとえば、15連荘以上した絶好調の台が最後の当たりの後、時短も終えて、すぐに波乗りステップアップ予告が出ることがある。
素人はこれに喜び、「時短終了直後にスーパーリーチが出るとは相変わらず好調だな」と勘違いするが、「この台の栄光の時代はついに終わった」というのがプロの嗅覚である。
呪いの出目を逆用した攻略
元爆発台がハマリ台に変われば、遅かれ早かれ、そのグループ内からは次のチャンピオン台が誕生する。
この知識さえあれば、不吉なサインを逆用してさらに稼ぐことも可能となる。15連荘以上した爆発台を打っていた人が時短終了直後に発生した波乗りステップアップ予告を見て、台の命が尽きたことを知り、同グループの他の台に移動すれば、次の台でも爆発を狙うことができる。
多連荘した台、爆発をした台を生み出したグループからは同規模の多連荘、爆発が起こりやすいという法則があるからである。
但し、4〜5連荘レベルの多連荘(少な目の多連荘)を出した強いグループからはすぐに同規模の多連荘が他の台でも発生しやすいが、15連荘以上の大連荘が出た場合、同規模の爆発が発生するのは少し時間を置いてからというケースが多いため、新チャンピオンになることを狙って台を移動した後も、海殺しXのテキストブックに忠実に「少し打っては休む」ののらりくらり作戦を崩すべきではない。(註・滅多に起こらない大連荘による爆発ではなく好調な数珠連の結果による爆発=実質的に15連荘前後したのと同レベルの出玉を獲得=が発生した場合はその台の命が尽きた後、それほど時間を置かずに次の爆発台が同グループから発生しやすい)
甘デジ攻略の最大の醍醐味は一日に2台、3台と複数の台を爆発させ、ミドル並みに稼ぐことである。
好調サイクル中に呪いの出目が
ちなにに、波乗りステップアップ予告の頻出は主としてホルコンから干されている台に発生するが、良い台にも出ないわけではない。こういうところがパチンコの攻略の最も難しい部分である。
好調台にこの呪いがかかる時は大抵の場合、すでに出玉が限界近くまで達していて、再び躍進するためには、同グループから何台も当たり、かつ多連荘が多発することが条件であることが多い。
強いグループのチャンピオン台は爆発が終わった後、サイクル転落をせずに依然として好調サイクルをキープしていても、その台の犠牲となった同グループの台をホルコンが救済するために、しばらくの間、当たり番から外されやすい。
この期間中に回し過ぎてしまえば途中でサイクル転落の憂き目に遭いやすく、爆発後の大ハマリはこのようにして起こる。
それとは対照的に、(「もう出ないだろう」と皆が思って)すでに爆発が終わった台が誰にも打たれずに何時間も放置されていて、かなりの時間が経過してから打った人が爆発させるということもある。
このような珍事は誰も打たなかった期間中に同グループの台が次々と当たり過ぎて、グループ内の全台が食べ過ぎた後の胃もたれを起こしている時に起こる。(サイクル状態の悪い台は「少食」のため、僅か2〜3連荘でのびてしまう。好調台でも7〜8連荘でのびてしまうこともある。干されていた「大食漢」の元爆発台は暴飲暴食の後、少しだけのびてしまっても、すぐにまた食欲が沸いてきて再び大食いを始めることがある)
誰にも打たれていなかったために、好調サイクル状態は維持されていたというわけである。(ちなみに、弱いグループの好調サイクル台が運良く爆発した時は、通常、ホルコンはグループ内の他の台を助けることはなく、弱いグループの最強台の爆発の終焉とともにグループ全体が冬の時代に入る)
好調サイクル継続中の台でも干される時はある。
古き悪しき時代(?)の日本
ご年配の方はご自身の小学校時代を思い出していただきたい。昔は宿題をさぼったり、イタズラをした児童は罰として授業中に教室から追い出され、廊下に立たされた。
今の時代に教師がこのような行動をとれば、「人権の侵害」、「教育を受ける子供の権利の剥奪」などと問題視されるが、かつてはそんな発想すらなかった。悪いことをした者は厳罰を受けるのが当然という風潮が日本全体を支配していた。
教師といえども大半は普通の人間である。決して聖人君子ではない。大半の教師は真面目な優等生を可愛がり、子供のくせに素直ではなく捻くれた生徒(私もその一人であったことを認めざるを得ない)を集中的に罰する傾向があった。
廊下に立たされるメンバーの顔ぶれは大体決まっていて、有名な80対20の法則の好例がそこにはあった。廊下に立たされる者の80パーセントはクラス全体の20パーセントにあたる常連たちで占められていたということである。
ホルコンはろくでもない教師
しかし、本来、教師たるものは公平でなければならない。ふとこの鉄則を思い出したろくでもない教師は自分が公平な人間であるというポーズをとるために、日頃は多少の悪さをしても大目に見ている可愛い生徒でも一応は叱り、廊下に立たせることも稀にある。(年に一回程度の頻度ではあるが)
又、三流教師はいつも男子にだけ厳しいのはよくないと考え、全体のバランスを重視して、時には女子も廊下に立たせたりしたものであった。
ホルコンはこのような不公平教師と同じである。好調台をえこ贔屓して、同グループ(同学級)の問題児(遊び台やハマリ台)をいつも教室(当たり)から追い出す。
ハマリ台の常連
時折、ホールで別々のグループのハマリ台を打っている客同士がため息をつきながら「パチンコって、なかなか当たらないものですよね」と慰め合っている珍妙な光景を見かける。
これは昔の小学校で言えば、廊下に立たされた生徒が隣の学級で悪さをして同じく廊下に立たされている生徒を見つけ、「俺たちはいつも先生から差別されているよな」と不満を分かち合っているようなものである。
廊下に立たされる常連児童と同様、パチンコもハマリ台は常に惨めな思いをさせられる。
好調台が苦しむ時
しかし、ホルコンが優等生(好調台)ばかりを可愛がるのはよくない。ホルコンも特定の好調台を長期間にわたって溺愛した後は三流教師の如く公平を装って一時的に好調台を突き放し、廊下に立たせる。(ホルコンに人間のような感情はないが、「基本は不公平、時々バランス重視」というように設計されている)
すでに限界近くまで玉を放出した台、グループ内の他の台をほとんど当たらせずに何度も当たり番を一台だけで独占していた台は、このようなタイミングで厳罰に処せられる。
波乗りステップアップ予告が一回発生したくらいであればそれほど悲観しなくてもよいが、ショートスパンで二度も三度も発生する台はそのまま打っていても、(僅かな例外を除き)そうは簡単に当たらない。好調台であっても同じである。
好調台に波乗りステップアップ予告が2回以上にわたって発生した場合は、たとえ将来の再躍進が期待できるとしても、「今は廊下に立たされている時」と判断して、教師(ホルコン)が「さあ、中に入りなさい」と憐れんでくれることを期待して、何度も休憩を入れて粘ったり、あるいは、思い切って(将来、その台に戻ることも視野に入れて)他の有望台に移動すべきである。
波乗りステップアップ予告で当たる台
通常はハマリの兆候として発生する波乗りステップアップ予告であるが、それで当たってしまうこともある。それでも呪われていると言えるのであろうか。
前述したように、一般的な傾向としては波乗りステップアップ予告から当たった台は単発で終わりやすく、運良く地中海チャンスに突入しても連荘が長続きしないことが多い。
しかし、海物語シリーズは常に30パーセントの割合で法則破りの展開が用意されているため、波乗りステップアップ予告で当たった台が爆発する可能性もある。(その当たりですぐに爆発しなくても次の初当たりで爆発することも)
波乗りステップアップ予告から単発当たりを出した後、あるいは、小連荘した後に迂闊に台を手放すことがないように、次にスーパー海物語IN地中海の好調台に頻繁に見られる特徴を記す。
好調台の特徴
読者の方々にはこちらの情報の方が喜ばれるに違いない。
スーパー海物語IN地中海は地中海モードで打てば台の調子が一目瞭然になりやすい。
スーパー海物語IN地中海の地中海モードは沖海シリーズの沖縄モードに相当する。
沖縄モード同様、地中海モードでも当たる前には何度も4人娘のリーチが出て、五人娘も出るようになれば、好調台は最初の5人娘では当たらなくても2回目、3回目の五人娘で外れることは滅多にない。(註・4人娘、5人娘が全く出ずに突然当たる例外パターンは、ノーマルリーチからの当たり、ウリンチャンスのような特殊な演出を伴った当たり、あるいは、一発告知を伴った当たりになりやすい)
この最もシンプルな法則に加えて、スーパー海物語IN地中海の好調台には以下のような顕著な特徴が見られる。(波乗りステップアップで当たっても下記の現象が見られる場合は原則として連荘終了後も同じ台でプレーを続行すべし)
<スーパー海物語IN地中海の好調台に頻出する現象>
●ピンクの花びらが降る演出を伴った当たり
●ST中、時短中に地中海モードに移行しての当たり(通常時の地中海モードでの当たりは必ずしも好調台特有の現象ではなく、これで当たっても地中海チャンスに突入しないことも多い)
●大当たりラウンド中の予告を伴わず、ST中、時短中に突然発生するミラージュチャンスでの当たり(大当たりラウンド中にミラージュチャンスの予告が出て、ST中のミラージュチャンスで当たるのは普通の台にも悪い台にも現れる現象なのでそれだけで喜ぶべきではない)
●サムの出現等各種プレミアム演出での当たり
●10ラウンド当たりの発生
●341テンパイからの当たり
●ST中、時短中に台中央の「海物語」の文字が白色もしくは赤色に点灯して当たる。(通常時の場合は必ずしも好調台に限られた演出ではない)
●ST中の保留予告を伴った当たり(保留の色はなんでもよし)
●ST中の波乗りステップアップ予告から金色の波に変化しての当たり(波乗りステップアップ予告もこのパターンに限っては例外的に良い現象)
●ST中、時短中におけるウリンチャンスでの当たり(通常時のウリンチャンスでの当たりは単発で終わりやすく、地中海チャンスに入っても、ここに羅列している好調台特有の挙動がない限り、連荘数が伸びないことが多い)
以上であるが、海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学で述べる良いパターンの一発告知(スーパー海物語IN地中海でいえば、リーチになる前にサンフラッシュの発動)で当たるとか、【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密で述べる19テンパイから1で当たるというような現象も必然的に多連荘中、爆発中に一度や二度は発生しやすい。
言わずもがな、(トップシークレットにつき公開できないが)カシオペア攻略術の神秘の回転数(パチンコ全機種攻略)での当たりも爆発台であれば高確率で発生する。
海物語シリーズは勝ちやすい
このように、海物語シリーズは攻略知識の積み重ねで新機種にも対応できる点が最大の利点である。
パソコンの初心者でも、ひと通りの操作方法さえ習得してしまえば、新機種のパソコンが出た後も、大半の操作方法は従来の方法を踏襲しているため難なく使用できるのと同じである。
最強攻略法・海殺しXは海物語シリーズ限定の攻略ノウハウではなく、あらゆる機種に適用可能であるが、我々が海物語シリーズの攻略を推奨するのはそれ故である。
見極めが肝心
今回は大人気甘デジ、スーパー海物語IN地中海の好調台、不調台の特徴について教示した。
波乗りステップアップ予告という呪いの出目が何度も現れる台は即撤退が正しい判断となることが多い。呪われた台が爆発台に化けることも少なくはないが、それまでに費やす投資額が半端なものではないことを心に刻み、深追いを避けよう。
又、好調台の特徴を頭に叩き込み、このような現象が見られた台が多連荘せずに終わってしまっても、迂闊に手放すことはやめよう。
パチンコ・パイレーツを目指せ
好調台が低調なパフォーマンスで終わってしまう不幸の裏にはいろいろな背景が潜んでいる。
ホルコンで繋がれた同グループの中に好調サイクル突入中の台が他にも幾つかあり、複数の好調台が同時期に繁栄することが難しい状況(例・そのうちの一台が爆発中など)にある時は好調台といえども遊び台のような動きを見せることもある。
好調台が「良い遊び台」的なパフォーマンスを演じる時は、それなりに打ち手を喜ばせる展開(例・単発当たりの後にハマらずに当たって5連荘など)になりやすいが、その台が天下を取る(爆発をする)にはまだ早い状況にある。
しかし、次期爆発候補台は回し過ぎによるサイクル転落さえ回避すれば、然るべきタイミングでグループの新チャンピオンに君臨することができる。
そのタイミングはグループ内の爆発台が限度を超えた出玉を獲得して命が尽きた後かカシオペア攻略術にて解説する危険領域(機種を問わない)を迎えた時(一気に泥沼の大ハマリに陥るか、一時的に不調に苦しむ)であるため、真剣にパチンコの攻略に取り組まれる方は危険領域速攻法についても十分に熟知していただきたい。
パチンコで貴重な時間と財産をすり減らすのはもうやめよう。
美しい地中海を荒らしたかつての海賊のように、皆様には最強の攻略を引っ提げてホールを席巻するパチンコ・パイレーツを目指していただきたいと願っている。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
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【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
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どんな時も、明るく楽しく生きてゆこう!
Cofee Break
呪われたパチンコ店「悪の十字架」
「アクア十字架」という洒落た店名にもかかわらず、客入りのすこぶる悪いホールがある。
口の悪い客は店の名を文字って「悪の十字架」と揶揄していた。このホールは呪われていて、ここで打つと何か不幸が起こるという噂まで囁かれていた。
迷信の類を一切信じない某氏は朝早くからそのホールに向かった。
ホールに到着するもシャッターがおりていた。東京に移住したばかりの某氏は東京でもホールは9時に開店するものと思っていた。店員らしき人が店頭ポスターの張替えをしていたので某氏は開店時刻を尋ねた。
店員「10時にあきます」
某氏「なんだ、あくの十時か」
早速、不運な出来事に見舞われた。
※この物語はフィクションです。
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甘デジが大ハマリに陥る原因を解説!
アクセス大爆発
※本稿は以前のコラムに加筆したものです。前編を未読の方はそちらからお読み下さい。
ホルコンの仕組み
ホルコンは数台を束ねて一つのグループ(ユニット)を形成する。グループの組み方は常に同じである。(グループ構成が日によって変わることはない) しかし、好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルとランダムに入れ替わる台の強さとグループ内の台の稼働率によって、必ず強いグループと弱いグループができる。グループの強弱は日によって変動する。(ホルコンのグループ構成の見分け方及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブックにて解説)
最強攻略法・海殺しXが解説する台のサイクル状態(俗に言うロムの優劣)はグループの強弱に影響を与える最大因子である。
あるグループにサイクル状態の優れた台(好調サイクル台=以下、「好調台」と略)が多数あり、それらの台を打つ人がいれば、まずそのグループの中にある一つの好調台に当たりが発生する。好調台が当たった場合は高確率で多連荘(4連以上)に発展する。生憎、4連荘未満の当たりであっても、その台が好調サイクルを維持している限り、2度目、3度目の初当たりも比較的容易に実現し、最終的には多連荘もしくは爆発に向かうことになる。
一つの好調台が多連荘すれば、同グループの他の好調台からも同規模、もしくはそれ以上の多連荘が発生しやすい環境が整う。
短時間内に一つのグループから複数台が当たり、多連荘が多発した場合、そのグループは力を増し、好調台の相次ぐ多連荘の合間に遊び台(出たり飲まれたりを繰り返し、なかなか順調に出玉が増えない台=通常サイクル台=以下、「通常台」と略)にも当たるチャンスが訪れる。これを我々は遊び台の給料日と呼んでいる。時には、今まで死に台となってハマリ続け、グループ内の好調台に貢ぎまくっていたハマリ台(不調サイクル台=以下、「不調台」と略)さえもハマリ台の給料日としての当たりが許されることもある。とはいえ、死に台は基本的には「奴隷労働者」であるため、よほどのことがない限り、給料はもらえない。(=当たらない)
しかし、遊び台、ハマリ台の給料日として、お情けの当たりをもらった台は、当たった瞬間、もしくは連荘中にサイクル変換が実現しない限り、好調台には変貌せず、サイクル変換が発生しなければ、大半が単発当たりか確変2〜3連荘で終わってしまい、その後、再び給料日を迎えるまでには長い道のりがある。しかし、強いグループには当たり番(次に当たる権利)のぐるぐる回しがあり、どの台も何度も当たり番をスキップされるからこそ当たり番になりやすくなるという皮肉な法則が成り立つ。
Cf. 【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
必然的に強いグループの中にある通常台は「当たっては飲まれ、当たっては飲まれ」というダラダラとした展開の後、ある時を境に爆発に転じることが多い。大抵は不調台よりも先に通常台が好調台に化けるが、通常台が早期に好調台に変わって爆発すれば、多少の時間を経て、グループ内の不調台までが好調サイクルに変換されて爆発することもある。
重要ポイント
今回のコラムはホルコンの仕組みを解説することが主目的ではないため、これ以上込み入った話はしないが、以下のポイントだけはしっかりと把握していただきたい。
・強いグループのみ、短時間内に多数の台に当たりが発生する。
・強いグループのみ、多連荘中心の当たりが発生する。
・弱いグループはホルコンが滅多にそのグループをアクティブ(当選状態)にしないため、どの台もなかなか当たらない。
・弱いグループでは、特定の台(好調台)だけに何度も初当たりが発生し、他の台が天下を取る展開にはなりにくい。
・弱いグループの中にある強い台(好調台)が爆発した時はグループ内の他の台は壊滅状態になる。
たったこれだけの法則を覚え、ホルコンの基礎知識を身につけるだけで甘デジは非常に勝ちやすくなる。ミドルのシマとは異なり、甘デジのシマは当たりの発生するペースが速い。強いグループの中にある台を確保さえすれば、それが好調台の場合はすぐに当たる。確保した台が通常台であったとしても、ミドルのシマの同条件の台と比較すれば、早期に好調台に化ける。気が遠くなるような辛抱は強いられない。これこそが甘デジを打つ最大のメリットなのである。
弱いグループのハマリ台は最悪
一方、弱いグループのハマリ台は延々とハマり続ける宿命を背負っている。
この原理はミドルにも甘デジにも当てはまる。弱いグループからは滅多に当たりが発生しないだけでなく、久々にホルコンがそのグループをアクティブにしたとしても、毎度のように同じ台が当たりやすい。それ以外の何台にも当たりが発生すれば(=グループの力が増せば)、それまで弱かったグループのハマリ台にも給料日が訪れるが、弱いグループの台は総じてサイクル状態が芳しくない。そのために、グループの中で例外的にサイクル状態が優れている好調台に何度も何度も当たりを持っていかれてしまうのがお決まりのパターンなのである。
台の稼働率も関係
もうひとつ、グループの強弱に影響を与えるファクターは前述の如く台の稼働率である。
通常、3〜5台で一つのグループを構成するが、全台が客に打たれているグループ、あるいは、大半の台が客に打たれているグループは強くなりやすい。(すぐに強くならなくてもいつかは強くなる)ホルコンの知識のある方ならば飽きるほど経験されているはずなので、もはや説明は不要かもしれないが、自分がある台に座って打ち始めた途端、グループ内の他の台が当たってしまうという忌々しい現象が頻繁に生じる。このタイミングで当たる台は好調台が多い。
ホルコンはそのグループ内の稼働率(台の埋まり具合)が上昇したことを感知すると、「当分の間、このグループには沢山のお金が落ちる」と将来を見越して、グループ内の好調台に予定よりも早い当たりを許すのである。
自分が打ち始めた途端に当たった台は当たり番の台である。しばらく打ち続けていれば、サイクル状態が転落しない限り、ほどなくして当たる台なのである。グループ内の台の稼働率が上がることにより、当たる時期が早まったと理解してよい。グループ全台、もしくはグループの大半の台が客に打たれていれば、好調サイクル台の当たる時期が早まるだけでなく、他の台にもチャンスが巡ってくる。好調台でなくても回しているうちにサイクル変換によって好調台に変わる台も出てくる。グループ稼働率が高いことを理由に許された当たりが遊び台、ハマリ台の給料日としての当たりであっても、当たった瞬間、もしくは連荘中に、サイクル変換の生じ得る大当たり回数(※最強攻略法・海殺しXのテキストブックに記載)を迎えてサイクル状態が好転し、いきなり爆発することもある。そして、グループ内に多数の好調台が誕生すると、そのグループはますます強くなる。
一つのグループの勢いが止まらなくなれば、その皺寄せは他のグループに及び、弱いグループはますます弱くなる。これこそがホールの内情、パチンコの真実なのである。
ハマリ台が当たるタイミング
もう一度言う。グループ内の各台のコンディションと稼働率がグループの強弱を左右する決定打となる。ホルコン攻略だけで勝てるほどパチンコは甘くないが、ホルコン系のプロは、自分の打つシマの全ての台のコンディションと各グループの強弱を完全に把握している。それゆえ、ホルコン系のプロは強いグループの強い台、もしくは、強いグループの中にあって将来的に強くなる可能性を秘めている台しか打たない。弱いグループのハマリ台にはよほどのことがない限り手を出さない。
ところが、素人の中にはあらゆるハマリ台が大好物という人が少なくなく、これには閉口するばかりである。彼らは「どんなハマリ台でも当たれば爆発する」と妄信している。たしかに、強いグループのハマリ台は当たりさえすれば爆発しやすい。ハマリ台に当たりが発生するということは、今までそのハマリ台を嘲笑するかの如く快進撃を続けてきたグループ内の好調台がサイクル転落によって通常台、不調台に格下げされたか、出過ぎた後の小休止の状態に陥っている時である。
ハマリ台が当たるタイミングとして最も多いのは、好調台が危険領域(最強攻略法・海殺しXのオプショナル商品、カシオペア攻略術にて解説。カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)に突入して、サイクル転落もしくは一時的不調に喘いでいる時である。強いグループのハマリ台であってもこういうタイミング以外では滅多に当たることはない。
逆説的に言えば、強いグループのハマリ台を少額投資で当てて爆発させるためには、同じグループにある「出尽くした感のある好調台」が危険領域に突入した瞬間に狙えばよい。リヴィエラ門下生(海殺しXの購入者)の中にはこの戦法だけで異常な頻度で爆発を実現させているスペシャリストが多い。メールを通じて門下生たちに指導をしているうちに、危険領域速攻法という名称が自然に定着した。
悲しいハマリ台
弱いグループのハマリ台は待てど暮らせど当たることがない。弱いグループの死に台はそのグループの生贄台であるだけでなく、シマ全体の生贄としての悲しい使命を背負っているからである。
昔、現在のメキシコにあたる場所にアステカ帝国という邪悪な国家が君臨していた。文明は栄えていたが、彼らは邪教(多神教の一種)に帰依していた。
彼らが崇めた神々は民に恩恵をもたらすための条件として生贄を求めた。アステカの祭壇には生きた人間が生贄として葬られ、心臓をえぐり取られたりする残虐な儀式が行われていた。何十万人とも言われる尊い命がこの邪教の犠牲となったと伝えられている。人身御供(ひとみごくう)と呼ばれたこの生贄の儀式はアステカ帝国滅亡後も続けられていたが、グアダルーペという場所に聖母マリアが出現したことが契機となり、村人のカトリックへの改宗が進み、人道に反した狂気の風習についに終止符が打たれたことは日本では全く知られていないが、海外では立派な教養人でも真剣に信じている人が多い隠れた歴史である。
ご興味のある方は「グアダルーペの聖母」で検索していただきたい。カトリック教会が公認した聖母出現の一つであるため、無数の記事が出てくるはずである。ちなみに、聖母の示現の恵みを賜ったファン・ディエゴは後に卓越した人徳と聖性が称えられ、バチカン列聖省より聖人の列に加えられた。
話が脱線したが、弱いグループのハマリ台はアステカ帝国の人身御供と同じと申しても過言ではない。これに勝る喩えはないように思われる。ホルコンも生贄を好む。甘デジのシマに3台の生贄台があるとする。この3台を打った人が全員、2万円使って当たらなければ、6万円がプールされる。このようなプール金が溜まれば溜まるほど好調台の多連荘や数珠連が止まらなくなるのである。
アステカ帝国では邪教が人々を洗脳していた。帝国の繁栄のために自らの命を差し出す者は聖者とされ、無知な人民から尊敬を集めたというが、パチンコでシマ全体の繁栄のために生贄にされている台をいつまでも打ち続ける間抜けな人を一体どこの誰が尊敬しよう。
哀しい人
そういう人はホールの笑い者になっている。特に甘デジで同じ台に平気で1万円も2万円も注ぎ込む人は永遠に勝ち組には入れない。
私の主戦場としているホールには甘デジのハマリ台を打つのが大好きなおじさんがいる。私はこの人を「ハマリ太郎」と呼んでいる。なんとなくタローという顔をしていているから。もちろん、本人に向かってそう呼んだりはしない。太郎さん以外にも常連客には勝手なニックネームをつけている。たとえば、いつも「ベルサイユのばら」を打っている体重が90キロ以上ありそうなおばさんは「ベルサイユの豚」。女性にこんなニックネームをつけてしまう自分は失礼な男であると痛切に反省しているが、パチンコの記録(日記)をつける上で便利なので、申し訳ないことにすでに10人以上の常連客に妙なニックネームをつけてしまった・・・
さて、太郎さんはいつも夜の7時頃に出没して、手当たり次第に甘デジのハマリ台を打っている。きっと爆発を夢見ているのであろう。一つのハマリ台を200回転くらい回して当たらなければ、別のハマリ台に移動するという賢慮の欠片すら感じない無謀な打ち方をしている。ごく稀に爆発に成功することもあるため、こういうスタイルから脱却できないものと思われるが、時には弱いグループのハマリ台を次々と打って5万円くらいどぶに捨てた後、沈痛な表情でホールを出てゆく。太郎さんの背中にはいつも悲哀が漂っている。
ふと中村雅敏さんの持ち歌、『哀しい人』を思い出す。洗練されたメロディーと味わい深い歌詞がぐっと心に迫る名曲である。お時間に余裕のある人はYouTubeで検索にかけてこの名曲の素晴らしさをご鑑賞いただきたい。私が特に気に入ったフレーズを紹介しよう。
♪もうすべてを許してあげればいいだろ 失うためだけに生まれた様でも・・・
「すべて」というのは自分の全てという意味である。この曲の主人公の女性はどうやら他人のために捧げ尽くす人生を歩み、自分は倖せとは縁のない薄幸な人である。そんな彼女を優しく見つめる男がいる。恐らく恋人かフィアンセであろう。「君は素晴らしい生き方をしているのだから自分を責める必要はない」と彼は言いたいに違いない。さらに歌詞は続く。
♪哀しい人 君のそばにいよう いつの日か僕も君の肩を借りたい日が来る・・・
この女性の高潔な生き方に惚れた男が彼女に近づき慰める。そして、どんなことがあっても彼女を守ると決意するのである。全てを失いながらも至高の愛を手にした「哀しい人」はもはや「幸せな人」といえる。哀しい人ではあるけれども、ロマンティックな哀しさとはかけ離れた太郎さんの哀愁は不憫でならない。いつも自分の台を犠牲にして他の台の好調を助ける太郎さん。チャリティー精神旺盛な人ではあるが、さすがに中村雅敏さんも太郎さんには「君のそばにいよう」と声をかけてくれそうにない。
一体、一か月にどれだけのお金を浪費しているのか。連日、歯を食いしばってハマリ台を打ち続ける太郎さんの根性だけは認める。しかし、決して賢い人とは言えない。いつまでもこんな単調な戦略でパチンコを勝とうとすること自体が愚の骨頂なのである。私は太郎さんに最強攻略法・海殺しXのクリアファイル(郵送希望者に送付しているもの)を差し上げたい衝動にいつも駆られている。
ハマリ台が生まれるメカニズム
実は前編の冒頭で触れた、私が目撃した甘デジの大ハマリ記録962回転の台は太郎さんが打っていた。この日の太郎さんはハマリ台を200回転くらい回して別のハマリ台に移動するいつものスタイルを捨て、ずっとこの台だけを打っていた。最後の方は採算を度外視して意地で打っていたようにも見受けられる。太郎さんが最初に打ち始めた頃にその台はすでに400オーバーのハマリとなっていた。甘デジにしては相当なハマリである。
これを962回転させてついに当てたわけであるが、5連荘後に再度ハマり、200回転を超えたところで、さすがの太郎さんもギブアップした。賢明な読者諸氏は太郎さんのこの日の収支を計算してみていただきたい。まさに哀しい人・・・
太郎さんが打ったのは弱いグループの弱い台であった。強いグループのハマリ台は甘デジならばここまではハマらない。
ハマるということは刑務所に入れられるようなものであるが、強いグループに属するハマリ台であれば、甘デジの場合、最悪でも400回転か500回転程度で刑務所から釈放されるものである。
では、太郎さんが打った台は何故、962回転までハマったのか? それは弱いグループの弱い台というファクターに加え、そのグループの他の台を誰も打っていなかったからである。太郎さんが入店した頃は夜になって客の数がかなり減っていた。
どのグループも満席からほど遠い状況であったが、強いグループにはいずれも二人か三人の打ち手がついていたため、いつまで経っても強いグループからしか当たりが発生せず、時々、弱いグループからも当たり台が出たが、申し訳程度のくだらない当たり(単発もしくは2〜3連荘)で終わり、ホルコンはすぐに強いグループに戻り、強いグループは好調台を中心に多連荘のオンパレードになっていた。客の数が少ない時に多数の台が爆発したり、多連荘を何度も繰り返す展開になれば、そのシマは特定台以外はなかなか当たらない状況になる。
爆発台が出ればハマリ台も出る。大爆発台が出れば大ハマリ台も出る。強いグループがより強大になれば、弱いグループはより弱小になる。これらは全て凹凸を好むホルコンの仕業なのである。特に弱いグループの台の稼働率が低く、冴えない台ばかりの時、そのグループはグループごとハマりやすくなる。これをグループハマリと呼ぶが、あるグループのグループハマリの恩恵を受けて、他のグループが躍進するのもホルコンの仕様によるものである。結果的に最弱グループの最弱台には限度を超えた大ハマリという厳罰(?)が与えられるのである。
ひどいグループ
絶対に打ってはいけない台(最弱グループの最弱台)を一所懸命に打ち続けた太郎さんの台と同じグループに入っている他の台の状況を私はチェックしてみた。
このホールのこのシマは4台で一つのグループを作っている。残りの3台を便宜上、A台、B台、C台と呼ぶことにする。
A台は何度も100回転代で単発当たりを出した後、200オーバーのハマリになっていた。(何度も続けて単発当たりを出す台は高確率でハマる法則がある)B台は3連荘した後に300オーバーの大ハマリになっていた。(「3連荘の恐怖」については後述)C台は初回の当たりが異常に早い段階に発生し、6連荘した後に200オーバーのハマリになっていた。この台が最初に当たった時の回転数は諸々の状況から50回転未満と推定された。
総回転数が少ない台が当たった時は要注意
甘デジを頻繁に打たれる方ならば経験的におわかりであろう。開店直後などに異常に少ない回転数で当たる台がある。このような台の大半はしばらくの間、当たりから見放される傾向がある。異常に少ない回転数とは50回転未満を指すが、中にはまだ一回も回っていない台を打ち始めた途端、わずか数回転で当たってしまう台もある。このような台は多連荘すればするほど、大抵はしばらくの間、干される。
日頃の私は総回転数が極端に少ない台を打つことは滅多にないが、シマ全体の分析から次に当たる台はこの台しか考えられないという台(甘デジ)があり、その日まだ一度も回っていない台を単発当たりならば時短終了直後、連荘した場合は連荘終了直後に捨てるつもりで渋々打ったことがある。すると、驚いたことに最初の一回転で見事に当たり、それが13連荘もした。(機種は地獄少女弐きくりの地獄祭り)アステカ帝国のおぞましい風習を紹介した後に薄気味悪い機種名を持ち出して誠に申し訳ない。
さて、滅多に起こらない出来事(ゼロ回転台がすぐに当たって大連荘)を経験できたのは僥倖と言わざるを得ないが、私は13連荘後に潔くその台を捨てた。私の台を拾った人は案の定、物凄いハマリに苦しんでいた。繰り返し申し上げるが、開店時からほとんど回っていない台、あるいはゼロ回転の台が幸運にもお座り一発で当たった場合は連荘数が多いほど、その後は高確率で干される。(※例外的にそういう台がハマらずに何度も当たるとすれば、それは同じグループの他の台の大半が不調台の時に限られる)
総回転数が極端に少ない台が呆気なく当たった場合、その当たりが単発や2連荘であれば、150回転あたりで再度の初当たりが来ることもあるが、3連荘以上した場合は次に当たるのは150回転どころではすまないことが多い。
特に3連荘は始末が悪い。爆発力で勝負! 甘デジ攻略技の紹介でも言及したように、3連荘というのは、好調台を除き、最もハマリやすい連荘数なのである。
「哀しい人」の敗因
総括しよう。太郎さんが打った台はひどいグループの中にあった。何度も続けて単発当たりを出したA台はグループ内の他の台が2台か3台当たらない限り、次の初当たりは発生しにくい状況にあった。(※これを「単発続き後のハマリの法則」という)
しかし、グループ内にはサイクル状態の芳しくない台が2台(B台及び太郎さんの打っていた台)あり、これらの台もグループ内の他の台が2台、3台と当たらなければ当たりの発生が期待薄という全く同じ状況に置かれていた。(※300オーバー、400オーバーという甘デジの大ハマリは何度も当たり番をスキップされやすい)どの台もグループ内の他の台の先行当たりが頼みの綱であるのに、他の台がサイクル的に当たりにくい上に誰もそこには座っていない。(これも最悪の事態の一つ)
例外的にC台のみサイクル状態が優れていたと思われるが、前述の如く、ほとんど回っていない台が一気に多連荘した後は好調台でもひと休みに入りやすい。ひと休みの間にグループ内から何台か当たれば、このような台は多少のハマリを経て再び躍進しやすい。しかし、ひと休み中に回し過ぎると最強攻略法・海殺しXのテキストブックで解説するサイクル変換が生じ得る回転数を迎えた時にサイクル転落の悲劇に見舞われることもある。
C台はすでにサイクル落ちしていたのかもしれない。200オーバーというのは微妙な回転数である。もしそうだとすれば、このグループは全台が不調台という最悪中の最悪とも言うべき非常事態に陥っていたことになる。この状態ではこのグループで打つこと自体が自殺行為となる。
C台が好調サイクルを維持した状態で放置されていたと仮定した場合、この台を誰かが拾って打ち続ければ、(サイクル落ちさえ免れればという条件がつくが)300回転までは行かないうちにこの台が当たったはずである。総回転数が少ない台なので好調台といえども次の当たりは単発当たりになりやすいが、何度も当たっているうちに総回転数が増す。体力値(リヴィエラ用語・・・最強攻略法・海殺しXのテキストブックに記載)に余裕が出てきた時にこのような台は再び躍進しやすい。
しかし、最近のパチンコファンは素人でも目が肥えている人が少なくなく、こういう台がすぐには爆発しないことを知っているせいか、こういう台は敬遠されやすい。(=誰も打たないことが多い) もしC台が好調サイクル状態で放置されていれば、このグループがアクティブになった時に最も当たり番に選ばれやすいのはこのC台である。
C台が当たらなければグループ内の他の台はホルコンがこのグループをアクティブにした時でも異常な頻度でスーパーリーチが多発するものの、当たりには至らない。この状態で太郎さんはハマリ台を打ち続けていたのかもしれない。飽きるほど発生するスーパーリーチに熱くなりながら。
そして、何百回転もさせてからようやくサイクル変換に成功して、再びホルコンがこのグループをアクティブにした時にC台ではなく太郎さんの台が新たな当たり番に選ばれて当たったという可能性も十分に考えられる。その後、5連荘した事実から見ても太郎さんの打っていた台はサイクル好転したものと思われる。(※5連荘する台の大半は好調サイクルに入っている)
美しい虹
今回のコラムをお読みになられた皆様はハマリ台が生まれる環境と要因について十分な知識を積まれたはずである。甘デジのハマリと遠隔操作が無関係なこともご理解いただけたことであろう。これだけの専門的な知識を修得されたとなれば、片っ端から甘デジのハマリ台を打つ太郎さんのような単純攻略(?)が現実的ではないこともおわかりいただけたと思う。
こんなにハマっているので「もう出るだろう」と思っても実際は「まだ出ない」のである。又、今まで順調すぎた台を「もう出ないだろう」と思いたくもなるが、実際は「まだ出る」のである。しかし、「まだ出る台」もいつかは限界を迎えて遊び台やハマリ台に転落する。このようなタイミングで同じグループのハマリ台が爆発する。
今までの鬱憤を一気に晴らすような大爆発はあたかも雨上がりの空に浮かび上がる美しい虹のようなものかもしれない。しかし、そのような一発逆転の大爆発は強いグループのハマリ台にしか生じないのである。ちなみに、一つのシマに8つのグループがあるとすれば、客入りが良い時でも強いグループはそのうちの3つくらいにすぎない。
天空の彼方へ
公式HPに発表したパチンコルネッサンスの幕開けの反響がとどまることを知らない。
今の時代は先行き不透明な部分が多分にあるからこそ、ある人は怯え、ある人は何か新しいことに果敢に挑戦しようとするのかもしれない。数多くの夢追い人が当倶楽部に集結するようになって久しい。特に最近は女性門下生たちが大活躍している。中には数か月前までパチンコ初心者であった人がプロ級の稼ぎを実現している。リヴィエラ・レディースたちの活躍については、事務局便りにて折に触れて特集を組みたいと思っている。
(追記:予定を変更して事務局便りではなく、当ブログにて発表しました。
Cf. 女性パチプロ向き?〜リヴィエラレディースのパチンコ年収)
最強攻略法・海殺しXの別名は「夢の翼」である。リヴィエラ門下生の皆様は天高く舞い続けるこのかけがえのない翼と共に異次元空間に入り込み、普通のサラリーマン、OL、主婦とはスケールの違うダイナミックな人生を歩んでいただきたい。
「海殺しXとの出逢いがなければ今の人生はなかった」と声高らかに宣言して下さる方々の数が現在の何百人規模ではなく何千人、何万人と膨れ上がり、静かな革命を起こすことを夢想する今日この頃である。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
関連コラム:【遠隔orホルコン?】パチンコ・ハマリ台の生成メカニズム(攻略編)
<当倶楽部紹介>
<注目コラム>
知識は武器
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★パチンコの当たるタイミングを暴いた攻略ノウハウに問合せ殺到!
★カシオペア攻略術「危険領域速攻法」のメカニズムを解説
★後半では誰も知らないホールの秘密を暴露
覚醒コラム
関連コラム
質問続出
当倶楽部の事務局宛に舞い込む質問の中で最も多いものは、最強攻略法・海殺しXのオプション、カシオペア攻略術に関するものです。
公式HPでもカシオペア攻略術の詳細として概要を述べていますが、この攻略法の「特別付録」とも言える危険領域速攻法と神秘の回転数(ある回転数で当たった台が爆発しやすいことと爆発台の大半が連荘中にその回転数で当たったり、リーチがかかる不可思議な現象)のことまでは言及していないため、この部分に読者の関心が集中して、連日にわたるお問い合わせの殺到につながっています。
今回は当ブログにおいて危険領域速攻法に焦点を当て、カシオペア攻略術のもう一つの横顔を紹介させていただきます。(カシオペア攻略術そのものに関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
危険領域の教示
本来のカシオペア攻略術はホールの閉店間際にある調査を行い、そこでリストアップした台を翌日の午後の早い時間帯に、あるタイミングで打ち、少額投資で多連荘、爆発を狙うものです。
この「あるタイミング」の一つに、「ホルコン上で繋がっている同グループ(同ユニット)の台が危険領域に入った時」というものがあり、カシオペア攻略術のテキストブックでは幾つもある特定の大当たり回数=危険領域を明確に教えます。(註・ホルコンのグループ構成及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブックにて詳述)
声を大にして申し上げますが、危険領域の発見はパチンコ攻略革命と称しても過言ではありません。「危険領域を制するものはパチンコを制する」のです。
攻略知識の欠如が命取りに
ホールの客を観察していますと、自己流ながらホルコン攻略の知識が少しはあり、素人にしてはかなり善戦している方々をお見かけします。
しかし、彼らは危険領域の知識を持たぬために大損をしています。
絶好調の台が危険領域に入って停滞していることを知らずにダラダラと打ち続けて泥沼のハマリ台にしてしまうこともあります。(原因は回し過ぎによるサイクル転落)
又、ST機の連荘中に危険領域を迎えた時、良い台でも信頼度の高いスーパーリーチを何度も外すことがあります。あるいは、逆にリーチがほとんど発生しない危機に陥ることもあります。
このような時、ほんの少しの間、台を休ませ、同グループの台を先に当たらせれば好調台は更に連荘を伸ばせるというのに、ノーストップで打ち続けてしまったために貴重なSTが終了してしまうというような幾多の悲劇を連日のように目撃します。
危険領域で何が起こる?
パチンコは機種を問わず、ある台が危険領域を迎えた時にその台と同じグループに属する他の台が非常に当たりやすくなります。
攻略上級者向けに付言すれば、ある台が危険領域に入った時にホルコンが一瞬、その台の属するグループから離れ、別のグループをアクティブ(グループ当選状態)にすることもあります。
この場合、大半のケースにおいて、そのグループと時には助け合う関係になることもあっても本質的には敵対している対立グループがアクティブとなり、対立グループ内の台がすぐに当たってしまいます。
危険領域速攻法とは?
これはまさしく大発見であり、ホルコンの仕様上、どのホールでも例外なく発生する現象です。(昨今、ホルコンを使用していないホールは皆無のため)
このホルコンの仕組みを利用して、一瞬のタイミングを捉えて打ち、500円、千円程度の投資で当ててしまうのが危険領域速攻法です。
威力と効率という二つの観点で通常のホルコン攻略とは格段の差があります。(※機種やスペックを問いません。ミドルでもライトミドルでも甘デジでも使用可能ですが、スペック上の大当たり確率が甘いほど成功率が高くなります)
海殺しXの本体であるスペシャルパックを販売した頃はまだ危険領域の概念を発見していませんでした。
斯様な事情により、数年遅れで世に出したオプション(カシオペア攻略術)にこの攻略情報を追加しました。
カシオペア攻略術を開発した当時は危険領域速攻法という名称すらなく、今でもカシオペア攻略術のテキストブックにはこの名称を用いずに攻略方法のみを記しています。
恐るべき事実
当時は前日にリストアップした台を危険領域速攻法のタイミングで打つとやけに当たりやすいという感触しかなかったのですが、その後の実戦を通じて、危険領域速攻法は前日の調査に基づく台でなくても、不調サイクル台でなければどの台にも使えることが判明しました。(大ハマリに苦しむ不調サイクル台が当たる時もほとんどが危険領域速攻法のタイミングです。しかしながら、極端なハマリ台で危険領域速攻法を試しても成功率は高くありません)
ユーザーの間で大流行
この攻略法がリヴィエラ門下生(海殺しXの購入者)の間で大流行して、最初に「危険領域速攻法」と命名したのがどなたであったか今では記憶が曖昧ですが、どなたかが使い出した言葉を私も使うようになり、このネーミングがメールでやり取りしている無数の門下生の間でも定着しました。
最近では、危険領域速攻法のことをカシオペア攻略術と呼ぶ人が増えてきましたので、この場を借りて混乱の収拾をはかります。
危険領域速攻法はカシオペア攻略術のテキストブックに含まれる攻略ノウハウの一つです。
危険領域速攻法のみを使用する場合は前日の調査は不要です。又、本来のカシオペア攻略術同様、機種を問わないところも大きな魅力です。
親子台と角台の話
ところで、今までの攻略コラムでは触れていないことですが、パチンコには親子台という重大な秘密があります。
通常、101番台と102番台、103番台と104番台(数字の4を使用しないホールでは103番台と105番台)という具合に隣同士の台がペアを組んでいます。(註・ホルコンのグループとは別物)
注意点は102番台とペアを組む親子台が101番台の場合、103番台は102番台の隣ではあっても親子台ではないことです。
一列の台数がキリの良い数(例・20台)でないホールでは、列の端に位置する角台とペアを組むべき台が隣に存在しないこともあります。この場合はすぐに後ろにある角台とペアを組みます。
ホールによっては、角台とその後ろの角台の台番号が連続していない所もあります。
このようなホールの角台はペアを組まない単独台となり、単独台は好調時には大爆発しやすく、不調時には限度を超えた特大ハマリになりやすくなるという性質を有します。
ペアを組む親子台には、一方がスランプに陥っている時に他方が当たりやすいという法則が成り立ちます。
ここにも危険領域速攻法のチャンスが潜んでいます。
如何なる好調台であっても、一時的な不調に喘ぐ時期があり、そのような状況下でペアを組む親子台が非常に当たりやすくなります。(但し、親子台で危険領域速攻法を狙う場合、ホルコンがその台の属するグループをアクティブにしない限り当たりません。つまり、同グループの台、対立グループの台で危険領域速攻法を狙うケースと比較すれば成功率が落ちます)
狙うべき台は?
さて、ある台が危険領域に突入した時に狙うべき台は、?同グループの台、?対立グループの台、?親子台の3種類なのですが、?、?、?の順に成功率が高いと覚えておいて下さい。
但し、?と?の成功率の違いは微差です。
リヴィエラ門下生の中でも対立グループがわかっている人たちとまだ見抜けていない人たちがいて、それがユーザーの実力差を生む一つの要因となっています。(複雑になることを避けるために、海殺しXのテキストブックに対立グループのことまでは解説していませんが、大抵のユーザーは打っているうちに自然と気づきます)
リヴィエラ門下生で対立グループの動向まで視野に入れて攻略に励んでいる人は間違いなくプロ級の稼ぎになります。
細かい識別
では、?と?のどちらで行くかという逡巡が生じますが、危険領域に入った台の属するグループが弱い時、テクニシャンは?を選びます。(※明らかに対立グループの方が強い場合)
一連の攻略コラムで飽きるほど述べていますが、強いグループの定義は「短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除き、多連荘(4連以上)が中心のグループ」です。
特定の台だけが何度も当たったり、爆発するグループは決して強いとは言いません。
通常、相互に対立する二つのグループは一方が他方を制圧する関係になります。
ごく稀に両グループの力が拮抗することもありますが、普通は弱い方のグループの台の当たりは同グループの他の台の当たりを中継するためのものではなく、対立グループの台の当たりを促すスイッチの役割を果たすものです。(ホルコンマニアの大多数はこのことがわかっていない!)
したがって、危険領域に入った台の属するグループが弱い時は対立グループの台にお座り一発の当たりが発生しやすくなりますので、?の作戦の方が勝るわけです。
しかし、強いグループの台が危険領域に入った時は迷わず正統派攻略(基本)の?で勝負します。グループの実力が強いということは、弱いグループでは全く期待できない超ラッキーなケースが次々と起こるからです。
強いグループの特典
私が日頃から皆様に口酸っぱく「強いグループの台しか打つな」と説いているのはそれ故です。
常に強いグループの台で海殺しXのルールに従って打っているだけで、今、書いているような複雑なメカニズムまでは知らなくても自然と当たりに漕ぎ着けることができるからです。
超ラッキーなケースというのはいろいろあります。
たとえば、強いグループのある台が危険領域に入ったタイミングで同グループの台を打った直後、同グループの別の台が当たってしまうことがあります。
「お座り一発で当たるのはこの台ではなかったか・・・」と肩を落として、休憩に入るべくハンドルから手を離した瞬間に自分の台にも強烈なスーパーリーチがかかって当たってしまうことも強いグループでは珍しくありません。
強いグループの台が危険領域に入った隙を見逃さず、ただちに同グループの台を打ったところ、そのグループと敵対する対立グループの台が当たってしまうこともあります。
しかし、対立グループが弱すぎて、その当たりの後にホルコンは対立グループからすぐに離れ、再び強い方のグループに戻り(=危険領域に入った台のグループに戻り)、順当にそのグループの他の台を当たらせてくれることも頻繁にあります。
気まぐれなウェイター
レストランで注文を出した後、ずっと待たされてじれったい思いをすることがあります。
ウェイターがこちらの方に向かって歩いてきたので自分の所に来ると思いきや、別の客の所に行ってしまって、「自分ではなかったのか」とがっかりすることもあります。
ところが、落胆するのも束の間、すぐにもう一人のウェイターが現れ、「お待たせしました」と注文の品を届ければ、少しは嬉しくなりませんか?
それと同じなのです。
弱いグループの台を打つ時は注文を出しても待てど暮らせど注文の品(大当たり)が届きません。
ホルコンという名のウェイターは上流階級の客(強いグループの台)だけを丁重にもてなし、身分の低い庶民階級の客(弱いグループの台)をあからさまに差別します。
一方、強いグループの中以上の台を打てば、注文したものがすぐに届いたり、すぐにではなくても、それほど待たされずに届くものなのです。
ひたすら強いグループを
故に、前述した強いグループ(上流階級)の定義を熟知した上で、死に台(没落貴族)となっている極端なハマリ台を敬遠して、好調サイクル台、もしくは、近い将来に好調サイクルに転じる可能性の高い通常サイクル台で必殺の危険領域速攻法を用いれば、小難しい知識などなくても、何度かトライするうちに確実に当てることができます。(サイクル変換の秘密に関しては海殺しXのテキストブックに記載)
結局、対立グループを知らない人はひたすら強いグループの台だけに座り、同グループの台が危険領域に入った時に打てばよいということです。
対立グループや親子台の知識まで持つテクニシャンよりも危険領域速攻法の成功率は下がりますが、基本に忠実に打ちさえすれば、一日に多数の台で幾つもの初当たりに恵まれることもあります。
この作戦は攻略初心者も簡単に実行できます。
とにかく簡単
最後に紹介するのは?の作戦を採択すべきシチュエーションです。
ある台が当たって危険領域に入っても、その台の属するグループが弱ければ、テクニシャンは当たった台と同グループの台ではなく対立グループの台に着目しますが、対立グループもそれほど強くないという状況であれば、最終手段として当たった台の隣にある親子台に着目します。
そして、その台の属するグループにある程度の強さが認められる場合(例・直近に4〜5連荘を出した台が2台ある等)はその台で危険領域速攻法に挑みます。
?、?、?は狙う方角が違うだけであり、やることは同じです。それは絶好のタイミングを逃さずに打つということだけです。
何か特別な手順があるのではなく、台に何かを仕掛けるわけでもありません。ごく普通に打つだけです。
台選びの技術
事程左様に、誰でも簡単にマスターできる危険領域速攻法はパチンコを打つ楽しみではなく、パチンコで稼ぐ楽しみをユーザーの方々にもたらします。
カシオペア攻略術のテキストブックで危険領域の大当たり回数を学び、ホールに入店後、強いグループ(通常、一つのシマに二つか三つ)をチェックして、後は危険領域に入りそうな台に目を光らせてスタンバイするだけです。
とはいえ、成功率にはもうひとつの個人差があります。それは台選びの技術です。ホルコンが当たり番(次の当たりを予定している台)に選びやすい台を一瞬にして見抜く技術が成功率を大きく左右します。
危険領域に入った台の親子台を狙う時は一台しかありませんので迷うことはありませんが、同グループの台、対立グループの台は複数です。空き台が二つ、三つある時、海殺しXの初心者はおろおろしてしまいます。「どの台で行くべきか」と。
当たり番の台を見抜く技術とは当たり番をスキップされやすい台の特徴を知るということです。(消去法を用いて打つ台を絞り込む)
台選びを誤らぬために
ユーザーのレベルの底上げを図るために、前回は下記のコラムを発表致しました。真剣にパチンコの攻略に挑戦される方には必読の攻略情報です。これで台選びを誤ることが激減すること請け合いです。
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則(台選びのコツ)
上記のコラムを熟読されれば、平均的なホルコンマニアを引き離す攻略力を身につけることが可能となります。(※海殺しXを購入された方は必ずお読み下さい)
お座り一発の雨あられ
特に甘デジ(遊パチ)やライトミドルのようなスペック上の大当たり確率が甘い機種を打つ人は危険領域速攻法の達人級になりますと、ホールに滞在する時間にもよりますが、お座り一発で当てる回数が一日に10回、20回という快挙も簡単に成し遂げます。
又、昨今はミドルの台も大当たり回数の多い甘デジやライトミドルの台と同じシマに配置されているホールが多いため、それに伴い、危険領域速攻法をミドルで使用するチャンスも大幅に増えました。(ミドルだけで構成されるシマと比較すれば楽勝の度合いが違う)
ミドル派のリヴィエラ門下生の中には一日に7〜8回、お座り一発で当てる人も少なくありません。
単発ばかりを引いた場合は大儲けにはならないでしょうが(トライする回数が多いほど失敗に費やす投資も増える)、そのうちの2回か3回が爆発した場合、たった一日で笑いの止まらない額の稼ぎになります。
対ミドル危険領域速攻法の名手であるS.Wさん(大阪府 女性)はこの攻略法で勝ちまくり、毎週、土日に奄美大島に旅行に行っていた時期があったと聞きました。
週末が過ぎるたびに奄美大島のお土産を実家に届ける愛娘にご両親は喜びながらも大いに戸惑い、散財をたしなめたそうです。
信じ難い真実
本稿を締めくくるにあたり、最後に衝撃の事実を暴露します。
ホールで発生する通常時の大当たりの70パーセント以上になんらかの台の危険領域が絡んでいます。
どういう意味かと申しますと、通常時の大当たりの70パーセント以上に関して、「何故、当たったのか?」という理由を危険領域の概念によって説明できるということです。「この台が当たったのはあの台が危険領域だから」と。
ここで言う通常時の大当たりとは確変中以外の当たりのことです。確変中は簡単に当たりますし、優秀な台であれば連荘が止まらないこともありますので、何度当たっても驚くに値しません。
しかし、通常時の当たりはそう頻繁に発生するものではありませんので、今から私が紹介する話を嘘だと疑われる方はカシオペア攻略術を購入されてご自分の目で確かめてみて下さい。
親友がビックリ仰天
つい最近、私の親友が最強攻略法・海殺しXのスペシャルパックとカシオペア攻略術を購入してくれました。子供の頃に一緒に遊んだ幼馴染みの我々は今でも同じ市内に住んでいます。
彼が申し込んでくれたお礼に私が夕食をご馳走したのですが、夕食前に私は彼を誘って、普段は打たないホール(出玉がケチくさい)に入りました。
私はまだ海殺しXをうろ覚えの彼に「今日は打つな」と言いました。続けて、「このホールのホルコンパターンは海殺しXのテキストブックで教える●●構成だ。ちなみに、対立グループはかくかくしかじか。親子台の組み方はかくかくしかじか。今から初当たりする台を見つけて俺に台番号を報告してくれ」とも。
彼のことをここではA君と呼ばせていただきますが、以下は我々の交わした会話のダイジェストです。(嫌らしくも一部を伏字にすることをお許し下さい)
A君「●●●台が当たったよ」
佐々木「同グループの●●●台の大当たり回数を見てごらん」
A君「●●回。あっ、危険領域だね」
A君「今度は●●●台が当たったよ」
佐々木「対立グループの●●●台の大当たり回数を見てごらん」
A君「これも危険領域じゃないか」
A君「●●●台が当たったけど、同グループにも対立グループにも危険領域の台はないよ」
佐々木「隣の親子台の大当たり回数を見ろ」
A君「危険領域・・・」(絶句)
当たる台の予言も
一時間くらいを費やして、いろいろな機種の置かれているシマを巡り、こんな会話もしました。
佐々木「沖海5の●●●台は今、4連荘しているけど、あの台は初当たりの時に一発告知の良いパターンで当たっただろう? グループが強いので連荘はもっと伸びると思うよ。7連荘すれば危険領域に入る。その時に恐らく同グループの●●●台が当たるはずだ」
A君「本当にあの台の危険領域突入後におまえの言った●●●台が当たったな」
(註・一発告知の良いパターンについては以下のコラムを参照)
予言的中を連発
佐々木「あそこに『リングバースデイ呪いの始まり』という機種があるだろう。今、あの台は確変中で先程、電サポ1000回というのが表示されたばかりだ」
A君「1000回なんてあるの?」
佐々木「うん。最近はスペックも多様化してきたんだよ。実際は甘デジなんで最悪の台でも確変中だから当たるまでに1000回転もいらない。要するに、ST中の当たりがほぼ確定ってことさ」
A君「それで?」
佐々木「あの台の現時点の大当たり回数は?」
A君「●回。次の当たりで危険領域か・・・」
佐々木「この機種はリーチがやけに長いけど、ST中は高速回転になるから恐らく数分以内に、最悪でも10分もしないうちに当たる。1000回転以内に当たらないケースも理論上は有り得るが、99.9パーセントは当たる。で、当たった瞬間に危険領域に入るわけだけど、その直後に同グループの台、対立グループの台、親子台のいずれかが高確率で当たる。多分、この場合は対立グループだろうな・・・」
A君「おまえの言った通り、対立グループの『真・花の慶次3』が当たったぞ!」
佐々木「ミドルの当たりというのは大体こういうタイミングでしか発生しないんだよ。確変か?」
A君「確変だね」
佐々木「これはST機だ。リングの台のグループが強すぎるので下手すると、ST中に当たらずに単発で終わってしまうかもしれない。でも、まあ5〜6連荘はするだろう。次の次の当たりで花の慶次の台は危険領域だ。このタイミングでリングと同じグループの台が当たると思うよ」
A君「おい、佐々木、慶次が危険領域に入ったらリングと同じグループの『フィーバークイーン2』が当たったぞ」
佐々木「この機種の好調台は爆発するからな。このグループは甘デジが多いし、リングはまだ連荘中だ。もしリングとフィーバークイーンの両台が爆発したら花の慶次の属するグループは頭打ちになる」
A君「フィーバークイーン、爆発したね。リングも一旦、連荘が途絶えたけど、すぐにまた当たって多連荘中だよ」
佐々木「この展開になれば、今は甘デジのリングとフィーバークイーンに痛めつけられているライトミドルの金富士も近い将来に爆発するだろうな。あの台は少し前に過去のデータを見たんだけど、多連荘した実績がある。ただ出し過ぎてしまってね。体力値(リヴィエラ用語)がほとんどない。体力値を戻した後に快進撃するはずだ。グループが強いからね。休眠中の好調台の復活も同グループの他の台が危険領域で停滞したタイミングで起こるんだよ」
手品にあらず
他にも10個以上の予言的中がありました。あちらこちらのシマを回っているとはいえ、たった1時間でこれだけ的中させたのです。
彼は本当に驚いていました。「マジシャンの手品を見ているようだった」と言っていましたが、私でなくても、海殺しXに慣れてきますと誰でもこのくらいの芸当は簡単にできるようになります。
手品というものは時々、プロがやっているのをテレビで見かけますが、私には魔法のように見えます。きっと、相当な訓練が必要なのでしょう。
それとは対照的に、パチンコで当たる台や今後の展開を予想する技術は、危険領域の知識さえ身につければ、少しも難解なものではありません。
小学校低学年の児童が「さざんがきゅう、さんしじゅうに」と掛け算の九九を覚える程度の労力で修得することができます。
リヴィエラ門下生へ
ちなみに、私がほとんど行くことのないホールでこういうことをしたのは、店員に睨まれないためです。
僅か一時間程度とはいえ、我々はパチンコを打たずに、ホール内をうろうろと徘徊して、ジロジロと観察をしていたわけですから店員も怪しんでいたはずです。さすがに、いつも通っているホールではできません。
リヴィエラ門下生の皆様の多くは私と同じことができるはずです。しかし、こういうデモンストレーションは真似しないでいただきたいものです。
私は自慢するためにしたのではなく、海殺しXを購入した直後の親友にこの攻略ノウハウが確かなものであることを証明するためにこのようなデモをやったのです。
「このくらいは自分だってできるぞ。友だちを驚かせてやりたくなった!」という衝動を抑え切れない方はくれぐれも普段は行かないホールでやって下さい。
怪しげな行動をしてひとたび店員にマークされますと、下手すれば出入り禁止にもなりかねません。
神秘の回転数に関して
今回はカシオペア攻略術の中から危険領域速攻法のみをピックアップして解説しました。「神秘の回転数」を利用した攻略ノウハウに関しては、下記のコラムをご参照下さい。
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スーパートッププロの長男は豪邸を建てて言った。
「お母さん、この家で悠々自適の楽しい余生を送ってね」
トッププロの次男はタクシーチケット100万円分を買って言った。
「お母さん、これからはどこに行く時もこのチケットを使ってね」
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母は長男に言った。
「せっかくだけど、私はこんな広い家には住めない。掃除が大変だから」
そして、次男に言った。
「歳をとって車に乗るのはよくない。悪いけど私は健康維持のために頑張って歩くことにする」
最後に母は心からの感謝をこめて三男に言った。
「ありがとう。貴方のプレゼントが一番嬉しかった。貴方は私の好みがよくわかっているわね」
「お母さんは本当に民謡が大好きだからね」
すると、母から意外な反応が・・・
「民謡? どういうこと? 私の大好物がチキンってこと知ってるでしょ? 貴方がくれた鶏は本当に美味しかったわよ」
母の認知症は治るどころか進んでしまった・・・
]]>ホルコンが溺愛する「当たりやすい台」とホルコンが忌避する「当たりにくい台」の特徴を学び、「お座り一発」の一攫千金を狙え!
★体験者の証言
★世にも不思議な・・・
★攻略初心者が大変身
JUGEMテーマ:パチンコ
はじめに
世間ではいまだにホルコン(ホールコンピュータ)による出玉制御と大当たりの誘発機能を遠隔操作と混同している人が多い。実際にホールで発生するパチンコの大当たりの大半は完全抽選システムの結果による大当たり乱数的中ではない以上、その実態は遠隔操作と大差ないが、現行の法解釈ではホルコン出玉調整と遠隔操作とは区別されるため、違法にはならない。ホルコン攻略が嘘であり、実在しないと信じる人のために、ごく簡単な話から始めたい。一般の人々には信じ難い話かもしれないが、驚くべきことに、昨今では控えめに見積もってもパチンコを打つ人の2〜3割は以下の事実を知っている。
ひとくちメモ
パチンコホールの各シマにはそれぞれの台で使われた玉の数、台が客に還元した玉の数、大当たり回数、当たった時の回転数等を漏れなく記録するホルコンという機械が設置されている。表向きの理由は上述のような計数管理と記録であるが、ホルコンはホールの安定経営を実現させるために「裏の顔」を持っている。
ホルコンはシマの各台を数台ごとにグループ分けしている。生成された5〜10個のグループの中で2〜4個のグループをアクティブ(当選状態)にして、その中から1台を当たり番(ホルコンが次にあたりを予定している台)に決定する。そして、シマ全体の出玉状況から判断して相応しい時期に当たり信号を流し、その時、当たり番の台を打っていた人はチャッカーに数個入賞させただけでその台は当たってしまう。これをホールの遠隔操作であると言う人が後を絶たないが、通常の遠隔操作がホール側の意図した台に狙いを定めて、その台が当たるようにしたり、逆に当たらないようにしたりするのとは異なり、特定客の狙い撃ちができないため、警察もホルコンによる出玉調整を「誰に対しても公平である」との理由から合法と看做して黙認している。
今年一番の大反響
さて、海殺しX事務局便りにパチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)を発表してから公式HPの右上にあるお問い合わせフォームを通じて夥しい数の感想が寄せられた。(毎回、コラムを書くたびにそれなりの反響はあるが、今回は通常の3倍以上に及ぶメールが殺到した。今年の最大のヒットコラムはどうやらこれに決定の模様・・・恐らくテーマが万人向きであったのと攻略コラムにしては内容が平易でわかりやすいためであろう。コメントを寄せてこられた方々の大半は最強攻略法・海殺しXの未購入者であり、多かれ少なかれホルコンの知識を有するパチンコ攻略に熱心な人たちであった)
寄せられたメールより
幾つかのコメントを拾ってみよう。
(お名前のみイニシャル表記に変更)
はじめまして。私は鹿児島に住むHと申します。2年前から貴殿のコラムを愛読しています。事務局便りの新コラムを読ませていただき、今頃になって海殺しXを購入しようと腹を決めました。自力でホルコンの研究をしてきましたが、それだけでは総合収支をプラスにすることができないことに悩んでいました。自分に足りなかったのは強いグループ(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するユニット)を発見する力でした。昨日、打ちながらホールの当たりをマークしてたらコラムに書いてあったように、当たりのほとんどが強いグループの台でしたので確信を深めました。・・・(中略)
それから当たっている「グループ」はわかっても「当たり番」の台がわからないという悩みがあるんですが、何かコツでもありますか?・・・(後略)
(鹿児島県・性別不明)
リヴィエラ倶楽部様
購入を検討している者です。ホルコンのわかりやすい解説を読んで今まで疑問に思っていたことがスッキリしました。記事のリクエストをお願いしてもよいでしょうか。私はホルコンに当選しているグループはすぐにわかります。けれども、その中のどの台が当たるのかという予想が下手でいつも負けてばかりいます。これがわかるコラムがあれば最高なのですが、検討してもらえないでしょうか。・・・(後略)
(氏名未記入)
・・・(前略)AIの話は説得力ありましたね。インターネット社会の次はどういう時代なのかと思っていましたが、どうやらAI時代のようですね。AIは質問に対する答えを出すがその理由を教えてくれないという話は初耳でした。なんだかやばいですね。企業経営にAIを導入したとして、AIが間違った経営戦略を示したらどうなるのでしょうね。業績が落ちて「この戦略を採用した根拠はなんなのだ?」と誰かが聞いても誰も答えられませんよね。・・・(中略)
ホルコンについては自分もある程度の知識があり、あまりにも露骨な当たり方(当たる台の順番)をするので、裏の機能(筆者註・大当たりの強制誘発)があることは間違いなしです。しかし島全体の放出出玉の予想にまでAIが絡んでいるとは。・・・(中略)
強いグループから次々と当たっていくことまではわかりました。できるならば強いグループのどういう台が当たり、どういう台が貢ぐのか教えてほしいと思いました。(筆者註・「貢ぐ」=「自分の台は当たらず同グループの他の台の当たりに貢献する」という意味)・・・(後略)
(氏名未記入)
はじめまして。T.Iと申します。昨年、職場の先輩と結婚し、主人の転勤でパチンコが盛んと言われる宮城県に引っ越しました。主人は元々、大のパチンコ好きなので、その影響で私もパチンコを覚えました。ホルコンの仕組みについては、いっぱしのプロ気取りの主人から教わったので、自分、始めたばかりにしては、わりと勝ててるほうだと思います。でも、まだずぶの素人です。もう少し深いところまで知りたくなってとネット検索をしているうちに海殺しX事務局便りを見つけました。はじめて読ませていただいた記事は自動車教習所で働いていた人の記事でした。(筆者註・海殺しXで念願の専業主婦に!?のこと)
あれが本当におもしろかったので、海殺しX事務局便りをブックマークに入れて、毎回、記事を愛読しています。最新記事(筆者註・冒頭のハートマーク付きのコラム)は私のわからなかった事柄を明らかにしてくれるものでした。たしかにホルコンの連鎖反応(筆者註・同グループからの当たり台が続出する現象)というのは一定のタイミングで起こりますよね。その背後にある事情がわかっただけで得した気分になりました!このタイミングが知りたくて、購入を決意しました。申し込み確認メールをお待ちしています。また、当たり番が入りにくい台の特徴とかもコラムのテーマにしてほしいと思いました。・・・(後略)
(宮城県・女性)
ご要望に応えて
ランダムに4つの感想メールを紹介させていただいたが、赤字部分は寄せられたその他多数のメールにも共通する要望であった。 つまり、ホルコンがアクティブにしているグループは比較的容易に見抜けるが、そのグループに属する数台のうちどの台が当たり番(ホルコンが次の当たりを予定している台)なのかわからないという人が目立つ。(ホルコンのグループ構成の見分け方は海殺しXのテキストブック参照) このたびの攻略コラムはそんな「ホルコン族」のニーズを満たすものにしたい。ホルコンに詳しくない方は冒頭のハートマーク付きのコラムを先に読まれると理解しやすいと思う。
重要な台の絞り込み
当たり番の台が空席でなければ、ホルコンがアクティブにしているグループからは必ず近い将来に当たり台が出る。
これを狙ってアクティブグループの台を打つのがいわゆるホルコン攻略であるが、通常、グループは4〜5台で構成されるため、単純計算では自分の打っている台が当たる確率は25パーセント、20パーセントということになる。(実際は台の強さ=サイクル状態やグループ内の台の過去の推移などが絡んでくるため、それほど単純な話ではない。海殺しXに習熟すれば、60パーセント、70パーセントの台がわかるようになる)
アクティブグループがわかる人はデタラメに台選びをしている人よりは遥かに勝ちやすいが、確率上、トータルで勝つことは不可能である。確実に勝つためには、当たり番に選ばれやすい台の特徴を知ることと、アクティブグループを見抜いた後に精密な台の絞り込みをする能力が必要となる。(アクティブになりやすいグループの見抜き方については冒頭のハートマーク付きのコラム参照)
発想の転換
さて、アクティブグループのどの台が当たり番に選ばれるのかということを考える時に最も単純でわかりやすい方法はどの台が当たり番からスキップされるのかという逆の視点からの分析である。ホルコンの仕様上、高確率で当たり番をスキップされやすい(=飛ばされやすい)台を以下に要約する。
当たり番をスキップされやすい台
●直前に単発当たりを出した台
●直前に確変で当たるも2〜3連荘で終わってしまった台
●直前に限度を超えた出玉を獲得した台(高確率でハマリに向かう。それほどハマらずに再び当たるためには、先に同グループの他の台が当たるが必要がある)
●大連(8連以上)荘した台(グループ内の他の台が先に当たれば再び当たって躍進するが、他の台が軒並み不調サイクルに入っていない限り、大連荘した後、1回か2回は他の台に当たり番を譲りやすい)
各台の直近の当たりを見る
「直前に」というのは何分前という意味での直前ではなく、直近の大当たりを指す。前回の当たりが単発に終わった台は好調サイクル(台のサイクル状態に関しては海殺しXのテキストブック参照)の台を除き、連続して当たり番を獲得することが極めて難しい。(確変2〜3連荘も同様) 当たり番の連続獲得とは、最初に当たった台が同グループの他の台の当たりを経由せずに、つまり、グループ内のどの台の当たりも許すことなく、再び初当たりを引くことである。
単発当たり(あるいは、2〜3連荘)で終わってしまった台が時短終了後に同グループの他の台が当たる前に再び当たることは好調台では珍しいことではないが、冴えない台(好調サイクル以外の台・・・通常サイクル、不調サイクル)では滅多に起こらない。但し、例外的に生じるケースは単発当たり(もしくは2〜3連荘)を出した台が時短終了直後に再び当たり、それがまた単発であったり、確変でも2〜3連荘で終わってしまうパターンである。(「時短終了直後の大当たり」とは文字通りの直後、つまり保留玉での当たりや保留玉を消化してから小刻みに発生する1〜3回のリーチで当たってしまう実に早い当たりのこと。ミドルの場合は時短終了後100回転以内で当たる比較的順調な当たりもこれに入る)
時短終了直後にハマらずに当たり、一見して好調のように見えるが、期せずして生じた「もうけもの」のような打ち手を喜ばせる当たりが4連荘未満で終わってしまうのはハマリの入り口となることが多い。
ハマりかけの台に注意
特に単発当たりの時短終了直後に再び単発当たりが発生するパターンは奈落の底に落とされる危険性の高いハマリの前兆である。このような不甲斐ないパフォーマンスが続いた台は当分の間、同グループの他の台の繁栄に貢献する縁の下の力持ちになりやすいため、強いグループではその台が喘ぎ苦しんでいる間に同グループの他の台が2台、3台と次々と当たってしまう。
腹が立つほど当たり番をスキップされた後に再び当たり番に選ばれるチャンスが巡ってくるが、そのような台をホルコンが救済するのは決して「近未来」ではない。
これらの法則を覚え、アクティブグループの中から台選びをする際には選考から除外するのが原則となる。(稀に例外もあるが、そのようなパターンは好調サイクル台でしか生じることがなく、好調サイクル台が不覚にも単発や2〜3連荘を続けて出した後は次の初当たりで多連荘になりやすい。好調サイクル台で単発当たりが何度も続く確率自体が非常に低いため、例外ケースを意図的に狙うべきではない)
干される台とは?
但し、前述の如く、連続して単発当たりや2〜3連荘を出した台はその台が当たった後に同グループの他の台も当たれば、再び当たり番に選ばれることもある。特に二回も三回も当たり番をスキップされた後はさらに当たり番獲得の可能性が高まる。(したがって、不甲斐ないパフォーマンスが何度も続いた台はグループ内の他の台に何度も当たり番を譲った後に打つ)
好調サイクルに入っている台は不覚にも単発当たりや2〜3連荘を出しても、同グループの他の台の当たりを経由せずに、再び当たり番に選ばれることも珍しくないが、それ以外の台は単発当たりや2〜3連荘を出すと高確率でしばらくの間は干されると覚えておこう。特に単発当たりが2〜3回続いた台は高確率で大きくハマる。(海物語シリーズにおいては、海殺しXのテキストブックで解説する裏モードの一つに単発当たりが何度も連続するパターンが存在する。この場合は例外であり、ハマリを挟まずに単発当たりが2連続、3連続どころか時には4連続、5連続と続くこともあるが、最後の単発当たりが終わった後に通常は深いハマリが待ち受けている)
ちなみに、グループ内に直近の当たりが単発であった台が2台ある場合は単発当たりを出した時刻が古い台の方が当たり番抽選で勝ちやすい。(2〜3連荘も同様。要は不甲斐ないパフォーマンスを出したのが遠い過去であるほど当たり番になりやすい)ぱっとしない台同士の当たり番獲得競争にはこのよう法則が作用しやすい。これで台の絞込みがさらに楽になったのではないだろうか。
ハマリ台は敬遠が原則
これらの法則を覚えておけば、消去法でアクティブグループの中に潜む当たり番の台を見抜きやすくなる。付け加えるとすれば、極端なハマリ台は敬遠した方が無難である。死に台はどこまでハマるかわからない。
極端なハマリ台とはミドルでいえば700回転以上の台を指す。まともな台であれば、遅くても大当たり確率の分母の2倍程度の回転数で普通は当たるものである。
その数字をゆうに上回っている台を信用すべきではない。(海殺しXのテキストブックに記載されている「特定回転数」を通過後、サイクル変換が生じぬ限り、当たる見込みは全くない) このような台は同グループの台が一斉に不調サイクルに入ったり、出過ぎた台がひと休みに入っている時に運が良ければ当たることもあるが、同グループにまだ出尽くしていない好調台があったり、長い間、順番待ちをしている遊び台がある時はそれらの台よりも先に当たることは滅多にない。
大穴狙いをする時は
グループ内にハマリ台が二つあり、一方は?600回転代、他方は?1000回転オーバーというような常識の範囲内のハマリ台と泥沼のハマリ台が共存するケースでは、いずれも当たり番になりにくいが、当たるとすれば高確率で長い順番待ちをしている?の方である。長過ぎる順番待ちをしている?ではない。
グループ内に2台のハマリ台がある時、ハマリを抜け出す要件(グループ内の他の台の当たり過ぎ)を満たした後に当たりやすいのは限度を超えた大ハマリ台ではなく普通のハマリ台である。強いグループのはずなのに、今まで好調な進展を見せた台に飽きるほどスーパーリーチが出て当たらないという状況を迎えた時に、このような台(常識の範囲内のハマリ台)は今までの不調が嘘のように当たる。
海物語のハマリ台に多い当たり方
ちなみに、海殺しXの使用に最も適している海物語シリーズでは、このような台がハマリから抜け出して当たる時に一発告知を伴うことが多い。その際に注目すべきは一発告知の鳴るタイミングである。良いパターンの一発告知であれば、その後の爆発が期待できるため、一気に大連荘しなくても、そのような台は迂闊に手放すべきではないが、芳しくからぬパターン(必ずしも悪いとは限らないが・・・)で一発告知が発動した台の深追いは禁物である。詳しくは以下のコラムを参照されたい。
ハマリ打ち専門になるな
どのホールにも1000回転、1500回転といった特大ハマリ台を見つけては好んで打つ人がいるが、そのような台を長時間打つ人の中に勝ち組に入れる人はまずいない。有望なダークホース台とはハマリの大記録を作った台ではなく、ほどほどのハマリ台(ミドルであれば500回転代、600回転代)であることを肝に銘じていただきたい。(特大ハマリの台が爆発するのはグループ内の台が全滅した時のみ)
ハマリ台を打つ時は強いグループの中にあるハマリ台だけに限定して、強いはずなのにグループ内のどの台も一向に当たらない時に打つ。
又、ハマリ台は当たり番になってもすぐには当たらせてもらえないケースが多いことを鑑み、一瞬で勝負が決まるカシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法を用いて攻略することが望ましい。(当たる時は実に呆気なく当たるため、粘るべきかどうかの判断に迷いが生じない)
ハマリ台を長時間打ってはならない。打ってもスーパーリーチもノーマルリーチもほとんど発生しない時、刺激の強い演出や保留予告を搭載している機種で保留変化がコンスタントに発生しない時はしばらく台から離れて別の有望台を打ち、時折、戻ってきて確かめる程度に打つヒット・アンド・アウェイ戦法がハマリ打ちの危険を冒す時の基本的な心得である。
好調台の特徴を覚える
安定をしたプラス収支を目指すのであれば、大穴狙いをメインの戦略にすべきではない。まだ出尽くしていない好調台を狙った方が堅実である。ミドルの場合、強いグループの強い台の標準的な出玉量は2万発前後である。連荘数から獲得出玉は容易に推定できる。
自分が好んで打つ機種の好調台特有の挙動を覚え、さりげなく周囲の観察をして、強いグループに属しているまだまだ行ける好調サイクル突入中の台を弱気な人が捨てた一瞬の隙を見逃さず、要領良くその台に座る俊敏性もパチンコの攻略には求められる。各機種に共通する好調台の特徴として滅多に発生しないプレミアム演出がある。プレミアム演出で当たる台は好調サイクル濃厚と覚えておこう。
なお、海物語シリーズの好調台特有の挙動については、カシオペア攻略術のテキストブックに記述しているが、私が執筆する一連のコラムにおいても部分的に公開している。(例・ぶるぶるチャンス、ウリンチャンス、ぽいぽいチャンス、レッツマンボーのような特殊なリーチが確変中もしくは時短中に発生して当たる台はその時点において好調サイクル濃厚。但し、通常時にこれらの特殊当たりで当たる台の大半は伸びないので要注意!)
好調台はすぐにまた当たる
好調台は最初の初当たりが冴えないパフォーマンスで終わっても、ハマリを経ずに二度目の初当たりが発生して、その後はゴールまで順調に辿りつけることが多い。
たとえば、最初の初当たりが4連荘で終わった台が時短終了後、100回転も回さないうちに当たり、今度は10連荘するとか2度目の初当たりが単発でも時短終了後、すぐに当たって7連荘するというように、好調な推移にも数々のパターンがあるが、最終的には無事にゴールイン(2万発前後の獲得)してしまうところが強いグループの強い台の特徴である。
但し、弱いグループの中にある好調台には多少のハマリがつきものである。又、ホルコンがそのグループを見放している間に回し過ぎると、海殺しXのテキストブックで解説する「特定回転数」でサイクル転落を招きやすい。
これこそが7〜8連荘した台(間違いなく好調サイクル)が次の初当たりに恵まれず、500回転、600回転とハマってしまう不可思議な現象の背景である。グループの強弱を無視して、好調台の挙動だけを頼りに攻略を試みる初心者が最初に嵌る罠がこれである。
未完の好調台を狙う
強いグループの強い台は当たり番のスキップを食らっても、グループ内の当たり番の台が当たりさえすれば、すぐに当たり番に復帰しやすい。
?先に当たった台の大当たりラウンド中、?先に当たった台の連荘中、?先に当たった台の連荘終了後と3つの攻略ポイントがあるため、それさえわかっていれば、簡単に当てることができる。ホルコンの知識がほんの少しだけある素人がお座り一発で当たりやすいのは?のタイミングである。
未完の好調台であったために、打った途端に当たってしまうという僥倖である。ホルコンマニアも少し腕を上げると、ホルコン攻略の基本である?のタイミングで狙いを定めた台を打つようになる。 つまり、当たった台を見つけるや否やすぐに同グループの台を打ちたがる単調なホルコン攻略しか知らない人が打った台がたまたまゴールに達していない
ホルコン攻略の欠陥を補う
しかし、リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)は?のタイミングでも当てることができる。前出の危険領域速攻法とウルトラ速攻法という必殺技を持つからである。
?の期間はただでさえ長い。先に当たった台が多連荘してしまった場合、その台の連荘終了までにミドルの場合はかなりの時間がかかる。その最中にずっと打ち続けていては、お金が減る一方である。打てば打つほど連荘中の台が当たってしまう。ここにホルコンマニアの最大の欠点がある。?の期間中は打たなければよいのであるが、じれったい上にずっと待っている時間がもったいない。パチンコの攻略は時間との勝負なのである。
しかし、?の期間中にも例外的に連荘中の台が当たらず、同グループの他の台に当たり番が移りやすい瞬間が訪れる。これをピンポイントで狙い撃つのがリヴィエラ秘伝のカシオペア攻略術とウルトラ速攻法なのである。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照) この技の有無でトータル収支に雲泥の差が生じる。
まとめ
当たり番スキップの法則を中心にあらゆる機種に共通するホルコン攻略の手順を記した。最後に要点をまとめてみる。
●強いグループに照準を絞る。
●消去法で当たり番のスキップされやすい台を見抜く
●数台で構成される1グループの中から当たり番スキップになりがちな台を除外して台の選定を行う。
●ゴールに達していない好調台が取れる時は迷わずに取る。
●好調台が限度を超えた大連荘をした後や好調台に当たり番が偏りすぎた後は極端なハマリではない遊び台を選ぶ。
●自分の台が当たり番をスキップされ、同グループの台が当たった場合は、危険領域速攻法、ウルトラ速攻法狙いにシフトする。
●強いグループの好調台も遊び台もなかなか当たらない時だけ大穴狙いでハマリ台をヒット・アンド・アウェイ戦法で打ってみる。
Merry Christmas!
コロナ禍の中、二度目のクリスマスが近づいた。絶望的な状況の中でも人々は束の間の安らぎを見出そうとしている。人は生きていること自体が「恵み」であることを知らねばなるまい。我々の「限りある命」は刻一刻とその終焉に向かって突き進んでいる。
未来の幸福、未来の安定が確約されていなくても、我々は神に与えられた「今」を大切に生き抜き、今も命をつなぎとめていることを喜び、幸せ探しの旅を続けなければならない。
夢の翼、最強攻略法・海殺しXが皆様に幸福を呼び込むトリガーの役割を果たせれば、開発者として本懐を遂げたことになる。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
関連コラム:
<当倶楽部紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
<大海物語5特集>
<人気コラム>
<アクセス急上昇>
<ホルコン特集>
★実に不思議な収入補填
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購入者に大好評
最強攻略法・海殺しXは海物語シリーズに限らずパチンコ各機種に応用可能な総合攻略ノウハウですが、その中でもユーザーの間で非常に評価が高い戦術は「ウルトラ速攻法」と呼ばれるスーパーテクニックです。
海殺しXを購入された方から頂戴するご質問のメールもウルトラ速攻法に関するものはカシオペア攻略術に次いで多く、ユーザーの関心の高さを物語っています。
投資の上限は千円
ウルトラ速攻法は一回の投資が500円から1500円(4パチの場合)となっていますが、よほどのことがない限り、1500円の投資はお勧めしません。
当たる時は実に呆気なく当たってしまうからです。換言すれば、千円で当たりが来ない時は自分の台がホルコン(ホールコンピュータ)に選ばれた当たり番(次の当たりを予定している台)ではないと考えるべきです。
情報通の方は先刻ご承知のように、現代のパチンコはホルコン制御されており、どのホールも例外なく数台で一つのグループを構成するシステムになっています。(ホルコンのグループ構成の見分け方とそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
ホルコンがはじめに当選グループを決定して、次にそのグループの中から一台を強制的に大当たりさせる仕組みがあります。詳細につきましては下記のコラムをご高覧下さい。
追加投資が必要な時
さて、ウルトラ速攻法にトライして千円で当たらず、さらに500円の追加投資が必要な例外的なケースは、千円(20回転前後)の投資でスーパーリーチが2回来た時などです。ノーマルリーチが頻出する時も同様です。
データ上、その後、ほどなくして決め手のスーパーリーチが来て当たることが少なくないからです。
但し、【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの【パチンコ攻略】(註・タイトルには「海物語」とあるがパチンコ全機種に共通する攻略情報)で解説する悪いパターンの場合は千円でストップすべきです。
ウルトラ速攻法の主役
ウルトラ速攻法にはAからDの4つのバージョンがありますが、最もポピュラーで使用チャンスが多いのはウルトラ速攻法Aです。通常、単にウルトラ速攻法と言えば、ウルトラ速攻法Aを指します。
私どもは勝つためにはどんな忍耐も厭わないという人に、「本当にその根性があるのならば、ホールに入っても一切プレーをせずに観察に徹し、カシオペア攻略術の危険領域速攻法とウルトラ速攻法Aの使用チャンスが訪れた時だけ千円の予算で勝負をしてみて下さい」と提案しています。
成功率
ホールにもよりますが、ウルトラ速攻法の達人でも成功率は3割台です。「こんなに低いのか!」と怒らないで下さい
一回のトライに費やす投資が500円か1000円です。野球の3割打者が多額の年棒を稼ぐように、ウルトラ速攻法の成功率が3割台の達人も(野球のトップ選手には足元にも及びませんが)相当な荒稼ぎが可能ということになります。
成功率というのはトータル計算をした時の値です。
リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の中には「自分のウルトラ速攻法の成功率は5割以上だ!」と豪語している人もいるでようですが、人間は都合の悪いことを忘れやすいようにできており、そういうラッキーな日があっても、時には4回も5回続けて失敗する日もあるはずですので、五割の成功率というのはなかなか実現しないものです。
トータルして3割以上(欲を言えば4割)の成功率であれば、十分に評価に値します。
期待度の違い
では、成功率3割台の人と2割台の人の違いは何かと申しますと、それはチャンスが到来しても期待度が低い時に敢えて勝負に出ずにチャンスを見送るか、「投資額はたかが知れている」と割り切って、果敢に勝負に出るかの違いです。
海殺しXもプロ級の使い手になりますと、経験から「今は大チャンス」、「今は小チャンス」というように成功率まで読めるようになります。
堅実を目指すのであれば、成功率重視が一番です。しかし、チャンスを見送ったために、テキストにある観察基準台(※海殺しXのテキストブック参照)の爆発が止まらなくなることもあります。(観察基準台が絶好調の好調サイクル台の場合はウルトラ速攻法でグループ内の他の台が割り込み当たりをすると逆に勢いを増します)
こればかりはどうすることもできません。「自分が勝負に出ていれば、自分の台が当たってから爆発に転じ、観察基準台の勢いを止めることができたかもしれない」という悔恨が残ります。野球にたとえればホームランが狙える玉を打たずに見送り三振といったところでしょうか。
しかし、海殺しXの開発者である私もその判断(敬遠か勝負か)にはいまだに迷うことがあります。こういう時は勝負に出て、こういう時は敬遠するという絶対法則が成り立たないからです。
その日の稼ぎで決断を
私はその日のそれまでの収支によって判断するようにしています。
「ここで勝負に出なければ、今日はまともな稼ぎにならない」と思えば積極的に勝負に挑みますし、「今日はすでに爆発していて、収益が5万円以上もある。わざわざ危ない橋を渡る必要はない」と考えてケチに徹することもあります。(逆に勝っている時ほど心のゆとりから積極果敢に勝負に出る人もいるでしょうが・・・)
資産家が無駄なものには一円のお金も使わないのと同様に、パチプロもシビアな考え方をします。
ホルコンが結び合わせたグループ内にどのような当たり番のキャッチボールが行われているかということを観察することによって、ウルトラ速攻法の成功率はある程度読めます。
初回は失敗しても2回目か3回目に成功すればよいのです。何度も単発で当たらない限り、小額投資で確実に稼げます。
時には、シビアになりすぎて勝負を見送り、馬鹿を見ることもあります。ここに運が介入する要素があります。
ウルトラ速攻法を使用するチャンスが到来した時にトライするか否かの判断を瞬時に下せる力が身につけば、一ヶ月パチンコを打って一般労働者の月収を稼ぎ出すことはいともたやすいことです。
興奮を抑え切れぬ瞬間
ちなみに、ウルトラ速攻法が最も成功しやすい状況は観察基準台の当たりがカシオペア攻略術で解説する危険領域に入った時です。これは「危険領域速攻法」との複合技です。
観察基準台がウルトラ速攻法Aの使用要件を満たす当たり方をして、かつ危険領域に入った時、グループ内の台が満席ならば、80パーセント近くの超高確率でグループ内の台がただちに当たります。
この秘密を何も知らずに打っていて当たった客は無意識のうちにウルトラ速攻法を成功させていることになります。
観察基準台が危険領域に入った時にウルトラ速攻法を仕掛ける時、私はいまだに興奮を抑え切れず不覚にもハンドルを握る手が震えてしまうことがあります。
なにしろ危険領域速攻法+ウルトラ速攻法の超高確率ですから自分の台選びの目に狂いがなければ1〜2分以内に当たるわけです。
自分の選んだ台が海殺しXの教える爆発潜在性の高い台であればそのまま爆発して「本日は楽勝にて一丁上がり!」となることを夢見る自分がいつもいます。
そして、無事に当たった時にようやく胸の動悸が鎮まります。しかし、その当たりが単発や数連荘程度で終わってしまった時はひどく落ち込みます。
よくよく考えればかなり贅沢な悩みです。500円、千円が一瞬にして数千円(単発)、2万円前後(数連荘)に化けるのです。それで十分に満足すべきなのでしょうが、慣れてきますと「なんだ今回はこんなものか!」と腹立たしい気持ちになるから不思議です。
豊かな副収入を
ウルトラ速攻法は当倶楽部が否定するセット打法とは異なり、台に何かを仕掛けるのではなく、どのような瞬間に台が当たるのかという研究の末に生まれた攻略ノウハウです。
戦略を一切持たず、何も考えずにデタラメにパチンコを打っている人は永遠にパチンコ勝ち組には入れません。
パチンコは当たる時はわりと簡単に当たりますが、当たらない時はいくらお金を使っても当たりません。この無駄を省かぬ限り、パチンコの負けは家計を圧迫するものとなります。
海殺しXは徹底した分析と検証を通じて誕生した論理的な攻略ノウハウです。カシオペア攻略術と並ぶ海殺しXの看板戦術、ウルトラ速攻法を武器に豊かな副収入を手にして下さい。
なお、カシオペア攻略術について詳しい知りたい方はカシオペア攻略術FAQをご参照下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
P.S. このコラムは2013年9月2日に発表したものを改題、加筆したものです。
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<当倶楽部紹介>
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海殺しXはもはや文明である・・・
]]>★海物語シリーズの最大の見せ場、最高の演出である「魚群」がハズれた時はやめるべきなのか? 通常時、確変時、時短中の魚群外れの背景にあるものを解説し、後半では魚群外れを利用した攻略ノウハウに言及する・・・
攻略雑学
見事な処世術
不滅の人気
よくある質問
入門したてのリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)からよくいただくご質問の一つに魚群で当たらなかった時の判断に関するものがある。
海殺しXという名の総合攻略ノウハウを使用するようになると、魚群を見る頻度が否応なしに高まる。
それで無事に当たれば少額投資による勝ち逃げで楽勝ということになりやすい。(あまりにも呆気なくて妙味に欠けるが・・・)
しかし、台選びの眼力が十分に養われていない海殺しXの初心者ユーザーは、外れの魚群にも頻繁に遭遇することになる。
必然的に「魚群を外した台で粘るべきなのか、それともその台を潔く捨てるべきなのか?」という迷いが心に生じる。
一般論としては「魚群が外れても大当たり確率は変わらない。当たるかどうかは玉がチャッカーを通過するたびに毎回行われる抽選の結果にすぎず、この抽選は今までの出来事の影響を受けない」とされているが、これを鵜呑みにする人はすでに罠にはまっている。(実機を購入して自宅で実験を繰り返せば、いわゆる「完全確率論」通りの結論に落ち着くが、ホールには例外なくホルコンというものが存在する。ホルコンを利用した攻略法は海殺しXのテキストブックにて詳述)
又、「単なるハズレ(リーチ以外の出目)もリーチ後のハズレも強力なスーパーリーチ後のハズレも同じ意味しか持たない」と考える完全確率論者は、数学には長じても決してパチンコの攻略で道を究めることはできない。「ハズレ魚群の演出はどのような台に発生する現象なのか?」という機種内部に搭載されたプログラム面から見た考察が完全に欠落しているからである。
今回はこれをテーマに久々の攻略コラムを執筆する。
魚群外れを大別すれば
魚群の外れは(1)通常時、(2)確変中、(3)時短中に分類することができる。
質問者の大半は通常時の魚群外れについて質問してくるが、本稿では読者諸兄により専門的な攻略知識を身につけていただくために、確変・時短中の魚群外れの意味やその後にとるべき行動も含めて解説する。
(1)通常時の魚群はずれ
最重要項目
3つ分類の中で最も深刻なのは言わずもがな通常時における魚群ハズレである。
その後、約60回転以内になんらかの形で当たらない限り、ミドルの場合は深いハマリに陥りやすい。
甘デジ(遊パチ)でも通常時の魚群を外した台はその後の約20回転以内になんらかの形で当たらなければ、ラッキーなケースでも魚群を外した時点から100回転は回さないと当たらないことが多い。
泥沼のハマリへの入り口としての魚群の失敗は頻繁に発生するので、見極めの力が問われることになる。
数回転は様子見を
通常時の魚群が外れてまずやらなければならないことは、数回転は回すことである。魚群が外れた時点で保留玉が幾つか残っていても「保留以外に数回転」である。
のんびりと保留を消化してから数回転させるのではなく、魚群が走っている最中もハンドルから手を離さずに打ち続けなければならない。
何故ならば、ホルコンが次に当たりを予定している台には大当たり信号が流れる一瞬のタイミングというものがあり、その間は外れを含むスーパーリーチが多発して、スーパーリーチが複数回(普通は2〜3回)発生して、最後のスーパーリーチで当たるパターンがあるからである。(このタイミングを逃せば、再び信号が流れるまでに数分間のブランクがあるため、迂闊に台移動をして当たる台を手放してしまうミスを犯しやすい。スーパーリーチがショートスパンで多発して当たらなかったことを確認した後はその台を捨ててよし)
このパターンの当たり方の場合、海物語シリーズであれば、通常は魚群を伴わないスーパーリーチが出た直後に魚群入りのスーパーリーチが出て当たるが、魚群入りのスーパーリーチが「前座」を務めて、魚群なしのスーパーリーチやノーマルリーチが主役を演じることも稀にある。
スーパー海物語IN沖縄5など沖海シリーズでは、魚群外れの直後に魚群なしのスーパーリーチが発生して、「盛り上がり」(リーチのランクアップ)ではなく「盛り下がり」(リーチのランクダウン)という海物語シリーズの悪いパターンになったように見せかけて、それが突確当たりになって打ち手を驚かせるという演出も見られる。
又、初代海物語の時代から受け継いでいる魚群外れの直後に再度の魚群が発生するという心憎い演出も健在である。
したがって、滅多にない現象とはいえども、その後の数回転は目を離せない。
取りこぼしを減らせ
魚群外れの直後に当たるとすれば、その大半は数回転以内である。大事を取るのであれば、10回転ほど回せばよい。これで取りこぼしを8割以上は回避できる。
最悪のケースは魚群の外れに腹を立てて台を捨てた直後に別の客にその台を取られてすぐに当たりを許してしまうこと(取りこぼし)である。
魚群外れの直後に無事に当たる台は芳しくないパフォーマンスで終わりやすいが、海物語シリーズは常に約7割が法則通りの展開、約3割が法則破り(法則とは逆の進展)の展開となるため、万一、魚群の失敗直後に当たった台が法則破りのパターンになれば爆発する可能性もある。
悔やんでも悔やみ切れない失敗を防ぐために、もったいないようでも魚群外れ後の数回転もしくは10回転は「税金」であると思って、回していただきたい。
「慰め」も「安心」も余計なお世話
通常、魚群外れの直後に当たるパターンは単発当たりであったり、確変当たりでも連荘数が伸びないことが多い。
打ち手を慰めたり、安心させる演出で当たった台の大半が伸びないのは海物語シリーズに共通する特徴の一つである。
たとえば、通常時にダブルリーチ(クロスリーチ)から魚群が出現すれば、当たるか当たらないかわからない不安と当たるとしても偶数図柄で当たってしまう不安が打ち手を襲う。
このタイミングで(リーチになった後に)確変確定の一発告知(ロング)が鳴れば誰もがほっとするが、海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学で解説しているように、リーチ後の一発告知発動は必ずしも歓迎できないパターンである。(これも慰めの一種)
通常時に好調台(=好調サイクル台)が一発告知で当たるとすれば、画面の変動が始まり、リーチになる前に一発告知が鳴ることが多いからである。(爆発する台でも連荘の終盤にはリーチ後の一発告知が発生しやすいが・・・)
魚群が外れてがっかりした後のお詫び当たりは「慰め」の演出の一つである。「安心」の演出とは違うが、ジャンルとしては同じであり、七割方は伸びない。
しかし、前述の如く海物語シリーズには常に3割の例外パターンが用意されているため、取りこぼしには十分に気をつけなければならない。
取りこぼした台が単発当たりや2〜3連荘であれば諦めもつくが、それが爆発してしまった場合、その日の晩はなかなか眠れない。
上記のコラムは海物語シリーズを攻略するための教科書の一つである。まだお読みになられていない方はこの機会に一発告知の法則を学んでいただきたい。
魚に負けぬ学習を
ちなみに、魚群のことを英語ではschool of fish(魚の学校)と言う。
オランダ語のschole(群れ)が英語のschoolに転じたという説もあるが、専門用語でもない単純な言葉に外来語を借用しなければならない理由は見当たらない。
魚は群れを成して行動する時に海で生き抜くための様々な知恵を身につける。機知に富んだ動物学者が使い始めた言葉かもしれない。
魚ですらサバイバルのためには学習をする。パチンコ店も食うか食われるかのサバイバルの戦場である。確実に勝つためには地道な学習が不可欠であるが、99パーセントのパチンコファンは何も学ぼうとしない。
山勘だけを頼りにパチンコを打ち、勝った、負けたを繰り返しながら徐々に財産をすり減らしていくだけのパチンコは健全な趣味とは言い難い。
勝つために相応の努力をして、トータルで勝てるようになった時にパチンコは副収入を得るための手段と化す。これを実現するためにリヴィエラスクールで十分に学んでいただきたい。
魚群外れ後の台の行方
さて、これこそが読者諸兄の興味の的と思われる。通常時の魚群を外した直後になんらかの形で当たらなかった台はその後、どうなるのか?
これにも法則があり、七割方は当分の間はハマる。平均的な台であれば次の魚群まで(早くても)ミドルであれば約300回転、ライトミドルであれば約200回転、甘デジであれば約100回転は待たされることになる。
稀にそれより前に再度の魚群が出ることもある。このレアケースでは、前回の失敗魚群とは違った演出を伴うことが多い。(二度目の魚群はビッグバイブ、炎目、チャンス目連続、一発告知、レッツマンボウなどが伴って無事に当たるパターン)
逆に言えば、最初の失敗魚群が豪華演出を伴っていれば、それを外した罪は大きく、その台は高確率で深いハマリに向かいやすい。ここにも海物語シリーズのやめ時のヒントが隠されている。
通常時の魚群で当たらない台は魚群外れの直後に当たらない限り、次の魚群にはなかなかお目にかかれない。
そのまま打ち続けて運良くハマらずに当たる場合は突確もしくは一発告知を伴う当たりでない限り、特殊なリーチ(レッツマンボー、レッツシーサー、ウリンチャンス、ぶるぶるチャンス等)もしくは特殊な演出(ぶるぶるチェンジ等)による当たりがその大半を占める。ノーマルリーチ(走りを含む)で当たることもある。
しかし、他のコラムでも再三に渡って述べているように、通常時に特殊な当たり方をする台はパターンを問わず高確率で多連荘しないため、魚群外し後にハマらずに当たり、かつ連荘数の伸びを目論むとすれば、前出の一発告知のコラムで解説する良いパターン(リーチになる前に一発告知が鳴る)で当たるか突確からの多連荘に期待するしかない。(ちなみに、突確から多連荘するケースと線香花火程度の当たりで終わってしまうケースは半々。台のサイクル状態や台の属するホルコングループの強さに左右される。サイクル及びサイクル変換の秘密に関しては最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)
総合的に分析すれば、魚群が外れた台がその後にハマリを経ずに爆発するケースは非常に少ない。したがって、空き台に有望な台がない時を除いて、ミドルの場合は魚群を外した台でいつまでも粘るべきではない。
しかし、甘デジの場合は少し事情が違ってくる。甘デジは魚群を外した直後に当たらない台でも魚群外れから約100回転ほど経過した後に再び当たるチャンスが巡ってくるため、その台の属するホルコングループの力が強大であれば下手に台移動をしない方がよいケースもある。
このあたりの判断力がプロとアマの差を生み出す。
(2)確変中の魚群のはずれ
次に確変中の魚群はずれについて考察する。確変ループタイプ(確変状態に入りさえすれば次の当たりが保証されているスペック)の場合はミドル、ライトミドル、甘デジを問わず、サイクル状態の良い台であれば、当たれば確変確定の確変中の魚群を外しても次の当たりで連荘がストップしてしまうことは少ない。(仮に連荘終了となってしまっても時短中に当たりの引き戻しが期待できる)
そのような意味において、通常時の魚群外れほど悲観することはないが、魚群外れのパターンに注意が必要となる。
シングルリーチで奇数図柄の魚群や1と9の確変ダブルリーチで魚群を外した場合、その台はピンチを迎えていると解釈してよい。
無事に次の当たりで確変が継続した場合は不安も杞憂に終わるが、悪い台によく見られる確変中の魚群外し→連荘終了となってしまった場合はその時点で半分諦めるべきである。
3連荘後の600回転ハマリなどはこのような台で頻繁に発生するからである。(2連荘目が奇数図柄のシングルリーチでそれを当て、幸先の良い出だしに爆発の予感が漂う中、次の当たりで撃沈してしまうようなケース)
すでに6〜8連荘している台で体力値(リヴィエラ用語)にまだ余裕のある好調台であれば、確変中の魚群外れ→連荘終了→時短中の当たりなしという展開になっても、時短終了後にそれほどハマらず復活の初当たりが来ることも期待できるが、その可能性は半々と見てよい。(多連荘、大連荘をした台の進路はスムーズに再度の初当たりを引いて躍進を続けるかハマリに向かうかの二択であることが多い)
好調台が突然、失速する前に見られる現象というものがある。
時短終了直後にスーパーリーチが早い段階で3回も4回も出ていずれも当たらないとか魚群やビッグバイブといった信頼度の高いスーパーリーチが外れるという現象である。
これが最初のやめ時となる。確変中の魚群が外れて(ひどい場合は時短中にも魚群が外れて)時短終了直後にも当たりが期待できる高信頼度のスーパーリーチで当たらないというような不愉快なことが二度も三度も連続する台はそれまでのパフォーマンスが良好であっても(連荘数が多くても、好調台特有の挙動=カシオペア攻略術にて詳述=を示していても)すでにサイクル状態が落ちていると看做すべきである。
5〜6連荘した台が持ち玉を使い果たした頃にやっと当たって再び5〜6連荘することが頻繁にあるが、これは良い遊び台特有の現象であり、真の好調台ではない。
このような台での長時間プレーは時間の浪費になる。偽好調台を素早く見破ることもプロを目指す人には必須のスキルである。
(3)時短中の魚群はずれ
最後に時短中の魚群外れについて考察する。これには様々なパターンがあるため、プロでも判断に苦慮することが多い。
基本的な攻略知識のおさらいから始めるが、バリエーション豊かなスーパーリーチが次々と発生した後、当たるとすればそれが「決め手」となるはずの魚群を外してしまう台は高確率で将来性がない。
徐々に盛り上がり、決め手級のスーパーリーチ(魚群に限らず、ビッグバイブやチャンス目の3回連続など興奮する演出を伴うもの)が出て当たらない台の大半は良い台ではない。
稀に決め手級のスーパーリーチが外れた後に別の種類の決め手級のスーパーリーチで当たる台もある。
たとえば、通常の魚群スーパーリーチが外れてからすぐに今度はビッグバイブ付きの魚群で当たるというようなケースもあるが、既述の如く、「非確率変動時」に打ち手をひやっとさせた後に慰めるパターンは遊び台に多い。(確変中は好調台にもショッキングな出来事が起こりやすいが、好調台ならばその後も無事に連荘が続くことが多い)
例外現象が発生してそのような台が快進撃すれば言うことなしであるが、大抵の場合、そのような台はその後の活躍が見込めないので、このような台を過信することは避けよう。
又、時短中に魚群の外れがあった場合、確変プレーの終わる直前にも魚群の外れがあったかどうかということも重要な判断材料となる。
それまで明らかに好調台の挙動を示していた台や十分に持ち玉を増やした台が連荘中に魚群を外したことがあったとしても、それが時短に入る直前、すなわち、最後の確変プレー中の魚群外れでなければ、時短中に再度の魚群外れがあっても、まだ期待は持てる。
悪い台の特徴である確変中の魚群外れ→連荘終了という流れから時短中にも魚群の外れが生じた場合は、その台が高確率で悪い台であるという証明にもなるため、そのような台でいつまでも粘るのは危険行為となる。
一方、「好調台によく見られる時短中の魚群外れ」は、それまでにスーパーリーチがそれほど出ていないにもかかわらず突然、魚群が出て外れるパターンである。
通常時でもスーパーリーチをあまり出していない台に急に魚群が走れば、その後に一発告知でも発動しない限り大抵は外れるが、それは時短中も同じであり、好調サイクルに入っている台(※サイクルに関する詳細は海殺しXのテキストブック参照)でもそのような魚群は当たりにくい。(逆に、幾つかのスーパーリーチが出た後に決め手として出現する魚群を好調台が外すことは滅多にない)
そもそもスーパーリーチがほとんど出ない状態というのはホルコンがその台の属するグループ(ユニット)から逃げていることを示す現象である。
この場合、魚群の外れが生じた台と同じグループに属する他の台が当たることはない。
時短中も含めて非確変状態における魚群の外れ、もしくは魚群に準ずる高信頼度のスーパーリーチ(ウリンチャンス等)の外れの後に同グループの他の台がほどなくして当たるかどうかは要注目である。
何故ならば、それによって自分の台の凡その実力(ロムの強さ=サイクル状態)が識別できるからである。
海物語シリーズに限らず、どの機種でも好調台が高信頼度のスーパーリーチを外す時はホルコンがその台の属するグループをアクティブ(当選状態)にしていない時が多い。
それとは対照的に通常サイクル台(いわゆる遊び台)、不調サイクル台(いわゆるハマリ台)が魚群もしくはそれに準ずる高信頼度のスーパーリーチ(海物語以外の機種であれば、それぞれの機種の最大の売りとも言える高信頼度SPリーチ)を外した場合は、その直後に同グループの他の台が当たる。(スーパーリーチのオンパレードが発生した後に魚群を外した場合は、ほどなくして同グループの別の台が高確率で当たる・・・最後に紹介するメール参照)
ホルコンがグループをアクティブにしているにもかかわらず、好調サイクル台が不覚にも当たり番(=ホルコンが次に当たりを予定している台)に選ばれなかった時は、「好調台なのにこんなにスーパーリーチが出ても当たらないのは何故?」と訝しく思っているとグループ内の他の台が当たり、「こういうことだったのか」とすぐにその謎が解ける。
好調サイクルをキープしているにもかかわらず、「魚群が外れる」、あるいは、「魚群級のスーパーリーチが外れる」という現象はグループ内に複数の好調サイクル台が存在する時にも発生するが、基本的にホルコンがグループをアクティブにしていない時に最も発生しやすいと覚えておこう。(好調サイクルに入っていない台の通常時の魚群外れは当たり番でなければいつでも起こり得る)
話を元に戻す。
今まで好調であった台が時短中に数回のスーパーリーチを出した後、決め手として出現した魚群を外してしまった場合はその時点でサイクル転落している可能性が高いが、時短中にほとんどスーパーリーチが発生していないにもかかわらず、突然、魚群が走って外れた場合は時短終了後の早い段階(ミドルであれば時短が終了してから約100回転以内、ライトミドルであれば約70回転以内、甘デジであれば約30回転以内)に再び勝機が訪れる。
この時にホルコンがグループから逃げていれば、再度の初当たりはお預けとなるが、強いグループの場合はすぐにホルコンが戻ってくるため(再びグループがアクティブになりやすいため)、好調台はいともたやすく多連荘の数珠連に発展しやすい。
当倶楽部が門下生の皆様に口酸っぱく「強いグループの台で打て」と教えるのはそれ故である。(復習となるが、強いグループの定義は短時間内に複数台=理想的には3台以上=が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて多連荘=4連以上=が中心のグループ)
「魚群失敗」攻略法?
最後に新人門下生、D.Yさん(男性)から頂戴したメールを紹介したい。D.Yさんは他の客の魚群外しを利用して「仕事」にとりかかる。
D.Yさんは「オリジナル技」と称しているが、リヴィエラ門下生の皆様の間ではかなり一般的な攻略ノウハウであろう。(むしろ強いグループの台のみを観察の対象にするという点にオリジナル性が見出せよう)それを念頭に置いてお読みいただきたい。(以下、お名前のみイニシャル表記に変えて抜粋)
佐々木様
Yです。お変わりございませんか。私はあい変わらず海物語、特に沖縄5を標的にして攻略の日々を送っているところであります。佐々木様に徹底的に教わった成果が早くも出てきました。
強いユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループ)の識別ができるようになってから負けることがほぼなくなりました。さらにオリジナル技もできましたので、今回はその報告をさせていただきたいと思います。
パチンコの攻略にも慣れて来ると、両隣の台はもちろん、近隣台のスーパーリーチにも気づくようになります。後ろの方にある台も音でわかります。観察していて改めて気づいたことがあります。それは「魚群の信頼度というものはそれほど高くない」ということです。・・・(中略)
経験上、魚群がスカされると、同じユニットからすぐに当たり台が出ます。私は他人の魚群の失敗を発見後、即座に同じユニットの空き台に移って打ち始めます。実に単純な攻略ですが、一日に何度も成功することがあり、一回の当たりにかかるコストは500円、1000円のレベルですので、「ウルトラ速攻法」(筆者註・海殺しXのエース級攻略技)や「危険領域速攻法」(筆者註・カシオペア攻略術の必殺技)とほとんど変わらず、一度味をしめると病みつきになります。
ユニット内に多数の空台がある時は海殺し的な選び方をします。作戦が不発に終わる時は自分の選んだ台にも魚群の失敗が生じることがしばしばあります。狙い通りに当たった場合、爆発潜在性(筆者註・海殺しXのテキストブックにて詳述)等を吟味して海殺しの台選びをしていますので大爆発することもよくあります。・・・(中略)
今のところ、ほとんど打たずにこの作戦を繰り返すだけでかなりの利益が出ておりますので、しばらくこの作戦を続けようと思います。
付け足しですが、他人の魚群の失敗を発見しなくても、連続スーパーリーチやスーパーリーチの頻発でもこの作戦は十分に通用するようです。どこかの台で10回転中に3回もスーパーがかかったというような事象を目撃後、その台の同じユニットの台に移るだけですから本当に簡単です。
ただし、連続スーパーリーチにしても、スーパーリーチの短期間での頻出にしても、こういうことが起こる台のほとんどは強いユニットに所属しています。強さベストスリーのユニットの台を集中的に観察すると攻略の効率が良いようです。最近は私も要領を得てきた感があり、強いユニットの空台で体力値に恵まれた台や爆発潜在性の見地で爆発候補台を予め確保しておき、その台と同じユニットを組む別の台の動きをさりげなく観察しています。
私の行きつけのホールでは、割と頻繁にMV(筆者註・リヴィエラ用語)がありますので、MV時だけ機敏な行動をとるだけで簡単に勝てます。基礎的なノウハウをご伝授いただいた貴会には心から感謝しております。今後、いったいどのくらいまで稼げるのかということだけが今の関心事です。パチンコそのものは仕組みがわかってから急につまらなくなってしまいました。ホームページにあった予言が的中してしまったようです。・・・(中略)
ところで、質問を受け付けていただけますでしょうか?
私はこの単純明快な攻略方法で今後も稼ごうと思っているのですが、ホールによっては私が好きなスーパー海物語IN沖縄5や大海物語4ブラックやジャパン金富士等、海物語系が一列の中に混じり合っていて、もう一列が非・海物語の機種になっています。ホルコンのパターンは同じみたいなのですが、このホールでも通用するでしょうか。
つまり、海物語系で魚群をはずした台を基準に同じユニットの海以外の機種を打つ作戦は?・・・(中略)
今後のコラムを待ち焦がれます。パチンコを普通に打つことにかつてのような面白味がなくなってしまった今、「パチンコ攻略道」という別の趣味が生まれました。先輩諸氏の攻略スキルに学びたいと熱願するしだいです。Y.D
Y.Dさんへ
素晴らしいレポートを有難うございました。 魚群外し台を基準にした攻略は古くからリヴィエラ門下生の間で流行していますので、「オリジナル技」とまでは言えませんが、これで確実に勝てているのですから胸を張って下さい。貴兄はすでにプロ入り寸前の実力を備えておられます。
ご質問への回答ですが、魚群外し台と同じグループの中にある海以外の機種を打つ作戦は十分に成立します。ホルコン攻略は機種を全く問わないからです。
他機種の高信頼度SPも利用
門下生の中にはこの逆の攻略を得意とされている人もいる。
海物語シリーズと海以外の機種が混成してグループを構成するホールで、海以外の機種の高信頼度スーパーリーチ(ヴォイス予告、カットイン、ヤクモノ発動など無数のパターンがある)を外した台を発見するや
否や、その台と同じグループの海物語シリーズの台を急いで打ち、お座り一発の当たりを獲得しまくる頼もしい女性門下生がいる。
彼女は海殺しXを購入される前に海物語を打ったことが一切なかったという。
しかし、海以外の機種は経験豊富であった。そのため、様々な機種のリーチの種類に通暁していて、「この強烈なスーパーリーチを外すということはグループ内に当たり番の台があるはずだ」とすぐに察知することができる。
究極のところ、この初心者向きのシンプルな攻略ノウハウは、海物語シリーズの魚群に限らず、各機種が売りとするスーパーリーチ、具体的には「これで当たらなければおかしい」という超スーパーリーチの存在を知っているだけで事足りるのである。
論理を究めたい方はすぐ下にある関連コラムも併せてお読みいただきたい。
海物語シリーズ以外の機種も攻略されたい方は、パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)にも必ず目を通していただきたい。全機種に共通する極めて重要な攻略情報を網羅している。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
関連コラム:
<当倶楽部紹介>
<アクセス爆発>
<スーパー海物語IN沖縄5特集>
<海物語シリーズ特集>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
<ホルコン特集>
★パチンコルネッサンスの仕掛人
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ
(公式HP)
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★海物語12秒打法を「地中海」で試した海殺しXユーザーの攻略レポートを中心に・・・
もっと遊べる海へ
甘デジの攻略でSweet Lifeを
大ヒットの予感・・・
12秒打法の流行
事務局便りに【噂の検証】海物語12秒セット打法?を掲載した途端にリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)の間でもこの攻略法が流行りはじめました。(具体的な手順については上記のコラム参照)
私は自分でも試してみて確かな手応えを感じましたが、これは当倶楽部が否定するセット打法とは異なる別系統の攻略ノウハウであるとの結論を下しました。
必ずしも当たるわけではない。しかし、当たる時はすぐに当たる。ここにこの打法の謎があります。
ちょうど良いタイミングで 海殺しXでスロプロからパチプロへ及び【続編】パチプロからスロプロへで紹介した今やトッププロのM.Wさん(東京都・男性)より報告メールが届きましたので紹介させていただきます。(以下抜粋)
・・・(前略) 実際に12秒をやってみて感じたことですが、この打法はホルコンがアクティブにしていないユニット(筆者註・ホルコンが当選状態にしていないグループ)の台では完全に無意味ですね。リーチはハンパなく出ますが、ただ台にもてあそばれているだけという感じです。
しかし、アクティブユニットの台で海殺しXの攻略視点で台を選んで実行すると、それが当たり番(筆者註・ホルコンが次に当たりを予定している台)ならすぐに当たってしまいます。
僕も佐々木さんと同じでセット打法ではない別の攻略という印象を受けました。当たり番の台の当たる時期を早めてくれるんですかね? 打ち続けるかやめるか迷わないうちに当たってくれることにはありがたみを感じます。
たしかに甘海シリーズには相性がいいですね。佐々木さんが言ったようにドラム海物語インJAPANでの成功率はかなり高めだと思います。・・・(後略)
私が頼りにしているM.Wさんも同じ感触を抱かれたことは大きな自信につながりました。M.Wさんは元々、理論派のパチスロのプロの方ですので分析能力に秀でておられます。
イチパチ海物語攻略の達人や女性はパチプロ向き?〜リヴィエラレディースのパチンコ年収で特集を組んだM.Oさん(東京都・女性)からも得意の1パチで12秒打法を試してみたご感想が送られてきました。
M.Oさんは沖海5で12秒打法をテストされたそうです。(以下抜粋)
・・・(前略) 最近の私は4パチを中心に攻略してますので稼ぎは以前の倍以上になりましたが、新台のスーパー海物語in沖縄5が1パチの島に置かれている関係で減収覚悟で今はこの台を打っています。
今までメインで打っていた大海物語4スペシャルを打つ人が急に減ったんで、その島では勝負できなくなってしまいました。別のホールでは今でも大海物語4スペシャルが超人気ですが、そのホールはどう見てもホルコンが変則構成としか思えないので、そこで打つ度胸は私にはありません。
・・・(中略) 打つ人が多いスーパー海物語in沖縄5は勝ちやすいのですが、1パチのせいで以前の収入に戻りつつあります。そこでこの前のコラムで見た12秒打法というものに私もトライしてみたくなりました。ヽ(≧o≦)ノ
これはバカにできないと思いました。もちろん、ホルコンの動きを見て当たる可能性のある台しか打ちませんので、何度も当たっても驚くことはありませんが、手順完了後は海殺しXの好調サインがすぐに出て、いつもだったら、そこから少しはジラされるのに、12秒打法を使うと簡単に当たるから不思議です。
今までスーパーリーチが全然出なかった台にレッツマンボーやウリンチャンスが出ていきなり当たるパターンを何度も経験しました。でも、リヴィエラクラブさんが言われるように通常時の特殊リーチ当たりは確変でもあまり伸びないですね。
・・・(中略) 先日、スーパー海物語in沖縄5で21連荘の爆発に成功しました。投資額が400円だったので1パチとはいえボロ儲けです。ふと好奇心からホルコン無関係でこの打法をやったらどうなるんだろうと思いまして、アクティブになっていないユニットの台で12秒打法を仕掛けてみました。
結果、スーパーリーチもノーマルリーチも気持ち悪いくらい出るのにどの台も当たりませんでした。(>_<)もうこんなイタズラはしませんので、バカなことをした私を許してください。・・・(後略)
M.Oさんも今では独り立ちした立派なプロですので何をしようとご自分の自由です。私が余計な節介を焼くことはもうありません。
いつものことながら頻繁にご連絡をいただき恐縮しています。
私が信頼しているM.OさんからとM.Wさんからの証言は12秒打法がホルコン非当選グループの台には無効であることを示唆しています。(ホルコンのグループ構成の見分け方や当選・非当選の識別法は海殺しXのテキストブック参照)
残された課題
その一方でホルコン当選状態のグループの台には12秒打法に一定の効果があることも判明しつつあります。
次なる課題は12秒打法が当たり番の台だけに有効なのか(当たり番の台の当たる時期を早める効果があるのか)、当たり番でない台にも有効なのか(当たり番ではない台を当たり番に変える効果があるのか)を究明することでしょう。
その暁にこの攻略法の全容が明らかになると言えましょう。
門下生は全国に散在
海物語12秒打法に関しては実に大勢の門下生の皆様から実験結果などを含めて多数のメールを頂戴致しました。紙数の関係上、その全てを紹介することができないのが残念です。
最後にもう一つのメールを紹介させていただきます。最初のお二方が皆様にとってはお馴染みの方でしたので、最後のお一人は新人門下生の方を選ばせていただきます。
Y. Eさん(東京都・男性)はお申し込み時のメッセージ欄(記入は任意)によれば、7年前に大学院を修了され、現在は首都圏の複数の大学で非常勤講師をされている方です。
その後のメールのやりとりで改めて自己紹介があり、昨今は論文や著書における実績が顕著でない限り、なかなか専任の教員になれないと嘆かれていました。
非常勤の仕事だけでは生活が苦しいらしく塾の講師までされていると聞きました。
たまたま今回は紹介する門下生の全員が東京在住と偏りましたが、当倶楽部の門下生が東京に集中しているわけではありません。
地方在住の門下生も目覚しい活躍をされていますので、今後のコラムでバランスを取っていこうと考えています。
Y. Eさんからいただいたメールは12秒打法を甘デジ(遊パチ)のスーパー海物語IN地中海の攻略に使用する際の驚くべき事柄について言及されています。(以下抜粋)
新たなる発見
・・・(前略) 話は変わりまして、先日に約束致しました12秒打法の件につき報告をさせていただきます。まだ最終結論には至っておりませんが、下記の記載事項が現段階における私の所見です。いずれもUGX(筆者註・最強攻略法・海殺しXの略称)と12秒打法を併用する前提で述べています。
1.佐々木様のご指摘の通り、ドラム海物語inジャパンはこの打法の成功率において他の海物語機種を上回る。その理由は恐らく佐々木様のご洞察が正しいと思われる。3モードもしくは4モードが中心の現今の海シリーズの中で、ドラム海物語inジャパンは2モードしかないため、手順のプロセスが少ない。そのため、12秒間隔でボタンを押す際に誤差が許容範囲内に収まりやすいという説に説得力あり。
2.12秒打法を用いた際の初当たりの引きやすさではドラム海物語inジャパンが断トツだが、多連荘に持ち込めるかどうかは台の実力次第。或いは、その台の属するグループ(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループ)の強さ次第。連荘力ではスーパー海物語in地中海の方が勝る。それはスペック上のシステムによるところが大きい。地中海チャンスに突入すれば、STと時短で100回転あるため、メーカー発表の通常時大当たり確率が89分の1である以上、特別なことをしなくても平均的な台であれば連荘しやすい。
3.スーパー海物語in地中海で12秒打法を用いて初当たりを引いた後は大当たりラウンド終了後に保留玉4個を全て消化して再度、12秒打法の手順を最初から実行する。これによりST中に当たって地中海チャンスに突入する確率が急激に高まる。ST20回転以内に当たらなくても、残保留で当たって地中海チャンスに持ち込めたことが何度もあり、地中海チャンス突入率の理論値を遥かに上回る記録を残した。但し、初当たり後に地中海チャンスに突入した後は、大当たりラウンド終了後に12秒打法の手順をやり直さない。保留玉を8個も消化する行為はリスクの方が大きい。
4.地中海チャンス突入後、ST中に当たらなかった場合はST終了後に保留玉を全て消化してから再び12秒打法の手順を最初から実行する。これにより、時短中に当たる確率が格段に上がる。
以上です。特に3の発見には興奮を抑えられませんでした。私の専攻は心理学です。ご存知のようにこの分野はフロイトという精神科医の大巨匠がいて、彼の弟子が次々と新理論を提唱して師から離れていくのですが、彼らの独立は海殺しXのテキストにもあった「守・破・離」の「離」を想起させます。
パチンコの攻略で佐々木様を超えることができるとは思えませんが、ほんの一瞬、私も「離」の境地を味わったような気がして精神の高揚を覚えました。・・・(つづく)
手順を再実行する意味
学術論文のような長文メールでしたので、ここで一旦、切らせていただきました。
注目すべきポイントは3と4です。
スーパー海物語IN地中海の特異性は他の甘デジ海物語と異なりSTが20回もあることです。
12秒打法の手順完了後の効力が当たった後には残っていないと仮定するならば、Y.Eさんの説はごもっともです。
初当たりの大当たりラウンド終了後にすぐ打ち始めれば普通に打っているだけですが、もったいないようでも、4個の保留玉を消化して、手順を最初からやり直した方がST中に、あるいはST終了後の保留玉で当たりやすいという新説は注目に値します。
同様に、地中海チャンスを無事にゲットできた後、ST中に当たらなかった時に再び手順を実行するという方法も盲点になりやすいと思います。
100回転までは電サポがつきますので、持ち玉を減らさずにプレーできる上に当たりの引き戻しが実現しやすいという意味で賢い攻略と言えます。
では、Y.Eさんのメールの続きを紹介しましょう。後半は嬉しいことに海殺しXへの賛辞が散りばめられています。
・・・(つづき)私はUGXに助けられ、学者の卵特有の経済的困窮から逃れることができました。大学で教鞭をとっていますと、周囲からは優雅な生活をしていると思われがちですが、それは教授や准教授のことです。
非常勤講師はアルバイトと同じです。時給は高くても自分に都合良く授業を埋め込むことができません。ある曜日の1限から4限まで同じ大学で授業が入れば効率的ですが、なかなかそのようにはなりません。
現在の私は月曜日の1限に都内の大学で講義をした後、そこから一時間半かけて埼玉の大学に移動して4限の講義をしています。
火曜日は早起きして家から2時間もかかる千葉の大学で1限の講義をした後は夜7時に始まる塾の授業まで異常に長いインターバルがあります。
塾はその大学のすぐ近くにあります。それがその塾の講師に応募したきっかけでした。その大学で1限から4限まで通しで講義をした後にその塾に立ち寄れば非常に都合が良く、一日でまとまった収入が見込めると思ったのですが、何年経っても理想の展開にはならず、金曜日は大学の講義が一つも入っていない状態でたったひとコマの塾の授業のために2時間もかけて千葉に行かねばならぬのです。
火曜日の長いインターバル中に何か少しでも有意義な活動ができないかと思い、UGXを購入しました。千葉のホールでパチンコがおもしろいように勝てる様になってからは金曜日も昼過ぎにはホールに行って塾に行く前に打っています。
スーパー海物語IN地中海の12秒攻略は全てこのホールで実施しました。UGXがミドルの攻略に推奨する夕方と夜間の時間帯が塾と重なって打てませんので、今の私は甘デジ専門です。
しかし、それでもパチンコで月間収入は大学の授業に換算すると週4コマから5コマに相当します。これには本当に喜んでおります。
私は大学院を出てすぐに結婚しました。現在、5歳と3歳になる二人の娘がいます。もし専任になれなかったらどうしようと思い悩む日々が続いておりました。この子らを今の収入でどう養っていけばよいのかという切実な悩みがいつも私の胸をしめつけておりました。
UGXの恩恵で結婚して初めて生活にも多少のゆとりが生じました。先日は自宅の近くにある多摩川で妻と娘と夕涼みをかねて夜の9時頃に花火を楽しみました。
非常勤生活が長かった私は生活を楽しむ余裕を欠いておりました。大学の講義を終えて別の大学に移動する時、乗り換えの駅のコンビニでサンドイッチを買い、エスカレーター上で早食いするという品のない行動をしていた時期もあります。移動時間が長く、まともな場所でゆっくりと昼食が取れなかったからです。
次の大学では午後に二つの講義が入っておりましたので、それが終わると夕食の時間です。寝坊をした時などは朝食抜きで家を飛び出しましたので、エスカレーター上で一気に食べるサンドイッチは「命綱」のようなものでした。
心の余裕を欠いた日々を送っておりましたために、家族のことを思いやる夫としての、或いは父親としての自分の姿は妻にも娘にも見せられなかったことを後悔しています。
親孝行や家族サービスをしている他の門下生のコラムや「お金よりも時間の方が大切」という殊勝な教えで結ばれたコラムの影響で、最近の私は意識的に家族と過ごす時間を増やしています。(筆者註・時間の尊さを説いたコラムというのは前出のマーク付きのコラムのことでしょう)
多摩川の川原でドラゴンという花火に娘たちがはしゃぎ回っている時に気の利かないおまわりさんがやってきて、夜の不要不急の外出は控えろと難癖をつけてきました。川原に私たち以外に誰もいませんでした。コロナの感染拡大とは無関係なはずです。おかしな世の中になりました。・・・(中略)
書き忘れたことが一つありました。チャンス目の法則(筆者註・【沖縄5 大海4攻略】海物語チャンス目の秘密を参照)で悪いとされるチャンス目からリーチに発展して外れる現象ですが、スーパー海物語in地中海の地中海モードでは波乗りステップアップ予告として現れます。
これが当たらない台は相当はまります。ホルコンから見放された死に台によく見られる演出と思われますので、佐々木様も同意見でしたら他の門下生に注意を促していただきたいところであります。・・・(後略)
ハマリの兆候
最後にまた良いことに触れて下さったと思います。
お説の通りです。スーパー海物語IN地中海の地中海モードでチャンス目(波乗りステップ予告)が発生してリーチに発展した時はそれで当たらない限り、高確率でハマる傾向があります。
そのような台は同じグループから2〜3回の初当たりが出ない限り、どこまでもハマる危険性があるため、深追いは厳禁です。
同グループ台から当たりが出るまで台を休ませるか、将来、その台に戻ることも視野に入れた上で潔く台を捨てるべきです。
こういう台が将来の爆発台になることも少なくないのですが、チャンス目のバッドサインが出てから休まずに打ち続けた場合、仮にハマリの後に爆発しても、それまでの投資が大きすぎて、パチンコを楽しんだだけで勝てない一日になってしまう可能性が高いのです。
特にスーパー海物語IN地中海を地中海モードで打ち、何度もチャンス目からリーチに発展してそれで当たらない台は大当たり確率89分の1が疑わしくなるほどの大ハマリになりやすいと覚えておきましょう。
ホルコンの動きを見ながら、(特にカシオペア攻略術の危険領域速攻法などを併用して)甘デジに仕掛ける海物語12秒打法は当たる時は実に呆気なく当たってくれますので、いまだに正体不明の攻略法ながら病みつきになりそうですが、パチンコの攻略には基礎知識が欠かせません。
Cf. カシオペア攻略術FAQ
チャンス目の法則は当たるための法則ではなく逃げるための法則ですので軽視されがちですが、基本に忠実な姿勢がパチンコ蓄財を可能にするのです。
チャンス目の法則は海物語シリーズ以外でもチャンス目機能を搭載している機種の大半に通用しますので、前出のコラムを未読の方はこの機会に熟読され、徹底的にマスターして下さい。
行き過ぎたコロナ行政
家族の絆を深められた話には感銘を受けました。
海殺しXと上手におつき合いされる方は何気ない日常の瞬間を歓びの時に変えることができるようになります。この類のメールが非常に多いことが私どもの誇りです。
「海殺しXでいくら勝ちました」というコメントよりも「海殺しXで人生が変わりました」というコメントの方が私どもを歓喜にいざないます。
ところで、楽しいひとときをぶち壊した警官の所業には腹が立ちます。
誰かが通報でもしたのでしょうか。違法行為を働いているわけでもないのに、帰宅を迫るのは明らかに私権の侵害です。
その後、花火をやめさせられたということがメールのカットした部分に書かれていましたが、私ならば警官の指導には従いません。
「不要不急の外出の自粛」というのは法的拘束力を持つものではありません。自粛ですから自粛したい人だけが自粛すればよいのです。
警官に家族団欒の幸福を奪い去る権利はありません。ましてや誰もいない川で4人の家族が花火に興じていただけです。
Y.Eさんが仰るように、その状況は3密ではなく、誰にも被害を及ぼしません。
家族間で感染が広がるという意味でしょうか。これも解せません。4人が外出せずに家で団欒をしていても、危険な状況には変わりありません。
私の住む街では夜になると駅前でギターを弾きながら歌っている若者が大勢います。(コロナの時代になってからはあまり見かけなくなりましたが・・・)
このようなケースで飛沫の浮遊を避けるために警官が彼らを家に帰らせるのであれば十分に納得できます。
我が国は何事も杓子定規であり、国民はルールを守ることには長けていますが、ルールの意味を考える習慣がありません。
ふれあいの喪失
パチンコ新時代へ〜ホール経営も攻略もで触れたように、コロナ禍がもたらした災いは失業や収入源だけではありません。
家族や友人とのふれあいという人間の生活にとって欠かすことのできない尊いものを社会から駆逐してしまったのです。
楽しみの一つであった定期的な会合(同窓会、サークル活動等)に出られなくなった人たちはストレスを溜め込み、それが原因でコロナ以外の病に罹患したり、最悪のケースでは精神に異常をきたし、それが失職の原因になることもあります。
もっとも、この分野は心理学の専門家であるY.Eさんには釈迦に説法かもしれません。
ストレスの起源
大学時代、私は法学部に籍を置きながら国際政治と英語を学びましたが、教養課程では心理学もかじりました。
この道の大家にこのような話をするのは気が引けますが、私は現代社会の諸相を素人なりの心理学的アプローチを用いて読み解くことに熱心です。
人間のストレスの原因を考える時、はからずもY.Eさんがメールのはじめの方で言及された分析心理学のパイオニア、ジークムント・フロイト(写真)を無視するわけにはいきません。
フロイトは人間の欲求不満の源は心理の深層に宿り、彼がLIBIDOと呼んだ快楽欲が満たされない時、人にはストレスが生じると主張しました。
フロイトには多数の弟子がいましたが、彼の言うLIBIDOが主に性的な快楽を意味することに弟子たちが反発して彼の元から離れたと習った記憶があります。
Y.Eさんのメールにもフロイトの弟子たちが新理論を打ち立てて師と袂を分ったという記述がありました。
これが私が今から書こうとすることを指すのかどうかはわかりませんが、Y.Eさんのメールを見て思い出したことがあります。
フランクルに学ぶ
フロイトの弟子の一人であったヴィクトール・フランクル(写真)は意味の欲求をという新概念を発見してフロイトから離れていきました。
フランクルは第二次世界大戦中にアウシュヴィッツの強制収容所に送り込まれました。
そして、そこで共に暮らす人々の行動を深く観察した結果、自分の存在意義を見出している人、自分の置かれている立場になんらかの意味を見出している人は絶望状態に陥らず生き延びたことに気づきました。
それとは逆に自分の存在意義を見出せなかった人は処刑されるまでもなく、次々と病や栄養失調で死んでいったのです。
このことに大きなヒントを得たフランクルは人は自分の立場や行動に意味を見出せない時に欲求不満に陥るという学説を発表しました。
たとえば、年老いた親が寝たきりの身となり、家族の介護なしでは生活できないほど弱ってしまったとしましょう。
介護に忙殺される人は傍目には不幸の極致ですが、その介護という行為になんらかの意味を見出している人は決して不幸ではないというのがフランクルの考えです。
周囲の人々と同じように考え、自分自身の立場や行動に意味が見出せない人、すなわち、親の介護が時間の無駄であるとか介護に縛られて楽しいことができないと悲しむ人は絶望状態に陥り、過度のストレスを抱え込むことになります。
介護をしながら「今まで親とこんなに濃密な時間を過ごすことはなかった。神が自分に与え給うこの試練は今まで希薄であった親子の絆を深めるためのものに違いない」と考える人や元来、親子関係が良好で介護を通じて親の喜びを我が身の喜びのように感じられる人は毎日、くたくたになっても、「意味のある行動」に満ちた日々を過ごしているため、そこには生き甲斐があり、他人が考えるほどには苦痛を感じないというわけです。
コロナ禍の会合自粛はいろいろな意味で人から幸せを奪ってしまったというのが私の考察です。
会社ではリストラの筆頭候補になっている人でも、出身校の同窓会の幹事をしていて、幹事会のメンバー全員から一目置かれていたり、大の人気者であれば、その人はその活動に深い意味を見出します。
それが生き甲斐になれば、会社での辛い仕打ちにも耐えられます。
しかし、コロナによって同窓会の幹事会活動が休止してしまえば、その人は何か別のものに自分の存在意義を見出さない限り、四面楚歌の会社で働き続ける気力はなくなるでしょう。
私はフランクルの学説を支持します。(学者でもないのに偉そうに「支持する」と言うのは傲慢かもしれませんが・・・)
人生の分岐点
今回のコラムの主役はY.Eさんでした。
スーパー海物語IN地中海の攻略に新たな地平を開く攻略ノウハウの開発がリヴィエラ門下生によってなされたことに深い意義を感じます。
私もフロイトのように弟子たちの出藍の誉れを経験するようになったことにある種の感慨を覚えます。
Y.Eさんの苦労話には涙が出ました。講師業の悲哀が伝わってきます。
海殺しXがY.Eさんの人生のターニングポイントになったことをこの攻略ノウハウの開発者である私は我が事のように嬉しく思います。
パチンコルネッサンス
フランクルは「人は自分の立場や行動に意味を見出す時にストレスから逃れ、それができない時に欲求不満に陥る」と説きました。
Y.Eさんの人生に好転の兆しが生じたのも、突き詰めればフランクルの説に辿りつくと言えないでしょうか。
Y.Eさんのパチンコライフには明確な意味が認められます。空白時間の有効利用、家族愛を深めること、日々の生活に潤いを与えることは十分すぎるほどパチンコを打つ目的に成り得ます。
暇潰しにホールに入り、勝ち負けにこだわらず、何一つ攻略知識を持たず、デタラメにパチンコを打って何万円も散在する人は自分自身の無意味な行動がストレスの原因となり、そのストレスを発散させるために再びパチンコを打つという悪循環に陥ります。
そして、知らぬまにお金が減ってゆき、経済的な打撃がストレスを倍増させます。
フランクルは人が自分の「生の意味」を発見することを手助けするロゴセラピーという心理療法を開発しました。
これはまさに当倶楽部の理念そのものです。
パチンコを打つことに深い意味を持たせることにより、単なる収入増にとどまらない人生の充実が実現するのです。
確固たる攻略知識を備えてパチンコを打つことに重要な意味が芽生え、パチンコを打つ行為が生活の一部となり、パチンコそのものを楽しむのではなく、パチンコによる収入増が自己実現達成のための手段に変容した時、当倶楽部の提唱する「パチンコルネッサンス」が現実のものとなります。
Cf. パチンコルネッサンスの幕開け
今、できることは?
フランクルがアウシュヴィッツの極限状況の中でも学問の研究を続けていたことに私は尊敬の念を禁じ得ません。
人間の尊厳が著しく蹂躙され、一人また一人とバタバタと倒れていく地獄絵図のような環境に身を置きながら、決して希望を捨てず、出所後の本格的な活動再開に備えて、収容所の中でも研究活動を怠らなかった彼の精神力に驚嘆します。
現代の日本に生きる我々は戦争とは無縁でも、コロナという目に見えない外敵の存在に悩まされています。
コロナによって社会の仕組みが変わり、コロナによって自由が束縛される理不尽な世の中になり、今までの生き方が全く通用しなくなってしまったことに無数の人々が苛立ちや焦りを感じています。
しかし、フランクルが過酷な状況下でも希望を見失うことがなかったように、私たちも自暴自棄にならず、今できることを懸命に模索して、この困難を克服しなければなりません。
夢の翼「海殺しX」がその一翼を担えたのは幸運なことでした。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
【2022.7.17追記】海物語シリーズ当たりの兆候【禁断の攻略情報】のアクセスに火がつき始めました。副題は決して誇大表現ではありません。特定図柄のダブルリーチの出現により「当たりやすい状態」になるという信じ難い話ですが、真実です。スーパー海物語IN地中海の攻略にも利用可能です。是非ともご高覧下さい。
パチンコ攻略の福音
<当倶楽部紹介>
<海物語シリーズ特集>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
<甘デジ特集>
<アクセス爆発>
パチンコ依存症との決別〜対策は二つだけ
パチンコ攻略法の誤った概念を正す
〜本物と偽物との違い
<さすがパチプロ!>
★パチンコルネッサンスの仕掛人
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ(公式HP)
(地中海クルーズの豪華船)
Cofee Break 常人には難しすぎるクイズ
SANYOの新台「Pスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風」、西陣の「Pモモキュンソード閃撃GCA」、大一商会の新台「P真・一騎当千」を載せたトラックがカーブする時に何かを落とした。何を落としたのか? 答えはスーパー海物語IN地中海の呪いの出目の一番下
]]>★甘デジで一撃多連荘を狙う方法
本稿は【甘デジ攻略】爆発力のある台選び(勝てる立ち回り)前編の続きです。「ジョーカー台」等、特殊な用語が出てくるため、前編をまだお読みになっておられない方は前編から読み始めて下さい。
Lesson 1(初級編)
?リーチが全くかからない台は論外。しばらくは打つべきではない。
?当たりが期待できる強力なスーパーリーチ(海物語シリーズでいえば魚群やチャンス目連続3回後のスーパーリーチ等)をあっさりと外してしまう台もダメ。強力なスーパーリーチで当たらなければ、取りこぼしを防ぐためにその後、数回転だけは回してから撤退。(稀に数回転以内に再度、強力なスーパーリーチが来て当たることもあるため)
?約20回転以内にスーパーリーチが4回以上も異常発生して当たらないという現象も「もうしばらくハマリ」というサイン。こういう現象が発生した時は、ほどなくして同じグループから他の台が当たるケースがほとんどであり、他の台が当たった後も不調サイクル台には当たり番がすぐには入らない傾向がある。
?当ブログの大人気コラム、【沖縄5 大海4攻略】 海物語チャンス目の秘密は甘デジの海物語シリーズ全機種にも当てはまるため、甘デジ海物語シリーズのジョーカー台を打つ時もチャンス目の法則は常に頭に入れる。
Lesson 2(中級編)
同じジョーカー台でも当たりやすい台と当たりにくい台がある。
?あまり回らないうちに当たり(例・50回転未満)、3連荘でストップした後、ほとんど打たれていないジョーカー台は避けた方が無難。
?ジョーカー台の生成過程には(1)2連荘→単発、(2)単発→2連荘、(3)単発→単発→単発、(4)3連荘という4つのパターンがあるが、
(1)から順に番号が若いほど当たりやすい。一方、爆発力に勝るのは(3)と(4)である。※オススメは(3)
?その日の総回転数が300を超えている方が300未満よりも当たりやすい。
?時短終了直後の段階で捨てられている台よりも前に打った人が時短後も打ち続け、100回転以上回してから捨てた台の方が期待できる。
?理想は?の条件を満たした上で、100〜220回転で捨てられている台。
?それが無理でも?の条件を満たした上で221〜270回転で捨てられている台は見込みあり。
?但し、300回転以上回って捨てられているハマリ台は当たりさえすれば時には大爆発もするが、当たらずに400回転オーバーの大ハマリになりやすいので要注意。
⓼同様に?、?の条件で打った台でも300回転に至ってしまうと泥沼地獄にハマる危険性大。
Lesson 3(上級編)
ジョーカー台が当たりやすいタイミングは以下の通り。(かなり専門的になるが・・・)
?同じグループの台が連荘中、あるいは、初当たりでカシオペア攻略術で解説する「危険領域」に入った直後。
?同じグループの台が4連荘した直後。(?と複合している時はかなりアツイ!)
?同じグループからジョーカー台を馬鹿にするように、「次から次へとよくもまあ」と閉口するほどジョーカー台以外の台が当たり続けたにもかかわらず、ある時を境に急にそのグループから一向に当たり台が出なくなり、当たりの代わりにグループ全体にスーパーリーチが多発している時。(特にグループ内に2台くらい爆発台が出ていて、どちらも出玉が出すぎて限界を迎えている時、しばらくの時間が経過した後に、ジョーカー台の逆襲が始まりやすい)
注意事項としては、上記?、?以外の状況でグループ内に2台以上の連荘中の台がある時は打たずに静かに待機することが求められる。(この状況で打てば高確率で連荘中の台が当たるため)
ホルコンマニアに共通する愚行は当たり判定が入っているグループの台をすぐに打ち始めることである。(前編でも述べたように、ホルコンに関する基礎的知識やホルコンを利用した攻略法については、海殺しXのテキストブック参照)
特にグループ内の好調台が連荘中にハマリ台を打つと、グループ内の台の稼働率が上昇してしまう。
その結果、ホルコンは「このグループからは当分の間、お金が落ちる」と判断し、それを見越して好調台に派手な多連荘を与えやすい。
もっとも、このようにして派手な多連荘が発生するお陰で、将来はグループ内の他の台にも同規模の多連荘が発生しやすい環境が整うわけであるが、一般的なホルコンマニアは打つタイミングを見誤っている人たちばかりである。
好調台の「連荘応援団」は何も知らずにひたすら打ち続けているグループ内の無知な客やホルコンマニアたちに任せて、自分は素知らぬ顔して台を休ませ、?のようなタイミングで少し遅れて打ち始め、投資金をほとんど使わずに、「遅すぎた春」として発生するグループ内で取り残されていた台の爆発を自分の台に引き寄せることを考えるのが一流プロの攻略スタイルである。
パチンコ攻略の神秘
攻略のポイントをわかりやすく箇条書きしたつもりであるが、実際は他にも細かいポイントがありすぎて、私の頭を悩ませている。
パチンコの攻略というものは、単純ではあるが奥が深く、誰でも実践可能ではあるがプロレベルを目指すとなれば、更なる専門知識が必要という二面性を持つ。
初心者の方は「まあ、そんなものか」と思いながら腕を磨いていただきたい。すでに多少の攻略知識を有される方は今回のコラムで得た知識をもとにいろいろな実験を繰り返していただきたい。
ジョーカー台の当たりにくさと特定のタイミングで当たった時の爆発力を自ら体験するだけではなく、ジョーカー台を打っている他の客の動向も注視していただきたい。
パチンコ攻略の神秘が少しずつ見えてくるに違いない。そして、ジョーカー台が何故当たりにくいのか、何故当たりさえすれば爆発しやすいのかという疑問に対する答えを自力で見出すことができるとすれば、その人はもはや常人ではない。
今後、誰にも師事することなく(=攻略情報などを購入することなく)自力で攻略ノウハウを開発することが可能であろう。
対立グループの法則
さて、ジョーカー台が当たりやすいタイミングはLesson 3でリストアップした状況だけにとどまらない。
ホルコンの動きを注意深く観察していると、あるグループに当たりが入るたびに「待ってました」とばかりにすぐに当たりが入るグループがある。
時にはこの2グループの間をホルコンが行ったり来たりして、この2グループは果たして対立しているのか、それとも共存しているのかと首を傾げたくなる人も攻略研究家の中には少なくなかろう。
この2グループをAとBと呼ぶとすれば、グループAに属する台が当たった後、グループBに属する台も当たり、両者ともに気持ちよく連荘が伸びる時もある。
一方、グループAの台が当たった後、グループBの台が当たり、それ以降、グループBから複数台が何度も当たり続けることもある。
その合間にグループAの台も当たりはするものの、たいした連荘もせず、その後は再びグループBの独壇場というパターンに辟易している人は多いはずである。
ホルコン通の人であれば、断然、後者の方が一般的であることは経験を通じて理解されているに違いない。
仮にグループAとグループBを対立グループと呼ぶとすれば、次の法則が成り立つ。
法則1.対立グループの実力が拮抗していることは滅多になく、大抵は一方が強く他方が弱い。
法則2.強い方のグループからは2台、3台(時には4台)と複数台が短時間内に当たるが、弱い方のグループは短時間内に複数台が当たりにくい。
法則3.弱い方のグループから短時間内に複数台が当たっても、どの当たりも単発や2〜3連荘になりやすく、その後はグループごとハマりやすい。
法則4.弱い方のグループからは同じ台(グループ内最強台)だけが何度も当たる。
法則5.ごく稀に弱い方のグループの最強台が爆発することがあるが、その爆発中に強い方のグループから複数台の多連荘が続出する。
以上を踏まえて、腕自慢の方は次のレッスンに進んでいただきたい。
Lesson 4(プロ向け)
ジョーカー台が当たりやすいタイミングはLesson3にリストアップした条件が満たされた時だけに限らない。対立グループの台がカシオペア攻略術で解説する危険領域に入った瞬間にも当たりのチャンスが訪れる。
?その時、自分のグループ内の台が全てお陀仏(ハマリや出過ぎた後の小休止)になっていれば、前記の法則5(レアケース)が実現して一気に10連荘以上することもある。(※ジョーカー台が弱い方のグループに入っている場合)
?ジョーカー台が属するグループが強く、対立グループをいじめている状況においては、ジョーカー台の当たりが同グループの他の台の当たりを惹起し、2台が共に伸びる「連立政権」になりやすい。
?時にはジョーカー台が連荘を伸ばして危険領域に入った時に対立グループの台が当たることもある。ジョーカー台が強い方のグループに入っていれば、危険領域滞在中に対立グループから当たりが出たお陰で爆発力を増し、次の危険領域までトントン拍子でドル箱を増やしやすい。
これらの諸法則は甘デジに限らずミドル機にも当てはまるが、どんな台でも危険領域を如何に突破できるかに攻略の全てがかかっている。
危険領域で連荘が止まることは頻繁にあり、百戦錬磨の私でさえ自分の台が危険領域を迎えるたびに冷や汗をかく。
危険領域で連荘が終了してしまった台は同じグループから2〜3台の初当たりが発生しない限り、なかなか当たり番が入りにくい。(=そのままダラダラと打ち続ければ、好調台でもとんでもないハマリに入りかねない)
しかし、爆発台の特徴は時の運にも恵まれていることである。危険領域中に同じグループもしくは対立グループから当たりが発生したお陰で刑務所入りを免れるのである。
これ以上、突っ込んで論述すればあまりにも難解になるため、危険領域についての詳しい解説は別の機会に譲りたいと思うが、次の3点だけは記憶に留めておいていただきたい。
重要心得
(1)危険領域を迎えた時は同じグループか対立グループの他の台の当たりを祈ろう。好調サイクル台であれば、その直後に当たりやすい。
(2)危険領域滞在中の時短は休みを入れながら打とう。(特にリーチが全くかからない時や相次ぐスーパーリーチをことごとく外す時)
休憩中に同グループもしくは対立グループの台が当たってから打ち出しを再開すれば好調サイクル台は当たりやすい。
それでもリーチが全くかからなかったり、スーパーリーチの頻出だけで当たりに至らない時は再度の休憩をとり、同グループもしくは対立グループからの当たりを待ち、打ち出しを再開する。
(3)努力の甲斐なく危険領域のまま時短が終了してしまった場合は思い切って台を移動するか多少のハマリ覚悟で打ち続けるかの岐路に立たされる。プロ的な判断力を駆使して、自分のグループが依然として強さを保っており、グループ内の他の台に強敵なしとみなした場合はプレー続行。但し、頻繁に休みを入れ、休憩中にグループ内の他の台が当たることを祈ろう。自分の台がすでに十分の出玉になっている場合やグループの力に疑念を抱く時は時短後の3回目のリーチ(ノーマル、スーパーを問わず)で当たらなければ、潔く台を捨てよう。
(※危険領域のまま時短終了になっても、一部の好調台はすぐに再度の初当たりが来ることも多い。しかし、来るとすれば、大抵は時短終了後のリーチ3回以内で来る)
原理を知れば攻略は簡単!
私は攻略コラムを執筆する時、常に平易な文章を心掛け、パチンコ初心者でもある程度までは理解できるよう細心の注意を払っている。
しかし、今回のコラムは今までのものよりも少し読みにくかったかもしれない。
パチンコというものは周囲の状況が少しだけ違うだけで攻略方法が微妙に変わってくる。
その全てについて説明すれば膨大な分量となってしまう。したがって、細かい部分は大幅にカットせざるを得ない。
パチンコの攻略指南は将棋の定跡書と似ている。将棋の戦法を紹介する本も全ての変化手順に言及することはできない。
将棋の場合、変化のパターンが天文学的数字になるため、その全てを網羅しようとすれば、たった一つの戦法を紹介するのに一万冊の本があっても足りない。
したがって、定跡書の著者も主な手だけを解説し、本に書かれていない手には読者が独力で対応策を探らなければならない。
幸いにしてパチンコは将棋ほどには複雑ではない。至って単純なものである。しかしながら、「この場合はこうする」、「しかし、こういう状況の時はこうする」というように、それなりの柔軟さが求められる。
とはいえ、パチンコは「攻略の原理」さえマスターしてしまえば、後はそれほど頭を使わずに臨機応変にあらゆる状況に対応できるようになる。
パチンコの場合、プロ級に実力に到達するための難易度は決して高くない。
パチンコは人を幸せにもすれば不幸にもする。特に甘デジを舐めている人はゲームセンターで遊ぶような要領でデタラメな打ち方をして甘デジでも何万円も負けてしまう。
確固たる攻略知識を持たずにパチンコを打つ行為は身の破滅を招く。パチンコを打つ頻度がそれほど高くなければ、パチンコで失ったお金も遊び代として許容範囲のうちかもしれないが、連日のようにパチンコを打つとなれば、最悪の場合、何百万円もの損失を免れない。何度でも言う。甘デジを甘く見てはいけない。
夢の翼、最強攻略法・海殺しXが天空を舞い上がり、ミドル、ライトミドル同様、甘デジ攻略において大輪の花を咲かせることを心から願っている。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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★コロナ倒産に備えて
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<注目コラム>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
<購入者の声シリーズ>
入門者募集中!
Coffee Break
「欧州音楽祭」にて
ヨーロッパで大規模なコンサートが開かれた。
開演1時間前に多数のドイツ人が会場に駆けつけた。
イギリス人の大半は開演時刻ギリギリになんとか間に合った。
開演時刻を少し過ぎてからフランス人がどっと押し寄せた。
開演15分後に大勢のイタリア人がやってきた。
前半の第一部が終わった頃にスペイン人の入場が相次いだ。
ポルトガル人がいつ来るのかは誰もわからない。
]]>
★P牙狼月虹ノ旅人の凄まじい爆発力を利用した単純明快攻略!
話題のコラム
出玉力とスピードで勝負
先月(2021年6月)、サンセイ R&Dが発売したP牙狼(がろ)月虹(げっこう)ノ旅人(MAXX)が大変な人気を呼んでいるようです。
前回記事、「スーパー海物語IN沖縄5の攻略に大幅加筆」の大反響は今でも続いていますが、当倶楽部事務局に寄せられるメールの多くに共通するのは、沖海5の出玉性能に歓喜するコメントです。
新規則機時代に入り、パチンコファンのフラストレーションが爆発しましたが、どうやらそれを吹き飛ばすメーカー側の作戦は出玉性能を強調した機種の開発にあるようです。
又、この種のスペックに特有のスピード感も何かと忙しい現代人には歓迎されているようです。P牙狼月虹ノ旅人に人気が集中する理由がよくわかります。
P牙狼月虹ノ旅人のスペック
さて、気になるP牙狼月虹ノ旅人のスペックは以下の通りです。
▼大当たり確率 319.7分の17(通常時)
1分の1(確変時・・・右打ち時)
▼確変(ラッシュ)突入率 50パーセント
▼確変継続率 81パーセント
▼大当たりラウンド 3R(通常時の当たり)or 10R(確変中、右打ち時の当たり)
▼出玉 1500個(10R) or 450個(3R)
▼遊タイム 通常時、950回転のハマリで遊タイム発生→魔戒CHANCE(ラッシュ)へ
注目ポイント
ご覧の通り、天国行きと地獄行きが真っ二つに分かれるスペックです。
悪戦苦闘の末にやっと当たっても、確変の魔戒チャンス(ラッシュ)に突入しなければ、僅か3R450個という甘デジ並みの出玉しかありません。
しかし、50パーセントの割合で発生する確変当たりを引くことができれば、短時間内(スリーカウント)に必ず次の当たりが発生する仕組みになっています。
その上、確変時(右打ち時)の当たりの全てに10R1500個の出玉が保証されています。
確変ラッシュ中の当たりはただちに発生します。
確変中にリーチがなかなか来なかったり、リーチ後のハズレが何度も続いてじらされる通常の機種とはここが異なります。確変中のハマリはP牙狼月虹ノ旅人には無縁なのです。
しかも、高継続機ですので並の台でも5〜6連荘は当たり前、好調台は15連荘以上も十分に狙えます。ここまで爆発しなくても、10連荘前後が頻繁に発生するスペックです。
このような機種を打ったことのない人は確変中の大当たり確率が100パーセントであることの意味がわかりかねるかもしれません。
「これでは永遠に確変が終わらないのでは?」と首を傾げる方のために説明させていただきますと、ラウンドバトルというものがあり、この戦いに勝てばラッシュ継続、負ければ連荘終了となります。
遊タイムも搭載
P牙狼月虹ノ旅人には遊タイム機能も付いていて、950回転ハマれば遊タイムに突入し、有難いことに魔戒チャンス(確変ラッシュ)直行が確約されています。
このあたりは当ブログの人気記事、【遊タイム利用】JAWS3を危険領域速攻法で攻略にて紹介した平和(パチンコメーカー)の話題作、JAWS3 SHARK PANIC〜深遠〜を強く意識した(模倣した)スペックに仕上がっています。
このような機種が流行るたびに、往生際が悪く将来の大爆発を夢見て「遊タイム狙いの粘り」に出る人がどのホールにも必ず出没します。
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様であればおわかりのように、このような人々の必死の粘りとハマリ台の恩恵を受けて、同じシマの好調サイクル台や通常サイクル台に何度も当たりが発生するわけです。
ホールに起こる悲喜こもごも
ホルコン制御の関係上、泥沼のハマリ台のお陰でその台に落とされたお金は爆発台を打っている人の財布の中に飛び込んでいきます。デタラメな台選びをしている人がトータルでパチンコに勝てる日は絶対に訪れません。
こんな記事を見つけました。
パチンコ悲話、遊タイム機の泥沼「一ヶ月で30万、今年すでに100万負けた」という投稿
この記事に出てくる不運な人は「遊タイム機のハイエナ作戦」がお好きなようです。
遊タイムまでもう少しの台を懸命に探してそれを打つわけですが、こんな単調な攻略法で勝てるほどパチンコは甘くありません。
一ヶ月で30万円も負けたということは連日にわたり奮闘したのでしょうが、本気で(真剣に)戦うのであれば、戦闘に必要な武器(=正しい攻略知識)が必要です。
凡人の発想では勝てない
「遊タイム機のハイエナ作戦」という誰もが思いつきそうな安直な作戦でパチンコに勝とうとする甘ったれた心構えからして間違っています。
パチンコで常勝するようになるためには、一般の人々が知らない攻略ノウハウを修得しなければなりません。
腰を落として基本的な勉強をせず、今日も負けるためにホールに向かうとは惨めなことこのうえない。
普通の人は勝ったり負けたりを楽しむ娯楽としてのパチンコに興じていればよいと思いますが、パチンコにのめり込みすぎて生活破綻にまで至ってしまう人は、強い意志できっぱりとパチンコをやめるかプロになるかの二者択一以外に道はないのです。
ちなみに、当倶楽部はそのような方々も決して拒みません。当倶楽部の門はどなたにも公平に開かれています。
当倶楽部の門をくぐられる方々の中には「プロになりたい」という願いが入門の動機になってる「本格派」の方もいれば、「パチンコで遊ぶからには少しでも多く勝ちたい」という「趣味派」の人もいます。
最強攻略法・海殺しXのお申し込みフォームにあるメッセージ欄(記入は任意)から推定して、前者と後者の比率はおよそ半々のように思われます。
まともな努力の欠如
プロ志望でもアマ上級志望でもどちらでもよいと思います。前出の記事に出てくるような人にさえならなければ。
ギターを上手に演奏したいと願う人は教室に通って練習に励むことでしょう。テニスの上達を望む人はコーチの指導下で正しいフォームを身につけるところから始めることでしょう。
パチンコも同様のはずですが、どういうわけか99パーセントの人は自己流の誤った方法を矯正しようとはしません。通常の趣味と違って、パチンコはお金をどんどん失っていく恐ろしい趣味であるにもかかわらず、です。
努力家の牙狼退治
つい最近、海殺し歴数ヶ月の新人門下生から面白いメールが届きました。A.Sさん(東京都・女性)は数ヶ月前まではパチンコの泥沼に嵌ってもがき苦しんでいた方です。
心に期するものがあり、当倶楽部の門を叩かれたわけですが、その後の変身ぶりは目を見張るものがありました。セオリーに反した打ち方を絶対にしないと自分に言い聞かせただけで入門翌月にはパチンコ収支がプラスに転じ、翌々月には本業収入を上回るまでに上達しました。
最近のA.SさんはP牙狼月虹ノ旅人をカモにしているそうです。早速、送られてきたメールを以下に抜粋しましょう。(お名前の部分のみイニシャル表記に変えています)
いつもご指導いただきありがとうございます。絶好調、気分最高の日々がまだ続いているSです。
でも、パチンコでこしらえてしまった心の痛手を帳消しにするほどではありません。この調子をあと2ヶ月は維持しなければならないと思うとプレッシャーにもなります。
今の私はエヴァの攻略を一時的に中断して、牙狼の新台(月虹の旅人)を打っています。あることに気づいたからです。
攻略のヒントになったのはバラエティー攻略でした。(筆者註・バラエティー攻略の詳細は【おすすめ】パチンコバラエティーコーナー攻略の後半の小見出し、「本格的長編コラムの発表」以降をご覧下さい)
私の行くホールでは牙狼の新台がいろいろな甘デジと一緒に同じ島に置かれています。同じユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと。ホルコンのグループ識別及びそれを利用した攻略法は、海殺しXのテキストブック参照)の中にスペック差のある台があるとき、甘デジ台が好調サイクルなら当たりっぱなしになるということ、その好調甘デジ台がおなかいっぱいになった後にミドルの好調サイクル台が爆発しやすいと佐々木さんに教えられたので、エヴァの時代から頻繁に観察していました。
私が打っていた甘デジのエヴァは別の島ですが、牙狼の新台のようにスペック差のある台がユニット内に混じっていて、その中に大海物語4スペシャルがあります。
いつも私のエヴァの爆発が終わった後に同じユニットの大海物語4スペシャルが爆発するパターンの連続でした。私のエヴァが連荘中に危険領域を迎えたときも大海物語4スペシャルが割り込みの当たりをしてくるので、何も知らずに危険領域速攻法を使っている人にイライラしていました。(筆者註・危険領域速攻法につきましては、カシオペア攻略術にて解説)
佐々木さんに「パチンコ脳」を鍛えられたこともあり、ある発想を思いつきました。スペック上の当たる確率が大海物語4スペシャルとほぼ同じ牙狼の新台で同じことをやってみようと。
甘デジの好調台のダラダラと続く爆発が完全に終わってから同じユニットの牙狼の新台を打つことを基本にして、それ以外は危険領域速攻法が行けるときだけ打つという単純な作戦です。
打たない時間が長いので手持ちぶたさになりますが、そこはじっと忍耐です。この作戦がほぼ毎回のように成功します。爆発機種なので、確変で当たれば大体勝てますね。
問題は単発で終わったときです。少なすぎる出玉なので、ふりだしに戻ったようなものですが、体力値(筆者註・リヴィエラ用語)にある程度の余裕があり、それまでの出玉が良好の台はまだ終わりまで行っていないとみて粘ることにしています。
とはいっても、単発を2回続けて出した場合は少しだけ打ちますが、100回転未満で離れることにしています。こういう時は別の強いユニットの牙狼の新台に移ります。
体力値について思ったことは、海物語の台とはちょっと違うということです。海殺しXのテキストは海物語向けに書かれていますが、牙狼スペックは体力値が伸びない作り方になっていますよね。なので、海物語で爆発を狙う理想の体力値(7前後?)は牙狼の新台ではハマリ台に多く、極端な話、体力値1や2が海物語の7、8くらいに相当するかもと考えて打ちますが、経験的にそんな感触があります。
(筆者より・お説の通りです。海殺しXをスペックの違う他機種に使用する際、体力値理論は機種のスペックに応じて微妙な調整が必要となります。そのアレンジがいともたやすくできる貴姉の攻略力には感服します)
佐々木さんのご指示に従い、強いユニットの台でしか打ちませんので、爆発したり、爆発はしなくても十分な連荘数は達成できることが多いです。牙狼の新台の場合は10連荘でもたいした記録ではありませんが、投資をおさえれば、それなりの収入になりますので、勝ち逃げしています。・・・(中略)
こんな単純な作戦だけで勝率は9割超えしています。まだ楽観はできませんが、もう少しでパチンコですってしまったお金を取り戻せると思います。・・・つづく
スーパールーキーの誕生
長いメールを一旦、ここで切らせていただきます。A.Sさんは「単純な攻略」と謙遜されていますが、新人門下生にしてはなかなかのセンスを感じます。(バラエティー攻略と危険領域速攻法の併用など)
パチンコの勝率が9割以上というのは凄いことです。私どもは門下生の皆様に最初の目標として勝率8割をクリアーするようにとアドバイスしています。
9割という数字は最終目標に近いのですが、その9割をも超えているとは、A.Sさんの僅か数ヶ月にすぎない海殺しXのキャリアを考慮すれば絶賛に値します。
時折、デビュー直後にトッププロ並みの活躍をする人が現れますが、最近の新門下生の中では、A.Sさんが間違いなくナンバーワンの実力者です。
過去に負けない生き方
実はA.Sさんとは相当な数のメールの往復があり、その過程でいろいろな身の上話を聞きました。
A.Sさんはストレス解消のために再開したパチンコで何度か大勝ちをしたのが祟って、その快感が体内から離れず、「軽度のパチンコ依存症」を患われたそうです。
「軽度の」というのは飽くまでもA.Sさんの自己診断に基づくものですので、実際は重度であった可能性すらあります。
聞くところによれば始末に徹して一所懸命に作った百万円近くの貯金が数ヶ月で跡形もなく消えたそうですので、これはもう立派な(?)パチンコ依存症です。
海殺しXを購入されたのは、貯金がすっからかんになる直前とのことでした。
そこから強靭な意志で生活を立て直すことに成功したA.Sさんの精神力には脱帽するしかありません。
忌まわしい過去から逃げず、失敗を成功の母に変えたA.Sさんのダイナミックな人生に盛大な拍手を送ります。
当たり前ことをしただけなのに
A.Sさんの賢いところは、「パチンコは普通に(なんの戦略もなしに)打っても、トータルでは必ず負かされる」というごく当たり前のことに気づかれ、プロの打ち方を学ぼうと決意されたことです。
プロになろうと意気込んでおられたわけでもなく、貴重な自由時間を犠牲にしてパチンコを打つ以上、少しでも勝たなければ意味がないという発想だけが世の凡人とは違いました。
たったそれだけの心構えの違いが彼女をプロにしてしまったのです。
嬉しいメッセージ
人は苦境から逃れ始めた時、心がはしゃぎ出すようです。A.Sさんのメールの終わりにはようやく取り戻したと思われる心の平安が感じられました。個人的な話ですのでカットしようかと思いましたが、折角の機会ですので以下に公開させていただきます。
勇気を出して買ってよかったです。前にもお話ししたように、私が海殺しXの購入を決めたのはエレクトーンの記事でした。(筆者註・Pスーパー海物語INジャパン2に新攻略ノウハウで勝つ!の後半部分に言及されているのでしょう)
自分がエレクトーンの講師をしている関係で佐々木さんに親近感を感じました。パチプロというと音楽、楽器には無縁な人という勝手なイメージがあったので本当にびっくりしました。曲のアレンジまでされていたということは中級といっても上級に近いレベルかと思いますが、そのアレンジ能力がパチンコの攻略にも通じるものがあると知ってさらに驚きました。
自分も仕事柄、つねに曲のアレンジをしています。その能力が牙狼攻略に役立ったのかもしれません。私の牙狼攻略はあまりにも初歩的なアレンジで恥ずかしいのですが、これでもしっかりと勝ててる自分に感動します。自分に感動するってバカじゃないとまぬけなひとりごとをつぶやいたりもしますが。
機会がありましたら、エレクトーンでアンサンブル(筆者註・二人で合奏すること)をやりませんか? パチンコとエレクトーンの教え合いができないかと本気で考えているのですが、この話乗ってくれますか?・・・(中略)
パチンコでつまずき、傷ついてしまった心が完全に癒えるまではまだ時間がかかりそうですが、連日の連勝で立ち直りつつあることだけは確かです。
今後も今の勢いを維持できたらの話ですが、パチンコに勝つたびに欲深くなってく自分を発見します。あれもやってみたい、これもやってみたいとキリなく欲望がふくらんでいきます。
私は音楽を仕事にしていますが歌はうまくありません。これから本格的な腹式呼吸でも学んで、将来はエレクトーンを弾きながら歌ってみたくなりました。次のステップは小さなライブハウスを借りてショーを開き、それを録画したものをユーチューブに流してユーチューバーに。こんなことを考えるだけでドキドキしてしまいます。・・・(後略)
夢のような話
ご紹介が遅れましたがA.Sさんのお仕事はエレクトーンの先生です。そんな偉大な方からアンサンブルのお誘いをいただいたことは身に余る光栄です。
しかしながら、私のエレクトーン歴は中級の入り口に入りかけたところで終わっています。今は自宅にエレクトーンを置いていません。鍵盤をはじく指の動きもかなり鈍くなっています。そもそもA.Sさんとはレベルが違いすぎて、とてもお相手が務まるとは思えません。
夢のような話ではありましたが、アンサンブルは絶対に無理と思いますので、泣く泣く辞退させていただきます。
華麗なる演奏
長いコラムをここまでご愛読いただいた読者の皆様に感謝致します。ささやかなお礼として、(自分の演奏ではなくて恐縮ですが)YouTubeで勇名を馳せる826askaさん(チャンネル登録者はなんと65万人!)の見事なエレクトーン演奏のリンクを下に貼っておきます。
ユーチューバーを夢見るA.Sさんにも是非、お聴きいただきたい珠玉の作品です。鳥肌の立つ演奏力とあまりの格好良さに痺れてしまうことでしょう。
現在の日本でこの人の実力を上回るエレクトーン奏者は存在しないと思います。上下の鍵盤が体の一部となって自由自在に躍動します。まさに全身全霊の演奏です。
ちなみに、曲目はパチンコファンにはお馴染みの『ルパン3世のテーマ』です。
(抜群の音感と度肝を抜くアレンジ)
自己実現の欲求
中高年以上の世代の方であればどなたでも、子供の頃に一度か二度はこの曲を耳にしたことがあるはずです。
♪男には自分の世界がある・・・という歌詞で始まる豪快なサビのメロディーが妙に心に焼きつきます。
「男には」となっていますが、実際は男性にも女性にも自分の世界があります。極言すれば、人間であればそれは誰にでもあります。
世の中の大半の人々は自分の思い描く世界が未完の状態に留まっています。
折りしもコロナ禍がもたらした暗雲の下で生きる大勢の人々が人間の本能的欲求(食欲等)を満たすことすらままならず、人間の最終願望、「自己実現の欲求」からはほど遠い暮らしを余儀なくされています。
A.Sさんがパチンコ依存症を見事に克服され、大きな夢の実現のために新たな一歩を踏み出されたように、夢の翼、海殺しXがリヴィエラ門下生の皆様の人生に好転をもたらすことを祈ります。
優秀な攻略のハウを
このたびは大型新人のA.SさんがP牙狼月虹ノ旅人の攻略テクニックを教えて下さいました。これは単純明快ながら非常に精度の高いノウハウです。
P牙狼月虹ノ旅人はスペック上、好調台には15連荘、20連荘が簡単に発生する機種ですので海殺しXのメインターゲットに据えたい機種の一つです。
論理的には、P牙狼月虹ノ旅人に限らずスペックが類似している他のハイスピード爆裂機にも使用可能です。
但し、難点としては同グループ内の甘デジの当たりがスイッチの役割を果たすことが多いため、P牙狼月虹ノ旅人のようなハイスピード爆裂機が甘デジと同じグループに入っているホールを探す必要があります。
もう一つの難点は待ち時間が頻繁に生じることですが、パチンコの攻略に完全無欠なものはありません。如何に優れた薬にも多少の副作用があるのと同様です。(P牙狼月虹ノ旅人の同グループ台が全てミドルスペックのホールでは待ち時間がもっと長くなります。それ故、「バラエティー攻略」を併用するA.Sさんの発想は秀逸です)
最小の犠牲で最大の効果が期待できる優秀な攻略ノウハウの開発に当倶楽部はこれからも取り組んでまいります。今後のコラムにどうぞご期待下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
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]]>★スーパー海物語IN沖縄5の攻略ポイントとは?
重要な鍵を握る2R確変(突確)
危険危険領域速攻法との相性抜群
オール確変&継続期待値90パーセント!
必殺攻略技の正体
新コラム完成
このたび海殺しX事務局便りにスーパー海物語IN沖縄5の攻略【祝祭ふたたび】を発表致しました。以前に執筆したコラムを改題して大幅に書き加えたものです。
むしろ加筆した部分の方が多いため、完全に新しいコラムのようになっています。旧コラムをすでにお読みになられた方にも再読を勧めます。
コラムの概要
スーパー海物語IN沖縄シリーズは2R確変(突然確変=突確)の割合が高めに設定されています。故に、2R確変の意味と2R確変に秘められた法則を読み解くことがスーパー海物語IN沖縄5攻略の第一歩となります。
前出のコラムでは以下の事柄について詳述しています。
1.2R確変の正体
そもそも2R確変とはなんなのか。どのような状況で発生するのか?
2R確変から快進撃が始まる台と2R確変が「束の間の快楽」で終わってしまう台の違いとは?
2.2R確変ワクチン論
好調台ほど2R確変が台のコンディションを上げる。
それとは対照的に弱い台ほど2R確変の後にパフォーマンスが低調となる。
この背景にある事情とは?
3.2R確変を読み解くコツ
通常時、確変時のいずれにおいても発生する2R確変。それを境に著しくパフォーマンスが良くなる台もあれば、坂道を転げ落ちるようにホルコンから見放され、当たらなくなってしまう台もある。2R確変後の進展を正確に見極め、台の将来性を予想する簡単な方法とは?(ホルコン全般の知識及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
4.危険領域速攻法が決まりやすい
カシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法が沖海シリーズと相性が良いのは何故か?
2R確変の割合の高さと危険領域速攻法の成功率の相関性とは?
註・リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)にとっては4が沖海5攻略の最重要ポイントとなります。
門下生からのメール
前出のコラムを発表してから2日後に今年(2021年)の5月に当倶楽部の門を叩かれたY.Mさん(東京都・男性)からスーパー海物語IN沖縄5の戦積報告第一号のメールが入りましたので、お名前をイニシャル表記に変えた上で全文を引用させていただきます。(公開できない部分のみ嫌らしくも伏字処理をさせていただくことをお許し下さい)
こんにちは。Mです。今回は嬉しい報告です。
海殺し購入後も怖くて1円パチンコしか打てませんでしたが、佐々木さんに「海殺しに慣れるまでは1パチで練習するのも堅実な方法です」と言われて、トータル収支が黒になるまでは1パチと決めていました。意外に早く慣れることができ、そろそろ4ハチで打とうかと思いながらも度胸がなく、1パチから離れることができませんでした。
ちゃんと勝ってるんで、今の立ち回りを崩さなければ、理論的には4パチでも勝てるはずですが、昔、4パチで一日に7万円も負けたことがあり、それがトラウマになっています。
しかし、もういい加減卒業の時かと思い、攻略に十分な時間をとれる仕事の非番の日に勇気を出して4パチを打ってみました。出玉量で評判のスーパー海物語IN沖縄5を4パチで攻略したかったからです。
スーパー海物語IN沖縄5の島は新台好きのお客さんで賑わっていましたが、勤め人が来ない平日の午後だったのとコロナの影響なのか、何年か前のスーパー海物語IN沖縄4の導入日と比べると空き台も目立ちました。
私は当日大当たり回数がサイクル変換寸前の●回の台を確保して、打たずに観察だけしていました。
以前、佐々木さんに「体力値が多い台は爆発する可能性が高いがなかななか当たらない。先に同グループの台を当てさせるように」とご指導頂きましたので、椅子に腰掛けたままスマホでいつのまにかリバイスされた沖縄5のコラム(筆者註・前出のコラムのことです)を読んでいました。
リヴィエラさんの攻略で凄いと思うのは、普通の人が全然気が付かない何気ない現象を鋭く掘り下げ、そこから攻略の技を生み出すことです。危険領域速攻法が成功する時は本当にすぐに当たるのでやみつきになっています。
同グループの確変台の連荘がなかなか終わらずイライラしていたら、コラムに書いてあったように突確で当たって危険領域に入りました。私の台はその台から●●で直近でしたし、他のグループ台はすでに何度か当たっていましたので、「今度こそここかな?」と思って打ち出しを開始しました。
なんと、10回転も回さないうちに最初のリーチがビッグバイブで来て、確変で当たりました。
残念ながら私が当たった後、危険領域の台が元気になって大連荘を続けました。(筆者註・これこそがワクチンの成功例です)
本当にコラムに書いてある通りですね。私がその台を助けてしまったようです。私の台は突確入り4連荘(実際は3連荘みたいなもの)で倒れてしまいましたが、私には秘策がありました。
時短に入ってから様子見に20回転だけ打った後、打ち出しをやめてしばらく休みました。
そして、私がサポートしてしまった爆発台が次の危険領域に入った時に打ったら、すぐに確変を引き戻しました。私が当たった直後に爆発台が単発当たりを出しました。依然として危険領域です。「こりゃいい按配だ」と思っていたら、今度は私の台が爆発。スーパー海物語IN沖縄5、最高じゃないですか!
今回、自己最高の19連荘を記録することができました。(そのうち突確3回)
スーパー海物語IN沖縄5の爆発力はウソでないと思いました。
ちなみに、2度目の危険領域に沈んでしまった爆発台はそのままずるずるとはまり、ついに復活できませんでした。私の台はカシオペア攻略術に書いてあった●回転目の当たりも発生しました。神秘の回転数のコラムを思い出し、テンションが高まりました。
*筆者註・カシオペア攻略術の神秘の回転数(パチンコ全機種攻略)参照
最初の当たりも時短中の当たりも危険領域速攻法がもたらした快勝でした。今回は4パチということもあり、財布の中に万札が詰まりました。今、幸せな気分でこのメールを書いています。
攻略上の秘密事項を教わって本当によかったとリヴィエラさんには感謝しています。今回は運がよすぎたと思いますが、これからもスーパー海物語IN沖縄5で似たような報告ができるように腕を磨きたいと思っています。このメールに返信は不要です。とにかく私は感謝の気持ちでいっぱいです。
Y.M
Y.Mさんへ
自分の開発した攻略ノウハウが評価されるほど光栄なことはありません。
特にリヴィエラ門下生の方が私どもが教えた基礎の上に自分なりのアイデアなり工夫を加えて独自の攻略スタイルを確立され、プロへの道を歩んでいかれる姿を目にするたびに、師匠としての感涙にむせびます。
実質3連荘で終わりかけた台を再度の危険領域速攻法で蘇生させた貴兄の技量に賞賛を惜しみません。デビュー当時から貴兄にはセンスの良さを感じています。
十分に勝てるようになってからも万一に備えてイチパチで修行を続けられた慎重さを見て、「この人は間違いなくトッププロの候補生だ」と思ったものです。このたびは、ついにその片鱗が現れました。
今後のご活躍に期待しています。
禁断の領域へ
当ブログ、事務局事務局便りともに更新が滞っていましたが、それは家庭の事情で私の身辺が慌しかったです。新コラムを待ちわびておられた門下生及び読者の方々には申し訳なく思っています。
最近、事務局便りに【噂の検証】海物語12秒セット打法?と題した拙文をしたためました。ついに禁断の領域に足を踏み入れました。前出のコラムと併せてご高覧いただければライター冥利に尽きます。
皆様へのお願い
東京都に再び緊急事態宣言が発令されました。今までのパターンからして、パチンコ業界はまたもや不当な弾圧を受けることが予想されます。
人生の飛躍の糸口をパチンコの攻略に求め、リヴィエラの旗のもとに集われた皆様はパチンコ業界を守る勢力の一翼を担う任務があると思います。世論に挑む私の闘いに援護射撃をお願い致します。
前回記事、【パチンコ業界反撃】都遊協が都知事を痛烈批判でも触れましたように、パチンコ業界いじめは理不尽にもほどがあります。
上記の記事は心ある方々のお陰でフェイスブックでのシェアが爆発しました。
マスコミや自治体のパチンコバッシングになんの不条理も感じず、むしろこの風潮を「ギャンブルなんて不要不急の典型。叩かれて当然」と歓迎する人々が世の主流を成す現況において、拡散にご協力下さった方々の剛毅に満ちたご厚情には心よりお礼申し上げます。
パチンコメーカーのリーディングカンパニー、SANYOが渾身の力をふり絞って世に出したPスーパー海物語IN沖縄5が埋もれてしまうことがありませんように、宜しければ、皆様にもSNS上で上記の記事を拡散していただければ幸甚に存じます。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
<人気コラム>
<海物語シリーズ特集>
<カシオペア攻略術関連>
<当倶楽部紹介>
Pスーパー海物語IN沖縄5の攻略は
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開(公式HP)へ
]]>
★言われなき批判を歯を食いしばって耐え抜き、マゾの美学を貫いたパチンコ業界がついにキレた!
緊急事態宣言の前に
パチンコ業界団体、東京都遊技業協同組合(都遊協)が小池百合子都知事宛に要望書を送付した。(下記参照)
パチンコ店を休業対象に含めないよう要請 緊急事態宣言時/東京都遊協
都遊協は第三次緊急事態宣言の発出前、4月22日にこの文書を送っている。
文中にあるように、都内のパチンコホール62店舗がコロナ禍の犠牲となって廃業に追い込まれた。
表向きはコロナ禍を原因としているが、実際は都の暴政によって命が絶たれたと言ってよい。
「窮鼠、猫を噛む」とはまさにこのことである。今まで故なくしてこてんぱんに殴られ続けてきたパチンコ業界もこの期に及んでは反発せずにはいられなかったのであろう。要望書に記された内容は実にシビアなものであった。
都が認可する団体が自分たちを監督する立場にある上部機関にこれほどまでに「痛烈な皮肉」を含んだ公文書を提出するのは前代未聞である。
問題の発端
第一次緊急事態宣言下で科学的根拠を欠いた理不尽なパチンコバッシングが展開されたことは記憶に新しい。
パチンコ店特有の優れた換気能力と基本的に会話のない環境を専門家は「感染リスクの低い場所」と断言するが、国(西村康稔大臣)も自治体も専門家のアドバイスを無視して、単なる妄想(独善的なイメージ)からパチンコ店を危険地帯と決めつけた。
Cf. パチンコ店はいまだ「クラスターなし」感染リスクが低いワケ
他業界と比較して休業率(98.7%)が桁違いに高かったパチンコ業界に謝意を表することはなく、各都道府県は恩を仇で返すかの如く、パチンコ店のみを標的に据えた魔女狩り(休業要請に応じなかった店舗の店名公開)に躍起になった。
誤認識の拡散
お上に弱いパチンコ業界は耐え難きを耐え、忍び難きを忍んだが、その後もマスコミが主導する理不尽なパチンコバッシングは終息せず、事実に反する誤認識(パチンコ店危険説)を全国津々浦々に「感染」させてしまった。
やけに居丈高な態度でパチンコ店の店名公表に踏み切った知事たちは、あたかも正しいことでもしているかのように勝ち誇っていた。休業要請に応じない他業界の店舗、施設の公表はしないというあからさまな差別を平然と行うとは情けない限りである。
反省の色なし
知事たちは今頃になって飲食店の危険性に気づいたが、パチンコいじめに忙しかった頃、何故、休業に応じない飲食店の店名を公表しなかったのか。
科学的見地に立脚せず、国民の共感を得られやすい「イメージの悪い業界」、自分たちにとって都合の良い(文句を言わない)「お上に弱い業界」から叩くとは言語道断である。
感染爆発防止のために、人為的に人が混み合う場所を作らないようにする政策に異を唱えるつもりはない。
但し、経済活動を窒息させぬよう必要最小限の規制で乗り切らなければ明るい未来はないということを指摘したい。
それにはコロナ対策と経済活動の維持という相反するものを絶妙なバランスで両立させることが求められる。
不必要なものまで規制の対象としたために、多くのパチンコ店が潰れ、多くの失業者を生み出した。この失政は人災以外のなにものでもない。
パチンコ店に依存する多くの民間企業が雪崩式に倒産した。それによって地域経済は深刻な打撃を被った。
しかし、どの知事も失政を詫びることはない。今でもパチンコ憎しの態度を露にして、相変わらず平然とパチンコ店を危険視している。
危険な場所から取り締まれ
新型コロナウイルスの封じ込みで世界から絶賛された国はベトナムである。共産圏であるため、国家権力(国民への強制力)が非常に強い国である。
社会体制の違いを度外視して単純に比較することはできないが、ベトナムが「最も危険な場所を集中的に取り締まった」という事実を見落としてはならない。
我が国ではパチンコバッシングの流行中に休業要請に応じない飲食店が完全に野放し状態となっており、そこから第二波、第三波の感染爆発が急速に広がっていった。
今回の緊急事態宣言では床面積が1000平方メートルを超えるパチンコ店が休業要請の対象になっているが、飲食店とは異なり、特措法24条に依拠する要請であるため法的拘束力がなく、大半のホールは営業を続けている。
これに対して怒っている人(マスコミ信者)は少なくないと思われるが、怒る権利があるのはパチンコ業界の方である。
感染リスクが低い場所なのに改めて危険地帯であると宣言されたに等しく、怒りの矛先がついにお上に向けられた形となった。
努力しても報いなし
一連のパチンコバッシングにもがき苦しみながらも、パチンコ業界は全国各地の遊協が団結して感染防止対策に懸命に取り組んだ。
その中でも賞賛に値するのは、店員が頻繁に台を除菌する作業を必死に続けてきたことである。「ここまでやらなくても・・・」と感心してしまうほどこの作業に熱心なホールが多い。
パチンコ店の客はしばらく打ってみて見込みがなさそうな台であれば、別の台に移動する。その都度、店員が客が離れたばかりの台を除菌する。
人によっては2台、3台の間を行ったり来たりすることもあるが、たとえその間隔が数分であっても店員は小まめに台を除菌する。同じ台を何回も。
ここまで感染防止を徹底している業界は他に例を見ない。
デパートでは、商品を物色中の客が一度手にした商品を元の場所に戻すことが多いが、店員が商品を除菌することはない。感染は飛沫感染に限らない。このような状況下でも発生しやすい。
銀行のATM機は画面も番号キーも無数の人々の手に触れられる。最も感染リスクの高い媒体の一つであるが、ATM機を除菌している行員の姿を見たことは一度もない。
(除菌作業のために専属の従業員まで雇うホールもある。このような取り組みが何故、評価されないのか?)
デパートや銀行の怠慢を政府が叱ることもマスコミが批判することもない。
「このパチンコ店の前に、今日は朝から長蛇の列ができています!」とテレビ局のリポーターが実況することはあっても、PCゲームの新作を買おうとして店舗の外で開店前に並ぶそれ以上に長い列を批判するテレビ局はない。
パチンコ店の涙ぐましい努力を少しも評価せず、業界全体をひたすら悪者扱いする自治体は「パチンコ店を危険地帯とみなす科学的根拠に基づいた正当な理由」を示す必要があると私はかねてより思っていた。
都遊協が都知事に問い質したことには重大な意義がある。
皮肉だらけの要望書
前出のニュース記事によれば、都遊協は要望書を通じて「業界団体が定めた新型コロナ感染防止ガイドラインに則り、各ホールが感染防止対策を実施した結果、現在までクラスターが発生した事例が一件もないこと、店内は10分に1回程度で全体の換気を実施していること」を説明した上で、都知事に「万が一、パチンコ店を休業要請の対象施設に含めるのであれば、証拠に基づいた理由と、東京都が過去1年間に積み上げたであろうデータと分析を基にした科学的知見による感染防止対策の明示を求めた」という。
又、「納得のいく要請でなければ、組合員(筆者註・都遊協に加盟している各パチンコ店)に対して説明をし、協力を依頼することも困難」であるとも要望書には記されている。
これを皮肉と言わずになんと言おう。
誰もが笑えるユーモアとしての皮肉とは異なり、攻撃的な皮肉を交えた文面というものは、当事者以外にはなんとも思われないが当事者には「痛い所を突かれた」と思われる文章を指す。
都遊協が都知事に提出した要望書そのものは礼を尽くした文面であっても、それをそのまま受け止めるべきではない。
これは要望書を装った抗議文である。
「万が一、パチンコ店を休業要請の対象施設に含めるのであれば」という言葉遣いからして怪しげな雰囲気が漂っている。この文の真意は明らかに「どうせまた根拠もなしに休業せよと言うのでしょうが」である。
都遊協が言わんとすることを婉曲表現を用いずにストレートに書けばこうなる。
「我々が定めた新型コロナ感染防止ガイドラインに則り、各ホールが感染防止対策を実施した結果、現在までクラスターが発生した事例が一件もないこと、店内は10分に1回程度で全体の換気を実施していることを貴方は知らないのですか。貴方の我々に対する理由なき差別待遇には辟易しております」
「きっと今回も科学的根拠を欠いた貴方の偏見に基づき、パチンコ店を休業要請の対象施設に含めるのでしょうが、都の認可団体と言えども、我々はこれ以上、都に従順を尽くすことはできません。我々が貴方に証拠に基づいた理由と、東京都が過去1年間に積み上げたであろうデータと分析を基にした科学的知見を求めても貴方がそれに応じないことははじめからわかっています。応じようにも出せるデータをお持ちではないでしょうから」
「パチンコ店が再び休業要請の対象となっても、貴方のことですから納得のいく要請にはならないでしょう。したがって、我々は組合員に対して意味不明の休業要請をまともに説明することができません。ましてや協力を依頼することなどもってのほかです。なんの根拠もないのですから」
このように読むべきである。
コロナ第四波の襲来で雲行きが怪しくなってきた頃、都遊協は先手を取って痛烈なパンチを都知事に浴びせたと見るのが妥当であろう。
都遊協にインタビュー
こんな論陣を張るからには無責任なことは一切書けない。勝手な想像だけで書くべきではない。
私は確認のために都遊協に電話をかけた。
恐らくマスコミの情報操作の餌食となり、洗脳されてしまった一般市民からの抗議の電話が殺到しているのであろう。電話に出られた事務局員の男性からは私のことを警戒する気配が見てとれた。
私は彼に自分は思慮分別を欠いた烏合の衆の一人ではないこと、今までも弱者であるパチンコ業界に寄り添い、世に流布された誤謬を正すべく言論の世界で闘ってきたことを告げ、理解を求めた。
幸いにして胸襟を開いてくれた彼は私との電話で最終的にはかなり突っ込んだ話を忌憚なく語ってくれた。
私が「今回の都知事宛の要望書はある種の皮肉ですよね? 『特に過去一年間で積み上げたであろうデータと分析』という表現は『一年かけてもなんのデータもないだろう。なんの分析もしていないだろう』と読めてしまうのですが、この解釈でよろしいでしょうか」と質問をした時の反応が痛快であった。
さすがに「その通りです」とは言えない。事務局員が迂闊なことを口にすれば、それは都遊協の公式回答と見做される。
ましてや私はライターの端くれであると正々堂々と自分の身分を明かしている。当然、彼も自分の発言が公になるかもしれないことを意識せざるを得ない。
私のこの質問に彼はお茶を濁しながら、「うーん、まあ、なんと言ったらよいでしょうね。ワッハッハ」と嬉しそうな笑いで応えた。
言葉にはしなくても、それは明らかに肯定のリアクションであった。
私はそれ以上、突っ込む野暮なことはしなかった。これがわかっただけでも電話をかけた甲斐があったからである。
要望書を都知事は無視
彼に対して、私は自己紹介を兼ねて今までに執筆活動を通じて世間に訴え続けてきたこと(下の関連コラム参照)の概要を伝えた。
人に質問をするからには自分の正体を隠すべきではない、ただ一方的に質問をするのはフェアではない、と思ったからである。
彼は立場上当然とはいえ、私の考え方を高く評価してくれた。又、「こういう人がいることは我々にとっても救いですね」といったニュアンスの激励までしてくれた。
本心を明かせば、私たちが交わした濃密な会話の全容をここで一気に紹介したいところである。
しかし、このコラムが物的証拠となり、彼の身に危険が及ぶことを私は憂慮する。私を信頼して包み隠さずいろいろなことを語ってくれた彼が組織内で窮地に陥るようなことがあってはならない。
又、このコラムのせいで都遊協と東京都の間に亀裂が生じるようなことがあれば、都遊協にも申し訳ない。
以上の理由により会話の全容は敢えて公開せず、公になっても絶対に問題にならないことだけを述べるに留める。
10分ほど雑談や意見交換をした後、私はこのたびのコラムを書くにあたり最も知りたかったことを彼に尋ねた。
「ところで、もうすでに緊急事態宣言が出されていますが、小池都知事は都遊協さんの要望書に回答されたのでしょうか。つまり、納得のいく理由を示されたのでしょうか」
電話越しから彼の苦笑いが伝わってくるようであった。
「なんの回答もいただいておりません。今回の件に限らず、今までもいろいろな文書を送っているのですが、ご返事をいただけたことは残念ながら一度もありません。要望書が本当に都知事の手に渡っているのかも、渡っているとしても果たして読んでもらえているのかも正直なところわからないんですよ」
と言って彼はため息をついた。(都知事が回答しなかったのは都知事の責任であり、紛れもない事実であるが故に、これを公にしても差し支えなかろう)
都遊協の人たちの心境を思うと不憫でならない。
名もない一般市民が要職に就いている多忙な人に手紙を出しても返事が来ないことくらいは一般常識として許容できる。
しかし、都遊協はれっきとした東京都の傘下団体である。
そこから送られてきた質問や要望まで公然と無視するとはあまりにも非常識であり、誠意に欠けると言えまいか。しかも、一度だけではない。毎回、黙殺しているのである。
小池都知事に限らず、このたびの緊急事態宣言の対象区域となった4都府県の知事は専門家の意見に耳を傾けずに世論に迎合してきた人々である。科学的な根拠などまともに示せるわけがない。
しかし、せめて「要望書は読んだ。理由は明かせないが要望には応えられない」と苦し紛れの回答くらいはすべきであろう。
納得のいく理由が示されぬまま緊急事態宣言が発令され、都遊協は今回も一方的に協力を求められている。
請求書と領収証
世の中には「請求書はすぐに出しても、領収証はなかなか出さない人」がいる。他人には常に何かを要求して言いたい放題なのに、他人からの依頼には快く応じない。
企業で言えば、顧客にしつこいほど請求書を送りつけて入金の催促をするが、いざ入金があった後に顧客から領収証の発行を求められても、それには完全無視といったところか。「有難うございました」の気持ちを込めて領収証を書く気もなければ、領収書を書く数分の作業すら煩雑なものと考えている。
そういう人を私は絶対に信用しない。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親
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<関連コラム>
(厚生省、東京都、大阪府にパチンコ業界を不当に差別する理由を問い質した電話でのやりとりをまとめたもの。一番人気)
(テレビ、新聞などの報道姿勢を批判したもの。公権力を濫用して民間企業の営業を妨害した市長の行動を英雄的に報じたメディア等を批判)
(パチンコバッシングの端緒となった出来事を紹介、それが如何なる形で全国的に広まったかということを解説しつつ、一連のバッシングの裏に潜む闇の世界を糾弾したもの)
(政府は国民の命を真剣に守っていない。医療供給体制を守っているだけ)
(国難級の災害が発生した時に発動する無利子の公的融資がパチンコ業界と一部の風俗業界だけ適用不可の期間があった。醜い差別政策を白日の下にさらしたもの)
(パチンコホールの換気能力の高さを証明する実験、デモンストレーションを動画で公開)
※私どもの意見に賛同される方々へ
SNS等で拡散していただければ幸甚に存じます。
世の不条理に鉄槌を!
「隣人を愛す」とは?
自分にとってなんのかかわりもない人も大切にすること・・・
虐げられている人を無視しないこと・・・
]]>
★パチンコ攻略のための基本知識
思いもかけぬリクエスト
海殺しX事務局便りに【海物語】この出目頻出は不調の兆しと題したコラムを発表したところ、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)のM.Hさん(大阪府・男性)より、感想のメールが届きました。(以下、抜粋)
・・・(前略)それから、事務局便りの新記事は大変勉強になりました。ユーザーの声を伝える記事はよい刺激になります。自分もユーザーなので読んでいて思いあたることがあるし、自分が気づいていないことを教えられて発奮材料にもなることも。これからもユーザーの声を拾った記事を書いてください。・・・(中略)
最後の「コーヒーブレーク」にも感動しました。私は昔、男子のプロレスをよく見ていた時期がありますが、女子プロは全然見たことがありません。コーヒーブレークがきっかけとなって中野たむさんとジュリアさんに興味を持ち始め、ユーチューブで二人の過去の試合を見ているうちにスターダム(筆者註・前述の両選手が所属する団体)の魅力にはまってしまいました。
ネットでいろいろ調べてみたら、この二人は過去にいろいろなイザコザがあったようですね。お暇なときで結構ですから、簡単にお二人の過去の出来事を教えていただけますでしょうか。粉末プロテインのかけ合いとか水着での喧嘩とか、サイドストーリーを知らない私には「なんでこうなっちゃうの?」と疑問符だらけなのです。・・・(中略)
最近の私はご指導の効果が出てきて、勝率が見違えるほど向上しました。爆発のテクニックもうまくなり、ホールに10回行くだけで通算収支は最悪でも15万円勝ち、ついている時で30万円勝ち、平均するとその中間の25万円勝ちってところです。
最近はウルトラ速攻法の成功率が急上昇しました。観察基準台(筆者註・リヴィエラ用語)はミドルなら機種を問わないというのは本当ですね!・・・(後略)
長編ノンフィクション
さて、今回はパチンコとは直接関係ない話をさせていただきます。すでにいろいろなコラムにリンクを貼っていますので、読まれた方々も少なくないでしょうが、このたびはM.Hさんのリクエストに応える意味も兼ねて、リヴィエラ倶楽部・青い鳥の詩に本格的な長編ノンフィクションを発表致しました。(下記参照)
読み終えるまでに少々、時間がかかるのが唯一の難点ですが、読者の皆様にその時間が決して無駄ではなかったと言わせるだけの読み物に仕上がっているはずです。フェイスブックでのシェアが相次いでからはアクセスが爆発に転じました。
プロレスに全く興味のない人にも十分に満足させる自信があります。笑いあり、涙ありのエンターテイメント性の高い読み物ですが、誇張表現は一切なく、実話をありのままに語ったものです。
内容はスターダム(女子プロレス団体)に所属する二人の美人レスラー、中野たむ選手とジュリア選手がリング内外で抗争を繰り広げながら、次第に「相互信頼」、「相互尊敬」の気持ちを育んでいくという話です。
まるで映画のような感動ストーリーが現実に起こったことに意義があります。
「絶対に夢を諦めない」、「自分の限界を自分で決めない」という中野選手の生きざまはパチンコ勝ち組に入るまで絶対にギブアップしないと心に決めている方々を大いに奮い立たせることでしょう。
短編ノンフィクション
傑作の長編ノンフィクションを紹介したついでにお忙しい方のために、すぐに読める短編ノンフィクション作品も紹介させていただきます。(下記参照)
こちらは当ブログにて発表した【新時代攻略】スーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2の最終章からのシングルカットですが、まだお読みではない方にはお勧めの作品です。
愛知県内の某市役所に勤務する人のお嬢さんが難病に見舞われ、手術当日に輸血のために同じ血液型の人を自力で50人同伴させなければ命は助からないという状況に追い込まれていました。
その人は勤務先の市役所に協力の依頼をしましたが、けんもほろろに断られました。上部機関の愛知県庁にも交渉しましたが、結果は同じでした。結局、お嬢さんの命を救ったのは名もない民間企業でした。このストーリーも映画のように現実離れしていて感動を誘います。
何故、私がこんなことを知っているかと申しますと、その企業は私が若い頃に勤務していた会社であったからです。
明日への希望を
今回は気分転換にパチンコの話題から離れましたが、たまにはこういうのも悪くはないでしょう。二つとも読者の涙腺を強く刺激するコラムです。
長引くコロナ禍の影響で国民全体が元気を失っている今日の頃です。
一人でも多くの人々に生きる気力と明日への希望を与えることが当倶楽部の使命であると考えています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
関連コラム:
<当倶楽部紹介>
海殺しX紹介動画(YouTube)
「きのう」を脱ぎ捨て「あす」に着替える人たちへ
]]>「遊タイム=大当たり確定」という前例のないスペックで登場したJAWS3 SHARK PANIC〜深淵〜 遊タイムを目指して奮戦中の客を利用したリヴィエラ流新攻略法とは?
事務局便りより
平和の勝負機
パチンコメーカーの平和は2021年2月上旬にホールに導入されるP JAWS(ジョーズ)3 SHARK PANIC〜深淵〜のリリースを発表した。
これは明らかにSANYOの新台、P大海物語4スペシャル(新規則機の出玉王)の打倒を目論む意欲作と言えよう。好調台の出玉の凄まじさを売りとするスペックは以下の通り。
★P JAWS3 SHARK PANIC〜深淵〜のスペック
・大当たり確率:1/319.6(右打ち時約1/7.9)
・JAWS PANIC(確変ラッシュ)突入率:約51%
・JAWS PANIC継続率:約80%
・遊タイム(天井時短):通常時、959回のハマリで電サポ100回が発動
・賞球数:2&3&4&15
・電サポ回数:1回 or 8回 or 100回
・ラウンド:4R or 10R
・出玉数(払い出し個数):600個 (4R) or 1,500個(10R)※確変プレー中(右打ち時)は全ての当たりが10R
51パーセントというラッシュ機にしては甘い確率でJAWS PANIC(ラッシュ)に突入して、その後は1/7.9という超高確率の確変が待っている。爆発好きのパチンコファンには実に魅力的なスペックになっている。
最大の見所
P JAWS3 SHARK PANIC〜深淵〜の最も画期的なシステムは遊タイムに突入すれば、ほぼ確実に大当たりが確定していることである。
すでに大衆にも知れ渡っているように、ホールで発生する大当たりの約95パーセントはホルコンによって誘発された当たりである。しかし、稀に本来の当たり方(大当たり乱数的中)をすることもある。
とはいえ、スタートチャッカーに入賞するたびに1/319.6(低確率時)の抽選を行い、期待値通りに300回転前後に当たることは難しい。
好調台、爆発台が期待値計算では考えられない幸運が相次ぎ、いともたやすく当たり続ける現象はその当たり方が大当たり乱数の的中ではないことを如実に物語っている。
それはさておき、959回のハマリで発生する遊タイム(天井時短)は電チューが開放する。
右打ち(電チュー入賞)の時の大当たり確率は上記の通り、1/7.9なのでホルコンの動きとは無関係に、天変地異の大不幸でも起こらぬ限り、99.999パーセント近くの確率で大当たりが確約される。
1/7.9の抽選を100回行って当たらないということはまず有り得ない。しかも、遊タイムに持ち込んで当たった時はいきなりJAWS PANICに突入する。
このことを知らずに打っている人はまさにパニックに陥るだろうが、Don't panic!
これこそがメーカーが意図したP JAWS3 SHARK PANIC〜深淵〜の最大のセールスポイントなのである。
一連のパチンコ規制で「あれもいけない、これもいけない」と制約だらけの中でパチンコメーカーは次々と新しいアイデアを捻り出す。このような抜け道があったとは! 人間の知恵が無限であることを痛感せずにはいられない。
今後、他のメーカーもP JAWS3 SHARK PANIC〜深淵〜を模したスペックの新機種を生産することが予想される。
パチンコのゲーム性はチューリップ機、ハネモノ、デジパチと変遷してきた。デジパチ時代が長かったが、今後は従来のデジパチに様々な新機能が付加される新しい時代に入る。
手っ取り早い攻略法
さて、今回のコラムのタイトルは必ずしも適切ではないかもしれない。攻略する機種はP JAWS3でなくてもよいからである。もちろん、P JAWS3で試してもよい。
今回、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)に紹介する攻略技法はP JAWS3の遊タイム機能を利用した攻略ノウハウである。
既述の如く、P JAWS3は遊タイム突入がラッシュ突入を意味する。ラッシュが始まりさえすれば、スペック的に一撃多連荘が十分に見込める機種である。
サイクル状態(サイクルの秘密については、海殺しXのテキストブックにて解説済み)の悪い台であれば、2〜3連荘で終わってしまう不運な台もあるだろうが、このスペックでは平均的な台でも5〜6連荘は当たり前、好調台の場合は10連荘、15連荘も当たり前、20連荘以上も決して夢ではない。
しかも、確変中の当たりの全てが払い出し個数1500となれば、誰もが遊タイムに近いハマリ台を探し、大連荘を狙うことが予想される。そこに着目する。
ベテラン門下生はもうお気付きかもしれない。然様、カシオペア攻略術が教える危険領域速攻法をスタンバイさせればよいのである。
具体的には
この攻略技法もその他諸々のテクニック同様、強いグループ(ホルコンが数台を束にして攻勢するグループ=ユニット)の台で行う。
いつも同じことを言っているが、強いグループの定義とは「(他のグループと比較して)短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて、多連荘(4連以上)が中心のグループ」である。
具体的なアクションは以下の通り。
?P JAWS3の遊タイムをめがけて突進中の客を探す。
?その中で強いグループの台で打っている客の有無をチェックする。
?もしいれば、その人と同じグループの空き台を確保する。(打つ機種はなんでもよい)
?その客が遊タイムに入り、危険領域を迎えた時に確保した台を打つ。
?それで当たらなければ休憩して、その客が次の危険領域を迎えた時に再び打つ。
台選びに関して
技量が問われるのは?である。空き台が2台以上ある場合は機が熟しさえすれば当たりやすい台を選ばなければならない。
ここに経験が介入する要素があるが、ミドルで700回転以上ハマっている台はできれば避けたい。グループ全体の繁栄のために生贄となっている死に台はどこまでハマるかわからないからである。
台選びに際しては、以下の情報を参考にしていただきたい。
<台選びの心得>
?最も推奨したい狙い目台はハマリから好調に転じてまだ5箱前後しか取れていない台である。(今の時代、「何箱」という表現は古いかもしれないが・・・)ミドルであれば最高で10箱前後の出玉が期待できる。
?当たる可能性の高さとしては、今までかなり出したが、まだ出玉の限界(通常は15箱前後)に達していない末期の好調台も捨てがたい。しかし、そのような台が当たっても爆発することはほとんどない。その代わり5連荘前後のパーフォーマンスは十分に見込める。
?爆発する可能性が最も期待できるのは、今まで可もなく不可もない状態(とは言っても出たり飲まれたりの繰り返し)で打ち手を焦らしまくった遊び台である。遊び台はサイクル変換さえすれば爆発する可能性が高いため、爆発した場合は?、?よりも稼げるが、サイクル変換が生じなければ、単発や2〜3連荘レベルの低調なパフォーマンスに終わる。
グループ全台がミドル機であるケースを前提に説明したが、同グループに甘デジ台やライトミドルの機種がある場合は【新時代攻略】複数スペック混合のシマで勝つ!(前編)及び【新時代攻略】複数スペック混合のシマで勝つ!(後編)の攻略情報も加味して適切な台を選んでいただきたい。
今から楽しみ
パチンコ規制の呪縛の中で、優秀なリヴィエラ門下生はカシオペア攻略術が教える危険領域速攻法やスペシャルパックのウルトラ速攻法を駆使して、一日に2台、3台と多数の台を当てる離れ業で荒稼ぎをしてきたが、前回記事、P大海物語4スペシャルの攻略レポートにもあるように、最近ではそれほど高度な攻略力を持たなくても楽勝するケースが相次いでいる。
P JAWS3 SHARK PANIC〜深淵〜の登場によって、パチンコ攻略が一段と平易になる可能性が高い。また一つ、楽しみが増えた。
最強攻略法・海殺しXは海物語シリーズ限定の攻略ノウハウではない。(海物語シリーズの方が使いやすいというだけ)
海物語シリーズ以外の機種で海殺しXを未使用の門下生の方々は、これを機にミドル、ライトミドル、甘デジ(遊パチ)を問わず、あらゆる機種を攻略する猛者に育ってほしいものである。
今の時代、一つのシマが同一機種で埋め尽くされることは少なくなった。
海物語シリーズを打っていて、スーパーリーチがほどよいペースで2〜3回発生して、ここぞというべき絶妙のタイミングで決め手となるべき魚群やビッグバイブが発生したものの、それで当たらなかった場合は、すぐに台の移動をする決断に迫られる。(例・同グループの他の台に移る)
このようなケースにおいて、「当たり番(ホルコンが次の当たりを予定している台)はここだ!」と一発で見抜いても、その台が海物語シリーズとは限らない。
日頃からいろいろな機種を打ち、各機種に特有の演出(当たりの前兆、ハマリの前兆等)を経験的に知っていれば、パチンコの攻略がより一層楽になる。
胎動の季節
今、パチンコ業界は大きな曲がり角を迎えている。
パチンコ新時代へ〜ホール経営も攻略もで述べたように、度重なる規制やコロナ禍の不当なパチンコバッシングで喘ぎ苦しむこの業界は、生き残りをかけて意表をつくアイデアを連発している。
それに呼応するように、パチンコ攻略業界も次々と「新手」を放ち、今までになかった新機軸を打ち出している。
当倶楽部はその魁となるべく、今回の攻略コラムでも新時代攻略の一端を開示した。
「パチンコ冬の時代」と言われて久しいが、現在は新たな生命が誕生する前の胎動の季節であると予言したい。
パチンコの攻略に情熱を傾ける人たちよ、雪国に住む人々が遠い春をじっと待つように、新しい攻略の季節を待望していただきたい。
もう春はすぐそこまで来ている。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(最強攻略法・海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
関連コラム:
<当倶楽部紹介>
海殺しX紹介動画(YouTube)
<推奨コラム>
<海物語シリーズ特集>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
<さすがパチプロ!>
★新時代パチンコ攻略の水先案内人
]]>
海殺しX購入者の大海物語4スペシャル攻略記。虹色攻略の一端を紹介!
☆話題の爆発機
★とんでもないことが発覚!?
☆ある回転数で当たる台が爆発する驚愕の事実↓
真面目な顧客に感謝
冒頭の関連コラムで自分の攻略スタイルの確立を呼びかけ、【コロナ禍】パチンコ業界が反撃開始!で戦績報告のメールを募集したところ、当倶楽部の事務局にはリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)からのメールが続々と届くようになりました。
返礼品は何もないにもかかわらず、律義にも呼びかけに応えて下さった門下生の皆様には衷心よりお礼申し上げます。
頑張れ、新人門下生
さて、一斉に舞い込んだ門下生の戦績報告メールは、?大海物語4スペシャルの攻略、?その他の海物語シリーズの攻略、?海物語以外の他機種の攻略に分類することができます。
今、新台の大海物語4スペシャルでパチンコ界が盛り上がっていますので、今回のコラムでは、?の中から厳選したものを紹介致します。
どのメールも非常に刺激的なものでした。選ぶのに苦労しましたが、今回は過去3か月以内に申し込まれた方々から頂戴したメールを二つだけ公開させていただきたく存じます。
もっと沢山のメールを紹介したいのですが、熱心な長文のメールが目立ち、紙数の関係上、致し方ないところとご理解下さい。
ベテランではなく敢えて新人門下生のメールを紹介するのは、海殺しXのデビュー直後の優秀な戦士たちの奮戦ぶりを紹介して、まだ軌道に乗れていない方々の奮起を促すことが目的です。
以下にお名前の部分をイニシャル表記に変えて二つのメールを紹介して、それぞれに私のコメントを付します。
遊タイムに持ち込んで勝つ H.Kさん(男性)
佐々木様
10月の終わりに海殺しXを買ったKです。日頃、お世話になっているお礼に私の近況を報告したいと思います。
最初、私は海殺しXで仮面ライダー轟音を攻略していましたが、大海4スペシャルが出たので再び海に戻りました。大海4スペシャルはコラムにも書かれていた通り、単発が出やすいという欠点がありますが、確かに良い台は単発で当たっても、ちょっと辛抱すれば、すぐに確変で当たってくれますね。私の印象ですが、良い台は時短中に確変引き戻しが何度もあって、なんだかんだ言って7連チャン、8連チャンする感じです。・・・(中略)
私がよく使う方法は天井攻略の二番目の作戦です。(筆者註・【規制緩和】パチンコ天井攻略2020【遊タイム】の新作戦2参照)
成功率は90パーセント近いと思います。強いユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと。ホルコンのグループ構成の見分け方及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)の見抜き方は完全にマスターしたつもりなので、店に入ってから少し時間をかけて状況を見渡し、強いユニットの700前後のハマリ台を押さえます。遊タイム狙いが前提ですが、時間に余裕がある時は一気に回さずに、ウルトラ速攻法(筆者註・秘伝攻略の一部公開参照)を狙って待機することもあります。
これで遊タイム前に当たってしまうこともあります。強いユニットならではの恩恵で。しかし、どうしようもないハマリ台はウルトラ速攻法のタイミングで待機させておいた台で打ち始めても、魚群やビッグバイブで当たらないことも珍しくありません。そういう時はまっしくらに打ちまくり、遊タイムに突入させます。
私のやり方はここからが本番です。一気に打たずにのんびりと台を休ませて、同じユニットの台が危険領域(筆者註・「危険領域」の概念に関してはカシオペア攻略術にて記載。なお、カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)に入った時に例の危険領域速攻法で攻めます。
遊タイム中はハイスピードで回るので20回転中にリーチがほとんどかからない時は打つのをやめ、観察台が次の危険領域に入るまで待ちます。スーパーリーチが何度も来る時はスーパーリーチ3回までは粘ります。危険領域速攻法を用いてスーパー3回で当たらなければ、もうダメですね。そういう時はグループ内から確変中、時短中の台がなくなるまで待ちます。
しかし、強いユニットなので別の台が急に当たって危険領域に入ることがよくあって、そこで目の色を変えて打ち出すと「こんな台でも当たる時は当たるんだなあ」と自分で不思議に思うほど当たってくれますね。自分の経験上、遊タイムの後半、時には終わる直前で当たるケースが多いです。多分、普通に打ち続けていたら遊タイム中には当たらないでしょうね。実際、自分以外で遊タイム中に当たる人をあまり見かけません。
佐々木さんに教わったように、ハマリ台ほど当たるタイミングは限られていて、自分の経験上言えることはハマリ台は危険領域速攻法くらいしか当たるチャンスがないという感じですね。500、600のハマリだったらウルトラ速攻法が決まりやすいように思いますが、遊タイムに入るほどのハマリ台はそう簡単に当たってくれません。
しかし、危険領域速攻法が遊タイムでは鮮やかに決まりやすいのも事実ですね。通常時に危険領域速攻法を使っても、肝心な時に玉がなかなか入賞しない不運というのがありますよね。遊タイム中はそういうことないだけ、成功率が高くなるのでしょうか?
先月は後半に調子が崩れて勝率が7割を割ってしまいましたが、大海4スペシャルを打ち始めてからは8戦全勝です。年末年始は会社の休みを利用して稼ぎまくります。・・・(中略)
天井攻略のコラムに、遊タイムまで残り100回の台を打っている人がその台を諦めるかどうかは微妙というようなことが書かれていましたが、うちの店ではだれもそういう台を捨てずに遊タイムまで持ち込みます。700で放置されている台は拾えても、800、900のハマリ台を拾うのは不可能に近いですよ。どうしても投資に1万円以上かかってしまいますが、今のところこの作戦でほとんどが確変で多連荘するか単発でも時短後、全部使い切らないうちに確変で当たることが続いており、負けたことがありません。・・・(中略)
【講評】天井攻略の実践例のメールはH.Kさんからいただいたものがはじめてでした。門下生の方に実際に使用していただけたことを光栄に思います。
提唱者の私もH.Kさんと全く同じことを時折、試していますが、感想まで全く同じです。そもそもミドルで当たる台は遅くても700回転未満で当たるものです。
700回転オーバーのハマリに入っている台が当たる時は同グループの全台が(一時的不調も含めて)ダウンしている時です。
好調台が魚群等の強烈なスーパーリーチを外せば、それはダウンしていることの動かぬ証拠となりますが、遠くの台の細かい状況まではなかなか確認できないものです。
やはり、危険領域ほどわかりやすい目印はないということになります。今後もこの作戦で勝ち進んで下さい。
ところで、私が天井攻略のコラムを発表したのは、遊タイム搭載機がまだ世に出ていない頃の話です。大海物語4スペシャルは産声すら上げていませんでした。
当時は遊タイムの回転数も未知の部分が多く、「100回転程度ではないか」という説も根強くありました。大海物語4スペシャルの場合、遊タイムは350回転ですので、さすがに遊タイムまであと100回転の台を捨てる人は滅多にいないでしょう。
その分、遊タイム狙いの攻略はどうしてもそれなりの投資が必要となりますが、自分のグループの台稼働率が高く、グループ内が満席とまではいかなくても自分を含めて3人くらいいれば、コラムで述べた新作戦2は多少の忍耐は強いられるものの、成功率の高い安定した攻略ノウハウです。
特に休日で混み合っている状況の時に下手に台移動をして墓穴を掘る恐れのないこの方法は非常に適しています。
但し、遊タイム中に台を何度も休ませて、危険領域速攻法のチャンス到来時に打つ時は「タダだから構わない」とは思わず、H.Kさんのように20回転くらい(時には30回転)で結論を下すことが重要です。
危険領域速攻法にせよ、ウルトラ速攻法にせよ、当たる時は実に呆気なく当たってしまうものです。そんなに回すことはありません。
リーチが多発しないとかスーパーリーチが3度も発生して、3度目でも当たらないというような状況は「まだ機が熟していない」ことを意味します。功を焦らず、再び待機すべきです。
2回目、3回目のトライで当たってもよいのです。たとえ4回目、5回目のトライで当たっても、多連荘もしくは爆発に発展すれば十分に元は取れます。ちなみに、私の場合ですが、この作戦を採択した時、2回か3回に1回の割合で爆発に成功します。
H.Kさんはとても新人門下生とは思えない立ち回りのうまさが光ります。私からはこれといった新しいアドバイスはありません。
以前、頂戴したメールで会社の業績が悪く、部署ごとリストラされるかもしれないという不安を綴っておられましたが、こんな世の中になってしまったからこそ、万一の時も海殺しXで生計が立てられるように、今のうちから実力を磨いていただきたいものです。
最近の門下生に顕著な特徴は、多かれ少なかれコロナ禍の影響もあるのでしょうが、「経済的なピンチから脱出したい」という切実な事情が購入の背景にあると思われることです。夢の翼、海殺しXの真価が問われる時が来ました。日々、私は大きなプレッシャーを感じています。
その意味でデビュー直後のH.Kさんの快進撃には喜びを隠せません。
バラエティー攻略で絶好調 S.Nさん(東京都・女性)
お忙しいところいつもすみません。といっても今回は質問のメールではなく、報告のメールです。
海殺しXを覚えて以来、夜寝る時もパチンコのことばかり考えてしまうようになりました。
明日の実戦のことが気になって、「今日のあの台はひどかったけど、明日には爆発するかもしれない」とか「今度、こういう状態になったら迷わずこうする」とかそんなことばかり考えて眠りにつけないことがあります。そんなわけでお酒は強くはないのですが、寝酒に少量のブランデーを飲む習慣が身についてしまいました。空腹時に飲むと胃を荒らすのでクロワッサンなどを食べてから飲みますが、体重がとても気になるこのごろです。
昨日まで大海物語4スペシャルひとすじに中一日か二日のペースで攻略に励んできました。先月も先々月も好調でしたが、今月に入ってからは絶好調といってもよいかもしれません。今まではどんなに頑張っても、勝率はせいぜい7割でしたが、今月は8割を余裕で上回っていまして、今までに合計で何百万もパチンコで負けている私としては夢のような気分です。全額回収はまだまだ先のことですが・・・(中略)
うちのホールでは大海物語4スペシャルが甘デジといっしょの島に並んでいます。それで、佐々木さんに紹介されたコラムを熟読しました。(筆者註・以下の2つのコラムのことです)
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(つづき)わかりやすく書かれていることはわかっても、攻略初心者の私には超難解で苦労しました。でも、その甲斐があって、金富士(筆者註・スーパー海物語INJAPAN2金富士バージョン)を打っていた時よりも複数スペックの島のほうが勝ちやすくなりました。金富士の島はすべてミドルなのです。
複数スペックの攻略コラムの内容がこんなにまで正確とは思いませんでした。パチンコの秘密をここまで明らかにされたのは本当にすごいことだと思います。
おとといの爆発は完全に知識の勝利です。大海物語4スペシャルの島は大海物語4と甘デジの海物語、桃鉄、アイマリン、アグネスみたいなものが入り混じっています。
セオリーに忠実に甘デジが全部、絶好調のユニットは絶対に打ちません。私の好みはユニット内の甘デジの1台だけがそこそこに好調で、もう1台が何度も200回転以上のはまりに入りやすい台のあるユニットです。強い甘デジの多連荘が引き金になってミドルの大海物語4スペシャルや大海物語4にも多連荘が発生しやすくなると思います。
佐々木さんがおっしゃったように、甘デジが全部好調台の時はそのユニットのミドル機は最悪の状態になりやすいと思います。当たり番(筆者註・ホルコンが次に当たりを予定する台)のほとんどが甘デジに取られて、ミドルの2台がその養分(?)になってしまうのではないかと思うと怖いのです。
きっと私の考えで合っていると思いますが、甘デジの2台が両方とも不調の時はミドルの2台が勝ちやすくはなっても、タイミング的に打てる時間が減ってしまいます。(筆者註・ミドルの多連荘は消化するまでに時間がかかるため、ミドルの一方が多連荘すると、他方は終わるまで待つのがじれったいという意味でしょう。その通りです)
私の勝ちパターンは、甘デジの好調台が出し尽くした後にミドルの好調台で大爆発させるのと甘デジの好調台の連荘中に危険領域速攻法を使ってミドルで一発入れる2種類です。私は甘デジがあまり得意ではないので、基本的には大海物語4スペシャルと大海物語4の間を行ったり来たりですが、大海物語4スペシャルの方が2ラウンド確変がなくてわかりやすいというか、初心者の判断を迷わせる要素が少ないので、私は大海物語4スペシャルびいきです。
同じ好調台でも平均連荘数では2ラウンド確変のある大海物語4の方がまさると思いますが、大海物語4スペシャルの好調台は多連荘が何度かに分けられて起こりやすいと感じています。5〜6連荘が終わっても、同じユニットの甘デジがすぐに当たってくれるので、危険領域速攻法が何度もうまくいきやすく、ここがすべてミドルの島との違いでしょうか。
おとといの爆発も一気に大連荘したわけではなくて7連荘、単発、5連荘、単発、7連荘、2連荘でした。二度目の単発の後に300回転を少し越えてしまいましたが、その他のインターバルはすべて200回転未満です。打ってはいけない時に休むことの大切さを海殺しXを購入して痛感しています。
結局、サイクル落ちさえしなければ良い台はまだまだ行けるのに、購入前の私はそういう知識がなかったので、良い台を打ち続けて悪い台に変えてしまっていたことに今さらながら気づきました。だから私は危険領域速攻法を使う時以外はユニット内の甘デジの連荘が終わるまでは台を休ませています。打っても当たることはまずありませんから。
もう一つ気づいたことがあります。ふだんはユニット内の甘デジの好調台の動向だけ注目して打っている私ですが、ときどき甘デジの悪い方の台が当たることもあります。その瞬間に打つと大海物語4スペシャルが簡単に当たることが過去に何度もありました。
私の考えで合っているのかどうかわかりませんが、こういう時は甘デジの好調台がひと休みの期間に入っていて、だからこそ悪い台にも当たりが入るのでは?悪い台が当たったら好調台はすぐに復調するのでミドルで大当たり確率がきつい大海物語4スペシャルも当たりやすいのではないかと思うのですが、どうでしょうか?・・・(中略)
攻略がこんなに楽しいことだとは思いませんでした。自分の頭の中で想像していた通りのことが次々と起こるので、私はとんでもない世界に入り込んでしまったような気がしてなりません。もちろん、うれしいのですが、普通の主婦がこういう秘密を知ってよいのかしらと怖くもなります。
海殺しX、これからも期待しています。また気づいたことがあれば連絡します。皆様もコロナにはくれぐれもお気をつけて良い年を。
S.N
【講評】S.Nさんの立ち回りも新人とは思えぬほど冷静沈着です。同グループの甘デジ好調台の動きを利用して危険領域速攻法のチャンスを自らの手で作る発想などは熟練のプロと変わりません。
昔は一つのシマを同じ機種の台が埋め尽くしているのが一般的でしたが、昨今は大規模ホール以外では多数の機種が同じシマに共存する形式が少しも珍しくはなくなってきました。
このトレンドを生かした攻略ノウハウ(バラエティー攻略)が前出の新パチンコ攻略の前編と後編です。
S.Nさんが述べておられるように、一般の人には少し難しい攻略情報かもしれません。とはいえ、リヴィエラ門下生の皆様ならば例外なくご理解いただけるものと存じます。
バラエティー攻略の戦績報告のメールが来たのは久しぶりのことでした。このことが今回、S.Nさんのメールを選ばせていただいた決め手となりました。
S.Nさんの攻略スタイルは非常に理にかなっています。「今打てば当たる可能性が高い」というタイミングを見逃さず、このような時に集中的に打ち込み、それ以外は打たずに観察に徹する姿勢はまさにプロです。
パチンコには素人には見えない信号機があります。青信号は「今打てば当たるかもしれない。打ちなさい」というサイン、黄信号は「打ってもよいが、事故に遭うかもしれない」というサイン、赤信号は「今は打ってはダメ。打てば事故になる」というサインです。
危険領域速攻法、ウルトラ速攻法の使用チャンス到来時は赤信号から青信号に変わった瞬間です。
これ以外の青信号はリーチやスーパーリーチがコンスタントに発生していて、かつ【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの【パチンコ攻略】や【沖縄5 大海4攻略】チャンス目の秘密で解説する悪いパターンが生じていない状況です。
上記の二つのコラムに出てくる悪いパターンが生じれば、赤信号となり、台の移動もしくは5分以上の休憩が攻略には必須となります。
ちなみに、上記の最初のコラムはタイトルとは無関係にパチンコ全機種共通の攻略情報です。同様に次のコラムもチャンス目機能が搭載された機種にはほぼ適用可能です。
リーチもチャンス目もほとんど発生せず、ダラダラと退屈な状況が続く状況は黄信号です。例外的な出来事(いきなり一発告知が発動するとか海物語シリーズでいえば、思いもかけずノーマルリーチから当たるなど)が発生しない限り、滅多に当たることはありません。したがって、このような時も休憩が必要です。
S.Nさんとは何度もメールのやりとりをしていますが、感心するのは打つべき時以外は一切打たないという強い意志です。なんでもないようなことですが、これが意外と苦痛なのです。経験者はおわかりかと思います。
当たる可能性がある時しか打たず、強いグループで打っているため、当てた時は多連荘が中心となれば、必然的に我慢の代償はとてつもなく大きなものとなります。
S.Nさんが気付かれたこと(=ハマリ台が当たった瞬間に同グループの好調台が当たりやすい)は事実です。自分が打っている台が今までの挙動から好調サイクル(※サイクル及びサイクル変換の秘密に関しては海殺しXのテキストに記載済み)に突入していると思われる時は同ユニットのハマリ台の初当たり時も間髪入れず打つべきです。(但し、当たったハマリ台の大当たりラウンドが終了するまでに当たらなければ打つのをやめます)
ここで注意すべきことは、久々に当たったハマリ台のサイクル変換の有無です。単なるハマリ台の給料日としての当たりであれば、多連荘(4連荘以上)は発生せず、単発当たりもしくは2〜3連荘後に再びハマってくれます。
同ユニットのハマリ台がサイクル変換によって好調台に変わったとすれば、今まで好調であった自分の台の勢いが急に失速する危険があります。そのような状況になった時は、他のグループへの移動も視野に入れる必要があります。
S.Nさんにはバラエティー攻略を極めていただき、今後はトッププロの一角に食い込んでいただきたいと心から願っています。
パチンコのことを考えすぎるあまり、寝酒がなければ眠れなくなってしまったとのことですが、何事もこのくらい熱中すれば間違いなく上達します。
パチンコは運動不足の原因にもなります。寝酒も摂取カロリー過多になりやすいと言われていますので、適度に運動をしてバランスの良い生活を送りましょう。これがS.Nさんの今後の課題でしょうか。
パチンコに関しては、すでに申し分のない実力者です。S.Nさんは時間の融通が利く主婦ということもあり、今後、現在のパチンコ収入が倍増して、一か月に50万円を超える可能性が十分にあると見ています。
危機脱出の大海物語4スペシャル
今回はデビュー直後の新人門下生の中から将来のホープを二人選んで特集を組みました。今後もリヴィエラ門下生の活躍は折に触れて紹介致します。
特に面白いメールは事務局便りのカテゴリー、購入者からのお便りで取り上げますので、今後も皆様からのメールを楽しみにしています。
パチンコ規制の締め付けが激しくなり、一時期はどうなるものかと将来が危ぶまれたパチンコ業界ですが、安定の出玉を売りとする大海物語4スペシャルが登場して、ひと安心された方々は少なくないでしょう。
「遊タイム付きでこのスペックであれば、まずまずの出来である」と評価されておられる方々が大半でしょうが、スペックを評価している場合ではありません。
重要なことは新台のスペックではなく、如何にして新台で勝つかということです。勝つためには勝つための武器が必要です。
今回のコラムで紹介させていただいた二人の門下生のように、勝つことを真剣に考え、そのための努力を惜しまない人が門下生の中から続出することを常に祈っています。リヴィエラの旗のもとに集われた方々の幸せは私の幸せでもあります。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<過去の大海物語シリーズ関連コラム>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(前編)
CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(後編)
<海物語シリーズ攻略>
【海物語シリーズ攻略】時短中の確変引き戻し術etc.【連チャン数UP】
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
<当倶楽部紹介>
★コロナ禍からの脱却
Merry Chirstmas!
いと高きところには栄光、神にあれ。
地には平和、みこころの適う人にあれ。
(ルカ2:14)
]]>海物語シリーズには全機種共通の幾多の法則が存在する。それらは全て攻略の道標となる。今回は裏サメに秘められた法則(ハマリ出目)を考察する。(ミドル、ライトミドル、甘デジ共通) 海物語を打って最後に笑うのは貴方か、それとも裏サメか?
☆世にも不思議な・・・・・・
★都市伝説ではない
☆ホルコンの裏側を徹底解説
裏サメとは
はじめに、少しだけ紙数を割いてパチンコ初心者向けの解説をする。
海物語シリーズには9(カニ)と1(タコ)の図柄の間に、一見してなんの関係もない4の図柄が挟まれている。この4は2(ハリセンボン)と3(カメ)との間にある通常の4(サメ)とは区別して、裏サメという呼称で親しまれている。
厳密には「裏ザメ」と濁るのが正しいらしいが、本稿においては一般的に使われている「裏サメ」という言葉に統一する。
このたびの攻略コラムでは、主に不調出目としての裏サメを三つの視点から考察する。
裏サメ法則1
裏サメ狙いのリーチは危険
他機種同様、海物語シリーズにも好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルがランダムに繰り返される仕組みにとなっており、好調サイクル突入中の台のことを一般的には好調台、マニアックな表現ではロムの強い台と言う。
通常サイクル台(メーカー発表の大当たり確率に近い当たり方をする可もなく不可もない台・・・とはいえ、打っていて相当じれったい)は4絡みのスーパーリーチ(4のシングルリーチ及び3X4、4X5のクロスリーチ)で裏サメで当たろうとする現象がコンスタントに発生する。
しかし、通常の4狙いのスーパーリーチも数多く発生する傾向にある。この点が不調サイクル台とは異なる。
一方、不調サイクル台(死に台、生贄台)はスーパーリーチが滅多に出ないパターンとスーパーリーチが何度も出るのに一向に当たらないパターンに大別される。後者のパターンでは4絡みのリーチが多発して、その過半数が裏サメ狙いのスーパーリーチとなる。
たとえば、3と4のクロスリーチ(ダブルリーチ)が出れば、誰もが「確変図柄の3で当たってほしい」と願う。しかし、不調サイクル台はマリン(もしくはワリン)が登場した後、3が通過する時に動きがスローダウンせず、裏サメが近づいた時にスローダウンする。(これが裏サメ狙いのスーパーリーチ)
ダブルのリーチでありながら、確変図柄で当たるチャンスを与えず、このようなふざけた動きが多発する台は高確率で不調サイクル台である。(正確には、その時点において不調サイクルから抜け出していない台)
では、好調サイクル台は如何なものか。さすがに好調サイクル台といえども裏サメ狙いのスーパーリーチが全く発生しないということはない。しかし、頻発はしない。
又、最強攻略法・海殺しXのテキストブックに記載された好調サインがコンスタントに発生する中、時折、この悪いスーパーリーチが出る程度に留まることに好調サイクル台の特徴がある。
これとは対照的に、不調サイクル台は海殺しXが教える不調サインのオンパレードとなり、「この台は当分の間、当たりませんよ」とあたかも念を押すかの如く、この悪いスーパーリーチが嫌というほど発生する。
ちなみに、サイクル状態が切り替わるタイミング(回転数及び大当たり回数)に関しては、海殺しXのテキストブックに記載されている通りである。
悪い台で当てるためには、サイクル変換の可能性を秘めた特定回転数(複数)でサイクル状態が好転することを願うしかないが、サイクル変換の生じ得る特定回転数を迎えても約80パーセントの確率でサイクル状態は据え置きとなるため、次の特定回転数、あるいは、次の次の特定回転数に期待して、悪い台を打ち続けるのは賢い立ち回りとは言えない。
その挙動からして不調サイクル台と思われる台は早期の段階で見切りをつけ、他の有望台に移動すべきである。
ごく稀に不調サインが異常に頻発していて強力なスーパーリーチを外しまくった台が稀に当たり、大爆発をすることもあるが、それは打ち手が期待している「ちょっと粘った後」ではなく、「想像を遥かに超えた遠い未来」に実現することが多い。
「遠い未来」を具体的に表現するとすれば、「その台が属するホルコン上のグループの中にある他の台がその台を置き去りにして、これでもか、これでもかと言うほど何台も当たった後」である。
弱いグループであれば、そのような台は閉店までに当たるチャンスが巡ってこないことも珍しくない。運良くハマリ台の給料日(リヴィエラ用語)としての当たりを許されたとしても、単発当たりか確変2〜3連荘で終わってしまって、再びハマり続ける。
この知識の有無は明暗を分ける。
知っているだけで海物語シリーズは勝ちやすくなり、知らなければ、連日のように負け続けるか、時には大爆発しても、後日に大負けを喫して折角の稼ぎが水の泡と化す。地味なようで非常に重要な攻略知識がこれである。
ちなみに、4絡みのスーパーリーチが多発していた台が当たる時は、当たる前に裏サメ狙いではない4絡みのスーパーリーチが何度か出るようになることが多い。これを「台の体質」が改善されたことのサインと見ることもできる。
裏サメ法則2
ど真ん中に裏サメ停止は危険
ど真ん中とは中央の列の中段(2段目)の場所を意味する。左の絵の1(タコ)の場所がど真ん中である。
これも頻度の問題であり、たまにこの位置に裏サメが停止するくらいでは少しも問題にはならない。良い台でもこの現象が全く発生しないということはない。
しかし、ハマリ台は異常な頻度で(時には2連続、3連続で)この位置に裏サメが来る。そういう台に限って、今までスーパーリーチが全く発生していなかったにもかかわらず、突然、魚群やビッグバイブ、ウリンチャンスといった当たりが期待できる強力なスーパーリーチが発生して、高確率でそれを外す。
裏サメのど真ん中停止がやたら多い台はノーマルリーチで泡(もしくは泡に相当するもの、例・マンボー)が出ない現象が異常な頻度で続出する傾向にある。
通常、ノーマルリーチは最悪でも50パーセントは泡付きであるというのに、このような台は短いスパンにノーマルリーチが3〜4回発生して、その全てが泡なしのこともある。
又、このような台は海殺しXのテキストブックで解説する不調サインを大抵は伴う。特にクロスのノーマルリーチがかかった時の停止位置がまさにテキストに書かれた不調サインと一致するケースが異常に多い。
悪い台はありとあらゆる不吉な現象が集中する。
【海物語シリーズ】チャンス目の攻略法則(海物語シリーズ全機種共通の攻略情報)で解説する悪いパターンのチャンス目(チャンス目からリーチに発展して当たらない)も何度も出るし、【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの(パチンコ全機種共通の攻略情報)で解説する悪いパターンの連続リーチ(「スーパーリーチ→ノーマルリーチ」以外の連続リーチ)も呆れるほど出る。
例外的なケースとして、稀に「裏サメ真ん中止まり」が多発しつつも、その後にハマらずに当たる台もある。そのような台は海殺しXのテキストブックに記載されている好調サインも頻発する。
したがって、台の分析はくれぐれも慎重に行わなければならない。「裏サメ真ん中止まり」がちょっとやそっと出たからと言って、すぐに台を捨てれば、次に座った人が呆気なく当たってしまうことも十分に有り得る。
繰り返すが、真の不調台は多種多様の悪い現象が重なり合う。それらを総合的に分析する能力が身につけば、海物語シリーズはさらに勝ちやすくなる。
裏サメ法則3
悪い台ほどリーチ後に裏サメで停止
最後に解説する法則はノーマルリーチ(シングル、ダブルを問わず)がかかった時に裏サメで止まる現象である。噛み砕いて説明するまでもないとは思うが、常に初心者向けの講義を心掛けているので、わかり切ったことも省かずに書く。
ノーマルリーチがかかれば、誰もが当たり図柄がピタっと止ってほしいと願う。他の機種とは異なり、海物語シリーズはノーマルリーチから当たることもそれほど珍しくもない。しかし、そうは言っても普通は当たらない。当たり図柄の代わりに裏サメが止まる現象が頻出する台は要注意ということである。
一般のパチンコファンはただ漫然と回し続けるだけであり、台とコミュニケーションをしない。暢気な人はハンドルに握ったまま、スマホで何かを見ていたりする。
台から発信される様々なサインに無頓着な人が大半である。海殺しXは基本的に機種を問わないパチンコの総合攻略ノウハウであるが、やはり、最も相性が良いのは海物語シリーズである。
何故ならば、海物語シリーズは台に発生する一連の現象がサインとなり、「この台はそろそろ当たるかも知れませんよ」という当たりやの前兆や「この台は当分、当たりませんよ」というハマリの予兆が絶えず眼前に現れるからである。
そのサインを解明したものが海殺しXの一つの単元になっている好調サイン、不調サインであるが、前出のチャンス目の法則や連続リーチの法則はその後の研究で明らかになったものである。
このたびのコラムで教示する内容も海殺しXの発売後に明るみに出た法則である。
不調台はノーマルリーチがかかるたびに呆れるほどの頻度で裏サメで止まる。台を何度も休ませてもサイクル変換が生じない限り、打ち出し再開後、すぐに同じ悪い現象を繰り返す。
そのような台に限って、今までほとんどスーパーリーチがかからなかったというのに、突然、魚群が走ったり、ビッグバイブが発生して、打ち手を驚かすが、大抵は外れてしまう。
リーチ後に裏サメで停止することが多すぎる台は基本的に深追いを避けたい。しかし、全ての法則に例外が存在するところに海物語シリーズの悩ましさがある。リーチ後の裏サメ停止が海殺しXが教える好調サインと一致するケースは判定が難しい。
その他の悪い現象もコンスタントに発生している場合は、これを好調サインの一つとしてカウントしない方がよい。
逆にその他の好調サインをはじめ、チャンス目、連続リーチの法則において良い現象とされる出来事が何度も起こっている台はリーチ後に裏サメが停止してそれが好調サインと一致した時、それはむしろ歓迎すべきパターンであることが多い。
粘りすぎは怪我のもと
以上が本稿の主題となる裏サメ3法則である。これらの法則はすぐに当たらない台を早期に見切るための有力な判断材料となる攻略知識である。
悪い台はこの3つの法則が全て当てはまっていることが多い。しかし、このような最悪の状態の台が当たりさえすれば爆発に発展しやすいことも事実である。
悪い現象が一時的に集中したくらいでは台を捨てるべきではないが、いつまでも裏サメの呪縛から開放されない台はたとえその台が将来の爆発台候補であっても、無念のギブアップをした方が良い時もある。
リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様はある程度のキャリアを積めば、ホルコンが溺愛する強いグループの次の爆発台がどの台になるか一発で見抜く力が備わっているはずである。(ホルコンのグループ構成の見分け方及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
それだけに有望な台で粘りすぎてしまうという失策も犯しやすい。
大抵の場合、ホルコンで繋がれたグループを支配するチャンピオン台の勢いに陰りが見え始めた頃に突如として爆発を始める台は今まで大ハマリに喘いでいた死に台ではなく、何度か当たりはしたもののパッとしないパフォーマンスしか残せなかった遊び台である。
究極のハマリ台に確率論や期待値は全く通用しない。(ホルコンの存在があるため)
ミドルで1000回転ハマっている台は高確率で1500回転のハマリに向かっていく。但し、そんな死に台が延々とハマっている最中にグループ内の他の台が次々と失速したり、カシオペア攻略術で解説する危険領域でもがき苦しんでいる時は、稀に死に台も当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)に選ばれることがある。
とはいえ、それを期待して裏サメ3法則がほとんど当てはまる台をいつまでも打つのは勝ちが遠のく一方である。粘った末に当たって爆発したとしても、それまでの莫大な投資がたたって、実入りが少なくなる。
キャリアが問われる
このたび解説した裏サメ3法則は打てば打つほど確信が深まることである。しかし、厄介なのはどの台にもこれらの現象が起こることである。(これらの不吉な現象と無縁な台は皆無)
裏サメ3法則のいずれの現象が発生しても、ちょっとやそっとで台を捨てるべきではない。海殺しXが教えるサイクル変換の変わり目となる回転数を通過した途端に今までの暗雲を吹き飛ばすような好調サインの連発が起こり、無事に当たることも珍しくないからである。
問題となるのは飽くまでもその「頻度」である。何度、台を休ませても不調台は打ち出しを再開した途端に再び悪い現象に見舞われる。サイクル変換の契機となる回転数を超えても、一向に状況の変化が見られない。
結局のところ、出目で台の好不調を見抜くためには、それなりのキャリアが問われることになる。裏サメ3法則の悪い現象が何度も発生しても、今までの経験から「この程度ならば大丈夫」という感覚を持つ必要がある。
出目に意識して打つ人ならば、この感覚はあっというまに身につく。「いくらなんでもこの頻度はあまりにも異常では?」と思われる時にその台を捨てればよい。
但し、同グループの台が2〜3台当たった後はそんな台でも当たることはあるし、グループの力が強大であれば爆発することすらあるため、かなり時間が経過した後にその台に戻って打つことも常に視野に入れて立ち回っていただきたい。
重要な攻略知識
又、真剣に攻略に挑まれる方はチャンス目の法則と連続リーチの法則に関する前出のコラムは必読である。裏サメ3原則に加えてこれらの法則を知っているのと知らないのとでは収支にあまりにも大きな差が生じるからである。
チャンス目からリーチ(特にスーパーリーチ)に発展して当たらない台、ノーマルリーチの次の変動でスーパーリーチが来る台がしばらくの間は当たらない展開になりやすいというような知識を一般のパチンコファンは持たない。むしろ、そのような現象を当たりの前兆と勘違いして打ち続ける人が大半であろう。
パチンコに限らず、何事においても、如何なる世界でも、大衆と同じことをしているだけでは絶対にトップには立てない。本気でパチンコで副収入を得るためには、貪欲に人が知らない攻略知識(秘密情報)を求めなければ成功はおぼつかない。
極秘情報
最後までお読みいただいた方へのささやかなお礼として、特ダネ大スクープを紹介する。(下記参照)
極秘情報と申しても過言ではなかろう。いずれは大騒ぎに発展することになるのであろうが、私の知る限り、現時点においては、私が書いた上記のコラム以外にネット上にこの情報は漏洩していない。
「海物語シリーズは特定のダブルリーチの出現で当たりやすい状態になる」という門外不出の秘密が明るみに出た。
裏サメ3法則の悪い現象が出尽くした台もついに当たる時はその前にこのコラムに記された「前兆ダブルリーチ」が出現する。
しかし、まだまだハマる台はその前兆ダブルが出現したにもかかわらず、それが裏サメで停止する。(ひどい台はいつまでも裏サメにいじめられる・・・)
コロナ渦の中で
本稿を結びにあたり、最近の私の心境について綴ってみたい。
相変わらず、コロナ渦が終息する気配を見せない。コロナ失業、コロナ賃金カットが至るところで話題になっている。人類はとんでもない時代に突入したものである。
リヴィエラ門下生の中にもコロナ渦の巻き添えとなり、不幸にも職を失った人が私の知る限り数人はいる。
彼らは口を揃えてこう言う。「海殺しXに出逢えていなければ、今頃は生活が成り立っていない」と。幸いにして、彼らは失業後も前職の収入に勝るとも劣らない収入をパチンコで得ている。
昔、「やっててよかった公文式」というCMがあったが(今でもあるのかもしれないが・・・)、彼らにとっては「やっててよかった海殺し」ということかもしれない。
彼らの全てがすぐにプロ級の打ち手になったわけではないが、最終的に一般社会人の月給に等しい額の月収をパチンコの攻略で弾き出していることになるので、「まさに芸は身を助く」である。
反響だけが楽しみだった
約14年前に最強攻略法・海殺しXの公式ホームページ(最後尾のリンク参照)を立ち上げた時はただひたすらに自分の研究開発の成果を世に問いたい一心であった。
いつまでも勝った、負けたを繰り返しているだけのパチンコファンにパチンコの見知らぬ世界を教えてあげたいという気持ちしかなかった。
たいした価格ではないので、それで儲けるというよりも購入者から届くであろう感想が楽しみでならなかった。予想通り、「面白かった」、「勝てるようになった」という感想が続々と寄せられたが、想定外のメールも少なくなかった。
それは海殺しXが購入者の人生に与えた影響である。
その一部は事務局便りの購入者からのお便り(カテゴリー)等で紹介している。ご関心のある方は是非ともご高覧いただきたい。
大転換
当倶楽部のキャッチフレーズ、Drastic Change(大転換)は「パチンコ攻略には発想の大転換が必要」という本来の意味から「パチンコを通じて人生の大転換を成し遂げよ」という高尚な意味に知らぬまに昇華していった。
コロナ渦から救われた門下生もリヴィエラの門を叩いた頃は「パチンコを趣味とするからには単なる時間の浪費で終わりたくない。少しでも稼いで生活の足しにしたい」という程度の軽い気持ちから購入に踏み切ったものと思われる。
当時は全世界が近い将来に目に見えない敵(ウイルス)に怯えることになろうとは誰も想像できなかった。
コロナ渦に備えて購入したわけではないのに、結果的にその決断が自分を助けることになったとは、なんという僥倖であろう。海殺しXの生みの親としては誠に感慨深いものがある。
孤独の辛さ
夢の翼、海殺しXはステロイドのようなものかもしれない。適切に使用すれば、ユーザーの人生の傷口を一瞬にして癒す。しかし、乱用すればその副作用が身を滅ぼすことにもなりかねない。
パチンコ依存症が社会的な問題となって久しいが、私が門下生の方々に口を酸っぱくして注意していることはパチンコ攻略依存症への警戒を怠ってはならないということである。
パチンコの勝ち方の要領がわかってくると、少しでも空いている時間にパチンコを打たなければ損をするという強迫観念が芽生えてくる。
このようにして、一時は私もホールに入り浸っていたが、のめりこみは健康を害する上、家族や友人とのかけがえのないふれあいの時間まで奪ってしまう。それが不幸であるということに気がついた。
人は皆、一人では生きてゆけない。
パチンコは人を孤独にする。打っている時は無我夢中でも、終わった後に「今日も誰にも会わずに一日が過ぎた・・・」と急に悔恨の気持ちが込み上げてくることもある。
人と会わないことは罪でもなんでもないが、あまりにもそのような日々が続けば、自分が群れから離れた狼のように感じられ、その生き方が果たして正しいものなのかと自分自身を詰問するようにもなる。
夢の翼の行方
海殺しXでディズニーリゾート家族旅行の主人公、T.Kさん(秋田県・男性)のように、人生の基本であり、人にとって最も大切なもの、すなわち家族愛の奉仕に熱心な人はパチンコの攻略を通じて間違いなく幸せになれる。
「パチンコは夢を叶えるための手段にすぎない」という当倶楽部の理念を門下生の全員が受け入れた時、夢の翼は無限の飛翔を遂げるに違いない。
最後にパチンコで財を成す野望を諦めかけている方に是非ともお読みいただきたいコラムがある。(下記参照)
諦めずにパチンコを続けるか、いっそのことパチンコから足を洗うかと悶々と思い悩んでおられる方は、このコラムをご一読されてから大切な「人生の決断」に踏み切っていただきたい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
【追記】皆様のお陰で15周年を迎えることができました。当倶楽部の抱く「野望」がここに・・・
リヴィエラ倶楽部が15周年←Click
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【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
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世の中の秩序を狂わしたコロナ禍
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※本記事は初めて当ブログに触れる方々のために執筆しました。前半は過去の記事で述べた内容との重複もあります。常連読者の皆様は後半の「マスコミ報道の例」からお読み下さい。
A級戦犯
意外や意外、パチンコ店は新型コロナウイルスの感染リスクが非常に低い場所です。専門家の間では議論の余地すらないことです。
(Cf. パチンコ店はいまだ「クラスターなし」、感染リスクが低いワケ)
抜群に優れた換気能力、天井の高さ、台と台の間に置かれたパーテーション、基本的に会話のない環境は3密状態とは言い難く、本来であれば、緊急事態宣言下で休業要請の対象にする必要すらない場所でした。
ところが、西村康稔経済再生担当大臣が専門家のアドバイスを無視して、独自の素人見解を述べた途端、大半の都道府県の知事が西村説を鵜呑みにして、パチンコ店の危険度を専門家を交えて独自に調査することなく、休業要請の対象に加えました。
これは日本政府VSパチンコ業界の大戦争の幕開けであり、休業要請はまさに真珠湾攻撃でありました。
その後も政府はパチンコ業界をセーフティネット保証(災害等の惨事が発生した時に政府が民間企業を救済する無担保融資)の対象外にして、醜い攻撃を続けました。
のちに業界側からの陳情に応じて、政府は少しだけ手を緩め、パチンコ業界もセーフティネット保証の恩恵にあずかれるように方針を変更しましたが、時期があまりにも遅すぎたため、多数のホールが倒産しました。
経済的損失は常人の想像を遥かに超えたレベルです。その責任は明らかに西村大臣にあります。
セーフティネット保証は大抵の民間企業が利用できるものです。パチンコ店と一部の風俗業だけがこのサービスから除外されるという差別は理解に苦しむものでした。
将来、この国の人々に良識が甦り、一連の出来事を総括する極東パチンコ軍事裁判なるものが行われるとすれば、西村大臣はA級戦犯となるでしょう。
冒頭の関連コラム2の中身と重複しますが、下の動画で西村大臣は思いつきの軽率発言をしています。
★西村発言のリライト(文法的におかしい日本語をそのままディクテーション)
「パチンコにつきましてはですね、えー、これもあの、えー、ま、これ、あのう、専門家の皆さんから黙々と前に向かって一人で何もしゃべらずに、えー、するんであればですね、台を触ったりするんで、そこの消毒をちゃんとやればという議論もありましたけれども、まあ隣向いてしゃべると非常に近い範囲で、えー飛沫が感染の可能性もある・・・」
ドミノ倒し
この動画(ニュース番組)では、東京都がパチンコ店を休業要請の対象にした根拠がこの西村発言にあると報道しています。
日本の首都、東京の施政方針が他県の意思決定に与える影響力は絶大です。なんと高知と徳島を除く各地方自治体がドミノ倒しのようにバタバタと判断を誤り、東京にならってパチンコ店に休業の要請をしてしまいました。
本来、休業しなければならない店舗や施設を決めるにあたって判断の鍵を握るのは科学的根拠です。「人が集まって、なんとなく危険そうだから」という直感的、恣意的な物差しで危険度を測定すべきではありません。
究極の不公正
その後、パチンコ店の大部分が休業要請に応じたにもかかわらず、経営上の問題で営業を続けざるを得なかったごく一部のパチンコ店を目の敵にするかの如く、多くの知事が特措法に則り、営業中のホールの店名を次々と公表するに至りました。
しかし、他業界で要請に従わない店舗、施設の店名公開はしませんでした。(註・クラスター発生による店名公表はこれとは別)
唯一の例外として、島根県で営業を続けたインターネットカフェが同県のウェブサイトに一瞬だけ店名を公表されたことがあったが、直後に緊急事態宣言が解除されたために削除されました。
とはいえ、島根県の丸山達也知事は他の知事とは違うフェアな人として評価すべきでしょう。
その他の都道府県の知事はパチンコ店以外の休業要請無視には目をつぶりました。パチンコにはギャンブル依存症等、良からぬイメージがつきものです。良からぬイメージが良からぬイジメを生みました。
悪いイメージの力を借り、「パチンコならば店名を公表しても大衆からの反発はないだろう」という蔑視感情丸出しで、多くの知事が一業界だけに狙いを定めて店名を公表するという醜い差別を公然と行ったのです。
パチンコ店を見せしめとして利用して、「自粛しなければ、悪徳企業としての烙印を押すよ。パチンコ屋のようにさらし首になってもいいのかい?」と全業界を牽制し、休業率を高めることを目論んだのです。
人手が足りなくて、どうしても休業要請に応じない企業の全てに手が回らず、一部の店舗、施設しか店名の公表ができないのであれば、イメージの良し悪しを基準にせず、危険度の高低を基準にして、本当に危ない場所から取り締まるのが国民の健康を守ることにつながります。
スポーツジム、飲食店、酒場などは危険度が高いにもかかわらず放置して、危険度の低いパチンコ店の取り締まりを最優先するという暴挙を糾弾する人は残念ながらほとんどいません。
感染再拡大を招来した大きな要因の一つに、優先順位を誤ったパチンコバッシングがあります。エネルギーを費やす場所、厳しく取り締まるべき場所を誤ったのです。
しかし、マスコミによる印象操作の犠牲となり、今や「国民の敵」となってしまったパチンコを擁護しようとする人が現れる気配はありません
理由を明示できず
冒頭の関連コラム1にて申し述べたように、私は東京都や大阪府に抗議の電話を入れています。抗議の中心はパチンコ業界だけ店名を公表したアンフェアな政策です。
このコラムを発表後、私は精力的に他県にも不正を糾弾する電話をかけました。
ほとんどの県に電話をして「パチンコ店だけ店名を公表するのは何故ですか? 同じことをしている他業界の店舗や施設がお咎めなしなのは何故ですか?」と問い質しましたが、どの県もしどろもどろになるばかり。まともな回答ができた県は皆無でした。
一業界狙い撃ちはパチンコ業界が何事においてもお上に逆らえないことを利用した弱いものいじめに他ならないものでした。
国政や地方政治の失政、悪政は国民の怒りを呼ぶものですが、どういうわけかこのたびの不祥事は気づく人すらほとんどいません。
これほど卑怯なことが行われてたというのに、問題視する人が非常に少ないのは、マスコミがパチンコバッシングに加勢しているからです。
正義のパレード?
そもそも休業要請には強制力がありません。従わなければならないという法的根拠はないのです。
ましてやパチンコ店は危険でもないのに危険な場所と決めつけられてしまったのです。
自治体の悪政に徹底抗戦の構えを見せ、営業を続けるホールがもっとあってもよかったと思います。(レストランや居酒屋という感染リスクが非常に高い業界でさえ、要請を無視して営業を続ける店は沢山ありました)
しかし、大半のホール経営者は耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、休業に踏み切りました。最終的に休業要請に応じた割合は約98パーセントという他業界では考えられぬ高率でした。
パチンコ店は家賃だけでもべらぼうにコストがかかります。莫大な赤字を覚悟の上で圧倒的多数のホールが休業要請に応じるという苦渋の決断をしたのです。
本来であれば、各都道府県の知事はパチンコ業界に敬意を表するべきです。
しかし、敬意を抱くどころかあからさまに差別的な待遇をして、しかも正しいことでもしているかのように勝ち誇っていました。
声高に、そしてやけに居丈高に、偉そうに胸を張り、「休業に応じなかったパチンコ店を公表します!」と悪者を成敗している陶酔感すら漂わせ、恥知らずの行動をとっていました。
店名公表は結構なことです。しかし、パチンコ以外で休業要請に従わなかった他業界の店舗や施設も公表すべきです。
パチンコ以外の店名公表もするのであれば不公平ではありません。しかし、大阪や東京の知事がパチンコ店のみ店名を公表する慣例にならい、他県の知事も「正義のパレードに続け」と言わんばかりに、次々とパチンコ業界のみを狙い撃ちにした店名公表に踏み切ったことは許し難い暴挙です。
良識的な市民は「恥を知れ!」と悪政に立ち向かうべきです。
しかし、国民の敵とされてしまったパチンコ業界を擁護すれば袋叩きにされるとでも思っているのか、名のある評論家、著述家もこの件に関しては知らんぷりを決め込んでいます。
正論は日陰の場所に
マスコミによってアンチパチンコの世論が醸成されてしまったために正論が日陰の場所に追いやられています。
マスコミの暴力はパチンコ店が新型コロナウイルスの感染リスクが非常に高い場所であるという事実と正反対のイメージを作り上げ、多くの国民に誤った印象を植え付けました。
マスコミの暴力は「自粛期間中にパチンコを打つとはけしからん」という問題の本質(感染リスクの高低)とは無関係のパチンコファンへの憎悪感情まで育て上げました。
日本中の人々がパチンコに対する敵意を剥き出しにしている真っ只中で、自治体によるパチンコバッシングが群発地震のように発生したのです。
マスコミによる下地作りがなければ、自治体による一業界のみを狙い撃ちにした不公平な店名公表は有り得なかったと言えましょう。不公平であるばかりか危険度の低い場所を優先的に取り締まるという二重の愚を犯しています。
危険度の高低などはどうでもよく、国民の共感の得られやすいイメージの悪い業界を叩くという発想には閉口します。
マスコミ報道の例
以上の事実をおさらいした上で、国民にパチンコへの反感を植え付けたマスコミの報道について考察してみたいと思います。
1.Nスタ(TBS)
一見、なんの悪意もないようなニュースに見えますが、実は問題だらけです。
この番組が放映された時点で東京都におけるパチンコ店の休業率はまだ7割程度でした。その理由はセーフティネット保証の対象から外された国による差別政策にあります。(陳情に国が折れて、差別を解消した後に休業率は約98パーセントに上がりましたが、この事実は全く報道されません)
7割とはいえ、休業要請の対象となった他業界と比較すればかなりの高率です。しかし、そんなことには一切触れずに「外出自粛が強く求められる中、今朝、およそ80人の行列ができていたのは・・・」という出だしの段階で視聴者のパチンコファンへの憎悪を誘っています。
パチンコ業界が国の差別政策によってセーフティネット保証の恩恵に与れない舞台裏についても一切、言及がありません。
この時期、事情が何もわかっていない国民から「パチンコ店で長蛇の列ができている」という苦情が市役所、区役所、都庁に殺到していました。
そのような愚劣な国民感情に沿った番組を制作することにより、視聴率を稼ぐという安易な発想からこのくだらないニュースが誕生しました。
成熟した国家におけるマスコミの役割は国家権力の悪に噛みつくことです。マスコミによる強烈な一撃には国の悪政に歯止めをかける効果があります。
私は左翼になれと言っているわけではありません。右とか左の問題ではないのです。社会通念上、道義的に許されないこと(理不尽な差別)をマスコミが是認してはならないという意味です。
国民を啓蒙せずに、国家権力の悪を見逃し、無知な国民の感情に寄り添った報道姿勢には正義感の欠片もありません。
本来であれば、「緊急事態宣言下でも営業を続けるパチンコ店に国民の非難が高まりつつあります。しかし、セーフティネット保証という国難級の災害が発生した時に発動する民間企業救済のシステムがパチンコ店を含むごく一部の業界には適用されないという非人道的な政策がその背後にはあります」と報道するのがマスコミの正義というものです。
このニュースでは、後半に西村A級戦犯まで登場し、ここでも大活躍(?)をしています。
「営業を続けるパチンコ店について、西村経済再生担当大臣は昨日、事業社名を公表するなどの強力な措置を検討していると明言し・・・」というアナウンス原稿でしたが、何故、パチンコ店に限定するのでしょうか。
事業社名を公表するのは構いません。しかし、「休業要請を無視して営業を続けるあらゆる業界の店舗、施設について」でなければなりません。
この番組の視聴者はパチンコ店だけに限定された事業社名公表には何か深い意味があると思うはずです。「特別に危険な場所だから」ということくらいしか理由として思い浮かばないでしょう。
このようにして印象操作というものが行われ、誤った世論が広がるのです。
2.北海道ニュースUHB
これは1の動画の約2週間後、ゴールデンウィークが明けた頃の北海道ニュースです。5月6日までの休業要請に道内の全てのパチンコ店が応じていましたが、休業要請が15日まで延長され、経営状態の苦しい24のホールが営業を再開しました。
そもそも要請には強制力がありませんので、本来であれば、非難の対象にはならないはずです。ところが、(北海)道の担当者が登場して、「休業要請に応じていただけなかったパチンコ店に対しまして最後のお願いをしてきたところでございます」と丁寧な言葉遣いで語り始めます。
道の担当者がパチンコ店に伝えた内容は「本日の17時までに閉店して明日以降、休業しなければ店名を公表する」という丁重な物腰からは考えられない過酷な通告でした。
ここでも休業要請に応じなかった他業界の店舗や施設については一切言及がありません。又、記者もその点を全く追及しようともしません。
視聴者はパチンコ店だけに道庁が店名公表を通告したということは、それなりの理由があるに違いない思うはずです。あれこれと考えているうちに、「特別に危険な場所だから最も厳しい取り締りを受けているのだ」という結論にしか辿りつかないでしょう。
マスコミや道の担当者が偽りの正義をふりかざし、パチンコバッシングを行った夜、休業要請に応じないカラオケスナックは大勢の客で賑わい、皆が音痴な歌を大声で歌い、四方八方に飛沫が飛び交っていました。
その後、歓楽街のすすきのを中心にスナック、キャバクラ等でクラスターの爆発が起こったのは記憶に新しいところです。
最も感染リスクの高い場所を道の担当者は一切取り締まろうとはしませんでした。無意味なパチンコバッシングをしている間に感染が拡大していったのです。
パチンコ店を取り締まる時間があればその労力を別の場所(危険地帯)に回すべきなのに、イメージの悪い業界から先に叩くという卑劣な行為に熱心でした。
狂った世の中になったものです。道の姿勢を断罪するメディアは見当たりません。又、知事も施政方針の過ちに反省の色さえありません。
悪のマスコミと結託して、「自分は悪者を成敗しているのだ」と心酔しています。
3.朝日新聞デジタル
次に活字媒体を見てみましょう。従軍慰安婦問題等、偏向報道どころか捏造報道まで厭わない朝日新聞がここでもやらかしています。
千葉県松戸市内で緊急事態宣言下で営業を続けるパチンコ店の店舗前で起こった出来事を報じるこの記事は噴飯ものです。
見出しにある「自粛派」というのは、自粛期間中に自粛をしない人たちに憤り、暴力的、犯罪的行動に走りがちないわゆる自粛警察(悪徳市民)のことですが、この記事では、道端で見知らぬ人に喧嘩を売るチンピラの行動を咎めることなく、『マイクを手にした複数の男性たちが「営業やめろ」、「帰れ」などと叫び声を上げ、利用客と怒鳴り合いになるなど一時騒然とした雰囲気になった』とチンピラに対して好意的に報道しています。
街中の喧嘩には必ず原因があり、一方に非があるものです。
パチンコ店に入るという違法でもなんでもない普通の行動を問題視した低脳な自称正義漢が「ホールに入るな!」と他人の私権を不当に侵害する行為に出たために、「それはこちらの自由だろうが!」という当然の反論が返ってきただけです。どちらが非常識でしょうか?
自粛期間中でも人はいろいろなところに出向きます。自分の判断でパチンコ店に入ることが大きな問題と言えるでしょうか?
日本では飲酒は合法です。酒の嫌いな人が自粛期間中に居酒屋に入ろうとする人に「酒を飲むな!」と妨害行為を働けば、それは誰が見ても非常識な行動となります。
ところが、それと同じことをパチンコ店の前ですれば、なんの罪もない他人に一方的に絡んだチンピラどもがなした行為も「怒鳴り合い」という対等な表現で報道されるのです。
本来であれば、次のような書き方をすべきです。
『マイクを持った複数の男性たちが「営業をやめろ」、「帰れ」と暴言を吐き、この非常識な行動に立腹した利用客が怒鳴り返すというひと幕もあった』
犯罪と紙一重の妨害行為を行ったチンピラに肩入れする記事が堂々と掲載されるとは、なんとも情けない新聞です。
しかも、これはまだ序の口です。この記事のクライマックスは松戸市長の奮戦ぶり(?)にあります。記事の写真には信じられないキャプションが付されています。
「店舗前で緊急事態宣言発令中の横断幕を掲げて営業と入店の自粛を呼びかける本郷谷健次松戸市長」
なんと市長たる者がパチンコ店の前で横断幕を掲げ、白昼堂々と民間企業の営業を妨害したのです。しかも、入店の自粛まで呼びかけるとは! 一体、どういう神経をしているのでしょうか。
市長にぎりぎり許される行為は、このパチンコ店の店長と面会をして営業の自粛をお願いすることだけです。市長や市の職員が店の真ん前で横断幕を掲げ、通行中の市民に入店しないように訴えるなどもってのほかです。
明らかに公権力の濫用です。
しかし、朝日新聞は市長を「悪と対決する正義の味方」として描き、市長に同調するチンピラどもにも一定の評価を与えているように見えます。
別のメディアでも、この市長の職権濫用を「勇気」、「実行力」、「パフォーマンス」といった美しい言葉で称えています。
もし市長が休業要請に応じないレストランの前で横断幕を掲げ、通行中の市民に入店自粛を呼びかけたとすれば、果たして同じような報道になるでしょうか。
間違いなくその行動は国民の怒りを誘発するでしょう。標的にされたレストランの常連客は「ここのメニューが好きだから来ているのに、どうして市長が入店の妨害をするのか!」と憤るはずです。
レストランの利用客以外は「他にも休業しないお店があるのに、どうしてここだけを標的にするのか?」と首を傾げることでしょう。
4. 福井新聞
次に地方紙を見てみましょう。例によって休業に応じないパチンコ店だけを問題視して他業界で休業に応じない店舗、施設には無関心というお決まりのパターンで始まる記事ですが、この媒体は市民へのインタビューを用いてパチンコバッシングを試みています。
記者は多数の人々にインタビューをしたはずです。しかし、新聞記事という限られたスペースの中で採用できるのは2〜3人のコメントが限度です。この媒体は3人を選んでいます。
「独り身だから感染しても他人に迷惑はかけないでしょ」・・・午後に店から出てきた福井市内の男性(33)
「家にいてもすることがない。感染を恐れてもしょうがない」・・・60代男性
「なぜ感染リスクが高い場所にあえて行くのか。奮闘している医療従事者の気持ちを考えてほしい」・・・近くの女性(59)
取材を通じて手に入れた「現場の声」をジャーナリズムの基本にならって、パチンコを打つ人、打たない人、男性、女性、若年者、熟年者とバランス良く採用しています。偏りのないように見せかけるためです。
偏りのないように見えさえすれば、真実に迫った報道をしているようにも見えます。
しかし、沢山のインタビューをした後にどれを記事に採用するかは記者の裁量であり、記者の隠れた思いがそこには反映されます。
自分の意向に沿った取捨選択が行われます。
インタビューを受けた人の中には一連のパチンコバッシングの過ちを論証した人もいくらでもいたはずです。しかし、都合が悪い意見(正論)は決して載せません。時流に反するからです。
パチンコを打つ人の意見の代表としては、如何にも間抜けな発言、パチンコに反感を持つ人の怒りを増幅させる発言を選び、パチンコを打たない人の意見の代表としては、大衆受けする発言を選んでいます。
このようなテクニックを通じて読者の好感度を上げることが記者の目論見です。マスコミ論を少しでもかじったことのある人であれば、一見してバランスの取れた報道の裏に潜む偏向がすぐに見抜けるはずです。
ちなみに、「近くの女性」の発言は医療従事者の尽力を称えて読者の共感を呼び起こす一方で「なぜ感染リスクの高い場所にあえて行くのか」と頓珍漢なことを言っています。
このような記事を通じて、パチンコ店が危険な場所であるという誤ったイメージが世に広がるわけですが、記者が虚偽を語るのではなく、インタビューを通じて(悪意はなくても無知故に)虚偽を語る人を見つけ出し、その人の口を借りて、虚偽を広める手法(媒体の報道責任が曖昧になる)にずる賢さを感じます。
5.神戸新聞
この記事が出た時はまだパチンコ業界がセーフティネット保証の対象外になっていましたので、休業できないホールもかなりありました。
それでも相当な率でパチンコ店は休業要請に応じていましたが、ここでも休業要請に従わない他業界の店舗、施設を放置したまま、パチンコ店だけを標的にして悪意のある記事を出しています。
見出しからして見るに耐えないものです。くどいようですが、パチンコ店が感染リスクの高い場所であるという科学的根拠はどこにもありません。
それどころか感染リスクが極めて低い場所であることが今までの事例から証明されています。「勝手に懸念していなさい」と嫌味の一つでも言いたくなるのは私だけでしょうか。
「感染リスク増」という言葉をインタビューを通じて他人に言わせていない分、福井新聞よりは責任感がありますが、新聞の見出しにそんな言葉が踊った時点で大半の読者は信じます。その意味では福井新聞よりも罪深い媒体です。
この媒体も偏り(この場合は年齢)を避けるジャーナリズムの基本を踏まえつつ、「車は普段よりも倍近くあるかな」(70代男性)、「近くの店は全部閉まり、仕方なく遠出してきた」(明石市から訪れた20代のアルバイト男性)と年齢層の異なる二人のパチンコファンの暢気な発言(前者)、大衆の反感を買いそうな発言(後者)を掲載しています。
もっとまともなことを語った人はいくらでもいたはずです。
そして、意図的に選んだと思われる世間に嘲笑され、憎まれるパチンコファンの意見に対するカウンターパンチとして、県新型コロナ感染症対策本部の発言を最もインパクトの強い記事のラストで紹介し、「開いているだけで、外出を誘惑することにつながりかねない。各店には要請の趣旨を理解してもらい、協力をお願いしたい」と大衆の共感を得られやすいフィニッシュで記事を締めくくっています。
「開いているだけで外出を誘発することにつながりかねない」という低レベル発言には呆れるばかりです。
最新の国民レジャー白書によれば、「一年に一回以上パチンコを打つ人」はついに900万人を割りました。パチンコ最盛期の3000万人と比較すればパチンコ人気の低迷は火を見るより明らかです。
頻繁にパチンコを打つ人の数は900万を大幅に下回ります。(100万人前後?) 国民の大半はパチンコを打たないのです。ごく一部の人しかパチンコを打たないのに、どうしてホールが開いているだけで外出を誘発するのでしょうか。
論理的思考力のある人であれば、この記事のトリックと兵庫県の新型コロナ感染症対策本部の知能レベルの低さを一発で見抜けるはずです。
駅前の人気レストランは連日、無数の常連客で賑わいます。自粛期間中にレストランが営業中であれば、外出を誘惑することにはならないのでしょうか?
全人口に占めるパチンコファン(頻繁にパチンコを打つ人)の割合はたかが知れています。しかし、頻繁に外食する人の割合は相当なものです。
飲食店の数はパチンコ店の数の比ではありません。しかも、休業要請に応じない率もパチンコ店のそれよりも遥かに高いのです。人々の外出を誘発しまくっているではありませんか。
休日の昼に、「あのレストランのハンバーグが食べたい」、「あの大衆食堂の野菜炒め定食が食べたい」という衝動から自炊をせずに外出する人はいくらでもいます。
夫婦で、あるいは、家族で外食すれば店内でお喋りもします。黙々と遊戯をするパチンコ店とは違って、そこには飛沫が撒き散らされます。何故、このことを問題視しないのでしょうか?
私は神戸新聞社と兵庫県新型コロナ感染症対策本部にこう言いたくなります。
「あなたがたが心配していたこと(感染増)はパチンコ店で実際に起こりましたか? どうして本質的なことから目を逸らすのですか?」と。
今回、例として取り上げた報道はテレビのニュース番組と新聞記事です。いずれも真面目な媒体ですので、偏向ぶりはこれでもおとなしい方です。
同じ方向
ワイドショー、バラエティー番組では、出演者が言いたい放題にパチンコバッシングを展開し、国や自治体の悪事を暴く人は誰もいません。
「このご時世に暢気にパチンコを打つなんて考えものですよね。少しは他人の心情も慮ってほしいですよね」というような出演者の発言が連日にわたってオンエアされます。
同じ活字媒体でも低俗な週刊誌の場合、もっと露骨な表現でパチンコバッシングが行われます。
時折、「この業界に詳しい某氏」とか得体の知れない人物の発言が匿名で紹介されることがありますが、実際は記者の友人が言ったことを業界通の人の発言に仕立て上げているものであったり、某氏の発言そのものが捏造であることすらあります。
正義漢を気取りながら、総じて知的レベルが低い「自粛警察」のSNSでは「パチンカス(パチンコファンの蔑称)が何人死のうと俺は構わない。せめて他人を巻き添えにするのはやめろ!」というような読むだけで悪寒が走る文章を至る所で見ます。類は友を呼ぶと言いますが、同じ人種の人間が積極的に拡散しています。
マナーの良し悪しの違いはあっても、マスメディアから個人のSNSに至るまで、皆が同じ方向を向いています。
政治家、知事、市長もマスコミと同じ方向を向いています。パチンコ憎しで一丸となっています。
「ホールは危険とは言えない」という専門家の意見を気安く却下して、「隣を向いて喋ったら・・・」とこの時世では全く現実味を帯びない仮定を持ち出して、素人見解でホールを危険と決めつけた西村大臣と「国民を最大の敵(ホール)から守っているのだ」と言わんばかりにパチンコ業界ピンポイントで店名を公表した知事たちは、パチンコ退治のために、軍艦マーチのリズムに乗って、足並みを揃えて行進しています。
「マスゴミ」によって正義のヒーローに祭り上げられた松戸市長と市の職員たちは恐らく品位のある言葉で通行人に語りかけ、営業中のパチンコ店に入らぬよう呼びかけたのでしょう。
同じ時間に同じ場所にいた「マイクを手にした複数の男性たち」(実際は罪なき人に喧嘩を売っているだけのチンピラ)はきっと乱暴な言葉で「オマエら、何しにきたんだ!」とか言って、見知らぬ人に絡んでいたのでしょう。
そうでなければ「怒鳴り合い」にはならないでしょうし、そもそも加害行為を働いた輩に寄り添った記事が「怒鳴り合い」という喧嘩両成敗的な表現を使っていること自体がおかしいのです。
品行方正な言葉で語るか怒鳴るかの違いはあっても、市長、市職員、正義漢気取りのチンピラは薄気味悪いほど同じ方向を向いています。
大衆に流されない勇気
画一社会の我が国では、世のマジョリティーと違う生き方を貫くことは楽ではありません。風向きに逆行して走るような疲れを伴います。
しかし、胸を張って生きるということは、大衆の意見に安易に迎合せず、常に真理を探究し、確固たる信念に基づいて誠実に生きることです。
自分の頭で考えてパチンコ店を休業要請の対象にしなかった高知県、徳島県の知事、国民感情を損ねることを恐れずにパチンコ業界以外の店名公表に踏み切った島根県の知事のように、自分だけが唯一の例外になることを恐れない生き方、少数派になることを厭わない生き方を実践できる日本人はごく少数です。
他の知事の出方を見て、「AさんもBさんもこうしたのだから自分もそれに続こう」と判断する知事は行政府の長たる者としての資格を満たしません。
自分の判断が間違っていて後に批判を受けることになっても、「その時はAさんもBさんも一緒に批判されるから大丈夫」という発想は臆病者特有のものです。
胸を張って威勢よく「休業に応じないパチンコ店の店名を公表します!」と悪者退治でもしているかのように声高らかに宣言した自治体の長たちは単なるええかっこしいです。一般大衆を騙すことはできても識者の目には狡猾な小心者にしか見えないでしょう。
マスコミ報道を過信せず、常に冷徹な目で世の中を見つめ直してみて下さい。世間常識の全てが正しいわけではないことがわかるはずです。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親
JUGEMテーマ:パチンコ
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切ないほど甘い夢の中へ・・・
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関連コラム
元スロプロからのメール(1)
2020年2月17日の海殺しX事務局便りに発表したコラム(冒頭の関連コラム1)で紹介させていただいたリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)のM.Wさん(東京都・男性)から再び心温まるメールが届きました。
終焉の見えないコロナ禍で元気を失っている方々に一服の清涼剤となることを願って、お名前の部分のみイニシャル表記に変えて以下に抜粋します。
お久しぶりです。元スロッターのWです。
長いこと連絡していませんでしたが、その後もスロットプロの頃と比べれば、かなり順調に勝ち続けています。月間勝率はすぐに8割超えが実現しました。
とは言っても、設定判別だけで勝負して、同じ台をいつまでも打っていたスロット時代とは違って、海殺しは自分以外の台の動きをコンスタントにチェックしたり、チャンス目や連続リーチの法則に従って、少し台を休ませたり、時には台を変更しなければならないので、同じ台に座ってダラダラとやってればいいスロットとはちょっと勝手が違います。
(筆者註・チャンス目の法則に関しては、【沖縄5 大海4攻略】チャンス目の秘密、連続リーチの法則に関しては、【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの【パチンコ攻略】を参照)
最初にテキストを見た時はパチンコの攻略というのはスロットみたいに単純じゃないなと驚きましたが、すぐに慣れて勝てるようになりました。今は「こういうことが起こったら、しばらくは当たらない」ということがわかるだけ、ある意味、パチンコの攻略のほうが簡単という印象があります・・・(中略)
話は変わって、最近、少し落ち込む事がありました。今までバイトで働いていたデイサービスの仕事がコロナの影響で自粛期間中、自宅待機になってしまいました。いやな予感がありましたが、自粛期間が明けてから2回ほど出勤したら予想通りお払い箱でした。6月の上旬のことです。
そのデイサービスの施設は小規模なので、どうしても狭い部屋に利用者と職員が密集してしまいます。いわゆる3密空間というやつで、集団感染の危険があるという施設長の判断でバイト職員は全員、首切りになりました。
別のバイトを探しましたが、オンライン面接とかパソコンに弱い僕にはわけのわからない世の中になってしまっていて、仕事探しの意欲もなくしました。
そんなわけで先月(筆者註・メールをいただいたのは7月の下旬ですので6月という意味)は海殺しに賭けて、大勝負に挑みました。もう決死の覚悟で。
結果は25戦して23勝2敗。出来過ぎとしか言い様のない数字です。
ホールの営業は再開しましたが、コロナの影響で客は半分以下になっていました。
客が少ない時の攻略法、「静寂攻略」(筆者註・「静寂攻略」の詳細は冒頭の関連コラム2を参照)を武器に戦いましたが、我慢さえすれば勝てる日が続き、一ヶ月の純利益がはじめて40万円を超えました。(筆者註・「我慢」とは「打たずに休んでいる時間が長い」という意味)
介護の仕事をしていた時は打つ回数も少なかったこともあって、月の儲けは20万円から25万円の間でしたが、それでもスロットプロ末期の頃よりは稼げていたので一応は満足でした。それが一気に40万円以上に跳ね上がったので、これにはさすがに驚きましたね。
普通のサラリーマンを続けていたとしても、僕の年齢や技能ではなかなか稼げない月給の額です。パチンコにこんな可能性が秘められていたなんて思いもしませんでした。
でもまだまだ自分には甘さがあります。自分の弱点は、もう少し粘れば当たって爆発する台を、待っている時間がもったいなくて、別のお客さんに明け渡してしまうことです。
僕も海殺しの使用歴は半年以上になるので、爆発する台はすぐにわかります。しかし、爆発する時期を見誤るというか、まだハマリから抜け出せないだろうと思ってた台が自分の予想よりも早く当たってしまうことが先月は何度もありました。
「レバ・タラ」は負け惜しみなのはわかっています。でも、もし僕がこういうミスをしなかったならば、先月の純利益は70万円近くになっていたところでした。悔やんでも悔やみきれませんね。・・・(中略)
今月(筆者註・7月)も残りわずかとなりましたが、先月の反省点を踏まえ、爆発狙いに時間をかけるようになりました。その結果、爆発回数は増えましたが勝率が落ちて、今現在、15勝5敗です。しかし先月、20戦を終えた時点の利益とほぼ同じです。すでに40万円強の利益が出せているので、残りの勝負で無茶なことをしない限り、先月並みか先月以上の数字を出す事ができそうです。
自分をここまで鍛えていただいた佐々木さんには感謝の一言しかありません。
今後のパワーアップのために静寂攻略に関して、2つ質問させて下さい。
?ゼロ回転台(筆者註・当日、誰にも打たれていない手付かずの台)は危険領域速攻法を使っても当たりませんか?
(筆者註・危険領域速攻法はオプショナル商品のカシオペア攻略術にて教示)
?客が少ないにもかかわらず弱いユニット(筆者註・ユニット=ホルコンが数台を束ねて攻勢するグループのこと)の台が時々、爆発するのを見ますが、そういう台を見抜く方法はありますか?
・・・・・・(続く)
コロナ禍に想う
長めのメールにつき、ここでいったん切らせていただきます。
「コロナ禍」という言葉はどなたが考えたのか知りませんが、核心をついた新語です。緊急事態宣言が発令された時点で大勢の人々が予想されたように、経済の大混乱が始まりました。
不況に強いと言われる食品業界はこののたびの国難にも微動だにしないタフネスぶりを発揮しましたが、旅行業界などは生死を賭けた戦いが続いています。パチンコ業界もご多分に漏れず、非情に苦しい立場にあります。
しかし、同様に苦しんでいる他業界と決定的に違うことは、パチンコ業界の場合、人災の被害に遭っているということです。当ブログでもそのことを取り上げました。(下記コラム参照)
この二つのコラムで完璧に論証しているように、パチンコ業界は国、地方自治体による暴政とマスコミ、自粛警察(悪徳市民)による思慮を欠いた言論暴力の犠牲となり、本来はコロナ禍に苦しむ必要がないにもかかわらず、集団リンチの餌食となり、多くのホールが倒産、閉店の憂き目を見ました。
今後はその数がさらに膨れ上がるものと思われます。
昨今、苦しんでいるのは企業だけではありません。企業の経営体力の低下に伴い、非正規労働者を中心におぞましいレイオフが至る所で発生しました。
感染拡大の終息のためには?
M.Wさんも雇い止めの被害に遭われたわけですが、「夢の翼」海殺しXがその窮地を救ったというドラマティックなエピソードを耳にして、この攻略ノウハウの生みの親である私は感慨に耽っています。
今、時代はAGAINST CORONA(対コロナ)からWITH CORONA(コロナと共存)へと移行しつつあり、ワクチン、特効薬の開発にいろいろな障壁が見え始めたこともあり、結局のところは、集団免疫を獲得するまでは、コロナ問題の終息は難しいという説に専門家の見解は傾きつつあります。(集団免疫=無症状感染も含めて多数の人々が感染して免疫を獲得すれば、第二波、第三波が襲ってきた時に感染爆発が起こらず、やがては終息に向かうという考え)
欧米各国が次々とロックダウン(都市閉鎖)を行っていた最中に、スウェーデンだけが敢えてその施策を疑問視して、痛ましい数の死者と引き換えに感染の縮小に成功した事例に学ぶところが大きいかと思われます。
理想的な展開は、多数の人が無症状感染して犠牲者を出さずに集団免疫を獲得することです。そのためには、各自が新型コロナウイルスに感染してもビクともしないように、日頃から免疫力を高めるものを頻繁に食べ、免疫力を落とさぬために、毎日、十分な睡眠をとるという基本的な努力を続ける必要があります。
頻繁な手洗いやうがいという習慣は手に付着しているかもしれないウイルス、喉の奥に入り込んでいるかもしれないウイルスを駆逐するという意味では効果がありますが、如何にガードを固めていても、その間隙を縫ってウイルスは人の体内に入り込みます。
結局は最終手段である免疫力が鍵を握るのです。
本来であれば、国やマスコミがそのようなことにも言及して、国民に奨励しなければならないところですが、連日のように国や自治体は「極めて深刻な事態」などと聞いてもなんの役にも立たないコメントを発し続けています。
私たちが知りたいのは、極めて深刻な事態を打開するためには何をすべきかということであり、今の危機的状況のレベルではありません。
マスコミも毎日、感染者数、死者数を報道していますが、そんな数字を正確に把握したところで一体なんの役に立つというのでしょうか。私たちがしっかりと認識しなければならないことは、少しでも事態を改善に向かわせる方法です。
かなりの長文ですが、お時間の余裕のある時に下記のコラム(パチンコとは無関係)にも目を通していただければ幸いです。
年齢重視の日本社会
多くの企業を経営危機に陥れ、特別な技能や資格を持たない労働者が派遣社員、契約社員、アルバイトを中心に次々と解雇されたり、契約期間終了に伴う雇い止めに追いやる見えない敵(ウイルス)に打ち勝つためには、健康管理だけではなく、苦境の中にあっても活路を見出す人生の知恵が求められます。
かつてほど学歴社会ではなくなったとはいえ、学歴差別に苦しむ人は少なくありません。高卒であるという理由だけで応募資格が「大卒以上」の企業の求人に申し込むことができません。その企業の仕事内容が如何に自分の個性に適合していたとしても、学歴を理由に門前払いを食らうというのはあまりにも理不尽な話です。
中卒者の場合は雇い止めが絶望的な状況を生み出すことがあります。中卒では再就職が全く望めないことが珍しくないからです。
人の真価というものは学歴で判断すべきものではありません。しかし、人間がこのような社会制度を作り上げてしまった以上、それに抗うためには芸能人のような特殊な職業につくしかありません。
大学に進学しなかった人の中には、仕事を辞めて一年か二年の準備期間さえあれば、自分は東大にも合格できると思っている人も少なくありません。
しかし、仕事を辞めれば生活ができなくなるという単純な理由で大胆な挑戦ができません。もう一つの問題は年齢です。
働かずに何年も生活できる貯金があったとしても、高校卒業後、長年にわたって社会人として生活してきた人が一念発起して大学に入ったところで、我が国においてはそれが有利に働くとは到底思えません。
年功で給料が徐々に上がっていく日本社会においては、むしろ再就職後の収入は前職の収入を下回ってしまう可能性が高いと言えましょう。
学歴の他に人の能力を客観的に示すものに国家資格がありますが、もう若くない人が資格を取得しても、なかなかそのメリットを生かせないのが日本社会の病理です。
諸外国では40歳くらいで仕事をいったん休職して、大学院に進学する人をよく見かけます。これには社会構造の違いを痛感します。私見を申し上げれば、18歳か19歳で大学に進学する能力しか評価しない日本社会は病んでいます。
資格にしても同様です。仮に50歳の人が公認会計士に試験に合格したとすれば、本来はその快挙を称えるべきですが、そういう人が会計事務所に入ろうとしても、「こんな歳の新人なんて採用したくない」という事務所が大半でしょう。特殊なコネでもない限り人生の好転は望めません。
本来、企業が採用にあたって重視すべきことは求職者の能力、人格、健康状態のはずですが、我が国においては年齢という無意味な要素が最重要視されているのが実情です。
特に国家公務員の世界は18歳の時点で難関大学に合格する能力の有無だけで生涯が決まってしまうという実に馬鹿げた構造になっています。
学歴がなく、何の資格も持たず、年齢的にも若くない人が最も苦しむ世の中になりました。彼らの多くはネットビジネスやアフィリエイトなどに活路を求めますが、成功する人は極めて少ないのが現実です。
過去に戻ることはできない
このような状況下でコロナ失職を経験した人は絶望の淵に沈むことでしょう。能力の高い人ほど「高校時代に勉強して大学に進学していればよかった」、「20代の時に遊びに熱中せずに何か資格を取っておけばよかった」と悔やまれるはずです。
いみじくもM.Wさんが「レバ・タラは負け惜しみ」と仰っていますが、誰も過去に戻ることはできません。私たちにできる唯一のことは「今」を懸命に生き抜き、「明るい未来」を引き寄せることだけです。
一心不乱に戦う
今、将棋の藤井聡太棋聖(写真)の大活躍が再び脚光を浴びていますが、彼の最大の強みは一心不乱に盤上の最善手を追い求めるストイックさにあります。
もちろん、藤井棋聖は棋才もずば抜けていますが、基本的にプロ棋士は誰もが天才です。棋士というのは才能に恵まれた選ばれし者だけがなれるのです。
その天才集団の中で驚異的な高勝率を保ち続け数々の偉業を達成する藤井棋聖にあって他の棋士にはないものといえば、明けても暮れても将棋に集中する飽くなき探究心です。
18歳の若さで「AIが如何に発達しても、盤上の物語は不変」、「将棋に頂上はない」と断言し、終わりなき将棋の道を邁進する力強い生き方が将棋を知らない人まで感動させています。
恐らく「藤井棋聖」と呼ばれるのも今のうちだけでしょう。現在、藤井棋聖は王位戦でもタイトル奪取寸前のところまで来ていますので、順当にいけば、極めて近い将来に「藤井二冠」と呼ばれるはずです。
藤井棋聖が無我の境地で一心不乱に戦い続けるように、私たちも一心不乱にコロナ禍と戦わなければならないのです。悠長にWITH CORONAなどと言っている場合ではありません。
コロナは想像以上に厄介
つい最近、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は「このパンデミックは100年に一度の衛生上の危機だ。影響は今後数十年に及ぶ」という見解を示しました。
一年や二年で終息するものではなく、人類が辛うじて歯止めをかけることに成功した後もなんらかの形で脅威を残し続けるということです。新型コロナウイルスは想像以上の難敵です。
私たちはこのウイルスに感染しても無症状か軽症ですむ強靭な肉体を築き上げると同時に経済的な苦境に立ち向かうなんらかの武器を身につける必要があります。
若い人を除いて、今更、学歴を高めたり、資格を取得するという発想はとても現実的なものとは言えません。M.Wさんが海殺しXとの出逢いによって人生の危機を克服されたことに、私は心からの祝意を表します。
M.Wさんには今後も藤井棋聖のように謙虚な気持ちで探究心を忘れず、パチンコの攻略に励んでいただきたいものです。
ご質問への回答
M.Wさんからは二つのご質問を頂戴致しました。静寂攻略に励んでおられる他の門下生にも役立つ質疑応答になるかと思いますので、この場でその回答を公開させていただきます。
質問1 ゼロ回転台は危険領域速攻法を使っても当たりませんか?
回答1 必ずしも当たらないとは限りませんが、当日、一回転もしていない台がお座り一発で当たることは稀です。そのような台がお座り一発で当たるとすれば、危険領域速攻法の使用タイミングと一致している場合が多いことは事実ですが、それでもそのような台を狙うことは奨励しません。
通常、ゼロ回転台は前日から好調サイクル状態を持ち越している台であっても、お座り一発で当てて多連荘(4連以上)もしくは爆発につながることはほとんどありません。
そのような台をほとんど回さずに運良く当てたとしても、初回の初当たりは単発や確変2〜3連荘であること多く、そこで獲得した出玉を使い切った後、多少の追加投資をしてから多連荘するケースが好調サイクルのゼロ回転台には多いため、短時間で一気に出玉を獲得する理想のパターンにはなりにくいのです。
そういう台でも初回の初当たりにほとんど投資がかからずにお座り一発(例・10回転もさせないうちに)、しかも、多連荘という幸運なケースもないわけではありませんが、多連荘した後は大抵はハマります。
好調サイクルに入っていないゼロ回転台は誰かがその台を相当回さない限りホルコンの視界には入りません。いわば、「なきもの」とみなしてよいのです。
もしその台が不調サイクル台であれば、ミドルであれば600回転以上、甘デジでれば300回転以上回しても、当たらない可能性が濃厚です。通常サイクル台であれば、ミドルで200〜400回転、甘デジで50〜200回転くらい回して当たることはありますが、費やした投資額を上回る出玉は期待薄です。
ある意味でそういう台がもたらす恩恵ははかりしれません。閑散としたシマでも、シマの20パーセント程度の台を稼動させるだけの客の数があれば、ホルコンは強いグループを一つか二つは作ります。
そして、強いグループの強い台に何度も初当たりが発生して、強いグループの中以上の台が時々、当たることになります。
そして、強いグループの強い台が出過ぎて失速した後、今までは引き立て役にすぎなかった台(時々当たるも爆発しなかった遊び台)が爆発台に変貌する図式が閑散としたシマでは一目瞭然です。
当日手付かずの台(ゼロ回転の台)は当分の間、なきものとして扱われますので、次に当たる台を予想する時も手付かずの台は除外して差し支えないことがほとんどです。
閑散としたシマでは強いグループもせいぜい二つくらいしかできません。強いグループの空き台の中には手付かずの台もあります。したがって、台の絞込みが非常に楽になります。
危険領域速攻法はむしろ手付かずの台以外で試して下さい。特に甘デジでは効果抜群です。
但し、何事にも例外があります。手付かずの台以外が多数、危険領域に入っていて停滞している時などがその好例です。
危険領域に入っていない台でも、醜いハマリに喘いでいたり、何度も単発当たりを出した後であるとか逆に出過ぎて出玉の限界を超えている思われる台は「打つ気になれない台」です。
強いグループの空き台が総じて「打つ気になれない台」ばかりの時は手付かずの台に当たり番が入っていることもありますので、深追いは禁物ですが、お座り一発を狙って少しだけ打ってみる価値は十分にあります。
質問2 客が少ないにもかかわらず弱いユニットの台が時々、爆発するのを見ますが、そういう台を見抜く方法はありますか?
回答2 見抜く方法はないわけではありませんが、勝つための確実性に欠けます。閑散としたシマでは強いグループの台だけが当たり続けますが、出すぎた台が多数発生した後は、強いグループもひと休みに入ります。
このようなタイミングで弱いグループの台からも当たりが発生することになるわけですが、大抵は「またあの台か」と苦笑いするような状況になります。
客が少ないという状況は、大半の台が回されていないことを意味します。すなわち、状況変化が全く生じていません。回されていない台はそれまでのサイクル状態を維持したままです。さらに、それらの台は今まで当たりが許されなかった台です。
客入りが良い状態であれば、弱いグループであっても一つの好調台にあまりにも初当たりが集中した後はグループ内の他の台にも当たり番の移動が見込めます。グループの台稼働率が良好であれば、グループの強さで短時間内にグループ内の複数台が次々と当たる展開にもなります。
又、悪い台も誰かにずっと打たれていれば、延々とハマっているうちに、いつかはサイクル状態の好転が発生し、良い台にも成り得ますし、ハマリ台の給料日としての当たりが発生する展開も見込めます。
ハマリ台が当たりますと、大抵は同グループの他の台もほどなくして当たります。たとえて言えば、これはある種の地殻変動です。地震の仕組みと似ています。
一方のプレートが崩れると他方のプレートも崩れ、大地震の後に余震が何度も発生するように、パチンコもグループ内から多数の当たりが発生するようになるのです。
閑散としたシマでは、弱いグループにはこのような地殻変動が全く生じないため、好調サイクル台を打っていた人が何度も当たり続けるという打ち手にとっては幸運な現象が発生します。
しかし、その代償として、強い台でありながらグループが弱いために(過去にグループ内で連鎖反応がなかったために)単発当たりや2〜3連荘を何度も繰り返します。
客が多ければ、単発当たりや2〜3連荘を何度も出した台は大ハマリに向かうものですが、閑散としたシマでは、弱いグループの強い台がそれほどハマらずに、何度も初当たりを独占する展開となりがちです。
その最大の理由は大半の台が稼動していないからです。グループ内の多数の台が稼動していれば、ホルコンは「これだけの金が落とされている。そろそろ二番目の台にも当たりを許してやろう」と画策します。
又、冴えない台も回っているうちに海殺しXのテキストブックが教えるサイクル変換が生じ得る回転数を通過して、サイクル変換が起こり、当たりが許される状態になることもあります。
閑散としたシマでは状況変化が一切ないため(客の少なさ故に悪い台が悪い状態のまま据え置かれるため)当たりが許される台(グループは弱くても台のサイクル状態が良い台)だけに何度も初当たりが入ってしまうのです。(※その代わり、その台が属するグループはなかなかアクティブにならない)
単発当たりや2〜3連荘ばかりですが、それらが何度も続くうちに、強い台が好調サイクルを維持しているという条件付きではありますが、最終的には多連荘、時には爆発も発生します。そして、その後はグループごとハマり、その台もグループ内の他の台もしばらくの間は干される展開となります。
M.Wさんのご質問は「弱いグループの強い台を打つべきか否か」という表現にも置き換えられますが、一日の収支を度外して遊戯としてのパチンコを楽しみたいだけであれば、そういう台を打つのも決して悪い選択ではありません。
何度もアツい演出を見ることができますし、それほど損もしません。しかし、単発当たりや2〜3連荘を繰り返している期間は勝ち逃げするポイントはあっても、たいした稼ぎにはなりません。
ミドルであれば15,000円使って3連荘、ひと箱使ったところで2連荘、ここでヤメ。こういう勝ち方はあります。しかし、続けて打っていれば、その後、ふた箱使って単発当たり、さらにひと箱使ってまたもや単発当たり、今度は少しハマって持ち玉を使い果たしてから追加投資5,000円で3連荘・・・というような「良い遊び台」のパフォーマンスがいつまでも続く展開になりがちです。(弱いグループの最強台の特徴)
勝ち逃げポイントはありますが、くだらない当たりが続いた後に多連荘(時には爆発)が発生する時期が読みにくいのです。
海殺しXのキャリアが増せば、「強いグループの可もなく不可もない台」が線香花火から打ち上げ花火に移行するタイミングは容易に見当がつくようになります。
しかしながら、客入りの悪い状態で「弱いグループの好調台」が檜舞台にのぼるタイミングは現在の私どものノウハウでは言い当てられません。最強攻略法と謳ってはいるものの、万能攻略法ではないのです。
静寂攻略でなければ(=客入りが良い時であれば)、どの強いグループからもなかなか当たりが発生しなくなった時こそが弱いグループの好調台が本来の実力(多連荘もしくは爆発)を発揮する大チャンスなのですが、客入りの悪い時は強いグループの空き台に当たり番が入っていて、その台を誰も打たないためにシマ全体が静まり返っていることが多いのです。
したがって、静寂攻略においては、台の取り放題という最大のメリットを生かして、強いグループの空き台を徹底的に狙う戦略の方が即効性があります。
但し、客入りの悪いシマで何台も爆発してしまった後はしばらくの間、回収期に入るため、客入りの良い状態で打つ時よりも休憩時間を常に長めにとって下さい。
これが静寂攻略の要諦です。
閑散としたシマでは当たる台が限られています。当たる台の絞り込みは至って簡単です。それだけに逸る心を抑えるのに苦労します。しかし、ぐっとこらえるのです。客の数が少ない時に気前良く次から次へと当たり番の台を当たらせれば、ホールは赤字になってしまいます。
そのために、ホルコンは当たり番の台を少し遅らせて当たらせるという手の込んだことをします。
休んでいる時に同グループの他の台の動きをさりげなく観察していますと、スーパーリーチが集中的に発生して当たらないとかチャンス目、連続リーチの法則の悪いパターン(詳細は前出のコラム参照)が発生したりします。
ある台にスーパーリーチが多発するも当たらないという状況は同グループの他の台が当たり番になっている時に発生するお決まりの現象です。
チャンス目、連続リーチの悪いパターンも(例外的なレアケースを除いて)その台が当たり番でないことを示す道標となります。
このような証拠を掴んでからすでに確保している同グループの有力台を打つのがプロの攻略です。
元スロプロからのメール(2)
M.Wさんからのご質問に対する回答は以上となります。それでは、M.Wさんのメールの続きをご覧いただきましょう。ここからはパチンコ以外の話題ですが、軽妙洒脱な筆致が光ります。
(つづき)最後に近況の報告です。一ヶ月間、ニートをしていた僕ですが、やはり、いつまでもパチンコ一本で生活していると、将来、税務署からマークされたり、年金関係などで厄介なことになりそうなので、週2回くらいはまともな仕事をしていた方が良いと思い、今月に入ってからネットの求人サイトで職探しを再開しました。
パソコンを駆使するテレワークのような仕事は勘弁してもらいたいので、結局、同業界の仕事(デイサービス)に決まりました。僕はなんの介護資格も持っていませんので雑用全般を扱うという点では前の仕事と同じです。
どういうわけか僕はお年寄りの間で人気があり、散歩のお供として僕を指名する方が多いんです。先日、面白いことがありました。
車椅子の方の散歩のお供をした時のことです。自力で歩くわけではないし、厳密には散歩ではないですよね。でも、うちの職場ではこういった散策補助も散歩という言葉でひとまとめにしています。
施設の近くの細い道を散策中、車椅子に乗ったおじいさんが「今日は何曜日?」と僕に聞きました。「日曜日です」と僕が答えると、「休日のわりには人通りが少ないね。コロナの影響かな?」と言いました。軽度の認知症がある人です。
その日が何曜日かわからない人が社会情勢にそれほど疎くない事にちょっと驚きましたが、それから10分も経たないうちに、もっと驚く事がありました。おじいさんはもう一度、「今日は何曜日?」と聞いてきました。
僕は「日曜日です」と同じ答えを返しました。その時は大通りに出ていて、人でごったがえしていました。おじいさんは「日曜日か。道理で人が多いわけだ」とさっきと逆の事を言ってきたので、僕は笑いを堪えるのに苦労しました。
しかし、こういった何気ない日常の中でしんみりと幸せを感じることが最近は多くなりました。こんな仕事でも世の中に貢献していると思えば、職業に貴賎はないということを痛感します。・・・(中略)
今年の梅雨は異常に長いので、子供の頃からの趣味である自転車ツーリングもなかなかできませんでしたが、先日、久々に晴れた日があったので、秋川渓谷(筆者註・東京郊外の景勝地)まで行ってきました。
久しぶりに見た大自然の中の夕焼けがこの世のものとは思えないくらいステキでした。その時、突然思いました。人生初の無職期間もそろそろ終わりにしなければと。相変わらずバイトの身分とはいえ、デイサービス施設への再就職を決意した瞬間でした。車椅子のおじいさんとの出来事はそれから10日後のことでした・・・(後略)
M.Wさんへのメッセージ
認知症患者とのほのぼのとした触れ合いに心が洗われる思いです。認知症の人がどのような心境で生きておられるのかは我々の想像の及ばないところです。
しかし、はっきり言えることは、たとえ脳に障害を負っていても人間である以上、喜怒哀楽の情があり、直近の記憶はなくても、その瞬間、瞬間に喜びや悲しみを噛みしめながら尊い余生を送っておられるということです。
M.Wさんがいみじくも職業に貴賤がないと仰ったように、人間の尊厳というものも脳の状態などとは無関係に全ての人に備わっているものです。
そのおじいさんはきっと、施設で人気者のM.Wさんと一緒に外出が楽しめて、さぞかし幸せな時間を過ごされたことでしょう。
ツーリングの話も心に沁みました。
私も子供の頃に秋川渓谷にはよく遊びに行きました。黄昏の美しい場所であることも知っています。
そこで「再就職をしなければ」というインスピレーションが湧き出てきたとのことですが、もしかすると、それは貴兄の再起を暗示する運命の序章かもしれません。
M.Wさんのポストコロナの人生がパチンコの攻略同様、上昇気流に乗ることを心より祈っています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<推奨コラム>
<当倶楽部紹介>
★目指せ パチプロデビュー!
本稿は以前に発表したPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略(前編)の続編(加筆あり)ですが、海物語シリーズの新機種、Pスーパー海物語IN JAPAN(ジャパン)2金富士バージョンもST機ですので、本稿にて解説するST攻略ノウハウは使用可能です。(ST機全般に適用可)ホルコンの動きを的確に読み、コロナショックがもたらした収入ダウンを挽回して下さい!
★事務局便りより
ST機の光と影
ST機というものは、当たりさえすれば連荘継続が確定します。連荘中に偶数図柄で当たって確変状態が終わってしまう通常の機種とは異なり、ST中に当たりさえすればよいのです。
必然の帰結として、ロムの強い台(特に強いグループの)は簡単に大連荘します。これがST機の最大の魅力です。
しかし、素人はST中にデタラメに打つために、当たらない時に回し続け、折角のST回数を無意味に消費し、ST終了とともに連荘のチャンスを失ってしまいます。「ST中にひと休みを何度か入れていれば、もっと連荘が続いていたのに・・・」と不憫に思うこともあります。
これは攻略における初歩的な事柄ですが、パチンコには当たる時期と当たらない時期があります。
自分の打っている台が属するグループがアクティブ(ホルコン当選状態)になっていない時は如何に優秀な台でも当たりません。(ホルコン全般の知識及びそれを利用した攻略法は海殺しXのテキストブック参照)
自分の打っている台の属するグループがアクティブになっていても、グループ内の他の台が当たり番(=次の当たりが予定される台)になっている時は大当たり乱数的中による本来の当たり(ホルコンの作用によらぬもの)が発生しない限り、当たり番の台が先に当たります。(それまでの間は確変中なのにリーチが頻繁に発生しても当たらない、魚群が出ても外れるというような現象が見られるため、プロはすぐに状況を察知して台を休める)
ST機でなければ、確変中にハマってもホルコンが再びその台の属するグループに戻ってくれば、無事に確変で当たってひと安心ということもありますが、ST機の場合はそうはいきません。
無常にもST回数が過ぎてしまい、通常確率に戻ってしまいます。
同様に、グループ内の他の台が当たり番になっている時も、ST機でなければ当たり番の台が当たった後に確変中の台も当たれますが、ST機の場合、STが終わってしまえばオシマイです。
「好調台は連荘が終わってもそれほどハマらずに再び当たってくれるから大丈夫」と思う人もいるでしょう。確かにその通りなのですが、電チューサポートのない状態でしばらくの間、玉減らしを余儀なくされますし、その後、めでたく当たっても、貴重な初当たりをもう一回、カウントしてしまいます。
重要解説
意味がわかりかねる方もいらっしゃると思いますので補足説明を致します。初当たりとは確変中でも時短中でもない通常時の当たりのことです。(連荘中の当たりとは区別されます)
サイクル状態の優れた台(ロムの強い台)は、ほとんどハマらずに初当たりが何度も発生しやすい状態にあります。これが数珠連と呼ばれるものです。
しかし、好調台と言えどもグループ内の他の台をを制圧して初当たりを独占する状態があまりにも続けば、ホルコンにお灸を据えられます。
このタイミングでグループ内のチャンピオン交代が行われることが多く、今まで出たり飲まれたりの繰り返しでドル箱を順調に積み上げる展開にならなかった遊び台がグループ内の新チャンピオンに君臨するのがよくあるパターンです。
その後、前チャンピオン台はハマリ台に転落するか、しばらくの間は好調を維持しながらも、かつてのような勢いがなくなるかのいずれかのコースを辿ります。
グループの強弱を問わず、好調サイクル台は初回の初当たりが単発でも確変でも、2度目の初当たりまでは労せずして(それほどハマらずに)実現するものです。
しかし、3回目、4回目の初当たりもハマリを経ずに発生するかどうかは、台の実力ではなく、グループの実力にかかってきます。
強いグループの強い台は3回目、4回目の初当たりもさほど苦労せずに獲得できます。
強いグループには当たり番のぐるぐる回し(=複数台による当たり番のキャッチボール)がグループ内で発生するため、死に台(待てど暮らせど当たらない台)を除いて、その他の台はチャンピオン台でなくても台の実力に応じてそこそこには当たることができます。
強いグループでも弱い台は、当たっても単発や2〜3連荘にしかならないことが多く、その後はサイクル変換が生じない限り、冴えないパフォーマンスに甘んじますが、チャンピオン台に準じて強い台は余裕で5〜6連荘はします。(※連荘数は奮わなくても、数珠連を繰り返し、一回の初当たりで7〜8連荘したのと同程度の出玉になることもあります)
その結果、ホルコンは他の台にもそれなりに顔を立てたことに満足し(機械に感情はありませんが)、チャンピオン台に限度を超えた爆発を許すのです。
弱いグループ、もしくは弱くも強くもないグループに存在するロムの強い台は、好調台でありながら2回程度の初当たりで、ホルコンから「このくらいで勘弁してくれ」と言われてしまうこともあります。(機械に口はありませんが・・・)
その後は回しているうちに、海殺しXのテキストで解説するサイクルの変わり目となる回転数を通過して、サイクル転落を招き、そのまま醜いハマリに喘ぐことがあります。
又、2回目の初当たりの連荘中、もしくは2回目の初当たりの瞬間にサイクルの変わり目となる大当たり回数を迎えて、そのままダウンしてしまうこともあります。
幸運に恵まれれば、グループは強くなくても強い台は3回目の初当たりがハマらずに来ることもありますが、4回目の初当たりは望み薄と言わざるを得ません。
稀に強くもないグループの好調台が5回も6回も順調に初当たりを引くこともありますが、その場合は一回の当たりの連荘数が少ないケースが大半です。そして、その後は高確率でハマリ台になります。
貴重な初当たり回数
つまり、貴重な初当たりを確変で獲得したからには少しでも多くの連荘を実現させなければならないのです。
ましてやST機の場合、どの当たりも確変です。当たらない時にダラダラと打ち続け、折角の確変が単発で終わってしまっては話になりません。
ここでST機の好調台に起こりやすい推移の一例を示しましょう。
1回目の初当たりで5連→2回目の初当たりで単発→3回目の初当たりで8連→4回目の初当たりに恵まれずハマリ台に転落
これは強くも弱くもない平均的なグループに属する強い台のパフォーマンスサンプルです。冴えない業績(2回目の初当たり)を出した直後にしっかりと汚名返上をするところに好調台らしさがあります。
さて、上の例において、8連荘の2度目の当たりがST期限の直前であったとします。運良くST中に当たりが出せたために8連荘が可能となったわけです。
適当なタイミングで休みを入れながら打ったとすれば、これはテクニックの勝利ということになります。デタラメ打ちをしていれば、空しくもSTが終わり、5連→単発→単発→ハマリという結果を招いてしまうところでした。(註・単発当たりが連続した台は高確率でハマりやすい)
要するに、一回の初当たりはかくも尊いものであるということです。特にST機は好調台が一気に爆発しやすいだけに、8連荘できる台を単発で終わらせてしまうような過ちは収支に大きな影響を及ぼします。
ST中の休むタイミング
では、どのようなタイミングで台を休ませるべきなのでしょうか。それは打っても当たらないと思われる時です。
前述の如く、これには二種類の状況があります。
以下の特徴はPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンに限らず、ミドル、ライトミドル、甘デジのジャンルをを問わず、あらゆるST機に共通するものです。当然ながらドラム海物語BLACK、Pスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョンにも通用します。
( )内はその可能性を暗示させる諸現象です。プロはこれらの現象を手がかりにして攻略に挑みます。
(1)ホルコンが自分の台の属するグループをアクティブにしていなくて、他のグループを当選させている時
(リーチが全くかからない。リーチになる前に期待をさせる演出がほとんど発生しないか発生してもリーチにはならない)
(2)ホルコンが自分の台の属するグループをアクティブにしているが、グループ内の他の台を当たり番に選んだ時
(リーチが何度も発生するのに当たりには至らない。2連続、3連続のリーチが発生しても当たらない。信頼度の高い強力なリーチでも当たらない)
※(1)の状態でもロムの強い台は(2)の現象が発生することがしばしばあります。
わかりやすいのは(2)の状況です。確変中にもかかわらず、リーチが飽きるほど発生して当たらない、連続リーチで当たらない、信頼度の高い強力なリーチも外すというショッキングな事態に陥りますので、その時は迷わずに休憩をとるべきです。
打ち出し再開とその後の行動
休憩中は自分の同じグループに属する台が当たるかどうか注視します。特に信頼度の高い強力なリーチで当たらなかった時は直後に同グループから他の台の当たり(割り込み当たり)が発生しやすい状況です。ボケっとしていてはいけません。
そして、グループ内の台が当たった直後に打ち出しを再開し、リーチがコンスタントに来る場合はそのまま続行し、(1)、(2)の現象が続くようであれば、再び休憩に入ります。(以下、この繰り返し)
同じグループから割り込み当たりがあった場合、それが確変当たりであればその台がもう一度、先に当たってから自分の台が当たるパターンも考えられます。
時には割り込み当たりをした台に2回連続で先行当たりを許した後に自分の台が当たることもあります。デタラメ打ちをして折角のチャンス(ST)を棒に振ることなく辛抱を重ねて、少しでも連荘回数を増やす努力をして下さい。
ちなみに、同グループからの割り込み当たりをしてきた台がPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンであれば、全ての当たりは確変ですが、グループ内に大海物語4、Pスーパー海物語IN JAPAN2のような別機種が混じっている場合はその限りではありません。
自分の台が確変中の時にグループ内の他の台が割り込み当たりをしてくる場合、その当たりが確変でない方がその後の打ち方が簡単になります。ST中の迷いが少なくなるからです。
強いグループでは、複数台(通常は2台、時には3台、ごく稀に4台)が同時に確変になることがよくあります。
グループの複数台が間を空けずに多連荘すれば、そのグループは強大な力を持つようになります。ある意味では歓迎すべきことですが、(2)の状態になりやすくなり、ST機の場合は不適切な時期に打ち過ぎてなんの実りもないままST終了となるリスクが常につきまといます。それが攻略初心者を悩ませることになります。
しかし、強い台の特徴は割り込み当たりが発生すればするほど連荘が加速化することです。
割り込み当たりが発生して、その煽りを受けて撃沈してしまう(連荘がストップしてしまう)弱い台とは対照的です。
この法則を熟知していれば、割り込み当たりにそれほどナーバスになる必要はありません。
自分の台の他にも同グループから確変中の台が生まれた時は(2)の状態がしばらく続きますが、休憩テクニックを駆使して、割り込み当たりをしてきた台との一騎打ちを制すれば、強いグループの場合、大連荘も夢ではありません。(例・割り込み当たりをしてきた台は4連荘で終わり、自分の台は15連荘etc.)
ホルコンの動きを読む
最も判断に迷うのは、(1)の状態が続く時です。
客入りが良いホール(あるいは、客入りの良い時間帯)では、3つか4つのグループが入れ替わり立ち替わりアクティブになります。ホルコンはこれらのグループの間を行ったり来たりするわけです。
ホルコンがあるグループから離れて(=あるグループを非アクティブ状態にして)、別のグループに入り(=別のグループをアクティブ化して)、そのグループの台を当てた後に最初のグループに戻って(=最初のグループを再びアクティブ化して)、そのグループの台を当てる・・・というようなことが内部では行われているのです。
特にシマ全体に確変中の台が沢山ある時は要注意です。ホルコンが数個のグループの間を往来しています。
再度申し上げますが、ホルコンによってアクティブにされたグループの台のみがホルコン誘発による当たりが許されるのです。
ちなみに、ホルコンがあるグループをアクティブした時、そのグループ内に確変中の台があれば、80パーセント以上の確率で確変中の台を当たり番に選びます。
くどいようですが、ホールで発生する当たりの約95パーセントは自力による当たり(大当たり乱数的中)ではなく、ホルコンが強引に引き起こした当たりです。
これが信じられない人、眉唾ものの都市伝説(?)などと嘲笑する人は即刻、パチンコをやめるべきです。どんなに頑張ってもトータルで勝つことは不可能です。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンを当てても、その瞬間にホルコンが逃げて他のグループに移れば、70回与えられるST中にホルコンが自分のグループに戻ってこない限り、単発で終わってしまいます。(類似スペックのPスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョンも同様)
しかし、そこを上手に立ち回れば、当たりさえすれば確変継続ですので、好調台はどこまで連荘が伸びるかわかりません。ここにST機の醍醐味があります。
悩ましい問題
難しいのはST70回転という短さです。確変時の大当たり確率は6段階の設定によって異なりますが、38.3分の1〜43.9分の1ですので、最悪の設定でも「当たって当たり前」と言えるほど甘い確率です。
つまり、グループがアクティブの時にST中の台を打てば、それほど回さないうちに無事に当たるのです。
ST中にリーチがコンスタントにかかれば、それは当たりの前兆ですので、連続リーチを外す時を除いて打ち続けるべきです。(但し、その後、リーチラッシュがぴたっと止まってしまった場合は要休憩)
少しでも玉の減りを防ごうとでも思っているのか、リーチがかかるたびに打ち出しをストップして腕組をしながらじっと成り行きを見守る人をよく見かけますが、このような行為は愚の骨頂です。
ホルコンマックス状態の時は玉をスタートチャッカーに入れ続ければ、7〜8回転以内に当たることが多いからです。
この絶好のチャンスを平気で見送ってしまう素人は一気に10連荘する可能性を秘めた好調台を5連荘前後で終わらせ、連荘終了後にいくらか玉を減らした後、再度の初当たりも3連荘程度で終わらせてしまうような過ちを犯しがちです。
最悪の場合、初当たりが何度も続いたために、さすがの好調台もひと休み(グループ内の他の台が何台か当たらない限り当たりが許されない状態)に入ってしまう悲劇が起こります。
機種を問わず、ST機のST中になんの手応えも感じない時、具体的に言えば、リーチが全くかからないとかリーチ前のなんの演出も見られない(または演出だけあってリーチにならない)時はちょとした休憩が必須となります。
休憩によってST回数の無駄使いを省き、再びホルコンが自分のグループに戻ってきたと思われるタイミングで打ち出しを再開しなければなりません。
夢の大連荘、特大爆発は強いグループの強い台でプロのテクニックを駆使して打つ時に簡単に実現するのです。
ちなみに、強いグループの定義は、他のグループと比較して、短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役(強い台が当たるための中継プレーを担う台)以外は多連荘(4連以上)が中心のグループです。(よくわからない方は当倶楽部に入門して下さい。メールにて個人指導を致します)
さて、(1)の状態の時に打つのを休止するのは簡単なことです。しかし、打ち出し再開のタイミングは(2)よりも難しいと言えます。(2)の場合は、自分のグループ内の台が当たるという明確なサインが送られてきますが、(1)にはそれがありません。
対立グループの存在
ホルコン通の人は対立する二つのグループにも熟知されているはずです。どのグループにも対立グループが存在します。大抵は一方が強く他方が弱いのですが、稀に両者の力関係が拮抗している時もあります。
あるグループから当たりが発生するたびに、別のグループからも当たりが発生して、ホルコン攻略の初心者は「このグループがアクティブになれば、あのグループもアクティブになる。変だな」と思われているかもしれません。
実際は相互に対立し合うグループの間をホルコンが行ったり来たりしているだけです。客入りが良い状態で強いグループから2台、3台がほぼ同時期に当たった場合、大抵はその対立グループからも最低1台は当たりが出ます。
どのグループとどのグループが対立関係にあるかということまで見抜いている人は休憩中に対立グループから当たりが出た時に打ち出し再開を試して下さい。強い台であれば、打ち出しを再開した直後に実に呆気なく当たることを幾度も経験することになります。
対立グループがわからない人は、とりあえずどこかの台が当たるまでは休みを入れてみて下さい。これだけでも結果はかなり違ってくるはずです。しかし、打ち出し再開後も(1)の状況が続くようであれば、再び休憩を入れることを忘れないで下さい。
先に別の台を当たらせる
打ち出しを再開するということはホルコンが自分のグループに戻ってきたと仮定して打つという意味です。一定時間が経過したから当たるのではなくグループがアクティブになったから当たるのです。
確変中の台が多数ある時はどこか1台が当たった後に打ち出すよりも2〜3台を先に当たらせてから打ったほうが無難です。
しかし、あまりにも打たない時間が長引きますと、その間にグループ間の力関係に変化が生じて、ホルコンが自分のグループに戻ってこなくなる恐れもありますので、これも難しい問題です。
ST中に限っては(※通常時の話ではありません)、5分を超える休憩はご法度であると心得ましょう。
対立グループの話まで本格的にすれば、一般読者には非常に難解な読み物となってしまいます。平たく言えば、ST中にリーチが一向にかからない状況というのは、その台の属するグループがアクティブなっていないという意味でしかありません。
この事態を打開するには、ホルコンに再び自分のグループをアクティブにしてもらうしか他に道はなく、そのためには待つこと以外に方法がないのです。
ホルコンがあるグループを離れるタイミングはそのグループから当たり台を出した時です。当たり台を出してもまだそのグループにとどまっていることも頻繁にあります。
1台を先に当たらせるよりは2〜3台を先に当たらせたほうが無難であるというのはそれゆえです。通常、客入りの良い状態では3つか4つのグループが同時にアクティブなります。
一つのグループがアクティブでなくなれば、一つの「空き」が生じます。その空いたスペースに自分のグループが入り込めばよいのです。
再びホルコンがグループに戻ってくれば、非ST機の場合は確変中の台が当たりますが、それが確変当たりとは限りません。(台のロムの強さに左右される)ST機であれば当たりさせすれば確変ですが、STの残り回数を全て消化する前に無事に当てることができるかどうかの勝負となります。(ロムの強い台ほど打ち出しを再開してから少ない回転数で当たりやすい)
唯一のネック
今回はPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略を天国にも地獄にもなりうるSTというシステムと如何に向き合うかという視点に立って論じました。
プロの感覚からすれば、ST70回という短さが唯一のネックのように思われます。それ以外の要素においては、勝ちやすさ満点です。
10〜20回転くらいは様子を見なければ、休むべきかどうかの判断ができません。しかし、ST回数は70回しかありませんので、連続で20回転させるのは勝負どころ(ホールの放出タイムなど)で一回が限度かもしれません。極力、10〜15回転くらいで休みに入る要領で打つとよいでしょう。
爆発力に期待!
本稿でレクチャーした攻略技法をロムの弱い台で試してもそれほど効果はないでしょうが、強いグループの中以上の台に用いた時は相当な効果が実感できるはずです。
リヴィエラ門下生の中にはST機の攻略が得意な人が多く、彼らは例外なく今回紹介したプロのテクニックを有効活用されています。
パチンコ規制が施行されて以来、どのメーカーも大変なハンディを抱えながら規制後の要件を満たす魅力的な新基準機(新規則機)の開発に取り組んでいます。
この厳しい状況下で世に出ることになるPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンは出玉に10ラウンド(約660個)、7ラウンド(約460個)、5ラウンド(約330個)の3種類を設け、その代償として甘い大当たり確率とずば抜けた連荘力をアピールしてファンの心を掴もうとしています。
スペック上、Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンは強いグループの強い台の凄まじい爆発が予想され、10連荘前後の大連荘が終わった直後に再び当たり、またしても10連荘前後の大連荘・・・ということも十分に可能な機種です。
出玉は大爆発機種の大海物語4と比べれば見劣りするとはいえ、当たりやすさを利用して一日に複数台を爆発させれば、規制前の機種よりも稼げるという現実を見落としてはなりません。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンのPVでは、「ドラム海物語初の高継続タイプ」、「遊びやすい大当たり確率」、「安心のST突入率」、「満足のST回数」と声高らかに謳っています。
個人的には最後の宣伝文句だけが同意できないところですが、その他には一切のオーバートークがありません。
特に甘い大当たり確率は当倶楽部の秘伝、ウルトラ速攻法を決まりやすくします。のちに開発されたオプショナル商品、カシオペア攻略術が教える危険領域速攻法は成功率ではウルトラ速攻法を上回ることが証明されています。
危険領域の知識はオフェンスだけでなくディフェンスにも応用可能です。危険領域(カシオペア攻略術にて詳述)への突入は連荘終了の危機でもあります。これを専門知識の力を借りて回避するのです。(回避成功率は100パーセントではありませんが・・・)
具体的に申し上げれば、自分の台が連荘中に危険領域に入った時に大当たりラウンドを消化するスピードを意図的に遅らせればよいのです。
危険領域で連荘がストップした場合、好調台でも再度の初当たりに漕ぎ着けるまでには、同グループから何台かの当たりが要求されることがしばしばあります。最悪の場合は再度の当たりが発生しないうちにサイクル転落が生じて、危険領域が墓場となってしまう恐れすらあります。
しかし、連荘中に危険領域に入った時に同グループの他の台が当たることにより、この危険から逃れて、ますます快進撃するのが好調台の特徴なのです。
好調台でなくても、危険領域に突入した時に同グループからの割り込み当たりが高確率で発生しやすい状況となり、割り込み当たりのお陰で延命できるケースが非常に多いのです。
危険領域で苦しまないために、わざとグループ内の台を先に当たらせるのも高等テクニックの一つです。
大当たりラウンドを意図的にゆっくりと消化したにもかかわらず、同グループから当たり台が出ない時は、確変プレー中の休憩を許される範囲内(最高5分)で頻繁に入れるようにします。(もちろん、休憩中に同グループの台が当たった時は即座に打ち出しを再開)
このような地味な努力を積み重ねることのできる人が狭き門であるパチンコ勝ち組に入り、スーパートッププロになれます。
危険領域の概念を利用したディフェンステクニックは地味なように見えて、ミドルを打つ場合、一日の収支に1〜3万円の差が生じることも珍しくありません。
プロの攻略に最適化されたPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンと諸般の事情で導入が遅れたPスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョン(2020年9月初旬予定)を最強の攻略ノウハウで迎え撃とうではありませんか。
(Pスーパー海物語INジャパン2 金富士バージョンのPV)
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<感動秘話>
<ホルコン攻略>
パチンコホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
<海物語シリーズ攻略>
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<Pスーパー海物語IN沖縄5関連>
<Pスーパー海物語INジャパン2関連>
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
<Pスーパー海物語IN沖縄2関連>
<当倶楽部紹介>
★パチンコで蓄財するスーパーノウハウ
最強攻略法・海殺しXの公式HPへ
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★緊急事態宣言の発令後、休業要請に応じないパチンコ店の名が次々と公表された。パチンコ以外の業界は要請を無視しても店名公表なし。この究極の不公平、醜いパチンコバッシングと戦うべく佐々木智親が突撃!
先入観の怖さ
世の中にはなんの疑いもなく受け入れていたことが実は大きな矛盾を孕んでいて、それに気づいて唖然とすることがあります。
正義であると思われていたことが実は不義であり、正しい行動をとったと思われていた人が実は悪事を働いていたということはいくらでもあります。
今般のコロナ騒動の犠牲となったパチンコ店は国によって不当に断罪され、地方自治体によって吊るし上げられ、マスコミの悪意ある報道の餌食になり、正義漢気取りの自粛警察(悪徳市民)にも卑劣な嫌がらせを受けるという辛酸を舐めました。
その経緯や論点の整理につきましては、前回記事のパチンコ公開リンチは許されるのか?で微に入り細を穿った説明をしています。
これを読んでいただければ、物事を熟考せずに先入観だけで判断することの危険性が十分にご理解いだけるものと存じます。
パチンコバッシングの要約
前回記事は論点の一つひとつを詳細に解説しているため、かなりの長文になっています。
前回記事の読了後、本記事に流れてきた読者の皆様には重複になりますが、前回記事を今からお読みになる時間的余裕のない方々のために、コロナショックが生み出した一連のパチンコバッシングの概要を以下にまとめてみます。
1.西村康稔経済再生担当大臣が専門家の意見を無視して、感染リスクが高くないパチンコ店を危険視する素人発言をしてパチンコバッシングの端緒を開いた。(パチンコ店の感染リスクが高くない理由は前回記事を参照)
2.西村大臣のイマジネーションから生まれた「パチンコ店危険説」を高知と徳島を除く都道府県の知事が鵜呑みにして、パチンコ店を休業要請の対象に加えた。
3.国難級の災いが発生した時に発動するセーフティネット保証(民間企業の経営危機を救済するための無利子・無担保の公的融資)において、大半の民間企業が融資を受ける恩恵に浴したにもかかわらず、パチンコ業界と一部の風俗業界だけが融資の対象から除外されるという差別が公然と行われた。
4.屈辱的な差別を受けながらも、大半のパチンコ店が休業要請に応じた。地方自治体と歩調を合わせたパチンコ店は90パーセントを遥かに超えた。他業界と比べて非常に従順であるというのに、ごく一部の営業中のパチンコ店が特別に問題視され、パチンコ店全体が悪者にされた。
5.少し遅れて、国はセーフティネット保証をパチンコ店も利用できるように方針を変更した。その結果、休業要請に応じるパチンコ店はさらに増えた。しかし、元々、強制力のない「自粛の依頼」にすぎないため、パチンコ店の100パーセントが依頼に応じることは有り得ない。他業界同様、営業を続ける店が出るのは仕方がない。
6.マスコミの悪意ある報道が国や地方自治体のパチンコいじめの追い風となった。元から存在するパチンコのイメージの悪さも手伝って、国民に誤った見識を植えつけてしまった。(国民の間に反パチンコ感情を醸成したマスコミの罪は重い)
7.自粛警察と称される悪徳市民が出現して、パチンコ店やパチンコを打つ人に様々な嫌がらせをした。
8.世論(国民の反パチンコ感情、パチンコのイメージの悪さ)に後押しされる形で地方自治体が休業要請に従わないパチンコ店の名を公表した。
9.特措法に基づいて公表するのは構わないが、他業界で休業要請に従わない店舗や施設にはお咎めなしというのは公平ではない。公表したからにはパチンコ店だけを狙い撃ちした正当な理由の開示が求められる。
10.休業要請の対象にする業界を決める際に、地方自治体は科学的な根拠に基づいた分析を行わなければならない。又、民間企業の営業に介入する際も科学的根拠に基づいた優先順位を定めて、危険度の高い場所(ライブハウス、居酒屋、ナイトクラブ、スポーツジム等)から取り締まるべきであり、国民感情に左右されるべきではない。
11.「自粛をしない民間企業に自粛をしろ」というスタンスも自粛という言葉の意味からして理解に苦しむが、百歩譲って、それでもしつこく休業を迫るのであれば、感染リスクの高い場所(過去にクラスターの事例がある場所)であり、かつ休業要請に従わない店舗や施設から順に取り締まるべきである。感染リスクの高くないパチンコ店だけを見せしめのように店名公表することは道義上、許されない。
究極の問題点
以上が前回記事の趣旨でした。
パチンコの持つ悪いイメージが人々の正常な思考回路を狂わしていることがわかるはずです。ただでさえイメージの悪いパチンコに国や地方自治体が不当な弾圧を加え、マスコミや自粛警察などがそれに加勢した結果、余計に冷静な判断ができなくなってしまった人々が無数に存在します。
国民の感情に沿って行政機関が動くというのは成熟した社会とは言えません。
本来は論理性を欠いた国民の暴走にストップをかけるのが行政機関の役割ですが、このたびは行政機関が論理性の欠片もない行動に出て、国民を洗脳してしまった形跡が認められます。
最も重大な問題点を絞り込むとすれば次の2点に集約できます。
1.パチンコ店は感染リスクが高くない。科学的根拠を欠いた地方自治体の休業要請が多数のパチンコ店を倒産に追いやり、甚大な経済的損失をもたらした。
2.国民の反パチンコ感情に相乗りする形で休業しないパチンコ店の名が公表されたが、特定業界だけを狙い撃ちして、他業界で休業要請に応じない店舗や施設の名を公開しないのはフェアではない。
【追記】緊急事態宣言の解除直前に島根県でネットカフェの店名公表が一瞬だけありましたが、これは他業界で店名を公表された唯一の例外です。
倒産ラッシュ
1については、ピンと来ない方もおられるかもしれませんので補足説明をさせていだきます。
かつての勢いはなくなったとはいえ、パチンコは今でも巨大産業です。パチンコ店が潰れてもパチンコに興味のない人々はなんとも思わないでしょうが、今後、パチンコ店が次々と倒産すればパチンコ業界に依存している産業もはかりしれない被害を被ります。
設備関連の業界にも皺寄せが行きますし、パチンコ店のポスター、看板等を製作する零細企業も危機に陥ります。全国のホール数が激減すれば、パチンコメーカーも大量の新台を生産できなくなり、メーカーに部品を供給している無数の中小企業も受注量が減り、企業体力のないところから倒産していくでしょう。
パチンコ関連業界の経済的損失は国民の暮らしにも大きな影響を与えます。前回記事でも触れましたように、現時点で判明しているだけでも全国で85のパチンコ店が行政側の重大な過失によって倒産の憂き目に遭っています。今後、その数が10倍以上に膨れ上がる可能性もあります。
パチンコ店はテナント代だけでも桁違いです。(何千万単位) 休業期間が長かった店舗は今、大手でない限り、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされています。
しかも、国、地方自治体、マスコミなどによって「危険な場所」であるという事実に反するレッテルを貼られてしまったため、今後はパチンコファンの激減が予想されます。パチンコ店は電気代だけでも工場並みのハイコストを甘受しています。入場者が減れば経営を維持することが困難になります。
電話で抗議
前回記事をむすぶにあたり、私は「西村大臣及び高知と徳島を除く各都道府県の知事には猛省を促したい」と訴えました。しかし、個人のブログでそんなことを言ったところで、天井人がこんなコラムを読んでいるわけがありません。少しでも実効を挙げるためには、それ以上のアクションが必要です。
無力に近いことを承知の上で、5月の初旬、私は厚生労働省、東京都、大阪府が設置した新型コロナウイルス関係のコールセンターに抗議の電話をかけてみました。
厚生労働省編
まずはじめに厚生労働省。以下、私(佐々木)をS、電話に出たオペレーターをOとして会話の概略を報告します。
S「今、全国的に休業要請に従わないパチンコ店を各都道府県が公表していますが、そもそもクラスターの事例がないパチンコ業界だけを目の敵にして、クラスターの事例のあった他業界の店舗や施設はお咎めなしというのは解せません。納得のいく根拠を示して下さい」
O「・・・私にはわかりません。多数の市民から『休業要請に従わないホールがここにもある、あそこにもある』という通報が寄せられたからだと思います」
S「国民に正しい知識を普及するのがあなたがたの仕事です。国民が感情的になって誤った判断をしている時にはそれをなだめ、科学的根拠に基づいた知識を与えるのが行政機関の務めではないでしょうか?」
O「その通りです」
S「では何故、国民の頓珍漢な苦情を受理して、各都道府県の職員はパチンコ店だけを取り締まり、もっと危険な場所を取り締まらないのですか?」
O「・・・・・・」
S「本来であれば、『自分たちはもっと危険な場所を優先しなければならないため、パチンコ店には手が回りません』、『そもそもパチンコ店が危険である科学的根拠はありません』と回答するのが筋ではありませんか?」
「言われてみれば、そうかもしれませんね」
S「西村大臣が専門家の意見に耳を傾けず、『隣を向いて喋ったら』という非現実的な仮定を持ち出し、素人見解を示しましたが、それに盲従した各自治体に厚生労働省は上部機関として正しく指導する義務があるはずです。厚生労働省は専門家集団を召集してヒアリングを行い、危険性の高い場所を独自に調査して、その情報を各自治体に送るべきです。烏合の衆に迎合してはなりません」
O「仰る通りですが、私は末端の人間ですので詳しいことは全く知らされていません。ご意見として上申させていただきます」
S「どうしてパチンコ店だけ公表するのですか? 他業界で休業要請に従っていないところも沢山あります。公表するのは構いませんが、公表するのであればパチンコ店以外も公表しなければ公平ではありません」
O「たしかにそうですね」
S「他業界で休業要請に応じない店舗や施設の名を公表しない正当な理由をお示し下さい」
O「申し訳ないのですが、全くわかりません」
S「正当な理由がなければ、単なる差別ですよ」
O「そういうことは決してないと思います」
S「では、パチンコ業界だけを集中的に取り締まる明確な根拠をお示し下さい」
O「・・・すみません。私個人の見解にすぎませんが、今まで集団感染の例がなくても、今後はその危険があると判断しているのではないでしょうか」
S「それを言ったら人が集まる場所はどこにでも将来的な危険が潜んでいます。パチンコ店だけを狙い撃ちする理由にはなりません」
O「個人的には反論の余地がありません。まあ、ご意見をエスカレーションさせることしかできませんので、どうかご理解下さい」
(註・エスカレーション=コールセンター用語で電話で受けた要望、苦情などを然るべき上位部門に届けること)
東京都編
次は東京都。私はこのたびのパチンコ業界いじめで最も立腹しているのが東京都の取り組みです。小池知事(右の写真)からは都民の安全を守る強い決意と真剣さが伝わってきます。そういう意味では評価しますが、パチンコ店に対する対応に関しては、許し難いものがあります。
前述の如く、すでに多くのパチンコ店が潰れていますが、その中でも一番多かったが東京都のパチンコ店でした。限度を超えた長期の休業要請でどのホールも青息吐息です。
都内のパチンコ店の大半は東京都認可の業界団体、東京都遊戯業協同組合(都遊協)の指示に従い、休業に応じていましたが、科学的根拠を欠いた恣意的で限度を超えた長期の休業要請が経営危機を招来して、多くの組合員(パチンコ店)が悲鳴を上げました。まだ倒産していなくても「倒産は時間の問題」というホールも少なくありません。
東京都認可の団体として、それまでは東京都の言いなりになってきた都遊協もこの期に及んでは小池暴政につき合ってられなくなったのでしょう。都とメンバー企業との間で板挟みになった都遊協は東京都に休業解除を求める要望書を提出しました。
しかし、それに対して都が徹底無視(無回答)という傍若無人な振る舞いに出たため、ついに都遊協も堪忍袋の緒が切れて、東京都に反旗を翻しました。
「(業務の)再開は各店舗に委ねる」という温厚な表現に留めたものの、実質的には「これ以上、都の休業要請に従わなくてもよい」という旨の通達を都遊協は組合員に出したのです。
しかし、かりそめにも東京都が認可する業界団体が東京都の意向に反する決断をしたわけですから認可取り消しの危険と背中合わせです。いわば決死の覚悟で起こした反乱、現代の百姓一揆でした。
都遊協は忠義に反する罪(罪を犯しているのはどっちだい?)を償うために執行部が総辞職するというデモンストレーションを行いました。
このような経緯もありますので、私の暴政批判もいくらか厳しさを増しました。
S「単刀直入に伺いますが、小池知事は記者会見で『休業要請に従わないパチンコ店を公表する』と居丈高に発言されたり、実際にこれみよがしに公表したりしていますが、もしかして自分が正しいことでもしていると思っていらっしゃるのでしょうか?」
O「はっ!?」
S「ですから、そういうことが正義の行動であると勘違いしていないかと訊いているのです」
O「特措法という法律に基づいた手順ですから・・・」
S「そんなことは百も承知です。道義的に正しいかどうかという意味での質問です」
O「仰ることがわかりません」
S「パチンコ店だけを公表する行為が正義に反すると私は言っているのです。公表するのであれば他業界の店舗も公表すべきでしょう? 違いますか?」
O「たしかに言われてみればそうかもしれませんね」
S「だから差別だと言っているのです」
O「そんなことはありません!」
S「では、パチンコ店だけさらし首にする筋の通った理由をお示し下さい」
O「咄嗟に言われても・・・」
S「差別ではないと主張されるのであれば、私の意見を反証する義務が東京都側にはあります」
O「個人的には十分に理解できる話です。でも、東京都がどのような理由でそういうことをしているのか私たち(電話オペレーター)には知らされていません」
S「では、上層部にこの件を都民からの苦情として報告して下さい」
O「かしこまりました」
S「次にパチンコ店を休業要請の対象にした理由を教えて下さい」
O「俗に言う3密を満たす場所ということで・・・」
S「パチンコ屋さんは3密の場所ではないですよ。誰が3密と認定したのでしょうか?」
O「存じ上げません」
(パチンコ店が3密でもなければ特に危険ではないことを長々と説明した上で)
S「西村大臣の素人発言を鵜呑みにされたのでしょうが、東京都としては専門家と相談した上で休業要請に関する方針を策定する義務があるはずです。それを怠ったわけですね」
O「・・・・・・」
S「今一度、問います。パチンコ店だけを吊るし上げる理由はなんですか?」
O「よくわかりませんが、営業中のパチンコ店に関する都民からの通報が集中したせいだと思います」
S「政治というものは衆愚に迎合してはなりません。国や都が誤った政策をしているために都民は騙されて、パチンコ店を悪と決めつけているのです。その責任はあなたがたにあります」
O「・・・・・・」
S「皆が真面目に外出を自粛している時に遊興に耽っているパチンコファンに立腹した頭の弱い人が通報しているのでしょうが、『けしからん』という都民の感情に東京都までが相乗りする形でパチンコ店に制裁を加えるという図式は本来、あってはならないものです。パチンコ店だけを吊るし上げる理由が『けしからん』という感情的なものであれば、我が国の首都の知能レベルの低さを全世界に露呈していることになります。
O「どういう意味ですか?」
S「パチンコ店だけを公表するのであれば、パチンコ店が他の場所と比べて特別に危険であるという科学的根拠が必要であるということです。信憑性のある科学的根拠に基づいて、取り締まりに力を入れるのであれば十分に納得できます」
O「私個人の感想にすぎませんが、それは盲点になっていました」
S「私は決して難しいことを言ってはいません。『自粛期間中にパチンコをするなんてけしからん』とか『パチンコなんてものはくだらないものだから何をしても許される』というような怒りや蔑視は正当な理由には成り得ないと私は申しているのです」
O「その点につきましては同意します」
S「では、どうしてパチンコ店だけに不当な弾圧を加えるのですか? 科学的な根拠がないのであれば、他業界で東京都の休業要請に従順でない店舗や施設の名も公開して下さい。パチンコ店を弾圧しても悪印象に助けられて都民の反発はないと思っているのではありませんか。他業界に優しいのは反発を恐れてのことでしょう? そもそも自粛のお願いですから。自粛というのは自主的に始めるものでしょう? それが命令になっている。そして従わなければ、都民から理解が得られる業界を選んで制裁を加えるとは何事ですか!」
O「返す言葉もありません。貴重なご意見として上の者に報告させていただきます」
大阪府編
大阪は全国に先駆けて、休業要請に従わないパチンコ店を公表した地方自治体です。吉村知事(右の写真)は誠実な方であると期待していただけに非常に失望しました。弁護士出身の方ですので法の正義というものを最も理解していなければならない立場にあります。
店名公表時は小池知事と同様、まるで良いことでもしているかのように、やけに胸をはっていました。
しかし、その後、微妙に態度が変わってきて、私が電話をかけた頃には「パチンコ店の休業解除も一定条件を満たせば検討したい」と全国の知事の中で最も柔軟な姿勢を見せ始めていました。
恐らく冷静になってこの問題を再考したのでしょう。さすがに自分の過失を認めて謝罪することはしませんでしたが、心の中で反省をしたのであれば、厳しく攻め立てるのも人道に悖ると考え、大阪府の電話オペレーターとの対話は、評価すべきところは評価した上で、その後に問題の本質を突きました。
S「まずはじめに、全国の間抜けな知事の中で吉村知事がパチンコ店の休業要請を解除する構えを見せたことを高く評価したいと思います。そもそもパチンコ店は西村大臣が言うような危険な場所ではありません。最初に西村説を真に受けてしまったのは吉村知事の汚点であったとは思いますが、きっと反省されたのでしょうね。今ではパチンコ店に少しは同情している様子も見て取れます」
O「どういう趣旨のお電話でしょうか?」
S「他県の知事と比べれば、それほど石頭ではないと褒めているのですよ」
O「なんだかよくわかりませんが、有難うございます。(笑)」
(さすが関西人。話し方も陽気!)
S「私は大阪府の見解を聞きたくて電話をかけました。休業要請に応じないパチンコ店を成敗するかのように店名を公表しましたが、店名を公開されるのは何故、パチンコ業界だけなのでしょうか? これは明らかに差別です」
O「そうですかねえ。特措法という法律に則って店名を公表したわけですから何も悪いことはないと思いますが・・・。あのう、吉村知事への賛辞ですか、それとも苦言ですか」
S「申し訳ないのですが、どちらかといえば苦言です。特措法に則って店名を公表すること自体は問題ありませんが、パチンコ店だけを狙い撃ちする理由がどこにも見当たりません。それほど危険な場所ではありませんから」
O「そうなんですか? 我々は危険な場所だと認識していますが・・」
(パチンコ店が3密ではないこと、他の場所と比べて特別に危険ではないことを長々と説教)
S「というわけなのですが、私が申し上げたいことは、危険な場所かどうかは専門家の意見に耳を傾け、飽くまでも科学的な根拠に基づいて判断すべきであるということです」
O「仰る通りですね」
S「ところで、休業要請に従わないパチンコ店を公表していますが、休業要請に従わないパチンコ以外の店舗や施設を公表しないのは何故ですか?」
O「どうなんでしょうね。府民からの通報がそれほどないからではないでしょうか」
S「府民を感染から守るために大阪府は科学的な根拠に基づいて、厳しく取り締まる場所を決めていますか? それとも府民の感情を和らげるという観点で厳しく取り締まる場所を決めていますか?」
O「それはもちろん科学的根拠の方が重要度が高いですよ」
S「それならば、何故、スポーツジムとか居酒屋とかクラスターの事例のある場所を重点的に取り締まらないのですか? パチンコ店でクラスターが発生したことはありません」
O「たしかにそうなんですが、やはり、『パチンコ屋が営業しとるよ』という通報があまりにも多いんですわ。きっと皆さん不安なんでしょうね。やはり、通報の数が多ければ動かざるを得ないわけでして・・・」
S「そうですか。そちらにもそちらの都合があるのでしょう。しかし、論理的には筋の通った回答ではありません」
O「苦しい弁明になりますが、今後、緊急事態宣言が長引けば、パチンコ店以外の店舗の公表も有り得るとは思います。しかし、店名を公表する前の手続きとして、職員が休業要請に応じない店に行って、改めて休業をお願いしたりといったプロセスがありまして、今はパチンコ店だけで忙殺されている状況なんです。人手不足のため、他業界まで手が回らないという面もあります。でも、そろそろ大阪は緊急事態宣言が解除される見通しなので、結果的に店名を公表したのはパチンコ屋だけということになりそうです。不本意ですが・・・」
S「今まで厚生労働省と東京都に電話をして同様の抗議をしましたが、強いて言えば大阪の対応が一番マシでした。今の話を聞きましたので。とはいえ、非常にアンフェアなことには変わりません。吉村知事以下、上層部の人たちに良識ある声を届けて下さい」
O「個人的には非常に共感できる苦情でした。今回の電話の記録は必ず上の者に伝えます」
総括
大阪の「パチンコ業界以外も取り締まる用意はあるが、人手不足のためにそれができていない」、「緊急事態宣言が解除されれば、休業要請も解除する方向に動くので結果的にパチンコ店だけを公表してしまったことになる」という説明には納得はいかないものの、それなりの誠意と論理性を感じました。
今回のリポートは厚生労働省、東京都、大阪府に抗議した電話のやりとりの要の部分だけを切り取ったものです。実際はどこと話す時も私は30分以上にわたって追及の手を緩めませんでした。
要の部分しかリライトしていませんが、実際はああでもない、こうでもないというやりとりが延々と続きました。
先方も簡単には引き下がりませんでした。全く本質的ではない話を持ち出して応戦してきましたが、全て論破されて、最終的には無念のギブアップとなりました。
私は自慢をしているわけではありません。これは先方に勝てる要素の全くない論戦ですから。つまり、それほど行政機関が成した行為は狂っているということです。明らかに差別ですから。
厚生労働省と東京都の対応は最悪でした。どちらもオロオロするばかりで、最終的には「個人としては貴方の考えに賛成だが、現実にはそのように動いていないことを残念に思う」という意見が厚生労働省からも東京都からも返ってきました。
一方、大阪府はパチンコ店だけを公表する理由を(納得はできませんが)明確に語ってくれましたので、厚生労働省や東京都よりは評価できます。
意外であったのは、私の指摘に対して、オペレーターが皆一様に驚いていたことです。3人とも「自分が今までに対応した電話でそういう意見は上がってこなかった」と言っていました。
賢い国民は私の拙文など読まなくても自治体の暴挙には気づいていると思います。しかし、自分がパチンコ好きでなければ気にもならないでしょう。
しかし、少なくともパチンコ業界の人は鬱憤が溜まっているので、電話をかけて私と同じことを言っていると思っていました。
私はパチンコ業界で働く人たちの覇気のなさにも失望しました。元々、お上に弱い業界です。常に差別され、辛いことを耐え忍ぶことに慣れ切っているのでしょう。
賛否はともかくパチンコはギャンブルではなく遊戯であるということになっています。ご存知の通り、三店方式という法の抜け穴でパチンコ業界は成り立っています。
獲得した出玉を特殊景品に交換→店外の換金所で特殊景品を現金に変える(売買でありギャンブルではない)という知恵を思いついた先人のお陰で今のパチンコ業界があります。「この方法であればギャンブルにはあたらない」という解釈を政府は渋々認めています
パチンコ業界は政府がこの法解釈をいつ変えるかわからぬため、常に戦々恐々としています。このような負い目があるが故に、パチンコ業界は何事においても政府には決して逆らわず、従順を尽くしています。
このたびの一連のパチンコバッシングはパチンコ業界の負い目につけこんだ行政機関のイジメにほかならないものでした。私は国の品格を疑います。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親
JUGEMテーマ:社会の出来事
P.S. 一連のバッシングの犠牲となり倒産してしまったホールには憐憫の情を禁じ得ません。よってたかってパチンコ店を潰してしまった人々に憤りを感じます。最近、SNS上のバッシングが原因で一人の若い女性が自ら命を絶つという痛ましい出来事が社会問題に発展しましたが、それとよく似た構図を見る思いです。
【感動秘話】
【COVID-19対策の決定版】
もっと楽しく もっと夢を
リヴィエラ倶楽部の公式HPへ
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★集団感染の事例すらないパチンコ店を目の敵にして、危険でないパチンコを危険なものと決めつけた政府。休業要請に従わないパチンコ店の店名を次々と公表して意気込んだ都道府県。他業界で休業要請に従わない店舗、施設には一切お咎めなし。自治体の暴走と歩調を合わせてパチンコ業界のイメージ悪化を手伝うマスコミ。パチンコ店やパチンコファンに嫌がらせをして正義漢ぶる一般市民(自粛警察)。この国の民度はここまで落ちてしまったのか?
ランキング首位に
前回記事、【セーフティネット保証対象外】パチンコ業界を救え!はパチンコの攻略とは無関係な話題ながら、皆様から大きな反響があり、にほんブログ村のサブカテゴリー別注目記事ランキングで第一位に輝きました。
長文かつ硬派なコラムであるにもかかわらず熱心にお読みいただいた読者の方々に心よりお礼申し上げます。まだお読みではない方々にはこの機会にご一読を勧めます。
職業差別
今般のコロナショックによって発動したセーフティネット保証(緊急時における民間企業への無利子・無担保の公的融資)に性風俗店などと同様の扱いを受けて、融資の対象から除外されてしまったパチンコ業界を不憫に思い、私は上記の記事を発表しました。
緊急事態宣言が発令される国難の中で、ほとんど全ての業界の企業が休業協力金の他にセーフティネット保証の恩恵に預かったわけですが、パチンコ業界を含むごく僅かな業界だけがセーフティネット保証から除外されるという差別が公然と行われました。
これは失政を通り越して悪政であり、断じて許されるものではありません。一国の緊急事態ですので経済の維持、安定が火急の問題です。救済対象の産業を選ぶという発想自体が病んでいます。
お上に弱いパチンコ業界はこの屈辱的な差別待遇を受けても耐え忍び、誰一人として政府の非人道的行為に抗議しませんでしたが、某パチンコ店オーナーが勇気を出して、内閣総理大臣宛に提出する署名運動(陳情)をネット上で始めましたので、私は前回記事において、それに賛同する旨を表明し、読者の皆様にも署名を呼びかけました。
これが功を奏したかどうかは不明ですが、その後、政府はパチンコ店もセーフティネット保証の対象にする姿勢を打ち出し、それまでの差別を撤回するに至りました。
しかし、その後、新たな差別がまたしても平然と行われたのです。(後述)
ポジショントークではあるが・・・
当倶楽部は十数年にわたって、インターネット上で最強攻略法・海殺しXという独自のパチンコ攻略ノウハウを販売しています。海殺しXの生みの親である私がこのような社会問題を論じれば、必然的にそれはポジショントークであるとみなされます。
それゆえ、本心を申し上げれば、名の知れた評論家の先生などに国政の失策を批判していただきたいところですが、ごく一部の例外を除き、そういう人物は現れません。心ならずもポジショントークと言われることを承知の上で私がポイントを解説します。
パチンコ屋は危険ではない
今では国策の誤りとそれに伴う自治体の過ちに加えて無能なマスコミによって、パチンコ店が感染しやすい危険な場所であるという誤ったイメージが国民に植え付けられています。
しかし、現実はそのイメージとは正反対であり、パチンコ店は危険な場所ではありません。安全であるとまでは申しません。何故ならば、新型コロナウイルスの第一波のピークは過ぎたとはいえ、安全と言い切れる場所はどこにもないからです。
確実に言えることは、パチンコ店は飲食店やスポーツジムなどよりも遥かに感染の危険が少なく、銀行、郵便局、コンビニエンスストア、デパート、スーパーマーケットなどと比べて安全度は遥かに高いということです。
Cf.【緊急寄稿】パチンコ店が新型コロナ問題でいわれなき批判を受けないために
上記の記事で専門家が断言しているように、パチンコホールは密閉空間ではありません。今年(2020年)の4月1日に改正健康増進法が施行される前は、どのホールも喫煙者が多く、そのために大半のホールは煙の問題に悩まされ、換気に力を注いできました。
結果的にパチンコ店は他の娯楽施設とは比べ物にならない換気能力を誇る場所になりました。又、パチンコは基本的に黙って遊戯するものであり、隣の客と会話をする場所ではありません。コンサート会場やライブハウスのように声援を飛ばしたり、同行者とお喋りをする場所ではないのです。
Cf. 新型コロナにおける偏見と無知だらけのパチンコ店批判。批判するなら少なくとも現状を知ってからせよ
上記の記事ではホールの事情を知り尽くしているパチンコライターが昨今のパチンコバッシングに反撃の狼煙を上げています。
パチンコ店で常連同士の会話はたまにありますが、このご時世ですから今、ホールでは常連同士も軽く会釈を交わす程度です。長々とお喋りをする人はいないでしょう。さらに、近年では、煙よけのためのプラスティック製の分煙ボード(左の写真)を台と台との間に設けるホールも少なくなくありません。
改正健康増進法の施行により、館内が全面禁煙となり、無意味なものになったかと思いきや、この分煙ボードが今では飛沫の防波堤としての役割を果たしています。
このたびの新型コロナウイルスに対する政府や自治体の取り組みには疑問に思うことが山ほどあります。たとえば、休業要請の対象を免れた理容店、美容店は至近距離での会話が避けられない場所です。飛沫感染のみならず接触感染の恐れもあります。
理容師、美容師に「どんな髪型にしますか?」、「パーマの強さはどのくらい?」と訊かれて、具体的に返答するには、それなりの時間を要します。お洒落な人ほど会話時間が長くなります。感染経路不明の感染者はこういうところで感染した可能性が考えらます。
又、理容師や美容師は直接、客の髪に手が触れます。その手にウイルスが付着していれば、客の髪にもウイルスが付着します。その髪を触った手で目、鼻、口などに触れれば、感染する可能性が十分にあります。
冷静に考えれば、休業要請をしなければならない店舗、施設はパチンコ業界ではなく、むしろ他業界に多いのです。しかし・・・
諸悪の根源は西村大臣
前回記事でも言及しましたように、一連のパチンコバッシングの発端は西村康稔経済再生担当大臣の軽率な発言でした。(以下のニュース番組参照)前回記事ではニュースの字幕をそのままリライトしましたが、今回は西村大臣が語った通りに文字起こしをしてみました。
「パチンコにつきましてはですね、えー、これもあの、えー、ま、これ、あのう、専門家の皆さんから黙々と前に向かって一人で何もしゃべらずに、えー、するんであればですね、台を触ったりするんで、そこの消毒をちゃんとやればという議論もありましたけれども、まあ隣向いてしゃべると非常に近い範囲で、えー飛沫が感染の可能性もある・・・」とブロークンな日本語で専門家の見解と真っ向から対立する素人見解を述べた西村大臣。
これが東京都がパチンコを休業要請の対象とした理由であると報道されています。すなわち、専門家の意見ではなく、素人の意見に従った判断でした。そして、こともあろうに他県の知事までが小池知事の後に従ったのです。
専門家が「パチンコ店は危険ではない」と言っているにもかかわらず、専門家でもなんでもない西村大臣が気安く専門家のアドバイスを却下して、なんの根拠もない自説を自信満々に展開しました。
本来であれば、西村大臣はパチンコが危険であることを立証する責任を負いますが、単なる思いつきで「隣に向いてしゃべると・・・」と現実的とは言い難い仮定を持ち出し、感染の危険があると断定しました。この時期に誰が隣に向かって喋るでしょうか。国政を担う大臣にしては、少し頭が弱いと思います。
素人の暴論を支持する知事たち
小池知事及び都庁の担当者は西村大臣の間抜けな発言を一発で見破らなければならない立場にありながらイメージ的にパチンコ店が危ない気がしたのでしょう。本来、厳しく取り締まらなければならない業界を警戒せず、問題のないパチンコ業界を西村大臣と同じように素人のイマジネーションで危険な場所と決めつけたのでした。
パチンコ店を休業対象にした理由は他にもあるでしょう。食料品を売るスーパーなどと違って、パチンコ屋は日常生活を営む上で必要不可欠なものでないという短絡思考もあったでしょうし、皆で団結してこの困難を乗り越えようとしている時期に、「はしたない遊び」をしている場合ではないという蔑視感情もあったはずです。
しかし、本来は休業要請の対象とする場所を決める際に、イマジネーション、直感(短絡思考)、蔑視感情などが入り込んではならないのです。全ては科学的な根拠に基づき、専門家の意見に耳を傾けて判断しなければなりません。
ところが、都道府県の知事の大半が西村大臣の暴論をなんの疑いもなく受け入れてしまいました。呆れてものが言えません。馬と鹿のカットでも入れておきましょう。
不当なバッシング
さて、斯様な経緯を経て、感染の危険が高いという濡れ衣を着せられたパチンコホールに更なる災難が襲いかかりました。いわれなき批判を受けながらも、全国のパチンコ店の大半は暴論に異議すら唱えず、おとなしく行政機関の意向に歩調を合わせました。休業要請に従った店舗の割合は90パーセント代後半でした。
Cf. ワイドショーでは絶対に報じられない、パチンコ店の本当の休業率
従わなければならない義務もないというのに、この数字は本来であれば、褒められて当然の従順さであると言えます。ところが、ごく一部のパチンコ店が休業要請に応じずに営業を続けたことに対して、腹黒いマスコミが連日にわたってバッシングを始めました。
自粛期間中に皆がSTAY HOMEのスローガンを守っているのに、朝からパチンコ屋に行列を作っている人々に国民の敵意を抱かせる報道が相次ぎました。
マスコミの堕落
マスコミの使命は政府や自治体の暴走に歯止めをかけることにあります。良識ある市民が抗議をしても焼け石に水です。しかし、マスコミは世論を動かす絶大なパワーがあります。
本来であれば、西村大臣の軽率な発言を批判したり、西村大臣の発言を精査せずに盲従した各都道府県の知事たちを叱りつけるのマスコミの仕事です。
しかし、社会正義などに無関心な三流メディアは視聴率(テレビ)や販売部数(新聞・雑誌)のアップにつながる報道を第一に心掛けます。そのために絵になる動画、絵になる写真を追い求めます。
日本人には、政府に対して異常なほど従順な国民性があります。前回記事でも触れましたが、元々、我が国はファシズムの国であり、周囲の人々と足並みを揃えなければならないと思い込むメンタリティーが日本人の脳内に埋め込まれています。
「大勢の人々がレジャーを我慢して家に篭っているというのに、この人たちは一体なんなんだ!」という怒りを誘うことが三流メディアの作戦です。パチンコ店の前の行列は売るための絵になるのです。
自粛警察の出現
マスコミ報道に煽られる形で今度は頭の弱い似非正義漢が多数現れました。
彼らは自粛期間中に自宅待機をせずに外で遊んでいる人たちや都道府県の休業要請に応じずに営業を続ける店舗などに強烈な敵意を抱き、写真を撮ってSNS上で吊るし上げたり、店舗のシャッターに罵詈雑言の書かれた紙を貼りつけたりして溜飲を下げました。
自分では正しいことをしていると思っていても実際は反社会的な行動をしているこの品性下劣な人々は「自粛警察」と呼ばれるようになりました。
前回記事でも言及しましたが、異常なほど画一性を好む日本文化は「皆が一つの方向に向かって歩んでいる時に足並みを揃えずに別の行動をとる人を激しく憎む」という特徴があります。
より厳密に言えば、調和を乱す人物とその人がなす行為の両方を憎みます。このような文化背景も手伝って自粛警察と呼ばれる人たちが生まれるわけです。
Cf. 自粛警察、緊急事態解除でも暴走は止まらない? パチンコ店で県外ナンバーに生卵が・・・
自粛警察の攻撃の矛先は主にパチンコ店に向けられ、大勢の自粛警察が休業要請に従わず、営業を続けるパチンコ店を吊るし上げました。SNSを使った批判の拡散をはじめ、ホールに対する物理的な攻撃(夜中にホールのガラスを破壊するなど)が全国各地で多発しました。
上記リンク先の記事では、パチンコ店に嫌がらせの電話をかけまくったり、県外ナンバーの車の下に釘をばらまいたり、フロントガラスに生卵を投げつけた卑しき人々の奮戦の記録(?)がご覧になれます。自分の正義に酔いしれ、正義を守るための闘いが犯罪行為とは情けない限りです。
催眠術にかかった市町村
ホールに人が入店すること阻止しようとするお節介な自粛警察も出現しました。
パチンコ店が危険であるという誤った認識に立った愚行ですが、国や都道府県やマスコミがパチンコ店を目の敵にしている現状では、市町村の長も催眠術にかかったように、たちまち頭脳が正常に働かなくなり、「自粛警察」化するようです。
国や都道府県に続けとばかりに、市長や町長もパチンコ店いじめを展開するようになりました。空いた口が塞がらないのは千葉県松戸市の本郷谷健次市長です。
市の職員に横断幕(上の写真)を持たせ、パチンコ店に営業の自粛を直訴しつつ、歩行者には入店の自粛を呼びかけたわけですが、これは公権力の乱用、営業妨害にほかなりません。
しかし、困ったことに、この市長は自分がしていることが正義のアクションであると心酔しているように見えます。一連のパチンコバッシングの根底には病的な心酔があります。
病的な心酔とは「悪い者を成敗している」という自惚れです。「自分のしていることが社会に貢献している」という過信です。
休業の要請は言い換えれば自粛のお願いです。お願いするまではよいとしても、強制力はありませんので相手が従わなければ、そこでアクションを止めるべきです。お願いしても相手が意のままにならないことに腹を立て、営業妨害を行うとはもってのほかです。
そもそもパチンコ店を危険視する根拠はなんですか。入店しようとする客を引き止める権限が市にはあるのですか。
ちなみに、市長が直々にパチンコ店を説得しにきたその日、自粛警察の市民と利用客の間で怒鳴り合いが行われていたそうです。「この店に入るな!」、「個人の自由だろうが!」というような不毛な言い争いがあったといいます。
はからずも自粛警察は市長を援護射撃する形となりましたが、怒鳴り合いをしながら彼らは市長や市の職員を味方にして、さぞかし自信満々であったことでしょう。
非常に少ない良識派論客
このようにしてパチンコ業界は国、地方自治体、マスコミ、一般市民によって叩かれまくりました。残念なことに、この理不尽な社会情勢を正そうとするジャーナリストはほとんど現れませんでした。
私が知り得る範囲で言えば、国や自治体のパチンコ業界いじめを糾弾したのは、BuzzFeed Japanの神庭亮介氏(右の写真)と社会派ブロガーの第一人者、ちきりん女史だけです。
神庭氏は「パチンコ店というのは、みんながいいところだと思っているわけではなくて、ギャンブル依存など様々な問題があるとみなされている場所。そもそもバッシングされやすい土壌がある」とした上で、「閉めてくださいという要請は、あくまでも科学的根拠に基づいてなされるべきで、そこに1%でも2%でも『パチンコなんてけしからん』、『あんな場所』という思いを混ぜるべきではない。ネットの言説を追っていると、そうした嫌悪感がだいぶ混じっているように見える」とこの問題の本質に見事に迫る識見をインターネット放送局、アベマTVのニュース番組、「けやきヒルズ」で披露していました。
同番組の電話取材で、ちきりん女史は「法の下の不平等」に言及しました。これこそが私が本稿を通じて最も世に訴えかけたいことです。
ちきりん女史は「パチンコ店でまだクラスター感染が出たという記憶はない。一方で、スポーツジムやナイトクラブには複数のクラスターが出ているのに、まだ営業しているところがあると思う。(自粛を)守っていないところから集団感染が出ているのに、店名が公開されていないケースもある」とパチンコ業界だけ狙い撃ちしてバッシングを続ける政府や地方自治体の矛盾(同じことを他業界には決して行わない)を鋭く突きました。(詳細は下記リンク参照)
Cf. 「潰したいのかなと思うくらい」パチンコ店の公表をめぐる「不平等」
科学的根拠よりも感情が先立つ
ちきりん女史に関して感心するのは、「パチンコ屋さんは騒々しくて自分は好きになれないけれども」と個人的に好きでないことを断った上でパチンコ業界を擁護したことです。神庭氏も新型コロナ関係でパチンコ問題を論じる際に「一切の私情を捨てよ」と言っていました。極めて常識的な発言です。
しかし、この当たり前すぎることを国も地方自治体も知らないか、知っていながら無視しています。
神庭氏は休業要請の対象するか否かの判断は科学的根拠に基づいて行うべきと述べていますが、既述の如くパチンコ店は科学的根拠なしに(素人のイメージ、イマジネーションから)休業要請の対象にされました。
山口大臣の暴論に45都道府県の知事が盲従し、騙されなかったのは高知県と徳島県の知事だけでした。科学的根拠に基づかずに感情を先行させて特定業界を弾圧するとは狂気の沙汰です。
パチンコから連想されるもの
神庭氏が指摘するように、大半の人々はパチンコに良いイメージを抱いていません。理由としては以下の3点が考えられます。
(1)やくざとの関係
(2)パチンコ依存症の問題
(3)在日朝鮮人、在日韓国人とのつながり
先入観を捨てて考える
上記の3点を一つひとつ見ていきましょう。
(1)について
二十数年前までは確かにパチンコ店はやくざ絡みのところが多かったと言えます。しかし、ホールコンピュータ(ホルコン)によって出玉の調整が可能になってからは大手企業が次々と業界に参入してきて、今では業界の中心になっています。(ホルコンの隠された機能につきましてはホールコンピュータ(ホルコン)による大当たりの誘発を参照)
(2)について
身近な人がパチンコ依存症を患っているとなれば、パチンコに敵意を向ける人の気持ちも理解できます。しかし、こればかりは自己責任です。
世の中にはいろいろな形で何かにはまり、散財する人が無数にいます。
キャバクラ通いがやめられず、一文無しになった男性を擁護する人がどれほどいるでしょうか? 美への追求がやむことを知らず、高価な洋服、バッグ、宝石、アクセサリー、化粧品等の衝動買いが続き、一文無しになってしまった女性を誰が庇うでしょうか?
パチンコは中毒性のものだという屁理屈を垂れてパチンコ業界に憎悪感情を剥き出しにする人が世の中には少なくありません。彼らは口揃えて「世の中からパチンコがなくなればよい」、「パチンコが換金できなくなればよい」と業界潰しともとれる発言をします。ネット右翼らにこういう人が多いように思います。
では、アルコール中毒は如何でしょうか。
時々、パチンコ依存症の人が自殺をしたという悲しいニュースを聞くことはありますが、彼らが他人を傷つけたという話はあまり聞きません。
一方、強度のアル中患者は錯乱して他人を殺害したり、傷害を与えることが頻繁にあります。たとえ他人に害を加えなくても、飲みすぎて救急車で病院に運ばれることもあり、健康への害は深刻です。
どんぐりの背比べという人もいるでしょうが、私はパチンコ依存症の人の方がまだマシであると考えます。
「パチンコを禁止にせよ」と声高に叫ぶ人は「酒の醸造を禁止せよ」と何故、言わないのでしょうか。バランス感覚の欠如した人は非常に感情的です。論理的思考力を持ちません。
一連のパチンコバッシングに感じることは、国や自治体までが論理性を失い、感情が先走っているということです。
(3)について
ネット右翼に限らず、日本人の大半は北朝鮮が嫌いなことでしょう。私も例外ではなく、北朝鮮は世界で最悪の国家であると思っています。これ以上にひどい国はないと思います。しかし、在日朝鮮人を敵視するレイシズムには賛成できません。
複雑な歴史的事情により日本に移住した朝鮮半島の人々の子孫が我が国で暮らしている以上、彼らにもまともな生活を営む権利があります。
諸外国と比べれば、日本は民族差別が少ない国ではありますが、残念なことに、部落差別同様、在日の人への差別は厳然と存在しました。
芸能界に在日の人が多いのは、彼らが通常の仕事になかなか就くことができないハンディを背負っていることを物語っています。そんな彼らがパチンコ業界を牽引してきたわけです。この業界に在日の人が多い訳は、ただ単に過去の民族差別が原因で彼らに職業選択の幅が非常に限られていたということです。
今でも在日の人への差別はあります。昔ほどではないとは思います。しかし、今までに人権侵害とも言うべき民族差別が消え失せなかったわけですから、我々はもっと謙虚にそのことを反省すべきではないでしょうか。
ネット右翼のデモなどを見ていますと、「在日の奴らを日本から叩き出せ!」というようなヘイトスピーチが多く、非常に嫌な気分になります。
何年か前に右翼系市民団体のリーダーを務める某氏と橋下 徹大阪市長(当時)との公開討論がありました。
序盤早々、橋下氏が非常に失礼な言葉遣いで奇襲を仕掛け、某氏のマナーの悪さを引き出すという高等テクニックを披露して二人の論戦(というよりも舌戦)が始まりました。橋下氏の序盤戦術の汚さを大目に見れば、内容的には橋下氏に軍配が上がる議論であったと思います。
「民族をひと括りにして評価を下すな」という橋下氏の見識には説得力がありました。それに対して某氏は「日本人全体を敵対視する連中に反撃しているだけ。民族をひと括りにして批判するのも一つの意見であり、言論の自由だ」と言い返しましたが、さすがにそれは社会通念に反すると思います。
ここは日本です。在日の人は明らかに弱者です。たとえ我々日本人を憎んでいるとしても、弱者を苛めるのは人道に悖るというのが私の信条です。
在日の人の全てが反日感情を抱いているとは思えません。北朝鮮国籍の人は日本の学校で教育を受けませんので洗脳されて反日的になる人も少なくないでしょうが、北朝鮮国内に住む北朝鮮人とは違って日本に住んでいます。日本の現実を自分の目で見ることができます。
民族学校に通う在日朝鮮人の子供は日本の大学を受験する資格がありませんが、中には大検にパスして日本の大学に進学する俊英もいます。そんな彼らも大学に入れば、日本人の友だちが増えるでしょう。必然的に反日感情もトーンダウンするはずです。
在日の人の反日感情に対抗すべくパチンコ業界を攻撃の対象にするネット右翼の人たちには同調できません。
理不尽なことが罷り通る
パチンコ業界を擁護する発言ばかりをしてきましたので、ポジショントークと言われても仕方がないのですが、私は公平客観な視点で論述しているつもりです。
ところで、レジャー白書によれば、パチンコ人口は微増したものの、いまだに一千万人を割ったままです。最盛期には三千万人以上のパチンコファンがいましたが、度重なる出玉規制やSNSの流行に伴う若者のパチンコ離れなどがパチンコファンの減少を加速化させました。
つまり、国民の9割以上はパチンコを打ちません。パチンコを打たない人がパチンコを不要なものとみなすのは仕方がないでしょう。大多数の国民がパチンコを不要なものと考え、その上、上述の悪いイメージを抱いています。
パチンコが好きな人は全人口の一割未満にすぎず、残りの大半がパチンコに悪い先入観を抱いているため、政府や地方自治体はパチンコ業界に不当な弾圧を加えても国民を敵に回すことはないと妙な自信に漲っているのです。
松戸市の本郷谷健次市長が部下を率いてパチンコ店の営業妨害行為を働いた既出の写真は市民の怒りを代弁するものとしてヒーロー的に扱われていますが、抗議の対象がスポーツジムであればそうはいかないでしょう。
人々の健康増進に貢献する良いイメージがスポーツジムにはあります。スポーツジムには運動依存症(?)のような中毒患者はいないでしょうし、インストラクターと利用客が楽しく会話をする(飛沫感染の可能性大!)明るく爽やかな印象があります。
ジムの前で市長及び市の職員が横断幕を掲げ、通行人にそのジムを利用しないように呼びかけているシーンをご想像下さい。果たして社会の支持を得ることができるでしょうか?
「休業要請は自粛のお願いにすぎないだろうが! 公権力を乱用して民間企業の営業を妨害するな!」
「健康管理のためにジムに通っている人たちの気持ちも考えろ!」
とたちまち野次が飛んでくるでしょう。
したがって、こういうお店には手を出しません。相手がパチンコ店であれば世論にバックアップされると自信過剰になっているのです。無意識のうちにかもしれませんが、パチンコを舐めています。この蔑視感情が一連のパチンコバッシングの根底に横たわっています。
そうでなければ、堂々と胸を張って営業妨害ができるわけがありません。正義の味方を気取るのもいい加減にしていただきたい。
新たな差別(公開リンチ)
前述したように、クラスター(感染者集団)が発生していないにもかかわらず、素人(西村大臣)のイマジネーションから危険な場所であると認定され、休業要請の対象にされてしまったパチンコ店ですが、行政側の要請に素直に応じた店舗の割合は90パーセント代後半であると申しました。
本来であれば、賞賛に値する従順さであるというのに、ごく一部のホールが従わなかったことを問題視した各都道府県は休業要請に従わずに営業を続けたパチンコ店の名を次々と公表するという暴挙に出ました。
自粛をしない企業に自粛を強制するのも理解に苦しみますが、パチンコ店だけ店名を公表して、他業界の店舗や施設は自粛しなくてもお咎めなしというのは究極の不公正です。
休業要請に応じないパチンコ店を公表するのであれば、休業要請に応じない居酒屋、ナイトクラブ、スポーツジムなども公表すべきです。ましてやこういう場所はクラスター発生の事例があるのです。
何一つ悪いことをしていないというのに、パチンコ店はイメージが悪いという理由だけで、国(西村大臣)に濡れ衣を着せられ、地方自治体の長に晒し首にされ、マスコミの暴力の餌食となり、挙句の果ては正義漢気取りの悪徳市民(自粛警察)にまで攻撃を受けるという公開リンチの犠牲者になってしまいました。
悪代官
ちきりん女史が仰るように、クラスター発生の事例がある場所を少しも取り締まらず、クラスター発生の事例のない(危険とはいえない)パチンコ店を必要以上に取り締まるのは卑怯です。
パチンコの持つ悪いイメージを利用して国民の理解と支持を集めやすいという目論見が見え隠れします。時代劇に出てくる悪代官が現代の世の中にも登場するとは!
しかも、国民の大半は催眠術にでもかかったように、悪代官(フェアでない知事)の悪行に拍手喝采。集団感染ではなく集団催眠でしょうか。いや、これもやはり集団感染の一種(?)です。
西村ウイルスの蔓延
西村大臣の思いつきの発言は毒性の強い言葉のウイルスでした。
高知と徳島の知事は西村大臣と距離を置き(ソーシャルディスタンシング?)、感染を免れましたが、真っ先にウイルスに感染した小池知事は首都圏の知事らと積極的に情報交換などをしたために、小池知事と濃密に(?)接触した首都圏の知事も感染し、その後、あっというまに全国の知事がこのウイルスに感染しました。
西村ウイルスに大多数の知事に感染して、マスコミや国民(自粛警察等)も感染しました。不幸にも無意味な休業要請によって疲弊したパチンコ店は木っ端微塵にされてしまいました。
東日本大震災の時、倒壊の憂き目を見たパチンコ店は少なくありませんでしたが、このたびは「天災」ではなく「人災」によって「倒壊」ではなく「倒産」に追い込まれるホールが続出しました。
現時点で判明しているだけでも全国で85ホールが閉店しました。今後、経営破綻するホールはこの何倍もの数になるでしょう。悪代官のいじめに遭って、閉店させられたホールの従業員は今、路頭に迷っています。
国民が支払う税金から高給をもらっている人たちは下々の人たちの生き地獄を果たして理解しているでしょうか。パチンコ店で働く人が自殺したというニュースも飛び込んできました。人を死に追いやるほど苦しめるとは・・・
パチンコ店に関連する産業も大打撃を受けました。地域経済が被った経済的な損失ははかりしれません。小池知事はこの期に及んで、パチンコ店を差別し、クラスターが発生しやすい業界の休業要請を解除したというのに、パチンコ店の休業要請は現段階ではまだ解除していません。
そろそろ東京では最大の危険地帯の一つ、スポーツジムの休業も解除されますが、パチンコ店の休業要請は据え置きのままです。(註・現在、東京のパチンコ店の大半は営業を再開していますが、それは小池知事のあまりにも偏向した都政に業を煮やした業界団体が知事に反旗を翻し、傘下のパチンコ店に休業の要請をしなくなったからです)
柔軟思考の欠如
緊急事態宣言下でも営業を続けていた高知、徳島のパチンコ店でクラスターが発生しなかった事実に目を留めず、いまだにパチンコ店が危険であると思い込んでいるのは、知能指数が低いか悪意があるかのいずれかです。
パチンコを悪と決めつけているのは、政治家や行政府の長だけではありません。マスコミも一般市民も同じです。ネット上の書き込み見ていますと、自粛期間中に営業しているパチンコ店に行く人たちを罵倒している人(主に自粛警察)が大勢います。
「こいつらがパチ屋で感染して死ぬのは構わないが、ウイルスを拡散されては困る」というような論調(感情的で論理性がゼロ)が目立ちます。IQもEQも低い人たちです。
パチンコを打つ人は朝から晩まで長時間、ホールに滞在することが多いわけですからSTAY HOMEと似たようなものです。パチンコを打つ人の中にも一定の割合で無症状ながら新型コロナウイルスにすでに感染している人はいます。
彼らがパチンコ屋に行かずにショッピングモールをうろついたり、その他諸々の公共の場所、人混みの多い場所に出没すれば、そちらの方が危険です。パチンコ屋に長時間いてくれるお陰でパチンコを打たない人は感染を免れているのです。頭の固い人はこういうこともわかりません。
繰り返し申し上げますが、パチンコ屋が感染者を量産しているという事実はどこにもありません。それは西村ウイルスに感染した頭の弱い人々の空想上の出来事にすぎないのです。
医者まで騙される
2020年5月13日に東京医師会が開催した記者会見で配布した資料に「ライブハウス、パチンコ、ジムなど今回クラスターが本当に発生した場所をどう運営するか知恵がわれわれにはないが、運営の方々に新しいスタイルを考えてもらいたい」という呆れた文言がありました。
後日、東京医師会は「パチンコではクラスターは発生しなかった」と慌てて誤りを訂正しましたが、医師ともあろう者がパチンコ店は危険であると頭から決めつけているのです。これは政治家や知事の見解が与える影響力の大きさを如実に物語っています。
西村ウイルスがもたらした経済ダメージ
小池知事は東京の緊急事態宣言が解除された後もくだらないロードマップ(パチンコ店は最も厳しいステップ3の区分に入れられている)とやらを作成し、相変わらず科学的根拠のない判断に基づき、パチンコいじめを継続しています。
「苛政(かせい)は虎よりも猛なり」という中国の古典に由来する名言がありますが、これは重税で庶民の生活を圧迫する政治は虎よりも恐ろしいという意味です。
今般の「コロナ苛政」においては、民間企業の苦しさを省みない役人の傍若無人な振る舞いが多くのパチンコ店を倒産に追い込み、地域経済を悪化させました。これは明らかに知事の判断ミス(もしくは意図的なパチンコ業界いじめ)に責任があります。
生活に必要不可欠なものとは言い難いパチンコ店がいくつ潰れようが大勢に影響なしと考える人もいるかもしれませんが、それは重大な誤りです。
かつてパチンコは30兆円産業と呼ばれていました。今では勢いがかなり落ちていますが、それでも巨大産業であることは間違いありません。
パチンコ店が潰れることによってパチンコ業界に依存している幾多の関連業界も同時にダメージを被ります。それは間違いなくパチンコを打たない人の暮らしにも波及します。
経済とはそういうものです。常に巨視的な見方をする必要があります。日本経済に対するパチンコ産業の貢献度は相当なものです。パチンコの好き嫌いは別として、事実は事実として冷徹な目で真実を見据えなければなりません。
自己責任の原則
パチンコ依存症のような一部のネガティブな要素だけを問題視して、全体を把握しない人は賢い人とは言えません。何事にも正と負の副産物があります。
一見、ヘルシーなイメージしかないスポーツジムにも負の副産物はあります。サウナによって体内の水分が急激に吸い取られ、血液がドロドロになってしまった人に脳梗塞が発生して命を落とす事例が多数発生していることは世間にはあまり知られていません。
しかし、これをもってジムを非難することは許されません。ジムに通う人は自己責任に基づき行動することが求められるからです。ジムの利用者には基本的な健康医学の知識が必要です。サウナに入った後はすぐに水分の補給をしなければなりません。
これと同様にパチンコファンはパチンコ依存症(脳梗塞のように死ぬことはありませんが)に陥ることの恐ろしさを認識した上でパチンコを打つべきです。
私どもがパチンコの攻略法を販売している理由の一つに「パチンコ依存症患者を減らす」というものがあります。
しかし、経済的な意味では彼らを救済できても、「パチンコ攻略法依存症」(パチンコの攻略、お金儲けにハマってしまって、バランスを欠いた生活を送ってしまうこと)という別の問題を生み出してしまうこともあります。これが私どもの最大の悩みです。
販売者の果たすべき責任として、「パチンコ攻略法依存症」に関しては幾多のコラムを通じて、ことあるごとに警鐘を鳴らしています。
成熟した社会においては、個人の活動に他人がとやかく口出しすべきではありません。全ては自己責任であることが前提なのです。パチンコ依存症というごく一部の問題点をだけに焦点を当て、その他の面を一切見ないという態度はいただけないものです。
パチンコだけ的外れの批判もOK?
「パチンコ依存症を撲滅するためにパチンコを非合法にしろ」という意見は「アルコール中毒者を撲滅するために飲酒を非合法にしろ」、「健康上の害を撲滅するために喫煙を非合法にしろ」、「交通事故を撲滅するために自動車を社会からなくせ」と言っているのに等しい極論です。
「脳梗塞による死をこれ以上増やさないためにスポーツジムの営業を禁止しろ」と言うのが非常識であるように、何事も一部のネガティブな面でもって全体を評価すべきではありません。
しかし、パチンコに関しては、如何なる偏向、偏見もOKという風潮が今の世の中にはあるような気がしてなりません。そのような病んだ風潮がこのたびのパチンコ公開リンチを生み出しました。
パチンコの悪印象がもたらす世論に助けられ、西村大臣も大多数の知事も平気で極悪非道の行いができるのです。世の中の人々がパチンコに嫌悪感を抱いているからこそ彼らは非難を免れることができるのです。
ついに抗議へ
西村大臣及び高知と徳島を除く各都道府県の知事には猛省を促したいところです。憤懣やる方ない私はアクションに出ました。ご興味のある方は下記のリンク記事(続編)をお読み下さい。
【パチンコいじめ】行政機関に抗議の電話をかけてみた(続編記事)へ
厚生労働省、東京都、大阪府に電話をかけて、不公正な取り組みを糾弾しましたが、どこもオロオロするばかりで論理的かつ説得力のある弁明ができた行政機関は一つもありませんでした。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親
JUGEMテーマ:パチンコ パチスロ
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倒産・閉店でパチンコ(スロット)の貯玉(貯メダル)はどうなる?
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令和時代のパチンコ総合攻略ノウハウ
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セーフティネット保証からパチンコ店を除外・・・
こんな暴挙が許されてよいのか?
今こそ正義の声をあげよ!
(カリタスジャパン)
近来稀に見る「悪政」
中小企業庁は新型コロナウイルス感染症に係る中小企業者対策として、セーフティネット保証制度を発動させ、対象となる業種を指定しました。
セーフティネット保証制度とは、経営危機に陥っている中小企業経営者を無利子、無担保の融資で救済するシステムであり、このたびは「4号:突発的災害(自然災害等)」及び「5号(業況の悪化している業種)に該当します。(詳細は冒頭の♥印リンク参照)
事実上、ほとんどの業種が支援の対象になっており、簡単に融資が受けられますが、誠に不可解なことに、一部の風俗業とパチンコ店だけが除外されています。
業界関係者の話によれば、かなり昔のパチンコ店の芳しからぬイメージ(暴力団とのつながり)が未だに尾を引いていて、このような職業差別が公然と行われているとのことです。
これは看過できない国の罪です。
たしかに二十数年前までは、パチンコ業界と暴力団との間には深い関係がありましたが、最近では大半のホールがクリーンな経営に徹していますし、パチンコにそのようなイメージを抱く人はほとんどいなくなったと思います。
それ以前の問題として、たとえ暴力団とかかわりがあろうとも、それを理由に救済の対象から除外するというのは人道に悖(もと)る行為です。断じて許されません。
新型コロナウイルスのもたらした災禍は全世界的に凄まじく、死者数という観点では、すでに戦争と比肩できるレベルです。特定業界を迫害している場合ではありません。これは滅多にない日本政府の失政、いや悪政と言えましょう。
署名運動にご協力を
元々、お上に弱いパチンコ業界です。
営業自粛要請にも素直に従うホールが続々と現れましたが、いくらなんでもこの非人道的な差別に全く声を上げないのはおとなしすぎます。
誰かが立ち上がって何かをしなければ、業界ごと大波に巻き込まれて大惨事に至るでしょう。
外野席でこのように案じていたところ、張本哲也氏というホール経営者が内閣総理大臣に提出するネット署名を始めました。今、この署名運動に賛同者が急増しています。
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)の皆様はもちろんのこと、正義をこよなく愛される方はこの機会に上記のリンクをクリックされ、署名にご協力いただきたく宜しくお願い申し上げます。
陳情書より
張本氏が作成された「新型コロナウイルス感染症による企業救済措置であるセーフティーネットから、パチンコ店が指定除外されるという職業差別の撤廃をお願いする陳情(請願)書」の文面は何度読み返しても非の打ち所がありません。中心となる部分を以下に引用します。
(前略)・・・今回、コロナウイルス感染拡大により、セーフティネット保証5号の対象となる業種について、3月6日に緊急的に40業種を指定したのに続き、同感染症により重大な影響が生じている業種として、316業種をセーフティネット保証5号の対象として追加指定したのにも関わらず、パチンコ店は対象外としています。
今回、同じ風俗営業でも、バー、ナイトクラブ、ダンスクラブ、麻雀クラブなどはセーフティーネットに追加された中、ぱちんこ営業は除外されています。
商売に貴賤は無いという言葉もあります。
普段は差別されていても、ぐっと我慢して飲み込んでいます。
しかし、今回は「緊急事態宣言」が発動される100年に一度、戦後最大の危機、混乱です。その危機、混乱の中でのこの差別。これは黙って飲み込むわけにはいきません。・・・(中略)
決して休業補償をしてくれとは言いません。
今回だけでもかまいません。
過去にないような全世界規模の危機です。
この危機の中での業種差別を無くし、他の企業と同じく特別融資を受けれるようにしてください。・・・(後略)
如何でしょうか。文章から張本氏のため息と闘志が伝わってきます。礼節を重んじる文体ながら、叫び声が聞こえてきそうな、生き生きとした名文です。張本氏が踏み込んで述べている部分は業界の総意とみなしても差し支えないでしょう。
張本氏が仰るように、商売に貴賤はありません。何故、政府はパチンコ店をここまで迫害するのでしょうか。
セーフティネット保証制度による融資を受けられる業種がごく限られていて、その中にパチンコ店も入れてくれという我が儘な陳情ではありません。
ほとんどの事業者が融資を受ける権利を付与されたにもかかわらず、例外的に救済措置の及ばない業種として名指しされ除外された憤り・・・これは察するにあまりあります。
張本氏は「普段は差別されていても、ぐっと我慢して飲み込んでいます」と断った上で「戦後最大の危機、混乱です。その危機、混乱の中でのこの差別。これは黙って飲み込むわけにはいきません」と渾身の力を込めて叫びます。
日頃からパチンコ店経営というビジネスを偏見の目で見下されたり、差別的な待遇を受けることに慣れておられるのでしょう。しかし、今回ばかりは許せない、人権を無視したこの仕打ちはなんなのだという張本氏の怒りはパチンコ業界全体の怒りでもあるでしょう。
戦時中は物資に欠乏した国民を救うために政府による食料、衣料などの配給がありましたが、「やくざを除く」という但し書きはありませんでした。
しかし、今はやくざ絡みという理由からパチンコ店への差別が公然と行われています。「パチンコは悪であるという社会共通の認識がある以上、公然と差別しても世論の反発はない」と軽く見ているわけです。
心ある方は政府に猛省を促すべく署名運動へのご協力をお願い致します。
私たちにできることは
張本氏は陳情書で休業補償を要求しているのではありません。「職業差別をやめて他の事業者と同じように扱う」という本来であれば当たり前のことを日本国憲法第16条(請願権)に基づいて平穏に請願しているだけです。
署名に賛同したからと言って失うものは何もありません。(寄付も含めた賛同もあるようですが、献金は任意)張本氏は「署名の数を集めることが目的ではなく、差別がなくなる日がゴールです」と宣言しています。この男気のある人を皆で応援しましょう。
上記のオンライン署名サイトでは、署名の他にコメントも残せます。皆様の気合の入ったコメントにも期待したいところです。又、ツイッターやフェイスブックのアカウントをお持ちの方は上記のサイトをシェアすることもできます。
国を相手に裁判を
世論の力で悪政に良識のスマッシュを叩きつけましょう。
たとえこの署名が実らなくても、国を相手に裁判に持ち込むという道が最終手段として残されています。
私はこの業界の者ではありませんので提訴する立場にありませんが、業界内の勇敢な人に期待します。もし裁判になれば、法廷闘争の結果が今から楽しみです。この究極の不公正を司法がどう判断するか見物です。
大半の業種が救済の対象になっているというのに、ごく一部の業種だけを救済の対象外とするという国の措置は、その業界がどうなろうと構わないと言っているのに等しいわけです。
もしかすれば、これもカジノ推進の一環ではないかと穿った見方をしてしまいます。
西村大臣は頭を冷やせ
東京都では、パチンコ店が休業要請の対象になりました。画一社会の日本のことですから、恐らく他府県もこれに続くものと思われます。
そもそもパチンコ店は感染の危険が高い場所とはされていませんでした。
今では受動喫煙の防止を目的とした改正健康増進法の求めに応じ、どのホールも禁煙になっていますが、以前のホールは煙草の煙がモクモクと漂う場所でした。そのため、換気には非常に熱心であり、大半のホールは今でも換気能力において他の遊戯施設を上回っています。
したがって、当初は休業要請の対象外でした。ところが、西村康稔経済再生担当大臣が「パチンコについては、黙々と前に向かって一人で何もしゃべらずに済むのであれば、台を消毒すればいいという議論もあったが、隣を向いてしゃべると非常に近い範囲で飛沫が感染の可能性もある」と奇妙な文法の日本語で発言したことがきっかけとなり、急遽、パチンコ店も休業要請の対象となってしまいました。
(パチンコを強引に悪者扱いする西村大臣)
本来、パチンコとは無言で行う遊戯です。声を出すのが前提のカラオケとは対極にあるものです。
常連同士の会話はありましたが、今はそういう事態にはならないでしょう。飛沫が問題であることは国民の間で浸透しています。ホールが館内放送で「近隣の方との会話はご遠慮下さい」と何度もアナウンスすればすむ話です。
ところが、西村大臣は「隣を向いてしゃべると・・・」と非現実的な仮定を用いて、ホールが危険になるとの結論を導き出しました。
従業員と客との至近距離の会話が避けられない理容店、美容店は東京都の休業要請の対象から外れ、なんの問題も報告されていなかったパチンコ店を無理やり危険地帯に指定して、挙句の果てはセーフティネットの救済の対象からも外すとは倫理観を疑います。
根底にある蔑視
他の業界に対して政府がこのような仕打ちをするとは到底思えません。やはり、パチンコというものを馬鹿にしているのでしょう。張本氏は「普段は差別されていても・・・」と思わず本音をこぼしましたが、その気持ちが少しはわかるような気がします。
具体的にどのような差別が今までにあったのかは知りませんが、通常の事業者が受けられるサービスがパチンコ店経営者は受けられないという理不尽なことがこれまでに何度もあったのでしょう。
「100年に一度の災難でも差別を廃止しないのか!」という悲痛な叫びに、果たして政府は憐れみ深い対応をするでしょうか。
人種差別と職業差別
私は日本人であることに誇りを抱く愛国者です。しかし、ネット右翼のような排他的な国粋主義者を支持しません。彼らは在日朝鮮人などを民族的に差別しています。
彼らはパチンコと北朝鮮を結びつけ、常にパチンコ業界を攻撃しますが、パチンコ業界で働く人々やその家族に対して、慈しみのまなざしを注ぐことはできないのでしょうか。
不当な仕打ちに苦しむ人を見ても憐れまないというのは、何事も自分さえ良ければよいという利己的な生き方にほかなりません。
このたびの政府のパチンコ業界への対応は、まるでネット右翼やヘイトスピーチ・デモでお馴染みの右翼的市民団体が在日の人々やパチンコ業界に八つ当たりしているような、見るに堪えない職業差別です。
ネット右翼や右翼的市民団体の専売特許は人種差別ですが、日本政府は職業差別でパチンコ業界を攻撃してきました。その背景には「パチンコ業界を冷遇しても国民を敵に回すことはない」という妙な自信があるように思われます。
ファシズム
我が国は元々ファシズムの国です。より厳密に言えば、ファシズムを許しやすい国民性が日本人にはあります。
長いものに巻かれることを好み、他人と違う行動をして村八分にされることを嫌がるのが日本人の特質です。
このような国民性は東日本大震災のような災害時に外国諸国が絶賛する見事な協調性となって表れます。食料をめぐる喧嘩や略奪行為は我が国には無縁です。避難所は平和を保ち、大半の人々は管理者の指示に従順です。
これは世界に誇るべき日本人の素晴らしさですが、この国民性が大東亜戦争の時は裏目に出ました。
あれが自衛の戦争であったことは明らかです。マッカーサーですら戦後にそのことを認める発言を公的な場でしています。
当時の日本が石油の禁輸などによって追い込まれ、アメリカにはめられて戦争を起こしたことは明らかであり、大東亜戦争に字義通りの意義(アジア諸国を欧米列強の侵略から守ること)があったことも歴史的事実として認めます。
しかし、勝てない戦争を仕掛けて国民の命を犠牲にした当時の政府の過ちには憤りを感じます。
軍事力でアメリカに勝てるわけないのに無謀な戦いを挑み、夥しい数の犠牲者(特に青少年の戦没者)を出した当時の為政者には重大な責任がありますが、軍国主義ムードが盛んな時期に誰も声を上げて政府の誤った国策を批判できなかった国民性にも責任の一端があるといえないでしょうか。
識者の大半は勝ち目がないことを知っていたのです。軍部や政治家にもそのような見識を持っていた人は少なくなかったにもかかわらず、彼らは人と違うことを言って自分が村八分(左遷、失業、投獄)にされることを恐れ、結果的に社会的コンセンサス(米国との開戦)をより強大なものにしていったのです。
社会的コンセンサスに弱い
社会的なコンセンサスが出来上がっている事柄に日本人はNOという勇気がないのです。
昨今で言えば、嫌煙権が良い例です。社会全体が非喫煙者の味方になっていて、誰ひとりとして喫煙者の人権を尊重しません。
かつての日本はどこでも喫煙が許されていました。受動喫煙の害などは少しも議論されない時代でした。この時代はスモーカー天国であり、非喫煙者はあまりにも気の毒でした。
しかし、現代はどうでしょうか。かつてと正反対の社会状況が現出しています。
喫煙が合法であるにもかかわらず、社会は喫煙という合法行為に対して、極めて非常識な制限、制裁を課しています。
喫煙者はたった一本の煙草を吸うために、言語を絶する苦労を余儀なくされています。
都内の某高層ビルの50階と33階と15階にオフィスを構える会社があります。15階のオフィスには喫煙所が設置されていて、それ以外の階にはありません。33階、50階で勤務している社員は煙草を吸うために15階まで行かなければなりません。
33階から15階段まではエレベーターで移動できますが、50階からは「直行便」がなく、まず1階まで降りて、そこでエレベーターを乗り換える必要があります。最悪の場合、喫煙所まで辿り着くまでに5分以上かかることもあります。
今では電車のプラットフォームから喫煙所がなくなり、大きな駅の待合広場(例・東京駅の「銀の鈴」)も禁煙となり、新幹線の中も禁煙となりました。
その結果、東京都内から大阪に出張する喫煙サラリーマンは、東京駅に着いてから一旦、 駅の外に出て、不本意ながら街中で数本の煙草を吸ってから駅に戻り新幹線に乗るという面倒なことをしています。
しかも、路上喫煙中には、正義をふりかざす一般市民から「道端で煙草を吸うな」と注意されたりします。
今の私は煙草を吸いません。いわゆる非喫煙者の一人ですが、悲痛な気持ちで路上で煙草を吸っている人に言いがかりをつける気にはなりません。
路上喫煙者は昨今の社会環境が生み出したものです。
彼らは追い込まれて、最後の手段として路上で煙草を吸っているのです。中には携帯用の灰皿まで使っているマナーの良い人もいます。そういう虐げられている人々に正義をふりかざして注意をする偽善者は自分では良いことをしてるつもりでしょうが、実際は社会的弱者を虐めているだけです。
路上喫煙そのものはマナー違反の行為ですので、私のこのような言説を反社会的なものとみなす人もいるでしょう。
そのような人は喫煙者=悪人、喫煙者を擁護する人=悪人という固定観念に縛られている人です。
そして、悪しきものはこの世から駆逐しなければならないという考えが彼らにとっての正義です。
煙草の煙が有害であり、喫煙者は犯罪の一歩手前の行為をなしている悪人であるという社会的なコンセンサスが彼らの行動を援護します。
憲法の定めた幸福追求権は喫煙者にも及び、その権利を不当に侵害することは人権無視の悪行であるという真理は闇の中に葬り去られます。
つまり、大半の日本人は社会的なコンセンサスを吟味することがないのです。誤った社会的コンセンサスを無批判に受容してしまうことが日本人の数少ない欠点の一つです。
又、社会的コンセンサスに反する人物や社会的コンセンサスに反する行動を憎むのも日本人の特徴です。社会的コンセンサス自体が正しいかどうかを考えようとはしません。
世の不条理を許すな
自動車の排気ガスが人体に与える悪影響は煙草の煙の比ではありません。
健康上の被害という点では、自動車の排気ガスこそが重大な問題であり、路上喫煙は(混み合っている場所を除き)通行人の安全が守られてさえいれば、それほど大きな問題ではないという事実に専門家の大半は同意するはずです。
路上喫煙者を注意する正義の仮面を被った品性卑しき人たちは、煙草の害には異常なほど神経質でありながら、車道を長時間歩くという矛盾を犯して平然としています。
沢山の車が走る道を長い間、歩いているだけで煙草をひと箱吸った以上の害を人体に被っているというのに、自分の間抜けな行動には無関心とは情けない限りです。
新幹線が禁煙になってから自家用車で遠距離移動する喫煙者は確実に増えました。なにしろ自分の車の中では吸い放題です。
路上に立って喫煙すれば、たちまち偽善者の標的になりますが、偉ぶった態度で誰かを叱りつけている偽善者の横に車を停め、これみよがしに煙草を吸っても彼は注意できません。たとえ車の窓を開け、車内にこもる煙を外に放っても・・・・・・
このような社会の抱えるの矛盾に問題の本質が潜んでいることに単細胞の偽善者は気づきません。当然ながら嫌煙運動の黒幕が自動車業界であるという事実にも気づくことがありません。
排気ガスの問題から国民の目を逸らさせるために、昔から自動車業界は煙草の害について啓蒙することに熱心でした。その作戦は十分な成果を上げました。
一歩家から外に出ると煙草が吸える場所が見つかりにくい今日では、移動にマイカーを利用するスモーカーが増えました。自動車産業は喫煙者を有力な顧客層にすることに成功したのです。
何事にも裏があるのです。
社会正義を声高に叫ぶのであれば、社会的弱者を虐げるのではなく、狡猾な知恵で世論をミスリードする腹黒い巨悪と戦う人にならなければなりません。
誤解なきよう断っておきますが、私は自動車業界に個人的な遺恨を持つものではありません。以前の仕事では某ドイツ車のPRにかかわっていたこともあります。私が言いたいことは、路上で煙草を吸う人にケチをつける正義漢は戦う相手を間違えているということです。
私は自動車の排気ガスがもたらす公害も半ばやむを得ないものとして受容していますが、受動喫煙の害に神経を尖らせ、喫煙者に上から目線で説教する正義漢には、「自動車会社を相手に戦いを起こしてみろ」と言いたい心境です。
それができるのであれば真の正義漢ですが、偽善者にそんな度胸や行動力はないはずです。彼らは絶対に反論できない社会的弱者を叩いて自己満足をしているだけです。大人(たいじん)ではありません。
NOと言える人に
私はリヴィエラ門下生の皆様にパチンコに強くなるだけでなく物事の本質を見極める目を養っていただきたいと日頃から願っています。
電車の中で携帯電話を使って通話することはいけないことでしょうか? 「いけないことである」というのが社会的コンセンサスです。では、この社会的コンセンサスは正しいと言えるでしょうか?
そもそも携帯電話はなんのためにあるのでしょうか? 電車やバスの中でも緊急通話が可能であることにその存在意義があると言えないでしょうか?
電車の中で携帯電話を使うことは違法ではありません。しかし、貴方が電車の中で携帯電話を使って通話をすれば、路上喫煙と同様に、たちまち品性下劣な正義漢が現れ、偉そうに貴方を叱責することでしょう。何故、こんな人の指示に従わなければならないのでしょうか。
「車内で通話をしないでほしい」というのは鉄道会社の強制力のない要望にすぎません。法律違反でもなんでもありません。携帯電話で通話中の人は声が大きくなりがちです。それが周囲の迷惑になるため、「携帯電話の通話はご遠慮下さい」というアナウンスにつながっています。
実際は携帯電話を使用して小さな声で通話をしている人も無数にいます。携帯電話を使っていなくても、非常識な音量の声で会話をしている人もいくらでもいます。しかし、「正義漢」の餌食になるのは常に社会的コンセンサスに反した罪なき前者であり、本来、叱責されるべき後者ではありません。
私は我が国の文化の大半を受容し、愛しています。日本という国が大好きです。しかし、どうしても受け入れることのできない文化もあります。それは異常な画一性、社会的コンセンサスへの無条件同意、それに基づく不当な裁きです。
このたび明るみに出た政府の職業差別は、パチンコを悪いものであると一方的に決めつけた、病的な社会的コンセンサスに基づく悪政です。
誠に正義を愛する者は社会に根付く固定観念に縛られずに真実を見つめ、少数派になることを厭わない人々です。衆愚に対してNOと言える人々です。
「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」(ハードボイルド小説の名探偵、フィリップ・マーロウの名言、当倶楽部の座右の銘)に心酔される方々に、前出のネット署名へのご協力を改めてお願いする次第です。又、SNSを通じた拡散にもご協力いただければ幸いです。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親
<新型コロナウイルス関連>
<海物語シリーズ全機種共通>
<推奨>
<リヴィエラ門下生の幸せ体験談>
<当倶楽部紹介>
大海物語4、スーパー海物語INジャパン2の攻略は
こんな時世だからこそ必要な心の絆・・・
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★「当たりやすさ」、「地中海チャンス」突入率の容易さ、「連チャン継続率の高さ」の3つが同時に実現したPAスーパー海物語IN地中海。かつてこれほど攻略に適した海物語があっただろうか? 地中海の勝ち方も甘デジ爆裂機の攻略テクニックで。
体験談続出
事務局便り超人気コラム
ヒット作
前回記事、【規制緩和】パチンコ天井攻略2020【遊タイム】はタイムリーな話題でしたので、発表直後からアクセスが相次ぎました。
まだまだ流動的な要素があるとはいえ、天井時短(遊タイム)というシステムは攻略の新たな地平を拓くものとなります。未読の方にはこの機会にご一読を勧めます。
さて、前々回記事の【甘デジ一撃攻略】爆発寸前の台を狙えが検索で上位表示されるようになったためか、アクセス数の爆発が始まり、あっというまに当ブログの人気第2位のコラムになりました。(ちなみに、第1位は【沖縄5 大海4攻略】チャンス目の秘密)
新人気コラム
海殺しX事務局便りでは、さらに二つの人気コラムが派生しました。前々回記事(赤文字リンク)の文末には、二つのリンクが張られています。それが冒頭画像の下にある★印と💛マークの付いたコラムです。
💛マークのコラムでは、前々回記事を読んだリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)がそこに書かれている攻略技法を実際に試してみた結果を紹介しています。
これはこの攻略技法の真正さを示す証左でもあります。(💛マークのコラムは攻略初心者向けですので、わかりやすい内容に仕上げたつもりです)
一方、★印コラムは前々回記事でが伝える攻略技法を甘デジの爆裂タイプの機種に使用した人の実戦レポートを基にして私がさらに解説を加えたものです。いくらか専門色が濃い内容になっています。真剣に攻略に挑まれる方は二つのコラムをセットで読まれるとよいでしょう。
攻略の季節が到来
2018年にパチンコ業界に激震をもたらしたパチンコ規制(主に出玉制限)は相当な物議を醸しましたが、規制強化の後には規制緩和が行われるのが従来の慣わしです。
2019年に連荘継続率の上限(65パーセント)が撤廃されると、次々と爆裂タイプの甘デジがデビューして、若者を中心に人気を呼ぶようになりました。
若者=スロット、年配者=パチンコという図式が久しく定着していましたが、最近はスロットの出玉制限に業を煮やした若者が再びパチンコを打つようになってきました。
パチンコ人口は徐々に上昇しつつあり、必然的に海殺しXの威力もパワーアップするという好循環を生んでいます。(シマが超満員なのは攻略に不適ですが、そこそこに混み合っている状況は攻略の絶好条件となります)
若者のパチンコ回帰
まだそれほど多くはないとはいえ、パチンコを打つ若者は日増しに増えています。いや、若者がパチンコに戻りつつあるというべきでしょうか。
かつてパチンコ好きな若者は無数に存在しました。しかし、世の中がスマホの時代になってからはネットゲームやSNS等のブームが彼らを忙しくするようになり、このような社会環境の中で多数の若者がホールから姿を消しました。
スロットは相変わらず若い人たちがファン層の中心ですが、スロット業界も規制強化に大打撃を食らい、今や存亡の危機に立たされています。その結果、スロットをからパチンコに転向する若者も出現するようになりました。
青年実業家との語らい
最近、私は青年起業家が多数出席する異業種交流パーティー(写真)に招かれて、もう若くもないのに(最年長に近かった)多士済々の面々と語り合う機会を持ちました。
各界の第一線で活躍される方々との交流は刺激になります。美味しい料理の数々に舌鼓を打ちながら楽しい話に花が咲きました。
このパーティーにはビジネスマンの他にアスリートの方々も参加されていて、その中にはボクシングの元日本バンタム級チャンピン、大場浩平さん(写真)の姿もありました。
私が大の格闘技好きであること知っている主催者の粋な計らいにより、パーティーの後半で私は大場さんの隣席となり、かつての世界ランカーから長時間にわたり貴重な話を聞かせていただきました。
大場さんは約6年前に引退していますが、今でも知る人ぞ知る著名人です。ご本人の述懐によれば、現役時代はメンタル面での弱さがあり、私生活上でも困難な出来事に遭遇していて、本来の実力が発揮できぬままリタイヤしてしまったそうです。
しかし、現役を退き、後進の指導に励んでいるうちに、まだまだ自分は戦えるという自信が漲ってきて、今年(2020年)の上半期中に現役カムバックをすることをついに決意したそうです。
6年間というブランクと35才という年齢はボクシングでは相当なハンディになると思うのですが、ご本人は「今は誰と戦っても負ける気がしない」、「現役時代よりも今の方が遥かに強い」、「練習時に滅法強くて本番になると弱くなるというメンタル面での弱点はすでに克服した」と惚れ惚れするような強気の発言の連続でした。
自身のボクシング技術には絶大な自信を有する方ですが、人間的には非常に謙虚な方です。私は忽ち大場さんの大ファンになってしまいました。読者の皆さんも第二の選手生命に賭ける大場さんを応援していただきたいものです。
このパーティーでは、私のスピーチ前、司会者からパチプロと紹介されたため、話を終えた後に、私は大勢の人々に囲まれました。期せずして、パチンコやスロットの話で大いに盛り上がりました。若い人が中心の会合でしたので、どうしてもスロットの話が中心となります。
私はスロットに関してはプロではないため、スロット好きの方々には下記のコラムを紹介しておきました。
これもアクセス数が割と多い人気コラムです。一人の男性(リヴィエラ門下生)の人生の悲哀とささやかな幸せが凝縮されていて、コラムの最後に言及した「お金よりも価値のあるもの」についての考察が大きな反響を呼びました。
パーティーで出会ったある人はその場で上記のコラムをスマホで読み、「ここに出てくる人と同じで、僕もパチンコは怖いんですよ。あっというまに玉がなくなりますからね」と仰っていました。
言われてみて、なるほどと思いました。スロットは適度に休みを入れることができますが、パチンコは打ち始めてからストローク調整に四苦八苦しているうちに、運が悪ければ500円で4〜5回しか回せないこともあります。年配者ほど懐が暖かくない若者がパチンコを敬遠しがちになる理由がこんなところにもあることに今更ながら気づかされた次第です。
甘デジ旋風?
さて、昨年(2019年)はスーパー海物語IN JAPAN2 With太鼓の達人が販売台数ランキングで第一位となったことが話題になりました。過去10年以上にわたり新興勢力と熾烈な戦いを続けてきたSANYOが執念の王者返り咲きを決めた年でもありました。
察するに、現在の大場さんのような決死の覚悟を持って、SANYOは新台製作に励んだのでしょう。SANYOファンの我々としては、盛大な拍手を送りたい心境です。それはそれとして、甘デジ(遊パチ)機種が売り上げナンバーワンになったことに時代の変遷を感じずにはいられません。
甘デジ機種が売り上げ首位になるとは思ってもみませんでした。最強攻略法・海殺しXの最近の購入者には甘デジ派も目立ちます。申し込み時のメッセージ欄(記入は任意)に「甘デジで勝ちたいので申し込みます」というようなことを書き添える方がやけに多いのです。
甘デジの時代になりつつあるのかもしれません。必然的に私のコラムも甘デジ攻略をテーマにしたものが増えてきました。もちろん、元々はミドルが専門ですので、今後はミドルの攻略コラムも発表する予定です。
新機種の紹介
つい最近、SANYOからPAスーパー海物語IN地中海という甘デジが出ました。この機種名を見て、懐かしさを感じる人はかなりキャリアのあるパチンコ通です。
約10年前にミドルとして登場したスーパー海物語IN地中海を甘デジにリメイクしたものですが、本作品は今までの甘デジ海物語シリーズとは一線を画すスペックに仕上がっています。しかも、非常に攻略に適しています。
PAスーパー海物語IN地中海が攻略の対象となりうる理由は最近のトレンドである甘デジ爆裂タイプの要素を備えた上に、比較的容易に爆連が可能な絶妙なスペックを実現させたところにあります。
詳細はリヴィエラ倶楽部・青い鳥の詩に発表した下記のコラムをご覧下さい。
上記のコラムでも触れましたが、今、甘デジ爆裂機種はパチンコ業界の救世主的な役割を果たしています。これ以上、規制が続けば誰もパチンコを打たなくなる・・・という絶望の淵にパチンコ業界全体が沈みかけていた時、昨年(2019年)の規制緩和(連荘継続率の上限撤廃)に乗じて、次々と甘デジ爆裂機種が登場し、以来、全国各地のホールを席巻しています。
既存の甘海との違い
従来の甘デジ海物語シリーズの好調台は安定した出玉が売り物であった半面、派手さに欠ける一面がありました。
良い台には4〜5連荘クラスの多連荘が頻繁に発生しますが、それほど頻繁に多連荘するわけではなく、時には単発当たりや2〜3連荘というパッとしない当たりを挟みながら、時間をかけて持ち玉を増やしていくパターンが一般的でした。
稀に10連荘前後のパフォーマンスを見せることはあっても、それは強いグループ(ホルコンが数台を束ねて構成するユニット。ホルコンのグループ構成及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)の好調台にほぼ限定されていて、しかも、グループ内の他の台の大半が?出尽くして調子を落としている時、?くだらない当たり、(単発or2〜3連荘)が度重なった後の中ハマリに喘いでいる時、?300回転オーバーの大ハマリに苦しんでいる時にその台だけが好調サイクルを維持している、もしくは、好調サイクルに転じた場合に発生するレア現象でした。
一方、PAスーパー海物語IN地中海の場合、強いグループの強い台でなければ大連荘の発生は期待薄という点では同じですが、これは海物語シリーズに限らず、パチンコ全機種(ミドル、甘デジを問わず)に共通する宿命ですので、嘆く必要はありません。むしろ、強いグループの強い台がいともたやすく大連荘してしまうところに最大の魅力があります。
復習となりますが、強いグループの定義は以下の通りです。
他のグループと比較して、
?短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たる
?不運なつなぎ役の台(中継プレーを担う台)を除き多連荘(4連以上)が中心のグループ
当たりのペースが速い甘デジでは必然的に、2台がほぼ同時に当たったり、2台(時には3台以上)が同時期に連荘する現象が頻繁に発生することになります。又、ある台が連荘中の時、同じグループに属する別の台が時短中、それとは別の台が時短終了後の浅い回転数であったりもします。
毎度の如く、口酸っぱく同じことばかりを力説していますが、グループ内で当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)の回しっこがスムーズに行われている強いグループの台しか打たないことが機種やスペックにかかわらずパチンコ攻略の鉄則です。
さて、従来の甘デジ海物語シリーズの好調台は4〜5連荘クラスの多連荘はいともたやすく、6〜9連荘クラス多連荘は稀な出来事というほどではなくても、それほど頻繁に起こる現象でもありませんでした。10連荘以上の多連荘は滅多に起こらぬ僥倖でした。
しかし、PAスーパー海物語IN地中海の好調台が地中海チャンス(ST20回+時短100回)に入った時は4〜5連荘で終われば不覚、6〜9連荘は朝飯前、10連荘以上も決して珍しくないと言えます。
又、一気に10連荘以上しなくても、6〜9連荘クラスの多連荘が何度も来るパターンもあり、適切なタイミングで適切な台を打ちさえすれば、大当たり確率の甘さも手伝い、「簡単に当たって簡単に多連荘する」という誰もが願う展開が簡単に実現します。
従来の甘デジ海物語シリーズでは、単発や2〜3連荘が連続するので遊び台ではないかと思われる台を捨てた途端に他の客に取られ、多連荘を許すという失敗がプロでもよくありました。真の好調台と好調台を装った偽好調台の識別が難しかったのです。
「続けて打ってみて結果を見るまではなんとも言えない」という要素があり、海殺しXが教える好調サイン、不調サインの出る頻度や両者のバランスを手掛かりにした微妙な舵取りが要求されました。(慣れさえすれば簡単ですが・・・)それが甘デジプロ志望の門下生の攻略力に個人差を生む要因でもありました。
時間をかけてゆっくりと持ち玉を増やしていく従来の甘デジ海物語シリーズとは対照的に、PAスーパー海物語IN地中海は良い台と悪い台が素人でも識別しやすいというメリットがあります。それは良い台が順当な結果を出しやすいという意味です。
後編に続く
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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令和2年のパチンコ規制緩和で実現する遊タイムとは? 新機能「天井時短」を見据えた新攻略ノウハウ
攻略の福音
攻略の盲点
アクセス爆発
(↑フィーバークイーンの攻略情報付き)
朗報?
今回は少々フライング気味の攻略コラムを書きます。はやる気持ちを抑えることができません。本稿の後半に天井時短を利用した攻略技法について記します。
事実であれば間違いなく朗報なのですが、昨年(2019年)の暮れにパチンコ業界関係者の間である噂が囁かれるようになりました。それは今年(2020年)にパチンコ規制の緩和、内規の改定がありそうだ、という噂です。
【追記】2020年3月12日に日本遊技機工業組合(日工組)から出されたプレスリリースによって、「遊タイム」(=後述)の導入が正式に発表されました。
cf. 日工組、自由度が増したパチンコ時短機能「遊タイム」の詳細を発表
わかりやすい説明はこちら。
又、パチンコメーカーの藤商事は遊タイム搭載機の発売を早くも予告しています。
同じくSANKYOも遊タイム搭載機、Pフィーバー真花月2 夜桜バージョンのPVを大々的に宣伝しています。
となれば、今年中に登場が予想されるSANYOのスーパー海物語IN沖縄5も恐らくは遊タイム付きとなることでしょう。(追記:予想通りのようです。スーパー海物語沖縄5に遊タイム【攻略】参照)
ゲーム性が変わる?
今までパチンコ業界は規制強化(締めつけ)と規制緩和(温情)を繰り返してきました。かなり昔の話ですが、連荘数の上限にリミットが設けられ、パチンコ人口の減少を招いてしまったことがありました。その後、連荘上限は撤廃され、パチンコ人口も回復しました。
いつも何かに制限がかかると、しばらくして再び自由になるのがこの業界の習わしです。しかし、今、噂になっている緩和は新基準が打ち出されるというよりもパチンコそのもののゲーム性が大幅に変わる聞き捨てならない話です。
何がどう変わるのか?
新たな変更事項(規則改定)は次の3点です。
?時短回数の上限(現行100回)が大幅に緩められる。
?特定ハズレ図柄を契機にした時短の発動が許可される。
?予め定められた変動回数で発動する「天井時短」搭載の機種が認可される。
【追記】上記の事柄に加えて「確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能」という発表もありました。
?は説明するまでもない簡単な内容です。現在は初当たりが単発当たり(非確変)で発生した後と確変連荘の末に単発当たりを出した後に電チューが開いて玉を減らさずに遊戯できる時短機能というものが大抵の機種に搭載されています。現状では時短回数の上限が100回と定められていますが、今後はこれが150回、あるいは200回と大幅にユーザーフレンドリーになるということです。
諸々の情報を精査すると、こちらの話にはかなりの信憑性がありそうです。
まず?についてですが、これは予めメーカーが定めたハズレ図柄が出ると、大当たりではなく時短に突入するというものです。要するに、突然確変ならぬ突然時短です。「突確」にならって「突時」という用語が生まれるかもしれません。
大当たりが確約されたものではありませんし、確率変動でもありませんので、出玉の獲得とは無関係ですが、時短中は持ち玉を減らすことなく大当たり発生の期待感を膨らませながら遊戯できますので、パチンコのゲーム性は明らかに変化します。たとえば596という出目で「ご苦労様」と時短に入るというような新機能がOKになるということです。
2018年のパチンコ規制の背後にはパチンコにのめり込みすぎて身を滅ぼしてしまうパチンコ依存症を患う人々の問題が横たわっていました。
それに歯止めをかけるという目的で射幸心を煽る大量出玉を悪と決めつけ、遊技機の出玉性能を大幅に低下させるための様々な措置が講じられたわけですが、2020年の基準変更にはパチンコのギャンブル的要素を少なくして、ゲームとしてのパチンコをより面白いものに変えようとする意図が垣間見えます。要は「射幸性」を抑えて「ゲーム性」を高めようというわけです。
突然、訪れる時短が人気を呼び、大衆のパチンコ熱が再燃するのは喜ばしいことです。閑散としたホールではまともな攻略が成り立ちません。攻略上、私がさらに期待を寄せるのは?です。
天井時短(遊タイム)とは?
元来、天井とはスロット用語ですので、パチンコファンには耳慣れない言葉かもしれません。?について説明しますと、定められたハマリ回数になった瞬間、時短に突入するということです。
この新機能は早くも「天井時短」と呼ばれており、人々の期待が高まっています。ちなみに、どうでもよいことですが、天井時短という呼称が射幸心を煽る(少しも煽っているとは思えませんが)という理由でパチンコ業界内には天井時短を「遊タイム」と命名する動きがあります。
【追記】実際にこの新機能を称するにあたり「遊タイム」という用語が発表されました。
(遊タイムのロゴマーク・・・パチンコ業界の熱意が感じられる)
当たってもいないのに時短が始まるという点では?と同じですが、?(突然時短)が期せずして発生するの対し、?(天井時短・遊タイム)は打ち手の予定通りに訪れる新サービスです。
従来、時短の発動には当たることが絶対条件でした。これが時短という機能の拡大解釈により通常時(特定ハズレ目及び特定回転数)にも時短の発動が可能となれば、これはパチンコ史における大きな曲がり角を意味します。
突然時短と天井時短(遊タイム)の二つがパチンコというゲームをよりエキサイティングなものに変えることになるでしょう。
たとえば、ミドルスペック機種で800回転、甘デジ機種で300回転に入った瞬間に100回の天井時短(遊タイム)に入るというような新たなゲーム性が生まれます。
当然ながら、?が実現すれば、この時短が150回、200回ということも十分に有り得ます。(天井時短の回数をあまり多くしたくないという業界内の動きもあるようですが・・・)
但し、飽くまでも時短にすぎませんので、?と同様に天井時短(遊タイム)中の大当たりを保証するものではありません。噂によれば、天井時短(遊タイム)という救済措置は大当たりと大当たりの間に1回だけということになりそうです。
上の例を用いて説明すれば、大ハマリ台が800回転で天井時短(遊タイム)に入り、時短後もハマり続けたからといって1600回転で2度目の天井時短(遊タイム)に入るということまでは許されないようです。もっとも、そこまで望む人はほとんどいないでしょう。
【追記】正式な発表によれば、スペックごとに以下の細則が設けられました。?大当たり確率 ?遊タイムが発動する回転数 ?遊タイムの作動回転数の順に記します。
?大当たり確率300分の1の機種(ミドル)は、?が750回転から900回転の間で?が最大で1140回転
?大当たり確率200分の)の機種(ライトミドル)は?が500回転から600回転の間で?が最大で760回転
?大当たり確率100分の1)の機種(甘デジ)は?が250回転から300回転の間で?が最大で380回転
斬新なゲーム展開
通常時に発生する2種類の時短にパチンコファンの増加が期待できます。これらの時短によって大きく変わる新しいゲーム性に要注目です。
たとえば、ミドルの台が大きくハマった後に天井時短(遊タイム)に突入して、その時短明けに今度は突然時短が発生するとか甘デジで大連荘を終えた台が大当たり後の時短を終えて通常プレーに入ってからそれほど回さないうちに突然時短に入り、それが終わった後に天井時短(遊タイム)に入ってその最中に当たる(ハマリはしたが持ち玉はほとんど減らしていない)というようなケースが想定されます。
もし上記3点の変更が現実となれば、新機能搭載機が世に出るのは、検定通過までに必要な期間を考えますと、早くても今年の5月以降と予想されます。
【追記】遊タイム機能を搭載している主な機種はリンク欄(ページの下)の最後にまとめてあります。
健康増進法との関係
ところで、今年の4月には改正健康増進法が施行され、パチンコ店では喫煙遊戯ができなくなります。パチンコやスロットを趣味とする人の喫煙率は非常に高いと言われています。
巷では、改正健康増進法が人々のパチンコ離れ、スロット離れをますます加速化させるという懸念が強まっていますが、私はそうは思いません。
煙草が吸いたいために衝動的にホールに入るライトなファンは確実にホールに来なくなるでしょうが、ギャンブル依存症レベルの常連客がこの程度のことでホールから足を遠ざけるとは到底思えないからです。(大半のホールは急激な客離れを防ぐべく新法が要請する基準を満たした喫煙室を設置することでしょう)
逆に今まで煙草の煙に耐え切れず、パチンコやスロットに興味を持ちながら遊戯を敬遠していた人たちが、この法律の全面施行とタイミングを合わせて、ホールに来場することも十分に考えられます。
私はホールが改正健康増進法の支配下に入った後もホールへの来場者数に大きな変化はないと見ています。しかし、去る人と新たに来る人の数が同じでも客層の変化は生じるでしょう。
今までにパチンコをほとんど打ったことのない人、全く打ったことのない人にとって、どこまでハマるかわからないパチンコは恐怖の対象でもありましょう。
今年の4月以降のパチンコ業界は新たなファン(ホールが禁煙化してからパチンコを打つようになった人たち)を如何に魅了するかというのが最大の課題となるはずです。
このたびの変更案が一つか二つでも実現すれば、新たなファンをリピーターに変える好材料にはなると思われます。
天井時短(遊タイム)と攻略法
最後に内規緩和が実現した場合、それがパチンコ攻略法に如何なる影響を及ぼすものになるかということを考察します。さしあたり、天井時短(遊タイム)という新システムに焦点を当てます。
よそ様の攻略法についてはあまり詳しくありませんので、最強攻略法・海殺しXとの関係を見てみましょう。
(※海殺しXは海物語シリーズ限定の攻略ノウハウではありません。海物語りシリーズに特化した攻略情報を盛り沢山にしているものの、根幹部分のノウハウは他機種にもそのまま通用します)
新作戦1 台の稼働率の急上昇を利用する
まず最初に考えられるのは台の稼働率に及ぼす影響力です。定められた回転数に達すれば時短に突入することがわかっていれば、ハマリ台を捨てずに粘り打ちしてひとまず時短に入り、「それでも当たらなければやめよう」と考える人が増えるでしょう。
天井時短(遊タイム)は300回転、400回転といった浅いハマリで与えられるものではなく、許可が下りたとしても、大当たり確率の分母の2.5倍か3倍のハマリ回数が発動時期になると言われています。
【追記】正式な発表によれば「大当たり確率の分母2.5倍〜3.0倍以下」
打ち慣れている人であれば経験的におわかりかと思うのですが、大当たり確率320分の1前後のミドルスペックに仕上がっている機種は600回転代に当たらなければ、どこまで深くハマるか見当もつきません。
700オーバーの泥沼にはまった大ハマリ台はホルコン(ホールコンピュータ)が数台を束ねて構成するグループの中で死に台となっているケースが大半です。
このような台を打ってくれる人がいるお陰でで同グループの台は非常に当たりやすくなります。(ホルコンは稼働率の高いグループの中にある好調台をすぐに当てようとする習性があり、好調台がひと休みに入った時にグループ内の遊び台が当たります。)
通常、すでにかなり出尽くした感のある好調台は、まだまだ出せるか、小休止して軽いハマリに入るか、一転してどうしようもない大ハマリ台になるかの岐路に立たされます。
そんな時、同グループに冴えない台が多数あり、それらを懸命に打っている人がいればいるほど、ホルコンはこのグループからはまだ当分の間、かなりのお金が落ちそうだと先を読み、もう出ない台をまだ出る台に変えてくれます。
出尽くした感のある台がまた当たるとすれば、ハマリを経ずに呆気なく当たるものです。
しかし、急に同グループの台を打つ人が減り、他のグループと比較して(相対評価で)グループ内の台の稼働率が低くなれば、好調サイクルをキープしている台でも当たりが許される時期が遅れます。
少し遅れても当たりさえすれば事なきを得るのですが、回し過ぎて、海殺しXのテキストブックに記載されているサイクルの切り替わりが生じ得る特定回転数を何度か通り過ぎた瞬間(あるいは、その一回目を通り過ぎた瞬間)、サイクル転落の悲劇が起こり、その後にハマってしまうこともあります。
自分がそのような微妙な好調台を打っているとして、同グループに天井時短(遊タイム)を目指して頑張っている人たちがいれば、その人たちの努力が報われて自分の台が当たりやすくなります。
新作戦2 小額投資で必殺の攻略にチャレンジ
逆の話をするようで恐縮ですが、当たり番(ホルコンが次の当たりに選ぶ台)のキャッチボールが頻繁に行われる強いグループでは、そんな死に台でも、ある時を境にサイクル変換が生じて、今までのハマリが嘘のように突然、大爆発をすることがあります。
サイクル変換の秘密につきましては海殺しXのテキストブックに記載されている通りですが、それは回転数と密接な関係があります。
天井時短(遊タイム)が間近に迫った台を簡単に手放す人はほとんどいないでしょうが、時短発動までにまだ100回転くらい残っている台を捨てるか否かは人によりけりと思われます。(特に夜間の時間帯)
100回転を消化するために、平均的な釘調整の台では軽く5千円は使わされます。5千円を費やして天井時短(遊タイム)に持ち込んでも、時短中の当たりが単発であればたいした意味もありませんので、粘らない人も大勢いるでしょう。
その台があるタイミングで一気に爆発する可能性を秘めていても、素人はそんなことに全く気づかないはずです。
もしその台が海殺しXが教える爆発する潜在性を秘めた休火山であり、理想的な体力値(リヴィエラ用語)を備えた台であれば、リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)は飛びつくでしょう。
その台が強いグループに属していることが大前提となりますが、捨て身の覚悟で100回転させて、同グループの他の台をわざと先に当たらせます。
会社帰りのサラリーマンで混み合う時間帯に強いグループがそれまでの強さを保っていると仮定します。
この状況で天井時短(遊タイム)に突入する回転数の100回転ほど手前で停滞しているグループ内のハマリ台を打つとすれば、ほどなくして同グループの好調台がすんなりと当たるパターンが全体の約65パーセント、最初に遊び台がくだらない当たり(単発もしくは2〜3連荘)で中継プレーをして、その後にまだ最後の力が残っている好調台が当たるパターンが約25パーセントでしょうか。(残りの約10パーセントはそのハマリ台が一番最初に当たるレアケースです)
レアケースの発生を楽しみにして打ち(あわよくば当ててやろうと狙って)、当たらなくても落胆せずに同グループの他の台を当たらせればよいのです。
率先してグループ内の台稼働率のアップに貢献して、同グループの他の台を当たらせた後は、一気に天井時短(遊タイム)に到達するまで回して、いったん台を休ませます。
そして、海殺しXの二大看板である危険領域速攻法(オプショナル商品、カシオペア攻略術にて解説)とウルトラ速攻法が使えるチャンスをひたすら待つのです。
いずれかの攻略技が使えるチャンスは確実に訪れるでしょう。仮に1回目のトライで失敗しても、2回目、3回目があります。これを予め時短状態にスタンバイさせておいた台で行うわけですからそれ以降の投資額はゼロです。
危険領域速攻法もウルトラ速攻法も10〜15回転で結果は出ます。余裕を見ても一回の勝負に20回転もあれば十分です。仮に天井時短(遊タイム)が100回あるとすれば、危険領域速攻法やウルトラ速攻法をお金を使わずに下手な人でも5回も試せるわけです。
【追記】日工組の発表によれば、ミドル機の遊タイム回数上限は100回どころか千回をゆうに超えるそうです。(大当たり確率300分の1の機種で最大1140回転!)遊タイムは当たりを確約するものではありませんが、普通に考えて「当たらない方がおかしい」ということになります。唯一、気になるのはホール側の釘調整です。せこいホールでは遊タイム中に少しづつ玉が減る釘調整にする可能性があります。このようなホールでは、遊タイムに入った台が当たるまでに相当な時間がかかった場合、2〜3千円程度は使わされることも覚悟しなければならないでしょう。
危険領域速攻法やウルトラ速攻法に失敗しても再び台を休ませて次のチャンス到来時にトライすることができますので、実に楽な攻略です。
唯一のネックは危険領域速攻法やウルトラ速攻法をハマリ台でやらなければならないことですが、閉店までに十分な時間が残されていればこれらの技を駆使して天井時短(遊タイム)中に当たらないことはまずないと言ってよいでしょう。
新作戦3 天井時短(遊タイム)間近の台を「おとり」に
最も有力な作戦は(2)ですが、少し捻くれた戦術も考えられます。(2)を狙って天井時短(遊タイム)まであと少しの台を打っている最中に、しばらくは当たらないことを示唆する兆候が何度も出現したとします。(ハマリ台はこのような凶報が次々と発せられるところに特徴があります)
悪い現象につきましては、以下の3つコラムで詳説しましたので、まだお読みになっておられない方はご参照下さい。
A.【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの【パチンコ攻略】
(便宜上、タイトルに「海物語シリーズ」とありますが、全機種共通の攻略情報です)
(海物語シリーズ限定の攻略情報です。但し、チャンス目機能がされた他機種にもほぼ適用可)
C. 【大海4 沖縄4攻略】海物語S確率ダブルリーチ(1x9)の秘密
(こちらも海物語シリーズ限定の攻略情報です)
海物語シリーズ以外の機種を打つのであれば頼るものはAしかありませんが、海を打つのであればABCの全てが判断材料になります。上記のコラムで紹介する一連の悪い現象は2〜3回発生しても、しばらく台を休ませれば復調することもあります。しかし、ハマリ台はあらゆるパターンの凶報が続出します。
海物語シリーズの場合、チャンス目(連続回数を問わず)からリーチに発展して当たらないことが二度も三度も起こる台は高確率でその後も当分の間、ハマり続けます。連続リーチの悪いパターンの何倍も深刻な事態です。
ハマリ台というものは打った途端になんらかの凶報が届くものです。魚群が外れるとか大海物語4のビッグバイブが外れるというような初心者にもよくわかる露骨な不調サインもあります。(魚群、ビッグバイブで当たらない場合はその後の7〜8回転でなんらかの形で当たらない限り、高確率でハマリ延長となります)
このような極端に悪い現象が頻出する台は(時折、例外的なケースもありますが)、その後に当たるとしても、ミドルであれば早くても数百回転後であることが最も多いため、すぐに捨てるべきです。
海物語シリーズの場合、魚群やビッグバイブが失敗した時、チャンス目3回連続からのリーチで当たらない時は、それほど待たずに同グループの他の台が当たることが多いと覚えておきましょう。
他機種の場合は普通は当たる強力なスーパーリーチというものが大抵の機種にあります。当分の間、十字架上に釘付けにされる死に台(生贄台)は当たって当然のような状況で何度もしくじることに特徴があります。
取りこぼしを防ぐために、当たりが期待できる強力なスーパーリーチを外した後は、大急ぎで7〜8回転させて、それで当たらなければすぐにグループ内の空き台に移動するのがプロの立ち回りです。
将棋には「玉(王様)の早逃げ八手の得」という格言がありますが、パチンコも同じです。明らかな危険が迫っている時はすぐに逃げるのです。
すると、どのホールにもいる他人が捨てた台をすぐに打ちたがるハイエナさんがやってきて、その台を打ち始めるはずです。しかも、天井時短(遊タイム)に近い台となれば、目の色を変えてその時点から時短終了までは打ってくれそうです。
結果的にグループ内の台稼働率が急上昇します。(ホルコンが当たり番の台を早めに当てさせることになる)自分のグループがアクティブになっていて自分が移動した台が当たり番であれば、簡単に当たってしまいます。(当たり番の台にすでに人が座っている場合はうまくいきませんが・・・)
天井時短(遊タイム)中の台は当たりを保証されている状態に限りなく近い(稀に千回以上の時短中に当たらないことも有り得る)とはいえ、当たってから多連荘するとは限りません。
プロは必ずしも天井時短(遊タイム)直前の台を打つと限らないでしょう。そのような台を意図的に放置して、他の客に打たせて先に当たらせ、その後に本命台で打つという戦術も今後は海殺しXの一戦術として定着することが予想されます。
時代に即した攻略ノウハウを提供
如何でしたでしょうか。ざっと思いつくだけでも天井時短(遊タイム)を視野に入れた新作戦がこのくらいあります。
規則改正によって、天井時短(遊タイム)が導入されれば、それはパチンコのゲーム性に幅を持たせるだけでなく、パチンコの攻略にも幅を持たせる好結果を引き起こすことになるでしょう。
今のパチンコはいろいろなアイデアが出尽くして少々行き詰まっています。パチンコ業界はこの状況を打破するための模索を始めています。
又、一部の甘デジ旧基準機が現行のライトミドル(新規則機)と出玉がそれほど変わらないのに大当たり確率には圧倒的なメリットがあるなど2018年の規制以降、いろいろな矛盾も山積しています。
この誰の目にも明らかな矛盾や問題点を根本的に解決する術がないのであれば、何か画期的な新システムを構築してパチンコファンの目をそちらに向けさせ、由々しき事態のみに大衆の関心が集中しないように画策しなければならないのが今のパチンコ業界なのです。
何事においても新制度に問題点や矛盾点はつきものです。歳月を経て解決される事柄であっても、その一段階前に解決には至らなくとも辛うじて人々を納得させる何かが求められます。
今までもそうであったように、これからもパチンコは少しずつ変遷してゆくことでしょう。そして仕様変更がなされるたびに攻略ノウハウも進化してゆくのです。当倶楽部の今後のコラムにどうぞご期待下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
【感動秘話】
News
(驚異の甘スペックと連荘継続率78パーセント!)
重要!
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<さすがパチプロ!>
<パチンコ規制関連>
<推奨コラム>
倒産・閉店でパチンコ(スロット)の貯玉(貯メダル)はどうなる?
<ホルコン講座>
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
<海物語シリーズ攻略>
<Pスーパー海物語INジャパン2関連>
<大海物語4関連>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
<リヴィエラ門下生の幸せ体験談>
パチンコ天国への階段
規制緩和、内規改定で変わるパチンコ攻略の未来・・・
攻略が変わる・・・海殺しタイム
]]>★甘デジ攻略は小額投資で爆発させない限り、「何度も当たりはするが勝てない」という展開になりやすい。お座り一発で当てた後に多連荘、爆連を狙う一撃性、爆発力に富む攻略技の第2弾!(機種不問)
事務局便りより
(↑確実に勝つための立ち回り術)
倒産・閉店でパチンコ(スロット)の貯玉(貯金メダル)はどうなる?
はじめに
当ブログにて発表した【甘デジ攻略】爆発力のある台選び(勝てる立ち回り)前編は発表直後からアクセスが爆発し、今では当ブログの看板コラムの一つになった。その後、続編を待ち望む方々からのメッセージが相次いだが、他にも書きたい題材が山ほどあったため今日に至ってしまった。今回のコラムは待望の甘デジ全機種対応の爆連攻略ノウハウの第2弾となる。
ある門下生からのメール
いずれは発表しなければならないと思っていながらなかなか筆が進まなかった私の背中を押してくれたのは、今年の9月にリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)となられたI.Eさん(島根県・男性)から頂いたメールであった。
そのメールの中に甘デジ(遊パチ)攻略の重大な鍵が含まれている。研究熱心な門下生には頭が下がる。今回はI.Eさんのご質問に答える形で甘デジで一撃多連荘を狙う攻略技法を紹介する。
(以下、お名前をイニシャル表記に変えてI.Eさんのメールを引用)
こんにちは。出雲在住の新人門下生、Eです。海殺しXを始めて5連勝した後に4連敗して落ち込んでいた私に激励の言葉と適切なアドバイスをいただきながら未返信のままとなっていたことをお詫びします。
実は10月に入ってから自分でも信じられない快進撃が始まり、10月の月間収支が+284,500円、11月は+223,000でした。佐々木先生が目標にするようにと言われた勝率8割はまだ達成できていませんが、爆発に恵まれたのと負けた時の額が小さくてすんだので、私にとっては大満足の黒字となりました。遅ればせながら先生の熱意のこもったご指導に感謝致します。
11月の稼ぎが減ったのは甘デジの攻略をしていたためです。会社の残業が多い月だったので、閉店までの限られた時間でミドルスペックを打つのが怖かったのです。冬になると会社の仕事も少し暇になります。ある程度、要領をつかみましたので、12月以降はミドルに戻り、30万突破を目指して頑張るつもりです。・・・(中略)
甘デジの攻略には「爆発力のある台選び」(筆者註・前出の星印コラム)の攻略情報が大いに役立ちました。本当に大当たり回数3回の台は当たり番(筆者註・ホルコン=ホールコンピュータが次に当たりを予定する台)をスキップされまくりですね。ところが、ユニット(筆者注・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと。ホルコンのグループ構成の見分け方及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)が強ければ、たった3回の当たりのまま見捨てられていた台が突然当たって爆発することを体験を通じて学びました。
甘デジの当たり番狙い撃ち攻略のコラム(筆者註・【甘デジ海物語S】当たり番狙い撃ち攻略【ホルコン】のこと)で教わったことも実践しています。強いユニットの中で取り残された大当たり回数3回の台を取って、しばらく打たずに待っていると、ユニット内の台にクジラッキーやサムが出ることがありますが、その直後に打つと不思議なくらいよく当たるんですね。すぐに自分の台が当たらずユニット内の別の台が当たることもありますが、そのまま打っていると無事に自分の台も当たり、同ユニット3台がほぼ同時に当たるという現象も甘デジではあきるほど経験しました。
このやり方だけで何度も爆発に成功しましたので、ある意味、甘デジの攻略の方が手っ取り早いというか、打ってすぐに結論が出る甘デジの魅力にはまってしまいました。ふと思ったことがあるので質問させてください。私の経験では大当たり回数2回の台も甘デジではよく爆発するように思えるのですが、どうなんでしょうか?・・・(後略)
甘デジ攻略の要諦
海殺しXデビュー直後からミドルと甘デジの二刀流で稼ぐI.Eさんの攻略力は天下一品! 甘デジは大損することがあまりないという安心感から根強い人気がある一方、甘デジの攻略はミドルの攻略以上に手を焼くというプロも多い。
海物語シリーズの甘デジの場合、4〜5連荘すれば、5千円前後にはなるが、打ち続けているだけで自然と持ち玉が増えていくラッキーな台は非常に限られていて、大抵の台は4〜5連荘しても、その後に単発や2〜3連荘の当たりを繰り返しているうちに、ふりだし(プラスマイナスゼロ)に戻ってしまったり、突然、ハマり出して打ち手を苦しめる。必然的に一気に爆発する台に狙いを定め、甘デジの最大のメリットである当たりやすさを生かして、一日のうちに2台、3台と複数の台を爆発させることが甘デジの最も要領の良い勝ち方ということになる。
潜在的な爆発力
I.Eさんは前出の星印コラムで紹介した大当たり回数3回で停滞している台(高確率でハマりやすい)をベストタイミングで打つことにより爆発させる手法をマスターした後、ある事実に気づかれた。大当たり回数2回の台も同様に爆発しやすいという事実に。
ここでいう(爆発しやすい)大当たり回数2回の台というのは基本的に甘デジ限定という条件がつくことを最初に断っておく。ミドルの場合、大当たり回数2回で取り残されている台は夕方になっても体力値(リヴィエラ用語)に乏しいことが多く、そういう台を闇雲に打っても、まだまだハマる展開になりやすいからである。しかし、それなりの体力値(5以上)があれば、これから解説する攻略技法はミドルにも通用することもある。
結論から申し上げれば、I.Eさんの発見された法則(大当たり回数2回の台が甘デジでは爆発しやすい)は真実である。大当たり回数2回で放置されている台には潜在的な爆発力が宿っている。しかし、大当たり回数3回の台と同様、一定の条件を満たしていなければ、単発当たりにもなりやすく、ただ単に大当たり回数が2回というだけで飛びついてはならない。
そもそも大当たり回数2回の台というのは単発+単発、または2連荘という過去を持つ。いずれも好調サイクル台でない限り、その後、打ち続ければ甘デジではあっても、それなりのハマリは免れない。(※サイクル状態、及びサイクル変換の秘密については、最強攻略法・海殺しXのテキストブックにて解説済み)
周囲の観察をせずに大当たり回数2回で放置された台をずっと打っていれば、その台が属するグループ(ユニット)の稼働率が上がり、ホルコンはそのグループの台を打っている客がしばらくの間、お金を使うことを見越して、グループ内の好調サイクル台に当たりの発生を許しやすい展開となる。
特に甘デジはグループの稼働率の急変があれば、すぐにそのグループから当たり台が誕生しやすい。ホルコンマニアの方は経験豊富であろう。「今、アクティブなのはこのグループだ!」と当選グループを見抜いたまではよかったが、そのグループの台を打った途端、「待ってました!」とばかりにグループ内の他の台(当たり番の台)が当たってしまう現象を。
基本的にミドルも同じであるが、ミドルの場合はグループの稼働率が上がっても、必ずしもすぐには当たり台が出ず、一拍置いてから当たり台が出やすいことに違いがある。(一拍というのは時間にして10分であったり、15分であったり、ケースバイケース。放出日と回収日、放出タイムと回収タイムとでも異なる)
つまり、大当たり回数2回の台は当たりさえすれば、一気に爆発する可能性を秘めつつも、ただ単に大当たり回数が2回というだけをデタラメに打っても元々、良い台とは言い難いため、なかなか当たってくれないのである。
狙い時
では、どのようなタイミングで大当たり回数2回の台を打てばよいのか?
それはその台の属するグループの他の台が大当たり回数2回でストップしている台を嘲笑うかのように何度も多連荘(4連以上)を出した後である。
多数の多連荘と言っても、1台だけに初当たりが集中していて、グループ内のその他の台は全く当たっていないか当たってはいても単発もしくは2〜3連荘ばかりというグループでは話にならない。
今までに驚くほど多連荘の数々を生み出してきてたのに、1台(大当たり回数2回の台)だけが死に台となって、当たり番をスキップされまくっていたというグループで死に台に当たりが入ると突然の爆発が起こりやすい。
不公平なキャッチボール
ホルコンの溺愛する強いグループは他のグループとは比較にならぬペースでグループ内から当たり台が出る。これをリヴィエラ用語で「当たり番のキャッチボールがスムーズに行われている」と言う。注意すべきは、スムーズではあっても均等ではないということである。
男性ならば子供の頃に近所に住む同世代の学童、園児らと公園や原っぱでキャッチボールをした経験が誰にでもあると思う。
たとえば、4人でキャッチボールをする場合、投げる順番や誰から誰に投げなければならないというようなルールは子供にはない。通常は勝手気ままに、気の赴くままに、「適当に」(正しい日本語かどうか怪しいが・・・)ボールを投げる。
頻繁にボールをキャッチする人がいれば、当然ながら滅多にボールをもらえない人も出てくる。仲間の中に年上のリーダー格の少年がいれば、彼が「ヘイっ!」と叫ぶだけで誰もが彼にボールを渡し、その少年を中心にキャッチボールが進行していく。
年少者や運動神経の鈍い者にはなかなかボールが渡らないが、「そういえば、あいつは長いこと無視されていたな。可哀想だ。このへんで一回くらいはあいつにもボールを渡してやろう」と誰かが思い、このようにして、屈辱に耐えてきた少年にも時にはボールが渡される。
これはまさにホルコンの強いグループの当たり方の図式である。4台で1グループを構成するホールは非常に多い。グループの中には必ずリーダー格の台がある。これをリヴィエラ用語でチャンピオン台と言う。
強いグループのチャンピオン台は何度も当たり、時々、不覚にも単発当たりや2〜3連荘を出すが、基本は多連荘(4連以上)である。4人のキャッチボールにたとえるならば、何度もボールが渡ってくるリーダー格の少年である。
甘デジの場合は、強いグループのチャンピオン台であっても、ミドルよりも頻繁にくだらない当たり(=4連未満)を出すが、時短が終わってからすぐにまた当たることが何度も続いたりして、くだらない当たりが続くわりには持ち玉がそれほど減らず、その後は多少ハマることはあっても、機が熟せば順当に多連荘するのがチャンピオン台の特徴である。
強いグループの中にはチャンピオン台ほどではなくても比較的好調な台が存在することが多い。
野球にたとえれば、時折、空振り三振もするが、ホームランも放ち、その他の打席でも3塁打、2塁打を頻繁に放つ台である。
大抵はチャンピオン台とこの準チャンピオン台が中心に当たり番の回しっこが行われ、この2台の一時的な不調や出しすぎに乗じてダークホース的な台にも当たりが入る仕組みになっている。これは子供のキャッチボールで言えば、無視されまくっていた人に投げられるお情けのボールである。
お情けで投げたのに
通常、お情けで当たらせてもらった台のその後はぱっとしない。再びボールがもらえずに暇そうに突っ立っている少年に戻る。
しかし、それまで傍若無人の振る舞いをしてきた爆発台、好調台がカシオペア攻略術にて詳説する危険領域に突入した時に、それまでに時々、当たりはしたが順調に出玉が伸びず、好調台とはお世辞にも言い難かった台に当たりが入り、連荘を続けているうちにサイクル変換が発生して、新チャンピオン台に君臨する現象が多発する。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
後編につづく
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
<甘デジ攻略>
(女子プロレス団体「スターダム」で活躍する中野たむ選手・・・後編でも艶やかな衣装で登場!)
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リヴィエラ倶楽部の門を叩き、晴れてパチプロになった4人の女侍の年収
関連コラム
パチプロに育ったリヴィエラ門下生たち
パチプロのイメージ
皆さんはパチプロという言葉を聞いて、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。毎日、ホールに入り浸っていて、社会の役にも立たない人間のクズとまではいかなくても、それに近い印象を抱かれる方も少なくないと思います。立派な年収があるにもかかわらず、ろくに確定申告もせずに平然と脱税を犯しているならず者という印象も拭えないかもしれません。
昔、俳優の中井貴一さん(写真)がテレビで面白いことを言っていました。
今、物凄い年収が話題になっている中井さんは端正な顔立ち、芸能一家というセレブな出自、安倍首相と同じ成蹊大学卒という育ちの良さから映画でもドラマでも他の俳優が羨むような良い役に恵まれてきました。
汚れ役の経験はほとんどありませんでしたが、ある映画でチンピラの役をやることになり、役作りに大変苦労したそうです。
それもそのはずです。中井さんが通われた成蹊大学は東京で住みたい街ナンバーワンと言われる吉祥寺にあります。
吉祥寺はお洒落な街としても人気があり、実は私も長年にわたってこの街に住んでいますが、チンピラのような人種は滅多に見ることがありません。
吉祥寺で青春時代を過ごされた中井さんがチンピラの役作りに苦労されたのも十分に頷けます。
中井さんがチンピラになりきるために行った研究は平日の昼間からパチンコ(如何にもパチプロのイメージ!?)を打っている男性の観察でした。
中井さんば映画を宣伝するトーク番組で「平日の昼間というのがポイントです。片手に競馬新聞かスポーツ新聞を持っていればなお良い。要するに、職業不詳の男性が今回の僕の役どころなんですよ」と語り、スタジオ内を笑いの渦に巻き込んでいました。
しかし、当時、駆け出しのパチプロで平日の昼間からパチンコを打っていた私は素直には笑えず、一瞬、体が硬直したのを覚えています。
たしかに、中井さんが言うように、平日の昼間にパチンコを打つ男性は片手にスポーツ新聞を持っている人がやけに多く、休憩中に読んでいるのは競馬、競輪、競艇の予想記事などです。
その頃の私はスポーツ新聞ではなく『週刊将棋』を持参して、休憩中に詰将棋を解いたりしていましたが、ギャンブルではなくても将棋も娯楽の一種ですので、周囲の人からは職業不詳の怪しい男(要するにパチプロ)と見られていたようです。
これはマズイと思い、格好つけて持つのを英字新聞に変えました。すると、お喋りなおばさんが近寄ってきて、「お兄さん、英語読めるの?」と話しかけてきました。
今の世の中、英語を読める人は決して珍しくはないと思います。私も舐められたものです。
リヴィエラ門下生の実情
さて、事程左様にイメージが芳しからぬパチプロですが、現実は少し違うように思います。
もちろん、パチプロの中には、中井さんがチンピラのモデルとして想定したような人もいるでしょうが、パチプロ養成道場であるリヴィエラ倶楽部に入門される方は総じて品位のある人が多く、それが私どもの誇りです。
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)の全員がパチプロになれるわけではありませんが、パチプロになるまでに費やす期間には個人差があっても、最終的にはパチプロになれる人が多く、彼らの大半は普通の仕事をしている一般の社会人です。
中井さんや世間の人々が思い描くパチプロのイメージとは正反対です。
リヴィエラ門下生の中には最初から大志を抱いて入門されるパチプロ志望の人もいらっしゃいますが、どちらかと言えば「パチンコで少しでも小遣い稼ぎができればそれでよい」という人の方が多数を占めます。
期せずしてパチプロになってしまった人は「何故、自分が?」という嬉しい戸惑いを隠せません。
パチプロを専業にすべきか?
中には現在のお仕事を辞めて、パチプロ業だけで生計を立てるべきかと思い悩み、私に相談してくる人もいます。時給換算してパチプロ収入が本業収入を上回れば、このような岐路に立たされるのも無理はありません。
時給換算というのがキーワードです。パチプロ年収が本業年収に勝る人は週5日以上の勤務をしている一般労働者の中にはほとんどいませんが、それは働く時間が違うからです。
もし本業を辞めてパチンコひと筋の生活をすれば年収は間違いなく倍増する・・・という思いが彼らを悩ませます。
パチンコの攻略力というものは至宝です。思いもかけずこのかけがえのない宝を手にした人たちは自分の今後の人生と真剣に向き合うことになります。
しかし、私は最終的な決断はご本人の意思を尊重するとしながらも「社会との接点はなんらかの形で残しておいた方がよい」とアドバイスするようにしています。
今まで心血を注いできた本業を廃業してまでパチプロ業に専念するのもどうかと思います。
人間というものは社会に貢献してこそ輝くのです。パチンコ一本で稼ぎまくった方が本業との兼業で稼ぐよりも年収が高くなるとしても、それで幸せになれるとは思えません。
しかし、今までの生活があまりにも苦しかったという理由から私の制止(?)を振り払い、パチプロに専念された方もいらっしゃいました。
その中のお一人、T.Oさん(宮崎県・男性)はアフリカの子供たちの就学を支援する寄付活動を行っておられます。それが今のT.Oさんの社会との接点であり、パチンコを打つモチベーションにつながっています。
T.Oさんも当倶楽部の理念の共鳴者であり、このような殊勝なパチプロを輩出できたことも当倶楽部の自慢の一つです。
ちなみに、T.Oさんの昨年のパチプロ年収は800万円弱と聞きました。まだ30代の若手プロです。この金額は相当な快挙です。
門下生の男女比
ところで、冒頭に「リヴィエラ倶楽部の門を叩き、晴れてパチプロになった4人の女侍の年収」とありますが、当倶楽部に女性門下生が4人しかいないという意味ではありません。
リヴィエラ門下生の男女比はほぼ半々です。過去1年の間に最強攻略法・海殺しXを購入された方に限って言えば、約6割が女性です。
以前は当倶楽部の知名度が低く、当時の購入者はパチンコの攻略に凄まじい執念を燃やす方々が大半でした。かなり特殊な検索をしなければ私どものウェブサイトやブログは見つかりませんでした。
検索に検索を重ね、当倶楽部との出逢いを経験された方々のほとんどは男性でした。
しかし、コラムでヒットを飛ばしているうちに、当倶楽部の知名度が増し、それほどマニアックでないライトなパチンコファンからの購入申し込みが目立つようになりました。
平均的な男性よりは平均的な女性の方が自由時間に恵まれているということなのでしょう。海殺しXのユーザーの男女比は次第に拮抗してきて、近い将来に男女比が逆転するものと思われます。
浮かび上がる男女の性差
女性門下生の急増とともに、ある事実が判明しました。それは女性の方がパチプロに向いている可能性が高いということです。
男性は一獲千金を狙うギャンブラータイプの人が多いように感じられますが、女性にはそういう大胆不敵な人が少なくて、堅実に勝つことだけに専念する人ばかりです。
小利を重ねて勝利するという当倶楽部のスローガンに忠実な方が女性には多く、1万円でも利益が出れば、その時点でスパッとやめて、いつまでもホールにいないというしたたかさが女性にはあります。
せこい勝ち逃げの連続でも、爆発台にめぐり会えた時は労せずして4万円、5万円の利益になりますので、高勝率をキープしているだけで月間20万円以上のパチプロ収入が転がり込んでくる人が多いのです。
概して女性門下生は無謀な勝負を好まぬため、少々、懐に余裕があっても、ハイリスク・ハイリターンの大勝負に挑むことは滅多にはありません。
私から見て「もう少しだけ欲をかけば、もっと稼げるのに」と思われる時に、すでに勝負への執着がなくなっていて、「今日の夕ご飯は何にしようかしら」、「今からでもショッピングに行ける時間があるかな?」と別のことを考えているようです。
私と日頃からメールのやりとりをしている女性門下生の中には、パチンコで勝った後に成城石井のような高級スーパーでメロンを買ったとかショッピングモールでバッグや靴を買ったというような私的な報告までされる方々が非常に多く、女性が基本的に買い物好きであることがわかります。
それとは対照的に、男性はパチンコでどれだけ荒稼ぎできるかという記録に挑みたがる人が多く、その反動で大勝ちや大負けを繰り返す人が目立ちます。
したがって、海殺しX購入後に着実に月20万円以上稼げるようになる人の比率は女性よりも低くなるようです。
しかし、月に30万円以上稼ぐトッププロは男性が圧倒的多数を占め、特に月50万円以上稼げる人となると、女性の比率は非常に低くなります。(月30〜40万円クラスの女性パチプロは珍しくありませんが・・・)
購入者の全員にアンケートを実施して統計をとったわけではありませんので確実性には欠けますが、日頃から私と交流のある大勢の門下生の話を総合すれば、海殺しXで着実に副収入を得ている人は女性の方が多く、荒稼ぎしている人は男性が中心というのが実情に近いと言えそうです。
そもそもパチプロとは?
パチプロという職業を正確に定義することは容易ではありませんが、仮にパチンコだけだけで生活が成り立つレベルとすれば、月に20万円以上稼げる実力を持つ人ということになるでしょう。
このように定義した場合、当倶楽部の門下生においては、女性パチプロの方が多いという少々意外な事実がクローズアアップします。
しかし、知識や技術に優れていても、連日の残業でなかなかパチンコが打てない男性門下生も相当な数に達しますので、単純に女性門下生の方が腕が上とは言えません。
「パチプロとしての攻略力」という視点で見た場合、恐らく男女差はないと思いますが、主婦や独身女性は企業戦士の男性よりもアフターファイブや休日に恵まれている分、海殺しXでそれなりの収益を出しやすいという傾向があるようです。
もうひとつの男女差
先程も触れましたが、一般に女性はショッピングが好きです。又、男性よりも変化を好む習性があります。毎日、同じような服を着たくないという女性は少なくないでしょう。
外食するにしても男性が行きつけの居酒屋やスナックに足繁く通うのとは対照的に、女性は自分のための新たなレストランや喫茶店を開拓したい人が多いようです。
一日の過ごし方にしても、一つのことだけをずっとやるのはつまらないと思うのか、ホールに滞在する時間も女性は男性ほど長くはないように思います。私の通うホールでも朝から晩までホールに入り浸っている客の大半は男性です。
これはリヴィエラ門下生だけに見られる傾向なのかもしれませんが、女性はパチンコで稼いだ後に買い物や趣味のために時間を使われる方が多く、男性はパチンコを記録に挑む競技と捉え、最高の記録を出すために時間をかける方が多いように思います。
多くの男性はパチンコを打っている最中に稼いだお金で何を買うかというようなことを一切考えていないのかもしれません。
がっぽり稼いだ後にお金の使い道はじっくり考えようと思うのが男性の特徴かもしれません。あるいは、資産を増やして生活を安定させることに意義を見出しているのかもしれません。
どちらが良いとは一概には言えませんが、生活をエンジョイする能力においては、明らかに女性の方が優れていると思います。
有名女性戦士のパチンコ年収
さて、前置きが長くなりましたが、読者の皆様のご興味は当倶楽部で腕を磨かれた女性門下生のパチプロがどのくらいの年収を稼いでいるかということに集中するものと思われます。
今回は4人のパチプロ女性をピックアップ致します。どなたを選ぼうかと迷いましたが、すでにコラムに登場済みの有名人(?)を選ばせていただきました。(※カット写真はイメージです)
今から紹介する4人はどなたも最初からパチプロを目指されていたわけではありません。パチンコに負けることが悔しくてたまらず、「少しでも勝てるようになればそれだけでよい」と思いつめた末、夢の翼、海殺しXに辿りついた方々です。
そして勝ち組に転じてから自分たちがすでにパチプロであることに気づいて愕然としたという体験を共有されました。
1. イチパチの星、M.Oさん(東京都)
イチパチ海物語攻略の達人に登場されるM.Oさんはイチパチ一本で稼ぎまくる新人プロです。
前出の星印コラムで簡単なプロフィールを紹介していますが、元々はミュージカルの女優をされていて、現在は劇団を退団され、整体のお仕事をされています。
勝ち方がパチプロ的なペースになってきたのは今年のはじめとのことでしたので、今回のコラムを書くにあたり、今年の年収を伺ったところ、元日から11月30日までにパチプロ業だけで約210万円の収入があったそうです。
一か月あたりのパチプロ月収は約19万円ということになりますが、今月も19万円稼がれると仮定すれば、M.Oさんの今年のパチプロ年収は229万円ということになります。
整体のお仕事がマッサージ屋さんで週3、出張サービスが週1〜2というハードスケジュールを考えれば、イチパチでこの収支は超一流の証です。M.Oさんの目下の悩みは「彼氏いない歴が2年を超えていること」と伺っています。
M.Oさんとは一度だけお会いしたことがありますが、シェイプアップされた麗しい体と柔和な美貌が印象に残っています。新しい彼氏が見つかるのは時間の問題でしょう。
2.元予備校講師、Y.Mさん(東京都)
2017年9月17日に発表したコラム、【海物語シリーズ】甘デジ攻略の必修事項の冒頭に登場するY.Mさんは海殺しXとの出逢いによって人生に劇的な変化(Drastic Change)が生じた人です。
前出の星印コラムにもY.Mさんの職業遍歴が記されていますが、元々は大手予備校で英語の講師をされていました。
このコラムにもありますように、Y.Mさんはある年の夏、講師が不足していた地方分校に長期にわたって出張することになりました。
出張先のホテルでテレビを見ていると、SANYOのCMに出てくる海物語に感動を覚え、授業のない非番の日にホテルの近くにあったホールで生まれて初めてパチンコを打つことになりました。それが大爆発につながったのが、その後のY.Mさんの人生を狂わしました。
イチパチのの星、M.Oさんもそうでしたが、初めて打ったパチンコで大爆発を経験してしまったために、パチンコ依存症の一歩手前まで行ってしまい、これではダメだと一念発起して、海殺しXと出逢ったところまでM.Oさんの過去の軌跡と一致しています。
その後のY.Mさんの努力は絶賛に値するものでした。ごく短期間のうちに負け組から抜け出し、いきなりプロ級の打ち手に変身されました。
予備校の勤務時間が海殺しXのゴールデンタイム(攻略最適時間帯=夕方から夜)にもろにかぶることが攻略の妨げになると判断したY.Mさんは予備校を退職され、派遣会社を通じて、都内の貿易会社のインハウス・トランスレーター(社内翻訳者)になり、週3で勤務されていましたが、甘デジだけでなくミドルも打つようになってからパチンコの稼ぎが急増したため、現在は貿易会社の仕事も辞め、某企業のコールセンターの英語対応オペレーターとして、週1で働かれています。
専業パチプロにはなりませんでした。社会との接点を持っていた方がよいという私のアドバイスに従った形になっていますが、拝察するに、パチンコオンリーの生活は空しいと判断されたのでしょう。
Y.Mさんは大学院を修了されている才媛です。高学歴の人ですのでパチンコオンリーの生活に耐えられるとは思いません。
2018年のY.Mさんのパチプロ年収は約630万円と聞きました。気になる攻略スタイルですが、午後の早い時間帯はオプショナル商品のカシオペア攻略術で甘デジを中心に打ち、そこで多い時で4万円、少ない時でも1万円くらい稼いでから17時以降にミドルを打つそうです。
自由時間が豊富とはいえ、平均パチプロ月収52万5千円は海殺しXのグランドマスターを認定できるナイスパフォーマンスです。
Y.Mさんとは無数のメール交換をしました。私も英語絡みの仕事をしている関係上、仕事や人生にまつわるプライベートな事柄もいろいろと分かち合いました。
大学院に進学された時、Y.Mさんはキャリアウーマンを目指していて、グローバルな舞台で活躍することを夢見ていたようです。
予備校勤務は彼女曰く「階段の踊り場」にすぎなかったそうです。日本と海外諸国を頻繁に往来する仕事に就くために、ありとあらゆる努力をされたそうですが、なかなか思うようには求職活動がはかどらず、夢に破れたと仰っていました。
語学力という特技を生かしたインハウス・トランスレーターにしても英語対応オペレーターにしても高給待遇のアルバイトにすぎず、キャリアの蓄積にはならないため、そういう意味では挫折の人生であるそうです。
奇しくもミュージカルの世界で大輪の花を咲かせることができなかったM.Oさんの半生を彷彿させます。
しかし、落胆気味のY.Mさんにパチプロという想定外の進路が開かれ、今ではこういう生き方も悪くはないと思い始めているとのことです。
出張先でたまたま目にしたSANYOのCMで一瞬、人生が狂いかけましたが、結果的にはこのお蔭で今の自分があるとY.Mさんは感謝されています。
人生というものは何が幸いするかわからぬものです。Y.Mさんのような逆転人生を歩み出す人を生み出すことが当倶楽部の使命と考えています。
3.桜の王女、S.Hさん(鹿児島県)
東京在住者の紹介が続きましたので、後半では地方在住のパチプロに焦点を当てます。
2019年8月16日に発表したコラム、【攻略準備】Pドラム海物語IN沖縄 桜動画集の冒頭に登場するS.Hさんは鹿児島市内の病院で患者のリハビリを担当される理学療法士です。
当初はリーチ目やハマリ目を頼りにした自己流の攻略で奮闘されていたようですが、当然ながらこんな単調な方法ではトータルで勝てるわけがありません。
意を決して海殺しXを購入されてからS.Hさんの運命は変わりました。
購入のきっかけとなったのは患者の家族とのやり取りであったと言います。脳卒中などで身体が不自由になった患者のリハビリは凄絶を極めるそうです。
あらゆる知識とテクニックを駆使してリハビリに励んでも、重症患者にはなかなか成果が見られないケースが多く、そんな時、患者の家族から心ないクレームを受けることがあるそうです。
リハビリが成功しているからこそ辛うじて現状が維持できているという状況下でよくクレームが発生すると仰っていました。
リハビリをしていなければ、患者の関節は固まる一方で事態は明らかに悪化する状況であるというのに、感謝されることはなく、患者の身体機能がなかなか回復しないことに苛立った家族から「もっと真面目にやれ!」と怒鳴られることがあるそうです。
そんな時、「ド素人は何もわかっていないくせに偉そうなことを言うな!」と怒鳴り返してやりたくなる衝動に駆られるそうですが、もちろん、そんなことは許されません。
患者のために全力を尽くしているのに「すみません」とお詫びをしなければならない時のやるせなさは言葉では表現できないと言います。
そのようなストレスを解消するためにS.Hさんはパチンコを打つようになったのでした。
ある日、例によって患者の家族から理不尽なクレームを受け、何も知らない素人がネット検索等で調べたであろう頓珍漢なリハビリ理論をふりかざして、この道の専門家であるS.Hさんに説教を始めたそうです。
説教している本人は自信満々にいろいろな話をしたそうですが、どの話もピント外れなものばかりであり、「この状況ではその理論は当てはまらない」、「それも一理あるが、この事態に及んではこちらの措置の方が優先される」と低姿勢で反論している時に、S.Hさんは何事においても素人は専門家にはかなわないという「普遍の真理」に覚醒したと述懐されていました。
自分もパチンコに関してはド素人にすぎない・・・この認識が海殺しXとの出逢いにつながったと言います。以来、破竹の勢いで勝ち続けるS.Hさんに昨年のパチプロ年収を尋ねてみたところ、約187万円とのことでした。
ちなみに、S.Hさんが海殺しXを購入されたのは2018年の2月ですので、1月の成績は度外視するとして、187万円を11で割れば月平均17万円となります。ビギナーとしては十分に立派なパフォーマンスです。
ちなみに、今年は元日から11月30日までのパチプロ収入が307万円という報告もありました。確実に腕が上がっています。
今年の平均パチプロ月収は27万9千円ということになりますが、フルタイムで病院勤務をされていることを考慮すれば、十分にトッププロを認定できるレベルです。
これに本業収入が加わるわけですから前出の星印コラムに出てくる「(その気になれば)鹿児島で5LDK以上の賃貸物件に居住可能」という話も現実味を帯びてきます。
「災い転じて福をなす」と言いますが、患者の家族から食らった理不尽なクレームをエネルギーに変換してしまうS.Hさんのバイタリティーと思索の深さに脱帽します。
理不尽な出来事と無縁な人はこの世に存在しません。地上で生活する限り、誰もが例外なく理不尽な出来事に遭遇します。
「自分は何も悪いことをしていないのに、何故、こんな仕打ちを受けなければならないのか?」と他人を恨みたくもなりますが、このような時に逆上すれば、高確率で更なる不運に見舞われるのが人生というものです。
如何に不条理なことであっても笑い飛ばし、大らかな心で罪人を赦し、悔しさを大きなエネルギーに変換する能力の有無がその後の人生の明暗を分けます。
神様は素人の無知無学に腹を立てず、ぐっと堪えたS.Hさんをお見捨てにはならなかったようです。
看護師ではありませんので白衣の天使とは言わないでしょうが、S.Hさんは海殺しXというかけがえのない翼を手にしました。この翼を羽ばたかせ、どこまでも飛翔していただきたいものです。
ちなみに、最近のS.Hさんの得意機種はドラム海物語IN沖縄 桜バージョン。複数機種が混在するシマでスペック差を利用して華麗な攻略を展開されるS.Hさんは桜の王女の称号が相応しい、当倶楽部女性門下生の憧れのパチプロの一人です。
4.文豪パチプロ、R.Eさん(愛知県)
最後にご登場願うのは当倶楽部女性門下生のエース的存在であるR.Eさんです。今回紹介する4人の中で唯一の既婚者です。
ご結婚前は幼稚園の先生をされていて、現在は専業主婦として育児に忙しい生活を送っておられます。
今までの3人がキャリア志向であるのに対し、料理やアロマテラピーが大好きなR.Eさんは普通の女性としての幸せを探求される人という印象を抱きます。
R.Eさんの特技はエッセイスト顔負けの抜群の文章力! 文章を通じて筆者の人間的な魅力が滲み出ることはよくありますが、2017年4月12日に発表したコラム、若い女性から届いた泣けるメールの引用部分(R.Eさんの手記)はまさに彼女の軽妙洒脱な文章の真骨頂であり、チャーミングな女性の片鱗を垣間見せるものでもありました。
R.Eさんは出産をされてから一時的にパチプロ業はセミリタイヤ状態となりましたが、お嬢様が保育園に入ってから現役復帰を果たされ、今では独身時代のパチンコ収入に戻っています。
本稿執筆のために、昨年のパチプロ年収を尋ねてみました。なんと約646万円とのことです。平均パチプロ月収53万8千円というのは女性としては圧巻です。(ひょっとして旦那様の稼ぎよりも上なのでは?)
女性門下生の中では確実にベストテンに入る大御所です。
普通の主婦の内職、アルバイトでは、どんなに頑張っても月に10万円か15万円が精一杯でしょう。全ての人が海殺しXで成功するわけではありませんが、海殺しXが夢の翼であることを如実に物語るデータです。
R.Eさんからは家族旅行の写真をメール添付で送っていただいたことがあります。さすがにそれはここでは公開できませんが、上のカット写真の女性によく似たモテ顔です。
美人にもいろいろな種類がありますが、如何にも男性受けするキュートな女性です。とてもミセスには見えません。
私の心配はただ一つ。あまりにも魅力的な文章から判断して、R.Eさんは聡明で人当たりの良さそうな人とお見受けします。ホールでパチンコを打っている時にスケベな男にナンパされるのではないかと冷や冷やしています。
以前も休憩中に他の客と話が弾み、「外でお茶でも飲みませんか」と誘われたそうですし・・・
旦那様を愛し、お嬢様を大切にされるR.Eさんが道を誤ることはまずないとは思いますが、厳格な師匠の戯言が彼女の心の片隅に留まることを願っています。
私の名から一字取ったというご令嬢、智海ちゃんの健やかな成長をいつも祈っています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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<当倶楽部紹介>
超人気コラム復活!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
アクセス急上昇
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
<推奨コラム>
★来たれ、パチプロ登竜門
]]>胸キュン
予想外の出来事
海殺しX事務局便りに発表したコラム、海殺しXで借金地獄から生還した人のアクセスが大爆発しています。事務局便りの読者数は当ブログの半分以下ですので、そこそこのヒットは結構あっても、大ヒットは滅多に出ません。
新記事を出すたびに、最初の一週間は「にほんブログ村」の注目記事で紹介されますのである程度の注目は浴びますが、注目記事から姿を消した後はアクセス数が急減するのが通例です。ところが、今回ばかりは注目記事から外れた後もアクセスの勢いが全く落ちません。期せずして、事務局便りのコラムとしては【大殊勲】100万円プレイヤーの誕生!以来の大ヒットとなりました。
最強攻略法・海殺しXで一か月に100万円以上も荒稼ぎしたリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の武勇伝が反響を呼ぶことは想像に難くなく、実際にその通りになりましたが、上記のコラムはごく一部の人にしか読まれないと思っていました。
ギャンブル狂の宿命
ところが、蓋を開けてみればビックリ仰天! いつまで経ってもアクセスが落ちません。どなたかがツイッター、フェイスブック等にシェアした形跡もなし。記事のタイトルも検索で表示されるようなものでもなく、理由がいまだに判明しません。一つだけわかることは、パチンコを含めギャンブル類に熱中している人々にとって、借金は実に身近なものであるということです。(当倶楽部は運ではなく実力で勝つことのできるパチンコをギャンブルとは考えていないのですが、世間ではパチンコはギャンブルとされており、法律ではパチンコはギャンブルに準ずる扱いを受けています)
ノーベル賞を汚すな!
私が日頃から腹立たしく思うことは、事務局便りに頻繁に消費者金融の広告が掲載されることです。無料ブログゆえにこればかりはどうすることもできませんが、私が精魂込めて作り上げたパチンコ攻略ノウハウにケチをつけているように感じられ憤慨しています。こんな広告ばかりが自動表示されるのは人を馬鹿にしているとしか思えません。以前も書きましたが、最強攻略法・海殺しXはノーベル賞に値する世紀の大発見です。
特に後に追加されやオプショナル商品、カシオペア攻略術にて解説する「危険領域の概念」とそれを応用した攻略ノウハウ、危険領域速攻法は同業者(攻略法販売業者)のどこも見抜いていないと思われるお宝攻略です。又、カシオペア攻略術が教える「ある特定回転数で当たる台は高確率で爆発する」という情報も日本で誰ひとりとして気づいていない重大な秘密といえましょう。
現実にはノーベルパチンコ賞というものは存在せず、自分で自分に賞を授けているようなものですので、こんなことで立腹しても、世間に笑われてしまうことが落ちですが、それでも消費者金融の広告だけは許せません。
パチンコ攻略サイトにアクセスするような人々はお金に困っていて借金と背中合わせであるとでも思っているのでしょう。今、この記事をお読みになられている貴方も馬鹿にされているのです。リヴィエラファンの皆様は「ノーベル賞を汚すな!」と怒りの声を上げて下さい。
聖書の言葉
聖書には「金持ちが天国に入るのは、らくだが針の穴を通るよりも難しい」という言葉があります。
これは聖書によく見られる誇大表現ですが、その意味は「金の亡者になるとろくなことはない。金を持たなければ清い心を保てたのに、巨万の富を手にしたが故に、邪悪な欲望が魂を滅ぼし、その人を天の国から遠ざける」ということです。
実際は金持ちでも謙遜な心を持ち続けて他人に優しければ、死してのちに天の国に入れるのですが、「一般人と比べて金持ちには誘惑が多いため、気をつけなさい」という警告になっています。金持ちが絶対に天国に入れないわけではありません。
不思議なことに、お金をいくら持っていても、それだけでは人は幸せにはなれません。私が今までの人生で出会った人たちから受ける印象にすぎませんが、そこそこの金持ちはわりと充実した幸せな人生を歩んでいるように見えます。
しかし、都内一等地に億ションと呼ばれるような高級マンションに住み、別荘を何軒も所有しているような桁外れの大金持ちはさほど幸せには見えません。
守銭奴とでも言うべきなのでしょうか。彼らに共通するのは少し偏屈なところがあり、お金は一般人の10倍、20倍持っていても、周囲の人を幸せにするためにお金を使うという発想がありません。「俺は努力して財を築いた。おまえらも俺みたいになりたければ、少しは努力せよ」と言わんばかりの態度をとるため、親しくなりかけた人もすぐに離れてしまいます。
彼らは人としての何かが欠落していて、友だちがほとんどいません。それだけのお金があれば、友だちの分まで旅費・交通費を負担してでも海外でバカンスを過ごすことも十分に可能なはずなのに、海外旅行に誘える友がいないという皮肉。休みの日に学生時代の友人と会って安い居酒屋で飲んでいる一般社会人の方がよほど幸せではないかと思えてきます。
お金・・・不幸減らしの道具
私には確信していることがあります。それは「お金は決して人を幸福にはしない。お金は人の不幸を減らすものである」ということです。
人は誰もが「人生の障壁」と戦い続けます。人を襲う艱難辛苦は多種多様であり、それは病気かもしれない。人間関係上のトラブルかもしれない。リストラ、失業、転職の失敗なども人を絶望の淵に沈ませます。家庭の問題も深刻です。夫婦仲が最悪、子供が非行に走る、家庭内暴力など世の中には家庭絡みのトラブルが幾らでもあります。離婚やそれに伴う高額な慰謝料、その後の子供の養育費なども耐え難い心痛でありましょう。
こうして見ると、これらの不幸の一部はお金の力で解決できることに気づきます。もちろん、何十億の資産があっても解決不可能な問題もあります。人間関係などはその最たるものです。
しかし、お金の力を利用して周囲の人たちと良好な関係を維持するためのちょっとした工夫さえ怠らなければ、回避できたケースもあるといえないでしょうか。
たとえば、職場で敵対関係にある同僚に子供が生まれた時、「お祝いだよ」と金一封を包んで渡せば、その後、その人は自分に対する悪事を働きにくくなります。
難病もお金では解決できないトラブルの典型です。不治の病であれば、いくらお金があっても役に立ちません。しかし、難病でも保険外治療に分類される高額な医療費さえ支払えば助かるケースもあります。
失業は今まで自分が築き上げてきたものが一瞬にして消え去るという精神の苦痛をもたらします。こればかりはお金の力では解決しませんが、当面の生活不安は豊かな所持金で楽に征服できます。
このようにお金というものは決して万能ではありませんが、ないよりはあった方がよいのです。特に不幸減らしに貢献するお金の力は、はかりしれないものがあります。
奇跡の攻略ノウハウ
前述の聖書の言葉から私は次の名コピーを思いつきました。
「パチンコ攻略法でパチンコに勝つことはらくだが針の穴を通るよりも難しい」
これは「パチンコ攻略法なるものの大半はインチキなものであるが、中には針の穴を通る奇跡のらくだ(真の攻略ノウハウ)が実在する」という意味です。
私の考案した最強攻略法・海殺しXもそのうちの一つです。これを馬鹿にする消費者金融の広告は断じて許せません。
名誉毀損で訴えたくても、このような広告はギャンブルサイトにランダムに表示される仕組みとなっているだけであり、広告主である消費者金融を営む企業にはそのような意図がないだけに全く勝ち目がありません。実に不条理な世の中になったものです。
門下生の証言
私の怒りはリヴィエラ門下生であれば共感していただけるはずです。一例を示しましょう。数ヶ月前に最強攻略法・海殺しXのオプショナル商品、カシオペア攻略術を追加購入されたK.Uさん(埼玉県・男性)からいただいたメールを本名をイニシャル表記に変えて以下に抜粋します。
つい先日にカシオペアを買ったUです。海殺しXで月間二桁の勝利(筆者註・10万円以上という意味)が定着して一年が過ぎました。
少ない時でも12万円代、多いときは25万円を超えます。これは自分がどれだけ打つかにかかっています。最低でも週に2回は打ちますが、負けが少ない時は週2ペースでも20万円になることがあります。海殺しXには感謝しきれない私です。
お礼の意味もあってカシオペアも購入させていただいたのですが、おかげで負けることがほとんどなくなりました。特に同じユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと)の台が危険領域に入ったタイミングで打つ打法(筆者註・危険領域速攻法)の威力には驚いています。
自分の台に魚群が出て当たらなかったときはすぐにユニット内のどこかの台が当たるので、危険領域に当たり番(筆者註・ホルコンが次に当たりを予定している台)が移動しやすいという法則は間違いなく真実だと確信しました。よくこんなことを看破しましたね。佐々木さんとの天才ぶりに舌を巻いています。
カシオペア購入後は危険領域を利用して勝つのが自分の勝ちパターンになりました。今の自分はホールに入ってから1.強いユニットをいくつか見抜く→2.強いユニットの動向を観察→3.強いユニットのどこかの台が危険領域に入ったときに打つという3つのプロセスを繰り返しているだけです。
これで無駄な投資をかなり省くことに成功しました。ホルコン攻略しか知らなかったころは、よく当たっても投資額も多かったので連荘が伸びないときは負けることも少なくなかったです。ただ今の自分の悩みは打たずに観察している時間が長いので周囲の人から妙に思われることです。
今後の課題は技術的なことではなく、カムフラージュ作戦の幅を広げることだと思ってます。時々、上皿に物を置いて席を離れ、休憩所のソファー(ここからでも観察可能)で休んでいるふりをしたり、席上で休むときは佐々木さんのアイデアを借りて台の横にかかっているゲーム説明を読んでいるふりなどして、怪しまれないようにあらゆる方法を使っています。
スマホで佐々木さんのコラムを読むときもあります。その都度、ランキングサイトのバナーをクリックしていますよ!(筆者註・ランキングサイトのバナーとは本記事でも文末に設置されている「パチンコ攻略・裏技」と書かれた、にほんブロ村の白いバナーのことです。Uさん、どうも有難うございます)
本来のカシオペアとゆうのは前の日に好調台に変わった台をチェックしておいて、それを次の日に指定されたタイミングで打って爆発させる攻略法だと思うんですが、オマケの危険領域の攻略法だけでも1万円では安すぎるくらいだと思いますね。
●●回転目(筆者註・原文は伏字なし)に当たる台がかなりの確率で爆発に向かうという説もその回転数でリーチがかかった台がその後わりとすぐに当たりやすいという説も私の実体験から真実だと思います。
本当によくこんなことに気づきましたね。だけど、●●回転目にリーチがかかってその後100回転以上回しても当たらない台ははまりやすいとも思います。大はまりになった場合、その後に爆発しやすいことも確認しました。・・・(中略)
事務局便りのコラムで借金の返済に海殺しXを利用した人の話には感動しました。お礼に10万円も寄付するなんて、ずいぶんと太っ腹な人ですね。それだけ嬉しかったということなのでしょうね。
その人にはこれからも勝ちまくって今までの災難を吹き飛ばす幸せな暮らしを送って下さいと私からの伝言をお伝えいただければと思います。同じ門下生の一人として応援しています。・・・(後略)
K.Uさんへ
戦跡報告を兼ねたご感想のメールを誠に有難うございました。危険領域速攻法の効果と●●回転の神秘につきましては、どなたも同じようなご感想をこぼされますが、同じ内容のメールを頂戴するたびに嬉しく思います。
Cf. カシオペア攻略術の神秘の回転数(パチンコ全機種攻略)
この二大発見こそが当倶楽部が誇るべき私どもの最大の功績であり、この発見こそがノーベル賞に値すると自負するものです。
最強攻略法・海殺しXで借金返済に成功したK.Wさんには貴兄からのメッセージをすでに伝言済みです。
K.Wさんは同門の人からの激励に感激されていました。K.Wさんからは「そちらも頑張って下さい」とのご伝言を預かりましたので、この場を借りてお伝え致します。
カシオペア攻略術の隠れた魅力
K.UさんとK.Wさんはイニシャルも似ていますが、カシオペア攻略術を武器に躍進を遂げたという点でも共通しています。実はK.Wさんの借金返済の原動力となったのもカシオペア攻略術でした。K.Wさんがはじめてカシオペア攻略術を手にした時の喜びを伝えるメールが過去にあったのですが、誤って消去してしまったらしく、どうしてもそれが見当たりません。残念ながらここでは紹介できませんが、まだ購入されていない方々のために、このたび言及した二大発見にのみ焦点を当て、以下に概要を記します。
危険領域速攻法と特定回転数の秘密は海物語シリーズのみならず、あらゆるパチンコ機種にも通用することから究極のオールマイティー攻略と申しても過言にはあたりません。
その後の研究で判明したことは以下の通りです。
?確変中にカシオペア攻略術が教える「特定回転数」でリーチになる台は、それで当たらなくても次に確変当たりが生じやすい。
?確変中にこの特定回転数でリーチがかかり、単発当たりが生じた場合は時短中、もしくは時短終了直後の当たりに期待が持てる。但し、それが確変当たりとは限らない。
?時短中にこの特定回転数でリーチがかかる台はその時短中もしくは時短終了直後に当たりが期待できる。時短中の当たりであれば確変当たりになりやすい。
?設定付き新基準機(新規則機)で朝イチでこの特定回転数で当たる台もしくはリーチがかかる台は高設定の可能性濃厚。但し、最初から好調な出だしをするとは限らない。
補足:
?と?は確変ループタイプ(確変になりさえすれば次の当たりが保証されている機種)の甘デジにも当てはまる。
?は確変ループタイプのみならず甘デジST機及びミドルのST機にも当てはまる。
?はミドルの場合、好調なパフォーマンスに転じるまでに時としてそれなりの投資が強いられることもある。何度か当たっても、それが単発や確変2〜3連荘であれば、出玉を使い切ってふり出しに戻り、再度の投資を行わなければならないことがある。しかし、その間にその台が属するホルコン上のグループが強くなれば、ある時を境に爆発しやすい。(ここでいう「ある時」とはグループ内の他の好調台が危険領域に突入して停滞する時が大半を占める)
最強攻略法・海殺しXの弱点は朝イチの時間帯における攻略ノウハウの完成度が決して高いとは言えないことです。
体力値理論などは朝イチには使えませんし、何よりも厄介なのは好調サイクル台が朝イチの時間帯には簡単に当たらなかったり、当たっても4連荘未満のくだらない当たりになりやすいことです。(その理由はホルコンが作るグループの強弱が開店直後には定まっていないため)
したがって、上記の?に該当する台に爆発を夢見て悪戯にお金を注ぎ込むことはやめて下さい。
このような台はグループ内の他の台が多連荘(4連以上)を連発した後に本領を発揮することが多いため、朝イチに打って例の回転数でリーチがかかった場合は、その後の50回転以内に当たらなければ別の台に移り、何時間か過ぎた後にその台が属するグループから多連荘した台が何台もあったことを確認してから打つ方が賢明です。
末筆となりますが、カシオペア攻略術の恩恵で多額の借金を返済されたK.Wさん(もはやトッププロ)とセミプロを卒業しかけているK.Uさんのますますのご多幸をお祈り申し上げます。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
超人気コラム復活!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<アクセス爆発>
<購入者の声シリーズ>
<リヴィエラ門下生の幸せ体験談>
<番外編>
★夢が降りたつパチプロ空港
]]>ドラム海物語シリーズは大海物語シリーズ、スーパー海物語IN沖縄シリーズ同様、最強攻略法・海殺しXとの相性が抜群に良い。Pドラム海物語IN沖縄 桜(バージョン)の攻略にも海殺しパワーの炸裂が大いに期待できる。カシオペア攻略術、ウルトラ速攻法を二大看板とする最強攻略ノウハウの威力に乞うご期待!
関連コラム:
はじめに
本題に入る前に、例によってリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)のご活躍を紹介させていただきます。今回、スポットライトを当てるのは新人門下生のH.Sさん(富山県・女性)です。(以下、本名をイニシャル表記に変えて全文転載)
今年3月に購入させていただきました、富山県のSと申します。購入してからひと月はなかなか上手くいかず、勝ったり負けたりの繰り返しでした。が、何度もテキストを読み返して実践を続けた成果が出たのか5月から突然勝ち組に転じ、6月に入った今は20万ほどのプラスになっています。
先日は初めての大爆発を経験しました!
5 連、4連、12連、4連と突確を4回含んでおりますが合計25回でした。だいぶ疲れも出てきていたのでそこでやめましたが、その台は次の日も朝一すぐに5 連、10連と出ていました。やめるのは時期尚早だったかなとは思いましたが、なかなか勝てなかった私が狙い通りの台でこんなに勝つことができただけでも本当に嬉しかったです!
購入して本当に良かったです。ありがとうございました。
購入した後で気付いたのですが、私にもT.Kさんの攻略法を教えていただけないでしょうか。
お手数をおかけしますが宜しくお願いします。
リヴィエラレディース大活躍!
一か月という期間は長かったかもしれませんが、それでも負けない程度(勝ったり負けたり)の成績で試行錯誤を終え、ようやく軌道に乗ったSさんに心よりお祝い申し上げます。
当ブログでも頻繁に紹介していますが、最近は女性門下生の活躍がやけに目立ちます。つい最近も事務局便りにパチプロになることを決意された女性公務員の特集を組んだばかりです。(Destiny〜パチプロ志願者の決心参照)
購入者特典として、申請のあったH.SさんにはすでにT.K氏の不思議な攻略法を無料進呈していますので、今後はこれも併用して不思議な連荘(?)を楽しんでいただきたいと思います。
機種名の謎
さて、本題に入りますが、SANYOの子会社、サンスリーが2019年の8月上旬にPドラム海物語IN沖縄 桜という新機種を出すことは読者の皆様もすでにお聞き及びのことでしょう。
メーカー発表による機種名はPドラム海物語 桜となっていますが、プロモーションビデオでは終わりの方でPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンと称しており、果たしてどちらが正式名称なのか現時点においてはわかりませんが、本稿においては、一般的に使われているPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンという呼称に統一致します。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンは大当たり確率や連チャン継続期待値において、過去の海に例を見ない画期的なスペックとなっています。
今でも安定した人気があるとはいえ、かつてほどの(市場を独占した頃の)絶大な人気はなくなった海物語ですが、今回の新作で一気に盛り返そうとするメーカーの魂胆が見え隠れします。
万人に愛される機種を出し、業界の絶対王者のベルトを奪還するためには、長ったらしい機種名は不利になることをメーカーは危惧しているのかもしれません。ドラ海沖桜(当倶楽部命名の愛称)のヒットを祈願して、今夜は冷えたビールで乾杯しようと思います。海物語シリーズあっての我々ですから。
注目点
前作、PAドラム海物語IN沖縄の通常時大当たり確率は6段階の設定によって異なり、89.8分の1〜109.9分の1とほぼ甘デジ並みでしたが、Pドラム物語IN沖縄 桜バージョンはライトミドルとなっています。
しかし、特筆すべきは、通常時大当たり確率が139.4分の1〜159.8分の1(6段階設定)とかなり甘めのライトミドルに仕上がっていることです。
このくらいの大当たり確率ならば、甘デジファンも呼び寄せることができるでしょう。あの手、この手を使って作戦を練るメーカーの知恵に感心します。
度し難い勘違い
一般のパチンコファンは大当たり確率が甘い機種ほど当たりやすいと盲信しています。ある意味でそれは決して間違ってはいないのですが、パチンコの台を単体で回し続けた場合、最終データはメーカー発表通りの大当たり確率に収束するというだけのことです。
多数の台が相互に関連し合っているホールではそれは大きな間違いです。
これは今や公然の秘密となっていますが、ホールコンピュータ(ホルコン)による大当たりの誘発がホールで発生する大当たりの約95パーセントを占めます。
ホルコンが数台を束ねて構成するグループ(ユニット)の強弱と各台のロムの優劣(※海殺しXのテキストブックで解説するサイクル状態)が当たりやすさと連荘力を左右します。(ホルコンのグループ構成及びそれを利用した攻略法もテキストブック参照)
極論すれば、ミドルでも「強いグループの強い台」は甘デジ並みに簡単に当たってしまいますし、たまに単発や確変2〜3連荘を出すことはあっても、ほどなくして再度の初当たりが発生し、多連荘するものです。
甘デジでも「弱いグループの弱い台」はミドルの悪い台並みにハマることもありますし、200、300程度のハマリ(甘デジの場合はこのくらいの回転数でも十分にハマリ)ですんだとしても、サイクル変換が起こらぬ限り、あるいは、グループの力に変動が起こらぬ限り、その後も再びハマる宿命にありますので、その台に座っている人は甘デジを打っているという感覚にはなれないはずです。
甘デジであっても信じられないような大ハマリは発生します。甘デジで700、800回転とハマっているうちに、近くのミドル機が連荘終了後、50回転もしないうちに何度も当たり続ける光景はさほど珍しいものではありません。
これは本稿の趣旨から離れますのでここでは言及を避けますが、興味のある方は以下のコラムをご高覧下さい。
専門知識を欠く素人はパチンコ攻略において度し難い勘違いをしています。このような考え方を修正しない限り、永遠に勝ち組には入れません。冒頭に紹介させていただいたH.Sさんが無事に勝ち組に入ることができたのも素人の発想と決別したからでした。
「バラエティー攻略」で仕留める
攻略センスに溢れるリヴィエラ門下生の方々は、Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの特殊スペック(ライトミドルにしては異常に甘い大当たり確率とST継続期待値の80パーセント超え)を見て瞬時に攻略の糸口に気づかれたはずです。
そうです。当倶楽部が提唱する【おすすめ】パチンコバラエティーコーナー攻略がこの機種には最適なのです。
このコラムは私の悪い癖で最初にパチンコとは無関係な世間話を長々と綴っています。お忙しい方はこれを読まずに当ブログが発表した以下の二つの攻略コラムをお読み下さい。極めて重要度の高い攻略情報です。
これはもはやコラムというよりも論文です。
攻略上級者向けに書かれていますので、攻略初心者の方は重要ポイントをしっかりとメモされることを推奨致します 上記のコラムではミドルと甘デジが混在するバラエティーコーナーを例に攻略技法を解説していますが、パチンコの攻略というものは原理さえ理解できれば如何様にも応用が利くのです。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンがそれよりも辛いスペックの機種(例・大海物語4、大海物語4 BLACK、Pスーパー海物語IN JAPAN2等、大当たり確率がPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンよりも厳しい機種)と同じシマに設置されているホールでは、Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンを甘デジとみなして、上記のコラムが教示するバラエティーコーナー攻略をそのまま使用することができます。
新時代の攻略理論
過去の記事でも折に触れて言及していることですが、昨今のホールではバラエティーコーナーが大流行しています。
このトレンドは甘デジから始まりました。よほどの大型店でない限り、一機種だけの甘デジで一つのシマを埋め尽くすことは困難です。できるだけ多くの甘デジを設置してお客さんに楽しんでもらうためには、一つのシマに十種類以上の甘デジ機種を混在させるしかなくなり、このパターンが定着しました。
その後、「甘デジファン」という人種が生まれ、その影響でミドルを打つ人が減りました。必然的に大型店を除いて、ミドルでも一つのシマに複数機種が混在するのが当たり前のようになり、甘デジほど多機種ではないにせよ、一つのシマに2機種を置いたり、3機種、4機種を置くホールが増え始めています。
これはミドルのシマのバラエティーコーナー化を意味します。このような時代の流れとともにスペック差を利用した上記の攻略ノウハウが誕生したのです。
海物語バラエティー
大型店を除き、Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンを既存の海物語シリーズと同じシマに設置するホールは少なくないと思われます。
かつては、海物語シリーズの新機種が導入されると同時にそのひとつ前の機種が撤去されるパターンが一般的でした。
しかし、パチンコ人口の減少や二極分化(ミドルファンと甘デジファン)に伴い、どのホールも新機種を大量に導入できなくなりました。結果的に前の機種が残るばかりか前の前の機種も残ったり、それよりも前の機種も残るという事態が現出しました。海物語シリーズの数機種で一つのシマを構成する海物語バラエティーのシマはかなり一般的になりつつあります。
スペック大戦争
大海物語4はパチンコ規制が始まる前に出た機種ですので、その爆発力に魅了される人は今でも後を絶ちません。
Cf. 海殺しX、大海物語4で大爆発!
多くのホールで撤去期限のギリギリまで据え置かれることになるでしょう。スーパー海物語IN沖縄4はそろそろ撤去期限を迎えるはずですが、Pスーパー海物語IN JAPAN2はバリバリの現役です。
Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンが大海物語4やPスーパー海物語IN JAPAN2等と同じシマで一緒になる可能性は極めて高いと予想されます。
ここでスペック大戦争が勃発することになります。すなわち、スペック差を利用したより洗練されたホルコン攻略の出番となります。これこそが新時代のパチンコ攻略なのです。
上記の攻略コラム(論文)をお読みになればおわかりのように、台のロムの強さが同じであれば、ホルコンは大当たり確率の甘い機種の方を優先的に当たり番(=次の当たりが予定される台)に選ぶ傾向があります。(但し、その台が同グループの台の当たりを経ずに、何度も続けて初当たりすると、グループ内の他の好調サイクル台に当たり番が移り、好調サイクル台の快進撃が終わるか一時休止になった時点で通常サイクル台にも当たりが発生しやすい仕組みとなっています)
実際には海殺しXのテキストブックが解説するサイクル変換の秘密も絡んでいるため、ある条件が整った時に突然、ハマリ台が爆発したりして、必ずしも素人の読み筋通りにはなりませんが、ホルコンの知識が少しでもある人にとっては、上記の攻略コラムはバイブルとなることでしょう。
今の時代、どのホールも複数機種が混じり合うシマが必ずと言ってよいほどあるはずです。ホルコン攻略は機種を問わないため、上記のコラムが教える攻略ノウハウは海物語シリーズ以外でも使用可能です。
Pドラム海物語IN沖縄 桜のPV
さて、このへんでメーカーが製作したPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンのプロモーションビデオを紹介したいと思います。今回は約3分のシェイプアップされたPVになっています。(下の画像をクリックすればご視聴になれます)
「継続は桜なり」という諧謔に富んだ名コピーがPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの本質を突いています。Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの確変機能は攻略初心者が嫌う傾向にあるST(回数限定付き確変)ですが、Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョンは全ての当たりが確変=ST突入となります。
これはまさに海殺しXのために存在するような機種です。少し専門的にはなりますが、その理由を今から論理的に説明致しましょう。
★続きはPドラム海物語IN沖縄 桜バージョンの攻略(後編)にて
(後編で解説するST攻略ノウハウはPスーパー海物語IN JAPAN2 金富士バージョン等、ST機全般に通用するお宝情報です!)
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<海物語シリーズ攻略>
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<Pスーパー海物語IN沖縄5関連>
<Pスーパー海物語INジャパン2関連>
<Pスーパー海物語IN沖縄2関連>
<当倶楽部紹介>
★あらゆる機種の攻略に挑む
最強攻略法・海殺しXの公式HPへ
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★Pスーパー海物語IN JAPAN2の攻略で意気上がる数々の最強攻略法・海殺しXユーザー。その中でも刮目に値する某公立高校教諭の凄まじい爆発経験と攻略の手口を本人から届いたメールを紹介しつつ、最強攻略法・海殺しXの生みの親が詳細に解説する。
※本記事は【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1の続編です。
A.Nさんからのメール(8)
・・・(7)からのつづき
さすがに私も長時間のプレイに疲れてきました。わんパラでも稼げたので家に帰って旨いビールでも飲みたくなりました。ですが、気になったのはあの台です。そう、沖縄4のあの死に台。
閉店までまだまだ時間があったので行ってみると、もう誰も打たない台になっていました。思うのですが、この台は今までに何回も魚群を外しているはずです。うちのホールのお客さんはこういうことだけにはチェックの目が厳しいです。オオカミ少年のたとえ話ではありませんが、もう誰からも信用されていない台でした。
ユニット内を見渡すと、遊び台に転落した沖縄4の台が大ハマリの後に8連荘した後でした。私はこれは行けるかもと思い、ダメ元でこの最悪の台に座りました。回転数は1923、とりあえず2000回転までは粘ってみようと思いました。
すぐに打ったら10秒もしないうちに私が爆発させたジャパン2の台が500すぎで確変で当たりました。体力値を少し回復していたようです。私は打ち出しをストップして海殺しXの基本、空き台待機作戦に出ました。
私は残り数本の煙草を立て続けに吸って勝機が来るのを待ちましたが、ジャパン2の台が確変中にハマりだし、なかなか終わってくれません。スマホでリヴィエラ倶楽部さんの最近のコラムを読んで時間をつぶしているうちにジャパン2の台にまた確変が入りました。もう爆発台ではないけれど、その生命力には感心しました。
私が海殺しXを購入した頃の佐々木さんとのメールのやりとりで「大病なしに80才になった人はそう簡単には死なない。健康にさえ気をつけていれば90才まで生きられる可能性がある。これと同じでかつての好調台にも生命力があり、最盛期を過ぎた後も何回かの試練を乗り越えれば、その後にもうひと花咲かすことが多い」というお言葉を思い出しました。
本当にそうですね。沖縄4の8連荘にしても私が爆発した後、停滞したジャパン2も。・・・つづく
やはり、諦めきれませんでしたか。私がA.Nさんの立場でも同じ行動をとったでしょう。死に台の深追いはタブーですが、このグループはその台を除く全台が栄光の時を経験した恐ろしいまでの強さを持ったグループです。
こういうグループだけ例外的に夜の時間帯に昼間は死に台の役割を担わされていた最悪の台にも活躍のチャンスが与えられることがあります。肝心なのは時間です。閉店までにそのチャンスが巡ってくるかどうかは他の台のそれまでの当たり番キャッチボールのスピードにかかっています。
ミドルの場合、各グループのチャンピオン台が3時間くらいは王者として君臨することが多く、時には一度、チャンピオンベルトを失っても、ハマリの後にベルトを奪還するケースもあり、死に台には終日、チャンスが回ってこないことの方が多いのですが、強いグループは当たり番のキャッチボールが頻繁にあるため、当たり番がスキップされればされるほど死に台の当たりが現実味を帯びてくることも事実です。
そして、強いグループの死に台は、当たりさえすれば高確率で爆発します。それはグループ内の全ての台がくたばった後だからです。敵なし状態となったかつての死に台は今までの鬱憤を晴らすように凄まじい勢いで爆発するのがパチンコの真理です。
スーパー海物語IN沖縄4の元チャンピオン台が大ハマリの後に8連荘したそうですが、二度目の大連荘後は高確率で沈むものです。
したがって、息を吹き返したPスーパー海物語IN JAPAN2も完全にのびてしまえば、スーパー海物語IN沖縄4の死に台にも遅すぎた春が訪れるかもしれません。
では、興味津々の結果を見ることに致しましょう。
A.Nさんからのメール(9)
(8)からのつづき
私が爆発させたジャパン2には体力値が補給され、多連荘していました。私は少しも後悔していません。だってそうでしょう。復活するまでに軽いはまりが何回も必要だったわけですから。自分で打ち続けていたら復活までたどりつけたとしても、持ち玉をかなり減らしていたことになります。
そのジャパン2の5連荘目にウルトラ速攻法が使えるチャンスが来ました。私はすぐに打ちました。1923回転で打ち出したこの最悪の台が1929回転目で良いパターンの一発告知で確変で当たったのです。これは2連荘で終わりましたが、私が時短に入ってから6連荘でストップしたジャパン2が時短直後に単発で当たったので、これは出がらしの茶であると思いました。
(筆者註・その語の展開に期待が持てるの一発告知に関しては、海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学参照)
私の予想通り、ジャパン2の時短中にすでに時短を終えていた私の台に突確が来て、そのまま13連荘しました。ジャパン2は私の爆発の犠牲となり、その後は良いところなしでした。
今回の勝負ほど爽快な勝ち方は今までに経験したことはありません。今までの佐々木さんのご指導に心からお礼を申し上げたいです
ジャパン2aで18+2連荘、ジャパン2bで9連荘、甘デジのワンパラで7連荘、沖縄4で2+13連荘がこの日の私の成績です。
佐々木さんはもう忘れていらっしゃると思いますが、過去のメールで「あなたは実力があるがまだ甘いところがある。リヴィエラ学院の卒業証書を渡すのはまだ早い」と私に厳しいお言葉を投げかけられたことがありました。私は愛の鞭だと思ってかえって嬉しかったのですが、今日の私の立ち回りはいかがでしょうか。赤点スレスレで卒業させてくれますか?・・・(後略)
卒業証書
A.Nさん、もう何も言うことはありません。感無量です。赤点すれすれなんてとんでもない。今の貴兄は特待生かもしれません。不躾な私の過去の発言をお許し下さい。遅まきながら卒業証書を発行します。
又、A.Nさんには新称号、海殺しXロジカルマスターを授与させていただきます。社会的にはなんの役にも立ちませんが。 将来、転職の際に履歴書の資格欄に「海殺しXロジカルマスター(民間資格)」と書き込まれてみては如何でしょうか。かえって不利になったりして。
免状の授与
以下は当倶楽部がA.Nさんに発行するロジカルマスターの免状文面です。
A.N殿
貴殿ハ夙(つと)ニパチンコ研究ニ
丹念ニシテ攻略怠ラズ
爆発力顕著ナルヲミトメ
茲(ここ)ニロジカルマスターノ
称号ヲ允許(いんきょ)ス
優れた論理性
本来、パチンコの攻略力に老若男女、社会的地位、学歴などは全く無関係なのですが、A.Nさんのメールからは数学で鍛えられた論理的思考力を垣間見ることができます。筑波大学の大学院まで進学されたインテリだけのことはあり、パチンコの攻略にも知性を感じます。
今後もこのロジカル思考を武器にパチンコ収入が本業収入を上回ることを目標に精進を重ねていただきたいものです。
パチンコ新時代の攻略
特に私が感心したのは、当倶楽部が考案した新攻略ノウハウ(バラエティーコーナー攻略)を巧みに利用されたことです。既述の如く、昨今は大規模店を除き、一つのシマに多機種をミックス配置させるホールが増えています。
このトレンドは甘デジのシマから始まり、甘デジの人気の高まりとともに、ミドルのシマにも波及してきました。甘デジのシマを増設するとなれば、必然的にミドルのシマを縮小させなければなりません。
その結果、大規模店以外では従来のように全てのシマを一つの機種のみで埋めることが困難となり、ミドルの一部のシマが複数機種の混在するバラエティーコーナーと化しました。
甘デジのバラエティーコーナーのように10種類以上の機種が配置されることはミドルではほとんどありませんが、海物語シリーズの数機種で一つのシマを作るホールは年々増えています。
このたびリリースされたPスーパー海物語IN JAPAN2が大海物語4、大海物語4 BLACK、スーパー海物語IN沖縄4、Pスーパー海物語IN沖縄2等と一緒になるケースを全国各地のホールで目にします。
私は地方に出張する機会が多く、その都度、宿泊するホテル周辺にあるパチンコ屋を視察していますが、この傾向は変わる気配がありません。
ここに新しい攻略の糸口があります。詳細は前出のコラムをお読みいただきたいのですが、ホルコンが構成するグループの中にスペックの甘い機種とスペックの辛い機種が共存するケースが大半なバラエティーコーナーにおいてこの攻略ノウハウは大活躍します。A.Nさんのゴールデンウィークの破竹の連勝の原動力になったのもバラエティーコーナー攻略でした。(ホルコン攻略に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
今回、A.Nさんからいただいたメールはかなりの長文でしたので、途中を大幅に割愛してあります。
本記事のテーマ(Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発)から逸れるという事情もありましたが、今回のA.Nさんのメールにはかなり専門的に踏み込まれた記述が目立ちましたので、プロ並みの識見を披露して下さったA.Nさんには大変申し訳ないのですが、これに私が解説を加えれば、一般読者を疲れさせてしまうと判断し、断腸の思いで途中をカットさせていただきました。
ほぼ毎日、私は当サイトのアクセス解析を見ていますすが、パチンコ関連のブログでこれほどまでに読者数の多いブログは滅多にないであろうと自負することができます。
読者あっての記事です。私は常に読者を喜ばせることを意識し、たとえ硬い記事であっても、読者にそれなりの満足感、幸福感を与えるべくペンを走らせています。それゆえ、極端に難解すぎる論述を好みません。本記事ですら読者から難しいとのお叱りを受けることに戦々恐々としているほどです。
A.Nさんの戦績報告メールの中で割愛させていただいた部分にはバラエティーコーナー攻略の戦術論が長々と綴られていました。考案者の私が採点しても非の打ち所のない攻略理論でした。
バラエティーコーナー攻略につきましては、将来、別の形で執筆することになるかもしれませんが、パチンコ規制の煽りを食らう形で一気に大量出玉の獲得が難しくなった今、最強攻略法・海殺しXにこの新攻略ノウハウを加味して戦うことが真の意味での最強攻略であろうと思います。
令和にはばたけ
元号が改まり、久々に「元年」という重い響きのある年を迎えました。新元号に込められた願いは、日本国民がそれぞれの才能を生かして、国全体を豊かにしてゆこうというものであると聞きますが、これはパチンコの攻略にも言えることです。A.Nさんがご自分に与えられた天性のタレントを生かして、厳しい連戦を勝ち抜かれたように、リヴィエラ門下生の皆様もA.Nさんに負けない努力で技に磨きをかけて下さい。
ここまでのご愛読に感謝致します。ここから先は蛇足です。パチンコの攻略とはなんの関係もない話です。泣きたい人だけお読み下さい。
心に勝る技はなし
上の小見出しは、かつて私が勤務していた会社の若き常務(のちの社長)の名言です。
この会社は自己啓発に熱心な人々に異業種交流会やセミナー等の機会を提供する会員制クラブを運営していました。私は事務局スタッフの末席を汚し、メンバー(顧客)向けのイベントを企画する仕事に従事していました。
こんなエピソードがあります。
ある会員のご令嬢(5歳の幼児)が難病に見舞われ、手術当日に同じ血液型(B型)の人間が50人も必要な事態に直面していました。複雑な医学的事情により血液銀行にある凍結された血液では無理とのことでした。
手術に立ち会うことが可能な50人の輸血協力者を自力で集めることができなければ、娘の命は助からないという過酷な状況に置かれたその人は愛知県内の某市役所に勤務される方でした。
はじめは職場の仲間に協力してもらおうとしましたが、「業務に支障が生じる」、「前例がない」という理由で上層部から拒絶されました。同じ依頼を上部機関の愛知県庁にも出しましたが、同じ理由で断られました。実に冷たい世の中です。
私が呆れたのは「前例がない」という発想です。人道的に必要なことであっても前例がなければできないということは、多少の悪事も前例さえあればできるというのがお役所の論理なのでしょうか。
市役所の規模であれば、たしかに業務に影響が出て市民に迷惑をかけるという言い訳も成り立つでしょうが、県庁の職員数を考えれば、上手にやりくりすることはできたはずです。
切羽詰まったその人はなんと私の会社の顧客相談室に電話をかけてきて、「御社の従業員の方々に協力していただけないでしょうか」と泣きついてきました。
その人の娘を助けなければならない義理など少しもない、縁もゆかりもない私企業に対して、顧客の一人であるということだけを盾にして、こんな依頼をしなければならなかったその人の辛い心情は察するにあまりあります。
「一生のお願いです。娘の命を見捨てないで下さい」
泣きながら同じ言葉を何度も繰り返す顧客に、電話に出た社員はうろたえるばかりでした。
この会社の従業員の大半は「内勤営業」の社員でした。彼らは一般個人に電話をかけてダイレクトセールスを行っていました。
「電話営業」と言えば、押し売り、消費者センター等を連想して良い印象はないかもしれません。全国各地の営業所では、体育会的な雰囲気の中で、気合を込めて受話器を握った営業マンたちが朝から晩まで大勢の人々に電話をかけまくり、必死に食らいつく営業活動を展開していました。
電話営業の最大の利点は東京の人に電話をかけて、断られた1分後には埼玉の人と話ができる時間効率の良さにあります。
東京から埼玉に移動する時間が全くかかりません。入会するために約30万円が必要なクラブでしたが、片っ端から電話をかけまくれば、統計上、確実にオーダー(申し込み)が発生します。凄腕の営業マンは一日に数件の契約を取ることすらあります。
50人の営業マンが一日拘束されるだけでその日の売り上げは激減します。
のちに私の上司となるW氏がそのダメージを計算したところ、50人の平均的な能力の営業マンが勤務を離れて輸血に協力すれば、一日の売り上げが一千万円ダウンするという結論に達しました。
これは飽くまでも営業上の損失にすぎず、実際は交通費などを含めてそれ以上のダメージがあります。
顧客相談室に泣きついてきた会員への対処は最終的に会社のブレーンであった法務担当のW氏に委ねられることになりました。人一倍正義感の強いW氏は燃えました。なんとしてでも窮地に陥ったこの人を救ってやろう、と。
当時、営業部門全体を統括していた常務は見るからに金の亡者のような人でした。正義、誠実をこよなく愛するW氏とは一見して正反対に見える人でした。
一件でも多くのオーダーを取らせるべく社員を煽りまくり、ブレーキの壊れたダンプカーのような暴走ぶりで会社の売り上げを激増させ、ついに銀座に本社を構える企業にまで成長させた立役者です。
成績優秀な営業社員には一着20万円もする高級スーツの仕立て券をプレゼントしたり、年に2回、営業コンクールを開催し、ノルマを達成した部署の社員を全員、会社のお金で海外旅行に行かせたりする豪放磊落な人物でした。
常にインセンティブをちらつかせて社員の士気を高め、幹部社員には中小企業のサラリーマンでは考えられない高給待遇(例・年収2000万円)をして自分の忠実なしもべにしてしまう手法は金権政治の名手、田中角栄氏を彷彿させたものでした。
そんな常務にW氏は恐る恐る近寄り、土下座してお願いをしました。「常務、ぶん殴られることはわかっています。私を何度殴っても結構ですから、ある人の命を救って下さい!」と頭を下げ、震える声で「実は、ある会員さんから奇特な陳情がございまして・・・」とその内容を打ち明けました。
営業損失の試算結果に話が及んだ時、W氏の額からは脂汗が滲み出ました。本当に殴られるかもしれない、解雇されるかもしれない・・・
常務は怒り狂った表情で机の上に置かれた嘆願書を物凄い勢いで跳ね飛ばしました。
W氏が何日もかけて書き上げた数十頁にも及ぶ嘆願書は空しくも床に落ちました。「分厚い嘆願書」はW氏の執念の産物でした。
社員から「営業の鬼」と恐れられていた常務。ものを売ることにかけては天才的でも、人としての情がどこまで通じるのかわからないこの人に真正面から話をしても相手にされないだろうという不安が当初、W氏の脳裏をかすめていました。
W氏は医学書を自費で購入し、それがどういう病気であるか、何故、50人の献血が手術日に必要なのかというような事柄に至るまで、微に入り細を穿つ嘆願書を書き上げました。ところどころに心臓の絵など説明に必要な手書きのスケッチまで挿入されていました。
「これだけの意気込みを示せば、お金にがめつい常務の心を少しは動かせるかもしれない」とW氏はこの嘆願書に一縷の望みを託したのです。数日間、通常業務をほとんどせずに嘆願書の作成に明け暮れていたわけですから会社の視点で見れば、仕事をさぼっていたことになります。
非情にも、常務は最初の一頁にすら目を通すことなく、机に置かれた分厚い嘆願書を片手で弾き飛ばしました。こんなものは読む気にもならないと言わんばかりの態度でした。W氏の数日間の苦労が水泡に帰した瞬間でした。
「やはり、この人にこんな話を持ちかけること自体、土台無理だったか」と諦めかけた時、W氏に放たれた常務の言葉は予想だにしないものでした。
「おい、こんなものを書いている時間があるんだったら!!!」
と常務は怒鳴り、
「本来の仕事に精を出せ!」
とでも言うかと思いきや、
「人の命と一千万円、どっちが大事なんだ!? 一千万円か?」
「もちろん、人の命です。ですから、私はこの嘆願書を作成し、常務に無茶な要求をのんでもらおうと・・・」
「だったら、一刻を争う問題じゃないか。Wさん、こんなものを書く前にもっと早く俺のところに来いよ」
常務は一転して諭すような口調で言いました。
「世の中にはな、何事にも優先してやらなければならないことがあるんだよ。この件がまさにそうだな。こんなものを書くのに何日もかけるとは、なんて間抜けなことを・・・」
どうやら予想は良い意味で外れて、常務は意外にも売り上げを度外視して、幼い女の子の命を救いたい様子でした。
人は見かけによらないものだとW氏は常務を見直しました。ふと気づけば頬には大粒の涙が流れていました。
「市役所にも県庁にも断られて当社に泣きついてきたんだ。見捨てるわけにはいかない。俺が号令をかけて、当日までに名古屋、東京、大阪の営業所からB型の社員を50人集めてみせる!」
と常務は力強い口調で叫びました。
「平日なので売り上げに甚大な影響が出ます。常務、正気でしょうか」とW氏が念を押すと、
「気にするな」
と涼しい顔。
しかし、W氏にはもう一つの不安がありました。気がかりなことが他にもあったのです。
「常務、B型の社員に手術への協力を強制することはできないと思います。自らの意志でもって協力してくれるボランティアを募らなければパワハラによる人権侵害になります」
とW氏が言いかけた途端、常務は再び語気を強めて言いました。
「人権? それは現代の美しい偶像だ。そんなものを拝むほど俺はアホじゃない。手術は間近に迫っている。そんな配慮までする時間の余裕はないぞ。俺が職務命令としてB型の社員を病院に出張させる。会社の業務の一環としてな。うちの社員ならば喜んで従ってくれるはずだ」
さらに続けて、
「俺は今すぐに動く。名古屋、東京、大阪の社員の血液型を調べる。B型の社員が50人もいなければ、広島、仙台の営業所からも社員を動員する。それでも足りなければ、札幌、福岡の社員もな」
「莫大な交通費がかかりますが・・・」
「構わん。俺が全責任を負う。心配するな」
その後、常務はW氏の見ている前で各営業所の所長、営業統括本部の部課長クラスに連絡をとり、すべきことを命じ、当日の段取りをあっというまにつけてしまいました。
手術当日、名古屋営業所以外の社員は新幹線で名古屋に向かい、病院到着後、数時間に及ぶ手術に立ち会いました。帰社したのは営業時間が終わろうとしている頃でした。
この日、輸血に協力した社員は貴重なセールスの時間を奪われ、残務処理的な仕事しかできませんでした。
固定給+歩合給でサラリーをもらっている営業社員は常務の命令による「特異な仕事」で稼ぎを減らしました。しかし、不平をこぼした社員は一人もいませんでした。
彼らの関心は大手術を受けた女児の生命の行方だけでした。実は、手術が実現したとしても助かる見込みはそれほど高くはなかったのです。
常務はそれを百も承知の上で一千万円という大金を捨てたのでした。
このことを知っている社員たちは、自分たちのコミッション(一件の成約につき数万円の成功報酬)など数字が小さすぎて、取るに足らないものだと思いました。毎月、家のローンの支払いに四苦八苦している営業力の低い社員もこの日ばかりはそんなことはどうでもよいという心境でした
残業中、ダイレクトメールの宛名書き、切手貼り等の雑務をこなしていた彼らは明らかに落ち着きを欠いていました。自らの血液が流し込まれた女の子が助かりますように、という祈りがオフィス全体を領していました。
手術の成功を伝える一報が入った時、各地の営業所からは大歓声が沸き上がりました。
この日、幼子(おさなご)の尊い命が救われ、会社は試算通りの損失を被りました。
ところが、不思議なことに、この出来事を境に、会社はめざましい躍進を遂げ、子会社を次々と立ち上げる業界ナンバーワンの企業に成長しました。
後日、社長以下、会社の役員たちがお見舞いの品として篭詰めの果物を持参して、その顧客のご自宅を訪ねた時のことです。顧客はありったけの言葉を駆使して心からの謝意を伝えました
「本当に御社には頭が上がりません」
「まさか民間の企業が娘を助けてくれるとは・・・」
「私は御社が運営される団体のメンバーシップを買っただけです」
「全国に何万人もいる客の一人にすぎません」
「皆さんともはじめてお目にかかりましたし、御社との特別なコネもありませんでした」
「私は門前払いを承知の上で最後の賭けに出たのです」
「そんな私の願いを御社は真摯に受け止めて下さった」
「私は一生かけて御社が被った不利益を弁償させていただきます」
その顧客は役員たちと目を合わせることすらできませんでした。
しばし沈黙の後、
「弊社の損失はとても一個人が返済できる金額ではありません。弁償は固辞します。人の命を救えただけで私たちは十分に幸せです。きっと、輸血に協力した社員たちも同じ思いでしょう。彼らはコミッション契約で働いていますので、手術の日は一件の契約も取れず、そういう意味ではさぞかし辛かったとは思いますが、それを上回る幸せが彼らを包み込んだことでしょう。弊社はそういう人物しか採用しませんので・・・」と常務が語りかけた途端、顧客は号泣しました。
業務に支障が生じようと決して倒産することのない市役所からも県庁からも見捨てられた少女の命を救ったのは、神がかった営業力で名もない企業で成り上がった一人の勇者の剛毅な決断でした。それは無償の愛、アガペの愛でした。
困っている人を見て助けずに放置するという選択肢は常務の頭の中には最初からなかったのです。お金の問題ではなかったのです。
ましてや人の命を救うにあたり前例の有無を気にするような官僚的発想などあるわけもない。美談を商売に利用するような企みもなく、その後、このエピソードが常務の口から語られることは一度もありませんでした。
常務はごく当たり前のことをしたとしか思っていなかったのです。ここに人としてのスケールのでかさがあります。
私はかつてこの会社に勤めていたことを誇りに思っています。この会社で社会人としての第一歩を踏み出せたのは幸運なことでした。この会社の役員に可愛がっていただき、この会社の上司、先輩から社会の仕組みを習い、仕事の基礎を叩き込まれ、人としての道を教えていただいたことに感謝しています。
今、私は通訳、翻訳、当倶楽部の運営という全く違う仕事をしていますが、私の社会人としての原点、仕事力の源泉はいずれもこの会社にあります。この会社で鍛えられていなければ今の自分はなかったと思いますし、このようなコラムを書いたり、パチンコ攻略ノウハウを開発することもできなかったと思います。
今考えても信じ難い話です。
一千万円がひと粒のピーナッツにすぎない世界有数の大企業ならばさほど驚くに値しない話かもしれませんが、普通の企業では有り得ない話と言えないでしょうか。まだ成長途上の中小企業にすぎなかった頃、倒産の危機と背中合わせでこの大英断に踏み切った常務を私は心の底から尊敬しています。
令和の時代、このような話が少しも珍しくない世の中になってほしいものです。
リヴィエラ門下生の皆様もただ単にパチンコの技を磨くだけでなく、心の技をも磨き、この会社の常務のような器の大きい人物となり、パチンコで稼いだお金を世のため人のために使い、家族、友人、職場の同僚など身近な人と幸せを分かち合う、社会に愛を灯す生き方をしてほしいと切に願います。
最後は分不相応にも天皇陛下のスピーチのようなやけに高尚な話になってしまいました。笑わないで下さい。
JUGEMテーマ:パチンコ パチスロ
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【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
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<超重要>
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
Pスーパー海物語INジャパン2の攻略は
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ
見事に咲き誇る梅の花のように
門下生の一人ひとりが明日への希望とともに
それぞれの花を大きく咲かせることのできる
海殺しXでありたい
]]>(女子プロレス団体「スターダム」で活躍する中野たむ選手)
★Pスーパー海物語IN JAPAN2の攻略で意気上がる数々の最強攻略法・海殺しXユーザー。その中でも刮目に値する某公立高校教諭の凄まじい爆発経験と攻略の手口を本人から届いたメールを紹介しつつ、最強攻略法・海殺しXの生みの親が詳細に解説する。
アクセス大爆発
読者フィードバック
最近はコラムを発表するたびに当倶楽部の事務局宛に必ずと言ってよいほど多数の感想メールが寄せられるようになりました。私どもとはじめてコンタクトをとられる方は公式ホームページのお問い合わせフォームを使用されます。
前回記事、ぶるぶるチャンス&ウリンチャンス法則にも予想を遥かに上回る反響があり、読者から寄せられたご感想は「思いあたるふしがある」、「ぶるぶるチャンスやウリンチャンスで当たった周囲の台を当たりの発生時期(通常時or確率時)に注意してその後の成り行きを観察すると、ほぼ法則通りの展開になっていたので驚いた」という内容のものが全体の約半数を占めていました。
SANYOの新機種、Pスーパー海物語IN JAPAN2にもウリンチャンスが搭載されていますので、Pスーパー海物語IN JAPAN2の攻略に励まれる方にはご一読を勧めます。
なお、前回記事の冒頭で紹介させていただいたリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)のF.Hさんのご活躍に関しては、同門のお仲間から「よくやった!」、「彼女の根性に敬服する」、「派手さはなくても、一流のプロだ」というような好意的なコメントが幾つも寄せられました。
F.Hさん、これからも貴姉の最大の長所である粘り強さを武器に大車輪の活躍をして下さい!
パチプロの鏡?
さて、今回、紹介させていただくリヴィエラ門下生は約3年前に海殺しXと出逢われたA.Nさん(大阪府・男性)です。A.Nさんは地元の公立高校で数学を教えておられるベテラン教員です。以前のメールで面白いことが書かれていました。
A.Nさんは方程式を教えている時、「よってXは・・・」と言うたびに海殺しXを思い出して一瞬、授業のことを忘れ、「今日も勤務が終わったらホールに出撃だ」、「今日は何を打とうか?」、「カシオペア狙いでいくか・・・」というような邪念が沸き起こり、自分が生徒に今、何を教えているのかを思い出すために5秒くらいの空白の時間を作ってしまうことがあると仰っていました。教育者としては多少問題もあるかもしれませんが、生活の中心にパチンコを据えているわけですからパチプロとしては非常に優秀な逸材です。
すでに約3年のキャリアがありますので、海殺しXの腕前もスーパートッププロ(パチンコ月収50万円以上)の領域まであと一歩というところまで来ています。すでに定年退職されている人でなく、現役社会人の身でありながら、月給とそれほど変わらぬ額をアフターファイブのパチンコで稼がれているわけですから海殺しXの運用力は間違いなくトップクラスの人です。
A.Nさんはミドル、甘デジの二刀流攻略の達人ですが、最近はPスーパー海物語IN JAPAN2の攻略で連戦連勝中とのことです。その手法まで説明付きのメールが届きましたので、読者の皆様に資するところ大であろうとの判断し、今回は久々に2部構成の長編コラムを発表致します。本気でパチンコの攻略に取り組まれたい方は最後までお付き合い下さい。(貴重なお時間を割いて読了していただいた方々のために、最後に素敵な話を用意しております)A.Nさんのメールには至る所に攻略のヒントが散りばめられています。それに私が補足解説をする形をとりますので、便宜上、A.Nさんの戦跡報告メールを分割して紹介致します。(以下抜粋)
A.Nさんからのメール(1)
・・・(前略)毎度の実戦レポート、苦にならなければよいのですが。別に返信はいりませんから。とにかくうれしかったのです。
今年のゴールデンウィークの大連休は稼ぎ時でした。10年前、ゴールデンウィークといえば、どのホールも満席だったので台の移動もできませんでした。つまらない台しか打てずに大負けということもありました。当時の自分は素人だったので、台の移動ができても勝てたかどうかは微妙なところではありますが。
最近はパチンコ人気が下火になってきたせいで、ふだんはホールに客が少なすぎると思うことがありますが、土日祝日はどのホールも攻略に適した埋まり具合になってくれます。これがどれほど幸いしたことか・・・(つづく)
A.Nさん、いつもご丁寧なメールを有難うございます。他の門下生とのおつきあいもありますので、質問を含まない戦跡報告のメールには必ずしも返信を差し上げることができませんが、頂戴したメールには全てに目を通しています。メールをいただいて読むのが苦になることは決してありません。お忙しい中、丹念にいろいろなことを綴っていただき、いつも感謝しています。
ところで、読者諸兄はA.Nさんのメールにあったパチンコ人気の低迷が攻略に役立っているという記述に首を傾げたかもしれません。たしかに、ガラガラのホールは攻略の対象外です。ホルコンの仕様上、良い台でも当たるまでに時間がかかりますし、ホルコンが溺愛する強いグループ(ユニット)で頻繁に見られる複数台の連携プレー(いわゆるつなぎ当たり)も期待できません。(ホルコン全般の知識及びその応用法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
又、客付きの悪いシマでは、一部の台だけに当たりが集中しすぎて、他の台は打てば打つほど貢ぐだけ、ほとんど当たらないという状況にもなりやすいのです。しかし、A.Nさんも嘆かれているように、人気がありすぎてギュウギュウ詰めのシマも攻略には不適です。(サイクル状態の優れた台さえ取れれば逆に楽勝なのですが、自分の打っている台がハマリ台であると気づいた後に他の台に移動できなけれが勝ち目がありません)シマの7割、8割程度が埋まっているのは問題ありませんが、ほぼ満席状態では勝負ができません。
ちなみに、私が主戦場とするホールもA.Nさんの通われているホールと似たような状況になっています。平日は客が少な過ぎて困る日もありますが、休日は料理にたとえるならば、ほど良い味加減になります。(多すぎもせず少なすぎもせずの攻略日和) 平日の勝率は8割強の私ですが、休日の勝率は10割弱!になります。席が程良い埋まり加減の日にニンマリされるA.Nさんの心境は痛いほど理解できます。
A.Nさんからのメール(2)
・・・(1)からのつづき
このような幸運に助けられたということもありますが、5日連続で一日の収支がプラス4万円を超えました。そして6日目の5月3日、久しぶりに大満足の結果が出せました。
私は去年のクリスマスイブに沖縄2で大勝ちされたというY.Iさんの立ち回りのうまさに感動したのですが、あのコラムを読んでからは自分も様々な機種がごちゃごちゃに入り混じっている島で打つようになり、ずっと勝ちやすくなりました。ただこの人の真似をしているだけで簡単に勝ってしまいます。しかも、大勝ちの連続です。・・・(中略)
それはさておいて、Y.Iさんのお孫さんへのプレゼントの話はちょっと涙を誘いましたね。・・・(つづく)
ここでA.Nさんが言及されているコラムは冒頭の画像下にリンクしたものです。タイトルに「大爆発」とありますが、アクセス数も大爆発中です。このコラムの中で当倶楽部の熟年のホープ、Y.Iさんの手記が紹介されています。こちらのコラムまで読む時間的余裕のない方のためにその概要を記しますと、Y.Iさんが複数スペック混合のシマでその特性を生かした見事な勝ちっぷりをされたという話です。
ご丁寧にもY.Iさんは自らの攻略手法を詳細に語って下さっています。その立ち回りの巧みさを見る限り、門下生というよりも師範代という肩書の方が似合いそうなほどです。
最後にはお茶目な一面が顔をのぞかせ余談が始まるのですが、それが読んでいて非常に面白い上に清々しい気持ちにさせられます。
攻略の合間にご令孫へのクリスマス祝いを買い、それをコインローカーに入れて、ご子息の携帯電話の留守電にロッカーの暗証番号を言い残し、取りに来させるという実にユニークな逸話です。
ところで、Y.Iさんの立ち回わりを模したというA.Nさんの攻略スタイルが気になります。一体、どんな方法なのでしょう?
A.Nさんからのメール(3)
・・・(2)からのつづき
つい最近まで私はホールの看板、大海物語4を中心に戦ってきました。うちのホールは大海物語4だけでひと島を作っています。大海物語4は海殺しXとの相性のよさを感じますが、時々、攻略に立ち往生することもあります。それは自分のユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループ)に好調台が2台、3台とあるときです。
運が良ければ、自分が打っている好調台が先に爆発してくれたり、それは無理でも2、3台の好調台が同時期に5連荘前後の数珠連を繰り返す展開となり、軽く2万発は突破できますが、時にはひとつの好調台が強すぎて、自分の台が置いてきぼりにされてしまいます。こういうときに回しすぎるとサイクル転落を招くし、かといって、じっと嵐が去るのを待っていても、ミドルの爆発は終わるまでにかなりの時間がかかりますよね? これが甘デジ攻略との違いですか。
そんなわけで、大海物語4を打っていて同じユニットに爆発台が出たときは、以前のように執拗にチャンピオン交代を狙わずに、ウルトラ速攻法を2〜3回試してみて、それでも当たらなければ、別の強いユニットに移動したり、すでに勝っている時はもっと楽に勝てる甘デジの島に移動するようにしていました。
それがこれまでの自分のやり方だったのですが、Y.Iさんのおかげで作戦の幅が広がったんですね。スーパー海物語INジャパン2が出てからは。
私の行くホールでは、一つの島の半分がスーパー海物語INジャパン2でもう半分がスーパー海物語IN沖縄4になっています。同じミドルでも沖縄4の方が大当たり確率が渋いので、同じユニットに仲良く入り込んでいる沖縄4とジャパン2の台の実力が同じであれば、同じ好調台でもジャパン2の方に優先的に当たり番(筆者註・ホルコンが次に当たりを予定した台)になりやすいわけでして、そこに大チャンスがひそんでいるというか、台のセレクトがずっと簡単になりました。
長年、海殺しXを使っていますので、アクティブなグループはすぐに見抜けます。当たり番から外されそうな台も大体わかります。台のサイクル状態の識別も今では苦労しません。でも、同じユニットに好調台が2台、3台とある時の台選びに悩んでいた私にとって、Y.Iさんの立ち回りはバイブルみたいなものでした。Y.Iさんにはお礼を言っておいてください。
このやり方を覚えただけでGWは大勝ちの連続でした。これまでの私は1〜2万円の利益が出た時点で勝ち逃げするタイプで、3万円以上のプラスになる日は爆発に成功した時だけでした。ところが、Y.Iさんの立ち回りを真似すると、爆発しなくても、あっちこっちの台を放浪しているだけで連日、4万円以上確実に稼げるのです。お客さんの減る平日になったらもう少しアベレージが落ちそうですが、月50万円突破への道が見えてきました・・・つづく
いつのまにかA.Nさんも師範代級の実力者に成長されたようです。ここまでパチンコ攻略に通暁されるに至っては、これ以上、私が教えることはないかもしれません。
一つのシマに雑多な機種が混在するのは昨今のトレンドになりつつあります。混在する機種の数は2機種でも3機種でも、あるいは、10機種以上であっても、狙い所は同じです。事務局便りに発表した次のコラムが参考となるでしょう。
私の悪い癖で前半がパチンコとは無関係な話題で饒舌になりすぎています。お忙しい方は「本格的長編コラムの発表」という小見出しからお読み下さい。
A.Nさんもこの長編コラムを読まれてパワーアップされたのです。自画自賛するようで恐縮ですが、この攻略ノウハウはパチンコ規制で勝ちにくくなった今の時代の救世主となるものです。一つの台で粘って爆発を狙うという発想を捨て、当たりやすい台を小額投資で次々と当てることにより、爆発に成功した時と同じくらいの収益が見込めるからです。
では、具体的にA.Nさんがどのように立ち回ったのか見ていくことにしましょう。
A.Nさんからのメール(4)
・・・(3)からのつづき
私はY.Iさんのように沖縄4とジャパン2の各台のサイクル状態とユニットの強弱を分析しました。この作業には5分もかかりません。そして、当たり番のパスが順調に行われている強いユニットに入っているジャパン2の台を押さえました。
ユニット内の沖縄4の1台は完全に死に台で危険領域の状態で大きくはまっていました。(1000回転の寸前) もう1台の沖縄4は逆に絶好調でしたが、体力値(筆者註・リヴィエラ用語・・・最強攻略法・海殺しXのテキストブックにて解説)がマイナスになっていて、あとは佐々木さんの言葉を借りれば、「出がらしの茶」が出ておしまいという状況でした。この好調台とペアを組んで大活躍したジャパン2の1台も3回も続けて単発当たりを出していたので、もう1台のジャパン2にもチャンスが巡ってきそうな状況でした。私が押さえたのはこの台です。明らかに今は良い台とは言えません。
でも、ユニット内の1台はホルコンから見捨てられた死に台です。なので、競争相手となる台は2台しかありません。そのうちの1台が出し過ぎ状態でひと休みに入りそうな状態、もう1台は3回続けて単発を出しましたから佐々木さんの言葉で言えば、ペナルティーを受けそうな状態です。このようなハンディを負った好調台2台を相手に戦うことになる私の押さえた台はスペック力(大当たり確率の甘さ)をホルコンに訴え、リヴィエラ倶楽部用語でいうところの「遊び台の給料日としての当たり」は許してもらえるのではないかと。これが私の読みでした。
私が押さえた台は明らかに遊び台です。当日、4連荘以上が一度もなく、軽くはまってから2〜3連荘を繰り返したり、時々、時短明けにすぐに当たることもありますが、佐々木さんが嫌われる「ショートスパンでの単発連続」でその後、「中はまり」から3連荘というようなことをずっと繰り返していた台でした。
けれども、海殺しX的な観点で見ると遊んでいる間に体力値を7までためこんでいて、過去数日のデータから潜在性(筆者註・時が満ちれば爆発しやすい台の特徴を「台の潜在力」として最強攻略法・海殺しXのテキストブックで解説しています)の強さが光る台でした。しかも、次に当たりさえすればサイクル変換が起こりやすい大当たり回数で捨てられていました。つまり・・・(中略)
経験上わかるのですが、サイクル変換直前の台というのは当たる前に相当な確率ではまります。私が押さえた台は500回転を超えていて、ジャパン2のスペックを考えれば設定がハイでもローでも明らかにはまり台です。普通に打っても当たりはほとんど期待できないので、海殺し流で特定のチャンスが来るまで打つのを辛抱することにしました。・・・つづく
詳細なレポートを読ませていただいているうちに、現在のA.Nさんの実力を十分に把握することができました。私と思考回路が完全に一致しています。
私はにA.Nさんにそれなりの報酬を支払って、当倶楽部の顧客サポートを手伝っていただきたいほどの心境です。それほどまでに今のA.Nさんは研ぎ澄まされたプロの感覚の持ち主です。
ホルコンがえこひいきする強大なグループの新チャンピオン台は遊び台から生まれやすく、チャンピオン交代のタイミングは現役チャンピオン台の爆発がゴールに達した後であることが多いことを熟知されているA.Nさんはチャンピオン台の沖縄4の引退とチャンピオンベルトの奪取を虎視眈々と狙っているわけです。
文中にあったショートスパンでの単発連続というのは、単発で当たった台が時短終了直後にめでたく当たるもそれが再び単発であるという意味です。時短終了直後ではなくても、ハマらないうちに再び当たるのはショートスパンでの当たりと言えます。
好調サイクル(※サイクル変換の秘密に関しては、最強攻略法・海殺しXのテキストに記載済み)に入っている台(いわゆる好調台)は不覚にも単発当たりを出しても、時短終了後、それほど打ち手を待たせないうちに再度の当たりが発生し、今度はめでたく多連荘(4連以上)するものなのです。
海物語シリーズの中でもスペック上、単発当たりが発生しやすい機種であれば、好調台であってもショートスパンで単発を2連続、3連続で出してしまうこともあります。しかし、通常の台との違いは、ショートスパンでの単発連続が何度続いても、好調台はハマらないうちに再び当たり、最終的には多連荘してくれることです。好調台以外はショートスパンでの単発連続が続けば続くほど、それは深いハマリの前兆となります。
したがって、ある台にショートスパンでの単発連続という現象が生じれば、その台が好調台でない限り、当分の間は干されることになります。干されるとは、ホルコンが次の当たり台を選ぶ際に選考から外すという意味です。
干された台は何度も当たり番をスキップされた後、時として大爆発することもありますが、それも強いグループで取り残された弱小台の特権であり、弱いグループでそのような経緯をたどった台は檜舞台に立つことなしに閉店を迎えてしまうことも珍しくありません。
A.Nさんが使用されたリヴィエラ用語、「出がらしの茶」にも説明が必要かもしれません。爆発台は大連荘が終わった後に急にハマリに転落するケースと線香花火のようなくだらない当たり(単発もしくは2〜3連荘)を1〜2回(運が良ければ3回)出した後にハマリに向かうケースがあります。後者をボクシングにたとえれば、引退間際のチャンピオンが死力を尽くして、勢いに乗る若い挑戦者を相手に辛勝して、防衛回数を増やしているようなものです。
すでに体力の限界を迎えているチャンピンでも、一度や二度はこのような離れ業を演じることができますが、いつかは後進に道を譲らなければならない日が来ます。パチンコも同じです。
A.Nさんはご自分のグループ(ユニット)の中にあるスーパー海物語IN沖縄4の1台が引退間際のチャンピオンであり、もう1台がカシオペア攻略術で解説する危険領域で泥沼にハマっていることを一瞬にして見抜かれました。
どうやらA.Nさんの通われているホールではホルコンが4台を束ねて一つのグループを作っているようです。そして、残りの2台(Pスーパー海物語IN JAPAN2)のうち1台がショートスパンでの単発連続により失速しかかっている事実を見逃しませんでした。このようにして、爆発のための環境が整備された時にダークホース的な台が爆発することをよくご存知のようです。
では、その後に起こったことを見ることにしましょう。
A.Nさんからのメール(5)
・・・(4)からのつづき
待つことおよそ15分、ついに最初のチャンスが来ました。もう終わったと思われた沖縄4の爆発台が300回転直前でまた確変で当たりました。沖縄4はST機ではないので確変だったら次の当たりは保証されています。次の当たりでこの台は危険領域に入るので危険領域速攻法が使えます。
着席中の私は煙草に火をつけ、スマホでメールチェックをしながら静かに「そのとき」を待ちました。
そして、確変中の沖縄4が確変で当たりました。私はあらかじめ用意していたカードをさっと差し込み、打ち出しを始めました。驚くことに2回転目にいきなりランクアップボーナスで当たりました。これは2ラウンドだけの出玉で次に単発を引いて嫌な予感がしましたが、私の単発当たりの直後に確変中の沖縄4も単発で当たりました。依然として危険領域です。私はやっと死んだなと思いました。・・・つづく
文中の危険領域速攻法というものは、グループ内の台が危険領域に入った時に打ち出すだけの単純明快な攻略ノウハウです。この方法だけで勝ち逃げを繰り返しているリヴィエラ門下生も少なくないのですが、それで当たったからといって多連荘、大連荘するとは限りません。
しかし、A.Nさんの確保された台は潜在性に優れた上に体力値も魅力的です。(Pスーパー海物語IN JAPAN2で体力値7というのは大海物語4やスーパー海物語IN沖縄4の体力値8くらいに相当します)爆発する台の爆発前の体力値は6〜9であることが多く、体力値10を超える台は運良く爆発が始まれば限度を超えた爆発も期待できる反面、閉店までダラダラペースが続き、遊び台、不調台から抜け出せないまま終わってしまうこともありますので深追いは厳禁です。
体力値6〜9の遊び台、もしくは、まだ終わっていない好調台を拾って勝つのが海殺しXの極意です。確実性という点では断然、後者の台が勝りますが、遊び台に「福」が訪れた場合は「笑い」が止まらない展開になります。
ところで、A.Nさんが打ち始めて2回転目に当たったのはラッキーなことでしたが、その後に果たして福は来たのでしょうか?
A.Nさんからのメール(6)
・・・(5)からのつづき
時短に入っていた私の台にもう1回、ランクアップボーナスが入り、今度は10ラウンドでした。私はこれはいけると直感しました。その予感は的中し、最初の当たりを含めて18連荘を記録しました。何度も終わったと思いましたが時短での引き戻しが度重なり、こんなにも連荘が続きました。ジャパン2では自己新記録です。投資額500円!
さすがにこれだけ連荘が続くと自分の台も体力値が減ってきて心細くなります。使った金がたったの500円なので、こんなに当たった台でも出がらしの茶が出るかどうか見たくなりました。ユニット内の他の台に移動しても、この台がまだ当たる状態なら他の台はなかなか当たらないことも経験的にわかっているので、200回転までは回してみようと思いました。
187回転目に打ち上げチャレンジから当たりましたが、それは2連荘で終わってしまいました。以前、佐々木さんに派手な演出のリーチで当たっても、それが4連荘以上にならない台は将来性があるとは言えないと教わっていたので、この出がらしの茶でもって18+2連荘の大活躍を見せた愛しの台に別れを告げました。・・・つづく
やはり、福が来たようです。これは明らかにA.Nさんの分析力と観察力の勝利です。おめでとうございます。
派手な演出を伴うスーパーリーチで初当たりしても多連荘しない台は将来性が乏しいという攻略知識もやめ時を誤らないことにつながりました。もちろん、この法則にも例外はあるのですが、いつも申し上げているように、パチンコの攻略とは、早い話が高確率で発生する法則を信じて、低確率で発生することを思い切って無視することです。
派手な演出を伴うスーパーリーチで当たったものの多連荘しなかった台を捨てて、その台を他人に拾われて大爆発を許してしまった経験は私にも何度もありますが、捨てて正解であったケースの方が遥かに多いのです。
運悪く自分が捨てた台が他人の手によって爆発したとしても、涼しい顔で別の台を当てればよい。これがプロというものです。A.Nさんが捨てた台のその後の動向が気になります。さらに読み進めていくことに致しましょう。
A.Nさんからのメール(7)
・・・(6)からつづき
私は自分の18+2連荘中に置き去りにされていたもう1台のジャパン2(元好調台)に移動しました。この台は単発当たりを続けて3回出した後、私の予想通りはまっていました。私の台が爆発中に危険領域に入った時に500回転以上はまっていたこの台に当たりが入り、5連荘しました。
然し、その台が当たってくれたおかげで私の台は危険領域を抜け出して、その後も連荘が続いたのです。佐々木さんがいつも仰っているように、パチンコはチームプレーなんだということを実感しました。
その台は5連荘後にまた単発を引きました。それからは当たりから見放されていて、私の連荘が伸び、遊び台に変わった沖縄4のかつてのチャンピオン台が300〜500回転ごとに単発当たりや2連荘を出していました。死に台の沖縄4のはまりは益々ひどくなり、入れ替わり立ち替わり、いろんな人が打っても決して当たらない頑固さでユニット全体に貢いでいました。(笑)私の台の爆発が終わった時点で1700回転以上のはまりになっていました。
1台の沖縄4がはまり中心の遊び台、もう1台の沖縄4が究極の死に台、私が爆発させたジャパン2はもう終わっている台、こうなれば打つのは残りのジャパン2しかありません。今は中だるみの時期かもしれませんが元々良い台です。
私の爆発中も死に台を除いて2台が時々割り込み当たりをしてきました。そのようなチャレンジャーを私がことごとく退けてきたということです。これ以上、退けることはできないと判断しました。ユニット内で当たり番のパスは順調に行われていましたので、この最強ユニットはそう簡単には死なないという確信が私にはありました。
私は自信を持って軽度のはまりの後に5連荘しながら復活しそこなったジャパン2の台を打ってみましたが、「兆」(筆者註・Pスーパー海物語IN JAPAN2に導入された新しいチャンス目)の連続発生からスーパーリーチに発展して外れたので、しばらく台を空き台にして休憩をとりました。今まで私のユニットが強すぎた反動なのか私の爆発が終わった後は他のユニットからも多連荘がよく出るようになり、私のユニットからホルコン逃げているような形跡がありました。
休憩中にユニット内の他の台をさりげなく観察していましたが、私が手放したジャパン2の台は回転数から見て周期的に当たってもよさそうな魚群をあっさりはずしたり、遊び台に化けた沖縄4には私の台と同じようにチャンス目の連続からリーチに発生して当たりませんでした。
他のユニットの確変中の台の連荘が終わったので、そろそろ最強ユニットにホルコンが戻って来る頃だろうと思い、私は空き台にして休ませていた台を打ちました。30回転もしないうちにいきなりジャパンフラッシュが鳴り、なんとか確変で当たってくれました。それが9連荘。もう少し打ってみたいとも思いましたが、体力値がなくなっていたし、危険領域でぴたっと連荘が止まり、時短中もリーチがほとんど来なかったので、これ以上打つ気にはなれませんでした。・・・つづく
A.Nさんの勝負勘は正しかったようです。厳密に言えば、これは「勘」ではありません。れっきとした「理論」です。
出がらしの茶を出したA.Nさんの打った「前チャンピオン」は勝負所の魚群で失敗しました。沖縄4の「元チャンピオン」もチャンス目予告からリーチに発展して当たりませんでした。チャンス目の法則につきましては、当ブログのアクセス最多記事、【大海物語4 沖縄4攻略】チャンス目の秘密をご参照下さい。
それにしても、18連荘→2連荘→台を変えて9連荘とは・・・華麗な立ち回りに快哉を叫びたくなります。ところで、その後はどうだったのでしょうか?
A.Nさんからのメール(8)
・・・(7)からのつづき
勝ち逃げ屋の私です。ふだんだったらここでヤメにして、ホールを出るところです。いや、18連荘が終わったときに出て行ったと思います。然し、クリスマスイブに大爆発させたY.Iさんのことが頭から離れなくて、もうひと勝負してみたくなりました。500円でこれだけ勝てたのだから遊びで五千円くらい使ってもいいと思いました。
そうはいっても、私のユニットは出過ぎた台が3台に究極の死に台1台です。狙うとすれば、死に台ですが、どれだけ飲まれるか見当もつきません。その死に台は時々打つ人がいたせいで1900回転を超えていました。他の強いユニットの有望な台は人に取られていました。いったん足が出口に向かいましたが、記録に挑みたい気持ちが私に襲いかかります。
Y.Iさんは打ちようのない時に長期休憩ということで外を散歩してお孫さんのクリスマスプレゼントを買ったんでしたね。43才の私にはまだ孫がいないので、そういう楽しみもなく……結局、甘デジの島に移動しました。
まず強いユニットを見抜いて、その中にあった大わんわんパラダイスを押さえました。この機種は甘デジでありながら16ラウンドが頻繁に出ます。同じユニットには大海物語2Withアグネスラム、アイマリン、めぞん一刻が入っています。
私が押さえた台は5連荘後に単発で当たり、157回転でした。体力値もそこそこあったので、好調台とすれば打つタイミングさえ間違えなければ簡単に当たって次は多連荘してくれるに違いないと思いました。じっと待っていると、ユニット内のアイマリンにサムが出ました。私は甘デジ版ウルトラ速攻法を思い出し、すぐ打ち出しを開始しました。これはしくじったのですが、500円投資の後、また休んでいると今度はユニット内の大海物語4にクジラッキーが出ました。すぐに打ち出したら2度目の甘デジ版ウルトラ速攻法があざやかに決まり、最初の回転で見事に猫群が走って当たり、7連荘しました。16ラウンドが4回出ましたので、甘デジとしては十分満足のいく結果です。・・・つづく
ミドルで18連荘+2連荘+9連荘に成功した後は甘デジで7連荘ですか。鬼の如き強さです。私もミドルで十分に勝てた後は甘デジで皿い稼ぎを増やすことがよくあります。
甘デジの唯一の危険は当たりやすいという安心感から次々と打っているうちに投資がかさみ、回収困難になることですが、すでに勝っている時は心に余裕があります。
海殺しXユーザーがミドル並みの慎重さで甘デジを打てば、勝ち逃げポイントさえ誤らなければ、負けることはほとんどないでしょう。ましてやA.Nさんほどの実力者であれば。
ちなみに、A.Nさんが言及された甘デジ版ウルトラ速攻法はリヴィエラ門下生の間でも大流行しており、下記のコラムにて彼らのサクセスストリーを楽しむことができます。
さて、勢いの止まらないA.Nさんのその後が気になるところです。このまま甘デジで勝ちまくったのか、それとも!?
この続きはPスーパー海物語IN JAPANの爆発報告2にて
JUGEMテーマ:パチンコ
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<当倶楽部紹介>
<海物語シリーズ攻略>
<Pスーパー海物語IN沖縄5関連>
<P大海物語4スペシャル関連>
<超重要>
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
Pスーパー海物語INジャパン2の攻略は
]]>ぶるぶるチャンス、ウリンチャンスの期待度(信頼度)よりも大切なことは、各種パターンを読み解くこと・・・
甘デジファンに朗報
安定感のある爆発機
事務局便りより→海殺しXの初打ち感想
驚愕のスペック
成長著しい門下生からのメール
はじめに、本稿執筆の機会を与えてくれたリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)、F.Hさん(千葉県在住、女性)から届いたメールを紹介させていただきます。
苦労の末に目標を達成されたF.Hさんに心からの祝意を表します。(以下、お名前のみイニシャル表記に変えて抜粋)
佐々木さま
以前、何回も質問のメールを出して、世話を焼かせてしまったHです。勝てるようになったらメールでお知らせますと自分で言っておいて、ずっとご無沙汰していたことを許してください。佐々木さまに言われて、パチンコ日記を昨年の5月からつけるようになりました。
佐々木さまが言われるように、確かに日記をつけると勝利への執念が強くなり、昔みたいに遊び半分で打つことがなくなりました。高勝率を落としたくないので、ほんのちょっとのプラスでも勝ち逃げするようになったことで、気がつけば私も勝ち組に入っていました。昨年の6月以来、ひと月単位で負けなしが続いています。海殺しXには本当に感謝しています。
勝てるようになった昨年6月以降の成績をまとめて報告しますね。
6月 +59,500円 (仕事を辞めた月。残業が多くあまり打てず)
7月 +98,000円 (ほぼ一ヶ月、プー)
8月 +74,500円 (慣れない新職場に四苦八苦。打つ回数少なめ)
9月 +173,000円 (夢の始まり。カシオペア攻略術に感謝)
10月 +169,000円 (特記事項なし)
11月 +198,500円 (大台まで一歩届かず)
12月 +120,500円 (大負けが多かった月)
1月 +186,000円 (調子は戻ったけれど大台に届かず)
2月 +15.4500円 (久々のスランプ)
3月 +27,1000円 (ついに目標達成!)
今までに一か月で何万円も負け、ひどい時は10万円以上の赤字に泣いていた私が海殺しXのおかげで10か月で150万円以上の貯金を作ることができました。この金額は私の手取り年収とあまり変わりません。自分でもびっくりしています。
購入前はパチプロと呼ばれている人たちは一般社会からドロップアウトした怖いお兄さんというイメージがありましたが、どこにでもいる普通の女の子の私がたいした額ではないとしても毎月パチンコで勝ち続けているという予想外の事実に嬉しさ半分、信じられない気持ち半分です。・・・(中略)
ところで、3月の成績がいきなり大ジャンプしたのは、ウリンチャンスのコラムのおかげだと思います。
私はミドルを打つ時は大海物語4とスーパー海物語IN沖縄4、甘を打つ時は新しく出たPスーパー海物語IN沖縄2と大海物語4withアグネスラムのかけもちなのですが、ウリンチャンスのコラムに出ていた法則は大海物語4のぶるぶるチャンスにも使えるので、つまらない台でいつまでも粘ったり、好調台を手放して後で痛い思いをするという経験(私の最大の弱点でした)がほとんどなくなりました。それがこんな差を生むなんて、超驚きです。・・・(中略)
このメールは将来のコラムとかに使ってもらってかまいません。他の門下生の人達を励ますことができればと思います。…(後略)
人気コラム再公開
リヴィエラ倶楽部・青い鳥の詩(うた)の再開に伴い、かつての人気コラムが次々と復活しています。今回、紹介する攻略コラムはこれです。(下記参照)
タイトルは「スーパー海物語IN沖縄5」、「ウリンチャンス」となっていますが、ミドルスペック、甘デジを問わず、ウリンチャンスが発生する沖海シリーズ、スーパー海物語INジャパンシリーズ及び「ぶるぶるチャンス」が発生する大海物語シリーズ全機種に適応可能な攻略理論です。
このコラムがF.Hさんのメールに言及されていた「ウリンチャンスのコラム」です。F.Hさんがお見通しのように、この攻略理論と法則は大海物語シリーズのぶるぶるチャンスにもそのまま通用します。
大海物語シリーズを打たれる方は本文中の「ウリンチャンス」を「ぶるぶるチャンス」に置き換えてお読み下さい。(ぶるぶるチャンスではなくぽいぽいチャンスの機種もありますが、実質的には同じものです。当然、ぽいぽいチャンスにも適用可)
ぶるぶるチャンス、ウリンチャンス、ぽいぽいチャンス等は海物語シリーズに導入された魚群に次ぐ「見せ場」ですので、どうしてもその期待度(信頼度)がどのくらいのものかということに大衆の関心が集中しますが、攻略においては全く違った部分(下記参照)に着眼します。
コラムの骨子
★上記のコラムの概要は以下の通りです。
・通常時のウリン(ぶるぶる)チャンスと確変時、時短時のウリン(ぶるぶる)チャンスの違い
・通常時のウリン(ぶるぶる)チャンスを外した時の対処法
・通常時のウリン(ぶるぶる)チャンスを外した台をしばらく休ませてウルトラ速攻法で当てるプロのテクニック
・通常時のウリン(ぶるぶる)チャンスを外した台をしばらく休ませてカシオペア攻略術で当てるプロのテクニック
・通常時のウリン(ぶるぶる)チャンスで当たった時のその後の対処法
・爆発台の2パターン
・ホルコン(ホールコンピュータ)に当たり番(次に当たる権利)をスキップされやすい台の特徴
・当たり番をスキップされやすい台を避けることにより少額投資での当たりを呼び込む方法
価値の高い攻略情報
以上が概要ですが、最後の2項目はウリンチャンス(ぶるぶるチャンス)とは直接的には関係のない攻略情報です。ホルコンの知識を少しかじっただけで思うように勝てない方には値千金の情報と言えるでしょう。
ホルコンがアクティブ(当選状態)にしているグループ(ユニット)は見抜けても、数台で構成されるグループの中のどの台が当たるかという予想までは立てられない人が俗に言うホルコンマニアの大半なのです。
パチンコ攻略の奥深さ
ホルコンがアクティブにしたグループを見抜くのは攻略の第一歩にすぎません。真の勝負は次に当たる台を4〜5台に絞り込んだ後に、その中に潜んでいる当たり番に選ばれた台を即座に見破る眼力を養うことから始まります。
しかし、これが攻略の最終段階ではないのです。先に当たった台が必ずしも大量出玉を獲得するとは限らないところにパチンコ攻略の奥深さがあります。
上記のコラムをお読みになればその理由がおわかりになるはずです。プロでなく素人であっても、上級者であればコラムの内容には概ね同意していただけるものと思います。
ホルコンマニアの急増
もう何年も前にWikipediaに「ホールコンピュータ」という項目が加わり、ごく一部の人たちにしか知られていなかったホルコンによる出玉操作がついに公になりました。
その後、瞬くまに噂は全国津々浦々に広がり、ホルコンの隠れた機能について多少の知識を有する人は珍しくなくなり、今ではホールの客の2〜3割を占めています。
ひょっとすればそれ以上の率かもしれません。それは客の台選び、台移動のパターン見れば一目瞭然です。
魚群が出て当たらなければ、ホルコンでつながれた同じグループの他の台に移動したり、最新の当たりを出した台と同じグループの台を打ちたがる人はホルコンマニアと断定して差し支えありません。
しかし、彼らの大半は深い知識を持ち合わせていません。
魚群が外れて同グループの台に移動するのは一理ある行動ですが、最新の当たり台と同グループの台を打つのは最新の当たり台が初の大当たりラウンドを消化中の数分間だけに勝負がかかっています。
最新の当たり台が確変プレーに移行した後は、海殺しXのテキストブックが教える当たり番移動のタイミング以外に同グループの台が当たることは滅多にありません。
とはいえ、こんな単純な戦法(最新の当たり台と同グループの台をデタラメに打つこと)でも当たる時は呆気なく当たりますし、いつまでも打ち続けていれば、ホルコンの知識を持たずにデタラメに打っている人よりは早く当たります。
パチンコ攻略法依存症
中途半端な攻略知識しかない人であっても、時には狙い通りにお座り一発で当てることができたり、「この台に魚群が出て当たらなかったとなれば、今打って当たるのはあの台だ!」と予想して、移動した途端に当たったりする経験がやけに多くなります。
それが災いして、ますます攻略にのめり込んでいくようになり、結果的に良く当たりはするけれどもトータル収支がマイナスになってしまう上級の素人が増えます。
このような上級素人は通常のパチンコ依存症の人ほどには負けません。厳密に言えば、「パチンコ攻略法依存症」患者の負け組なのです。(※パチンコ攻略法依存症を患っている人の中にも確実に勝っている人もいます)
人目につきやすいWikipediaに記事が出てしまったために、業界が隠し続けたトップシークレット(ホルコンの大当たり誘発機能)は今では推定百万人以上の人々に知れ渡った公然の秘密になってしまいました。
100万人のホルコン?
昔、「百万人の英語」というラジオ番組がありました。これは全国に100万人以上いるとされる英語学習者を対象にした人気番組でした。
パチンコ人口から推定してすでに日本に100万人以上いるかもしれないホルコン学習者(?)を対象に「百万人のホルコン」という番組が誕生すれば、私にも講師の仕事が回ってきそうです。
しかし、こんな番組が始まればパチンコ業界は秩序を失い壊滅状態となってしまうでしょう。
ホルコンの秘密が出回って焦ったのは業界関係者です。
彼らは火消しに躍起となり、ついにWikipediaの記事を巧みに編集し(※Wikipediaは誰でも編集に参画できる)、本稿を執筆している時点においては、「ホルコンによる出玉操作はない」という真っ赤な嘘に染まった記述になっています。
大企業の参入の背景
少し進んだ知識を持たれる方はおやっと思われるかもしれません。ホールはホルコンの秘密が一般人に知れ渡っても大きな打撃を受けることがないからです。
プロ気取りの人がどんなに頑張っても、ホルコン攻略オンリーではトータル収支はせいぜいプララマイゼロです。プラスにできる人は皆無に近いはずです。(トータル収支が引き分けでも素人にしては大変な快挙ですが・・・)
ホルコンマニアが次々と当たり番の台を当てたとしても、閉店時には開店前に設定した出玉還元率に限りなく近い結果を導き出すのがホルコンの凄さです。
ホールは少しも損はしません。ホールの安定経営を可能にするこの実力こそがホルコンの真の存在意義なのです。
父ちゃん、母ちゃん、爺ちゃんによる「さんちゃん企業」(釘師が活躍した小規模ホール)がまだ一般的であった昭和時代のパチンコ店が平成以降に大企業が経営する大型店の出現によって次々と姿を消していった背景にはホルコンの発明があります。
釘の開け閉めなどはもう全く必要のない時代となり、設定通りの収益が見込めるホルコンという文明の利器を得て、大企業はこぞってパチンコ業界に参入したのです。
ホルコンは経営者の思惑通りに出玉をコントロールすることができます。放出日であれば、全体的に大盤振る舞いしますし、回収日であれば、出しているように見せかけて実際は一部の台以外はなかなか出玉の蓄積ができない状態を現出します。
客の何割かがホルコンの秘密を知っていようと、よく出る台が生まれれば押さえつけられる台も自然に生まれますので、ホールの一日の収益にはなんの打撃も与えません。
パニックの真相
業界関係者が恐れているのはこれとは全く別のことです。
今まで警察はホルコンの出玉管理(=出玉のマネジメント、すなわち大当たりの強制誘発)を黙認してきました。
それは意図的に特定の客に大出玉をプレゼントしたり、逆に当たらないようにして大金を奪い取るる違法な遠隔操作(※発覚すれば営業停止処分は免れない)と違って、ホルコンによる出玉管理は特定の客(特定の台)に働きかけることができないからです。
「それならば公平だろう」という論理で警察はホルコンによる出玉管理を合法扱いにしています。
しかし、これ以上の人々にホルコンの秘密が知れ渡れば、完全確率論を信じてパチンコを楽しんでいた人たちが怒り声を上げ、ニュースに取り上げられる一大世論になるのは時間の問題です。
その結果、ホルコンによる出玉管理までも違法とみなして当局が取り締まるようになれば、もはやまともなホール経営は存続し得なくなります。
この最悪の事態だけはなんとしても阻止したいのでしょう。業界関係者はWikipediaの記事を改竄するだけにとどまらず、パチンコ屋店長、パチンコ屋元社員などを名乗る人たちがブログや動画などで「ホルコンに噂されているような機能は一切ない。単に出玉や大当たり回数を記録するだけのものだ」と真顔で大ウソをついています。
新人門下生に共通するコメント
しかし、真実を知る者はホルコンには大当たりを強引に発生させる機能があることを例外なく確信しています。最強攻略法・海殺しXを購入され、テキストブックを読まれた素人の方は皆一様に同じ感想を送ってこられます。
「はじめは信じ難かったが、もう疑う余地が全くない」
「ホルコンの動きがあまりにも露骨なので見ていて気分が悪くなる」
「こんな事実が世の中にあろうとは! 最大級の衝撃だ」
「たった一日の観察でホルコンの秘密が十分に理解できた。こんなことが許されるのか」
「真実を知り呆然とした。今まで釘読みやスペック研究に熱心だった自分は一体なんだったのか」
当然ながら表現には微妙な個人差がありますが、購入者から届く初回のメールの多くには上の5つのコメントのいずれかが含まれています。
私も素人時代、はじめてホルコンの話を聞いた時は信じる気にもなりませんでしたが、ホールで観察した後、腰を抜かさんばかりに驚いたものです。唖然、呆然、愕然とはこのことです。
令和元年の海殺し
今回は久々にホルコンの話題に触れましたが、上記のコラムはウリンチャンス、ぶるぶるチャンスの法則のみを教示するものではなくホルコン攻略の一助にもなりますので、海物語シリーズを打たない方にもお読みになっていただきたいと願っています。(ホルコンを応用した攻略は機種とは無関係なため)
そろそろ桜の花も散り、新しい時代が始まります。ゴールデンウィーク前後には海物語シリーズの新規則機第2弾となるPスーパー海物語IN JAPAN2(設定付き)がデビューします。ミドルの新規則機をデタラメに打つのは大怪我の元です。好調台を長時間打っても規制前の機種ほどには稼げません。
当たりやすさという点では楽しめるスペックにはなっています。しかし、リヴィエラ門下生の皆様はパチンコを楽しんではいけません。パチンコは副収入を稼ぐための手段です。
Pスーパー海物語IN JAPAN2の当たりやすさを生かし、一日に2台、3台、4台と複数台を当てることにより、収支の向上を目指すべきです。
令和元年の海殺しXにどうぞご期待下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
追伸 F.Hさん、戦跡報告のメールを誠に有難うございました。貴姉の努力が栄光を勝ち取ったのだと思います。第一目標を達成されたようですが、今後はさらに腕を磨かれ、パチンコ月収の30万円突破、40万円突破を視野に入れて下さい。海殺しXというかけがえのない翼、パチプロへの翼をはためかせて・・・・・・
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
パチンコ攻略の福音
<重要>
<甘デジ爆連バイブル>
<当倶楽部主席門下生の偉業>
<ホルコン講座>
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
<海物語シリーズ攻略>
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<Pスーパー海物語INジャパン2関連>
<Pスーパー海物語IN沖縄2関連>
<大海物語4関連>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
<スーパー海物語IN沖縄シリーズ>
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
<リヴィエラ門下生の幸せ体験談>
パチンコ攻略業界の老舗
大海物語4、沖縄4攻略の秘伝公開へ(公式HP)
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甘デジ海物語に革命!
攻略の盲点
ミドル・甘デジ共通
リヴィエラ・レディース絶好調!
前回記事、【海物語全機種攻略】1と9のクロスリーチ論【人気コラム再公開】には予想通りの大反響がありました。このようなフィードバックは公式HPのお問い合わせフォームから続々と舞い込むのですが、今回はリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)のみならず、外部の方々からのメールもかなり目立ちました。
これは海物語シリーズの確変ダブルリーチが如何にパチンコファンのハートを掴んだものであるかを如実に物語るものであり、ご感想を送って下さった方々の中から新門下生が3名誕生しました。
意を決して当倶楽部の門を叩かれたニューフェース(奇しくも全員女性)の前途に幸多からんことを祈念致します。
最近は女性門下生の大活躍が続いています。その中のお一人、M.Kさんはデビュー直後から幸先の良い勝利を重ねられ、数ヶ月も経たないうちに素人の域を抜け出し、今ではスーパー海物語INジャパンの攻略を中心に大輪の花を咲かせています。
時に爆発、時に賢い勝ち逃げを繰り返し、先日は実験のためと割り切って、意図的にセオリーに反する打ち方を試してみて予想通りの大敗を喫し、「不思議なことに少しも落ち込まなかった」、「痛い経験はこれで十分」、「この経験を教訓にして今後はよりシビアに勝負する」という旨のメッセージを送ってこられました。
M.Kさんはそれまでの稼ぎが結構な額になっていました。それが心の余裕が生んだのかもしれません。パチンコ道を極めるために、「実験費」を使う度胸も凡人離れしていますが、翌日は大爆発を実現させ、失ったお金を取り戻してあまりある大勝で幕を下ろしたM.Kさんの才気溢れる2連戦に大器の片鱗を見た思いでした。
右上の画像はM.Kさんがスマホ撮りされた交換カードの写真です。この人の強みは当たる可能性のない時は極力打たずに周囲の観察に徹する忍耐力です。
無謀な実験を試みた日を除き、いつも最後は勝つというパターンばかりなのですが、投資額が少ないからこそ勝ち逃げがしやすいのです。
男性門下生は一獲千金を狙う人が多いのですが、女性門下生は堅実派が大多数を占めます。これは男女の性差の一つでしょうか?
他にも連日のように新たな武勇伝を報告して下さる女性門下生は両手の指では数え切れぬほど存在し、その大半はすでにプロレベルの実力に到達しています。リヴィエラ・レディースのさらなるブレークに期待を寄せています。
新コラム:女性はパチプロ向き?〜リヴィエラレディースのパチンコ年収
プロへの登竜門
さて、海殺しX事務局便りのカテゴリー、「攻略レッスン」に分類される各記事(コラム)のアクセス数が今、大爆発しています。それと比例するように、門下生から寄せられるご質問も攻略レッスン記事に関するものが全体の半数を超えました。
このカテゴリーの記事は本気でパチプロを目指す方を対象に書かれていますので、かなり専門的な領域まで踏み込んだものとなっています。攻略レッスンは海殺しXのグランドマスターを目指す門下生が熟読する教科書のようなものです。リヴィエラ流の攻略スタイルでプロを志望される方には登竜門ともなります。
2019年3月17日現在、7つの攻略レッスンが公開されています。今回は各記事の概要をまとめてみます。(註・一部の記事は【機種不問】パチンコ攻略ネタ【厳選リンク集】と重複することを予め断っておきます。
以下のサマリーを通読後、興味深いテーマから学習を進めて下さい。
各記事のサマリー
★要約 当ブログの新看板コラム、【甘デジ一撃攻略】爆発寸前の台を狙え!にて紹介したお座り一発で甘デジの台を当て、一気に爆発させるテクニックを実際に試してみたリヴィエラ門下生の体験レポートをもとに攻略のポイントを詳説した人気コラムです。
発表した当日、にほんブログ村の注目記事上位にランクインしたため、かつてないアクセスラッシュが、初日から始まったラッキーな記事でした。その理由として考えられるのは、この攻略技法が海物語シリーズに限らず甘デジ全機種に使用可能なことでしょう。
ちなみに、このコラムではキャッツアイ、聖戦士ダンバイン、めぞん一刻〜好きなのに、スーパー海物語IN JAPAN2 With太鼓の達人でこの攻略技法を試された方々の体験談がご覧になれます。
★要約 前出の当ブログ新看板コラムが教える攻略技法を甘デジ爆裂機に使用する応用編。(これも全機種対応) 2018年、過酷なパチンコ規制に苦しんだパチンコ業界は、2019年の規制緩和で確変継続率65パーセントの上限撤廃が決まった途端に息を吹き返しました。パチンコ人気の再燃に火をつけたのは甘デジ爆裂機と呼ばれる一連の新スペック機でした。
少々厳しい条件(ST中もしくは時短中に当たること)さえクリアーすれば、爆連が狙える甘デジが次々と登場すると、ホールは若者たちも少しずつ戻ってきて、活気を呈するようになりました。甘デジ故に当たりやすく、連荘さえすればミドル並みに稼ぐことも可能なこれらの機種は大人気を呼んでいますが、その一方で何度も単発当たりが発生しやすいという難点もあります。この問題を解決するために開発された攻略ノウハウです。
★要約 便宜上、タイトルがPスーパー海物語IN沖縄2となっていますが、海物語シリーズ共通の攻略情報であり、大半の内容は海以外の他機種にもそのまま通用する攻略理論です。
パチンコ経験の豊富な人であれば、攻略力を問わず確信されているはずですが、プレミアム演出(出現した時点で100パーセント当たりが確約された演出)で当たった台、あるいは、連チャン中にプレミアム演出での当たりが発生した台は、ミドルスペックでも甘デジでも、高確率で爆発もしくは好調数珠連に発展するものです。
しかし、時にはハマリ台になってしまうレアケースもあります。これはサイクル変換(※海殺しXのテキストブックにその仕組みを記載)と関係があります。プレミアム演出が発生して多連荘が見込めたにもかかわらず、不運にも2〜3連チャンで終わってしまった台は通常、時短終了後の早い段階(目安としては100回転代、200回転代)で2度目の初当たりが来るものですが、これをしくじった場合、ミドルであれば次の当たりは300回転、400回転代の小ハマリではすまされず、700回転オーバーの大ハマリとなってしまうことがほとんどです。
ハマリの定義が異なる甘デジでも、プレミアム演出が発生して多連荘(4連以上)せずに時短終了後の早い段階(甘デジの場合、目安として150回転以内)でも再度の初当たりを引けなかった台は、300回転オーバーの大ハマリに陥ることが頻繁にあります。レアケースであることには違いないのですが、不運に泣くケースはミドルよりも甘デジの方が遥かに多いと言えます。
この背景に潜む隠れたファクターを解き明かし、途中で頻繁に休みを入れることの重要性を論理的に解説します。
ちなみに、不幸にもプレミアム演出が発生しながら大ハマリに陥った台の大半はどこまでハマるのか見当もつきませんが、ミドルの場合、当たりさえすれば超高確率で爆発もしくは好調数珠連に突入します。
甘デジも基本的には同じ傾向にありますが、もうひとハマりしてから快進撃が始まるケースもあります。(特に最強攻略法・海殺しXのテキストブックで教える体力値の低い台)
★要約 パチンコで当たった時の連チャン回数は台の実力(サイクル状態)とグループ(ホルコン=ホールコンピュータが数台を束ねて構成するユニット)の力によって決まります。
時折、強い台なのに不本意な連チャン回数で終わってしまうことがありますが、それは確変中、時短中の打ち方に問題があることが多いのです。
あるタイミングで巧妙に打ち出しをストップさせて台を休ませることにより、連チャン回数が大いに伸びることがあります。(特に強いグループに属する強い台の場合)
休みを入れることをメンテと称し、その具体的な方法を解説します。一日の収支に重大な影響を与えるプロのテクニックですので真剣に学んで下さい。
★要約 最強攻略法・海殺しXが教える数々の秘伝攻略の中でカシオペア攻略術(オプショナル商品)に次ぐ必殺技がウルトラ速攻法です。ウルトラ速攻法とは、あるタイミングで特定台を打つことにより、千円前後の投資で当たりが狙えるというなんとも横着な(?)攻略技ですが、ウルトラ速攻法を成功させる技術(主に台選び)には門下生の間でも個人差が生じます。
「あるタイミング」が訪れた時に2〜3台の候補台があるとして、どの台を打つべきなのかという台の選定力に磨きをかけることを主眼とした攻略コラムですが、「あるタイミング」の中でも成功率が高いものと低いものがありますので、その違いについても解説します。
他の攻略技術に多少の難がある人でもウルトラ速攻法さえ極めれば、間違いなく勝ち組には入れます。ウルトラ速攻法は最強攻略法・海殺しXの基本技の一つですのでこのコラムは門下生にとっては義務教育のようなものです。
★要約 これは甘デジに用いる必殺の攻略技です。ウルトラ速攻法の対象はミドル限定ですが、こちらは逆に対象が甘デジ限定です。成功率はミドルのウルトラ速攻法を上回ります。(甘デジですので、もともと当たりやすいということもありますが・・・)
甘デジは何度も当たりはするものの十分に満足できる収益を出した上での勝ち逃げが難しいという課題が残されていました。しかし、このノウハウの発見により、最強攻略法・海殺しXは甘デジにも十分に対抗しうるオールマイティーな総合攻略ノウハウになったと断言できます。
機敏な行動力さえあれば、誰もが簡単に実践できる優れモノです。もう一つのメリットは海物語シリーズ以外の機種にも通用することです。(ホルコンの仕様を利用した割り込み攻略術であるため)但し、シマに1台以上の甘デジ・海物語シリーズの台が入っていることが条件となります。
台選びの方法に関しましては、上記の「ウルトラ速攻法」詳解で教える内容がそのまま通用します。
★要約 事務局便りの人気コラムとして定着して久しく、連日にわたってアクセス数が爆発しています。至って平易な言葉で解説していますが、内容はかなりDEEPなものであり、プロ志望者対象の攻略情報です。
・突確(341)は如何なる状況下で発生するのか?
・突確の良いパターンと悪いパターンは?
・突確がグループ内の他の台にもたらす影響は?
・突確を利用した攻略方法
・カシオペア攻略術が教示する危険領域との関係
以上の内容についてのレクチャーですが、パチンコの深遠さと神秘に気づくかれることでしょう。突確の意味を正確に理解することにより、海物語シリーズはますます勝ちやすくなります!
★要約 甘デジの海物語シリーズを打つ人には必読の攻略コラムです。最近は「甘デジ攻略に使用したい」という動機で最強攻略法・海殺しXを購入される人が急増しています。又、門下生からいただくご質問のうち甘デジ関係のご質問の比率も高まりました。この二つの背景が執筆の動機となりました。
甘デジの攻略には甘デジ特有の難しさがあります。甘デジの下手な人は一日のうちに何度も当たりながら大損します。最強攻略法・海殺しXを使用すれば、そういう事態にはならないはずですが、ミドルを打つ時の感覚を甘デジ攻略に持ち込めば、勝つとしても爆発しない限り、満足度の高い収益が得られないことばかりです。
この攻略コラムは甘デジの海物語シリーズを打つ上での注意点を中心に解説したものです。最強攻略法・海殺しXを甘デジに使用する最大のメリットは、十分な時間をかけて攻略に挑めば、勝っている(※そこそこに満足のいく額)瞬間が確実にあることです。このコラムの発表後、門下生の中から甘デジ攻略の名人を多数輩出することができました。私にとっては思い入れの強いコラムです。
★要約 タイトルからは内容がわかりにくいかもしれませんが、門下生の質問に答える形でスーパーリーチが発生した時に保留を満タンにする必要性とその理由を教示しつつ、海物語シリーズ各機種の特殊リーチ(トリプルリーチ、ぶるぶるチャンス、ウリンチャンス、レッツマンボー、レッツシーサー等)の正体を明らかにします。
これをお読みになれば、魚群やビッグバイブなどの信頼度の高いスーパーリーチが発生した時に打ち出しを止めて、じっと成り行きを見守ることが如何に損な行為かおわかりになるはずです。(特に甘いデジの場合)
なお、特殊リーチの法則に関してはミドルにもそのまま通用します。
太陽がくれた・・・
年配者にしか通じない昔話ですが、昭和40年代に「飛び出せ青春」という学園ドラマの走りのようなテレビ番組がありました。青い三角定規という名の男女混成のコーラスグループが『太陽がくれた季節』という主題歌(今の時代には類例の見当たらない邦楽ポップスの名曲)を歌っていました。
♪君も今日からは僕らの仲間 飛び込もう 青春の海へ・・・という2番の歌詞が私の好みでした。ふと思ったのですが、リヴィエラ門下生にとって、最強攻略法・海殺しXは「太陽がくれた攻略法」かもしれません。
生みの親である私が自画自賛するのは気が引けますが、はじめてテキストブックを読まれた方にとって、そこに書かれている攻略情報の数々はあまりにも「眩しすぎる」と思われるからです。
かく申す私も、長年の研究を経て、ついにこの総合攻略ノウハウが完成した時は、年甲斐もなく思わず小躍りしてしまったほどです。「これはノーベル賞間違いなしだ!」と心の中で絶叫した直後、ノーベルパチンコ賞というものがこの世に存在しないことに気づき、うなだれてしまった日のことを懐かしく思い出します。
もちろん、全ての購入者がパチンコ勝ち組に入れるわけではありません。しかし、宝くじを買うよりも遥かに夢のある投資であることは自信を持って断言することができます。
♪君も今日からは僕らの仲間 飛び込もう 攻略の海へ・・・
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
<海物語シリーズ攻略>
(伝説のコラム再公開!)
【大海4 沖縄4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<Pスーパー海物語INジャパン2関連>
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大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
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【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
<リヴィエラ門下生の幸せ体験談>
Pスーパー海物語INジャパン2の攻略は
スーパー海物語IN沖縄5
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攻略の盲点
七不思議!? T.K氏の不思議な攻略法
ようやく軌道に
最近は当ブログでも海殺しX事務局便りでも、リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)のご活躍ぶりにスポットライトを当てたコラムを精力的に発表しています。今までは門下生の皆様から頂戴する質問メールの返信や攻略コラムの執筆に大半の時間をとられてしまい、ヒューマンタッチなコラムにはなかなか手が回りませんでした。
しかしながら、私は夢追い人でごった返す謎の飛行物体(?)、飛行船リヴィエラ号の操縦士でもあります。「乗客」の悦びを皆で分かち合うことをかねてより熱望してまいりました。
当倶楽部の設立から12年の月日が流れ、ようやく自分の目指していたもの(リヴィエラ・ライフの普及)が実現しつつあります。一昨年あたりから門下生の数も急激に増え、ようやく当倶楽部も軌道に乗った感があります。
リヴィエラ・ライフの詩
当倶楽部の理念やリヴィエラ・ライフにつきましては、過去のコラムでくどいほど言及してまいりましたので、ここでは詳しくは触れません。ある門下生(M.Yさん・・・函館在住の主婦)がこれを詩(下記参照)にしてくれましたので、数日前より事務局便りの目立つところに掲載させていただいております。
翼がなければ空へは行けない
空は無限の象徴
空への飛翔は異次元への旅立ち
空には幾多の夢が浮かんでは消える
手が届かないから・・・
夢の翼よ 舞い上がれ
海殺しXが羽ばたけば
願いを叶える風が吹く
限りなく・・・
使用する語句や伝えたい内容が私の感性とあまりにも似通っていますので、彼女にメールを送り、「もしかして私たちは兄妹なのでは?」と冴えないジョークを放ったところ、「私、佐々木さんのコラムは全部読んでいます。そこで使われている言葉を適当につなぎ合わせただけです」というの返信がありました。これには参りました。私の口癖を組み合わせて詩を作ってしまうとは・・・
微笑みの奪回
ちなみに、私も下手の横好きながら詩作を趣味としており、『微笑みの奪回』と題した詩(下記参照)を公式HPや事務局便りに載せています。
薄暗いトンネルの中に
突如として現れたひとすじの光明
そこに長いスランプの出口があった
光は闇を覆い
まばゆいばかりの煌きに射すくめられる
だからすぐに取り戻して いつもの君の微笑みを
聞き覚えのある方もいらっしゃることでしょう。この詩では最強攻略法・海殺しXを光にたとえています。M.Yさんの詩に登場する「夢の翼」というフレーズも元々は私が考え出したものであり、今までにことあるごとに使用してまいりました。光と翼をかけ合わせると「天使」になるという発想です・・・
それはさておき、M.Yさん、私の心の中の憧憬を100パーセント正確に伝える素晴らしい詩を書いていただき、誠に有難うございました。パチンコにおいて私たちは師弟の関係にありますが、詩作においてはライバルです。今後も互いに切磋琢磨したいものです。(詩の才能に関しては私がM.Yさんの後塵を拝しているようですが・・・)
門下生との絆
連日のように海殺しX購入者から舞い込むメールの中には、時々ユニークなものもありますが、その大半は多い順に?質問、?礼状、?戦跡報告です。ごく稀に?クレームも発生しますが、攻略情報に関する本格的なクレームには未だに縁がありません。クレームのほとんどが「もっと早く返信をくれ」とか「メカに弱い年寄りにPDFみたいな専門用語を使うな」というレベルのお叱りですんでいるのは不幸中の幸いです。改善可能な部分には努力致しますが、少人数ゆえにどうにもならないこともありますので、こればかりはご容赦いただきたく存じます。
上記分類のどれにも属さないメールとしては、?その他(私的なもの全般)がありますが、詩を送って下さった方はM.Yさんがはじめてです。過去には川柳を送って下さった方が何人かいらっしゃいました。(※当ブログのカテゴリー「お笑い川柳」参照。スマホでカテゴリーを見るためにはPCビューに切り替える必要あり)
川柳は私どもが募集をかけたので応募があったというのが実情です。募集もしていないのに貴重なお時間を割いて力作を送って下さったM.Yさんには心より感謝の意を表する次第です。
今後は?その他に属するメールの比率が高まることをひそかに期待しています。
私どもは一人でも多くの人たち(門下生)を幸せに導くために、一歩間違えば大怪我の元にもなりかねないパチンコという非常に危険な手段を用いています。常になんとも言えぬ緊張感に包まれているわけですが、当倶楽部に夢を託し、当倶楽部に信を置き、当倶楽部の門を叩かれたチャレンジ精神旺盛な冒険者の期待を裏切りたくはありません!
私は海殺しXの生みの親です。門下生の幸せほど私を熱狂させるものはありません。私も購入後の個人指導(メールによる質疑応答、アドバイス等)に全力を尽くしますので、皆様もそれに応えてメキメキと腕を上げて下さい。そして、これからも熱い交流を続けようではありませんか。我々はリヴィエラ牧場に憩う羊飼いと羊のような関係でもあります。
伝説の人気コラム
ようやく本題に入りますが、つい先日、かつて絶大な人気を誇ったコラムの再公開に踏み切りました。(下記リンク参照)
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
紙数の都合上、詳しい話は省きますが、複雑な事情により、このコラムは長らくパスワード認証制(非公開)にしていました。このたび非公開にしなければならない理由がなくなりましたので、再び一般公開させていただくはこびとなりました。
すでに当ブログの主要記事の目立つ場所にリンクをはっていますので、お気づきの方もいらっしゃることでしょうが、海物語シリーズの攻略において極めて重要な情報ですので、再公開したことを公の場で正式に発表すべきであるとの結論に至りました。
長期間にわたってロックがかかっていたため、本稿を執筆している時点では、如何なる検索ワードでも検索結果に反映されません。しばらくの間はこの状態が続くものと思われます。リヴィエラ門下生及び当倶楽部のファンの皆様のためにお知らせをさせていただくのはそれ故です。
現在、私が執筆したコラムの中で東西の両横綱とも言うべき大ヒット作が二つあります。(下記リンク参照)
ヒット作は他にも沢山ありますが、上記2作品はパチンコファンへの浸透度が群を抜いています。アクセス数だけ見ても、平均的なヒット作(古くなってもアクセスが途絶えないもの)と比較して15倍以上のアクセスがあります。恐らく当倶楽部の存在を知った人たちの半数以上はこの二つのコラムのいずれかが海殺しXとの出逢いのきっかけとなったはずです。
前出のコラムはこの二大ヒット作とアクセス数、検索順位の両方で互角に渡り合っていました。「伝説の人気コラム」というキャッチフレーズは決して誇大宣伝にはあたりません。
当分の間、このコラムは検索しても出てこないでしょう。当ブログの更新チェックを怠らない熱心な読者の方々のために心を込めてこのコラムをプレゼントします。
海物語シリーズを打つ人であれば知っておいて損のない攻略知識です。ミドルにも甘デジにも通用します。
仕組まれた暗号
1(タコ)と9(カニ)のクロスリーチ(確変ダブルリーチ)は一瞬、打ち手を興奮させます。どちらで当たっても確変ですので、魚群まで出現した時は祈るような気持ちになるものです。
このクロスリーチはまだ演出が今ほど派手でなかった初代海物語(今の時代では考えられないほどシンプルなデジパチ)のセールスポイントの一つでした。現代のデジパチのように演出面の華麗さがなかった時代、海物語ファンは魚群とこのリーチ見たさに海を打っていたと申しても過言ではないでしょう。
一際目を引くこの演出に海物語シリーズのメーカーであるSANYOは複数の暗号を秘めました。この暗号を読み解く力が海物語シリーズの攻略には求められます。前
出のコラムは暗号の解読方法を教えるものです。
コラムの要旨
コラムの内容は以下の通りです。
(1)1と9のリーチはどちらで当たった方が望ましいのか?
(2)1と9のスーパーリーチは当たりの前兆なのか?
(3)1と9の泡なしリーチが何度も出る台の行く末は?
(4)1と9のリーチで中央図柄が2か8で停止した時は?
(5)1と9のリーチでリーチ目になる停止図柄は?
(6)1と9のリーチと一発告知との関係は?
このクロスリーチは流れが変わる時に高確率で発生します。当たりが近いか遠いかを見極める道標の役割を果たします。
パチンコに勝つために
パチンコに勝つために最も必要なものは、重大な局面を迎えた時に、迅速かつ的確な判断を下す能力です。ハマリのサインが出ている台をいつまでも追いかけていれば、あっというまに何万円もの大金をどぶに捨てることになります。
逆に当たりの前兆となるサインが出ているにもかかわらず、その台を平気で捨てる素人は、直後にその台に座った他の客に「仕込み入りの台」を譲り渡し、時にはお座り一発の当たりから大爆発を許してしまうこともあります。
専門知識なしにパチンコを打つほど恐ろしいことはありません。本気で海物語シリーズ各機種の攻略に取り組まれる方は下記リンク欄で紹介する一連のコラム、特に<海物語シリーズ攻略>の熟読を推奨致します。
春本番、うららかな季節が近づきました。寒さが遠のくことで「心の温度」が上がるのでしょうか。リヴィエラ門下生の皆様から届くメールも温もりに満ちたものが多くなったように感じられます。質問を含まないメールには返信できないことが多く、誠に申し訳なく思いますが、全てのメールに目を通しております。それが私の日課、就寝前のささやかな楽しみとなっています。
最後にもう一度、M.Yさんの詩を思い出して下さい。高い所にあって手の届かない夢をがっちりと掴み取るために最強攻略法・海殺しXは存在します。このことを常に心に刻んで今後も終わりなき攻略の道を歩んでいくことに致しましょう。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<海物語シリーズ攻略>
【海物語S共通】連チャン継続テクニック【大海物語4攻略】
【新規則機攻略】Pスーパー海物語IN沖縄2のプレミア当たり
<Pスーパー海物語IN沖縄5関連>
<Pスーパー海物語INジャパン2関連>
<大海物語4関連>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
<スーパー海物語沖縄4関連>
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
<海殺しX関連>
<甘デジ攻略講座>
<当ブログの好評コラム>
<さすがパチプロ!>
<リヴィエラ門下生の幸せ体験談>
<当倶楽部紹介>
Pスーパー海物語IN JAPAN2の攻略は
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ(公式HP)
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爆笑コラム
リヴィエラ門下生の皆様に感謝
当倶楽部のもう一つのブログである海殺しX事務局便りでは、メインカテゴリーの購入者からのお便りが今、大変な人気を呼んでいます。最強攻略法・海殺しXを購入された顧客(リヴィエラ門下生)から寄せられた戦績報告や体験談をもとに私がコラムを書いているのですが、全国に散在する門下生が同志の活躍ぶりに発奮して、パチンコ攻略の技に磨きをかけ、自分の戦績報告を送ってくるという我々が目指していた好循環が、当倶楽部発足から12年を経て、ようやく実現しつつあります。
新しいコラムを書くたびに、必ずと言ってよいほど何人かの門下生から熱い感想文が寄せられてきます。私の体は一つしかなく、一日に返信できるメールの数も限られている関係上、「海殺しXに関する質問を含まないメールには原則として返信しない」と公言してはいるものの、中には返信しないわけにはいかないメール(情熱的な長文等)も少なくなく、結果的に多忙を極めています。
私の本業がサラリーマンであれば、恐らくこの生活は長くは続かないでしょうが、幸いにして時間の融通が利く仕事(自由業)に従事していますので、この忙しさが今の私の生き甲斐になっています。当倶楽部の理念に夢を見出し、血の通った交流を続けて下さる門下生の皆様には改めて深甚の謝意を表する次第です。今後もユーザーサポート(購入者からの質問に対する回答や技術指導等)を最優先しつつも、寸暇を割いてコラムの執筆を続けることに致します。
増え続ける門下生
過去12年間にわたって、このビジネス(パチンコ攻略ノウハウの販売)を続けてきて、ふと後ろをふり向けば、物凄い数の門下生の姿がありました。以前、私はパチンコ攻略コラム傑作3選で映画『フォレストガンプ』を例に用いて述懐したことがあります。
名優、トム・ハンクスが演じる主人公が大陸横断のマラソンを始めると、知らぬまに彼に追随する人が現れて、次第にその数が膨らんでいったという有り得ないストーリーですが、当倶楽部の誕生から12年の月日が流れ、私どもの後を追う門下生の数は増え続ける一方です。これは一切誇張のない現実の話です。
目標とライバルを持て
自分でも信じられないほどの数になった門下生の皆様と師弟の関係を結ぶに至り、責任の重さも感じずにはいられません。私に課せられた責任とは、一人でも多くの門下生をパチンコ攻略のプロに導くことです。そのためには皆様のモチベーションを高めることが不可欠となります。何事においても、目標とすべき人物(or 成績)やライバルがあってこそ人は成長できるからです。
門下生の皆様とのメール交換では主に技術的な指導が中心ですが、ブログでは同門の仲間たちの活躍ぶりを少しずつでも伝えてゆきたいと思います。本業、ユーザーサポートと並行してのコラム執筆は決して楽なことではありません。いくら頑張ってもほんの一部しか紹介できないことはわかっていますが、それでも寸暇を割いて、一人でも多くの門下生のサクセスストーリーを皆様に届けたいという強い思いが私にはあります。
プロへの階段
私が感心するのは門下生の皆様の攻略にかける執念です。私どものウェブサイト(公式HP)やブログを熱心に読み、そこに一縷の望みを託された老若男女が次々と当倶楽部の門を叩かれます。このようにして入門された方々の上達のスピードには個人差がありますが、真剣に学ばれる方々は例外なくプロへの階段を駆け上がり、遅かれ早かれプロになる日が訪れます。
弱さを知ればこそ・・・
もう一つ私が感心するのは門下生の皆様の人としての優しさです。海殺しXの購入後に大半の方々は「購入費用は(パチンコに勝って)すぐに回収できました」と仰って下さいます。それどころか丁重な礼状(メール)まで下さるのです。「先生のご指導のお陰でここまで成長することができました」というようなことを言われるたびに私は恐縮してしまいます。
ビジネスという観点で見た場合、門下生の皆様は私どもの顧客です。頭を下げなければならないのは私どもの方です。人からお金をいただいてお礼までされる職業は医者と弁護士しかないと思っていましたが、まさか自分がそのような立場になろうとは・・・
ふと思ったことがあります。「挫折で人は強くなる」というのが私の座右の銘ですが、リヴィエラ門下生の皆様は入門前に手痛い敗戦を重ねられ、その辛酸を通じて精神が常人よりもタフになっているのではないかと思えるふしがあります。
海殺しXの購入申し込みをされる方はパチンコ攻略研究家(プロ筋の人)かパチンコ負け組の人です。後者が圧倒的多数を占めます。負けても負けても諦め切れず、最後の最後まで望みを捨てない執念が負け組の人をプロに変えてゆくのでしょう。彼らをプロに変える原動力はその執念であり、私どもが提供する攻略知識は負け組の人を勝ち組に変える程度の力しかないのかもしれません。
海殺しX X 執念 =パチプロの誕生という公式が成り立ちそうです。
( c.f 海殺しX X 通常のパチンコ遊戯 =パチンコ勝ち組 )
人生のどん底を味わった人は自暴自棄に陥らない限り謙虚な人になるものです。他人に対して威張ろうという気さえ起こりません。一方、人生が順風満帆の人は心のどこかに奢り高ぶりが生じ、無意識のうちに他人に対して尊大な態度をとるようになります。パチンコでも同じことが言えないでしょうか。
私は某新基準機(新規則機)を打っていて苦笑してしまったことがあります。最近の機種はアニメとタイアップしたものが多く、アニメでお馴染みの名台詞が頻繁に出てくるのですが、アニメの原作を知らない者にとっては耳障りでしかありません。しかし、打っている最中に男の渋い声で「弱さを知れば、人は優しくも強くもなれる」という台詞を聞いた時は思わず笑ってしまいました。
アニメにおけるクールな台詞というものは子供にもわかる平易な言葉で作られます。
「弱さを知れば、人は優しくも強くもなれる」という台詞には難解な語彙が全く含まれていないにもかかわらず響きの良さだけは最高です。単に語呂が良いだけではなく正鵠を射た名言でもあります。私はこのセリフを耳にした時、我が門下生のことに思いを馳せました。今までパチンコで散々挫折を味わったが故に、彼らは優しくもなり、プロにもなれるのだろう、と。
渾身の新コラム
さて、前置きが長くなりましたが、今回は心優しい門下生の紹介をしたいと思います。秋田県在住のT.Kさん(男性)は昨年の10月に当倶楽部に入門された若手のホープです。現在46才とのことですが、リヴィエラ男性軍の中では十分にヤングで通ります。
当倶楽部の女性軍は20代、30代の若い人たちが中心ですが、男性軍は定年退職前後の年齢の方が中心となっているように思われます。(海殺しXの購入者全員にアンケートを取ったわけではありませんが、自己紹介を兼ねて自ら年齢を明かす方を見る限り、男性陣はシルバー世代が目立ちます。きっと定年退職後の生計維持を視野に入れておられるのでしょう)
先日、事務局便りにT.Kさんの華々しいご活躍を紹介させていただきました。(下記コラム参照)
事務局便りに発表するコラムとしては異例の長編ですが、私の渾身の書き下ろしです。まだお読みになっておられない方にはご一読を勧めます。
T.Kさんは下のリンク欄<購入者の声シリーズ>に登場するT.Kさんとイニシャルは同じですが別人です。昨年の10月に門下生の仲間入りをされて以来、毎月20万円以上の安定した収益を出されています。毎日打って20万円のパチンコ月収でも素人から見れば羨ましい稼ぎでしょうが、T.Kさんの凄いところは打つ頻度はそれほどでもないのに、これだけの額を軽く稼いでしまうhighly-productiveな実力にあります。
私が心から感動したのは、パチンコに溺れず、ご家族を大切にされる自制心の強さです。こういう倫理観の高い人に天は微笑むのでしょう。T.Kさんは海殺しXを駆使して捻出したお金で奥様とお子様を連れてディズニーリゾートにお出かけになり、高級ホテルに宿泊され、思う存分に豪遊されたそうです。
秋田からディズニーリゾートに単独で行くだけでも相当なお金がかかりますが、ご家族まで連れていかれたわけですからその総費用はちょっとした海外旅行の2回分か3回分に相当する額であったかもしれません。
その後のT.Kさん
前出のコラムを発表後、T.Kさんからメールが届きましたので、これも紹介させていただきます。(以下引用)
こんにちは、秋田のKです。
私の相談や報告の内容がサイトに掲載されたと伺い、早速拝見させていただきました。
皆さんにお知らせする程でもない粗末な内容が大きく掲載されており、大変びっくりしました。
嬉しいような… ドキドキするような…でも、私の体験やメールの内容がサイトや他の門下生さん達の為になるのであれば、大変嬉しいです。
実はディズニーリゾートには年越しのチケットが当たったこともあり、母親も連れて再度行って参りました。
また、エンジンを背負って空を飛ぶ、パラモーターグライダーという趣味を始めたのですが、その必要品一式もお陰様で準備することができました。
なるべく家族に迷惑にならない事を意識して、これからも頑張ってみます。この度はありがとうございました。
親孝行は親が元気なうちに
なんと今度はお母様を連れて再びディズニーリゾートにお出かけになったとは頭が下がります。親が元気なうちに孝行ができるT.Kさんは本当に幸せな人です。
T.Kさんのお母様もさぞかし幸せなことでしょう。
T.Kさんも幼少時は親に遊園地などに連れていってもらったはずです。しかし、今では立場が逆転して、親を楽しませる偉大なご子息になっておられます。このような逆転現象は老親を最も喜ばせるものと言えないでしょうか。
私は遊びに熱中するあまり親が元気な時にはなんの孝行もできなかった馬鹿息子です。お恥ずかしいことに、つい最近まで父と共に外食する時、お金を払うのは常に父の役割でした。今更ながら自分の未熟さに呆れています。
今、父は脳梗塞の後遺症に悩まされていますが、病に倒れる前は外見が異常に若く、私の兄貴と間違われることもしばしばありました。そんなこともあって私は父が高齢者であることを忘れていました。
父は比較的正常な思考力はあるものの、脳梗塞に伴う高次脳機能障害(記憶力、注意力の欠如)の影響で自分ではお金の管理ができません。もう一年以上、自分の財布に触れたことすらありません。財布を持たない人は天皇陛下くらいかと思っていましたが、自分の身近なところでそういう人が現れるのは想定外(?)でした。
必然的に父と私がレストランに入る時は私が勘定を持ちますが、息子にご馳走になって父はとてもご機嫌です。 私が支払いを済ますたびに父は「おまえとはもう立場が逆転してしまったな・・・」とセンチメンタルに呟きます。人生の終盤を迎えた父にとって、この逆転現象は屈辱でもなんでもなく、それまでの自分の頑張りが報われたご褒美なのです。
今頃になって(平均的な人よりも10年くらい遅れて)一人前の男になった私ですが、T.Kさんのような親孝行を父が元気な時にできなかったことが心の中の悔恨となっています。
頑張れ、リヴィエラ男性軍
親孝行といえば、仙台の門下生、Nさん(男性)を思い出します。Nさんとは実際にお会いしてマンツーマンの個人指導までしたことがあるだけに、私にとっては特に思い入れの強い門下生です。(当初は多忙を理由に面会指導は丁重にお断りしたのですが、簡単には引き下がらないNさんの熱意に抗しきれず、最終的には受諾しました)
メールの文面から清々しい印象を抱いていましたが、お会いしたところ、想像通りの人格者でした。Nさんは話をすれば漫才師のように人を笑わせることがお上手ですが、芯は真面目な人であり、私が感動したのは「パチンコに勝って親孝行がしたい」という泣ける言葉でした。
私の父と同様にNさんのお父様も要介護の身です。Nさんは年老いた親の近くにいてあげたいという一心から横浜の都会暮らしをやめ、メーカーの営業マンの仕事まで辞めて、地元に戻ったと聞いた覚えがあります。(会話の記憶が曖昧なため、多少、話が違っている部分もあるかもしれませんが、大筋においては正しいはずです)
帰郷後のNさんは今までのキャリア(コンピュータの専門知識や営業の最前線で培った様々なスキル)が全く生かせない肉体労働系の仕事に従事されていますが、業界全体の給与水準が低いらしく、Nさんの職場でも重労働に見合った満足な月給をもらっている人はほとんどいないと聞きました。
わざわざ仙台から上京されて、安いとは言い難いレッスン料まで払われて、私の教えを乞うNさんを私はスーパートッププロ(パチンコ月収50万以上)に育て上げたいと熱望しています。現状でもNさんの実力は相当なものです。(下のリンク欄<購入者の声シリーズ>で★印がついたものはNさんの特集です) しかし、Nさんもこの程度では満足されないはずです。
個人指導の期間中に私の父が倒れるというアクシデントがあり、それ以降、父が入退院を繰り返したり、私が介護関係の雑多な手続きに追われるという不測の事態が生じたため、最後のレッスンがあと一回だけ残ったままになっていますが、最終回は今まで以上に全力を尽くすつもりです。(Nさん、次回上京される時は、一泊のスケジュールを組んでいただけますでしょうか。もちろん、追加料金などは一切いただきません!)
NさんとT.Kさんは共に東北人であり、同世代人であります。お二人とも当倶楽部の期待の星です。私が見たところ、攻略知識に関しては、先輩門下生でもあり、私とマンツーマンで勉強されたことのあるNさんに一日の長があります。一方、T.Kさんの最大の長所は攻略の要領の良さ、生産効率の高さにあります。時給換算にした時のT.Kさんのパフォーマンスには天才的な資質を感じます。
今後は同門の良きライバルとして腕を競い合っていただきたいものです。東北出身といえば、前回記事、海を愛する男の大漁祭り(パチンコ素人の変身)で特集を組んだ青森のH.Kさん(男性)も張り切っておられます。
H.Kさんからは隣県にお住いのT.Kさんのご活躍に刺激を受けたという旨のメールをいただきました。当倶楽部が生み出した黄金の攻略ノウハウが皆様のご多幸に資すること大であれば幸いです。
実を申しますと、近頃は海殺しXの爆発報告や成功談が男性門下生よりも女性門下生の方からより多く舞い込みます。現在の男女比はほぼ半々ですので、女性陣の奮闘が目立っています。
リヴィエラ男性軍の皆様の奮起を促す意味で、最近は男性門下生のご活躍を優先的に報道しています。賢く稼ぐのは女性の方が得意のようですが、とてつもない大記録(パチンコ月収100万円等)を樹立されるのは常に男性門下生です。
聡明な人が多い女性軍に負けることがないよう男性門下生の皆様も頑張って下さい!
パラモーターグライダー
閑話休題。T.Kさんは海殺しXとの出逢いを通じて、パラモーターグライダー(※幾つかの別称もあるようです)というスカイスポーツを始められたとのことですが、この類の趣味とは無縁であった私は下の動画を見てその概要を知るに至りました。
鳥の気分
鳥の気分が味わえそうです。空中の散歩とでも申しましょうか。爽快このうえない気分になれそうです。私はスキューバダイビングを趣味としており、ゴルフよりもお金がかかることが密かな自慢<実にくだらないプライドだね>でしたが、世の中には上には上があるものだと痛感した次第です。そして、私もT.Kさんの後を追い、この遊びをやってみたくなりました。
健康でさえあれば年齢もあまり関係なさそうですし、何よりも空中を散歩する快感(器具なくして人間が決して実現できないもの)を一度でもよいから経験してみたいのです。
スキューバダイビングでは魚の疑似体験ができます。海物語でよく見る魚群が眼前に広がることもあり、魚の気分はよくわかる私ですが、鳥の気分まではわかりません。では、モグラの気分は? いつの日か特殊な全身防具をつけて土中に入り、ドリルのようなもので穴を掘ったりするスポーツができたとしても、こればかりは少しも楽しいとは思えません。(でも、化石を発見する楽しみがあったりするかも!?)
黄金の攻略ノウハウの存在意義
ところで、つまらない疑問が脳裏をよぎりました。空中で急にトイレに行きたくなった場合はどうするのでしょう? 男性ならばなんとかなりそうですが、晴天の空から天気雨(?)を降らしてしまうことになりそうです。 おっと、尾籠な話で失礼致しました。
将来の計画の参考とするために、T.Kさんに必要な道具をひと通り揃えるのにいくらかかったのか聞いてみました。品質にはピンからキリまであり、それによって値段も大きく異なるそうなのですが、T.Kさんは高品質のものを中古で買い揃えて、40万円ほどかかったそうです。
不躾な質問で申し訳ないと思いながらも、どうしても知りたくて質問してみたのですが、T.Kさんから「普通のサラリーマンだけしてたら、趣味にこんな金額は使えないです」、「このような趣味を持てたのも、リヴィエラ倶楽部さんや佐々木さんのお陰と思っており、感謝しています」とお礼を言われ、またしても恐縮してしまいました。
人生の大転換(Drastic Chage)を実現させることが海殺しXの最大の存在意義です。私どもはパチンコに勝つための道筋を理論化したものを皆様に提供しているわけですが、それを駆使して人生を好転させるのはユーザーの力量にかかっています。
ダイナミックな趣味で我が世の春を謳歌され、愛するご家族と幸せを分ち合われるT.Kさんの生きざまからは多くのことを学ぶことができます。T.Kさん、素晴らしいご報告を有難うございました。
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リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
超人気コラム復活!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<当倶楽部紹介>
海殺しX紹介動画(YouTube)
<さすがパチプロ!>
<購入者の声シリーズ>
海物語シリーズの攻略は
(公式HP)
Happiness is the perfume you cannot pour on others without getting a few drops on yourself.
幸福とは自分にも数滴ふりかけておかなければ他の人にもふりかけることのできない香水である。
(作者不詳の英語の名言)
]]>甘デジファン必読カシオペア攻略術を甘デジに使用する際の注意点
新春をことほぎ
最強攻略法・海殺しXファンの皆様、あけましておめでとうございます。当ブログにて公開中の数々のコラムをいつもご愛読いただき、誠に有難うございます。 今年も海殺しXと共に歩む一年が皆様に幸福をもたらすことを心より祈念致します。
昨年は父が長期にわたって入院し、退院後は要介護の身となった関係で私の身辺が急に慌ただしくなり、なかなか思うようなペースで執筆できませんでしたが、それでも、何かを書くたびに公式ホームページのお問合せフォームを通じて温かいメッセージを寄せて下さる読者の存在が私を支えてくれました。
新年の決意
特にリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)の激励は心に沁みました。私は多数の門下生を率いています。常に彼らの期待に応えなければならないという重圧を背負っています。しかし、それは私を苦しませるものではなく、むしろ私に生き甲斐を与えてくれる心地良いプレッシャーです。
「リヴィエラ倶楽部の記事はひと味違う・・・」、「佐々木の執筆するコラムは唯一無二のものだ!」というようなご感想を耳にするたびに、そうあらねばならぬと自分に言い聞かせています。今年も自己のスタイルを貫き通したコラムの執筆を心掛ける所存です。
パチンコは勝たなければ無意味
世にパチンコライターと呼ばれる人は無数に存在しますが、その大半がパチンコメーカーの提灯記事を書いているだけです。「この演出が面白い」とか「このスペックは期待できる」とか平々凡々なことしか書きません。
いくら演出が面白くても勝てなければ意味がないではありませんか。期待できるスペックというのも理解に苦しみます。勝ちやすいスペックと言いたいのでしょうが、パチンコというものはスペックがどうであれ、デタラメな打ち方をすれば、トータルで必ず負けてしまいます。勝ち負けとは無関係なスーパーリーチの紹介やスペック説明などを読んで何が楽しいのか私にはよくわかりません。
素人が毎日、パチンコを打てば月に30万円以上の大金をどぶに捨てることにもなりかねません。これがパチンコの怖さです。逆に言えば、確固たる攻略知識とその応用力さえ身につければパチンコはトータルで勝てる唯一のギャンブルです。(当倶楽部は「パチンコはギャンブルではない」という見解に立ちますが、一般的にはギャンブルの一つに数えられています) したがって、毎日パチンコを打って月に30万円以上稼ぐことも十分に可能です。
努力に勝るものなし
当倶楽部ではパチンコ月収が30万円を超えている門下生をトッププロと認定していますが、トッププロの大半は毎日打たなくても月30万円以上は軽く稼ぎます。彼らに共通することは、どなたも例外なく努力していることです。もう何年も前に「努力した者がすべて成功するわけではない。しかし、成功した者はすべて努力している」(名言3)と題したコラムを発表したことがあります。当時は当ブログの読者が極端に少なく、全く脚光を浴びることなく埋もれてしまったコラムですが、この機会にさりげなく紹介させていただきます。(辛口のコラムですので好感度が低いことは覚悟の上です)
最強攻略法・海殺しXを購入したからといって全ての人が次の日から勝てるようになるわけではありません。しかし、真面目にテキストブックを読み、慎重に勝負する人は遅かれ早かれ勝ち組に入ります。但し、上達のスピードには著しい個人差があります。一週間もしないうちに完全にマスターしてしまう要領の良い人もいれば、紆余曲折を経る人もいます。
関門を突破で常勝者に
結局、明暗を分けるのは応用力なのです。知識そのものは誰でも容易に学ぶことができます。全く時間はかかりません。今までに最強攻略法・海殺しXを購入された人から「テキストブックの内容が難しい」というクレームを頂戴したことは過去に一度もありません。
覚えるべきことは単純なこと(とはいえ、素人は気づいていないこと)ばかりなのですが、刻一刻と状況変化のあるホールで「今、第一に考えなければならないことは何か?」、「この状況下でどの攻略技法を優先的に採択すべきか?」というような選択に迷う時に分析力、観察力の実力差が生じてしまうのです。この関門を突破した後はどなたでも常勝者(トータルで絶対に負けないという意味。もちろん、時には負ける日もある)になれます。
H.Kさんの大暴れ
さて、2019年の初頭を飾る記事は最近、当倶楽部の門を叩かれた新人門下生のご活躍にスポットライトを当てたいと思います。H.Kさん(青森県・男性)は昨年の11月19日に海殺しXの購入申し込みをされ、以来、熱心にご質問と戦績報告のメールを下さいます。私がメールの返信をするたびにメキメキと腕を上げられ、今ではセミプロレベルの実力者に成長されました。H.Kさんの足跡をメールを通じて辿ってみることに致しましょう。
(2018.11.21のメールより)
素早い対応ありがとうございます。先に送って頂いたPDF版を見てみました。ホールにはマメに通ってる訳ではないのですが、海殺しの内容を見てみたところ確かに思い当たるフシがあります(笑)不思議な事にテキストを見てみたら不用意にホールに行く気がなくなりました(笑)しばらくは勉強とホールの観察だけにしておきます。まだまだ若輩者ですが、今後ともご教授の程宜しくお願い致します。
変身の予感
これがご購入後に最初にいただいたメールでした。正直に申し上げますと、この時点ではH.Kさんの将来性は未知数でした。しかし、しばらくの間は打たずに勉強と観察に専念されるというメッセージを見て、「ひょっとするとこの人は大化けするかもしれない」という予感がありました。普通の人はなかなかそれができないからです。
精巧な攻略ノウハウを手にして、はやる心を抑えられない人は、すぐに実戦で試したくなります。それでうまくいけばハッピーエンドなのですが、ミスがあった場合、必ずしも勝利には結び付きません。成功する人に共通していることは、最初のうちは実戦を控え、熱心にテキストブックを熟読し、テキストブックに記載されている様々な内容が真実であることをホールで確認(確信)することです。
H.Kさんは打たない期間中にいろいろなご感想を送ってこられたり、疑問に思われたことを質問されてきました。この期間中のチュートリアル(個人指導)がH.Kさんの血となり肉となったようです。
しばらくしてから次のメールをいただきました。(お名前の部分はイニシャル表記にさせていただきます。又、ところどころを伏字にすることをお許し下さい)
(2018.12.24のメールより) 佐々木様、リヴィエラ倶楽部の皆様、お世話になっております。青森のKです。 今日はウルトラ速攻法を2回成功させる事が出来たので嬉しくてメールいたしました。 (筆者註・ウルトラ速攻法の概略は秘伝攻略の一部公開にて記載) 今日、仕事が終わり19時前にいつも行くホールに行きました。 シマの埋まり具合が4割程だったのですが4台のグループ(筆者註・ホルコンが数台を束ねて作るユニットのこと)が1台だけ空いており、 その台は本日3回の835回転でした。体力値(筆者註・リヴィエラ用語)は7だったと思います。 そして遠くにある2台は当たり回数等細かく確認はしませんでしたが、1台は確変中、1台は時短中、背中合わせの1台は当たり0回の650回転前後でした。 自分の座った本日3回の835回転もヒドい(笑)と思いましたが、まずは少し打ってみようと思い打ち始めたところ泡リーチがかかり、 850回転目、4回目のリーチで1と9のダブルリーチがかかり泡は出なかったので「ダメなのかな?」と思ったところ再始動で当たり、 おまけにパールフラッシュまで付きました。(筆者註・確変中でなく通常時は変動の時点で早目に鳴る一発告知を除き、余計な一発告知はない方がよい場合が多いのですが・・・) 結局、突確1回を含む5連でした。両隣のおじさんは1人は目を丸くし、1人はハンドルを持ったままうなだれていました(笑) 2回目は2台のグループで1台調子良く出ていたのでもう1台の空き台に座り、(この2台の位置関係は背中合わせで若干斜めですがガラス越しに観察出来るので楽でした) 観察基準台が確変●回転で当たったので、すかさず打ち始めたところ15回転程で泡前兆が2回出てその後8のリーチがかかりました。 「泡前兆3回じゃないからダメかな」と思っていたら無事8で合いました。 その後時短で4が合いましたが時短が終わり2回程●●●にして打ってみましたが、芳しくなさそうだったので止めました。 金額的には、あの時間からでプラス25000円程だったので満足です。 海殺しXをまだ使いこなせてはいませんが凄いと思う事があります。それは●●●●の話です。びっくりする程当てはまっています。 これを覚えておくだけでも台を絞り込む事が楽になります。 それと海物語Xと出会ってから「初期投資の少なさがいかに重要か」という事に気付かせて頂く事ができました。 うちの地区の連荘は私の知る限り多くても10回程で次がやたら深かったりするので投資がかさむと勝つ事が出来ません。 なので海殺しXの教えは「なるほどな」と思い、そして感謝しております。 これからは精度を上げる為に努力します。海殺しXと出会えて本当に良かったです。佐々木様、リヴィエラ倶楽部の皆様、寒い日が続きますが、お体をお大事に。ありがとうございました。
運でなく実力で勝つパチンコへ
私の予感は的中し、H.Kさんは海殺しXの新人とは思えないような立ち回りの技術で運ではなく実力で勝ちにいくパチンコを実現されました。今思えば、打たずに観察している期間が長すぎたかもしれません。ここまで慎重でなくてもよいと思うのですが、この安全志向と勝つための執念がH.Kさんの実力の源になっているようです。「ガラス越しの観察」には感動半分、爆笑半分です。まるで忍者のような俊敏さです。
H.Kさんとはその後も質疑応答のメールを交換しました。私が感心したことはH.Kさんが非常に冷静沈着な方であることです。常に確実に勝つことだけを目指している姿に好感を抱きました。H.Kさんはすでに実力でパチンコに勝てる人に変わっていました。
年が明けてからH.Kさんから再び戦績報告のメールが舞い込みました。
(2019.1.5のメールより)
佐々木様、リヴィエラ倶楽部の皆様、お世話になっております。正月三が日で、大当たり回数●回で回転数835回で空きになっていた台があったので、 860回転まで打ってみようと思い打ってみたら857回転で縞々のハッキリした魚群が流れサムが出て7連しました。 (次のハマリ●●回になって時短が終わったので止めました。それにしても縞々のハッキリした魚群は初めてみました) 別の日には、ユニット内のチャンピオン台が終わりそうだったのでユニット内の別台を打ってみたら9連しました。 ユニット内のもう1台を打っていた人も同時期に10連しました。 昨日は大当り回数0回750回転位の台を打ってる、おばちゃんが数回転で1撃14連チャンしました。 私も同じ状況の別台で10数回転で7連しました。 海殺しXを知ってから、いろいろ体験させて頂き有難く思っております。本当に感謝しております。 いい話ばかりしてもダメなので失態を1つ。低投資で9連したのですが約6箱飲まれました。・・・(中略) 「低投資で9連したのだから・・・」と甘い考えがありました。完全に失策です。 私の悪い所は「時間があったらあっただけホールに居たい」と思う所です(苦笑) 変な話ですが私は海物語を愛しています。パチンコは海物語しか打ちませんし他の機種の打ち方も知りません。 この世に海物語が無くなったらパチンコを止めるかも知れません(笑) なので海物語に会いに行く為に海殺しXに出会えて良かったです。・・・(後略)
小額投資で当てる驚異の力
H.Kさんの凄いところは鋭い分析力を駆使して次に当たる台を一発で見抜く眼力にあります。いつも当たる時はほとんどお金を使いません。この技術だけ見れば十分にプロレベルなのですが、当てるまでは慎重すぎるほど慎重でも、お座り一発で当てた後に少し遊んでしまう癖があり、それが惜しいところです。いみじくもご自分でその弱点を指摘されておられます。私はH.Kさんに「ご自分で指摘された弱点を克服された時点で貴兄はプロの仲間入りです」というメッセージを送りました。現在のH.Kさんはあと一歩でプロと言えるセミプロレベルの実力ですが、小額投資で当てる力に関しては、完全にトップクラスです。
危険領域台の攻略は見事!
私が最も感心したのは滅多に当たらない危険領域で停滞中の台を簡単に当ててしまった実力です。これは当たり番(=次にホルコンが当たりを予定する台)が移動するタイミングを正確に分析する力がなければ至難の業です。(※危険領域の概念、及びそれを利用した攻略ノウハウについてはオプショナル商品のカシオペア攻略術にて教示)
パチンコの攻略にかなり精通されている猛者でも危険領域の概念を知る人はリヴィエラ門下生を除いて皆無に等しいはずです。危険領域に突入後、ハマリに向かっている元好調台を(復活当たりからの大連荘を夢見て)一所懸命に打っている人を見るたびにため息が出ます。スーパーリーチは頻出しますが、「本当にこの台が好調台だったのか?」と首を傾げるほど当たりません。
しかし、危険領域で停滞している台であっても永遠に当たらないというわけではなく、一定条件を満たした時には当たります。そして、当たりさえすれば高確率で多連荘、時には大爆発に発展するのが危険領域台を打つ最大の魅力です。
危険領域で停滞中の台を打つことは常にハイリスク・ハイリターンなのです。「河豚(フグ)は食いたし命は惜しし」の心境で私もミドルスペックの危険領域台に手を出す時は極度の緊張が走ります。
甘デジ(遊パチ)の場合は危険領域で停滞中の台でもその台が属するホルコンのグループ(ユニット)が強ければ、それほど醜くハマらずに当たるものです。運が良ければ150回転前後、苦しんでも250回転前後で当たることが多く、そこから(甘デジでありながら)1万円、2万円に相当する出玉を弾き出すことも頻繁にあります。しかし、ミドルの場合、(大当たり確率という観点から)単純にその3倍程度の回転数(450回転前後、750回転前後)で当たるかと言えば、非常に微妙です。むしろそのくらいのハマリで当たればラッキーな方かもしれません。何故ならば、ミドルの危険領域台は1000回転オーバー、1500回転オーバーの特大ハマリになることも日常茶飯事であるからです。
このような専門知識をすでに修得済みのH.Kさんは勇気を出して危険領域の台に挑まれたわけですが、「860回転まで打つ」という目標設定は完全に素人離れした発想です。リヴィエラ門下生の皆様であればお気づきでしょうが、H.Kさんは明らかにサイクル変換を企図した攻略に挑まれています。(※サイクル変換の秘密については、最強攻略法・海殺しXのテキストブックにて記載済み)
人生のターニングポイント
H.Kさんの海物語シリーズに注ぎ込む愛情の深さも感動に値します。「海物語に会いに行くために海殺しXに出会えて良かった」というメッセージには目頭が熱くなりました。私は海殺しXの開発者です。「海殺しXを使っても勝てない」と言われることが一番辛く、「海殺しXと出会って人生が変わった」と言われることに無上の悦びを感じます。
海殺しXを使って勝てない人は何か根本的なところでミスを犯しています。逆に海殺しXで勝てるようになっても人生が好転したとまでは言えない人は打ち方が甘いのです。海殺しXは夢を運ぶ翼です。海殺しXはこの翼をはためかせて天空を飛翔し、一般庶民には無縁の「異次元空間」に到達するために考案されたのです。(具体的にはパチンコルネッサンスの幕開け参照)
今後のH.Kさんの更なるご活躍に期待したいと思います。愛する海での大漁が続いています。H.Kさんはまだお若い方のようですが、パチンコの稼ぎを含めれば、すでに役職が二つか三つ上がったくらいの月収にはなっていることでしょう。持ち前の冷静沈着さでこのペースを維持して、海殺しXとの出逢いが人生のターニングポイントになったと証言して下さることを願ってやみません。
今年に入ってからもH.Kさんとの質疑応答のメール交換は続きました。その中にちょっと面白いメッセージがありましたので、紹介させていただきます。
(2019.1.5のメールより)
…(前略)佐々木さんや海殺しXと出会ってから「テキストとメールを何回も確認」するようにしていますが、この事が本業の「安全確認と手順確認」を改めて思い出させてくれます。 私の仕事は、船にシャーシ(トレーラーの荷台の部分)を積み降ろしする作業をしています。「安全確認と手順確認」は最も大事な部分ではあるのですが慣れてくるとどうしても、ある意味適当になってきます。そこに、「テキストとメールを何回も確認」が役に立っています。 仕事も海。パチンコも海なんです(笑)…(後略)
基本に忠実な人ほど苦労しない
私は思わず膝を打ちました。少しでも危険が伴う仕事には「安全確認と手順確認」が必須となります。慣れてきた頃に不測の事態が発生しかねないからです。
同じことがパチンコの攻略についても言えます。海殺しXの達人にありがちな失敗は、簡単に当てる自信があるが故に、闇雲にあちらこちらの台に手を出し、投資額が増えてしまうことです。最終的に爆発に成功しても、投資がかかりすぎていれば、収益が出ないことすらあります。爆発中は快感でも、その大連荘がコストの回収にしかならないのであれば、それはプロとして失態です。
パチンコ月収が100万円を突破したK.Aさん(千葉県・男性=当倶楽部の首席門下生…その実力は下記リンク欄「さすがパチプロ!」参照)は完全に海殺しXをマスターされた後も、毎日のように復習をされていました。テキストブックをボロボロにするまで読み返した執念が僅か一か月で100万円を獲得する原動力になりました。基本に忠実な人ほど労せずして勝ち組に入れるのです。
Drastic Changeとは?
海殺しXを購入される前のH.Kさんは素人同然でした。ここで紹介していないメールの中でも「自分の今までの打ち方が悔やまれる」という発言が随所にありました。しかし、過去は過去。大事なことは希望の明日に向かって邁進することです。今までは勝った、負けたの繰り返しであっても、今では負けることの方が珍しくなったはずです。これこそが当倶楽部のキャッチフレーズであるDrastic Change(大転換)なのです。
H.Kさんのパチンコライフにおける大きな転換が人生の好転に結び付くことを切に願っております。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
超人気コラム復活!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
<さすがパチプロ!>
<購入者の声シリーズ>
<リヴィエラ倶楽部紹介>
大海物語4、Pスーパー海物語IN沖縄2の攻略は
(公式HP)
男と女の間には、出逢いの数だけ別れがある。
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驚愕のスペック
スペック、演出共にパワーアップ
★攻略の福音
甘デジ攻略の辛さ?
甘デジ(遊パチ)の海物語シリーズに経験豊富な人であれば、誰もが時短終了時に思い悩むに違いない。果たしてこのままこの台で打ち続けてよいものだろうか、と。
まだまだ出せると思って同じ台をそのまま打ち続けても一向に当たる気配がなく、この台がダメならばあの台に移動しようとマークしていた台を他の客に取られ、爆発されてしまった時などは「潔くやめて、すぐに移動していればよかった」としきりに後悔するものである。
甘デジは一部の好調台を除き、思うように出玉の蓄積ができない。 一気に爆発するかショートスパンで多連荘を頻繁に繰り返さない限り、何度当たっても、次の当たりが来るまでに折角貯めた出玉を全部飲まれて追加投資を余儀なくされたり、辛うじて持ち玉があるうちに再び当たっても、それが多連荘しなければ、ふりだしに戻ってしまう。マイナスからの再スタートも少なくない。
時にはそれほどハマらずにわりと調子よく何度も初当たりが来ることもあるが、そのいずれも多連荘しなければ、「頻繁に当たりはするが、徐々に持ち玉が減らされてゆく」というもどかしい展開になりやすい。
プロならではの失敗
このようなパターンを嫌というほど経験している人は自分の選んだ台が見当違いであったのではないかと不安になり、当たりが単発であれ、多連荘であれ、時短終了直後に台を変えるべきかどうか思い惑う。甘デジの場合、多連荘するかどうかは別として、今打てばすぐにでも当たりそうな台がそこらじゅうに転がっている。
それはホルコン(ホールコンピュータ)に通暁したプロならばひと目でわかる。日頃から最強攻略法・海殺しXを甘デジの攻略に使用しているリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)であれば、当たりやすい台は一瞬にして見抜けよう。それゆえ、「150回転くらいで単発当たりでも来たらたまらない」と思い、時短終了時にスパッとやめて、次の候補台に移動するケースが一般人よりも多くなる。(ホルコン全般の知識及びそれを応用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブックにて解説)
甘デジ攻略は軽いフットワークが命である。足早に次々と台移動を繰り返し、小額投資というよりも打った途端に当てる華麗な立ち回りを連発して一日で2〜3万円の利益を出すのが甘デジ攻略のプロである。
一部のラッキーな好調台(打ち続けているだけで気持ちよく出玉が増え続ける台)以外では決して長居をせずに、一回の当たりが終わった後に、結構良い台であってもすでに数回の初当たりをトントン拍子で(ハマリを経ずに)獲得した後であれば潔く台を捨て、次の有望台に移るのが甘デジ攻略の鉄則である。
しかし、時には運が悪いことに、捨てた台を他人に拾われ、すぐに当てられてしまう忌々しい体験も甘デジ攻略の達人にはつきものである。リヴィエラ門下生の中でもこの悩みに喘いでいる人が少なくない。本稿がその問題を解決する一助となれば幸いである。
甘デジ好調台に特有の現象
ミドルスペックとは違って、甘デジの好調台に見られる特有の現象の一つに「単発当たりや2〜3連チャンをハイペースで繰り返した後に大連チャンが起こる」というものがある。
ミドルの場合、単発当たりや2〜3連チャンを出した台の大半はハマる。好調台のみ例外的に単発当たりや2〜3連チャンを出した後でもハマリを経ずに再度の初当たりを獲得することが可能であるが、単発当たりや2〜3連チャンが2回連続すれば黄信号点滅となり、好調台であってもハマリやすくなる。
ましてや単発当たりや2〜3連チャンが3回連続すれば赤信号となり、好調台であっても相当な高確率で沈みゆく夕日になるのが宿命である。
我々は4連チャン以上を多連荘と定義し、4連チャンに満たない当たりを「くだらない当たり」と呼んでいる。甘デジの好調台は「くだらない当たり」が何度発生してもすぐには絶命しないタフさがある。ミドルの攻略プロが甘デジを打つ時に最初に戸惑うのはこの点である。
甘デジの「偽好調台」
甘デジでも好調台でなければ、「くだらない当たり」が一回発生しただけで150回転以上ハマってしまうこともあるし、幸いにしてそれは免れても「くだらない当たり」が二度、三度と続けば、今度こそアウトということが多い。
よくあるパターンを示そう。最初に単発当たりが来て落ち込んでいると時短終了直後に呆気なく当たり、あたかも好調台のように見えるも、その当たりも多連荘せず、その後はハマリという展開。さらにたちの悪いのは、単発+2連チャン+単発といった「くだらない当たり」がハマリを経ずに3連続した後で200回転オーバーの深いハマリに向かう展開。
時短終了直後に当たるという幸運が2度も続けば、パチンコの攻略知識がある人ほどその台は好調台であると思いがちである。そこに罠が仕掛けられている。
くだらない当たりを何度も出した後にハマリに向かう台は偽好調台である。真の好調台であれば必ずその先に多連荘が待っている。
パーソナルシステム
繰り返しになるが、甘デジを極めるためには軽いフットワークが不可欠である。いつまでも同じ台で粘らずに、打てばすぐに数連荘しそうな台に移動しては稼ぐ。
近頃はパーソナルシステム(各台計数システム)というものが普及してきたため、台移動時にカードを抜くだけで足元に積んでいたドル箱をいちいち次の台に持ち運ばなくてすむホールが増えてきた。以前はあまりにも頻繁に持ち玉移動を繰り返していると目立ちすぎて、何も悪いことをしていないのに店員に睨まれたり、他の客に迷惑がられるといった不受理なこともあったが、今は便利な時代になった。言い換えれば、カードの抜き差しだけで簡単に台移動ができるホールは甘デジ攻略天国なのである。
攻略達人の悩み
では、見るからに冴えない台が意外にも当たり、時短終了になった場合はどの程度まで粘ればよいのだろうか?
又、結構、良い台であっても、ホルコン(=ホールコンピュータ)が数台を束ねて作るグループ(ユニット)の中で、その台だけにあまりにも偏った初当たりが3〜4回発生し、グループ内の残りの台は打つ人はいるのに全く当たっていない状況の時は、その好調台をそのまま打ち続けて4〜5回目の初当たりを狙うべきなのか、それとも、一旦、その台を捨てて、別の台で当てた後、捨てた台のグループから他の台が何度か当たった後に捨てた台に戻るべきなのだろうか?
攻略に秀でた人ほど悩みは尽きない。
時短終了後の3回のリーチで
ひとつのの目安として、時短終了後、3回のリーチで当たらなければ、その台を見切るという方法を私は推奨したい。甘デジは海物語シリーズに限らずどの機種でも時短終了直後の当たりが発生しやすいが、最も多いのは、時短終了後の初リーチでの当たりである。
大海物語系では時短終了直後にスーパーリーチがかかり、クラゲから魚群に発展して当たるケース、沖海系では時短終了直後に5人目の娘、特にミニキャラ(マリン等)が出現し、魚群が出て当たるケースを皆様は何度も経験されたに違いない。
時短終了直後の初リーチがなんでもないノーマルリーチでも2回目のリーチで当たることもある。3回目のリーチはかなり確率が下がるが、当たることもある。
しかし、4回目のリーチ、5回目のリーチで当たることは滅多になく、4回目、5回目のリーチで当たらなければ、その台は高確率でしばらくの間、当たりから見放される。6回目、7回目のリーチで当たるということは期待薄である。
好調台であれば、何度もリーチやスーパーリーチがコンスタントに発生し、150回転までいかないうちに当たって多連荘することもあるが、好調台であっても、その当たりは爆発前の中だるみの時期に発生する仕切り直しのくだらない当たりであることも少なくない。
爆発前にこのような現象が何度も発生することもよくあるパターンであるので、それにつき合っていれば時間の浪費になる。こういう台は中だるみの時期を他人に打たせて、同グループの台から派手な多連荘が出た後に他人が捨てたその台を再び打って一気に爆発を狙うのがプロの打ち方である。
好調台でない台は150回転までいかないうちに当たっても多連荘することは滅多にない。いつまでもこんなダラダラしたペースで「当たりはするが持ち玉を確実に減らす」という遊び台特有の苛立たしい展開で打ち手を苦しませる。
時短終了後に同じ台で粘るかその台を捨てるかの判断はリーチ3回以内で下さなければならない。3回というのは粘っても3回という意味である。
ST中、時短中に強力なリーチ(魚群、タッチチャンス等)を外した台は時短終了後の2回のリーチで当たらなければ台を捨てても構わない。「ホルコンが自分の台のグループに残っていれば」という前提が伴うが、好調台であれば、当たって当然のリーチで当たらなかった時、通常は時短終了前もしくは時短終了直後になんらかの形で当たるからである。
好調台が当たって当然のリーチに失敗し、時短終了後、2回のリーチで当たらなければ、当たって当然のリーチを逃した回転数から最低でも+100回は回さなければ当たらないことが多い。 こういうケースもその台を潔く捨て、しばらく他人に打たせ、(次に打った人が当たるまで打ち続けてしまった場合は諦めるしかないが)同グループの台が何台か当たった後に再び打てば、強力なリーチを外した台とは思えぬほど気持ちよく伸びる台に変わることも珍しくない。
もちろん例外もある。しかし、いつも述べているように、パチンコ攻略の基本は高確率で発生する現象に期待するのが基本であり、低確率で発生する現象に賭ける打ち方では常勝者にはなれない。
時短終了後に3回目のリーチを待たなくても、20回転してしまった場合もやめ時である。20回転中に3回リーチが出せないようではホルコンが他のグループに移ってしまった可能性が濃厚といえるからである。
時間効率
今一度、「甘デジは軽いフットワークが命」であることを心に刻んでいただきたい。
攻略アクションの基本は「しばらくは当たらない」というタイミングで潔く今打っている台を捨て、すぐに当たりそうな台に移ることである。パチンコの攻略は時間との戦いであり、如何にして無駄な時間を省くかという合理的な取り組みの有無が勝者と敗者を分けるのである。
甘デジで勝負する時、「費やすことが許される無駄な時間」(当たる見込みのない台を追いかける時間=騙される時間)の上限はホールに滞在する時間の3分の1である。
午後3時から9時まで6時間打つとすれば、費やしてもよい無駄な時間はせいぜい2時間である。この時間は少なければ少ないほどよい。残りの3分2の時間は打てばすぐに当たる台か、休みを入れながら粘り打ちして近い将来の多連荘が狙える台に費やさなければならない。
ホールに滞在する時間の半分が騙される時間になってしまえば、甘デジの場合、爆発に成功してもその日は負けてしまうこともある。常に時間効率を最優先して確実に勝つことだけを考えるべきである。
重要心得
確実に勝つためには強いグループの台しか狙わないことである。強いグループ(短時間内に複数台が当たり、不運なつなぎ役の台を除き、多連荘が中心のグループ)は客入りが良い状態で最低3つは誕生する。
全ての強いグループの動向を注視し、強いはずなのにどの台も当たらない「強いグループが鳴りを潜めた時」にそのグループ内に捨てられている空き台(※極端なハマリ台は避けた方がベター)を打つのがミドルスペック、甘デジに共通する攻略の基本となるが、甘デジでこれを実践すると打った途端に当たりやすい。
ミドルと甘デジの長短
ミドルでも強いグループの中にある台がどれも当たらなくなり、よく見るとポツンと空いている台がある場合、その台を打つとすぐに当たることもあるが、2千円使ってもスーパーリーチが発生せず、「時期尚早」と即断して別の台に移ると、直後に打った人に当てられてしまう失敗をプロでも頻繁に犯す。
当たり番(=ホルコンが次の当たりを予定している台)の台を打てば、それほど待たずに当たるのが甘デジの特権である。冒頭で甘デジ特有の攻略の難しさに言及したが、甘デジにはメリットも少なくない。
一方、ミドルは甘デジのようにあちらこちらの台を当てなくても、小額投資で多連荘すれば十分な収益を出せるため、パチンコの勝ち方を熟知した人であれば、敏腕のプロでなくても勝ち逃げの繰り返しで月20万円以上の稼ぎは比較的容易に達成できる。
同じ人が甘デジだけで月に20万円以上稼ぐことは容易ではない。甘デジで月20万円の収益を出すためには幾多の攻略技を自由自在に操る相当なテクニシャンでなければならない。
甘デジのもう一つの利点
このように書けば、甘デジの攻略は非常に難しいと思われるかもしれないが、ポイントさえ押さえて打てば結果がすぐに出るため、当たりそうでなかなか当たらない台に騙されずにすむという甘デジならではの利点もある。
海物語シリーズにはレギュラーコースとイレギュラーコースの二つの当たり方がある。前者が当たりの約7割を占める。
当たる前にスーパーリーチやリーチが集中することは誰もが実体験を通じてご存知のことであろう。ミドルの海物語の場合、当たり番の台には30回転以内に2〜3回のスーパーリーチが発生し、最後のスーパーリーチから50回以内に「決め手」となるインパクトの強いスーパーリーチが来て当たる。
これがレギュラーコースの当たり方である。
インパクトの強いスーパーリーチとは魚群、一発告知、チャンス目の3回連続後のリーチなどを指すが、大海物語4であればビッグバイブ、スーパー海物語IN沖縄4であれば沖縄モードで5人目の娘がミニキャラ(マリン等)で登場するなど通常のスーパーリーチ以上に期待を持たせる演出も決め手の一種である。(※決め手が出てそれがあっさり外れてしまう台はその後10回転以内に当たらない限り、高確率でハマる)
甘デジの海物語の場合もレギュラーコースの当たり方は基本的にミドルと似たようなものであるが、15回転以内に1〜2回のスーパーリーチが発生した後、最後のスーパーリーチから25回転以内に当たるといった具合にサインが発生してから当たるまでの時間が短く、ミドルほどにはじらされない。
30回転以内(ミドル)、15回転以内(甘デジ)という数字は飽くまでも一例にすぎない。客の混み具合でも違うし、回収日と放出日でも違う。
同じ日でも回収期、放出期でも違ってくるので一概には言えないが、いずれの状況においても、甘デジはミドルよりも早く結論が出る。レギュラーコースにおける当たりの前兆が見られても決め手が出ない台、決め手が出ても当たらない台は(見込みのある台は後でその台を戻ることを視野に入れつつ)ひとまず撤退が原則であるので、甘デジの方がすぐに結論が出る分、余計な投資をせずにすむ。
ちなみに、イレギュラーコースの当たりとは、当たる前の兆候がレギュラーコースほど明確でなく、いきなり当たって打ち手を驚かせるパターンである。
ノーマルリーチだけが頻繁に出て、スーパーリーチがほとんど出ない状況が延々と続いた後、ノーマルリーチ(走りを含む)で当たってしまうとか、スーパーリーチが全く出ない状況が長時間続いた後にぶるぶるチャンス、レッツマンボー、ウリンチャンスなどの特殊リーチで当たるのもイレギュラーコースによく見られる当たり方である。
このような変則的な当たり方は全体の約3割にすぎないので、初心者はレギュラーコースの当たり方からマスターしていただきたい。
道標となるサイン
ミドル、甘デジに共通する当たる前に現れるサインの一つに最終発展形スーパーリーチがある。大海物語系ならばクラゲ、沖海系ならば5人目の娘(特にミニキャラ)である。
好調サイクルに入っている台(サイクルとその変換システムも海殺しXのテキストブックに記載)は最終発展形が出ると、ほどなくして当たりが発生しやすい仕組みになっている。
逆に最終発展形が出ても一向に当たらない場合はホルコンがその台の属するグループをアクティブにしていないか、その台がその時点において芳しからぬサイクル状態に置かれているかのいずれかである。
大切なことなので繰り返すが、ミドルの場合は最終発展形が出てから50回転以内が勝負、甘デジの場合は25回転以内が勝負である。当たる時はこの程度回すだけで当たってしまうのである。50回転以内(ミドル)、25回転以内(甘デジ)に当たらなくても、再びスーパーリーチが出る台は、粘れば当たる台かハマリ台である。ここでもミドルと甘デジでは投資額に差が生じる。
甘デジの場合、最終発展形が出てから25回転も回さずに10回転以内に当たってしまうことも頻繁にあるため取りこぼしが少ない。
ミドルの場合は最終発展形が出てから50回転後に魚群が出て、「長い戦いがやっと終わった・・・」と胸を撫でおろしていると冷酷にもそれが外れてしまって、今までの投資がパーになってしまうこともある。ここにも甘デジの利点がある。
なお、参考までに、自分の台の当たりが近いか遠いかを見極める別の方法として、有益な攻略情報を紹介しておく。(下記参照)
便宜上、タイトルは「沖縄5 大海4攻略」となっているが、海物語シリーズ全般機種(ミドル、甘デジを問わず)に通用する万能の法則である。
最終発展形が出た後
大海物語系のクラゲ、沖海系の5人目の娘は攻略上の鍵を握っている。この最終発展形が何度も出て当たらない台は高確率でハマリ台である。(かなりハマった後に爆発するケースも少なくないが・・・)
ミドルでも10回転以内に最終発展形が2回出ることがある。ミドルの場合は10回転以内に2回も最終発展形が出れば2回目は十分に当たりが期待できるスーパーリーチなので、当たる時は魚群や一発告知が伴うことが多い。
しかし、ショートスパンで最終発展形が2回も出たにもかかわらず当たらない台は捨てた方が得であることが多い。
甘デジの場合は10回転以内に最終発展形が2回出て当たらなくてもワンモアチャンスがある。2回目の最終発展形から25回転以内が勝負となるが、これで当たらなければ、しばらく当たらないことがほとんどである。
3回目の最終発展形が出て当たらない台は高確率でハマる。
むすび
本稿では甘デジにおけるやめ時について考察した。その一つは時短終了後の3回のリーチである。
これで当たらなければ下手すれば150回転以上打たなければ次の当たりが来ないこともあるので、それまでのパフォーマンスから見て明らかに好調台でないと思われる場合、台移動が原則である。
しかし、それまでにプレミアム演出の当たりが出たり、甘デジの海物語シリーズでは希少価値と言える15ラウンド、16ラウンドの当たりが発生していた場合、あるいは、良い当たり方(リーチになる前の一発告知など。詳細は海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学参照)をした台や最強攻略法・海殺しXのオプショナル商品、カシオペア攻略術のテキストブックに記載されている好調台の特徴の条件を満たす台はひと休みの後に再び進撃が始まることも多いので、迂闊に台を手放してはならない。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
10分程度の休みを入れて打ち出しを再開し、リーチやスーパーリーチの集中が見られない時は再び休みを入れながら粘るのが基本となる。
つまらない台で当たった時は時短終了後の3回のリーチで見切っても後悔することは滅多にない。
もう一つのやめ時、最終発展形に関しても同じである。
つまらない台ほど期待を持たせておいて結局は期待を裏切る展開になりやすい。最終発展形を経てほどなくして出現した決め手でも当たらない台、最終発展形が飽きるほど出たのに当たりには至らない台には三行半を突きつけてよい。
こういう台はハマリを抜けてから爆発することもあるが、爆発の時期は予想を遥かに超える遠い未来であることが多いのである。
甘デジの投資に莫大なお金を注ぎ込むようでは、最終的に爆発しても回収できるという保証がない。好調サイクル突入中の台だけに粘る価値があり、それ以外の台は甘デジの旨味(当たりやすさ)を生かして、すぐにでも当たる台を次々と当て、くだらない台であれば時短終了後の3回目のリーチが終わった時点で捨てるという鉄則を肝に銘じていただきたい。
甘デジに甘デジならではの長所がある反面、投資がかさめば楽しめるのに儲からないという悩みがつきものである。甘デジの攻略を極めたいと本気で願っておられる方はお手数でも下記リンク欄「甘デジ攻略講座」のコラムだけは一つも残らず熟読していただきたい。
手っ取り早く勝ちたい方には【甘デジ一撃攻略】爆発寸前の台を狙え!を薦める。
最後にパチンコとは無関係な話題を一つ。先日、あるテレビ番組が最年少棋士、藤井聡太七段の特集を組んでいた。
ゲストとして藤井七段の師匠(杉本昌隆七段)の兄弟子にあたる小林健二九段が出演していた。
3時のおやつの時間にケーキが出たのにそれには目もくれず、盤上の読みに没頭していた藤井七段に対して、小林九段は「この時間は集中力が落ちてくる時間帯なので棋士は甘いものを食べて集中力を高める努力をするものですが、読みに夢中になって甘いものを食べようとしないようでは、藤井七段もまだ甘いですね」とオヤジギャグを放ってスタジオ内を爆笑させていた。
私も小林九段のような白けたジョークを言いたくなった。甘デジは当たりやすい反面、専門知識がなければ、なかなか楽には勝たせてもらえない。甘デジを甘く見るようでは、皆様もまだ甘いですね。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
<甘デジ攻略講座>
<海物語シリーズ攻略>
<注目コラム>
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甘デジでお座り一発の当たりが発生しやすいタイミングで攻め込む攻略ノウハウを解説!
事務局便りより甘デジ高継続機で爆発を狙う攻略法
アクセス大爆発!
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
埋もれた名作
前回記事、甘デジのハマリと遠隔操作は無関係(ハマリの科学)は多数の方々にお読みいただき、今では当ブログのアクセス第4位の記事となった。従来とはひと味違う読み物に仕上がっていることが新たな読者層を開拓したのかもしれない。
自慢ではないが、私の執筆する一連のコラム・エッセイの三つのうち一つは関連ワードの検索で上位に表示される。野球にたとえれば堂々の3割バッターと言えようか。ネットライターとしては好成績を収めている方かもしれない。
前回記事はホームランとまではいかなくても三塁打級の快打であった。
しかし、如何なる強打者もそうであるように全打席でヒットを放つことはできない。相当な時間を費やして書き上げた労作であっても、陽の目を見ない惨めな作品もある。
知人の画家が個展を開催して一番の自信作を目立つ場所に展示したにもかかわらず、大半の来場者に素通りされてしまう無念をいつも嘆いているが、その気持ちが少しわかるようになった。
歌謡界でもヒットする曲には歌詞やメロディーのどこかに必ず光る箇所があることに気づく。良い曲であっても華がないためにマニアにしか愛されない「隠れた名曲」になってしまうものが多い。
私が発表する攻略コラムはマニアックなものも少なくないが、パチンコ攻略研究家のみならず一般のパチンコファンにも愛読されることをいつも願っている。
「隠れた名コラム」はあまり量産したくないのが本音である。このたびの作品(本記事)がヒットとなるか凡打で終わるのかは全く大変興味深い。
一般人が求める攻略情報
私の手掛ける攻略コラムの最大の弱点が専門色の強さであることはわかっている。最強攻略法・海殺しXの購入者であれば、誰でも簡単に理解できる内容であるが未購入者には多少難しい面もある。
一般のパチンコファンが求める攻略情報は極めて単純明快なものである。台のサイクル状態(俗にうロムの強弱)の分析とかホルコン(ホールコンピュータ)に多大な影響を与える台の稼働率のような小難しい話はあまり歓迎されない。
一般のパチンコファンは、リーチ目に代表される「こういう現象が発生したら当たりは近い」というような簡単ですぐにでも試せるような攻略情報にすぐに飛びつく。
「海物語 攻略」でグーグル検索にかけると、当倶楽部が発信する海物語シリーズのリーチ目が1ページ目の筆頭に表示される。
これを書いたのも私であるが、正直な話、今までに執筆した作品の中では、このコラムはそれほど傑作とは言えない。内容的には真実を語っているが、自分としては多少物足りなさを感じる作品である。快心の作品ではないため、今までリンクをはることもなかった。
ところが、このコラムが一般人には最も人気がある。世の実情とは皮肉なものである。
前述の画家はレイアウト的な観点から少し心残りのある作品を敢えて個展で展示したところ、それが一般受けして多数の来場者がその絵の前に群がったということを話していたが、私も似たような心境である。
リーチ目が出れば当たる時はすぐに当たる。しかし、必ず当たるわけではない。むしろ当たらないことの方が多い。そのことは上記のコラムでも明言している。
パチンコにおいては、「こうなればかならずこうなる」という100パーセントの法則はない。しかし、高確率で狙い通りになる法則はいくらでもある。リーチ目というのは、そのうちの一つにすぎない。
ホルコン好きの人へ
今回は一般パチンコファンのニーズを意識して、比較的単純な攻略ノウハウを披露したいと思う。但し、パチンコの超初心者には不向きかもしれない。少しだけホルコンの知識をかじった初級者対象の攻略テクニックとでも言うべきであろう。(ホルコン全般の知識及びそれを応用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブックにて解説)
最近はホルコンの隠れた機能(大当たり誘発)が世に知れ渡ってきた。それに慌てた業界関係者とおぼしき人たちがWikipediaの記事を編集して、あたかもホルコンにそのような機能がないことを強調しているが、ネット上には無数のホルコン攻略情報が溢れ返っている。
それでもホルコンの隠れた機能を疑う人はここから先を読む必要はない。逆にホルコンの隠れた機能を体験的に確信されておられる方はここから先を目を凝らして熟読していただきたい。
飽きない快感
一般的にホルコン攻略といえば、ホルコンが数台を束ねて作るグループ(ユニット)に着目して、次に当たりそうな台を予測する攻略手法を意味する。
しかし、この程度の知識ではパチンコの収支は大幅にアップしても、これだけでパチンコ常勝者にはなれない。本気でプロを目指すためには多数の「攻略技」を覚える必要がある。
今回、紹介する技法もその一つであり、成功した時の爽快感は言葉では言い表せない。「お座り一発」を狙って、その通りになる快感は何度体験しても飽きない。
世間ではパチンコ中毒(パチンコ依存症)が問題となっているが、リヴィエラ門下生(海殺しXユーザー)の間では「パチンコ攻略中毒」を患う方々(?)が後を絶たない。
海殺しXの二大看板、カシオペア攻略術(※オプショナル商品)やウルトラ速攻法をはじめとする数々の攻略技の虜となった人々の中には、一か月のパチンコ収入が本業収入を上回ってる人も珍しくない。
甘デジの種類と海物語の特性
さて、今回紹介する攻略技は甘デジの海物語シリーズ各機種が対象である。但し、必ずしも海物語で打つ必要はない。理由は後述する。
ご存知のように、甘デジの海物語シリーズは16ラウンドもしくは15ラウンドのビッグな当たり(以下、「ビッグな当たり」と略)の発生率が5パーセント前後とかなり低めに設定されている代わりに、全ての初当たり後にST確変に突入するのが基本仕様となっている。
甘デジにも様々なタイプがある。当たっても確変にはならず、時短中に当たりさえすれば好条件のST確変になり、大連荘が期待できるタイプとか初当たりの全てが確変ではない代わりに確変で当たればビッグな当たりが高確率で発生するタイプなどが一般的であるが、最近はパチンコ規制に伴う新基準機(新規則機)も導入されはじめ、大当たり確率が6つの設定に分かれているものもある。
近頃は甘デジもかなり細分化されてきた。
確変になるまでのハードルが高い代償にビッグな当たりが頻繁に発生しやすい甘デジや一撃大連荘が狙える甘デジを「ハイリスク・ハイリターンタイプ」と位置付けるとすれば、甘デジの海物語シリーズは「安心タイプ」と言える。
当たりの全てが確変であること有難い。ハイリスク・ハイリターンタイプの機種と比較すれば大連荘は滅多に発生しないが、良い台は4〜5連荘クラスの多連荘を何度も繰り返す。
台のサイクル状態(※海殺しXのテキストブックに記載)が落ちるまでの間は、良い台(=好調サイクル台)は時折、単発当たりや2〜3連荘といった「くだらない当たり」を挟みながらも、本来はハマリの入り口である「くだらない当たり」の後にハマらずに再度の初当たりが来る。良い台で時間をかけてゆっくりと出玉を増やすのが甘デジ海物語の醍醐味と言えよう。
時には良い台が不覚にもハマる。そういう台に限って復活の当たりがビッグな当たりであったり、復活の当たりそのものは冴えない偶数図柄であっても、その後、意表をついて多連荘に発展し、その最中にビッグな当たりが含まれるケースがやけに多い。
今回はこのビッグな当たりに着目した単純明快な攻略技を皆様に伝授する。
待機・観察から攻略実行へ
ホールで起こる現象を注意深く観察しているといろいろなことに気づく。そのうちの一つにビッグな当たりが発生した直後に起きる現象がある。
特に休日など客が混み合っている状況下で顕著なことは、甘デジの海物語シリーズのどこかの台にビッグな当たりが発生すると、すぐにホルコンでつながった同じグループの台が高確率に当たることである。
このことがわかれば、どこかでビッグな当たりが発生した直後に同じグループに入っている有望な台を打てば、お座り一発が狙えることになる。最近のトレンドとして、甘デジのシマは多機種混在のバラエティーコーナーになっているホールが多い。
大規模な店舗では海物語だけで一つのシマを構成することもあるが、中小規模の店舗では限定されたスペースの都合上、そんなことはなかなかできない。
ホルコンが構成する一つのグループの中に複数の機種が混じり合うケースも一般的になっている。
しかし、この攻略はホルコンの仕組みを利用したものであるため、打つ機種はなんでもよい。(※他人が獲得した海物語シリーズのビッグな当たりを利用するだけであり、その台とグループが同じであればどの機種の台を打っても構わない)
つまり、甘デジの海物語(大海系でも沖縄系でもなんでもよい)のどこかの台にがビッグな当たりが発生したことを発見した直後にその台と同じグループに入っている他の台(機種不問)を間髪入れずに打てばよいのである。
甘デジの海物語で発生するビッグな当たりには二つのパターンがある。サムやクジラッキーが出現するパターンとなんでもない通常の当たり方からラウンド中に「おめでとう!」という声が聞こえて、その当たりが4〜5ラウンドや6〜7ラウンドではない特大ボーナスであることを告げるパターンである。
サムが出現する時は大きな声を発するので気づきやすい。周囲の人々がその台にふり向くことも多い。クジラッキーが出現する時も特有の音(「ケケケケケ」というような妙な鳴き声)を出す。
又、サムやクジラッキーが出現した時も大当たりラウンド中に「おめでとう!」という声が出る。「おめでとう!」はかなり大きな声なので遠くの台でビッグな当たりが発生しても、耳が悪い人でない限り、気づかぬことはない。
これらの声や音に敏感になることからこの攻略は始まる。
要するに、海物語のどの台にビッグな当たりが発生したのかを確認後、ただちにアクション(同グループの他の台への移動)を起こせばよい。高齢者など難聴気味の人は補聴器必携。時には補聴器も攻略道具(?)になるのである。
攻略にあたっての注意事項
実に単純な攻略であるが、細かい注意点を以下に箇条書きする。
●甘デジ海物語の台にビッグな当たりが発生したことを確認後、速やかにその台と同じグループに属する他の台に移動するわけであるが、もたもたしてはならない。ホルコンのマックス状態は3分は持たないことが多い。時には30秒か1分で終わってしまう。この攻略はホルコンのマックス状態の時に攻め込むものなので機敏な行動力が要求される。(ミドル機におけるウルトラ速攻法の感覚に近い)
●投資額の目安は500円からせいぜい千円。これで当たらなければ自分の台が当たり番(=次に当たりが予定されている台)でない可能性が強いのですぐにやめる。(この攻略が成功する時の大半は、ビッグな当たりが発生した台が15Rもしくは16Rを消化している最中に自分の台が当たる)
●自分が打っている最中に同じグループの他の台が当たった時は攻略を断念する。ある台にビッグな当たりが発生した時、当たり番の高速移動が実現しやすくなることを利用した攻略であるため、「同じグループの他の台」(数台ある)のうちどの台が当たるかまではわからない。ほぼ同時に同じグループから3台の当たりが発生することは甘デジでもそれほど多くない。当たり番の高速移動が二度起こる可能性は低い。低確率で起こる現象(当たり番高速移動の2連続)に賭ける行為は怪我の元である。どんなに専門知識に秀でている人であっても、強気(今までの経験からの自信など)が災いして素人以上に負けてしまうこともある。
●ある台にビッグな当たりが発生しても、同じグループ内にすでに連荘中の台が存在する場合は成功率が落ちる。連荘中の台の機種にもよるが、その台が海物語シリーズの場合は再びST(5回もしくは10回)に入った時に当たりを持っていかれやすい。連荘中の台が海物語シリーズ以外の機種であり、STが低確率ながら長く続くタイプの機種である場合は海物語シリーズの台以上に当たりを持っていかれやすい。このような事態が生じた時も攻略は断念すべきである。
●攻略開始の合図、すなわち、海物語シリーズの台のビッグな当たりは初当たりでも連荘中の当たりでも構わない。
対甘デジ・ウルトラ速攻法!?
実に単純な攻略である。最強攻略法・海殺しXの切り札、ウルトラ速攻法は甘デジ海物語には効かないが(※その他の攻略ノウハウは甘デジにも通用する!)、ビッグな当たりを利用したこの攻略は甘デジ版ウルトラ速攻法と言い換えても過言ではない。
同じグループの複数台が空席になっている時の台の選定にはプロ的な専門知識が必要となるが、初心者用にごく大雑把なアドバイスをするとすれば、以下の通りである。
?直前に単発当たりや2〜3連荘を出した台を避ける。
?直前に大連荘した台、もしくは何度も当たり続け、出尽くした感のある台を避ける。
?今まで好調だった台が同グループの他の台に何度も当たり番を奪われ、多少のハマリ(目安として200〜300回転)に入っている時はその台が最有力。
?200回転以上のハマリ台が複数ある場合、ハマリ度の低い方が当たる可能性が高い(例・200回転代のハマリと400回転代のハマリでは圧倒的に200回転代のハマリの方が当たりやすい)
是非、お試しあれ。成功を祈る。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
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Short Essay
★都市伝説ではない
はじめに
7月になり、真夏の日々が続いているが、先月はよく雨が降った。急に降り出した雨に戸惑いながらも「きっとにわか雨に違いない」とでも思うのだろうか、パチンコ屋で雨宿りする人が世間には少なくないようである。
閑散としていたホールが急に多数の客で賑わってきた時、外に出てみると雨が降っていて、「なるほど、こういうわけだったのか」と妙に納得することもある。
暇潰しでパチンコをするのであれば当倶楽部の推奨しないちょいパチが一般人には最適であろうが、これはまだ全国的にはあまり普及しておらず、やはり雨宿りパチンカーの大半は甘デジの台に向かうことになろう。甘デジは雨デジでもある。
今回はにわかパチンコファンにも根強い人気を誇る甘デジに関する論考を発表する。
甘デジ人気の理由
甘デジ(遊パチ)とは通常時の大当たり確率が100分の1以下の機種を指す。はじめて甘デジがホールに導入された時はこんなものはすぐに廃れるに違いないと思ったが、ミドルやマックスの機種で痛い経験をしながらパチンコをやめられない人の救世主になったのであろう。その人気は衰えるどころか増す一方である。甘デジのシマの方がミドルのシマよりも客付きが良いホールも今では珍しくない。
甘デジ機種の大部分は通常時の大当たり確率が100分の1に限りなく近いスペックになっているため、素人は「100回転で1回の当たりが見込める」という安易な思い(期待値計算)からホールに足を運ぶ。
1パチ、2パチではなく4円パチンコの場合、100回転は約5千円の出費を意味する。甘デジでも爆発すれば、一気に2万円、時には3万円になることもある。
それを目論む人ばかりなのかもしれない。運が良ければ5千円も使わず、たったの500円か千円で当たり、そこから爆発するかしれない。このような安易な考えがパチンコ中毒者ならぬ甘デジ中毒者を多数生み出している。
高度な攻略技術が必要
現実は甘くない。実際は甘デジの攻略の方がミドルの攻略よりも難易度が高いのである。確固たる攻略ノウハウを持たずして、暇つぶし感覚で甘デジを打つ行為は大怪我の元である。
真剣にパチンコの攻略に取り組む方は下記リンク欄の<甘デジ特集>だけは必ず目を通していただきたい。
「甘デジだからハマリはないだろう」という根拠のない安心感が多くのパチンコファンの足を甘デジのシマへと向かわせるが、実際は200回転を超えるハマリ、300回転を超えるハマリは日常茶飯事である。
4円パチンコであれば、200回転は約1万円、300回転は約1万5千円の損失を意味する。これだけ使った後になんとか当たっても、それが単発当たりであれば、(機種にもよるが)500〜1500円くらいしか回収できない。大抵の場合、この程度の持ち玉はそのまま使い切って追加投資となろう。
甘デジは何万円も使って数連チャンしても数千円しか戻ってこない。もしこれがミドルであれば、仮に一人で600回転させれば(甘デジの200回転程度に相当)、約3万円使うことになるが、数連チャンすれば、その半分もしくはそれ以上の額は回収できる。
甘デジの場合はハマればハマるほど最悪の事態を招く。一気に爆発しない限り大損を免れない。
甘デジの大ハマリほど気分を害するものはない。大雨の日に、晴れたら外出してショッピングを楽しもうと自宅に籠っていても、いっこうに雨が降りやまずイライラする時がある。この焦燥感に似たものが甘デジのハマリにはつきまとう。
甘デジのハマリ最高記録
私が目撃した甘デジにおける最高ハマリは962回転である。(962回転目にめでたくも当たった)500、600程度のハマリは頻繁に見るが、700以上のハマリとなれば甘デジでは滅多にお目にかかれない。
900回転を超えるハマリ台を間近に見て、私は腰を抜かすほど驚いた。しかし、ネット上の情報を検索してみると、甘デジで2000回転超えのハマリを見たという目撃情報すらあるではないか。
このような不可思議な出来事(甘デジの異常なハマリ)がどなたの身の回りにも溢れかえっているのであろう。このような事実からホールの遠隔操作(特定台に当たりの発生を許さない人為的介入)を疑う人が続出するのも無理のない話である。
甘デジ=極端はハマリは有り得ない、という短絡思考が遠隔疑惑につながっている。
遠隔操作はほとんどない
しかし、実際は遠隔操作というものは滅多にない。「滅多にない」というのは法に触れることを承知の上で遠隔操作を行うホールも皆無とは言えないからである。
遠隔操作はあるかでも解説したが、警察の目をくぐり抜けて遠隔操作を行うための設備を整えるだけでも莫大な費用がかかる。
上記のコラムでも言及したが、遠隔操作を行うホールの真の目的は特定の客に当たらせないようにすることではなく、むしろその逆のケースが多い。
客離れを防ぐために、景気づけに当たりや派手な連チャンを発生させ、それでもって客を刺激し、客を店に留めることが狙いなのである。足繁くホールに足を運ぶ常連客の存在なくして、ホールの安定経営は望めない。
最近、あるホールの遠隔操作が発覚して経営者が逮捕されたが、警察の取り調べに対して、この経営者は「いつも負けているお客さんが可哀想になったので当たらせてあげた」と供述していた。
一定数以上の客がホールで遊戯を続ければ、あとはホルコン(後述)が店に損をさせない程度にバリエーションに富んだ当たり(爆発、ちょっとした多連荘、しょぼい当たり等)を各台にばらまいてくれるのである。
しかし、肝心要のお客さんがホールにいなければ、ホルコンといえども何もすることができない。
遠隔操作を行っているホールは滅多にない。莫大な費用をかけて客にサービスをした挙句、遠隔操作の事実が発覚すれば、営業停止処分の憂き目に遭うばかりか店名まで公表されてしまう。
コストがかかる上にハイリスクが伴い、しかも、たいしたメリットもないことに熱心になる経営者はほとんどいないのである。
ホルコンの真実
では、信じられないような甘デジ大ハマリの正体はなんなのかということになるが、それは単にハマリ台が生じやすい環境が整ったということにすぎない。ここから先は少し専門的な話になる。
ご存知のように、昨今のパチンコ店経営には例外なくホルコン(ホールコンピュータ)が使用されている。
ホールコンピュータ(ホルコン)による大当たりの誘発で初心者向けの解説をしたが、ホールで発生する大当たりの大半はホルコンによって強制的に発生させられたものである。(※大当たり乱数的中による本当の当たりは全体の5パーセント程度にすぎない)
ネット上では業界関係者を名乗る人たちがホルコンの隠れた機能(=大当たり誘発機能)を必死になって否定しているが、彼らの言説を決して信用することなかれ。
当倶楽部に限らず、ホルコンを利用したパチンコ攻略情報を発信している人たちは無数に存在する。(海殺しXの場合、テキストブックをご覧になればおわかりのように、ホルコン攻略に関してもかなりのスペースを割いて言及している)
我々から見れば、ホルコン攻略を販売している業者はビジネス上の競合相手でもあるが、ホルコン攻略に関しては、大半の業者(もしくは個人)が正しい情報を流していることを保証する。(それ以外のパチンコ攻略法には眉唾者が多が・・・)
ホルコン攻略だけで満足されるのであれば、当倶楽部の販売する最強攻略法・海殺しXを購入される必要は全くない。もっと安価なものもある。それらの攻略法を購入されて常勝組に入れるかどうかは別として(相当な個人差があろう)、ホルコン攻略法を購入されたことを悔やむ人はいないと断言できる。
なぜならば、大半の購入者がホルコンの隠れた機能について確信するようになるからである。
当然のことながら、ホルコンの知識があるのとないのとでは収支に大きな差が生じる。ホルコン攻略だけで勝負した場合、月間、年間のトータル収支は巧い人でもせいぜいプラマイゼロ程度にしかならない。
しかし、素人が頻繁にパチンコを打ってトータルで負けないことはまず有り得ないことなので、間違いなくホルコンの知識なしにデタラメに打っていた頃よりは収支が格段に良くなる。それゆえ、ホルコン系の攻略を購入したことを後悔する人は滅多にいないと思われるのである。
当倶楽部の顧客から寄せられるご感想の中で最も多いのは、「大当たりがホルコンの仕業であるなんて当初は半信半疑だったのですが、もはや否定しようがありません」といった内容のものである。もちろん、文章表現は人それぞれ異なるが、大きな驚きと揺るぎない確信という二つの要素が共通項になっている。
当倶楽部の攻略ノウハウ(ホルコン攻略とその他諸々の攻略技術を組み合わせたもの)を購入された方々の多くがホルコンの隠れた機能について確信に至るわけであるから同業他社のホルコン攻略法を購入された方々も同様の感想を抱かれていることは想像に難くない。
後編につづく・・・
★後編では、いよいよハマリ台が生まれるメカニズムについて解説!
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
関連コラム:【遠隔orホルコン?】パチンコ・ハマリ台の生成メカニズム(攻略編)
<当倶楽部紹介>
【感動秘話】
<甘デジ特集>
<新人門下生の大暴れ>
<注目コラム>
★ 甘デジ攻略ならおまかせ
]]>パチンコに常勝するために必要不可欠な知識が学べる攻略記事の集大成!
★パチンコ攻略の基本
(真っ先にお読みいただきたい超重要コラムです)
★必殺攻略技の正体
(原理を論理的に説明します)
攻略情報を分類
リヴィエラ倶楽部が発信するパチンコ攻略情報も今では相当な数になってきましたので分野別に整理する必要があります。記事数があまりにも多いため、攻略において特に重要なものだけを厳選します。
真剣にパチンコの攻略に取り組まれる方は今回紹介する攻略記事の中からご自分が手薄になっているジャンルに属するものをお読みいただきたく存じます。
※今後、新たな攻略ネタを当倶楽部が運営するサイトから発表する際、本記事にリンクを追加した上で加筆する予定ですので本記事をブックマーク(お気に入り)に登録されることをお勧め致します。
1.海物語シリーズ編
パチンコで勝ちやすい機種の筆頭は申すまでもなく海物語シリーズです。「同スペックの他機種より勝ちやすいというのは論理的におかしいのでは?」というご意見は半分正しく、半分誤っています。たしかに専門的な攻略知識を一切有していない一般のパチンコファンにとってはその通りなのですが、海物語シリーズは当たる前の兆候も露骨ですし、しばらく当たらない台にもそれを暗示する兆候が発生します。それらのサインを読み解くことにより、近い将来に当たりそうな台を手放したり、当分当たりそうもない台でいつまでも粘るというミスが少なくなります。したがって、一連の海物語シリーズは確固たる攻略知識さえ有していれば「勝ちやすい機種」なのです。
本記事のタイトルは「機種不問」となっていますが、最初に海物語シリーズに特化した攻略ネタを紹介致します。
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
かつては当倶楽部が発信する攻略情報の中で最もアクセス数が多かった伝説のコラムです。事情があって長期間にわたりパスワード認証制にしていましたが、再び一般公開にステータスを戻しました。海物語シリーズで1(タコ)と9(カニ)でクロスリーチがかかると、どちらで当たっても確変ですので、どなたも多少は興奮されるはずです。しかし、このリーチにも良いパターンと悪いパターンがあります。内容的には攻略上、極めて重要な情報ですが、素人、初心者にも十分に理解可能なわかりやすい文章で解説しています。
SANYOのエース、沖海シリーズの大人気機種は出玉性能が大人気を呼んでいます。沖海シリーズ攻略の鍵は突確(2R確変)の裏側を読み解くことにあります。それに特化した攻略講座です。
海物語シリーズ初の遊タイム搭載機の攻略を主に遊タイムとMy 海カスタムという二つの視点から解説。コラムの後半には読者からの質問に答える形でフィーバークイーンシリーズの攻略についても言及しています。
ST攻略とバラエティーコーナー攻略(本記事内にリンクあり)の併用による新しい攻略ノウハウです。新規則機に分類されるこの機種は出玉を控えめにした代償を高い連荘力に求めたスペックになっています。そのため、好調台は運が良ければ限度を超えた大連荘が可能です。それを意図的に狙う方法を紹介します。
タイトルはミドルの新規則機、Pスーパー海物語IN JAPAN2を意識したものですが、ミドル、甘デジを問わず、スーパー海物語INジャパンシリーズに共通する攻略情報です。保留変化のスピードから台の好不調を見極めることと当たりの前兆を見逃さないことがスーパー海物語INジャパンシリーズを攻略する鍵となります。
「大海物語4 沖縄4攻略」とありますが、チャンス目を搭載した海物語シリーズには共通の攻略情報です。チャンス目のパターンをしっかりと暗記することにより自分が今打っている台がホルコン(=ホールコンピュータ)が次に当たりを予定している当たり番であるかどうか、おおよそ見極めることができます。当ブログの月間アクセス数では常に1位です。(ホルコン全般の知識及びその応用法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
確変中、時短中にある努力をすることにより連荘数を伸ばすことができます。最強攻略法・海殺しXのテキストブックで解説する好調サイクルに入っている台には絶大な効果があります。しかし、不調サイクル台にはそれほど効果が見られません。通常サイクル台にはそれなりの効果が期待できます。
確変中、時短中にこのテクニックで難を逃れたリヴィエラ門下生は無数に存在します。
最近の海物語シリーズ各機種に搭載された突確(=突然確変)機能を利用した攻略ノウハウです。敏腕の打ち手には凄まじい威力が実感できます。当倶楽部が密かに誇る攻略ネタですが、唯一の難点はリヴィエラ門下生以外の方々には難しいかもしれないことです。
まだリヴィエラ門下生になっておられない方々にはこちらのコラムの方を推奨します。上のコラムとは対照的に単純明快です。一発告知(パールフラッシュ、ハイビスカスフラッシュ等)というものは鳴りさえすれば大当たり確定ですが、一発告知が鳴ったというだけで喜ぶのはド素人です。最も重要なことは、当たった台でどこまで稼げるかということです。
パチンコというものは公平にはできていません。当たったのは幸いとしても、それが不運にも単発当たりであったり、確変が長続きせず、時短終了後の早い段階で再度の初当たりを引くこともできず、そのままズルズルとハマってしまう台もあれば、一回の当たりで期待を遥かに上回る出玉を獲得できる台もあります。又、最初は単発当たり、もしくは確変2〜3連荘と見せかけて、時短中に何度も確変を引き戻す台もあります。単発当たりや確変2〜3連荘で終わってしまう台の大半はその後にハマるものですが、中には例外的に再度の初当たりが早期に発生して多連荘、爆発に向かう台もあります。
この攻略ネタは当たり方で台のサイクル状態を見抜くためのものです。「一発告知のこのパターンは良い台」、「一発告知のこのパターンは悪い台」と覚えておけば、良い台を捨てた直後に他人に拾われて当てられたり、悪い台で打ち続けて大損するという愚行を避けることができます。実際は例外的なケースも約3割の率で発生しますのでそれほど単純ではないのですが、上記リンク記事で書かれている内容が大方当たっているのは読者から寄せられた無数の証言を通じて明らかです。(※大半の証言、ご感想は公式HPのお問い合わせフォームを通じて入ります)
ウリンチャージのパターンから早めに見切りをつける台であるかまだ粘る価値があるかどうかを見極める攻略ネタです。地味な内容のわりにアクセス数は大爆発しています。地味な内容といえどもこれを知っているのと知らないのとでは収支に大きな差が生じます。恐らくは今後の沖海シリーズでも通用するはずですので、沖海ファンには必読の攻略記事です。
古い機種のため、設置店はほとんどないでしょうが、ST機の攻略の基本を解説したものですので、他機種のST機にも、現在、稼働中の海物語シリーズST機にも、将来リリースされるであろう海物語シリーズST機にもそのまま応用可能な攻略理論です。要はST中に当たりそうもない時に打たず、当たりそうな時だけ打つという狙い撃ちです。ただデタラメに打っていれば連チャンが終わってしまったかもしれない台であっても、貴重なSTを大切に消化することにより多連荘、爆発が狙えます。
現時点においては、まだスーパー海物語IN沖縄4桜バージョン等が稼働中のホールも少なくないため、便宜上、「海物語シリーズ編」に組み入れましたが、前述の如く機種不問の攻略情報でもあります。極言すれば、パチンコ攻略の基本的な部分は機種とは全く無関係なものなのです。このリンク集で紹介する攻略ネタの中でもかなり重要な部類に入ります。ST機を打たれる方は必ずお読み下さい。
2.パチンコ全機種編
このコーナーでは、ホルコンの仕様に着目した全機種共通の攻略ネタをリンクします。本記事の内容もようやくタイトルに近づいてまいりました。とは申せ、当倶楽部は海物語シリーズのファンの方々を対象に攻略情報を発信している関係上、どうしてもコラムや記事のタイトルが海物語寄りになってしまいます。全機種共通の攻略ノウハウであっても海物語シリーズを例に説明することが多くなります。それゆえ、多少、頭を使ってお読みいただく必要があります。たとえば、「魚群」という言葉を他機種においては「信頼度の非常に高いスーパーリーチ」と読み替えるのです。
当ブログの人気コラムです。リーチが2回、3回、時にはそれ以上連続することがありますが、この現象はどのような状態の時に生じるものかご存知でしょうか。連続リーチにも歓迎すべきパターンとその逆のパターンがあります。後者の場合、そのまま打ち続けてもなかなか当たりませんので、台を休ませるか台を変える必要があります。しかし、世の大半のパチンコファンはそんなことを露知らず、平然と打ち続けるため、大金をどぶに捨てています。収支を上げるためには避けて通れない攻略理論です。ホルコンの仕様を説明するものですのでタイトルに「海物語シリーズ」とはありますが、どの機種にも通用します。
一般のパチンコファンは各々のスーパーリーチの信頼度(確率)だけに興味を示します。しかし、重要なのは当たる前にどのようなパターンでスーパーリーチが発生するかということです。スーパーリーチの種類や推移により今、自分が打っている台が好調台(=最強攻略法・海殺しXのテキストブックで解説する好調サイクルに突入中の台)であるか否かを判断する手掛かりとなります。俗に言う「ロムの強い台」でなければ小額投資での当たりは望み薄ですので、それが判明した時点でその台から離れなければなりません。
全機種共通の攻略情報ですが、女性リヴィエラ門下生で一パチの海物語を専門にしている人が寄せた手記をもとに私が解説する形のコラムです。イチパチの利点を説いています。
3.ホルコン編
全機種共通には変わりありませんが、パチンコ攻略において最重要となるホルコンについて知識を深めるコラムをリンクします。ネット上では業界関係者を名乗る人たちが「ホルコンは台のパフォーマンスを記録するだけのものであり、大当たりを誘発する機能はない」と平然と真っ赤な嘘をつきます。彼らはいろいろと専門的な話を交えながら語りますのでつい信じてしまいそうになりますが、騙されないように注意しましょう。一度でもホルコンの仕組みを覚えた方は、それだけでパチンコに勝つことはできなくても、ホルコンには裏の機能(=遠隔操作とは別の意味での大当たりのコントロール)があることを確信することになります。
最強攻略法・海殺しXの購入者で今までホルコンのことを一切ご存知なかった人たちは声を揃えて同じご感想を送ってこられます。「ホルコンによる大当たり誘発の噂は本当だったのですね」、「今までホルコンのことを無視して台選びをしていた自分は愚かでした」、「連日、ホールで起きている法則性のある現象がとても偶然とは思えず、薄気味悪いものを感じます」・・・etc. 文章は人によって異なりますが、内容的にはこの3つのいずれかに当てはまるご感想を送ってこられるのです。攻略初心者の方はこのコーナーのコラムからお読みになられるとよいでしょう。
ホルコンの基礎となる知識はこのコラムから吸収して下さい。初心者向けに易しく解説したものです。
ホルコンの裏の機能を知った後は上記の二つのコラムをお読み下さい。パチンコの攻略というものが意外と奥深いものであり、ホルコン攻略だけではなかなか思うように勝てないことがおわかりになるはずです。しかしながら、パチンコの攻略はホルコンの知識を身につけることから始まります。ネガティブなタイトルではありますが、ホルコン攻略そのものを否定するものではなく、幅広い専門知識を持つことの重要性を説くものです。
上記3つのコラムは初心者向けのものですが、こちらは中級者以上を対象に執筆したものです。読み物としては最も面白く、皆様の攻略活動にある種のインスピレーションを与えるものかもしれません。ここに書かれている内容に即座に同意される方は間違いなくプロ級の打ち手です。
タイトルだけ見れば次の「甘デジ編」に組み入れても良いのですが、このコラムの本質は副題(ハマリの科学)にあります。甘デジを例に出していますが、ハマリ台が作り出されるメカニズムは同じです。ミドル、ライトミドルを打たれる方も熟読して下さい。
ハマリ台が生まれる背景にはホルコンの存在があり、このコラムではハマリ台の恐ろしさを解説するとともにハマリ台が突然当たるタイミングについても言及しています。わりとプロ好みの攻略コラムです。
4.甘デジ編
近頃は甘デジの人気が高まる一方です。甘デジがパチンコ規制の対象外であることも一因かもしれません。実際はプロにとってパチンコ規制などたいした問題ではないのですが、一般のパチンコファンは「ミドルスペック=勝ちにくい」という固定観念に縛られるのでしょうか。今では甘デジのシマの方が活気のあるホールもあります。
しかし、甘デジには甘い罠が仕掛けられています。実際、甘デジに勝つのはミドルに勝つよりも難しい面があります。千円か2千円だけ勝てればよいと考えるのであれば甘デジの方が簡単かもしれませんが、ある程度、満足のいく収益(例・+1万円以上)を実現させた上で勝つとなれば、甘デジの方が明らかに難しいと言えます。それゆえ、甘デジの打ち手にはより高い攻略力が必要となるのです。
当たりやすい大当たり確率と甘海史上最高の連荘継続率をミックスさせたこの機種は攻略に非常に適しています。甘デジファンの方には真っ先に読んでいただきたいコラムです。
「チャンス目の秘密」と並び当ブログの二大看板となっている攻略コラムです。甘デジは一気に爆発する台かコンスタントに当たりが発生して順調に持ち玉が増える好調台で勝負しない限り、何度も当たりはしても出玉がすぐに飲まれてしまい振り出しに戻るだけです。当たることは楽しくても徐々に財布の中身が減っていく苦痛にお悩みの方は是非ともご高覧下さい。(甘デジ全機種に通用)
上のコラムの続編です。狙い筋は同じですが、微妙な違いがあります。こちらのコラムで教示する攻略技法に運悪く失敗した台は一定時間の経過後、上のコラムで言及するジョーカー台となり、絶好のターゲットになります。それゆえ、この二つの攻略技法はセットでマスターすべきです。
続編ではありますが、こちらから読まれた方がわかりやすいかもしれません。お座り一発で甘デジの台を当て、一気に爆発させる必殺技です。(甘デジ全機種に通用)
上のコラムで紹介する攻略技法を実際に試してみたリヴィエラ門下生の体験レポートに具体的なアドバイスを加えたコラムです。初心者向けの攻略レッスンとなっていますので、非常にわかりやすいと思います。
ちなみに、このコラムで取り上げる機種は蒼天の拳 天帰、北斗無双 夢幻闘乱、めぞん一刻〜好きなのに、スーパー海物語IN JAPAN2 With太鼓の達人です。
極めつけはこれです。一連のパチンコ規制、及び規制緩和が繰り返される中で、出玉制限が定められ、確変継続率65パーセントが撤廃されました。その結果、滅多に連荘しない代わりに、難易度の高い関門さえ突破すれば、一撃で万発も可能な高継続機が甘デジに誕生しました。これらの機種を特定のタイミングで打ち、爆連を狙うノウハウを解説します。
カシオペア攻略術とは最強攻略法・海殺しXのオプショナル商品です。最近では基本商品「スペシャルパック」をご購入された方々の半数以上が追加オーダーされる人気商品になりました。本来、カシオペア攻略術はミドル向けの攻略ノウハウなのですが、それを甘デジに最適化するためのガイドラインをまとめてみました。
ホールに入店後、しばらく打たずに全体の流れを観察し、「今、勝てるのはこの台だ!」とわかった時に一気呵成に攻め込み、ある程度の収益を得た後はすぱっとやめて勝ち逃げする攻略スタイルを目指します。パチンコを楽しむという要素はありませんので少しも面白くはないかもしれませんが、コツコツと蓄財に励みたい方には向いています。
甘デジの海が好きな人にお勧めの攻略コラムです。少々長いのが難点ですが、重要ポイントを網羅しています。リヴィエラ門下生からいただいたご質問(メール)に回答する形式をとっていますので後半はパチンコとは無関係な話題にも言及していますが、それはご愛嬌ということでお許し下さい。
これも甘デジの海が好きな人を対象にした攻略コラムですが、保留連荘に関する記述は機種を問いません。ST中にリーチがかかると手を台から離してその成り行きを見守る人が少なくありませんが、その行為が如何に馬鹿げたものであるかおわかりになるはずです。
これはかなり強烈な攻略情報です。成功する時はあっさり決まります。甘デジの海物語シリーズの台にある現象が発生した時、間髪入れずに別の台を打てば当たりやすいという極めて単純明快な攻略法です。甘デジを頻繁に打たれる方は必ずお読み下さい。
地味な内容ではありますが、甘デジのプロ(甘デジ一本でパチンコ月収15万円以上)を目指す方には避けて通れない必修講座です。甘デジは無駄な時間を如何に省くか、無駄な玉減らしを如何に防ぐかということが攻略の基本です。甘デジを舐めてかかり、投資に2万円、3万円も費やしていれば最終的に爆発したとしても回収は困難となります。上記のコラムが甘デジファンの福音となることは間違いありません。タイトルには「甘デジ海物語」とありますが、海物語以外の大半の甘デジ機種にも共通する攻略理論です。
タイトルにこだわる必要はありません。全機種共通の攻略知識です。新基準機(新規則機)や甘デジでプレミア当たりを出した台が爆発したり、ハマったりする背景を初心者向けに易しく解説したコラムです。
5.その他
現在、パチンコの歴史は大きな曲がり角を迎えようとしています。かつてチューリップ台からハネモノへ、ハネモノからデジパチへと歴史の転換点となるトレンドの変遷がありましたが、今、まさにそれと同じくらい重要なターニングポイントにさしかかっているのです。
このコーナーでは、新時代のパチンコで勝ち続けるために必須となる知識を伝授致します。ここにリストアップするコラムの本文中にリンクがあり、より詳細な情報はそちらに書かれています。両方をお読みになりますと相当な知識が身につきます。お手間ではありますが、本気で勝つことを考え、パチンコのプロを目指される方々は少々の犠牲を厭わず、確固たる攻略知識を習得することが必要です。上から目線のような言い方で恐縮の極みですが、私どもには皆様に真実を告げる使命があります。
2018年のパチンコ規制があまりにも厳しすぎたため、その反動で規制緩和後はパチンコに天井時短という新たな機能が許可されそうな雲行きとなってきました。それを見据えた必殺の攻略ノウハウを先行公開します。
ある回転数で当たったり、その回転数でリーチがかかる台は好調台の可能性が濃厚であるという驚愕の事実です。この知識を生かすことにより、爆発しやすい台を拾ったり、自分の打っている好調台を迂闊に手放さずにすむようになります。真剣に攻略に挑まれる方には必読の攻略情報です。
極めて重要な攻略ネタです。今後、全国のホールは一つの機種でシマ全体を埋め尽くす従来のスタイルから多機種混合のシマへと徐々に移行することが予想されます。すでに甘デジのシマではバラエティーコーナー(多機種混合のシマ)が一般化していますが、今後はミドルと甘デジが一緒になったり、ミドル、ライトミドル、甘デジが一緒になったりする変則的なバラエティーコーナーが増えるものと思われます。
大型店は従来通りの機種配置でも問題ないかもしれませんが、中規模以下のホールではこのような営業方針(変則バラエティ)に切り替えない限り、経営は難しくなります。その理由はここでは割愛致しますが、時代のトレンドに背を向けず、柔軟に適応した攻略が求められます。ホールのバラエティーコーナー化は新しい攻略ノウハウを生み出すに至りました。全てのパチンコファンにとって一見の価値のある情報です。
今、最もUp to dateなコラムです。「パチンコ規制で勝てなくなる」と悲観するのは素人の考え方にすぎません。正しくは「パチンコ規制によって今まで以上の攻略力が必要とされる時代になった」ということです。やる気満々の方にお勧めの攻略情報です。
当倶楽部のキャッチフレーズ、「パチンコ・ルネッサンスの仕掛人」の意味を問うリヴィエラ門下生のご質問に対する回答です。当倶楽部にご興味を抱かれる方々には必ずお読みいただきたい内容です。パチンコに勝つためには強いモチベーションが必要です。私どもは精神訓話を好みません。パチンコに負け続けている人に対して高尚な精神訓話を飽きるほど聞かせても、収支が向上しなければなんの意味もありません。しかし、最も重要なことは「何が人をプロに変えるのか?」ということです。私どもをプロに導いたモチベーションはパチンコルネッサンスという概念の発見でした。
リヴィエラ門下生向けのコラムです。最強攻略法・海殺しXを購入された方は必ずお読み下さい。
ウルトラ速攻法(詳細はこちら)は簡単に決まる時は実に呆気なく、「パチンコはこんなに簡単に当たるものなのか」と興奮しますが、一流の使い手でも成功率は3割程度です。野球でも3割打者は優秀とされます。野球の達人でも全打席ヒットというのは到底不可能です。ウルトラ速攻法は一回の勝負に費やす投資が千円か500円にすぎません。ウルトラ速攻法の3割打者になりさえすればパチンコは負けなしということになります。この記事では、リヴィエラ門下生を3割打者に成長させるためのエキスを凝縮しました。
攻略ネタとは違いますが、パチンコの攻略ノウハウを正しく認識するために極めて重要なコラムです。当倶楽部公式ホームページのコンテンツの中でも屈指のアクセス数を誇ります。攻略活動のスタートラインで間違いを犯せば取り返しのつかない事態を迎えますが、はじめから攻略の概念を正しく理解していれば、個人差はあってもいずれは勝ち組に入れるのがパチンコという似非ギャンブルです。(知識と実力で勝てるものをギャンブルと呼ぶのはおかしいですよね?)
沢山の攻略ネタを一気にリンクしましたので、本記事が当倶楽部との最初に出逢いであった方々にとっては、全てが未読の情報かもしれません。一つひとつ読み進めていけば半日くらいかかるかもしれませんが、パチンコの攻略力を上げるために薄目の本を一冊読むとでも思って忍耐していいただければ幸いです。きっと良いことがあるでしょう。全く通用しないくだらない攻略法を漁るよりも確実な攻略知識を数多く身につけることが勝ち組への第一歩です。皆様の努力が実を結び、バラ色の未来が開かれることを切望してやみません。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
★カスタマーフォードバック↓
★コロナ倒産に備えて
倒産・閉店でパチンコ(スロット)の貯玉(貯メダル)はどうなる?
★涙腺崩壊
★感動秘話
ひと味違うパチンコ攻略サイト
最強攻略法・海殺しXの公式HPへ
★最強攻略法・海殺しXは攻略法の交差点
JUGEMテーマ:パチンコ パチスロ
アクセス急上昇
事務局便りより
超人気コラム復活!
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
パチンコ攻略家のパワーアップ
前回は「複数スペック混合のシマで勝つ」(バラエティーコーナー等)ための方法として、ホルコン攻略シリーズ(当ブログのカテゴリ)の一環として前編及び後編と2回にわたり重厚長大な攻略コラムを執筆致しました。
その後、当倶楽部公式ホームページのお問合せフォームを通じて、この攻略ノウハウを用いて攻略に成功された方々からのご報告が幾つか舞い込み、筆者として大きな悦びに浸りました。
上記のコラムは一般の人々には高度過ぎるのではないかと危惧しただけにひと安心した次第です。巷のパチンコ攻略研究家の実力向上を痛感した出来事でもありました。
初心者からプロまで支援
今ではいわゆるホルコン系の攻略法というものが世に蔓延している感があります。それはホールでの客の動きを見れば明らかです。
最強攻略法・海殺しXはホルコン攻略だけではなかなか思うように勝てない人たちを勝ち組に導くことにその存在意義があります。
当倶楽部では、今後も有料情報(購入のためのお申込み手続きが必要)、無料情報(当ブログや海殺しX事務局便りから発信される記事)を問わず、様々なレベルに属する攻略家の人々を視野に入れ、各階層に必要な攻略情報を提供してまいります。攻略初心者からセミプロ、プロに至るまで幅広い人々に愛される団体を目指す所存です。
初心者向け攻略情報
さて、多少難しい攻略コラムを発表した直後ということもありますので、今回は比較的平易な攻略記事の紹介をさせていただきます。前出の事務局便りに下記の記事を発表致しました。
「初心者向け」というのは記事内容が誰でも簡単に読解できるという意味にすぎません。もちろん、すでにハイレベルの域に達しておられる攻略家諸氏にも是非とも使用していただきたいプロのテクニックです。
攻略ノウハウの概要
この記事で公開している攻略ノウハウはミドルスペックとライトミドルスペックに適応可能です。甘デジ(遊パチ)向けの攻略情報は近いうちに発表する予定ですが、それまでの間、甘デジファンの方々は下記リンク欄の「甘デジ特集」でリストアップされた攻略情報をお読み下さい。
海物語シリーズに限らず、確変ループタイプのパチンコに勝つために必要不可欠な技術は、確変が終了して時短に入った後、巧妙な手段を用いて時短中に確変引き戻しを実現させる技術です。
これこそがこの攻略情報の最重要項目となります。海物語シリーズ特有の現象を利用してそれに挑みます。
次に重要な項目は連チャン数を伸ばすテクニックです。「好調台には何度も初当たりが発生するから普通に打っているだけでよい」という考えもあります。それはある意味では正論でありますが、別の意味では不完全な理論です。
「連チャン数を伸ばす打ち方」をするのとしないのとでは結果に大きな差が生じます。この記事では、その違いについて述べるとともに、連チャン数を伸ばすための秘策を公開しています。連チャン数がどれだけ伸びるかは台のコンディション(=サイクル状態…海殺しXのテキストブックに記載)によります。
たいしたことをするわけではないのですが、好調台には絶大な威力を発揮します。通常台(=良くも悪くもない平均的な台)にもそれなりの効果があります。(例・本来であれば2連チャンで終わってしまう台が4連チャンする等)
残念ながら不調台にはあまり効果がありません。但し、不調サイクル中にサイクル変換(これも海殺しXのテキストブックに記載)が発生した時は効果が生じます。
パチンコの大当たりにはホルコンによって誘発された当たりと「自力当たり」と呼ばれる本来の当たりがあります。通常時の大当たりの大半は前者ですが、確変中は後者の発生率が高まります。
その違いを解説するとともに、確変中の自力当たり(危険を伴うもの)の発生を防止するプロのテクニック(誰でも簡単に実践可能なもの)を紹介します。
確変中にハマリに入った時、魚群をはじめとする信頼度の高いスーパーリーチ(確変時、チャンス目の連続からリーチ発展、ノーマルリーチ等)を外した時の対処法にも言及します。
この方法を実践すれば必ず次の大当たりも確変で来るとは限りませんが、好調台の場合は相当な確率で確変当たりを期待できます。
確変中のハマリが発生するメカニズムについても解説し、台の善悪とは無関係に常に一定の確率でこのような現象が起こる以上、その対策を知らなければとんだ災難(確変中のハマリ→単発当たり→その後の泥沼ハマリ)を招く危険があります。
海を制する王者となれ
以上が概要となりますが、この記事をお読みになられる方々には下記リンク欄の「海物語シリーズ特集」にリストアップされた各記事も併せてお読みいただくことを強く推奨致します。
それぞれが密接に関連し合っていますので、海物語シリーズを制することを本気で望まれる方々にはこれらの全てが必読記事と申しても過言ではないでしょう。海物語シリーズ各機種を真剣に攻略するためには、ありとあらゆる専門知識を身に着ける必要があるからです。
今回も皆様から「試してみたらその通りだった」というご感想が寄せられることを楽しみにしております。皆様が連チャンの新記録を達成されることができますように。
リヴィエラ倶楽部 佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ パチスロ
<重要>
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
<海物語シリーズ特集>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
<甘デジ特集>
<当倶楽部紹介>
海物語シリーズの攻略は
秘伝公開へ(公式HP)
当倶楽部首席門下生の偉業
新人門下生の大暴れ
★知って損はない!
ホルコンは好調台を溺愛する
(前編←Click からのつづき) 要するに、どの台が当たり番に選ばれやすいか、どの台が当たり番をスキップされやすいかを読むわけであるが、やはり、安全パイは好調サイクル突入中の台(以下、好調台)であることは言うまでもない。過去のコラムでもいろいろと説明してきたので愛読者の方にはくどい説明になるが、はじめて読まれる方のために解説すると、現代のデジパチは好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルがランダムに繰り返される仕組みになっている。メーカー発表の大当たり確率はそれらの全てを総合した上での確率にすぎない。
サイクル別の大当たり確率は非公表のため推測の域を出ないが、一説によればミドル機好調台の大当たり確率はライトミドルの(総合)大当たり確率よりも甘いと言われる。さすがに甘デジの(総合)大当たり当たり確率よりは辛いと見られるが、時短を終えたミドル機の好調台が50回転もしないうちに再度の初当たりを獲得する現象を見るにつけ、相当な高確率であるとことは間違いない。一般の方は「だから当たりやすいのか」と思われるかもしれない。しかし、現実はホルコンが台のスペック状態を考慮して当たり番を選んでいるにすぎない。
後述するが、複数スペック混合のシマでは当然ながらスペック上、大当たり確率の甘い機種の方に当たりは集中する。
このことを詳説すればそれだけでかなりの長文になってしまうためここでは簡単にしか触れないが、グループ内の台に(サイクル状態の)優劣がない時はスペック甘優先の当たり番選びが行われる。但し、特定台が目にあまる形で美味しい思いを独り占めした後はホルコンのバランス調整機能が作動し、不公平を解消する方向に向かう。しかし、それはごく僅かな時間にすぎず、しばらくすれば再びホルコンは特定台をえこひいきする理不尽大魔王に戻ってしまう。
ホルコンのアンフェアぶりに興味があり、かつ時間に余裕がある方は事務局便りに掲載中の大人気記事、海物語シリーズ攻略のための突確講座を笑い笑いを堪えながらお読みいただきたい。長文のため最初からは読まずに下へ下へとスクロールしてゆき、グリーンのがピョンピョン跳ねている巨大なアニメーションを探し、それ以降の雑文をご照覧あれ。
好調台の識別
ことほどさようにホルコンは好調台をえこひいきする習性を持つ。好調サイクル中の台を見極めるポイントは幾つもあるが、確実に識別する方法はオプショナル商品・カシオペア攻略術に詳しく記載されている。その中でも最も価値の高い情報は、ある回転数で当たる台、その回転数で当たらなくてもリーチがかかる台は好調サイクル中の台である可能性が極めて高いということである。さすがに、この攻略情報は当倶楽部の秘伝中の秘伝にあたるため、公の場で明かすことはできないが、他にも正確さの精度は落ちるものの、ある程度見抜く方法はいくらでもある。
サムの出現等、プレミアで当たった台やハマリから当たり4連荘以上した台は好調台に化けたと仮定してもよい。逆に今まで好調な推移を見せていた台にプレミア当たりが発生したり、再度の初当たりで4連荘以上しても、前者ほどには信用できない。好調サイクル期間もいつまで続くかわからないからである。好調台に見られるその他の特徴としては以下のような現象があげられる。
・連荘中に多種多様な演出で確変で当たり、打ち手を興奮させる。
・何度も時短中に確変カムバックを果たす。
・イレギュラー系リーチ(ぶるぶるチャンス、ウリンチャンス、ガオガオチャンス、レッツマンボー、レッツシーサーetc.)からの当たりが確変中、時短中に多発する。(逆に通常時にこういうリーチで当たった場合は滅多に多連荘しない)
・通常時にイレギュラー系リーチで当たり、4連荘以上する。(法則の正反対の現象の発生)
・連荘中に同じグループの他の台が当たっても、それを境に沈むことなく逆に躍進する。
・連荘中にカシオペア攻略術で解説する危険領域を迎えても突確などを経由してするりと危険領域から抜け出す。
他にもいろいろな特徴があるが、紙数の関係で割愛することをお許しいただきたい。前編でも触れたように、強いグループの好調台は初当たり4回くらいまではトントン拍子に獲得できる。4回目の初当たりを出すのに多少苦しむことはあるが、グループの力が強大であれば、2回目、3回目の初当たりは難なく出せる。(特に2回目は楽勝に近い)したがって、好調サイクルの状態のまま捨てられていると思われる台を拾って、2回目、3回目の初当たりを狙うのは最も安全な勝ち方であるが、注意点が三つある。
好調台を拾うべきか?
前編で述べたように、爆発台の標準コースはミドルで15箱前後、ライトミドルで10箱前後、甘デジで5〜6箱が終点になりやすいので、最初の初当たりで15連荘前後を記録したミドルの台は2回目の初当たりが来ても大量出玉は期待薄であることが一つ。もう一つ心得ておかなければならないことは、狙い目の好調台がどの時点で好調サイクルに入ったかということ。たとえば、ミドルの場合、700回転オーバーのハマリ台は確実に不調サイクルに入っている。その台に当たりが発生して(好調台の基本である)4連荘以上を達成したとすれば、すでに内部でサイクル変換が生じている可能性が高い。(好調サイクルに転じたと断定はできないが、少なくとも通常サイクルに変わったと見ることができる)
もしサイクル変換が生じていない単なる「ハマリ台の給料日」であれば、そのようなハマリ台は当たっても単発もしくは2〜3連荘で撃沈してしまう。(時短終了後の復活当たりもなく再びハマる。時短終了後、浅い回転数で当たり、今度はめでたく多連荘する台は初回の当たりは単発もしくは2〜3連荘であっても、は好調サイクルに切り替わった可能性大) ハマリから4〜5連荘した台が通常サイクルではなく好調サイクルに変換された状態で捨てられているのであれば、その台を拾うだけで10箱前後の出玉獲得が十分に可能である。一方、すでに出しまくっていた台が好調サイクルのまま捨てられていてもプロ的な感覚としてはあまり食指が動かない。しかし、その台が当たらない限り、同じグループの他の台(当たりさえすれば一撃大連荘も可能な台)も当たらないという状況も頻繁に発生するため、ホルコンマニアたちに美味しい部分を持っていかれてしまう(=自分が好調台で「出がらしの当たりをゲットした直後に同じグループの有望台で大連荘される)ことを覚悟の上で渋々、そういう台で当てることもある。
最後の注意点は好調台がカシオペア攻略術のテキストで解説する危険領域で停滞していないかということ。当ブログの人気コラム、ホルコンと突確に関する断想(攻略の糸口)でも力説したように、好調台であっても危険領域で連荘がストップした場合、「魔のバミューダ海域」で喘ぎ苦しむことが少なくない。同じグループの他の台がスムーズに当たってくれさえすれば、無事に危険領域を脱出して更なる躍進も十分に可能なのであるが、運が悪いことに、打てばすぐに当たるグループ内の台を誰も打っていないとかホルコンが別のグループに道草している時に好調サイクルのまま危険領域に入った台を打ちすぎて、サイクル変換が生じうる回転数でサイクル落ちしてしまった場合などは、ぞっとするほど醜いハマリ台に変貌してしまう危険が常にある。
したがって、最強攻略法・海殺しXのユーザー諸氏は危険領域の台が当たった後にグループ内の台が最低でも1台、できれば2台か3台、危険領域の台をスキップする形で当たったことを確認した上でおそる危険領域の台を打っていただきたい。しかし、深追いは厳禁である。危険領域の台は当たりさえすれば爆発することが多い反面、何回当たり番をスキップされれば当たりが許されるという絶対的な法則が成り立たないからである。(註・甘デジの場合は危険領域に入ってお仕置きを受けている台でもグループ内の他の台の当たりを経由せずに200回転代で当たることも珍しくない)
今まで活躍した台 or これから活躍する台?
かなり専門的な話になってしまったが、平たく言えば、まだまだ行けそうな好調台が落ちていれば迷わずに拾い、好調台とわかっていてもなんらかの危険因子がちらつく台はグループ内の他の台の動向を見て拾うかどうかの判断をすればよい。グループ内の他の台が軒並みハマリ気味の時は危険領域でストップした好調台がそれほど苦しまずに当たることもある。しかし、くどいようだが危険領域の台の深追いは慎むべきである。
パチンコに勝つための基本戦略は二つしかない。好調サイクルに入っている台を拾って労せずして勝つか、これから好調サイクルに転じそうな通常サイクルの台を打つかの二者択一となる。後者の場合は多少の投資を覚悟しなければならないが、今までの好調台が出すぎて腹一杯のタイミングでチャンピオン交代を狙って成功すれば費やしたコストを遥かに上回るハイリターンが待っているところに魅力がある。
ミドルやライトミドルの極端なハマリ台には手を出さない方が無難である。当たるための諸条件がよほど揃わない限り、そういう台は何度も魚群をはじめとする強力なスーパーリーチを外し続け、誰も打たなくなって何時間も経った後に突然当たったりする。終日、当たらないことも頻繁にあるので、このような死に台に2千円以上投資するのは自殺行為に等しいと覚えておこう。
将来を見通す目
パチンコの攻略は大学生の就職活動と似ている。たとえば、今まで安定した業績を残してきた銀行に入行するのは最も堅実な選択であろうが、その銀行の経営状態が未来永劫、ずっと安定しているという保証はどこにもない。時代の変わり目には先を読む力も要求される。IT産業がまだ社会の脚光を浴びていなかった時代に一流企業の誘いを蹴って、ベンチャー企業に入社した若者たちは最初の数年間は浮かばれなかったかもしれないが、そのような英断を下した俊英たちの一部は今では若くして役員の座に就いている。これをパチンコにたとえれば、将来有望な通常台(通常サイクル台)を選び、打っている最中に、あるいは、当たってからの連荘中にその台を好調台(好調サイクル台)に変えて爆発に成功したようなものである。好調台を拾うのが原則ではあるが、チャンピオン交代(「時代の変わり目」に相当)が起こりそうな時に勇気を出して爆発する可能性が高い台を打てる人は確実にプロになれる。最強攻略法・海殺しXのテキストブックが教える台の潜在性や体力値はこのような状況下での判断を助けるものである。
復習
さて、やや上級向きのレクチャーをひと通り終えたところで、本稿のテーマである複数スペック混合のシマ特有の攻略技術に踏み込むことにしよう。午後2時以降の当たりの大半が強いグループの台に発生し、多連荘の大半、爆発の大半も強いグループから発生するとなれば、複数機種混合のシマであれ、複数スペック混合のシマであれ、強いグループの台しか狙わないという基本戦略に変わりはない。
前編で述べたことを念のためにおさらいするが、強いグループの定義は「短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて多連荘(4連以上)が中心のグループ」である。ホールに入ってから可能であれば20分か30分の間は打たずに、どこかの台に玉だけ置いて、台の横にぶら下がっている機種のルールや演出などを説明するガイドブックを読むふりなどして、巧みに時間をつぶすとよい。その間に発生する当たりを観察しながら強いグループを絞り込む。
強いグループ識別法の一例
慣れてくると入店した直後に強いグループはある程度、察しがつくようになる。A、B、C、D、Eの5台でグループを構成するホールであれば、A台が確変中ですでに4連荘、B台が5連荘→時短終了後50回転くらい、C台がハマリ、D台が単発当たり後の時短中、E台が7連荘→時短終了直後の状態で捨てられていた場合、当たった順番までは正確にはわからなくても、短時間内にめまぐるしい「当たり番のキャッチボール」が行われたことはひと目でわかる。
D台が時短中ということは、ちょっと前に当たったことを意味する。B台も時短が終わってまだそれほど回されていないとなれば、近い過去に当たったことを意味する。E台は誰も打っていないので7連荘したのがいつ頃であったのかはわからないが、この台の7連荘がヨーグルトの種のような働きをして、同グループの多連荘(A台とB台)を発生させたと仮定することができる。あるいは、E台はA台もしくはB台とほぼ同時に当たり、一度は時短に入ったが、時短中に遊び台のD台に単発当たりが発生したので、この当たりによって「中継プレー」(つなぎ)が起こり、時短中に再び当たって、その連荘が終わったばかりの台かもしれない。
単純に解説すると・・・
いろいろな可能性が考えられるが、一般向けによりわかりやすく説明すれば、グループ内に連荘中の台、時短中の台、時短終了直後の台、時短終了後、浅い回転数の台が二つか三つあれば、そのグループは強いと想定してよい。グループ内の台を打つ人の数は多ければ多いほど良い。グループ内の台の稼働率の高さは当たりやすさに直結する。
逆にA台は600回転のハマリ、B台は1500回転の大ハマリ、C台はハマリというほどではなくても時短終了後もかなり回されていて、D台は朝から誰も打たない0回転の台、E台は15連荘後に即ヤメされた台というようなグループがあれば、このグループの台はどこも打つべきではない。短時間内に複数台が当たっていないからである。一台だけが絶好調というグループは強いとは言わない。他の台がサイクル状態が悪すぎるため、一台による独占状態が生じたのである。
複数スペック混合のシミュレーション
では、グループ内に複数スペックが混在するシマでも前編で解説したような台選びが妥当なのであろうか。もう一度、前編で登場した複数スペック混合のシマを例示する。
大海物語4(ミドル)、スーパー海物語IN沖縄4(ミドル)、スーパー海物語N沖縄4withアイマリン(甘デジ)、大海物語BLACKライト(ライトミドル)で構成されるシマを教材として用いることにする。
結論から申し上げると、台のサイクル状態が同じであれば、当たりの発生頻度は大当たり確率に比例する。大海物語4とスーパー海物語IN沖縄4は同スペックのため、いずれも同じサイクル状態であれば、当たり番獲得競争は同等の立場で行われることになる。つまり、同じグループに属するこの2台はホルコンに平等に扱われる。以下のシミュレーションは全て強いグループであることを前提に話を進める。(弱いグループでは当たりそのものがなかなか発生しないため)
考察1
大海物語4とスーパー海物語IN沖縄4の2台がいずれも好調サイクルに入っていると仮定しよう。
大海物語4が当たった後にスーパー海物語IN沖縄4も当たるという一般的展開になりやすい。どちらが先に当たるかは前編で述べた当たり番スキップの法則に基づく。時にはスーパー海物語IN沖縄4が先に当たり、時短終了後に大海物語4が当たる前に再びスーパー海物語IN沖縄4が当たるようなこともある。たとえば、4連荘+(ハマらず)8連荘で一気にドル箱を積み上げたとしよう。このような場合、スーパー海物語IN沖縄4は清々しい思いをした後にお灸を据えられ、好調台でありながら忍び難きを忍んでいた大海物語4には少し遅れて春が訪れる。のちに大海物語4同じように2回の初当たりに分けてドル箱を積み上げることもあれば、いきなり10連荘以上することもある。
考察2
このくらいのことはホルコンに精通した人であれば熟知されている内容であろう。しかし、上記の複合スペック混合のシマで、仮に大海物語4とスーパー海物語N沖縄4withアイマリンが好調サイクルに入っているとして、この両台が覇権を競い合っている場合は如何であろうか。相当な識者でなければ仕組みを解き明かすことができないと思われる。
サイクル状態は同じなので、この例では当たり番獲得競争において大海物語4がハンディを背負うことになる。大海物語4の大当たり確率は(計算しやすくするためにかなりアバウトに言えば)約300分の1である。一方、スーパー海物語N沖縄4withアイマリンの大当たり確率は(アバウトに言えば)約100分の1である。したがって、スーパー海物語N沖縄4withアイマリンに3回の初当たりが生じた後に大海物語4に1回の初当たりが入る計算となる。もちろん、これとは逆に大海物語4の初当たりが1回発生した後にスーパー海物語N沖縄4withアイマリンが3回初当たりすることもある。どちらが先に当たるかは当たり番スキップの法則が強く作用する。
確率には偏りも生じるため、スーパー海物語N沖縄4withアイマリンに7回も8回も初当たりが入り、その間に大海物語4に全然当たりが発生しないこともありうる。しかし、「好調サイクルを維持している限り」という条件がつけられるが、どこかで大海物語4も必ず挽回する展開となる。これが好調台の特徴なのである。
もちろん、これとは逆に大海物語4が爆発したために、この台さえなければ一気に突っ走れる可能性を秘めていたスーパー海物語N沖縄4withアイマリンが一時的に苦しめられることもある。スペック甘の特権で大きくハマることはなくても、大海物語4の爆発中に単発や2〜3連荘がポツンポツンと発生する程度に甘んじることもあるが、大海物語4が出すぎた後のひと休みに入った途端、スーパー海物語N沖縄4withアイマリンが怒涛の快進撃を開始する展開も考えられる。
考察3
次に好調サイクルに入っているスーパー海物語N沖縄4と大海物語BLACKライトとの対決を考えてみよう。
スペック的にはミドルと甘デジほどの開きはない。大海物語BLACKライトの大当たり確率は(アバウトに言えば)約200分の1なので、単純計算では大海物語BLACKライトの初当たり発生頻度はスーパー海物語N沖縄4の約1.5倍となる。大海物語BLACKライトの初当たり3回につき、スーパー海物語N沖縄4に2回の初当たりが入る計算となるが、今までの例と同様、きちんとこの通りに収まるとは限らない。確率の偏りによって、一時的に不公平な状況も生じうる。しかし、両台が共に同じサイクル状態を維持している限り、「大海物語BLACKライトの初当たり回数がスーパー海物語N沖縄4の初当たりの1.5倍」という目標に向かって収束していく。
便宜上、3つの考察だけに留めたが、実際にはもっと多くのパターンが存在する。たとえば、通常サイクルのスーパー海物語N沖縄4withアイマリンと好調サイクルの大海物語4の当たり番獲得競争はスーパー海物語N沖縄4withアイマリンの方が断然優勢となる。しかし、通常台の当たりはつなぎ役に使われやすいため、スーパー海物語N沖縄4withアイマリンが当たれば、ほどなくして(時にはほぼ同時に)大海物語4の好調台が当たりやすい。先に当たった方が必ずしも得でないことにパチンコの複雑さがある。通常台は当たっても単発もしくは2〜3連荘で終わることがほとんどである。強いグループの通常台は幸運にも多連荘することもあるが、サイクル変換が生じない限り、その後にハマるというしっぺ返しが待っている。
好調台は多連荘が中心であり、グループ内の多数の台が当たれば当たるほど自分も伸びてゆく。好調台が不覚にも単発や2〜3連荘というくだらない当たりを出すこともあるが、それがつなぎ役となり、グループ内の他の台の当たりを誘発し、その恩恵を受けて早い段階で復活を遂げる。つまり、災い転じて福となす展開になりやすい。
特に甘デジが含まれるシマでは甘デジが頻繁に当たってくれるために、ミドルの好調台が大爆発をすることも頻繁にある。ミドルの多連荘は出玉量が多いため、甘デジやライトミドルに何度も当たり番を持っていかれても、絶好のタイミングさえ捉えれ、ば小額投資で多連荘して、その後も2〜3回の初当たりを出して5〜6万円を一気に稼ぎ、「本日の仕事、これにて終了」と勝ち逃げすることもできる。
この絶好のタイミングに最強攻略法・海殺しXが教えるリヴィエラ秘伝・ウルトラ速攻法で攻め込んだり、オプショナル商品・カシオペア攻略術が教える「危険領域の概念」を利用した戦術を駆使して圧勝するという従来はなかった新たな戦術が確立された。これは複数スペック混合のシマがもたらした果実である。
当倶楽部の座右の銘の一つに「善く戦う者は、勝ちやすきに勝つ者なり」という孫子の兵法がある。当倶楽部・首席門下生のK.A氏はチャンスが来るまでほとんど打たず、チャンスが来た時に一気呵成に攻め込む独自の攻略スタイルでパチンコ月収100万円を実現させた。(詳しくは下記コラム参照)
月に22日打っただけで、売り上げではなく純益が¥1,123,800というのは驚愕に値する。
4つの分析だけでパチンコは勝てる
ここで今までのレクチャーのキーポイントをまとめてみる。
1.入店後、強いグループの定義に照らし合わせた上で、いち早く幾つかの強いグループを見抜き、常にそのいずれかのグループに属する台で打つ。
2.当たり番スキップの法則を利用して次の当たり番を予想する。
3.今まで好調な推移を見せていた台を拾って取り逃し分の出玉を狙うか、これから好調台に転じそうな通常台で爆発を狙う。
4.グループ内の各台の実力(サイクル状態)をそれまでのパフォーマンスから見抜き、スペック差も考慮に入れた当たり番予想を行う。
※1〜3はシマの構成にかかわらず共通するもの。4のみ複数スペック混合のシマ特有の心得。
最強攻略法・海殺しXのテキストブックを熟読した上でこの4つ分析がしっかりとできるようになれば、首席門下生のK.A氏の実力に迫ることができる。パチンコ収入だけで土地や家を買うのは非常に難しいが、パチンコ収入だけで新車を買ったり、海外旅行に行ったりするのは、要領さえ覚えればさほど難しいことではない。果敢にチャレンジしていただきたい。リヴィエラ倶楽部は夢追い人が夢の航海にを始める前に立ち寄る休息の港なのである。
Easy Tactics
本稿(前編及び後編)で触れた攻略テクニックは最強攻略法・海殺しXユーザーの方々には比較的平易な内容であろうが、当ブログの記事を読むのはこれがはじめてという方には、幾分、専門的色彩が強く疲れさせてしまったかもしれない。お詫びとして、少しは一般人にもわかりやすい攻略技法を3つほど紹介する。
<甘デジ攻略派向き1>
複数スペック混合のシマで甘デジの爆発が発生しやすいことには単純明快な理由がある。グループ内の甘デジ以外の機種に好調サイクル中の台(好調台)がなく、甘デジ機種に好調台があれば、甘デジ以外の機種がハマっている間に甘デジの好調台に呆れるほど頻繁に初当たりが発生する。
グループ内に2台の甘デジ好調台があれば、相当な高確率で両者が共存共栄する展開に発展する。短時間内に複数台が多連荘したグループの中にある甘デジ以外の機種(スペック辛)に明らかなハマリ台、もしくはこれからハマリに向かうであろう台(限度を超えた爆発が終わり体力値をすり減らしている台など)がある時にそのグループの甘デジを打てばよい。その台が不調サイクルに入っている場合はなかなかすぐには当たらないが、通常サイクル以上であればさほど苦労せずに当たり、いずれはサイクル変換することが予想される。ミドルが苦しむのを横目に同じグループの甘デジが狂い咲きする。ミドルのハマリが深ければ深いほど甘デジのチャンピオン台が長期政権を築くことになる。よく当たり、よく多連荘することになるので、笑いが止まらない一日になることが多い。
<甘デジ攻略派向き2>
もう一つ、甘デジファンにお勧めの攻略テクニックがある。当ブログの人気ナンバーワンコラム、【甘デジ攻略】爆発力のある台選び(勝てる立ち回り)を併読してこの方法を試していただきたい。
上記のコラムでは当日の大当たり回数3回の甘デジ台をジョーカー台と呼んでいる。ジョーカー台は当たりにくいが、当たりさえすれば一気に爆発することが多い。甘デジだけで構成されるシマでは、ジョーカー台が属するシマに好調台が何台もあればジョーカー台がいつまでも苦しむ展開になることも少なくないが、複数スペック混合のシマの場合、同グループのミドルやライトミドルがハマリ台になった時にジョーカー台が爆発しやすい。賢明な方はすでにその理由がおわかりであろう。既述の如く、当たり番獲得競争において、台のサイクル状態と並んでホルコンが重視するファクターは台のスペック(大当たり確率)である。甘デジだけのシマではなかなか当たり番にしてもらえないジョーカー台も複数スペック混合のシマでは比較的容易に当たり番になりやすい。
短時間内に複数台が多連荘したグループのジョーカー台には至宝が眠っている。ジョーカー台を打ち出すタイミングは上記のコラムの教える通りでよいが、複数スペック混合のシマの方が当たる確率が遥かに高い。特にグループ内のミドルやライトミドルがハマり出した時などは、スペック辛の機種が苦しむ間に、今までたったの3回しか当たっていなかった甘デジ台が猛スピードで大当たり回数20回くらいまで伸びることもある。ひとたび好調に転じたジョーカー台はどこかで少し停滞することはあっても、展開次第では大当たり回数30回まで伸びることすらある。
<ミドル機種攻略派向き>
甘デジ攻略の醍醐味が数え切れぬほどの初当たりの多さにあるとすれば、ミドル機種攻略の最大の魅力は一気に大量の出玉を獲得することにある。複合スペック混合のシマでミドルの攻略に専念したければ、甘デジが当たりはするけれども単発ばかりというグループに着目し、そのグループに属するミドルの通常サイクル以上の台を打てばよい。(※ミドルの不調台はどこまでハマるか見当がつかないため、700回転以上の極端なハマリ台は敬遠する方が無難) 100回転以上で単発当たりを一回出し、再び100回転以上回した後に単発当たりが来るというような「じれったい現象」が延々と続いている甘デジ台は(遠い将来に爆発することはあるが)その時点においては好調台とは言い難い。このような甘デジ台は単発当たりを何度も続けて出しているうちにハマリ台に転落する可能性が高い。甘デジであるため、ハマリといえども200、300で当たることも多いが、(サイクル状態が据え置きであれば)当たりはしても滅多に多連荘しない上、再びハマリに向かいやすい。このように甘デジが当たりはするけれども好調に出玉を増やすことのできない状態が続いている時に同グループのミドル好調台の快進撃が発生しやすい。
但し、このようなグループは直近の過去に多連荘した台が複数存在しない傾向がある。これが唯一の難点である。複数台が短時間内に多連荘しなければグループは強くなりにくい。強いグループでなければ、ミドルの爆発は期待薄となる。したがって、たとえばの話であるが、ライトミドルの遊び台(通常台)が4〜5連荘した後、グループ内の甘デジ台が同規模の多連荘を記録し、その後は単発の雨あられ状態に陥り、その隙に最初に多連荘したライトミドルの台が少々ハマった後に再び多連荘したようなグループが狙い目となる。これは飽くまでも例である。この通りでなければならないという意味ではない。要は複数台の多連荘が発生していて、甘デジが冴えないパフォーマンスを繰り返しているグループのミドルは爆発の可能性を秘めているということである。
ミドルだけで構成されるシマであれば、単発当たりばかりが発生するグループは高確率で弱くなる。
しかし、シマに甘デジやライトミドルの機種が混在することにより、強いグループの第一条件である短時間内での当たり番の移動が実現し、遊び台が分不相応な多連荘を出すことにより、グループ内の他の台に千載一遇のチャンスが到来するのである。
ミドルの爆発は甘デジの爆発の3倍以上稼げる。ヘビー級ボクサーが繰り出すパンチの力はフライ級ボクサーのそれとは比較にならない。ノックアウトされた対戦相手の被るダメージも甚大である。複合スペック混合のシマでミドルの好調台が大暴れしている最中に好調サイクル以外の甘デジを打つと大怪我をしやすい。何度当たっても、持ち玉を使い切ってから追加投資を余儀なくされ、結果的に甘デジなのに2万円も3万円も失うという被害(?)に遭う。これがヘビー級ボクサーのパンチ力なのである。
シマ全体の観察をせずに、各台のその日の大当たり回数、総回転数、過去数日間の状況などを見ながらなんとなく台選びをしている素人はこういう被害に遭いやすい。「何故だ? この台は今日は行けるはずなのに、どうしていつまでも本領を発揮しないのか?」と思い悩む人はパチンコ攻略の本質が全くわかっていない人である。台選びの判断材料そのものが無意味というわけではない。しかし、木を見て森を見ずの典型であり、この程度の台分析で勝てるほどパチンコは甘くはないのである。(甘デジと言えども甘くはない)このような素人がホールにうろちょろしているお陰でプロは大金を稼ぐことができる!
攻略を楽しむ
今回の長編コラムは前編、後編ともにパチンコ攻略の最重要ポイントに言及した。最近のトレンドになっている複合機種、複合スペック混合のシマを攻略する際の鍵となる情報も網羅したつもりである。
複合スペック混合のシマの出現は従来になかった新たな攻略テクニックを生み出した。この戦法を用いることにより、同一スペック一色のシマよりも容易に攻略が可能になる。又、シマの状況を観察した後、「今日は甘デジで勝負しよう」、「今回はミドルで荒稼ぎだ」というように甘デジとミドルの二刀流攻略を楽しむこともできる。我々は日頃から顧客に対して「パチンコを楽しむな。勝負の鬼となれ」と指導しているが、攻略を楽しむのは結構なことである。
パチンコ新攻略時代へ
今年(2018年)に入ってから最強攻略法・海殺しXをマスターされたリヴィエラ門下生からの戦績報告のメールが激増している。従来の倍以上の数のメールが連日にわたって当倶楽部の事務局に舞い込むようになった。顧客の喜びは我々の喜びでもある。特に二刀流攻略に長けた方が増えたことが特筆に値する。
複数スペック混合のシマでの攻略手腕に磨きをかければ、甘デジの不調に乗じたミドル機の爆発狙いはもちろんのこと、将来、パチンコ規制の要請を満たす新基準機が次々とお目見えした時も、複合スペック混合のシマで新基準機のハマリにつけこんだ甘デジ大爆発を簡単に実現させることができる。半日、ホールにいて3台の甘デジ台を爆発させれば相当な稼ぎになる。
桜の花が散り、新緑の季節を迎えた。2月からパチンコ規制がスタートして、パチンコ攻略も新たな時代に突入した。「甘デジ流攻略」でパチンコ規制に勝つ!で申し述べたように、今後は真のテクニシャンだけが常勝を続ける時代になる。常に勝つためには技のレパートリーを増やさなければならない。今回のコラムを執筆した目的はそこにある。夢の翼、最強攻略法・海殺しXが皆様の飛翔の原動力となることを切に願っている。
春の風が吹き荒ぶ日々が続く。ご自愛専一にお過ごしいただきたい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
<甘デジ攻略>
【切れ味抜群】甘デジ版ウルトラ速攻法【ホルコン攻略】
【甘デジ攻略】保留連荘と特殊リーチの秘密
【海物語シリーズ】甘デジ攻略の必修事項
カシオペア攻略術を甘デジに使用する際の注意点
聖夜の大爆発!【Pスーパー海物語IN沖縄2攻略】
<人気コラム>
【大海物語4 沖縄4攻略】チャンス目の秘密
リヴィエラ倶楽部の由来
パチンコルネッサンスの幕開け
あらゆる状況下でパチンコを攻略する
最強攻略法・海殺しXの公式HPへ
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はじめに
前回記事、「甘デジ流攻略」でパチンコ規制に勝つ!はにほんブログ村の「パチンコ攻略・裏技」部門で記事ランキング第一位の座を射止めたためかアクセス爆発が止まらない。熱心な読者の皆様に心よりお礼申し上げる。全国のパチンコ攻略研究家の皆様に私の執筆するコラムが愛読されている事実を重く受け止め、これからも数々の小論を公開してゆきたいと思う。
読者からのリクエスト
最近は最強攻略法・海殺しXの購入者から「こういうテーマでコラムを書いてほしい」とリクエストをいただく機会がやけに増えた。今では当ブログの人気ナンバーワン記事となっている【甘デジ攻略】爆発力のある台選び(勝てる立ち回り)はそのようなリクエストに応える形で執筆したものである。やはり顧客からのリクエストとなればペンを握りしめる手にも力がこもる。
最近になって急増した顧客からの質問に「一つのシマに沢山の機種があってややこしい。こういう場合の攻略の要点は?」というものがある。これをテーマにコラムを書いてほしいという要望も寄せられている。顧客から頂戴するメールの内容は歴史の流れを反映したものでもある。たしかに近頃は一つのシマに複数機種が混合するトレンドが定着しつつある。
従来は一つのシマに一つの機種というのがホールの基本的なスタイルであった。ところが、昨今は「バラエティーコーナー」と称して、なんの関連性もない無数の機種を一つのシマに配置するホールが増えてきた。無数の機種とまではいかなくても、シマを4等分して4つの機種で一つのシマを構成するホールも少なくない。
このような構成が流行している背景には、パチンコファン(ホールに足を運ぶ人)の減少、既存ファンの甘デジ転向などが考えられる。大型店ではまだこのような動きはそれほど盛んではないかもしれないが、規模の小さな店舗では従来のようにミドルスペックの最新機種だけで一つのシマを埋め尽くすことが難しくなっているのかもしれない。
混合配置の例
海物語シリーズを重視するホールであれば、一列の半分が大海物語4(大当たり確率319.6分の1)、残りの半分がスーパー海物語IN沖縄4(大当たり確率319.6分の1)になっていて、その対面の列ではスーパー海物語N沖縄4withアイマリン(大当たり確率99.9分の1)が半分を占め、残り半分に大海物語BLACKライト(大当たり確率199.8分の1)が置かれているというようなケースが目立つ。
たしかにこのような構成は混乱する。単に複数機種が混在しているだけにとどまらず、複数スペック機種が混在しているからである。大海物語4とスーパー海物語IN沖縄4はミドルスペック(以下、ミドルと略す)、スーパー海物語N沖縄4withアイマリンは甘デジ、大海物語BLACKライトはライトミドルスペック(以下、ライトミドル)である。このようなシマでは、甘デジの好調サイクル台(以下、好調台)が際限なく当たりを引き続ける現象が頻発する。又、甘デジとライトミドルの好調台が共に協力し合う形でドル箱を積み上げていくパターンも十分に考えられる。
では、ミドルは全く駄目なのかと言えば、決してそういうことではない。少し寄り道となるが、パチンコ攻略の礎となるホルコン(ホールコンピュータ)というものについて、ここで簡単に復習してみたい。
ホルコンの動き
ホルコンの仕様に詳しい方であればおわかりのように、ミドルの台にもいつかはチャンスが巡ってくる。ホルコンは数台を束ねて一つのグループ(ユニット)を作る。そして、グループ内に好調サイクル突入中の台(好調台)が2台以上ある時、それらの好調台を中心にそのグループからは多連荘(4連以上)が多発する仕組みになっている。グループ内の複数台が多連荘を繰り返すことにより、そのグループの力は強大なものとなる。グループ内の複数台が多連荘したグループからはやがて同規模の多連荘が発生しやすい環境が生まれる。
強いグループの中でどの台が次の当たり(当たり番)に選ばれるかということに関しては、サイクル状態の善し悪しが最重要のファクターとなるが、それに加えて、初当たり回数と限度を超えた多連荘もホルコンの意思決定に大きな影響を与える。
如何なる優秀台もあまりにも一台だけで何度も初当たりを獲得しすぎると、どこかで一度は「お休み」となる。(=グループ内の他の台に当たり番を譲る) 又、一気に爆発した台やハマリを経ない好調な数珠連(例・7連荘+5連荘+8連荘)が発生した台もしばらくの間、主役の座をグループ内の他の台に譲る展開になりやすい。
グループ内に極端に悪い台がある場合、その台は死に台にされてしまい、想像を遥かに上回る長時間にわたり「貢ぎ役」を続け、その台を嘲笑うかのようにグループ内の他の台が躍動する。不調サイクル台(以下、不調台)は滅多に当たることがなく、通常サイクル台(以下、通常台)は当たっても単発もしくは2〜3連荘で終わり、通常台の当たりが「つなぎ役」となり、好調台に2度目、3度目、4度目の初当たりが入る。
しかし、このようにして、特定の好調台が目に余るほど大儲けをした後に好調台にもペナルティーが科され(=当たり番を何度もスキップされるようになり)、その隙を突く形で通常台(ごく稀に不調台)が当たり、初当たりの瞬間、もしくは連荘中に最強攻略法・海殺しXのテキストブックが教えるサイクル変換が起こりうる大当たり回数を迎えて、好調台に化けた場合、新チャンピオンの誕生となり、今まで虐げられていた鬱憤を晴らすかのように、しばらくの間は主役となり気持ちよく出玉を増やしていく・・・・・・
パチンコ攻略の基本
この図式が頭の中にしっかりと入り込んでいれば、シマの構成がどうであろうと極端なハマリ台(死に台の可能性大)を避けて、強いグループの空席を見つけては打つというスタンスだけでパチンコは勝ち続けることができる。今後、パチンコ規制に伴う新基準機が次々と導入されても、この戦略が通じないことは有り得ない。勇気を出して「攻略の海」に飛び込もう!
通常、強いグループは一つのシマに3つか4つできる。各グループの強弱が定まらない午前中や昼下がりは素人だけが喜ぶ時間帯であり、プロはこういう時間帯を好まないが、午後の早い時間帯での爆発を狙うカシオペア攻略術(※最強攻略法・海殺しXのオプショナル商品)を使用すれば、午前中はともかく午後の1時や2時になれば十分に勝負できる。そして、夕方以降はグループの強弱の差があまりにも露骨になり、当たりの大半は強いグループから発生し、多連荘や爆発の大半も強いグループから発生することになる。
この法則に気づいた人は弱いグループの中に魅力的な台があっても、よほどのことがない限り飛びつかなくなる。弱いグループに属する台は当たりにくい上に当たってもそれほど伸びないことが経験的に痛いほどわかっているからである。レアケースとして、弱いグループの最強台が爆発したり、好調な数珠連で最終的には一気に爆発した台と同じくらいの出玉になることもあるが、このような幸運な展開になるという絶対的な保証はないため、そのような台を打つのは一か八かの賭けとなる。パチンコで常勝を続けるためには、高確率で起こる現象(法則)を熟知してアクションプランを策定する能力が必須となる。低確率で起こる僥倖に期待する作戦は時には成功しても、長い目で見れば決して得策とは言えない。手堅い戦術しか用いないことが当倶楽部の提唱するパチンコで蓄財するスーパーノウハウなのである。
ホルコンマニアがしでかす愚行の功罪
強いグループの好調台がなかなか当たらない時、換言すれば、強いはずのグループが鳴りを潜めている時、そのグループの空き台に当たり番が入っていることが多い。幾つかの強いグループを見抜いた上でこういうタイミングを見計らって空き台を打つのが小額投資で大連荘を狙うプロの攻略なのである。
インターネットの普及とともに近頃はホルコンの知識を有する人が急増した。ホールによっては客の3割以上がホルコンを意識した行動をとっている。しかしながら、肝心なことがわかっていない間抜けな人が少なくなく、我々は彼らを「ホルコンマニア」と呼んでいる。(註・ホルコンという言葉で検索をかければ、ウィキペディアの記事が上位に出てくる。かつては、ここにもホルコンの大当たり誘発機能についての言及があったが、その後、何者かの手によって編集され、今ではパチンコ業界側に都合の良い「虚偽の記述」に変わっている。トップシークレットが公然と暴かれたことに慌てた業界関係者が改鼠したものと思われる。騙されぬようくれぐれも注意されたい)
ホルコンマニアはどこかの台が当たるとすぐに同じグループに入って打ち始めるという愚行を犯すが、これがグループ内の台の稼働率の急上昇を招く。稼働率に敏感なホルコンはこれに反応して、このグループには当分の間、お金が落ちるであろうことを見越して、グループ内の好調台の連荘数を伸ばしてしまう。好調台の限度を超えた大爆発はこのようにして発生する。
しかし、ホルコンマニアの愚行は別の観点で見れば、それなりの産物をももたらす。かなりの時間が経過した後のことであるが、「同じグループからは同規模の連荘が発生しやすい」という法則に基づき、そのグループから新たな爆発台が誕生しやすくなる。したがって、ホルコンマニアのある程度の増加はプロにとっては歓迎すべきことであり、彼らの軽率な行動の恩恵を受ける形で思いもよらぬ大爆発に成功する機会が増える。
さて、好調台が出すぎて干されている時、グループ内の他の台が2台、3台、4台とその台をスキップして当たることにより、調子に乗りすぎたあまりペナルティーを科された好調台の「お仕置き期間」が短縮され、再びスターダムに舞い戻る展開も大いに有り得る。出すぎた罪(?)で刑務所に送り込まれた好調台を移動すべき台が見当たらぬためにいまだに自分が打っている時、次ようなことを考える。
「自分の台はスーパーリーチの発生頻度やその種類から判断して、まだサイクルは転落していない。グループ内のライバル(元好調台)はハマり始めているのですでにサイクル落ちしている可能性が高い。自分の台は今までにあまりにも当たり番を独占しすぎた。だから今はホルコンが定期的に行うバランス調整の時期に来ている。自分の台は好調サイクルでありながらすでに2回も当たり番をスキップされているので、グループ内のあの遊び台(通常台)が当たればたちまち復活することだろう。自分の台は当たりさえすれば、あと5〜6箱は行ける。しかし、あの台に誰も座っていない・・・」
このような悩ましい状況の時にやる気満々のホルコンマニアがその空き台に座り、珍しくお座り一発で当たり、見るからに空しい(?)ガッツポーズを決めた直後、自分の台の打ち出しを再開した途端、魚群が走って当たり、当初の予測の5〜6箱どころではなく8箱くらいになったという痛快な経験がリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様には数え切れぬほどあるに違いない。
ホルコンマニアに感謝
このようにホルコンマニアたちと巧みな連携を図り、彼らにつなぎ役となってもらって、本命台を当てるテクニックも必要である。昔は大半の人がホルコンの大当たり誘発機能を知らなかった。それゆえ、新たな客が入ってきても、気が利かない(?)というか、どうしようもない台(全く当たりが見込めない台)に好んで座っていたため、このような連係プレーもなかなか実現しなかった。しかし、最近ではこういうことが連日のように起こっている。この場を借りてホルコンマニアの人たちに感謝の意を表したい、と申し上げれば、「馬鹿にするな!」と叱られてしまうだろうか。別にこれは皮肉でもなんでもなく本心から感謝しているのだが・・・
読み筋の一例
ホールに入ってから最初のうちはあまり積極的には打たずに観察に徹し、強いグループ、すなわち、短時間内にグループ内の複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて多連荘(4連以上)が中心のグループを幾つか見抜き、そのいずれかのグループが鳴りを潜めた後に(=どの台も当たらなくなってから)打つのが最も手堅い勝ち方であるが、確実に勝つためにはそれなりの分析力が問われる。
複数機種混合のシマでも大当たり確率がほとんど変わらない機種(例・大海物語4とスーパー海物語IN沖縄4)だけが混在する場合は、グループ内の各台のサイクル状態や過去のパフォーマンスを分析するだけで攻略はできる。たとえば、こんなふうに。
「あの好調台はまだまだ行ける。体力値(※海殺しXのテキストブックに記載)がマイナスになるまでは伸び続けるだろうから、それまでの間は他の台は厳しい」
「あの好調台はすでに3回も初当たりが入っているので、このへんであの通常台が給料日を迎えるだろう」(※給料日・・・多連荘するかどうかは別として、ひとまず当たることを意味するリヴィエラ用語)
「あの台は最後の当たりが単発だったので、しばらくの間、当たり番をスキップされるに違いない」(註・通常、単発当たりを出すと、その台はグループ内の他の台が最低でも1回、大抵の場合、2回か3回の初当たりをするまでの間、なかなか再度の初当たりが難しい。但し、好調サイクル台は例外的にハマらずに単発当たりを出した直後、すなわち時短終了後の浅い回転数で当たる力があるので要注意)
「あの台は直前の当たりが2回続けて単発だったので、かなりハマるはずだ。迂闊に手を出さない方がよい」(註・直前の単発当たり2回がかなり前の出来事であり、それ以降、同じグループから2台、3台、4台と当たりが発生している状況であれば、このような台が当たり番に選ばれることもあるが、単発当たりを連続で出した台は単発当たりを1回だけ出した台以上にハマりやすい)
「A台とB台はともに直前の当たりが単発であったが、A台が単発当たりを出したのはB台が単発当たりを出した時よりも前であった。したがって、A台とB台を比較すれば、今はA台の方が当たり番が入りやすい」(註・通常、不甲斐ない結果を残した台が複数存在する場合、不甲斐ない出来事が発生した時期が古い台ほど当たりやすい。しかし、この法則は比較する台のサイクル状態が等しい時のみ当てはまる。たとえば、好調台と通常台がともに単発当たりを出した場合、通常台の単発当たりの方が古くても、好調台が再び当たり番をさらってしまうことは日常茶飯事)
「あの好調台はすでに4回の初当たりを出している。このへんでお灸をすえられる頃だ。(=当たり番が何度もスキップされる頃だ)サイクル変換が生じうる直前の大当たり回数で停滞しているあの遊び台を打ってみよう。当たった瞬間にサイクル変換が実現すれば、いきなり爆発する可能性がある」(註・強いグループの好調台でも順調に初当たりを4回出すと、ミドルの場合、それ以降は当たりにくくなる。5回目の初当たりを獲得して出玉をさらに増やすためには、グループ内から次から次へと複数台が当たり、しかも、多連荘が中心であることが条件となる)
「あの爆発台はどう見てももう終わっている。すでに17箱も積み上げたので、栄光の時代は終わった。あの台と同等の活躍をグループ内の他の台で狙おう」(註・爆発台の標準コースはミドルで15箱前後、ライトミドルで10箱前後、甘デジで5箱前後。このくらいの出玉が爆発台のゴールであることが多い。稀にすでにゴールに達した爆発台がその後も快調に当たり続けることもあるが、それはグループ内の他の台のサイクル状態が軒並み悪いか、グループ内の他の台があまりにもハイペースで当たり続けた結果である。このような幸運なケースでは、すでにゴールに達している爆発台でも伸び続けることがあるが、ピークは過ぎているので以前ほどの勢いはないのが普通。ミドルの場合、最盛期を過ぎた爆発台は遊び台的な当たり(リヴィエラ用語で言うところの「出がらしの当たり」)が何度か来た後にハマリに転じるのが通例である)
細々と講義をしているうちに字数制限を迎えてしまった。この続きは後編にて。
あらゆる状況下でパチンコを攻略する
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JUGEMテーマ:パチンコ
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事務局便りの新コラム紹介→なぜか人気抜群のパチンコ攻略法!?
新コンテンツ追加
リヴィエラ倶楽部の公式ホームページに新しいコンテンツを追加したところ、予想を上回る反響がありましたので、当ブログにおいても追加部分を紹介させていただきます。
Advice−パチンコ新時代の攻略
2018年2月1日、新しい風営法施行規則(パチンコ規制)がスタートするとともに、パチンコ攻略は新たな時代に突入しました。規制後も2018年2月1日以前に検定にパスした従来機種は最長3年の稼働が認められるため、2017年10月5日に検定通過となった爆発機種、大海物語4は「上限出玉の規制」を受けることなく2020年10月4日まで設置可能ですが、今後は規制の枠内に収まるスペックの新機種が徐々に増える見込みです。
このたびの規制はパチンコ依存症患者を救済するという美名のもとにホール経営者、パチンコメーカー、パチンコファンの全てを圧迫する悪法です。パチンコファンにとっての緊急課題は、「従来機種がホールから姿を消した後、如何にして出玉の少ない新機種で勝ち続けるか?」という一点に尽きます。新規制から導き出される結論をパチンコファンに必要な部分のみ平易な言葉に要約すれば、「規制前と同じ勝率でも、勝った時の稼ぎが今までよりも減る」ということです。
パチンコ新時代に突入した今日、確実に勝つためのノウハウに通暁する重要性が今まで以上に増すことは論を待ちません。規制後にホールに導入される新機種で勝負する場合、甘デジの攻略のように軽いフットワークを生かして、一日に2台、3台、4台・・・と複数台を次々と当てる攻略技術を身につけなければ満足のいく稼ぎにはなりません。
プロ養成道場を自任する当倶楽部の存在意義が問われる時を迎えました。パチンコに必勝法はありませんが、パチンコには数々の法則を利用したプロの戦術があります。パチンコには「非常に勝ちやすい瞬間」というものがあります。何も考えずにダラダラと打つのではなく、辛抱強く頻繁に休みを入れながら(投資額をセーブしながら)勝機を待ち、勝ちやすいタイミングを捉えて一気に攻め込むのがプロの技です。
リヴィエラ流「パチンコ総合攻略ノウハウ」(最強攻略法・海殺しX)が暗闇の中の一条の光となればこのうえない悦びです。
「善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり」 (孫子の兵法より)
しばらくの間は安泰
ごく当たり前のことを書いたつもりでしたが、大勢の方々がホームページ右上にあるお問合せフォームを利用され、ご感想を述べてこられたことには少々、驚きました。コメント欄を閉鎖している当ブログや海殺しX事務局便りも同様ですが、ホームページでも新しいコラムや記事を発表するたびに読者の皆様からのコメントがお問合せフォームを通じて入ってくることはライターとして嬉しい限りです。
今回、寄せられたコメントの中で最も多かったのは、「そうか。これからはミドルもライトミドルも甘デジみたいになっちゃうのか」というものでした。別に規制後に導入される新基準機(新規則機)が甘デジ並みの出玉になるというわけではありません。新基準機(新規則機)も甘デジよりは遥かに出玉の多い仕様になります。しかし、勝つ時の収益がパチンコ規制が施行される前に滑り込みで検定を通過した機種(例・大海物語4)と比べて少なくなりやすいということです。
現在は2018年1月31日までに検定を通過した機種(旧式タイプ)が依然としてホールの主役になっています。今後、お披露目される新台も滑り込みで検定を通過した機種が中心となりますが、新機種の検定に必要な期間(※合格通知が来るまでに数か月以上かかることもざらにある)等を考慮しますと、恐らく今年(2018年)の夏以降には規制の内容に沿った新基準機(新規則機)が続々とデビューすることになり、それと並行する形で人気のある従来機種は「検定通過後、3年までは設置可」という救済措置を最大限に利用して、撤去の義務が生じる時期が来るまでの間、据え置かれることが予想されます。そして、ギリギリまで粘った挙句、旧式タイプの機種が徐々にホールから姿を消すことになる再来年(2012年)の暮れが近づくにつれ、パチンコファンの心の不安はとてつもなく大きなものとなるはずです。
今まで「パチンコに攻略法など存在しない」と戯けたことを言っていた人もパチンコを続けるという決心を固めたからには真剣に勝つためのノウハウを模索することになると思われます。それを裏付けるかの如く、ホームページの記載中の下記のコラムのアクセス数が今、物凄い勢いで爆発しています。
甘デジ流の攻略とは?
それはさておき、甘デジ流の攻略とは如何なるものでしょうか。
甘デジを打つ人をじっくりと観察していますと、10連荘前後の多連荘をした人が連荘終了後、すぐに打つのをやめ、席から離れる傾向があることに気付きます。きっと、なかなか出玉が増えない甘デジ特有のもどかしさを日頃から痛感しているが故に、「これだけ出れば十分だ。これ以上、粘っても増えることはない」と判断して、家に帰るのでしょう。甘デジの大連荘が終わってから席を立つものの、家路につくわけでもなく、別の台に移動して勝負を続行するする人もいます。見るからにプロっぽい人が台移動をした直後にまたしても当て、5〜6連荘してから再び台移動をしている光景を見たことのある人は多いでしょう。
このように台を移動するたびに移動先の台で当て続ける猛者が甘デジ攻略プロには多いのです。ミドルやライトミドルでも今後伸びそうもない台には早期に見切りをつけることが重要ですが、ミドルやライトミドルの台は当たりさえすれば爆発しそうな手応えのある台を見抜ける人が素人の中にも少なくないと見えて、甘デジと比べた場合、一つの台で粘る人が圧倒的多数を占めます。
しかし、新基準機(新規則機)で埋め尽くされる2020年の後半以降は甘デジ的感覚の攻略手腕(台を次々と移動させて当て続ける技術)を持たなければ、満足のいく稼ぎにはなりません。今、世間ではパチンコ規制について的外れなくだらない議論でもちきりですが、これこそが最重要の論点なのです。
今までのように運と山勘だけに頼り、デタラメな台選びをしていたり、ハマリ台特有のサイン(発生する現象)を見抜けぬために見込みのない台を延々と打ち続ける人は、投資がかさむ一方ですし、仮に運よく当たったとしても投資額を回収することは困難です。
今までは、大抵の人が運任せでパチンコを打ち、偶然、大爆発に成功してしまったために、その後は何度負けようともパチンコにハマってしまうという時代でした。これがパチンコ依存症患者を多数生み出す結果となり、政府は人々の射幸心を抑制するため、最初にスペック的に大爆発が生じやすいマックス機を禁止しました。今度は出玉の上限を設けるという愚策に出ました。これしきの対策で依存症患者が減ることにはなるとは到底思えませんが、とばっちりを受けたのは依存症とは無関係な健全なパチンコファンです。ホールにとってもメーカーにとっても大きな打撃を受けました。
カジノ依存症は放置?
きっと忙しすぎてパチンコを打ったこともないような国会議員が空想をめぐらし、こうすれば依存症の対策にもなると本気で思っているのでしょう。又、依存症を減らすという名目で規制を開始して、パチンコファンをホールから遠ざけ、カジノの客になってもらうという別の狙いも見え隠れします。将来、カジノ依存症が深刻な社会問題に発展しても経済効果を優先して平然と放置するのであれば、私は二度と自民党には投票しません。(しかしながら、自民に代わるまともな党が見当たらないのも大きな悩みですが・・・)
デメリットばかりでもない
しかし、今はそんなことをとやかく言っている場合ではありません。パチンコを続ける以上、私たちは勝ち続けなければならないのです。今回の規制は悪いことばかりでもありません。クギ調整の禁止というのは良い知らせでもあります。ホールは入荷した台のクギを勝手にいじれなくなります。
当倶楽部はクギの善し悪しを少しも重視しないスタンスをとりますが、それはクギ読みは現代のパチンコを攻略するための本質的な要素ではないというだけの意味でしかなく、クギが良くてもなんのメリットもないと極言しているわけではありません。
クギの状態が良好であれば必然的に玉もちも良くなりますので、少ない金額で沢山回せるようになります。
その結果、出目の推移、スーパーリーチの頻度と種類、チャンス目の出方(海物語シリーズ限定攻略情報…詳細は下記リンク欄の「人気コラム」参照)等から台のサイクル状態を読み解くことが今までよりも容易になりますし、そろそろ当たる台であるかどうかを識別する手掛かりにもなります。台を捨てようと思った矢先に当たる前の兆候を見る機会も増えます。これは大きなミスを防ぐことにもなります。そのサイン(当たりの前兆)に導かれる形で台から離れることなくそのまま打ち続け、めでたくも当たり、「捨てなくてよかった」と安堵することにもなるでしょう。まともな攻略知識があればの話ですが。
クギの意外な意義
以前、まわるんパチンコ大海物語3という機種がありました。電チューが頻繁に開き、とにかくよく回りました。どういうわけかこの機種は大海シリーズの中では他の機種ほどにファンの人気を得ることができませんでした。専門知識をお持ちの方には説明不要でしょうが、現代のデジパチにおいて、よく回る台=すぐに当たる台という図式は成り立ちません。パチンコが完全確率のゲームであるといまだに信じている人は目を覚まして下さい。
ホルコン(ホールコンピュータ)は数台で一つのグループ(ユニット)を作り、常にどこかのグループを当選状態にしています。当たる台というのは当選グループの中から誕生します。趣旨から離れますので、ホルコンに関する詳しい説明はここでは割愛します。(海殺しXのテキストブックではホルコン攻略も教えます)
ここで注意すべき点があります。それはホルコンが全てのグループを平等に扱うことは絶対にないということです。自ずから強いグループと弱いグループが生まれます。(日替わりで) 一つのシマに8グループがあるとすれば、客入りが良い状態で強いグループは3つくらい、弱いグループも3つくらい、残りはその中間(強くも弱くもないグループ)となります。ホールで発生する現象を入念に観察すればおわかりのように、当たりの大半は強いグループから出て、多連荘の大半も強いグループから出ます。こういう基本的なことを知らない素人が「よく回るのに当たらない」(ごく普通の現象にすぎないのですが・・・)と腹を立て、裏切られた期待が反感に変わり、予想外の不人気につながったものと私は見ています。
しかし、まわるんパチンコ大海物語3は最強攻略法・海殺しXのユーザー(顧客)の間では非常に人気の高い機種でした。その理由は上述した通りです。つまり、クギの善し悪しは決して勝敗を左右する直接の要因には成り得ませんが、小額投資で台から様々な情報を引き出すという観点では、よく回る台の方が断然有利であるということです。
読者の皆様へ
話を戻しますが、凄腕の攻略力が今まで以上に要求される時代がすぐそこに迫っています。プロの技を修得し、異なる台を次々と当てる実力のない人は、負ける時の額は変わらなくても勝つ時の額が減るという空虚な気持ちに襲われることでしょう。これではパチンコを楽しむことすらできません。当倶楽部は顧客に対し、日頃から「パチンコを楽しもうとは思うな。勝負の鬼となれ」と口酸っぱく叱咤激励していますので一見矛盾するようですが、一般の人々が楽しむことすらできなくなれば、パチンコ業界が被るダメージ(パチンコ人口の減少等)は甚大です。やはり、この業界あってのリヴィエラ倶楽部です。
今後も最強攻略法・海殺しXのユーザーにはメールによる個別指導(※返信に時間がかかることはご容赦下さい)を一層強化する所存です。それ以外の方々にも業界の凋落を防ぐ目的で今まで通り、当ブログを中心に表に出せる範囲内で攻略情報を積極的に発信してゆきますので、更新頻度は高めとは言い難いものがありますが、当ブログのご愛読を続けていただきたいと心より願っております。
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世界一痛快なジョーク
フィリピンのジョセフ・エストラーダ元大統領が副大統領時代の話。東洋随一の天才政治家と謳われたリー・クアンユー(当時、シンガポール首相)がフィリピンを訪れ、数人の政治家の前で痛烈なひと言を放った。
「この国はアジアの中では学歴水準がきわめて高く、国民の大半が英語を理解できるという利点を生かし切っていない。社会は混沌としており、私の目には全てが無秩序に映る。もし私にこの国を任せてくれるのであれば(=もし自分がフィリピンの大統領であれば)、あと15年でこの国をシンガポール並みに発展した国家にしてみせる」
フィリピン人は温厚で陽気な反面、ちょっとした屈辱にも耐えられないという弱さ、すなわち異常なまでのプライドの強さを持つ。しかし、決して感情を表には出さない。どんな屈辱に対しても、笑みを浮かべながら内心では逆上している。堪忍袋の緒が切れたエストラーダは、すかさず強烈なカウンターパンチを見舞った。
「シンガポールの統治を私に任せてほしい。15年とは言わない。たった1年で貴国をフィリピン並みにメチャクチャにしてみせよう」
カタブツのリー以外は全員大爆笑。かくしてシンガポールVSフィリピンの舌戦は、エストラーダの華麗な返し技が見事に決まり、フィリピンの大逆転勝利で幕をおろした。
その場に居合わせたフィリピンの政治家たちは溜飲を下げた。学識の深さ、頭脳の緻密さ、勤勉さにおいては、誰ひとりとしてリーには勝てない。経済的繁栄においては、絶対にシンガポールを超えられない。
しかし、ユーモアの才能、人生をエンジョイする能力においては、自分たちが世界一であるという誇りが彼らにはあったのだ・・・
その後のエストラーダ
遊び過ぎて大学を2回も中退しているエストラーダはインテリ層には支持されない。しかし、元俳優としての好感度(正義の味方キャラ)に助けられ、1998年には大統領の座を射止める。
ところが、2年半後、「不正な手段を用いて私腹を肥やした」という議会の糾弾に抗えず退陣。これは彼の政敵がマスメディアを利用して仕掛けた罠だった。
不幸にも、かつての人気俳優は刑務所暮らしの身となるが、2007年の恩赦によって地獄から生還。2010年に再び大統領選に挑むという暴挙を試みるも落選。
それから3年後、年老いた元俳優は人生最後の勝負に出る。マニラ市長選に奇跡の当選!「私は世界初の囚人出身の市長である」と声高らかに宣言した。苦境に屈せず、どこまでも明るく生きるポジシティブな生き方がファンの感動を呼ぶ。
彼の愛称はErap(エラップ)。これは現地語のPare(兄弟)の逆さま読み。政治家としての能力は最後までリー・クアンユーに遠く及ばず、そもそも大統領の器ではなかった。とはいえ、女好き、賭博好き、いい加減という人間味溢れる欠点を除けば、誰に対しても優しい、頼もしい兄貴だった・・・
エラップに続け!
優等生でなくてもよい。学歴なんてどうでもよい。社会的地位もいらない。パチンコの凄腕にものを言わせ、日々の暮らしをエンジョイする。夢に向かって前進する。自分らしく生きる。そして、世界に愛を灯す・・・・・・
This is how we live.(リヴィエラ流人生哲学)
X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X
1.弱気ではなく強気
2.陰気ではなくなく陽気
3.ネガティブではなくポジティブ
この3条件さえ満たせば、ストレスの少ない健やかな人生を送ることができる。しかし、決して怠ってはならないことは、自分だけでなく周囲の人々も幸せにする努力である。
上記3条件が揃っていても、自分の利益しか考えない人間は社会的に通用しない。隣人愛の実践が心の余裕を生む。他人を幸せにできる人は間違いなく自分自身も幸せにすることができる。
「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない」
(探偵小説の主人公、フィリップ・マーローの名言)
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