★海物語シリーズのスマパチ第一弾!
★50回転ごとにサポートCタイムのチャンス
★確変突入率62%
事務局便りより
関連コラム:
海物語がスマパチに
SANYOが海物語シリーズの新作、e新海物語349(スマートパチンコ)のリリースを発表しました。ホール導入日は2023年10月2日を予定しています。
前回記事、e花の慶次〜裂 一刀両断の攻略【最強出玉】でも触れましたように、ここ数年、度重なる規制の連続に苦しめられたパチンコ業界にスマパチという名の規制緩和が実施され、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様には急に明るい展望が開けてきました。
50回転ごとにチャンス
e新海物語349は大人気甘デジ、PA新海物語をベースに作られたミドル機です。通常時の大当たり確率は348.5分の1とスマパチならではの厳しさ(従来のミドルよりも低確率)がありますが、スマパチに搭載を許可されたCタイム機能にその代償を求めています。
e新海物語349は通常時、50回転ごとにCタイム突入のチャンスが訪れます。
その抽選に当たれば、50回転もしくは100回転の時短に突入します。時短突入率(抽選当選率)は10分の1に設定されていますが、パチンコの大当たり確率同様、この数値はランダムに変転を繰り返す様々なサイクル状態(俗に言うロムの強弱)を統合したトータル確率にすぎず、打っている時の台のサイクル状態によって、実際の確率は変動するものと思って下さい。(台のサイクル状態やサイクル変換の秘密に関しては、📖海殺しXのテキストブック参照)
つまり、好調サイクル台はCタイム抽選をクリアーしやすく、時短中の当たりも十分に期待できます。
スペック紹介
e新海物語349の主なスペックを紹介します。
e新海物語349のスペック
▼大当たり確率 1/348.5(通常時) 1/34.8(確変時)
▼確変割合 62%
▼振り分け 確変&1500個・・・60%
確変&90個・・・2%
非確変&1500個&時短100回・・・38%
(※ヘソ、電チュー共通)
▼Cタイム成功率 10%
(成功時の振り分けは時短50回が80%、100回が20%)
予想されるゲーム展開
ご覧になればおわかりのように、スマパチとして登場するe新海物語349は、従来の海物語とは多少趣を異にするゲーム展開を想定をしなければなりません。演出面においては、甘デジPA新海物語をほぼ踏襲したものですので、PA新海物語の攻略に精通された方であれば、台の好調、不調を見極めることは比較的容易でありましょう。
しかし、好調台と遊び台の識別には細心の注意が必要です。
スマパチ花の慶次のゲーム展開をリリース前に予測して見事に的中させたように、今回もパチンコ研究所を自任する当倶楽部はe新海物語349におけるゲーム展開を事前に言い当てましょう。(以下参照)
●好調台はCタイム抽選に当たりやすい。
●好調台はCタイム中もしくはCタイム終了直後に当たりやすく、かつ多連荘しやすい。
●好調台は連荘(もしくは単発)終了後、早い段階(150回転、200回転、250回転)でCタイムに入りやすい。
●好調台はCタイムが終わった後に再度のCタイムに入りやすい。(突入率が10パーセントにすぎないにもかかわらず、2連続で突入することもあり、二度目のCタイム中、もしくはその終了直後に当たりやすい。連続Cタイムが実現しても、その後にハマる台は高確率で遊び台)
●Cタイム抽選で何度も時短に入ったにもかかわらず、Cタイム中もしくはCタイム終了直後に当たらない台はハマリ濃厚。
●ある台がCタイムに突入すれば、突入直後と終了直後にホルコンで繋がれた同グループの他の台が当たりやすくなる。(ホルコン関係の知識に関しても前出の海殺しXのテキストブック参照)
注意点
ここで最も注意しなければならないことは、好調台はCタイム中、もしくはCタイム終了直後に当たりやすいという点です。(PA新海物語の好調台はサポートタイム中、もしくはサポートタイム終了直後に当たりやすい。それと同じ論理)
何度もCタイムに突入しても当たらず、回転数だけ増えていく台は典型的な遊び台です。
ちなみに、遊び台にも良い遊び台と悪い遊び台があります。
悪い遊び台というものは、いつまでもハマリ続けて一向に当たらない不調台よりはマシですが、当たっても連荘数が全く伸びません。時には初当たりが終わった後、すぐに次の初当たりが発生して打ち手を喜ばせることもありますが、2連+3連程度のパフォーマンスで終わることが多く、その後にハマるのがよくあるパターンです。
一方、良い遊び台の中には好調台に特有な挙動を示す実に厄介な台もあります。
たとえば、Cタイム中に当たり、しかも、そこそこに連荘数を伸ばしたりして、明るい将来を予感させますが、何度も当たるわりには持ち玉の蓄積が思わしくなく、好調台を同じ時間打っていれば今頃は十分すぎるほどの持ち玉になっているであろう時に、良い遊び台は出たり飲まれたりを繰り返して、まだ少しは持ち玉が残っているという程度の実績しか残しません。
但し、良い遊び台はそこそこに勝っている瞬間があり勝ち逃げが可能であることが悪い遊び台とのとの大きな違いです。
前述の如く、好調台に頻繁に発生する現象は良い遊び台にも発生します。たとえば、海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学にて解説した一発告知の良いパターン(図柄が定まる前に一発告知が発動)なども良い遊び台には発生しやすく、非常に紛らわしいのが実情です。
プレーボーイに要注意!
姉妹サイトに発表した【パチンコ】ライトミドルの好調台と偽好調台【勝てる台】では、好調台を装った最高の
遊び台(?)をプレーボーイと称して、その正体を暴いています。
タイトルにはライトミドルとありますが、それはスペック上、当たりやすいライトミドルに女性(客の比喩)を手玉に取り、あの手この手で喜ばせる偽好調台(瞬間的にまずまずの実績を残すことがあるものの、そのまま打ち続ければ持ち玉が儚い恋のように消えてしまう)が出現しやすいという意味であり、実際にはミドルにも甘デジにも「プレーボーイ台」があります。
上記のコラムはそのような台に騙されず着実に攻略に励むためのバイブルです。未読の方にはご一読を推奨致します。
見極め方
機種を問わず、プレーボーイ台は午後の早い時間帯に出現しやすい傾向があります。
午前中のハマリで体力値(リヴィエラ用語)を膨らませた台が午後に入ってから一気に好調台に生まれ変わるような挙動を示したものの、結局は「良い遊び台でしかなかった」という苦い経験をされた方々は少なくないことでしょう。
本物の好調台であれば、たとえ最初の2回の初当たりで一気に大量出玉の獲得には至らなくても、最悪でも3回目の初当たりでは本領を発揮して大量出玉をもたらすものです。
一方、プレーボーイ台(偽好調台)には真の愛(?)がなく巧みに客を弄ぶだけです。何度も当たり、一度か二度は多連荘もするため、好調台と錯覚しやすいのですが、順調な初当たりが3〜4回、発生した後は高確率で深いハマリに向かうのが通例です。その見極めは極めて重要です。
爆発台に化けることも
しかし、客を適当に遊ばせ、それなりに楽しませた優秀な遊び台はハマリを経て爆発台に転じることも多いことを忘れないで下さい。
但し、ホルコンが構成する強いグループの中に入っていない限り、ハマリ台はいつまでハマるかわかりませんし、ハマリの後に当たっても、期待に応えてくれるような爆発は稀です。
いつも同じことを申し上げますが、強いグループの定義は短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除き、多連荘(4連以上)が中心のグループです。(ホルコンのグループに関しては、前出の海殺しXのテキストブック参照)
プレーボーイ役を演じる良い遊び台は強いグループでムードメーカーとして活躍します。このような台が絶妙のタイミングで当たるため、いわゆる中継プレーが成立するのです。(その台の当たりがつなぎ役となって、グループ内の真の好調台に再び当たりが入る)
プレーボーイの改心
グループ内の好調台、爆発台はプレーボーイに助けられ、「さすがにもう当たらないだろう」という周囲の予想を蔑むように、時には限度を超えた爆発を実現させます。
つなぎ役として活躍した後、ハマリ台に成り下がってしまった良い遊び台は機が熟した時に突然、爆発する傾向があります。
ホルコンから何度も当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)をスキップされまくり、「最初は良さそうな台であったのに、もうすっかり当たりから見放されてたポンコツ台になってしまった」とホルコン通の人が見向きもしなくなった頃に当たり、「どうせこの当たりも期待に応えてはくれないだろう」と思いきや、十分すぎるほど期待に応えてくれる現象を当倶楽部では「プレーボーイの改心」と呼んでいます。
自分の打っている台が真の愛を欠いた遊び好きのプレーボーイと気づいた時はすぐにその台から離れるべきですが、その台を手放した後も虎視眈々と様子を窺い、何時間か過ぎた後に再びその台に戻ることも視野に入れて攻略に励んで下さい。
具体例
ついでに、「改心」の具体的な例として、最近、私が経験した痛快な出来事を皆様と分かち合いたいと思います。
私の通うホールではミドルのスーパー海物語IN沖縄5、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風、ライトミドルのスーパー海物語IN JAPAN2金富士、甘デジのスーパー海物語IN地中海、海物語3R、PA新海物語が同じシマに設置されています。
ホルコン構成は4台1グループです。(グループによって中身の機種が異なる)
私が狙っていた爆発候補台はスーパー海物語N沖縄5夜桜超旋風の一つでした。
この台は開店直後から何度も当たっていました。しかし、ハマらずに当たるところまではよいのですが、3連荘、7連荘、8連荘・・・と夜桜超旋風(マックス当たり以外は当たっても少量出玉)にしては物足りない連荘数に甘んじ、最後は307回転で16連荘と夜桜超旋風にしてはたいしたことがないとはいえ、まずまずの出玉を放出した後に調子を崩し、351回転(ミドルなのでハマリというほどでもないが・・・)で最悪の単発当たりを出した後、ハマリに転じ、575回転で捨てられていました。(リヴィエラ門下生の皆様にはおわかりのように、ハマリの最大の理由は「体力値不足」。このような状態に成り果てた台は当たるための「きっかけ」が生じない限り、なかなか当たることはない)
状況の詳細
私はひとまずこの台を確保して、打たずに周囲の状況を調べました。この台と同グループを組む他の3台はスーパー海物語IN JAPAN2金富士、海物語3R、PA新海物語でした。(スーパー海物語IN地中海はグループ外)
このグループは当たり番の素早い移動という点ではやや難があり、最強グループとは言い難い反面、複数の多連荘台、爆発台を輩出したという点において実に魅力的でした。(ホルコン通の人にはわかりきったことかもしれないが、「多連荘、爆発を生み出したグループからは同規模の多連荘、爆発が生じやすい」という法則が成り立つため)
グループ内のスーパー海物語IN JAPAN2金富士は総回転数の少ない割に限度を超えた爆発(17連+9連の好調数珠連)をした後、くたばっていました。(389回転で放置。「さすがにもう出ないだろう」と誰もが思ったのか打つ人なし)
この台の次に新チャンピオンに君臨したのは海物語3Rでした。ストレートの大爆発ではなかったものの、時折、単発や5〜6連荘を挟みながら15連荘前後がメインの好調数珠連で甘デジとしては上出来な約5000個(推定)の放出を記録した後、ペースを落とし、軽くハマってから7〜8連荘するという如何にもピークを過ぎた元好調台のパフォーマンスに甘んじていました。(海物語3Rは一回の当たりの出玉が少ないため、8連荘でも他の甘デジ海物語の4連荘くらいの出玉にしかにならない)
上記の2台に加えて、私が確保したプレーボーイのスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風がハマる前にそこそこに頑張っていた煽りを受けて、本来、甘デジ故に当たりやすいはずのPA新海物語が地獄の苦しみに喘いでいました。天井(遊タイム)まで連れていかれ、単発もしくは2〜3連荘で終わってしまう悪夢を延々と繰り返していました。
ところが、上記の2台が出玉限界(少しハマらなければ次の当たりが難しい状態)を迎えた後に、死に台のPA新海物語にもようやく春が訪れて、強いグループならではの巻き返しが始まりました。(8連荘の直後に4連荘…実質12連荘相当の出玉を獲得)
順当に行けば、このPA新海物語がグループの第3代チャンピオンになるものと思われましたが、不運なことに、8連+4連の時に危険領域に突入してしまいました。(危険領域に関しては、カシオペア攻略術にて解説)
最初は失敗
「チャンス到来!」とばかりに私は打たずに寝かせておいた夜桜超旋風を打ち始めましたが、584回転目に魚群が出て外れました。リヴィエラ秘伝の危険領域速攻法も調子を落とした台ではよくこのような失敗を犯します。
ふと、出し尽くして大往生したはずのグループ内の金富士に目をやると、案の定、私の台の魚群失敗直後にハマリ明けの当たりが発生していました。私は念のために次のリーチがかかるまで打ち続け、そのリーチのハズレを見届けてから再び打ち出しを停止しました。
こんなことで諦める私ではありません。魚群が外れたと言っても、僅か十数回転させただけです。痛くも痒くもない出費です。復活の狼煙を上げた金富士も体力値が足りな過ぎて再爆発は難しいと状況にありました。予想通り、元チャンピオンの金富士は3連荘で撃沈しました。
諦めず
私には更なる狙いがあったのです。
リヴィエラ門下生の皆様はご存知のように、危険領域の大当たり回数は2回続きます。危険領域に突入して急失速したPA新海物語を打っていた常連客は遊タイム狙いを好む人でした。如何に調子の悪い台でも遊タイムに持ち込む人でした。この台が遊タイム中に当たった時、私は再び危険領域速攻法が狙えます。
PA新海物語の遊タイムは長く、遊タイム中に当たらないことは滅多にありません。しかも、遊タイム中は高速回転ですので、その台が当たるまで待ちくたびれることもありません。
しかし、その台が遊タイムに到達するまでにはもう少し時間がかかります。その台は何度も高信頼度のスーパーリーチを外しまくっていましたので、間違いなく遊タイム行きの宿命にありました。(長時間、放置すればその限りではないが、そのまま打ち続ける場合、遊タイム前に当たる見込みはほとんどない)
私は自分の台を「食事休憩」にして、近くのマクドナルドでしばらく時間をつぶしました。休憩から戻ると、私の台とぺアを組む「親子台」に単発当たりが発生していました。この台はこれで3回連続の単発です。(単発当たりは連続すればするほどペアを組む台が当たりやすくなる)しかも、この台も危険領域に入っていました。
好条件が揃う
「同グループ内の台が危険領域」、「親子台が危険領域」、「親子台が単発3連続」と当たりやすい好環境が重なり合えば、危険領域速攻法の成功率が一気に高まることを私は経験的に熟知しています。グループ内の他の台はすっかり元気を失っていましたので、当分の間、当たり番に選ばれることはないと私は確信していました。
ふと見ると、遊タイム狙いの人が打っているPA新海物語は遊タイムの一歩手前まで来ています。高まる胸の鼓動を抑えながら、私はPA新海物語の次の当たりを静かに待ちました。
ついに時が来た
PA新海物語は400回転のちょっと前で当たりました。私は即座に自分の台のハンドル握りました。するとスタートチャッカーに玉が2個入っただけで私がキープしていた夜桜超旋風に久々の当たりが訪れました。
しかし、気がかりなことが一つだけありました。それは当たり方です。偶数図柄で普通のスーパーリーチが出て、魚群もバイブもなしに呆気なく当たったからです。
法則破りの大爆発
通常、海物語シリーズでこのような予期せぬ当たり方、「これは儲けものだ!」と思わせるような当たり方をした時は連荘があまり伸びない傾向にあります。七割方は法則通りの結果に落ち着くものですが、法則破りの逆の展開(多連荘)になれば、高確率で海殺しXのテキストブックが教える「サイクル変換」が内部に生じている状態です。
しばらく様子を見守っていましたが、私の台はST中に好調サイクルに突入した台に多く見られるダブルーリーチやボタン押しが何度も出ましたので、「もしかして、お前はまだプレーボーイを続けるつもりか?」と疑心暗鬼になりかけました。
「好調台を装って今回も15連荘前後で終わりかな?」とそれほど期待していなかったのですが、ある時を境に魚群、ジンベザメ、マックス当たり等が集中的に発生して、「これはとんでもないことが起ころうとしている」という予感が全身を走り抜けました。
結局、私の台は72連荘しました。獲得出玉は約32000個でした。これは一回の当たりで1500個獲得できる確変ループタイプのミドル機の21連荘に相当する出玉です。プレーボーイの「最高の改心」でした。
残念ながら一円パチンコのコーナーでしたので大儲けすることはできませんでしたが、使ったお金はわずか400円にすぎません。これこそがパチンコ攻略の最大の醍醐味です。
大海物語5BLACKも
さて、そろそろお目見えするe新海物語349はCタイム搭載機ですので、このCタイムを利用した数々の手口でプレーボーイ台が大暴れすることが予想されます。
賢明なる読者諸氏は本稿にて注意を喚起した真の好調台と偽好調台との識別を最大のテーマとして取り組み、最強攻略法・海殺しXや私が今まで公開に踏み切ってきた数々の無料攻略情報(下記リンク欄参照)を頼りに、この新台を迎撃して下さい。
又、プレーボーイ台が爆発するタイミングをこのたび紹介した具体例を参考に正確に読み取り、ちょいワルの台(?)を改心させてやって下さい。
話は変わりますが、12月の上旬には、大海物語5BLACKもリリースされます。
大海物語シリーズは最強攻略法・海殺しXとの相性が抜群です。
最近、当倶楽部に入門された新人門下生の皆様は「e新海物語349と大海物語5BLACK」という両新台をターゲットに据えて、「攻略青春時代」を大いにお楽しみ下さい。
特に定年退職後のお時間のある方々は「2か月で100万円の貯蓄の実現」を一つの目標に定め、海殺しXのグランドマスター、トッププロへの道を目指していただきたいものです。
最後に私事となりますが、最近、本業が忙しくなりすぎたためにブログの更新ペースが落ちてしまったことをお詫び申し上げます。
皆様から頂戴するメールには全て目を通しています。ゆくゆくは時間を作り、それらの一部を事務局便りにて紹介させていただきたく存じます。さしあたり、今はe新海物語349の戦績報告メールを心待ちしています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
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<オモシロ門下生紹介>
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【海物語シリーズ攻略】時短中の確変引き戻し術etc.【連チャン数UP】
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
「絶対不屈パチンコ」の妙技
大海物語5 沖縄5 JAPAN2攻略の秘伝公開へ(公式HP)
(画像は女子プロレスラーの安納サオリ選手)
Coffee Break
「絶対不屈彼女」
安納(あのう)サオリは不思議な人だ。身長160センチ、体重56キロ。どこにでもいる普通の女性の体格ながら滅多に負けることはない。明らかに体格差のあるレスラーと対戦しても決して怯むことはない。相手の大技を堂々と受けて立ち、相手にやらせるだけやらせた上で勝つ。
デビュー当時、女優とレスラーを兼業する安納に世間は冷ややかな眼差しを注いだ。「女優なんかにプロレスができるわけない」と。「リングは舞台、技は台詞」を信条とする安納はこの嘲笑に耐えてタフになった。そして、絶対に逃げない勇敢なファイトスタイルを確立すると、いつしか世間は安納のことを「絶対不屈彼女」と呼ぶようになった。
安納は「見るからに強いレスラー」とは違う。しかし、苦しい試合も粘りまくり、勝機を決して見逃さない。逆さ押さえ込みから体を反転させてブリッジでスリーカウントを奪う「ポテリング」(写真)は安納しかできない鮮やかな必殺技だ。この技で安納は無数の強豪レスラーをマットに沈めてきた。
あるイベントで安納は杖をついた身体の不自由な人と出会った。「絶対不屈彼女というキャッチフレーズに魅せられました。あなたの試合を見て私も頑張ろうと思いました。以前は歩くことができなかったけれども、リハビリに全力を尽くして、今日はなんとかここまで自力で歩いてくることができました」と言われ、感涙にむせんだ安納は一生涯、「絶対不屈」を貫くこと決意した。
リヴィエラ倶楽部はパチンコに負け続けてもギブアップせず、本気で勝ち組に入ろうと不屈の闘志で立ち上がる方々を全力で応援します!
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★一刀両断ボーナスは3000個+α、最大9000個!
事務局便りより
パチンコ業界反撃
パチンコメーカーのニューギンはスマートパチンコ(玉に触れずに遊戯できるパチンコ、略称スマパチ)の第一弾として、e花の慶次〜裂 一刀両断をリリースする意向を発表致しました。ホール導入日は2023年7月3日の予定です。従来の常識を覆す爆発力で不動の人気を誇る花の慶次シリーズの最新作は「一刀両断ボーナス」と称するランクアップ式の出玉が話題をさらっています。約3年半ぶりの慶次の新作ということもあり、慶次にかけるニューギンの熱い思いが伝わってきます。7月上旬にテレビCMまで放映するという同社の意気込みはパチンコ業界の巻き返しの第一歩となることでしょう。
コロナ渦による不当なバッシングで火あぶりにされたパチンコ業界はじっと耐え忍んでいました。宣伝自粛の解除はパチンコ業界の反撃開始の予兆と見ることができます。
現行機の最高出玉
さて、e花の慶次〜裂 一刀両断の目玉である「一刀両断ボーナス」は最低3000個の出玉を保証した上で、大当たりラウンド中の抽選で1500個単位で出玉が上乗せされます。ランクアップする確率は3分の1に設定されており、最大で4回のランクアップ、出玉量にして最大9000個の獲得が可能です。9000個と言えば、通常のミドルの6連荘(もしくはそれ以上)に相当します。現行機種における最高レベルの出玉性能です。
一刀両断ボーナスの詳細
一刀両断ボーナスは初当たりの55パーセントを占め、どこまでランクアップするかにかかわらず、一刀両断ボーナスで当たればRUSH(高継続ST)が確定します。嬉しいことに、ラッシュ中の当たりの32.5パーセントも一刀両断ボーナスという振り分けになっており、好調サイクル台は一刀両断ボーナスの狂い咲きによる大爆発が可能となります。(サイクル状態やサイクル変換の秘密に関しては、海殺しXのテキストブック参照) ラッシュ中の67.5パーセントは一刀両断ボーナスではない普通の当たりですが、それでも1500個の出玉ですので、たとえ実力のない台であっても、確変で当たりさえすれば、一例として、初当たり3000個+普通の当たり6回(1500個×6)、出玉にして12000個(3.5円交換でも42000円)くらいの獲得は朝飯前でしょう。
規制緩和
ミドルの標準的な爆発がもたらす獲得出玉は20000個前後ですが、e花の慶次〜裂 一刀両断においては、25000個前後が爆発の標準モデルとなるものと思われます。(通常のミドルでは滅多に発生しない30000個超えの大爆発もこの機種では珍しくないでしょう)
今までパチンコ業界は規制強化と規制緩和を繰り返してきましたが、締めつけの厳しかった冬の時代が長かっただけに、ようやく春(規制緩和)が訪れた感があります。スマパチの誕生はパチンコブーム再燃の可能性を秘めています。
スペック概要
それでは、ロングSTお勧め機種No.1、e花の慶次〜裂 一刀両断のスペックを紹介します。
▼大当たり確率 348.6分の1(通常時)99.9分の1(確変時)
▼RUSH突入率 55%
▼継続率 約80%
▼ST回数 120回
▼振り分け
通常時:10R×2プラスα+ST120回(3000個以上)・・・55%
10R時短なし(1500個)・・・45%
確変時:10R×2プラスα+ST120回(3000個以上)・・・32.5%
10R+ST120回(1500個)・・・67.5%
考察
スペックから見たe花の慶次〜裂 一刀両断の特徴及び特異性は以下の通りです。
●スマパチ用の新基準が採用されているため、通常時の大当たり確率が通常のミドルよりも辛くなっている反面、従来にはなかった大量出玉性能(一刀両断ボーナス=最高9000個の獲得)を備えている。
●通常時に単発当たりを引いた場合は時短(電サポ)すらない厳しさがある。
●一刀両断ボーナスの出玉機能が強すぎるため、継続率は幾分抑えられている。
天国と地獄
当たりには天国と地獄の2種類があり、単発当たりを引いてしまった場合はその後にハマらずに再び当たり、今度はめでたく確変とならない限り、この種のスペックの機種は単発当たりがハマリの入り口になりやすいことにご留意下さい。爆発力のある機種の攻略ほど「専門知識」が必須となります。素人が運任せのデタラメな打ち方をしていれば、偶然、大勝ちすることはあっても、トータルでは必ず痛い目に遭わされます。
ご用心!
特に単発当たりの直後に何度も期待を抱かせる高信頼度のスーパーリーチが頻出して当たらないとか、弱いスーパーリーチがたびたび出るだけで強力なスーパーリーチが一向に発生しない台はホルコンで繋がれた同グループの台がほどなくして当たる前触れです。その台が当たることは滅多にありません。(ホルコンのグループ構成の仕組みや「当たり番」=次に当たる台=に関しても、前出の海殺しXのテキストブック参照) 単発当たりを出した直後にスーパーリーチが飽きるほど出て当たらない台は高確率でハマります。その台の直前の当たりはグループ内の他の台に当たり番をパスするためだけのものであり、ホルコンはそのような台を「使い捨て」にします。
たとえるならば、芸能プロダクションが大物スターを育成するまでの間、時間稼ぎの手段として、街でスカウトしたかわいい女の子をアイドル歌手に仕立て上げ、下手な歌を歌わせて1〜2年でファンに飽きられた頃にお払い箱にするようなものです。パチンコでも、つなぎ役に使われるポンコツ台のしょぼい当たり(単発もしくはショボ連)の後に本命の台が多連荘、爆発するのです。
ST機の長短
e花の慶次〜裂 一刀両断はいま流行りのST機です。確変ループタイプ(確変で当たれば次の当たりが保証される機種)ではありません。ST機は制限回数オーバーで確変終了となりますが、ST中に当たりさえすれば確変継続が保証されている点に特有のメリットがあります。しかし、素人の大半はST中に何も考えずにひたすら打ち続け、20連荘できる台を7〜8連荘で終わらせたりしています。(本来の実力に見合った出玉を獲得し損なった好調台はその後に再び当たって一気に放出したり、3〜4回の好調数珠連で「問題解決」を図ることが多いが、一回の当たりで得られる出玉がそれほど多くなければ、打ち手はその台がすぐにまた当たる好調台なのか普通の台なのかの判断に迷い、やめ時が難しくなる。又、好調数珠連による初当たりが何回まで発生するかということも読みずらく、これも厄介な悩みとなる。好調台は一回の当たりで一気に放出させた方がその後のやめ時の判断に困らない。まだ出る台を捨ててしまったために「ハイエナ族」に爆発を許してしまうという危険も少なくなる)
素人は打っても当たらない時に平気で打ち続けるため、ST機の短所に引っかかってしまうのです。プロは「当たりさえすれば確変継続」というST機の長所を最大限に活用します。
どの機種の攻略も同じ
他のコラムでも折に触れて言及していますが、パチンコの攻略というものは、機種が違っても大同小異です。原理原則をマスターするだけでどの機種でも勝つことができます。さすがに、常に楽勝というほど甘い世界ではありませんが、最強攻略法・海殺しXの知識がひと通り備わっている人であれば、ミドル、ライトミドル、甘デジ、確変ループ、ST等のジャンルに関係なく、如何なるタイプの如何なる機種も攻略できるはずです。
技術介入
パチンコの攻略記事を検索すれば、すぐに目に付く言葉があります。それは「技術介入」という用語です。 一般的には「止め打ち」などをして玉の減りを防ぐせこい打ち方を意味しますが、当倶楽部が教える技術介入は500円、1000円程度の小銭をせこい打ち方でせびり取る方法ではなく、何千円、何万円もの違いを生み出す極めて重要な攻略技術です。e花の慶次〜裂 一刀両断は確変時の大当たり確率が低い代わりにST回数が多い機種ですので、下記のコラムで解説する連荘継続テクニックがそのまま応用できます。
この知識の有無が連荘数に雲泥の差をもたらします。
当たれる時だけ打つ
リーチが全然かからない時はホルコンがST中の台の属するグループをアクティブ(当選状態)にしていない状況であると仮定してほぼ間違いありません。グループがアクティブでなければ、そのグループ内のどの台も当たることができません。確変中の台も例外ではありません。(大当たり乱数的中を除く。大当たり乱数的中による本来の当たりは滅多に発生しない。下記のコラム参照)
自分の台の属するグループをホルコンがアクティブにしていない時(打っても当たらない時間)に打つのは無意味なだけでなく相応のダメージを被ります。(特にST機の確変中は連荘終了の危機!) このような時は少しだけ休憩をとり、ホルコンが再びグループをアクティブにするのを待ちます。
対立グループの知識まである人は対立グループの台が当たった後に打ち出しを再開すれば、すぐに当たることが多いのですが、そのような小難しいことが全くわからない方でも、ST中にリーチやリーチ前の演出がほとんどなく、ダラダラとハズレ図柄ばかりが出る退屈な展開が続く時に適当に数分間の休憩をとるだけでも連荘が続きやすくなります。(欲を言えば、休憩中にさりげなく同グループの他の台を観察して、スーパーリーチを見た後で打ち出しを再開すると簡単に当たりやすい)
知識は武器なのです。
逆にスーパーリーチが短いスパンで何度も発生しながら当たりには至らない時は同グループの他の台に当たり番が移動している可能性が濃厚のため、先にその台を当たらせる立ち回りが必要となります。(ダメな台とは対照的に、好調台は自分の台の連荘中にグループ内の他の台が割り込み当たりをしてくると逆に連荘数が増える。同グループの他の台が当たった直後にST中の台が当たることが多いため、同グループの他の台が当たった直後にST中の台がまだST中であることが重要。STを終了してしまった後でも当たることはあるが、それが再び確変であるとは限らない)休むことによって貴重なST回数の無駄使いを防ぐことができます。
ホルコンのグループ構成に無知な方はリーチが頻出して当たらない時も同様に数分間の休みを入れてみて下さい。たったそれだけでも連荘が継続することが多くなります。
但し、適当に数分間休む方法は打ち出し再開のタイミングがたまたま合っている時しか功を奏しません。(グループの知識を身につけて当たる時間帯をピンポイントで狙い撃つ海殺しX流の攻略には到底敵わない)とはいえ、デタラメに打つよりは明らかに多くの出玉を獲得することができます。(アバウトに休憩するだけでも3〜4連は増やせることが多い。特に客が極端に少なく、連荘中の台も2〜3台しかない閉店間際などはグループ等の知識がなくても、適当な休憩を挟み、別の連荘中の台が当たった後に打ち出しを再開するだけでよい。客が少ない時は一つのグループしかアクティブにならないことが多いため、ホルコンが別のグループの台を当たらせた後、そのグループのアクティブを取り消し、自分の台の属するグループをアクティブに戻すことを仮定して打つ) 要するに、当たりが許される時だけに打つのがポイントなのです。
予想されること
e花の慶次〜裂 一刀両断は真新しいスペックのため、類似スペックの他機種からの類推ができません。飽くまでも今までのパチンコ研究から導き出される予想でしかありませんが、以下の分析結果を開示します。
●一刀両断ボーナスにおける出玉上乗せは悪い台でも生じる。(一刀両断ボーナス中に上乗せ1回が一度か二度出たくらいでその台を好調台であると勘違いしてはならない。連荘終了後にダラダラと粘るのは禁物。前述の如く、高信頼度のスーパーリーチが何度も出て当たらない、弱いスーパーリーチが頻出するだけで高信頼度のスーパーリーチが発生しない台は高確率で好調台ではない)
●平均的な台でも強いグループに属していれば、一刀両断ボーナスにおける上乗せ2回(3分の1の狭き門を2回突破、確率にして1/3X3/1=1/9)程度は生じ得る。(上乗せ2回が何度も発生する台は好調サイクルに突入している可能性が高いが、上乗せ2回が1回程度で台の実力を過信するのは禁物)
●一刀両断ボーナスにおける上乗せ3回(確率にして1/3X3/1X3/1=1/27)以上が発生した台は好調台の可能性濃厚。
●カシオペア攻略術で解説する危険領域を最初に迎えた時に連荘が終了してしまう台は高確率で好調サイクルに入っていない。但し、ST終了直後に再び確変で当たればその限りに非ず。(危険領域で連荘がストップしてしまった台の深追いは厳禁。下手すれば「泥沼のハマリ」に入ることも。カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
●危険領域突入中に一刀両断ボーナスが発生する台は好調サイクルに入っている可能性が高い。(その結果、危険領域を難なく通過してしまう台は次の危険領域も次の次の危険領域も容易に乗り越える可能性があるため、連荘終了後も迂闊に手放すべきではない)
●単発当たりが2回以上連続で続く台は高確率でハマる。(その後、打ち続ければ、なかなか当たらないという意味。単発当たりが2回以上、連続で発生した台が長時間放置された後に打たれた場合、多連荘、爆発することも珍しくないが、通常は単発当たりが連続すればグループ内の他の台に次々と当たり番をさらわれるため、単発当たりを連続で出した台は大当たり終了後に少しだけ打ってみて手応えがなければ即ヤメが基本)
●初当たりの一刀両断ボーナスの後、一刀両断ボーナスを連発して、普通の当たりがないまま連荘が終わってしまう台は一刀両断ボーナスの上乗せ回数にかかわらず、(たとえ上乗せ3回以上でも)出玉総量が相当なレベルでない限り、好調サイクルに入っているとは言い難い。その後の動きに要注意。(好調台であれば、連荘終了後、すぐに再度の当たりが確変で来やすいが、スーパーリーチがコンスタントに出るもののスピード感に乏しく、同じ種類のスーパーリーチが何度も出たり、いつまで経っても高信頼度のスーパーリーチが出ることがなく「一体、この台はいつまでこんなことが続くんだ?」と思わせる「じれったい展開」が延々と続く台は「好調台を装った遊び台」の可能性大。早めに見切った方が無難)
※たとえば、初当たりが一刀両断ボーナス(上乗せなし)3000個、ST中の最初の当たりが一刀両断ボーナス(上乗せなし)3000個、ST中の2回目の当たりが一刀両断ボーナス(上乗せ1回)4500個で計10500個の出玉があった台がこのケース(偽好調台の可能性)に該当する。初当たりで無事に確変を引き、その後に一刀両断ボーナスが連続して、上乗せ演出まで発生すれば気分は高揚する。しかし、上乗せ付きの一刀両断ボーナスが最後の当たりとなってSTが終了してしまう台はその後に深いハマリが待ち受けているかもしれないことを警戒したい。どの機種にも好調台のように見せかけて実はその後にハマる台がある。
10500個の出玉は従来のミドルであれば、まずまずレベルであるが、e花の慶次〜裂 一刀両断のスペックから見て、この程度で出玉の限界を迎えてしまう台は優秀な部類に入らない。むしろ同じ10500個の出玉でも、初当たりの一刀両断ボーナス(上乗せなし3000個)→通常の当たり(1500個)→通常の当たり(1500個)→通常の当たり(1500個)→一刀両断ボーナス(3000個)の方がまだ期待が持てる。その台が好調サイクルに入っていれば、再度の初当たりが確変で来て、今度は今までの鬱憤を晴らすかのように一刀両断ボーナスの大連発ということも十分に有り得る。通常の当たりが含まれない前者のケースを必ずしも悪いパターンと決めつけることはできないが、連荘終了後にすぐに確変当たりが発生するか否かで結論はすぐに出る。
必殺技の炸裂
e花の慶次〜裂 一刀両断はロングSTの機種であるため、連荘中の台を標的にした例の必殺技に期待がかかります。それはカシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法のことです。
スーパー海物語IN沖縄5 夜桜超旋風のようなショートST機では、観察基準台(リヴィエラ用語・・・標的)が危険領域に入った時に待機させておいたグループ内の他の台を打ち出しても、観察基準台にすぐに次の当たりが発生しやすく、二度目の危険領域(註・危険領域の大当たり回数は二度続く)でも観察基準台が当たって危険領域を通過してしまうことが少なくないため、危険領域速攻法の成功率が落ちますが(ショートST機は少量出玉と引き換えに高継続率機であるため、どの危険領域で危険領域速攻法が決まるのか読みにくい)、ロングST機はなかなかすぐに当たらない分、危険領域速攻法の餌食になりやすい性質を帯びています。
特に観察基準台と同じグループに甘デジやライトミドルの好調台があれば、打った瞬間に当たってしまうような爽快な出来事が頻繁に起こります。リヴィエラ門下生(海殺しXの購入者)には説明するまでもないことですが、パチンコの攻略は常に他人との共同作業であることを心に留めましょう。
シマ構成に注目
e花の慶次〜裂 一刀両断はスマパチのため、グループ内に甘デジやライトミドルの機種があるかどうかは微妙なところです。スマパチはスマパチ専用エリアに設置されます。必然的にグループ内の他の台もスマパチとなります。現時点において、スマパチはまだ量産されるには至っていません。甘デジやミドルのスマパチがe花の慶次〜裂 一刀両断と同じシマに組み込まれるかどうかはわかりません。(しかし、最近の各メーカーのプレスリリースを見る限り、スマパチ新機種の発表が目立つ。今後、ホールがスマパチ一色に染まる可能性も十分に有り得る) 花の慶次シリーズはすでに人気機種の一角に食い込んでいますので、e花の慶次〜裂 一刀両断だけで一つのシマを構成するホールも少なくないでしょう。
甘デジやライトミドルと比べれば成功率が落ちるとはいうものの、危険領域速攻法はミドル機でも十分に使用可能です。ましてや従来のミドルよりも大当たり確率の低い機種ですので、e花の慶次〜裂 一刀両断を当てる際も危険領域速攻法に依存すべきでしょう。
煌めく夢
他人の打つe花の慶次〜裂 一刀両断を利用して、自分も慶次を当てて大爆発という夢が揺らめいています。今まで度重なる規制に苦しめられ、思う存分に勝ちにくかったパチンコがスマパチという名の規制緩和よって、新しい時代を迎えようとしています。
花の慶次〜裂 一刀両断のような波の荒い機種の誕生は攻略知識の有無によって勝者と敗者が明確に分けられます。これはパチンコ攻略家の皆様にとっては思いもよらぬ朗報です。かつての夢が再び甦ってきたのです。最近はスロット人気の不振等により若い方々がパチンコに戻りつつあります。若者が好む機種の筆頭に花の慶次のような爆裂機があります。
パチンコ人気の復活
これもリヴィエラ門下生の皆様には常識に属することですが、パチンコの攻略には一定数の客が必要です。若者のパチンコへの回帰はホールの台の稼働率を上昇させ、今、人気のあるホールは一時期の閑散期を乗り越え、再び活気を取り戻しています。先に述べたように、スマパチの出現はパチンコ人気の復活を示唆するものです。
季節が変わり
コロナ禍では感染リスクの低いパチンコホールがあたかも危険地帯であるかのような科学的根拠を欠いた情報によって多数のパチンコ店が倒産の憂き目を見ましたが、今では国民の大半がそれが偽りの情報であり、事実と正反対であることを知っています。かつてのように恐る恐るホールの入り口をくぐる人は皆無です。パチンコを打つ人々の表情にも明るさが戻ってきました。「コロナが始まった頃のパチンコバッシングは一体なんだったのか?」と昨今では誰もがその馬鹿馬鹿しさに呆れ返っています。長い時間がかかりましたが、ようやくホールに客が戻った今、攻略の季節の再来に胸がときめきます。
名曲バラード
パチンコバッシングが生み出した長すぎたトンネルをくぐり抜けたパチンコ業界。スマパチの出現、テレビCMの復活はようやく訪れたパチンコ業界の春を象徴するものです。
演歌歌手の松原健之さん(写真)の隠れた名曲に『雪』があります。松原さんは演歌を基本としつつも芸域が広く、特に美しいバラードを歌う時、唯一無二のクリスタルボイスの輝きが一層増して、聴く人のハートを鷲掴みにします。『雪』は松原さんにしか歌えない哀愁バラードです。
「♪雪国の娘だから 遅い春を 遅い春を じっと待つけれど 帰って来てくれますか」という泣かせるサビが美しい旋律を伴ってぐっと心に迫ります。恋人が故郷を離れて都会に旅立つことを悲しみながらも、いつの日かまた戻ってくることを信じるしかない切ない女心を表現した歌詞ですが、パチンコファンは今までまさにこの曲の主人公、雪国の娘の心境でした。「遅い春」をひたすら待ったのです。
(↑名曲『雪』)
遅すぎた春に
ホールにごく少数の客しかいなかった頃はなかなか思うように稼げない時期もありました。しかし、それでもお金を出して海殺しXの購入に踏み切って下さったリヴィエラ門下生の皆様に「静寂攻略」と銘打った新攻略ノウハウを提供して、私どもは販売者としての責任を果たしてまいりました。
Cf. 今がチャンス! 静寂攻略の補講
それからすでに3年の月日が流れています。
前回記事、P大海物語5の攻略レポート【出玉激甘】及び姉妹サイトから出した続編、大海物語5の攻略レポートPart2のダブルヒット(検索上位表示によるアクセス爆発)が功を奏し、海殺しXの申込者が急増しました。
新たに当倶楽部の門下生となられた顧客様からは感想のメールが連日にわたって舞い込んできます。「このような(まともな)攻略法を長いこと待ち望んでいた」という内容のものが目立ち、「そりゃ、そうだろうな」との思いを深くする今日この頃です。パチンコ冬の時代が長すぎたのです。勝ちにくい時代が思いのほか長引き、今年に入ってようやく勝ちやすくなった感触が確実にあります。
ホルコン設定
前出のマーク付きのコラムの冒頭でも明言しているように、現在、ホールで発生している大当たりの大半はコンピュータ制御のもとでホール側が強引に誘発しているものです。ホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)をいまだに疑われる方は次のコラムでもお読み下さい。
ホール側は開店前にシマごとに出玉還元率の設定をホルコンで行います。たとえば、その数値を85パーセントにすれば、シマ全体の客が10万円分の玉を使った頃には8万5千円分の玉を客に還元しています。客の数が多ければ多いほどホール側は大金をプールすることができますので、次々といろいろな台に当たりが発生します。
不公平な分配
しかし、ホールはシマ全体の客が落としたお金を当たる台の各台に公平に分配するのではありません。たとえるならば、サイクル状態の優れた台には金貨を何十枚も与え、平均的な台には銀貨を数枚、不調サイクルから抜け出していないハマリ台に珍しく当たりを許す時はごく僅かなはした金を与える、というようにメリハリをつけます。
海殺しXの醍醐味
海殺しX流のプロフェッショナル攻略は当ブログの人気コラム、【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】等で解説するプロの攻略知識をフル活用しながら大量の金貨がもらえる台を分析して、その台を然るべきタイミングで打ち、少額投資でぼろ儲け狙うものです。
客の数は重要
客の数が少なければ、シマ全体に落とされるお金もたかが知れています。
たとえホールが出血大サービスを覚悟の上で出玉還元率を95パーセントに設定したとしても、どの時間帯もプールされたお金に限りがあるため、海殺しXが教える好調サイクルに突入している台でも、一気に爆発することはなく、数連荘した台が何千個か失った後に再び数連荘するというように、時間をかけて獲得出玉を増やしていくもどかしい展開になります。(必ずしもそうなるわけではないが、客の少ないシマで1台か2台が数珠連でなくストレートの大連荘による爆発をした場合、他の台はほとんど当たらず、当たっても単発や2〜3連荘で終わってしまうことが大半)
迷いが生じる
客の数が十分であれば爆発台が1時間であっというまに稼げる出玉を閑散としたホールでは爆発台でも2時間か3時間かけて獲得しなければならないという現実があります。このようなスローな展開は時間のロスとなりますが、それよりも厄介なのは台の実力の識別です。
数連荘したくらいでは、その台がそのまま好調をキープできるのか、それとも一転してハマリに向かうのかという判断が困難です。プロであれば連荘終了後のスーパーリーチの種類と発生頻度でどの機種もその後の見通しがつくものです。
しかし、結論を下すまでにそれなりの玉を減らしますので、「この台を打ち続けるべきではない。他の台に移動すべきだ」と確信した時点で、すでに貴重な時間と持ち玉を犠牲にしています。
数珠連の難しさ
一気に爆発してくれれば誰でも簡単に勝つことができます。しかし、好調数珠連による爆発は楽な勝ち方とは言えません。
何も考えずに一つの台をいつまでも打ち続ける人(老人に多い)は好調台を手放すというミスを犯しません。たとえ高信頼度のスーパーリーチを外しても平然と打ち続けます。そして、普通であればハマるはずの台が奇跡的に前回外した高信頼度のスーパーリーチと同等もしくはそれ以上のインパクトを伴った強烈なスーパーリーチで当たり、その後もその台は打ち続けているだけで持ち玉が増え続けるという夢物語を楽しむことができます。
初当たりが3〜4回に分けられる数珠連のケースでは、好調台でも必ずどこかで一度か二度はひやっとする出来事に遭遇するものです。(強カットイン予告が出ても当たらない等。しかし、それを乗り越えて当たるのが好調台の特徴) 好調サイクルに入っている台であれば、一回くらい嫌なことがあっても目を瞑るべきですが、普通の台ならばそれがやめ時です。
ここに数珠連の難しさがあります。直前の当たりの出玉がイマイチであれば、自分の打っている台が好調台であるかどうかがわからないからです。(好調台に多い「当たり方」を何度か出しただけでは結論は下せない。遊び台の好調期にもそのような挙動が認められる)
プロでも間違える
ショッキングな現象が生じた台を信頼できないために大きなミスを犯してしまうことはプロでも決して珍しいことではありません。
たとえば、4連荘→単発→7連荘→14連荘という好調数珠連で爆発した花の慶次の台があるとします。初当たり4回が順調に発生して、初当たりと初当たりの合間に一切ハマリがないケースは好調台にはよく見られるパターンです。しかし、上のケースで単発当たり終了後に「傾奇御免」(当たりが期待できるスーパーリーチ)で外れてしまえば、プロの大半はその台を疑うはずです。
継続打法の意義
慶次の確変にしては少なすぎる4連荘の後、単発当たりの不幸が襲い、それに輪を掛けるように「傾奇御免」でも当たらないという災難が重なれば、その台をいつまでもダラダラと打ちたくはないものです。「傾奇御免」を外した台を捨てた後に他の客がその台に座ってキセル予告で当てて、7連荘+14連荘という最もおいしい部分を持って行ってしまったとすれば、まさに落胆ここに極まれりです。
連荘継続打法を駆使することによってSTを簡単に終わらせなければよいのです。好調台を上記のような数珠連にはさせず、ストレートで大連荘させることができれば、上記のような悲劇を回避することができます。これこそが継続打法の最大の意義なのです。
今後の展望
シマに一定数の客が集まっていれば、「お金が貯まっていないがために良い台の爆発が数回の数珠連になる」という現象も減ります。グループ内に他にも好調サイクル台があったり、強いグループが多い時は、シマに客が埋まっていても良い台の数珠連は生じやすいのですが、この場合、一回あたりの初当たりの出玉量が増え、数珠連の回数も減りますので、判断ミスは生じにくくなります。(高信頼度のスーパーリーチが外れた時が好調台のやめ時という判断が正しい率が上がる)
スマパチの出現によってホールを取り巻く環境は大きく変わることでしょう。スマパチ専用エリアは設備投資の費用が従来よりもかなり安く抑えられるため、経営的視点で見ればメリットがデメリットを遥かに上回ります。ホール経営の低コスト化が実現すれば、出玉還元率を良くして全体的に放出傾向となるホールが確実に増えることが予想されます。
パチンコ新時代を夢の翼で駆け巡る海殺しXにどうぞご期待下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
P.S. 8年前に発表した古いコラムですが、花の慶次シリーズに共通する特徴を記したものがあります。ご参考までに。【攻略指南】CR真・花の慶次
<当倶楽部紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
<話題の新台>
Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンLIGHT ver.の攻略
<人気コラム>
ホールを翔ける傾奇者
「]]>
最強の攻略法で大海物語5を撃つ歴戦の兵の攻略ノウハウ
事務局便りより大海物語5ブラックの攻略レポート
話題の爆発機
今、巷では大海物語5が「出玉激甘」というキャッチフレーズで人気沸騰中です。
Cf. 大海物語5のスペック
(大当たり出玉オール1500個、確変割合60%)
SANYOは二大エースの沖海シリーズと大海シリーズの新作を交互に開発し、その合間をリリーフ投手の役割を担うスーパー海物語IN JAPANシリーズで繋ぐという戦略をすでに打ち出しています。
コロナ禍の不当なパチンコバッシングによってパチンコ業界全体が苦しみましたが、ホールに客足が戻って久しい今、SANYOは温存していた切り札を出した感があります。
続々と舞い込む戦績報告
最強攻略法・海殺しXは海物語シリーズ限定の攻略ノウハウではありませんが、海物語シリーズ、特に沖海シリーズと大海シリーズとの相性が抜群です。
ホール導入後、すでに一か月以上が過ぎ、当倶楽部の事務局には、30名を超えるリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様より戦績報告のメールが舞い込んでいます。
今回はそのうちの2通を紹介し、この魅惑の機種の攻略の糸口を探ります。
Report 1
まずはじめに、聖夜の大爆発!【Pスーパー海物語IN沖縄2攻略】で一躍、名を成したY.Iさん(東京都・男性)から届いたメールを紹介致します。
クリスマスイブにパチンコを打って大儲けして、お孫さんにウサギのぬいぐるみを買ってあげた人と言えば、思い出す読者も少なくないでしょう。
当時、幼稚園に通っていたお孫さんは、小学校3年生になった今もそのぬいぐるみと一緒に寝ているという微笑ましい話が(割愛させていただきましたが)メールには書き添えられていました。 (以下抜粋)
・・・(前略)先日は新台の大海物語5を打ってきました。演出がちょっと派手になっただけで大海物語4や大海物語4スペシャルを攻略する要領でそのまま行ける感触がありました。
トレジャーで打って、クラゲの出現がカギを握りますね。リヴィエラ理論はまことに正しいと思いました。(筆者註・当倶楽部は大海物語シリーズはトレジャー、沖海シリーズは沖縄モードで打つことを推奨している。どのモードで打っても大当たり確率に変化はないが、台の実力=サイクル状態=を見抜きやすいため)
良い台はクラゲが2〜3回出れば、最後は当たるものです
悪い台はクラゲが全く出ないか、気味悪いほど出るのに当たらない。
良くも悪くもない普通の台は一定期間にクラゲの出現が2〜3回あって当たらず、しばらくクラゲの出ない退屈な期間があって、再び一定期間にクラゲの2〜3回の出現があって、というようなまどろっこしい流れがいつまでも繰り返されて、当たらせてもらえる時期が来れば、何度目からのクラゲの集中出現の後、最後のクラゲでなんとか当たってくれます。
時にはクラゲが全然出ない絶望期に突然、ウリンのぶるぶるチャンスで当たることもありますが、通常時のぶるぶるチャンスは沖縄のウリンチャンスと同じで確変当たりにはなりますが、連荘が長引くことはめったにないですね。(筆者註・お説の通り。ぶるぶるチャンスやウリンチャンスが通常時に発生する台の大半は遊び台。例外的にそこから爆発することもあるが、それはごく一部の台に限られる。逆に確変時、時短中にぶるぶるチャンス、ウリンチャンスが発生して当たる大海シリーズ、沖海シリーズの台は高確率で好調サイクル台。Cf. ぶるぶるチャンス&ウリンチャンスの法則)
私も長いことパチンコで暮らしているので、「この台はこのまま打ってもすぐには当たらん」、「この台はすぐに当たらないどころかいつまでもはまる」ということが少し打っただけでわかります。
良台を見つけて、ユニットがアクティブ化するのを待つか、強いユニットの空き台で危険領域速攻法を狙うかの2手段で2月は月間アベレージ+13万円の儲けでした。(筆者註・ユニットとはホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと。詳細は海殺しXのテキストブック参照。危険領域速攻法はカシオペア攻略術の切り札)
うちのホールでは、大海物語5が甘デジと同じ島に入っています。同グループに甘デジの好調台がある時は大海物語5の好調台もスーパーリーチがよく出るだけで当たりませんが、甘デジの好調台が沈んだ後は大海物語5の好調台が爆発しまくっています。そのタイミングでミドルを打つのが私の攻略パターンになりました。
それから、甘デジでよく当たるけど勝てない台というのがどのホールにもありますが、こういうつまらない台は大体、大当たり回数が危険領域に入った時にストップします。この瞬間に、すでに5〜6連荘していて、まだまだ行ける大海物語5の好調台を打てば危険領域速攻法が驚異的な勝率になることにも気づきました。好調台かどうかの判断はカシオペア攻略術に書かれている海物語シリーズの好調台の特徴が大変役に立っています。
体力値(筆者註・リヴィエラ用語)が十分にあって、まだはまっていない大海物語の良台を見つけて、上手に寝かせて(筆者註・打たずに休ませて)当たるタイミング(筆者註・危険領域のこと。危険領域の概念については前出のカシオペア攻略術に記載あり)で打つだけで簡単に勝てます。
私の一意見にすぎませんが、このことを他の門下生に伝えてくだされば幸いです。・・・(後略)
究極のワンパターン
Y.Iさんは海殺しX歴5年、今では堂々たるベテラン門下生です。一か月のパチンコ月収が30万円を下ることはまずないとのことですので相当な腕前です。
頂戴したメールはかなりの長文でした。紙数の都合上、今回は要点のみ抜粋させていただきましたが、私が述べたいことをおおまかに代弁していただいた思いです。
Y.Iさんが仰る通り、大海シリーズのクラゲは攻略の要です。かなり古いコラムにこんなものがあります。(※沖海シリーズの5人目の娘は大海シリーズのクラゲに相当するもの)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(前編)
【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略〜好調台で勝つ!(後編)
長編ですのでお忙しい方には向きませんが、読書を苦にしない方には資するところ大の攻略コラムです。タイトルはスーパー海物語IN沖縄4となっていますが、スーパー海物語IN沖縄5にも大海物語5にも当てはまるものです。(お時間のない方には一番下のリンク欄にある一連の中短編コラムがオススメ)
いみじくもY.Iさんが述べられたように、海物語シリーズの新台は新演出が加わるだけであり、基本的には究極のワンパターンです。人気ドラマの水戸黄門、遠山の金さんのようなものです。長寿番組、長寿機種という点でも共通点があります。
大海物語4で通用した攻略ノウハウが大海物語5では使えないというようなことは有り得ないことなのです。同様に、沖海も大海も攻略の方法に違いはありません。
台の実力がわかる
大海シリーズと沖海シリーズとではビジュアル的な差異が存在するだけであり、内部に搭載されたコンピュータのプログラムは大同小異です。上記のマーク付きのコラムの5人目の娘をクラゲに置き換えて読まれるだけで大海物語5の台の実力(サイクル状態・・・その詳細は前出の海殺しXのテキストブックに記載)が測定できます。
海物語攻略の基本
ちなみに、マーク付きのコラムが解説する内容は現行のスーパー海物語IN沖縄5、スーパー海物語IN沖縄5 桜ver.、スーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風にもそのまま適用されます。(甘デジの沖海シリーズも同様)
特にスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風は台のデザインと独特な出玉システム(少量出玉のラッシュによる大連荘が売り物)を除き、根本的にはスーパー海物語IN沖縄5とほとんど変わらない究極の手抜き作品です。パチンコの攻略において最も重要なことはホルコンの裏の機能を知ることですが、機種特有の癖を看破することも大切なことです。
(↑ホールで発生する当たりの9割以上は大当たり乱数的中によるものではない!)
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(↑ホルコンが次の当たりに選びやすい台となかなか当たらせない台の特徴を解説)
マーク付きのコラムは長編につき多忙な方には不向きと申し上げましたが、海物語シリーズに搭載された内部プログラムを徹底的に研究されたい方、特にスーパー海物語N沖縄5(桜バージョン、夜桜超旋風含む)がお好きな方は30分程度の時間を割いて熟読される価値は十分にあると思います。
スーパー高齢者
さて、これは書くべきかどうか迷いましたが、Y.Iさんのメールの最後に嬉しい近況報告が添えられていましたので割愛部分をリヴィエラ門下生の皆様と分かち合いたいと思います。(以下要約)
Y.Iさんのご子息(ウサギのぬいぐるみをもらった女の子のお父様)はコロナ禍の犠牲となって理不尽な解雇にあったそうです。幸いにして、すぐに転職先が見つかったものの、今までの仕事とは業種が違いすぎたため、試用期間終了とともに雇い止めとなり、その後は半年以上も失業状態が続いてしまったそうです。
ご子息が無収入に苦しんでおられた間、Y.Iさんがパチンコで稼いだ一か月の稼ぎの半分をご子息に仕送りされていたという話を聞いて、私は思わず涙を流しました。
自分の開発したパチンコ攻略ノウハウがユーザーの攻略力を上げたことも素直に喜べることですが、間接的ではあっても、困っている人を救うことができたことがそれ以上に私の嬉し涙を誘ったのです。
Y.Iさんはすでに定年退職されている方です。本来であれば、ご子息が親孝行すべきところですが、「息子孝行」をされたY.Iさんは実に偉大なお方です。
25万円を仕送りした月もあったそうです。(ということはパチンコ月収が50万円以上ということ?)
Y.Iさんの得意機種はスーパー海物語N沖縄5ですので、Y.Iさんには当倶楽部より「スーパー高齢者IN東京」の称号を授けたいと思います。
Report2
次にご登場願いますのは、海殺しXの初打ち感想にも登場されたスナックママのN.Kさん(大阪府・女性)です。
昨年(2022年)の12月に海殺しXを購入されたばかりの新人門下生の方ですが、新人さんとは思えない抜群の攻略力でその後も勝ちまくり、僅か3か月で70万円もお稼ぎになったというのはちょっとした快挙です。まだまだトッププロの実力には及ばないとはいえ、ビッグルーキーの誕生です。
それでは、N.Kさんからいただいたメールを紹介致します。(以下抜粋)
・・・(前略)2月からは新しく出た大海物語5を中心に打っています。この機種のメリットはチャンス目法則が利用しやすいことです。(筆者註・海物語シリーズのチャンス目に隠された秘密に関しては、【海物語シリーズ】チャンス目の攻略法則参照)
私個人の感覚ですが、沖縄5でもチャンス目法則は大体その通りです。ただチャンス目からリーチに発展する台(筆者註・歓迎できないパターン)でも、その後に例外的に当たるパターンが大海物語5よりも多いように感じています。レッツマンボー、レッツシーザーのような変形リーチが多いせいでしょうか。(筆者註・上記のコラムでも解説しているように、チャンス目からリーチに発展する台は高確率で当たり番=ホルコンが次に当たりを予定している台=ではない。チャンス目からリーチに発展した台=普通は近い将来の当たりが見込めない台=がその後すぐ当たるとすれば、一発告知を伴う当たり、突確、ノーマルリーチからの当たり、レッツシーザー、レッツマンボー、ウリンチャンス、ぶるぶるチャンス、炎目等、イレギュラー系の当たり方が大半を占める)
その点、大海物語5はチャンス目からリーチに発展した台が法則通りにすぐには当たらないことが多く、台の識別の苦労が少なくてすみます。特に異常な頻度でチャンス目からリーチに発展する台は捨てる選択がほぼ正解ですね。
私は佐々木さんに教わった通り、チャンス目からリーチに発展しても、直後に当たる例外パターンに警戒してを踏まえて、玉の無駄使いを承知の上で次のリーチが出るまでは打つようにしています。それで当たらなければ、台を休ませるか、別の台に移動する方針でほぼ間違いないという手応えを感じています。(筆者註・チャンス目からリーチに発展した台をダラダラと打たない理由は当たり番でない可能性が高いため。自分のグループがアクティブ=ホルコン当選中=であれば、同グループの他の台が当たらない限り、自分の台が当たることはない。しかし、自分のグループがアクティブでない状態でチャンス目からリーチに発展する現象は由々しき事態というほどではない。少しの間、台を休ませるだけでハマリのリスクを軽減させることができる。しかし、何度も台を休ませても、チャンス目からリーチに発展する現象が一向に止まらない台は高確率で泥沼のハマリに突入しやすい)
海殺しXを買う前の私はチャンス目からリーチにつながる台を「当たりの近い台」と勘違いして大損していました。前回のメールでご報告しましたように、1月にライトミドルを中心に打って27万円の利益が出せたのもチャンス目の法則を強く意識して打ったからだと思っています。
もう一つ、私が心掛けていることはカシオペア攻略術に書いてある、例の回転数のことです。(筆者註・通称「神秘の回転数」)この法則の発見は佐々木さんの大手柄ですよ。誰も気づかないことだと思います。
確変中にあの回転数でリーチがかかる台は次の当たりが確変で来やすく、時短中にあの回転数でリーチがかかれば、時短中か時短明けに当たりやすいことは、もう確信に近いものがあります。
以前のコラムで図書館勤務の人があの回転数で当たった台を拾いまくって楽勝する作戦がありましたが、私も真似しています。最近の私はリヴィエラ倶楽部流の考え方に染まってきて、パチンコを楽しもうとは思っていません。いかにして楽に勝つかということしか考えていませんので、自分の島にある大海物語5の確変中の台をちゃっかり観察して、図書館員の人と同じように、あの回転数で当たった台を必死に探しまくっています。(笑)
(筆者註・N.Kさんが言及された神秘の回転数で当たった台を拾って勝つ方法については、「神秘の回転数」ウォッチング攻略参照)
確変中にあの回転数で当たる台のほとんどは5連以上しますけど、2連、3連で終わってしまった台が時短後、あまり回っていない状態で空きになれば即ハイエナです。ホルコンの動きを正確につかんで時々、休みを入れて打てば、200回転前に当たることが多いのは本当に不思議です。
確変中にあの回転数で当たった台でも5連、6連した台は当たるまでにもう少し時間がかかるように思いますが、拾って打った後に海殺しXの好調サインが次々と出る台は300回転はしないうちに当たることが多いです。
一番難しいのは、確変中にあの回転数で当たった台でも7連、8連した台は拾っても必ずしもすぐに当たるとは限らないことでしょうか。私の腕が悪いだけかもしれませんが。多種類のスーパーリーチはよく出ても、強烈な演出を伴うスーパーリーチ(「決め手」というのでしょうか?)が2回も3回も出て、それでも当たらない時は無念のリタイヤをするしかありません。(筆者より・神秘の回転数で当たった台が信頼度の高いスーパーリーチ、当たりの期待できる演出を伴ったスーパーリーチを2回以上外した場合は要注意。サイクル転落をしている可能性が高いため、一転して深いハマリに向かいやすい。これは海物語シリーズにはお馴染みの30パーセントの例外パターンに相当するため、ミドルで300回転以内に当たらなければ400回転、500回転で当たることは滅多になく、700回転オーバーの大ハマリになりやすい。しかし、神秘の回転数で当たった台が大ハマリを経て当たった場合は高確率で好調サイクルに復帰して、大連荘、爆発に発展するケースが大半であることも覚えておきたい。神秘の回転数で当たった実績があるにもかかわらず、それを拾って打った結果、好調台であれば外すことのない熱いスーパーリーチ、大海物語5のトレジャーで言えば沈没船予告、深海の扉予告、海図などを2回以上、外してしまった時は潔く台を捨て、その台が700回転、800回転するまでの間、他人に打たせて、根負けしてやめた後に再び拾うのがプロの技)
でも、あの回転数で10連荘前後した台を拾うと以外にも早く当たる傾向がありますね。その代わり、すでにたくさんの出玉があった台なので確変で当たっても4〜5連荘で終わることが多いのが唯一のデメリットかもしれません。(筆者より・ミドル機の爆発の標準モデルが20000個前後なので大量出玉を放出済みの台は大爆発に発展しない限り、前の人が稼いだ出玉と合わせて20000個前後の出玉を記録した時点でゴールに達し、その後はハマリやすい。しかし、大連荘は無理でも、「最後の取り分」を少額投資で獲得しやすいところがこの作戦の醍醐味)
好調台は高い確率であの回転数で当たることを私は数え切れないほど体験、目撃しています。そういう台はたいてい初当たりや連荘中にプレミアム演出が出ます。くらげが大きくなったり、泡が大きくなるプレミアを私は毎度のように経験しています。プレミアム演出が出ない時でも大きなカニの手が出てくる演出(筆者註・大海物語5に新搭載されたビッグクラブSP)で当たったり、BIG3000ボーナス(筆者註・出玉王、大海物語5の最大のセールスポイント)が高い確率で生じるのがあの回転数で当たった台の特徴だと感じました。
BIG3000ボーナスが出た台は連荘数が少ないまま終了しても、すぐに手放さないことが重要と思います。(筆者註・BIG3000ボーナスが発生しても、獲得した出玉のトータルが6000個未満の場合は、一瞬だけ喜ばせて、その後に回収台となる「騙しのパターン」も存在するが、獲得出玉が6000個になっている場合は多連荘=4連荘以上=の要件を満たすため、その台は好調サイクル突入の可能性が高い。迂闊に手放すべきではない)
BIG3000ボーナスを出した台が連荘後にチャンス目の法則の悪いパターンが出たので別の台に移ったら他のお客さんにその台を取られて当てられてしまった失敗が何度かありましたので私もまだ修行不足です。(筆者より・BIG3000ボーナスが出る台の大半は海殺しXのテキストにブックで解説する裏モードがイレギュラーAに入っているため、法則破りの例外現象が多発する)・・・(中略)
最近は私のカラオケスナックに来て下さるお客様が私とのデュエットを希望されるので、そのための練習も大変です。次から次へと新曲が出るので、まずユーチューブで覚えて、それからパチンコを打ちに行って、帰りに深夜のカラオケボックスに立ち寄って練習するのが休日の日課になりました。
海殺しXを始めてから、攻略のためにホールでやるべきことが増えました。大勝ちした後も心地良い疲労が残ります。パチンコで収支の上で勝ったというよりも、女だてらに殴り合いのケンカをして、映画に出てくるアクション女優のように、しなやかの動きで相手をKOしたような感覚になります。
カラオケボックスに入った後も大海物語5の音楽が頭の中で流れ続けていて、その日の午前中にユーチューブで覚えた曲のメロディーがわからなくなってしまったりして、もう一度、スマホでユーチューブを見てから歌の練習をしています。・・・(後略)
パチンコは副業
N.Kさんの的確な攻略に私は感心することしきりです。お仕事とパチンコを上手に両立されていることにも感銘を受けました。
我々にとってパチンコは副業です。「仕事」ですからそれなりには疲れます。しかし、家や職場の近くにパチンコ屋があり、パチンコを打つ時間さえあれば、そして、海殺しXをマスターすれば、確実に副収入が得られるわけですから多少の不満は腹に収めて下さい。
海殺しXは今、ネットで流行っている「不労収入」のような胡散臭い話とは一線を画す蓄財ノウハウです。(胡散臭い話の大半は「特別なスキルなしで誰でも簡単に稼げる」というものばかり)
海殺しXは時間も使えば知識も使います。(「不労」でもなく「スキル不要」でもない) しかし、何かの資格試験の受験準備のような猛勉強とは一切無縁です。ポイントさえ押さえれば、パチンコは理詰めで勝てます。
海との戦い
スーパー海物語N沖縄が沖縄の民族文化、リゾート、マリンスポーツ等に焦点を当てているのとは対照的に大海物語のコンセプトは荒れ狂う海との戦いです。
冒頭の動く画像の女性は険しい表情を崩しません。大揺れの船内で緊張を余儀なくされています。
冒険家の堀江謙一さん(写真・左)は小型ヨットで太平洋横断という大記録を樹立されました。航海中の出来事は『太平洋ひとりぼっち』という映画にもなりました。
最近では、前田 博さん(写真・右)という方がセイリングヨットで世界一周にチャレンジされています。大型船とは違って、小さな船は吹き荒れる嵐の中、大海原で孤立した時、危険に直面します。 冒険という言葉には楽しそうな響きがありますが、小型船で常識外の長距離移動をすることは、大袈裟に言えば命懸けの行動です。
パチンコの攻略も冒険と似ています。
大偉業(ぼろ儲け)を達成するためには、起こり得るリスクをいち早く察知し、それを未然に回避したり、ピンチを迎えた時も冷静に対処して難を逃れるための確固たる知識が必要です。
楽しいイメージがつきもののパチンコですが、パチンコに勝ち続け、パチンコで財を成すためには常に危険と隣り合わせであることを覚悟しなければなりません。(命の危険はゼロですが・・・) しかし、当倶楽部が提唱しているように、パチンコは唯一、運ではなく実力(攻略知識とその運用法)で勝てるギャンブルです。又、リヴィエラ門下生の皆様には最強攻略法・海殺しXという頼もしい「灯台」があります。暗夜の不安な航海はありません。
門下生の皆様はもちろんのこと、リヴィエラ門下ではなくても独自に研究を重ねられ、パチプロ修行に励んでおられる方々が私の執筆するコラムを通じて、ホールを襲う荒波に負けない逞しい攻略力を身につけていただくことを心より祈っています。
関連コラム1:大海物語5の攻略レポートPart2
関連コラム2:大海物語5 With アグネス・ラムの攻略
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<アクセス爆発>
Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンLIGHT ver.の攻略
(海殺しXユーザーが発見した攻略法の無料配布について)
<過去の大海物語シリーズ>
大海物語4 BLACK(ブラック)攻略のお問い合わせが殺到!
CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(前編)
CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(後編)
<海物語シリーズ攻略>
【沖縄5 大海4攻略】海物語S確変ダブルリーチ(1x9)の秘密
【海物語シリーズ攻略】時短中の確変引き戻し術etc.【連チャン数UP】
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告1
【新時代攻略】Pスーパー海物語IN JAPAN2の爆発報告2
<推奨コラム>
海殺しXは攻略法のビックリ箱
大海物語5 沖縄5 JAPAN2攻略の秘伝公開へ(公式HP)
(女子プロレス団体「スターダム」OGのKairi選手)
Kairi・・・法政大学卒業後、スターダムの練習生となる。プロテストに落ちた後、前代未聞の「追試」でなんとか合格。2012年、宝城カイリの名でデビュー。出るたびに負けることが続き、「落ちこぼれ」というニックネームが定着したが、雨の日も風の日も猛トレーニングを怠らず、2015年、スターダム最高峰のチャンピオンベルト「ワールド・オブ・スターダム」を戴冠。2017年、米国プロレス団体、WWEと契約、スターダムを退団。Kairi Sane(カイリ・セイン)のリングネームで全米で大活躍。米国滞在中は圧倒的な体格差のある欧米系のレスラーと連日にわたりハードな戦いを続けながら、トップ中のトップのレスラーにしか巻けない栄えあるベルト、NXT女子王座、WWE女子タッグ王座を獲得。2021年、結婚を機にWWEとの契約終了。巨万の富を捨て小さな幸せを選んだ彼女は2022年、古巣のスターダムに戻り、以降、スポット参戦を続ける。2022年、新日本プロレスが新設したIWGP女子の初代チャンピオンに輝く。当倶楽部は夢を諦めず努力を続ける人を全力で応援します。
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「パチンコ月収数十万円」を実現するための要点を網羅!
事務局便りより
自己紹介
今回ははじめて当ブログを訪問された方を対象にしたパチンコ初心者向けの公開講座を開講致します。
皆様の今後のパチンコ収支に重大な影響を及ぼすものとなりますので、腰を据えて熟読していただくことを希望します。
最初に自己紹介をさせていただきますが、当ブログは真のパチンコ攻略法を販売するパチプロ集団、リヴィエラ倶楽部が運営しております。(私自身の自己紹介は筆者プロフィール参照)
総合攻略ノウハウ
パチンコ攻略法と聞くだけで胡散臭いイメージを抱かれる方も少なくないと思いますが、それはかつて猛威を振るったパチンコ攻略法詐欺(主にセット打法)の記憶がいまだに薄れていないためです。
社会問題にまで発展したこの詐欺商法の大半は「特定の手順を実行するだけでバグが発生して当たる」という触れ込みの捏造かつ虚偽の攻略法でしたが、昔も今もパチンコに勝つための道筋を示す攻略法はいくらでも存在します。
ご興味のある方は下記のコラムにお目を通して下さい。
(インターネットの時代の幕開けとともに、ネット上に無数の偽攻略法が出回って一大騒動を巻き起こしたが、その反動で「パチンコに攻略法は存在しない」という頓珍漢な世論が生まれた。最近ではこちらのデマの方が大問題のように思われるが、偽攻略法とは違って、同じ嘘でもお金を騙し取られる被害者が出ないために社会問題にはならない。しかし、真の攻略法を追い求める人たちをミスリードするという点において、パチンコ攻略法詐欺と騙しのレベルは完全に同等)
本物のパチンコ攻略法は「手順系」の偽攻略法とは完全に別物です。正しくは攻略ノウハウと称すべきものです。
当倶楽部が歴史の審判に耐え得るものと自負してやまない最強攻略法・海殺しX(当倶楽部のオリジナル情報商材)は海物語シリーズでの使用を推奨しているものの、基本的には機種不問の総合攻略ノウハウです。まずはその点をご承知おき下さい。
パチンコは競技
パチンコはデタラメに打っている以上、トータル収支は絶対にプラスにはなりません。しかし、パチンコは運ではなく実力で勝てる唯一のギャンブルです。厳密には「競技」という呼び方が適切です。
何故ならば、大半の当たりがホルコン(ホールコンピュータ)という出玉を操作する機械によって操作されているからです。一連のコラムでも再三に渡って述べているように、もはやこれは公然の秘密となっています。(註・1990年代後半以降、ホルコンを導入していないホールは皆無)
(ホルコンによる出玉管理の噂に最初は半信半疑であった人々も、ホルコン攻略を覚えた後にホールに1回行っただけで、それが紛れもない真実であることを悟る。そして、心中には形容し難い薄気味悪さが残る)
故に、ホルコンの法則(詳細は海殺しXのテキストブックに記載)を覚えれば次に当たりが予定されている台を予想することができるようになります。
そして、読み筋通りの展開になれば、あまりにも呆気なくほとんどお金を使わないうちに当たってしまいます。
はじめて聞く方には信じ難い話かもしれませんが、これは紛れもない真実です。
但し、パチンコで小遣い程度の収入を得ることは簡単でも、後述の如く、ひと月に数十万円レベルの副収入を得るためには、それなりの努力が求められます。
誰もが確信する
ホルコンの仕組みを学ぶことは少しも難しいものではありません。ホルコンの基本的な仕組み自体は極めて単純であるが故に、巷では自己流のホルコン攻略が流行っているのです。
ホルコンの動きが読めるようになるだけで投資額を大幅にセーブすることができます。ホルコンの視界に入っていない台には見向きもせずに、ホルコンがアクティブ(当選状態)にしているグループの中にある台(当たる可能性のある台)だけを打つからです。
当たる可能性のある台をピックアップすることまではできても、高確率で予想を的中させる人もいれば、何度も予想が外れてしまう人もいます。
昨今はホルコンの裏の機能(大当たりの強制誘発)が一般の人々にまで広く知れ渡っています。
業界側はそれを必死に否定する記事(ホルコンに大当たりの誘発機能はないとするデマ)をネット上で発表していますが、体験者はホルコンの裏の機能をすぐに確信するようになりますので、業界側の懸命な隠蔽工作も負け犬の遠吠えのように空しく聞こえるだけです。(註・Wikipediaにも以前はホルコンの大当たり誘発機能に関する記述がありましたが、今ではいわゆる編集合戦の末に「ホルコンが台を強制的に当たらせることはできない」という虚偽の記述に変わっています)
競技に加わる
今、少なくともホールの客の2〜3割は自己流のホルコン攻略で勝負しています。7〜8割の客は運だけを頼りにギャンブルに興じていますが、2〜3割の客は凌ぎを削るパチンコという競技を戦っています。
パチンコに勝つためには、まずはこの競技に自らも参戦することから始まります。
この熾烈でもあり楽しくもある競技に加わるためには、ホルコンの基礎から学ばなければなりません。まずは下記のコラムをご一読下さい。
(パチンコ攻略法の総論…必読!)
ホルコンのグループ構成や当たり台の予想方法につきましては、海殺しXのテキストブック(前出のリンクに概要説明あり)に十全な解説が記されていますが、ホルコン攻略だけで十分という方は他社のホルコン攻略法でも事足りるでしょう。
ホルコンの仕組みとそれを応用した単純な攻略法を覚えて、パチンコ攻略のスタートラインに立ったことになるのですが、本気でパチンコで財を成すことを考える方々はこの程度で満足すべきではありません。まだ他にもすべきことがあります。
仕事と同様、お金を稼ぐということは、難しくはなくても容易なことでもありません。
次の関門は当たる台を予想する際の分析力を極めることです。分析と申しましても、IT技術者が行っているような難解な作業ではありません。
中学校卒業程度の学力の持ち主であれば簡単にできます。シンプルではありますが、いろいろと学習しなければならない事柄があります。
消去法で絞り込む
ホルコンの基礎を学ばれた方には、次のステップとして下記のコラムを推奨します。
Cf. 【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(ホルコン攻略のアドバンストコース)
「スキップ」という耳慣れない言葉に「どういう意味だろう?」と首を傾げておられる方も多いかもしれません。
コラムにもありますように、ホルコンはシマにある複数グループの中からはじめに当選グループを決定します。そして、当選グループの中から俗に当たり番と呼ばれる次に当たる台を選びます。
当たり番の台は定められた時間にホルコンが発する当たり信号を受信して、チャッカーに数個の玉が入っただけで確実に当たります。(その時に打っていなければ、次の当たり信号が流れるまでにしばらく待たされます)
通常、3〜5台で一つのグループを構成しますので、当選グループを見抜くことができれば、次に当たる台は3〜5台に絞り込むことができます。(註・当選グループは一つだけとは限りません。打っている客の人数にもよりますが、客入りの良い状態では、2〜3のグループが当選中であることが一般的ですので、シマの中で当たる可能性のある台が僅か3〜5台という意味ではありません)
先程、「当たる可能性のある台を予想することはできても、高確率で予想を的中させる人もいれば、何度も予想が外れてしまう人もいる」と申しましたが、それは3〜5台の中から正しい台を選ぶ実力に著しい個人差があるという意味なのです。
上記のコラムはどのような台が当選グループに入っていながら当たり番をスキップされやすいか(=当たり番に選ばれにくいか)ということに関して詳しく解説するものです。
換言すれば、ホルコンが当てにくい台の傾向を学ぶことにより、消去法によって当たりやすい台を見抜くことができるようになります。
建前に騙されるな!
ここまで読まれて、「一体、なんの話をしているんだ? パチンコは回るたびに当たりかハズレかの抽選をしているんじゃなかったの?」と訝しく思われる方が大多数ではないかと拝察致します。
しかし、いわゆるパチンコ完全確率論なるものは巧妙な建前にすぎません。下記のコラムがその欺瞞を白日の下に晒します。
Cf. 「パチンコ完全確率論」という大嘘
(パチンコはチャッカーに入賞するたびに当たるか否かの抽選が行われ、毎回の抽選は「今までこの台は当たりすぎていた」とか「ハマりすぎていた」というような過去の出来事の影響を一切受けないということになっている。しかし、完全確率論では証明不可能な奇妙な現象が毎日のようにどのホールでも発生する。しかも、稀にではなく頻繁に。その背後にあるものは?)
Cf. 「ボーダー理論がパチンコ攻略法の王道である」という大嘘
(完全確率論が絶対真理であるならば、パチンコはよく回る台を打つことだけが唯一の攻略法となるはずだ。しかし、よく回る台が必ずしも勝てる台ではないことは誰もが体験的に知っている。釘が渋いのに何度も当たる台もある。メーカー発表の大当たり確率や連荘継続期待値からは考えられない大爆発をする台、逆に泥沼のハマリからいつまでも抜け出せない台もある。ボーダー理論信奉者が説明できない「日常茶飯の怪奇現象」のカラクリを解説)
真剣にパチンコで稼ぐことを熱望される方々は必ず上記の二つのコラムをお読み下さい。完全確率論が大嘘であっても、抽選のシステムやメーカー発表の大当たり確率が辛うじて虚偽を免れているという摩訶不思議な事実を知ることになります。
本記事の副題である「異次元の攻略法」とは、一般常識を超越した後に夢の扉が開くという意味に他なりません。
「うんとハマっている台なのでそろそろ確率の収束が起こる頃だ。当たればきっと爆発するぞ」、「なんだかんだいってよく当たる台は当たりすぎるほど当たるから、もうちょっと粘ってみよう」というような論理性を伴わない素人の直感的思考はなんの役にも立ちませんし、釘の甘い台をとことん狙うという小賢しい戦術も、残念ながら現代のパチンコには全く通用しません。
階段の踊り場
今まで引用してきたコラムで説明したホルコン殺法を実行するだけでパチンコのトータル収支は確実に向上します。ホルコンの仕組み(実に単純!)を理解して、当たり番になりにくい台を知るだけで当たる台の予想に精度が増します。
この時点で素人のホルコン攻略の数段上を行っていることになります。
しかし、少額投資で次々と当てることはできても、不運にも単発当たりが何度も連続したり、多少は連荘しても、どこまで同じ台で粘るべきかわからずにダラダラと打ち続けていれば、折角の獲得出玉もあっというまに失ってしまいます。
勝っている時に潔くやめるという勝ち逃げを繰り返せば、ごく僅かな利益でも勝ち続けることは可能です。
しかし、ホルコン攻略通の大部分の人たちは少ない額の利益に満足できないために、やめ時を誤り、「策士、策に溺れる」の失態を何度も繰り返します。
いち早く素人の域を脱し、一気にプロへの階段を上るところまではよかったのですが、最終目標であるパチンコで財を成す一歩手前で失速してしまう人がホルコンマニアの中には実に多いのです。
まるで階段の踊り場で息が上がって、そこから先に上ることができない人のようです。
大怪我はしなくても
例によって私の好きなプロレスにたとえてみます。
踊り場で停滞している人たちは練習生の期間を終えてデビューしたばかりのレスラーです。基礎体力、受け身などの基本技術はマスターしていますので、試合に出ることはできます。
全くトレーニングをしていない一般人がプロレスの試合をすれば大怪我をしてしまいますが、試合が許されるようになった新人レスラーは肉体構造が常人とは違うため、連日のように戦っても平気です。
しかし、試合は難なくこなせても、なかなか自分が思い描いているようには勝てません。それは一撃で相手を仕留める必殺技が未習得であるからです。一撃必殺の技を持たないだけでなく、この段階では技の数も少なく、試合運びも単調そのものです。
同様にホルコン攻略をかじった程度の人はパチンコという競技を行う資格を十分に満たしていますが、技が少なすぎるために(素人と違って勝率は上等でも)十分な稼ぎにはなりません。とはいえ、パチンコで大怪我はしなくなります。
プロ級のパチンコの打ち手とは、レスラーでいえばメインイベントに登場するトップ選手です。メインイベンターは如何なる状況にも臨機応変に対応できます。
そして、相手のちょっとした隙を見逃さず、必殺の一撃でたちまちKOしてしまいます。
海殺しXが教えるように、パチンコには非常に当たりやすいタイミングがあります。
後述する「危険領域速攻法」などはプロレスの瞬殺技に相当します。そのタネ明かしをすれば、これは当たり番の高速移動の法則(同グループの内の複数台が連鎖反応的に当たるタイミング)を有効利用した勝ち方です。
必殺技の紹介
結局、パチンコに勝つための道筋は極めて単純ながら通常のホルコン攻略にはない必殺技、爆発狙いのノウハウも具備しなければ、せいぜいセミプロ止まりであり、プロ級の領域には達しません。(とはいえ、新人レスラーも素人と比べれば比較にならぬほど強いのと同様に、階段の踊り場にいる人たちもトータル収支が負けない程度にはなるでしょう)
海殺しXが教える一撃必殺の代表的な技にカシオペア攻略術(オプショナル商品)とウルトラ速攻法があります。
最も完成度が高い技はカシオペア攻略術に含まれる危険領域速攻法ですが、カシオペア攻略術のご購入を検討される方は、本来のカシオペア攻略術の趣旨をご理解いただく上で下記のコラムをお読みいただきたく存じます。
Cf. カシオペア攻略術FAQ
独学で勝ちたい方のために
なお、海殺しXを購入されずに独自の攻略理論で立ち向かいたい方は次のコラムをお読み下さい。これを知っているだけでも爆発台に巡り会う頻度が上がるはずです。
Cf. 多連荘する台を獲得するためには?【ホルコン出玉調整】
(爆発や大連荘が発生する生成過程を理論的に解説)
今回はパチンコに勝つために試行錯誤を繰り返しておられる方に福音を提供すべく、基本的な考え方とその具体的手法として重要コラム(Cf.)を紹介させていただきました。
生活苦からの脱却
さて、長期化しているロシアとウクライナの戦争は諸物価の高騰を引き起こし、我が国の庶民の家計を圧迫しています。終わりの見えないコロナ禍も然り。日本もかつての平和が全く感じられない世の中になってしまいました。
しかし、不幸にして難民生活を余儀なくされているウクライナの人々のことを思えば、私たちの生活苦など取るに足らないものでしょう。
海殺しXは「パチンコ黙示録」でも呼びかけましたが、安穏とパチンコが打てる幸せを噛みしめながら、皆様もパチンコで稼いだお金のほんの一部でも義捐金としてウクライナの人々に送っていただくことを切望します。
国民の収入が総じて目減りし諸物価が上がるという先行き不透明な時代には、ダイナミックな打開策が必要となります。
15年間にわたって無数の奇跡を生み出してきた夢の翼、海殺しXが皆様の暮らしをワンステージ上のものに格上げすることを願ってやみません。
佳きクリスマスを!
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<アクセス爆発>
(海殺しXユーザーが発見した攻略法の無料配布について)
<推奨コラム>
「夢の翼」で心を解き放つ!
Coffee Break
「目的達成のための犠牲」
ウクライナのリウネという都市に「愛のトンネル」と呼ばれる観光スポットがある。(下の写真)鉄道が走ってはいるが朝に貨物列車が一便だけ走行するだけなので、昼間の時間帯は森の中のロマンティックな遊歩道に変わる。男女がこの道を一緒に歩けば結婚できるというジンクスがあり、戦争前は諸外国からの若い観光客で賑わった。
ところが、この絶景にも大きな落とし穴が待ち受けていることを知る人は案外少ない。藪から蚊の大群が発生するのだ。夏に半袖、ショートパンツでこの道を歩こうものなら数分もしないうちに蚊に刺されまくって大変なことになる。
情報通は夏でも長袖のシャツを着て、蚊よけスプレーで完全武装してからこの道を歩く。暑苦しいが、ゴールインするためには多少の苦痛も忍ぶということか。その心がけが実り、晴れて結ばれた男女はこの道に甘酸っぱい青春の思い出しか残さない。蚊に刺された人が「もう二度と行くまい」と思うのとは対照的に。
パチンコは危険な富のトンネルだ。少し面倒でも万全の準備をする人にとってのパチンコは、美しい思い出の宝庫でしかない。しかし、これは努力を惜しまなかったひと握りの人たちにしか与えられない甘美な体験である。ほとんどの人が「絶景」(大勝利)を夢見て準備もせずにパチンコを打つ。偶然、大爆発することもあるが、何度もホールに通ううちに、いつしか負けが込んできて、嫌になってやめてしまう人が多い。
恋の成就のために多少の犠牲を厭わない人たちのように、パチンコで蓄財するためにもそれなりの準備が欠かせない。この準備の有無が同じ道を美しくも醜くもする。
清々しい道と忌まわしい道、貴殿はどちらを選ぶ?
]]>新海物語のサポートタイムの重大な秘密を暴く!
★PA新海物語のサポートタイムは内部的には当たりの扱い
★ホルコンの動きを注視する必要あり
★何度もサポートタイムに入る台に過度の期待を抱くな
海物語シリーズのスマパチ第一弾!
連荘数アップに貢献!
最近のコラム
最近の当ブログは一連の「大嘘シリーズ」(一番下のリンク欄参照)や海物語以外の攻略コラム(i.e Pルパン三世 消されたルパン2022の攻略、『バーストエンジェル』の新台はRUSH突入率100%、継続率93%【攻略】、P華牌PRWith清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】、【97.87%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値)の執筆で忙しかったため、専門の海物語シリーズの攻略コラムが疎かになっていた。
「本業」再開
その間に海物語シリーズの新作が出ていて、そちらの攻略情報を待ち望むリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)からコラムのリクエストが沢山寄せられたため、今回は当倶楽部のオハコである海物語シリーズの攻略に立ち返りたい。
近年、海殺しXを海以外の攻略に使用する門下生がやけに目立つが、最も相性の良い機種は海物語シリーズであることに変わりはないので、海物語の攻略プロを目指される方は今回の攻略情報にも隈なく目を通していただきたい。
期待の新作
前述した海物語シリーズの新作とは今年(2022年)の8月にデビューしたPA新海物語(遊パチ)のことである。もうすでに数か月が経っているが、その人気は衰えを知らない。
最近はコロナ禍に加えて、円安やロシアとウクライナの戦争などの影響で物価が高騰している。そのためか、一気に大金を失いかねないミドル機の人気が低迷している。
SANYOの二大エースの一つである大海シリーズの新作(大海物語5)のリリースが来年(2023年)の2月にずれ込む関係でそれまでの間は甘デジのPA新海物語がリリーフ投手として活躍することになる。
激変するゲーム性の中で
ホールを観察していると、相変わらず海物語の人気は安定している。ひと頃のように海物語だけでホールを独占するような異常事態はなくなったが、客の財布の紐が固くなっている昨今も甘デジの海はわりと席が埋まっている。
相次ぐパチンコ規制に青息吐息のパチンコメーカーは活路を求めて、ここ数年、打ち手を魅了する斬新なスペックの機種を次々と開発してきた。
今までになかったゲーム性を実現するため、従来の機種にあったなんらかの機能を抑制して、その代償を新機能に求める。その最たるものが甘デジ爆裂機である。
世代差
一般的に甘デジ爆裂機はかなり難しい条件を突破した台だけがラッシュと呼ばれる継続期待値のすこぶる高い状態に突入して、好調台であれば、20連荘も30連荘も夢ではない。この爆発力が人気を呼び、最近、ホールに戻りつつある若い人たちを魅了している。
年配者のように豊かな軍資金を持たない若者は大当たり確率の甘い機種で一攫千金を狙うため、甘デジ爆裂機の人気を支える層になりやすいが、甘デジ爆裂機が必ずしもパチンコファン全体に歓迎されているとは言い難い。お年寄りはむしろそのようなイチかバチかの勝負を嫌う傾向がある。
PA新海物語誕生の背景
事前にスペックやゲーム性を調べることなしに漠然と打っていた甘デジ爆裂機が当たったのはよいとしても、ラッシュに入らず、雀の涙にしかならないごく少量の出玉に呆然としている高齢者は少なくない。5千円以上も費やして500円にも満たないリターンしかなければ落胆するのも無理はない。
甘デジ爆裂機を攻略するためには、甘デジ高継続機で爆発を狙う攻略法のような今度なテクニックが要求されるため、暇潰しに長時間ホールで遊戯をしたい高齢者には、何千円も使うたびに単発当たりが出るような機種は向かない。
常連同志でお喋りに興じ、珈琲やジュースなどを奢り合って一日中遊びたいと願う人にとって、波の荒い機種は出費が気になって落ち着いてプレーできないからである。
サポートタイムという切り札
PA新海物語はそのような人々のフラストレーションの解消を狙っている。既述の如く、斬新なスペックを実現させるためには、何かを削って何かを付け足す必要がある。
PA新海物語は連荘期待値を低めに設定する代償として、サポートタイムと呼ばれる突然時短システムを導入した。
99.9分の1という甘デジならではの緩い大当たり確率に加えて199.8分の1の確率で発生するサポートタイムには20回(全体の50%)、40回(40パーセント)、100回(9%)、379回(1パーセント)の4種類があり、サポートタイム中は電チューが頻繁に開放され、玉を減らさずにプレーできる。
しかも、ハマりにハマって、299回転を迎えた時には無条件で379回のSUPPERサポートタイム(サポートタイム中の当たりがほぼ確定)に突入する天井救済機能(遊タイム)まで搭載している。
SANYOはついに切り札を出した。行政の飴とムチの政策は度重なる規制で出玉機能を抑えられたパチンコメーカーに突然時短搭載の許可を出した。この新制度を存分に活用した新機種がPA新海物語である。
サポートタイムの心理効果
20回、40回のサポートタイムが何度も発生して(こういうパターンは遊び台に多い)、天井(299回転)まで連れていかれた後にSUPPERサポートタイムでそれまでの労をねぎらうという心憎い演出である。
もちろん、サポートタイムが何度も発生しても、299回転に辿り着くためには、かなりの出費、もしくは持ち玉の消耗を余儀なくされる。
しかし、打ち手はあまり損をしていないという不思議な錯覚に陥る。
「安心の海」の面目躍如
このようにして、再び海人気が復活してきた。
何度当たってもラッシュに突入することのできない甘デジ爆裂機の悪い台に一万円以上も費やしてイライラしている客を嘲笑うかのように、PA海物語は玉の減り具合も少なく、滅多に大連荘しない代わりに何度も当たったり、サポートタイムに突入して、打ち手に安心感と満足感を与えてくれる。
パチンコ規制による出玉抑制がもたらしたパチンコファンの不満を一撃大連荘を目玉にした甘デジ爆裂機で一掃しようと試みる同業他社と正反対の視点で新機種を開発したSANYOの慧眼ぶりに私は惜しみない拍手を送りたい。
しかし、褒めるのもここまでである。
内部的な当たり
一般のパチンコファンには知られていないが、PA新海物語のサポートタイムは出玉のない当たりなのである。突確とは異なり、サポートタイムに突入しても大当たり回数は増えないが、内部的には当たりの扱いになっている。
突確との最大の違いは、突確が次の当たりが保証されているのに対し、サポートタイムはサポートタイム中に当たるとは限らないことである。
サポートタイム中に当たるスペック上の期待値は時短回数20回で18.2%、40回で33.1%にすぎない。滅多に出ない100回転でも63.4%である。さすがに379回転のSUPPERサポートタイムでは97.8%という超高率になるが、悪い台を打たされている場合、サポートタイム中に当たりが期待できるのはSUPPERサポートタイムだけと言っても差し支えない。
ダラダラと何度もサポートタイムを繰り返しながら、天井の299回転に近づく台は単発当たりよりも価値の低い「出玉のない当たり」に弄ばれながらハマっているだけなのである。
ホルコン通の方には説明不要なことかもしれないが、ある台が当たると「待ってました」とばかりに即座に当たる同グループの台がある。(ホルコンの仕組みやグループ構成、それらを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
そのような同時当たりを見せる台は好調台であることが多い。好調台が当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)から外された時は、ほど良いペースでスーパーリーチが出るのに「そろそろ当たる」という頃に決め手となる信頼度の高いスーパーリーチが発生しないか、発生しても外れる。
しかし、そういう時は一旦打つのをやめて休憩に入り、同グループの台が当たった瞬間に打ち出しを再開すれば、甘デジ好調台の場合は簡単に当たってしまうことが多い。
重要ポイントその1
ホルコン攻略に精通した人は今までこの要領で当ててきたはずである。ちょっと休んで同グループの台の当たりを待ち、当たった途端にハンドルを握ると自分の台も当たるという攻略に味をしめている人にとって、今回の攻略情報は超重要である。
今までは休んでいる時に(他の台の当たりを知らせる)頭上に走る光にだけ注目しておけばよかった。(当たった台が同グループの台であれば少額投資で打ち出し再開)しかし、グループ内にPA新海物語の台がある場合は、その台がサポートタイムに突入した時に、常に気づかなければならない。(前述の如くサポートタイムも内部的には当たりであるため、ここも当たり番移動のポイントに成り得る)
サポートタイムに入っても頭上のライトが光ることはない。したがって、グループ内のPA新海物語の台がサポートタイムに入っていないかどうかを定期的に点検する必要がある。
サポートタイム中の台は画面を見れば一目瞭然であるため、その台の後ろをさりげなく通り過ぎるだけでよい。
グループ内にPA新海物語の台が含まれるケースにおいては、攻略のためにこの作業が加わるということを覚えていただきたい。
なかなか当たらない台もグループ内のPA新海物語がサポートタイムに突入すると当たりやすい。
闇雲に打ちまくるのではなく、頻繁に休憩を入れながらグループ内のPA新海物語の動向に目を光らせ、自分の台が当たらない時はPA新海物語の台にくだらない当たりの一種であるサポートタイムを「生じさせる」ことが勝つためのコツとなる。
注意事項
上記の攻略ノウハウに関する注意事項を列記しておく。
・休んでいる台の打ち出し再開のタイミングはグループ内のPA新海物語の台がサポートタイムに突入した直後(サポートタイム中)でなくてもよい。(サポートタイム終了後でもよし)
・PA新海物語のサポートタイム突入(かつサポートタイム中の当たりなし)は単発当たりとしてカウントする。
・同グループのPA新海物語のサポートタイム突入に気づかないという失態を犯してはならない。(特に20回のサポートタイムはあっというまに終了してしまう。サポートタイムを終えた台の画面を覗き見してもサポートタイムに入ったという形跡はどこにもないため、見落としやすい。これはグループ内の台の当たりの見落としに等しく、その後の台選びの失敗にもつながりかねない)
「グループ内から単発当たりの台が出た」、「グループ内で単発当たりが連続した」というような事実は他の台にも重大な影響を及ぼす。
それはチャンスであったり、ピンチであったりと時と場合によって様々であるが、詳しくは下記のコラムを熟読していただきたい。
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(超重要)
重要ポイントその2
前項ではPA新海物語のサポートタイムを利用した攻略ノウハウを示した。好調台にしか通用しないことが多いという難点はあるものの、PA新海物語の台とホルコン上のグループが同じ台であれば機種を問わない。同グループの好調台であれば、甘デジでなくてもミドルでもライトミドルでも使える。
読者の方々の中には、すでにPA新海物語の虜になっている方も少なくなかろう。逆に「自分がPA新海物語を打っていて、サポートタイムに入った時はどう対処すべきなのか?」というリヴィエラ門下生からの質問が予想される。
PA新海物語のサポートタイム中に当たる台は良い台であることが多い。しかし、サポートタイム中に当たったからといってその台が好調サイクル波に入っているという保証はどこにもなく過信は禁物である。(サポートタイム中に当たる台のうち好調台の比率は3割くらい)
むしろ単発当たりよりもひどい当たりを出してしまったという警戒を強めるべきである。さしあたり、自分がPA新海物語を打っていてサポートタイムが発生した時の注意点は以下の通り。
・SUPPERサポートタイム以外はサポートタイム突入後、打つの一旦ストップして5分程度待ち、同グループの台のどの台も当たらないことを確認してから打ち始める。待機中に同グループの台が当たった時は当たり番の高速移動を視野に入れ、すぐに打ち出し、10回転以内にリーチが発生した場合はそのまま打ち続け、リーチが発生しなければ、さらに5分程度の休憩に入る。(サポートタイムの回数が20回であればたいして粘れないが、40回、100回であればグループ内の台の当たりに中継してもらって当たることが少なくない)
・SUPPERサポートタイム時は休みを入れずに普通に打ち続ける。
・サポートタイム終了後は最初の3回のリーチで当たらなければ、しばらく台を休ませるか思い切って別の台に移動する。(強いグループの台であれば、台移動をしない選択が正解の場合が多いが、グループの強さが並以下であれば、そのような台はしばらくの間、干され続ける危険大)
・?サポートタイム中に当たらない、もしくは、?サポートタイム中に当たっても連荘しない(実質出玉が単発当たりと同じ)現象が2連続、3連続した台は強いグループ以外の場合は深追いせずに別の台に移動する。(強いグループに入っていれば、そのような台はグループ内の他の台が爆発したり、多連荘をした後にハマり始めた頃に、溜め込んだ体力値=リヴィエ用語=にものを言わせ、一気に爆発することもあるので、迂闊に台を捨てるべきではない)
一概には言えない
紙数の関係で細かい話や上記ポイントの背景にある理論的講釈は割愛したが、このような立ち回りで少なくとも損はしない。損をしないばかりか有望な台はこのような工夫が奏功して、一気に勢いがつくことも珍しくない。
サポートタイムは単発当たりよりも劣った当たりと看做すべきではあるが、それはサポートタイムが何度も続いてもサポートタイム中、もしくはサポートタイム終了直後に当たらずにダラダラとハマっていく台に警戒せよと主張しているだけにすぎず、良い台でもサポートタイムは発生する。
見極め
しかし、サイクル状態が優れた台は、サポートタイムが何度も発生して一向に出玉が蓄積しないとかただ遊ばせてもらっているだけという展開にはなりにくい。
サポートタイム中に当たってから多連荘したり、サポートタイム中には当たらなくても、終了直後に当たって一気に多連荘するか、多連荘しなくても好調数珠連を続けて緩やかに出玉を増やした後、多少のハマリを経て大連荘するようなことが好調台には頻繁に見られる。
故に、サポートタイムを毛嫌いする考え方には問題がある。肝心なのはサポートタイムの発生した後に出玉が順調に増えるかどうかという点にある。台の実力(サイクル状態)はこのようにして識別する。
当たりの種類
パチンコには様々な当たりがある。ミドルの海物語シリーズであれば、確変当たり、単発当たり、突確当たりなどがあり、甘デジの海物語シリーズであれば、出玉の多い当たり、出玉の少ない当たり、出玉は少なくてもST後の時短回数が多い当たりなどがある。そして、このたびはサポートタイムという内部的な当たりも加わった。
これらの当たりは単純に?良い当たり、?悪い当たり、?微妙な当たり(良い場合も悪い場合もある)に分類できる。上の例で言えば、桃色が良い当たり、水色が悪い当たり、緑色が微妙な当たりである。
悪い当たり方でも
好調サイクルの波に入っている台は高確率で「微妙な当たり」から多連荘したり、その当たりでは多連荘しなくても、すぐに再度の初当たりが発生して、実質的には多連荘に等しい出玉を獲得しやすい。
微妙な当たりに限らず、好調台は「悪い当たり」を出しても、ほどなくして再度の初当たりが発生して、今度は無事に多連荘しやすい。(例・ミドルで単発当たり→200回転未満で再び当たって7連荘、甘デジで単発当たり、70回転未満で再び当たって5連荘等)
好調台の特徴
一方、通常サイクル以下の台が悪い当たりを出した場合、高確率で次の初当たりまでかなりの時間がかかる。当たり番をスキップされまくり(ホルコンに当たりを入れてもらえず)、ミドルでも、ライトミドルでも、甘デジでも、出玉の蓄積が実現しない。
冴えない台は出玉を使い果たした頃にもう一度、当たりが入ることがあっても、二度目の初当たりも低調なパフォーマンスに終わる。単発当たり→ハマらずに再び単発当たりなどは遊び台に頻出する特徴的なパターンであり、トントン拍子に初当たりが発生するからといって良い台であると勘違いすると痛い目に遭う。
ところが、好調台はロムの強さ(好調サイクル状態)がものを言い、不覚にも悪い当たりを出した後、すぐに本領発揮(多連荘)となる再度の初当たりが発生しやすい。
雨上がりの晴天
時折、好調台が冴えない当たりを出した後にいくら待っても次の当たりが順調に発生しないこともあるが、大抵の場合はホルコンがその台の属するグループから離れていることが原因である。
その間にハマりすぎればサイクル落ちして深くハマってしまう危険があるが、適宜休みを入れながら好調台の回転数をいたずらに上げないように気をつけてさえいれば、然るべきタイミングでホルコンがグループに戻り、不甲斐ないパフォーマンスに甘んじた好調台を当たり番に選び、小ハマリの後に鬱憤を晴らす活躍を許してくれる。
甘デジの場合は好調台でも単発当たり(新海物語の場合はサポートタイムも含む)を連発した時に危機が訪れるが、グループ内の他の台が次々と当たることによって息を吹き返し、「雨上がりの晴天」を思わせる気持ち良い快進撃で打ち手を喜ばせる。又、こういうタイミングで10ラウンドのマックス当たりが出やすい。
冷や飯を食わされても
大当たりパターンの振り分けというものが存在する以上、良い台でも悪い当たり方をすることはある。通常、好調台は良い当たり方の比率が期待値以上に高いが、グループの不調や同グループの他の台の好調が原因となり、時には冷や飯を食わされることもある。
しかし、好調台が悪い当たり方をしても泥沼のハマリやいつまで経っても出玉の蓄積が叶わないイライラする状況(かなりの玉を消費してから当たり、失った玉を取り戻すことができない事態を繰り返す状況)を招くことは滅多にない。これが好調台の特権なのである。
PA新海物語の場合、悪い当たりの筆頭が出玉のない(内部的には当たりの扱いになっている)サポートタイムであるが、好調台の場合は、サポートタイムが何度も続いた後に快進撃が始まったり、マックス当たりが発生して打ち手を慰める展開になりやすい。
冷や飯を食わされた後にご馳走が用意されているのが好調台の特権であるのとは対照的に、甘デジのくだらない台は冷や飯ばかりを食わされ続け、サイクル変換が実現するまで、何時間経っても大量出玉が実現しない。
あるパチプロの話
以前、散髪屋で理容師から興味深い話を聞いたことがある。友人がパチプロをやっていて、本職も持たずにパチンコだけで生活しているという。
パチンコが大好きな理容師はパチプロの友人からパチンコに勝つ極意をいろいろと聞いたらしい。パチプロ氏は「嫌なことが2回続いた台は見捨てること」をポリシーにしているという。具体的には「単発当たりが2回続く台」、「連荘後に獲得出玉の全て使い果たしてから再び当たるも消費した玉を取り戻せないことが2回も続く台」を信用しないと語ったらしい。(例外的にそういう台がすぐに爆発することもあるが、高確率で冴えない台であるという点において私も完全に同意)
私は自分の身分を隠し(隠すほどの大人物でもないが)、「失った玉を取り戻せない台は即座に捨てるべきではないですか?」と理容師に質問してみた。
「そういうことが起こっても、彼は一回だけは我慢すると言っていました。しかし、再度、同じことが起こった時は迷わずにその台を捨てるそうです」と理容師は答えた。
嫌なことも一回は我慢
私はそのパチプロのセンスの良さに感心した。まさしくそうなのである。良い台でも一回くらいは「過ち」を犯す。それは完璧な人間がこの世に存在しないという事実を想起させる。
しかし、優秀な人間が同じ過ちを繰り返さないように、優秀な台が同じ過ちを何度も繰り返すことはほとんどない。
それどころか好調台は不甲斐ないパフォーマンに甘んじた後に目を見張る活躍を見せることが多い。これは失敗を犯した後にそれを教訓にして這い上がる賢人と似ている。
理容師とこの話をした時はどのホールもミドル機が中心であり、足元にドル箱を積み上げて客を煽る時代であった。
「良い台というものは、ひと箱使って5箱獲得とか2箱使って9箱獲得というように、それまでの苦労が報われるものですよ」と私が口を挟むと、「全く同じことを彼も言っていました。使った玉が次の当たりで取り戻せない台でも、一回だけは許すとは言っていましたけどね」と理容師は言った。
盟友でもあったライバル
理容師によれば、そのパチプロ氏は当時の私が主戦場にしていたホールの常連であった。私が「もしかしてスポーツ刈りの髪形をしている人ですか?」と尋ねると、「そうです。顔見知りでしたか。彼の実力は凄いでしょう!」と理容師ははしゃぎまくった。
確かに、そのパチプロ氏には実力があった。ホルコンの知識に通暁していた。しかも、常に強いグループの台を打っていた。必然的に私と彼が同じグループに入る機会も多かった。
彼とは同グループで何度も死闘を演じたが、私の台の多連荘が終わった後に彼の台が多連荘したり、彼の多連荘を待ってから私が打ち出して多連荘するという同盟関係になるパターンも多く、会話を交わしたことはないが、プレー中に頻繁に目が合った。双方ともに意識し合っていた。目が合うたびに多少の気まずさもあったが、心の中で「有難う」と言い合う関係でもあった。
(互いに意識し合う人と目が合って気まずくなった後の笑い話)
盟友との別れ
気の良さそうな人であったので、彼とはいずれお茶でも飲みながら、情報交換でもしようと願っていたが、その後、そのホールが閉鎖してしまって、今では会うこともなくなってしまった。
理容師と話したのはひと昔前のクリスマスイブの日であった。何気ない会話にすぎないものが何故か記憶から離れず、クリスマスが近づくたびにかつてのライバル、盟友であったパチプロ氏のことを追懐する。まるで別れた恋人を思い出すかのように。
喜ばしい知らせ
そろそろ筆を休めるが、このたびの攻略情報の要はPA新海物語のサポートタイムが内部的には当たりの一つにカウントされることである。
一般の人々は「それを知ってどうなるの?」と思うかもしれない。
しかし、重要ポイントその1とその2で解説したように、従来のホルコン攻略にはない手法を用いなければならない点が煩雑であると同時に、この情報を知っている者だけが使える新攻略ノウハウが誕生したという喜ばしい知らせでもある。
ライバルに差をつけろ
昨今のホールは自己流のホルコン攻略で立ち向かう人たちで溢れている。しかし、彼らはPA新海物語のサポートタイムの秘密を知らないために、非常に問題の多い立ち回りをしている。
PA新海物語を打つ人はもちろんのこと、PA新海物語と同じホルコングループに入れられた他機種を打つ人もこれを知っているか否かによって、収支に大きな差がつくことを肝に銘じなければならない。
ホルコン関係の情報が市井の人々にまでかなり知れ渡っている昨今、強いグループには人が集まりやすく、グループ内の台の稼働率が上がる関係でグループの強弱が今まで以上に顕著になりつつある。
この状況下では、強いグループ内での台移動が以前よりも難しく、ある時は同グループの他の台と戦い、ある時は同グループの他の台と助け合うことがパチンコ攻略の真髄となる。
ライバルに差をつけるために、最後にもう一つ重要な攻略情報を紹介しておこう。
上記のコラムは本記事と一対をなす。TouTubeで美しいクリスマスキャロルでも聴きながら、併せてお読みいただければ幸いである。
♪♪♪We wish you a Merry Christmas and happy new sea.
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<推奨コラム>
<おもしろ門下生紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
★攻略法の救世主到来!
スーパー海物語IN沖縄5 大海4 JAPAN2攻略の秘伝公開へ
Coffee Break
「アドヴェント・キャンドルズ」
Advent Candles・・・文字だけ見ればミュージックバンドのグループ名のようですが、実は宗教用語です。
Adventは日本語では「待降節」と訳されます。全世界のカトリック教会では、クリスマスの約一か月前の日曜日から待降節が始まり、クリスマス(キリストの誕生、本来の意味はキリストのミサ)を祝う準備を始めます。
日曜日が来るたびにローソクに一本ずつ火が灯され、「救いの到来」を待ち望みます。ローソクの色は悔悛、待望を意味する典礼色の紫が多用されます。これには心を悔い改めて救世主の到来を待ち望むという願望が秘められています。
最初のローソクは預言を象徴するものであり、希望を意味します。このローソクは旧約聖書で預言されていた救世主の登場に希望を抱いた民の気持ちを思い起こすためにあります。
2本目のローソクは天使を象徴し、平和を意味します。羊飼いたちに現れた天使がキリスト降誕の朗報を告げ知らせた後、天の軍勢が加わり、「いと高きところ(天国)には栄光、神にあれ、地には平和、みこころに適う人にあれ」と賛美した出来事を思い起こします。
3本目のローソクは羊飼いを象徴し、喜びを意味します。当時のユダヤ社会で最下層に置かれていた羊飼いたちに喜ばしい知らせが真っ先にもたらされたことは、人類に向けられた神の愛が特定階級に属する一部の人々だけでなく万民に及ぶことを表しています。
最後のローソクはベツレヘムを象徴し、愛を意味します。罪にまみれた人類を憐れむ神の慈愛がユダヤのベツレヘムから始まったことを思い起こし、待降節のローソクはその役割を全うします。
「待つ」という行為には二つの形態があります。市の健康診断で再検査となり、指定された病院でより精密な検査を受けた後、結果を待つ時の心境は如何なものでしょうか。「癌だったらどうしよう?」と不安に苛まれる人がほとんどでしょう。では、嫁いで親元を離れた愛娘が盆暮れに久々に実家に帰省する時、その日が来るのを指折り数える両親の心境は如何なものでしょうか。「待ち切れない、一刻も早く娘に会いたい」と居ても立っても居られない気持ちになるはずです。これこそが「待ち望む」ことであり、「待望」という言葉の意味を最も簡潔かつ明瞭に示したものです。
毎年、全世界のカトリック教会で行われるクリスマスの前のこの儀式は、喜びをもって救いを待ち望むことの重要性を4本のローソクを通じて皆で分かち合う、2000年続いている伝統なのです。
]]>よく回る台を打っても勝てない理由を明確な論拠をもって解説 & 確実に勝つための正攻法をわかりやすくリンクを張って紹介
ご好評を博している大嘘シリーズの第3弾となります。ショッキングなタイトルをご覧になって不安になられた方々も少なくないと思いますが、ご安心下さい。
ボーダー理論が嘘であると主張する意図は全くありません。ボーダー理論に一定の価値を認めつつも、それが世間で言われているような正統派のパチンコ攻略法ではないというのがこのたびのコラムの趣旨です。
ボーダー理論とは?
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様はもちろんのこと、パチンコの攻略に少しでも関心のある方々には説明するまでもないことですが、ボーダー理論とは「よく回る台で打って勝つ」という単純な攻略法です。(釘読み攻略と同じ)
平均して500円で15回転する台(釘の状態がかなり良い)と7回転しかしない台(釘の状態が悪い)とでは、長時間勝負で投資額に圧倒的な差がつきます。「この機種の場合、500円で13回転(例)させることの可否が勝ち負けのボーダーラインとなる」というような発想から入るのがボーダーライン攻略というものです。
ボーダー理論は考え方としては決して間違ったアプローチではありません。しかし、ボーダー理論の信奉者は「パチンコの完全確率論を前提に話を進める」という度し難い過ちを犯しています。
根本的な過ち
彼らはパチンコはルーレットと同じであると考えています。
玉がチャッカーに入賞するたびに抽選が行われ、当たりか外れかが決まるという建前しか知らないために、「それ以外の要因」による当たりやすい台や当たりにくい台の存在を意識することもなく、自分の台が当たりやすい状態であろうと、当たりにくい状態であろうとお構いなしに、周囲の観察を怠り、脇目もふらずにひたすら打ち続けます。
こんな打ち方では、一生かかってもパチンコ勝ち組に入ることはできません。
本来の大当たり
皆様のお好きなスーパー海物語IN沖縄5(ミドル)の大当たり確率は319.6分1、確変割合は60パーセントです。端数があってわかりにくいと思いますので、大当たり確率300分の1、確変割合50パーセントの機種があると仮定して、それをモデルに説明します。
一つの箱の中に600枚のカードが入っていて、それぞれのカードに1から600までの番号が付されているものとします。1と書かれたカードを引けば確変当たり、300と書かれたカードを引けば単発当たりの抽選会が開かれるとイメージして下さい。
チャッカーに玉が入るたびに、箱の中から1枚のカードを引き、1と300以外の数字であれば当たり以外の出目が出て、1か300の数字であれば図柄の揃った当たりの出目が出ます。これがパチンコの本来の当たり(大当たり乱数的中)の仕組みです。
実際は箱の中のカードを引く代わりに、台に内蔵された1から600までの数字を羅列した表の上をコンピュータが物凄いスピードで駆け巡っていて、チャッカー入賞の時点で一旦ストップします。着地した地点が1か300であれば当たりというシステムになっています。
公然の秘密
この仕組みの説明にはなんの誤りもないのですが、このようなまともな当たり方(大当たり乱数的中)をするケースは、ホールで発生する当たりの約5パーセントにすぎません。残りの約95パーセントはホルコンによる強制当たりです。
これはデジパチの出現以来、パチンコ業界が何十年にもわたって必死に隠し続けてきたことですが、この秘密を暴く記事がインターネット上の至るところであまりにも簡単に見つかるため、もはやトップシークレットとは言い難く、いわば公然の秘密になっています。
他のコラムでも言及しているように、一般のパチンコファンでもこの秘密を知っている人たちは無数に存在します。
都合の悪い事実を否定
ボーダー理論信奉者は総じて頭の良い人たちです。頭が良い人にありがちな特徴は直感的に有り得ないと思ったことを検証もせず、すぐに結論にしてしまうことです。
ボーダー理論信奉者はホルコンの噂を聞いても相手にせず、ホルコン攻略に明け暮れている人たちを嘲笑します。自分たちの方が馬鹿にされているという事実に気づきません。
インテリ気取りの人と議論をして、相手の知らない話を持ち出した途端、相手は機嫌を損ねて、急に話をはぐらかしたり、今までの論理的な説明とは裏腹に、なんの根拠もなく不意に持ち込まれた話題を否定したり、無視したりすることがあります。
皆様もこういう性格の人と出会ったことが何度もあるはずです。
不十分な根拠でホルコンを否定
プライドの高い似非インテリは自分の知らないことを徹底的に無視したがる傾向があります。(頭が良くても謙虚な性格の人は自分の苦手分野の話にも耳を傾けますが・・・)
今までの自分の考えや主義主張が覆されかねない話には耳を塞ぎ、自分にとって都合の悪い事実には目を背け、防衛本能からそれらを無視したり、根拠もなく否定するのが彼らの習性です。
私はボーダー理論そのものを糾弾するつもりは毛頭ありません。ボーダー理論をふりかざして本物のパチンコ攻略法を業界用語で言うところのオカルト扱いする彼らの態度を見苦しいと述べているだけです。
ボーダー理論信奉者はホルコンによる強制当たりを否定するために一応は論拠を述べますが、その論拠というのは完全確率論(前述した抽選会の話)だけです。
しかし、「それは建前にすぎず、当たりの大半はそのような当たり方をしていない」という未知の領域に議論が進展すると、急に頑なな態度になり、「そんなことは有り得ない」の一点張りになります。
辻褄の合わぬ話
海物語の魚群の秘密とパチンコの不思議の後半では、ボーダー理論信奉者の欺瞞を暴きました。
ホールで発生する出来事には完全確率論では説明のつかない現象がやけに多いということに誰もが薄々気づいています。
・当たる前にリーチやスーパーリーチが集中する。
・当たらないのに何度も続けてリーチが連続する。(時には3連続、4連続も)
・理論的には何千分の1、何万分の1の確率でしか発生しないはずの大連荘を頻繁に見かける。
・好調台は連荘が終わっても、時短明けにすぐに再び当たる。
・「あの台が当たればこの台も当たる」というような連鎖反応を頻繁に目にする。
素人が抱く疑問は他にもいくらでもあります。上記は不可解な現象のごく一部にすぎません。
これらの諸現象の原因をホルコン理論は全て明確に説明することができます。しかし、完全確率論のみに依拠するボーダー理論信奉者は上記に代表される「不思議な出来事」(わかっている人には不思議でもなんでもない当然のことですが・・・)を全て「偶然」という言葉で片付け、その背後にあるもの(ホルコン)を追求しようとしません。
偉そうにホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)を否定したり、「ボーダー理論こそがパチンコ攻略法の王道である」と胸を張って主張する人たちは、上記の諸現象の発生理由を理論的に立証する責任を負っています。
しかし、この責任を果たしている人を今までに一人も見たことがありません。自分たちの理論が矛盾を包含していながらそれを少しも気にしない人々の主張を、果たして信用することができるでしょうか。
ボーダー理論の瑕疵
ボーダー理論に欠落しているものは二つあります。そのうちの一つは内的要因(台のサイクル状態)、もう一つは外的要因(ホルコンの働き)です。
海殺しXのテキストブックでは、この二つの重要事項の説明から入り、それを踏まえた攻略ノウハウを教示するものです。
台の当たりやすさは一定ではない
現代のパチンコはどの機種も台に内蔵されたコンピュータが好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルの間をランダムに変転する仕組みになっています。
限度を超えた大爆発も堪忍袋の緒が切れる大ハマリもその背景にはサイクル状態が絡んでいます。
大雑把に言えば、好調サイクル時の大当たり確率はメーカー発表の大当たり確率よりも3倍近く甘く、不調サイクル時の大当たり確率はメーカー発表の大当たり確率よりも3倍近く辛いということをご存知でしょうか。
海殺しXのテキストブックではサイクル変換の秘密についても詳述しますが、何も知らずに不調サイクル台を打っている人はその時点で負けたも同然です。
では、「たまたま好調サイクル台を獲得すれば確実に勝てるのか?」という話にもなりますが、「勝ちやすくはなるが、勝てるとは限らない」というのがその問いに対する答えとなります。
第一にサイクル変換のタイミングに無知な素人はある時点でサイクル落ちしてしまった「元好調台」をいつまでも打って大きな痛手を負いやすく、ホルコンの存在がこの問題をさらに複雑にします。
同じ好調台でもグループ(ホルコンが数台を束ねて作るユニット)の力の強弱によって、簡単に当たり続ける台にもなれば、多少のハマリを経て多連荘(4連以上)する台にもなります。(弱いグループの中にある好調台は多連荘しない代わりに、頻繁に単発当たりや2〜3連荘を繰り返すこともありますが、この場合はその後、高確率でサイクル転落を招いて大きくハマリります)
メーカー発表の大当たり確率の意味
グループの強弱の重要性につきましては、多連荘する台を獲得するためには?【ホルコン出玉調整】にて要点をまとめています。(爆発、大連荘、多連荘の大半が強いグループの台で発生するメカニズムが容易に理解できるはずです)
メーカーは決して偽りの発表をしていません。サイクル状態に応じて、大当たり確率は変動しますが、全てをトータルした時の大当たり確率はメーカーの発表通りとなりますので、ホール導入前の検定は通過します。
ホルコン無視の立ち回りでは・・・
パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)では、要領よくパチンコに勝つノウハウを開示しました。極めて重要な情報ですのでマークをつけておきます。
このノウハウに反した打ち方をすれば、如何に釘の状態が良くても、ホルコンから見放された台は飽きるほど回り続けるだけであり、ゲームとしてのパチンコを楽しませてはもらえますが、投資がかさむ一方でリターンはほとんど期待できません。
重大な欠落
既述の如く、ボーダー理論というものは、台のサイクル状態とホルコンの働きを完全に無視して、ひたすら回し続けるものです。
たまたま当たる可能性のある台でボーダー理論を実践すれば、それなりの効果が見込めますが、ホルコンが見向きもしない弱いグループの台に座り、その台のサイクル状態が悪ければ、ミドルの場合、3万円、4万円を注ぎ込んでも、当たることはほとんどありません。
現実性の乏しい攻略
ホールに釘の状態が最高の台があり、何ヶ月もその台の釘がいじられることがなければ、連日、開店前に並んでその台を打ち続けるという手もあります。
しかし、「朝一パチンコ」が攻略に向かない理由でも述べましたように、開店直後から打つ行為は非常にリスキーなものです。(素人がなかなか気づかない現実)
何ヶ月にもわたってよく回る同じ台を朝から晩まで打ち続ければ話は別です。
ミドルの場合、数ヶ月はかかると思いますが、トータル収支がそこそこにプラスになる瞬間がきっと訪れるはずです。これはボーダー理論の勝利といってよいでしょう。
しかし、数ヶ月もの間、朝から晩までパチンコを打ち続けるほど時間と体力と執念のある人がこの世の中にどれほどいるでしょうか。
財力に恵まれた年金生活者であれば可能でしょうが、人生の晩節でこのような時間の使い方をするのは実に空しいと言わざるを得ません。
しかも、この方法で数ヶ月かけて稼げる金額はたかが知れています。
この方法の非現実性は多大な時間と労力を犠牲にすることです。
確率の収束
確率の収束という数学用語があります。
初当たりを獲得するのに300分の1を超える確率が要求される機種を、海殺しXのような特殊な手法を用いずに、確率任せで連日打って、釘の良さだけを頼りに何度も当てて、そこそこにプラスになるまで打ち続けるためには、相当な時間が不可欠であるということです。
「そこそこにプラスになる瞬間」ではなく「十分に満足の行く金額になる瞬間」まで執念深く目的を追いかけるとすれば、数ヶ月ではすまないでしょう。
実験通りにはならず
実機を購入して自宅で試みれば(お金にはなりませんが)事情は違ってくるでしょう。
ラジオペンチでチャッカー周辺の釘をかなり甘くして打ち、当たるまでに使用した玉の量と当たってから得た玉の量を記録してシミュレーションを続ければ、トライ回数(回りやすさ)がものを言って、何ヶ月もかからずに目的(十分なプラスを弾き出すこと)を達成できるかもしれません。
しかし、自宅での実験は検定時の実験と同様、ホルコンの介入がありません。
ホールで毎日、同じ台を打ち続けた場合、その台が強いグループに入るか弱いグループに入るかによって雲泥の違いがありますし、強いグループに入っても台が弱いサイクル状態であったり、あるいは、逆に弱いグループに入っても台のサイクル状態は強かったりと、様々なパターンが生じます。
遊びならばOK
さらに専門的な話をすれば、グループ内の台の稼働率、シマの客の人数、ホールがホルコンを使用して設定する当日の出玉還元率(放出日、開放日等)等の影響も免れないため、これらの全ての要素が複合されて生まれる諸状況が一巡した上での確率の収束となれば、途方もない時間がかかります。
仮に遊び程度にパチンコを打ち、僅か何万円でも利益が出た時点でやめて、それ以降は当分、パチンコを打たないという覚悟ができている人であれば、ボーダー理論も悪くはないかもしれません。
しかし、僅かな利益が出た後も連日に渡って打ち続ければ、負けが込むことが目に見えています。再びトータル収支がプラスに転じるまでにどれほどの期間が必要になるか読めません。
頻繁にパチンコを打ちたい、パチンコで勝ち続けたい、パチンコの稼ぎを生活の足しにしたい、パチンコでひと財産を築きたいと願う人はボーダー理論による攻略を即刻諦めるべきです。
二枚落ちでは勝てない
話を戻しますが、二つの重大要因(台の状態とホルコンの動き)を考慮せずにパチンコを打つということは、飛車と角を抜いて将棋を指すようなものです。
将棋を指す二人の間に著しい実力差がある場合、強い方が戦う前に自陣の飛車と角(大駒2枚)を抜いて指す(攻撃力、守備力ともに激減)というハンディキャップマッチ(二枚落ち)があります。
これを私の好きなプロレスにたとえれば、一方の選手が後ろで両手を手錠にかけられた状態でキックとタックルだけで戦うようなものです。対戦する二人の間に相当な実力差がない限り、この試合はまともな勝負になりません。
気持ちよく回る台を確保しても、飛車、角なしで勝てるでしょうか?
ボーダー理論にのめり込み、自分の両手が手錠で繋がれていることすら気づかない哀れなパチンコファンで今日もホールは賑わっています。
攻略の福音
海殺しXは両手の自由を奪われた人々を解放する「攻略の福音」です。
前出のマーク付きのコラムに真のパチンコ攻略の要諦が凝縮されています。余裕のある方は下記のコラムの併読も強く推奨致します。
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(ホルコンが当たりを入れにくい台を覚えるだけで当たる台が消去法で絞り込める!)
最近は当倶楽部の公式ウェブサイトのお問い合わせフォームを通じて、パチンコ依存症気味の人からのお悩み相談を頻繁に受けるようになりました。
どんなに負けてもパチンコが好きでやめられない方が更生するためには、潔くパチンコから足を洗うか、プロ級の腕前を身につけて今までの経験を無駄にしない生き方を選ぶかの二者択一しかありません。恐らくその中間(生活苦に陥らぬ程度にパチンコに興じてお金を失う)はないでしょう。
パチンコ中毒という難しいお悩みを抱えておられる方々のために、このたびのコラムを執筆した次第です。夢の翼、海殺しXが皆様のパチンコ収支のめざましい向上だけに留まらす、人生の大転換(Drastic Change)をもたらすことを熱願しています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<当倶楽部紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
<ホルコン特集>
<推奨コラム>
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
★末永き幸せの友
Coffee Break
不幸な銀婚式
熱愛の末に結ばれた男女にはある約束があった。
夫「俺たちの末永き幸せのために、ひとつの約束をしてくれ。ここに置いた箱の中身を決して見るな」
従順な妻はその意味を問うことなく約束を守り、四半世紀の月日が流れた・・・
二人が結婚25周年を迎えた日、夫が口火を切った。
夫「もういいだろう、君が真相を知っても。25年も円満な夫婦でいられたんだ。この箱を開けろ」
箱の中には3個の空き缶と20万円近い現金が入っていた。
妻「これはどういう意味?」
夫「約束を守り通してくれた君へのプレゼントだ」
妻「凄い大金ね。でも、空き缶なんて欲しくないわ」
夫「まずは話を聞け。女好きの俺は自分を戒めるため、浮気をするたびに一個の空き缶をこの箱に入れた。箱を缶でいっぱいにしてはならないと自分に言い聞かせた」
妻「浮気は一度だけでも問題なのに、あなたらしいわ」
夫「その寛大さに礼を言いたい」
妻「25年間で3回の浮気ですんだのだから、あなたにしては上出来よ」
夫「俺が環境保全に意識が高いことは知ってるか?」
妻「特にリサイクル運動に熱心だよね」
夫「その通り。あの箱が空き缶で埋め尽くされるたびにリサイクルセンターに缶を持っていって換金した。こうして約20万円の貯金を作ったんだ」
]]>
何気ないホールの日常に潜むホルコンの不気味さ
読者からの要望
当ブログ及び海殺しX事務局便りでは、できる限りリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の生の声を伝えることに努めてきましたが、先日、ホルコン攻略にご関心を寄せる未購入の方より私自身のホルコン体験談を聞かせてほしいとのご要望が届きました。(以下、公式ウェブサイトのお問い合わせフォームに入ったメッセージをお名前のみイニシャル表記に変えて抜粋)
はじめまして。ブログ愛読者のIと申します。リクエストはここからでよいのでしょうか?・・・(中略)次のリクエストは佐々木様ご自身の体験も聞かせていただきたいということです。いつもの説得力ある文章でホルコンの存在を信じるようになったエピソードなどをご紹介いただきたいという希望が自分にはあります。私はたくさんのコラムを通じて、これだけ説得力があるのだからホルコンの当たり誘発はきっと事実なんだろうと思うようになりました。それでも完璧主義の自分は佐々木様の言葉でご自身の体験を語っていただいたものを読んでから海殺しXの購入を検討したいのです・・・(後略)
私が受けた衝撃
ご要望に応えて、20年以上前に私がはじめてホルコン情報を入手して、ホルコンが大当たりを強引に発生させているという事実を我が目で確認するに至った経緯を下記コラムにて公開致しました。
後半部分のかなりのスペースを割いて、素人時代の私がとある筋からホルコン情報を買い、それが都市伝説でもなんでもなく、紛れもなく真実であると確信して、全身が震えた話を赤裸々に綴っています。
大勝ちしたにもかかわらず、嬉しさよりも「こんなことが許されてよいのか!」という憤りやこんな信じ難いことがどのホールでも平然と行われていることに寒気を感じました。
どうやらこの妙な寒気がホルコンの秘密を知った人々を襲う万人共通の衝撃のようです。
今ではホルコンの出玉調整に慣れ切ってしまいましたが、はじめてその事実を目にした時は、まさに人生最大の衝撃体験でした。
誰もが例外なく
昨今は素人のパチンコファンでもホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)を知っている人が少なくなく、「何が衝撃体験だ」と思われる方もいくらでもいらっしゃることを承知の上で、このたびのコラムのタイトルを「あなたの知らない世界」としました。
ホルコンの隠れた機能は信じない人にいくら話しても無駄です。彼らは「パチンコは回るたびに抽選が行われるのだ」と建前にすぎない完全確率論を盲信しています。
しかし、海物語の魚群の秘密とパチンコの不思議でも触れましたが、完全確率論では説明のつかない不可思議な現象がどのホールでも例外なく毎日のように発生しています。
このようなことを疑問に思った人は、インターネットで検索したりしているうちに、遅かれ早かれ、ホルコンの存在を知ることになります。
そして、実際にホルコン攻略法を購入してはじめて「あなたの知らない世界」をまざまざと見せつけられ、かつての私のように、衝撃の真実の前に目を覆いたくなるのです。誰もが例外なく。(ちなみに、ホルコン攻略法は海殺しXに包含されています。詳しくは、海殺しXのテキストブック参照)
隔世の感あれど
ちなみに、私がはじめてホルコンの隠れた機能を知ったのは90年代の頃ですので、まだ一般にはこのような業界のマル秘情報が世間には全く知られていなかった時代でした。(今では公然の秘密に過ぎず、知っている人はいくらでもいますが・・・)
今日、ホールの常連客の何割かは何食わぬ顔をしてホルコンを意識した行動(超強力なスーパーリーチが外れた後にホルコンがつなぐ同グループの台に移動する等)をとっていますが、私がホルコン情報を入手した当時、そのような立ち回りをしている人は皆無に近かったように思います。
杖をついて歩くおじいさんやおばあさんまでが子供や孫に教わったのか、ホルコンがアクティブにしているグループ(グループ構成の見分け方なども海殺しXのテキストブックに記載)の空席に移動したりする光景を頻繁に目にする時代になりました。(通常のホルコン攻略だけでトータル収支をプラスにすることは難しいと思いますが、ホルコンの知識が少しでもあるだけで収支は格段に上がります)
まさに隔世の感がありますが、それでも今頃になってホルコンの秘密を知る人は20年以上前の私と同じ衝撃を受けると断言することができます。
それを裏付けるように、最強攻略法・海殺しXをご購入いただいた顧客の方々から入る最初のご感想は「ホルコンの噂が真実であることがわかって本当に驚いた」というようなメールばかりです。
不思議なことに、最初は腰を抜かして驚かれた方々も何週間も経たぬうちに慣れ切ってしまって、知らぬまに「何食わぬ顔をしてホルコンを意識した立ち回りをする人」に変わります。
まだホルコンの隠れた機能を疑いつつも、好奇心から「あなたの知らない世界」を少しでも覗き見してみたい方は、前出の印コラムを是非ともご高覧下さい。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
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【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
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★幸福の泉を探せ!
Coffee Break
アイルランドの天才劇作家、ジョージ・バーナルド・ショーの名言
「私は自分の生活には能力のすべてを使ったが、自分の作品には才能しか使わなかった・・・」
パチンコ攻略の革命児、佐々木智親の戯言
「私はパチンコの研究には能力のすべてを使ったが、実際の攻略には海殺しXしか使わなかった・・・」
]]>「セット打法に対策が入った」といウソの背景と真の攻略法の実態
反響続々
海殺しX事務局便りに発表した「パチンコに攻略法はない」という大嘘はアップロード初日からアクセスが殺到して、当倶楽部の公式ウェブサイトのお問い合わせフォームを通じて、早くも感想、質問などが舞い込んでいます。その大半は最強攻略法・海殺しXの未購入者からのものです。
質問の中で意外にも多かったのは、パチンコ攻略法に対するメーカー側の対策に関するものでした。そのうちの一通(氏名未記入)を紹介致します。(以下抜粋)
長年、リヴィエラ倶楽部さんのコラムを楽しく読ませていただいています。どの記事もユーモアがあって楽しめます。最近はコーヒーブレークが楽しみで、いつもそこから読むことにしています。コーヒーブレークがない時はちょっとがっかりします。
記事の感想はホームページのお問い合わせフォームから受け付けるという旨でしたので、私も初の米入れをさせていただきます。(筆者註・「米入れ」とは「コメントを入れる」という意味でしょうか)
セット打法否定の記事がありました。昔のことですが、私にはセット打法でだまされたイヤな思い出があります。だまされるたびに懲りるのですが、値段の安いものを見つけると今度は本物かもしれないと思って、まただまされるの繰り返しでした。
10年前に最後の偽物攻略に騙されてからは一度もパチンコ攻略法を買っていません。そのころから「パチンコに攻略法はない」と思うようになりましたが、リヴィエラ倶楽部さんのブログに魅入ってからは、その考えもぐらついてきて、今は海殺しXの購入を検討しています。
その前にお聞きしたいことがあります。海殺しXができたのは今から15年前とのことですが、対策されてはいないのでしょうか? 私がだまされたセット打法を売っている業者は私の抗議に対して「対策が入って使えなくなった」と言いました。私が聞きたいことは、そもそも対策というのは可能なのかということです。対策という話まで嘘っぽく聞こえてしまいます。・・・(後略)
逃げ口上
はじめにご質問への回答ですが、「攻略法が発覚して対策が入った」というのは偽攻略法を販売している人たちの常套句です。
かつては裏ロム台だけに通用するセット打法がありましたが、今ではそのような違法な台は皆無に近いため、「セット打法はない」と断言してもよいのです。
20年以上前はパチンコメーカーのプログラマーの中にも悪い人がいて、自分で儲けるために裏ロムセット打法を作っていた時代がありました。(ホールの店長がお金を貰って裏ロム設置に協力)
当時は妙な出で立ちの客(スジモノ等)がいつも同じ台で遊戯していて、座るとすぐに当てて大儲けしていることを不審に思った経営者もしくは店長の上に立つスーパーバイザーがメーカーにその台を調べさせ、裏ロムを見つけて部品交換、店長を解雇という話も時々伝わってきましたが、裏ロムは作る方もその情報を入手して利用する方も完全な犯罪行為にあたりますので、警察も取締りを強化して、いつのまにか大昔の話になってしまいました。
今、インチキなセット打法を販売している業者(大半は公から姿を消したが・・・)は逃げ口上で「対策が入った」と言い、彼らは「対策が入れば使えなくなります。お急ぎ下さい」というトークで人を騙します。
狡猾な業者は「購入が遅れたために対策が入り使用できなかった時の責任を弊社は負いません」と煽りつつ、「通用しなかった」というクレームに対する言い訳を事前に用意しています。
架空の対策
素人時代、私は 有名なパチプロ集団の名を語り偽攻略法を販売している業者に「対策というのは具体的にどのようなことをするのか?」と質問したことがあります。先方は「台の内部の部品を交換する」と答えました。「有り得ない」と思いました。
パチンコの機種というものは何万台の単位で販売されています。ヒット機種になりますと10万台を突破します。昔、稀にあった裏ロム台の部品交換は発覚した台だけですみます。たいした数ではありませんでしたので、メーカーの人が出張して対処すれば簡単に解決したのでしょうが、全国に出回っている全ての台の部品交換にかかる費用は莫大なものとなります。
下請け業者にやらせるとしても、人件費、出張費、宿泊費、取替え用部品の製造費などを合計すれば何十億円レベルの話です。
まだ偽攻略法がインターネット上に乱立していた頃、売る側は「攻略法が発覚するたびにメーカーは対策を入れる」という真っ赤な嘘をついていました。
今ではほとんど消滅した彼らのウェブサイトにはデパートの商品陳列の如く、当時、ホールに出回っていた機種の大部分の攻略法が網羅されていたものでした。
もしそれらが成功率100パーセントの本物のキズネタであり、対策というものが架空の話でないとすれば、パチンコメーカーは機種が出るたびに何十億円もの対策費が必要となり、年間で何百億円単位の支出を余儀なくされることになります。メーカーの企業規模からしてこんなお金があるわけがありません。
パチンコ攻略法の分類
ここで話を整理します。パチンコ攻略法をシンプルに大別すれば、ざっとこんな分類になります。
◆ホルコン系 最強攻略法・海殺しXの攻略情報の半分はこのジャンルに属します。海殺しXのテキストブックにはホルコンのグループ構成の見分け方や攻略の方法を記載しています。ホルコン攻略法は全機種共通ですが、海物語シリーズに特化した攻略情報を盛り沢山加えています。オプションのカシオペア攻略術には危険領域速攻法、神秘の回転数など通常のホルコン攻略が絶対に教えない一撃必殺の技を含みます。海殺しXの最大の功績は危険領域と神秘の回転数の発見です。
この二大発見はパチンコ攻略史の中で最も光り輝くものと自負しています。他社のホルコン攻略に関しては、似たり寄ったりの印象を受けます。(研究用に幾つか購入。全て購入したわけではないが・・・)ホルコン系の攻略法は総じて信頼できます。(少なくとも研究用に購入したものは全て本物であった)
◆セット打法 ある手順を完了させることにより台の内部にバグを発生させ、大当たりを強制誘発させるという触れ込みの偽情報。全てが嘘と断言できるほど悪質極まりない攻略情報です。
冒頭の印コラムの中で解説していますが、偽攻略法を販売する悪徳業者との対決を専門とする弁護士の活躍により、セット打法を販売する業者はインターネット上からほぼ姿を消しました。
世間の人々が「パチンコ攻略法って本当にあるの?」、「パチンコに攻略法は存在しない」と言う時の大半は、パチンコ攻略法=セット打法という誤った定義でパチンコ攻略法という言葉が使われます。つまり、「パチンコ攻略法はない」という言い方は大間違いであり、「パチンコにセット打法はない」と言い直す必要があります。
現在、公に活動できなくなった詐欺師たちの一部は、一転してパチンコ攻略詐欺被害者救済活動という美名のもとに「被害者の損失を取り戻す」という新たな嘘をつき、小額の着手金などを騙し取る究極の偽善活動を展開中です。
◆その他 ボーダー理論、波理論、変則打ち(大当たりラウンド中、確変中に特殊なハンドル調整をして少しだけ出玉を増やす方法)など無数にあります。嘘ではありませんが、それだけで勝てるものではありません。したがって、無料で入手できるものばかりです。
詐欺師VS弁護士
最近、SNSで偽攻略法(セット打法)の被害に遭った人が詐欺師の手口を告発する投稿をしているのを見かけました。その人が騙されたのは、かれこれ10年以上前のことです。まだパチンコ攻略法詐欺の救済を専門とする正義の(?)弁護士たちが詐欺師撲滅のために戦っていた時代の話です。
「詐欺師と戦う」と言えば聞こえは良いかもしれませんが、これもひとつの商売です。当時はパチンコ攻略法詐欺があまりにも多く、大きな社会問題となっていました。それが一部の弁護士たちにとっては絶好のビジネスチャンスとなったのです。言うなれば、ヘビ(詐欺師)対マングース(弁護士)の死闘です。
昨今は「あなたのクレジットカードの過払い金を取り戻します」という弁護士が蛆虫のように沸いてきました。YouTubeなどでそのような広告を目にしたことのある方は少なくないでしょう。
悪徳弁護士
ここで忘れてはならないことがあります。弁護士の仕事の60パーセントは社会正義の促進に寄与しますが、残りの40パーセントは社会悪を助長するものです。
いつの時代も金稼ぎに熱心な弁護士がいます。商魂逞しい弁護士であっても、被害者を救うことに貢献さえしていれば彼らの存在意義をそれなりに認めることができます。もっとひどいのは悪徳弁護士(離婚ビジネス等)です。
ある日、突然、奥さんと子供が蒸発するという事件が今日の日本に多発しています。これは法的不備を利用した卑劣なビジネスです。しばらくすると、夫は行方をくらました奥さんから内容証明郵便を受け取り、「離婚に応じなければ裁判に持ち込む」と脅されます。
理由は夫のDV(家庭内暴力)などをでっち上げたものが多く、現行法の不備により、これをやられた男性に勝ち目は薄く、しかも、離婚に応じた男性は理不尽な形で愛する子供を失った上に毎月、高額な養育費を払わされる羽目になります。(養育費は所得によって異なるため、高収入の男性がターゲットになりやすい)
法律を悪用する知恵が一般女性にあるわけもなく、その背後には子供の連れ去り(事実上の誘拐)を裏で教唆する悪徳弁護士がいます。
暗黒時代の被害者
これに比べれば、パチンコの偽攻略法の被害者を救済する弁護士は遥かに正義の味方なのですが、「パチンコに攻略法はありません」とウェブサイトに事実に反することを堂々とぶちまげるのは、私どものように真の攻略法を販売する者にとって実に迷惑な話です。(「パチンコにセット打法はありません」と正確に言い改めるべきです)
話が少々、脱線しましたが、今から約20年前から約10年前にかけて、このような暗黒の時代があったということです。
暗黒時代、ネット上には無数の偽攻略法が溢れ返り、最初のうちは偽攻略法を販売する詐欺師たちの独走状態でしたが、次第に金儲けに熱心な弁護士たちが彼らに食らいつくようになり、そのお陰で偽攻略法を販売する業者はことごとく姿を消しましたが、偽攻略法が減りすぎて、今度は弁護士の方が商売にならずに困っているという笑止千万の話です。
騙された人の話
話を元に戻しますが、パチンコ攻略詐欺の被害に遭い、詐欺師の手口をSNSで暴露した人は騙された後、販売元の会社に電話をかけて「効果がなかった」と抗議をしたそうです。
すると、「もう対策が入っちゃったかな。不運でしたね。こればかりは時間との勝負だから仕方ないですよ」と言われた後、別の機種の攻略法を売りつけられたそうです。
この時点で怪しさに気づくのが普通であると思うのですが、ギャンブルに負けた人は負けた分をギャンブルで取り戻そうとする習性があります。冷静な判断力を失って、相手の言いなりになり、別のセット打法を注文してしまったそうです。
紙切れ一枚
当然、この攻略法にもなんの効果もありませんでした。
そもそもセット打法というものは、無意味なセット手順が記された「紙切れ一枚」をとんでもない金額で売りつける悪質な商法です。「先祖の祟(たた)りがあるから不幸の連鎖が断ち切れないのだ」と人を脅して高額な壷を売りつける霊感商法と同レベルの卑怯な商売です。
通常の悪質商法は多少は価値のあるものをその価値に見合わない高額な値段で売りつけます。以前、羽毛布団を催眠商法で売りつける事件が続発した時期がありましたが、問題は異常な価格にあり、商品そのものはわりと高品質なものでした。
霊感商法とパチンコ偽攻略法は全く価値のないものを「価値がある」と偽って売りますますので、もっと悪質な商法です。
寿司と同じ?
さて、またしても騙された被害者が再び抗議の電話をかけると、先方は「何月何日に使いましたか?」と聞いてきたそうです。「○月○日です。攻略法が届いたその日は所要があって打てなかったので翌日、ホールに行きました」と答えると、「それは災難でしたね。実はこれにも対策が入ってしまって、ちょうど○月○日から使えなくなってしまったんですよ。前日に予定をキャンセルしてでも打ちに行けばよかったのに」という図々しい作り話を平然と語ったというから呆れます。
被害者は別の攻略法を売りつけられ、それも効果がなかったので今度は相当腹を立てながら電話をすると「攻略法というのは新鮮さが命なんです。寿司だって本当に美味いのはネタが新鮮なうちだけでしょう。パチンコの攻略ネタも同じですよ」と厚かましいことを言ってきたそうです。
被害総額は30万円以上
「攻略法を三つも買ってどれも効果がないというのはどういうことだ? 本当にこんなに手際良く対策なんてできるのか?」と食らいついたところ、「攻略法を開発している我々と攻略法が発覚するたびに対策を実施するパチンコメーカーのいたちごっこは今日に始まったものではありません。昔から現在に至るまでずっと続いているんです」ともっともらしいことを言ってきたそうですが、さすがにこの期に及んでは、その人も騙されたことに気づき、次に薦められた偽攻略法は買わずにすんだそうですが、気がつけば被害総額が30万円を超えていたと言います。
釣りの名手
詐欺師との最後の会話が傑作です。
先方は普通の人間ではありません。スジモノ、もしくはスジモノとつながりのある特殊な人種です。
懲りずに別の攻略法を売りつけてきたので、「また金を騙し取った後で対策が入ったとでも言うんだろう。もうその手には乗らないよ」と被害者が嫌味たらしく言うと、先方は「我々の攻略法を買う人は対策の恐怖に怯えながら買うんですよ。何度も買い遅れて、購入直後にホールに行っても対策後だったのでお金がパーになったという苦い経験を幾度も経て、何回目かの購入でやっとなんとか間に合って、それまでの攻略法の購入代金を1日で回収してから二日目、三日目、四日目も荒稼ぎしてハッピーエンドという感じですかね。一週間はもたないかな。どんなに対策が遅れても一週間はかからないと思うので。でもお客さん、宝くじを何度買っても一等は当たりませんが、攻略法を買い続ければ、いつかは対策前に使える日が来ますよ」と、またもや「もっともらしい話」で釣ろうしてきたそうです。
インターネットの世界では詐欺を表す言葉として「フィッシングメール」とか「釣り師」というスラングがありますが、私はこの話を聞いて、まさしくこういう連中のことを釣り師という言うのかと合点したものでした。
とにかくカモになりそうな人を見つけては釣って釣って釣りまくるわけです。本来のパチンコ攻略法は勝つ方法、勝つための道筋を示すものであり、「この手順を完了すれば100パーセント当たる」というものではありません。又、成功率100パーセントの大当たり強制誘発打法が存在すれば、世の中の秩序が乱れます。
Cf. パチンコ攻略法の誤った概念を正す!〜本物と偽物との違い
引き金は過去のキズネタ
セット打法が発覚するたびにメーカーが対策を入れるという話の大半は嘘八百です。過去には真のキズネタ事件(プラグラマーの不正=内部犯行)が幾つかありました。必然的にメーカーは対策を余儀なくされました。
しかし、発覚後に迅速に新部品を製造してすでに全国に出回っている何万という大量の台の部品交換をすることはできませんでした。そのため、キズネタの被害に遭ったホールは対象機種にしばらくの間、「故障」もしくは「調整中」という張り紙をして、使用不可にしていました。
このような不祥事が噂で広まったために、一般のパチンコファンも「パチンコにはセット打法というものがあり、メーカーはその対策が必要なのだ」と思うようになりました。
それに乗じる形で偽攻略法を販売する業者が暗躍するようになったのです。
彼らは「メーカーの対策が入る前に大急ぎでご購入下さい」とメーカーの対策を煽りの道具として用いて、「効果がなかった」というクレームには「メーカーの対策が入ったからだ」と言い訳に利用しました。(素人時代の私も幾つかのセット打法を試しに購入して、SNSで見かけた被害者と似たような体験をしているため、この方面の知識に明るい)
キズネタ事件が残したもの
過去に発覚したごく僅かなキズネタ事件は詐欺師たちの偽攻略法を生み出しました。
キズネタ事件が週刊誌などで世に広まったために、キズネタを模索する人々を生み出し、彼らの目には偽攻略法(セット打法)がキズネタに見えたということです。
その後、社会正義を振りかざす「燃える商魂」の弁護士たちが詐欺師たちの大半を撲滅しました。
今度は虚偽を語ってはいけないはずの弁護士が「パチンコに攻略法はない」という大嘘をつくようになりました。
恐らく悪意はないのでしょう。彼らは本当に全てのパチンコ攻略法はイカサマであると信じているのかもしれません。
しかし、セット打法のことを「パチンコ攻略法」と表現するのは由々しき事態です。
過去のキズネタ事件は「労せずして金儲けをしたい」という不労所得願望の強い人々の妄想を膨らませ、本来であればセット打法だけが糾弾されなければならないのに、正当な攻略法までが存在しないという誤認識を人々に植え付ける結果をもたらしました。
基本的に対策はない
又、未だにセット打法の存在を信じている人々の間では「パチンコ攻略法は新鮮さが命」という風聞が信じられており、それはメーカーが攻略法に対策を講じるという過去に数えるほどしかなかったキズネタ事件がベースになっています。
前述したように、パチンコ攻略法にもいろいろな種類があります。
ホルコン攻略に関して言えば、次に当たる台を予想して、その台に座るだけですので、ホールが対策を用意することは不可能ですし、台の欠陥とは無関係なことですのでメーカーは「我関せず」です。
何日も不調サイクルから脱することのできなかった台を「そろそろ爆発する頃に違いない」と想定して打つ単純な攻略法も同様です。そんな稚拙な戦術だけで勝てるほどパチンコは甘くはないのですが、そのような台がいつかは好調台に化けることは事実です。(サイクル及びサイクル変換の秘密に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
しかし、それはデジパチのどの機種も好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルがランダムに変転する仕組みに設計されているのが原因であり、それが製品の仕様である以上、対策など無意味(不要)です。そもそも対策そのものが許されません。(検定通過後の仕様変更は違反)
今後も恐らくは「ない」
もちろん、今後、全く対策が行われないとは言い切れません。メーカーのプログラマーの仕組んだ内部犯行が再び表沙汰になれば、メーカーはホールに対する責任を逃れることはできませんので、昔のようになんらかの手は打つでしょう。
しかし、そのような犯罪は滅多に起こるものではなく、今後、何十年にわたって、そのような事件が全く起きなくても少しも不思議ではないのです。ましてや「パチンコ冬の時代」と呼ばれて久しい昨今、不祥事を起こせば、企業生命にかかわりますので、どのメーカーも従業員の不正には神経を尖らせています。
抱腹絶倒のVシネマ
以前、パチンコ攻略法を主題としたVシネマがありました。私が腹をかかえて大爆笑したのは最後のシーンでした。
二枚目俳優がダブルのスーツを着て、両手をポケットに入れて螺旋階段をゆっくりと歩きながら現れ、極悪パチプロに「セット打法を編み出すことはできても、人の心まではセットできなかったようだな」と気障な台詞を吐くのですが、格好良いはずの言葉が滑稽極まりなく、笑いが止まらなかったことを覚えています。
映画の中ではセット打法が存在するように描かれていますが、実際は人々の妄想にすぎません。しかし、セット打法は映画のストーリーとは裏腹に人々の心をセットしてしまいました。
今でもセット打法を信じている人々はセット打法が見つかるたびにメーカーが対策を施すと信じています。無知な人々の心をこのようにセット(固定)して、「攻略法は新鮮さが命」という神話を生み出しました。
攻略法の帝国
長い歴史を誇る帝国ホテルは文句なしに日本一のホテルです。設備においても、サービスにおいても、新しくできたどのホテルにも負けません。
海外から国家元首や要人が来日する時、日本政府が指定する宿泊先は限られています。その中でも最も頻繁に使用されるのが帝国ホテルです。
セキュリティーの面でも日本一のホテルですが、客室もホテルに付随するレストラン、喫茶店も最高級というテーマで統一されています。古いからボロボロというわけではなく、常にメンテを怠らず、ピカピカの外観と最上級の居心地の良さを保っています。
帝国ホテルの歴史には足元にも及ばない当倶楽部ですが、2022年現在で15年の歴史を持つ当倶楽部はパチンコ攻略法を販売する業者の中では老舗に属します。
Cf. リヴィエラ倶楽部が15周年
今後も私どもはリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様に信頼される団体を目指して前進を続けます。門下生の皆様に「最強攻略法・海殺しXこそ日本一のパチンコ攻略ノウハウである」と言わしめるべく改良を重ねてまいります。
私どもの野望はパチンコ攻略帝国を築き上げることです。すでに帝国の基礎はできており、後はより高みを目指すのみ。これを門下生の皆様と共に成し遂げます。
15周年の節目にあたり、目には見えない偉大な帝国の繁栄のために力を貸して下さった門下生の方々に心より感謝の意を表します。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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<好評の大嘘シリーズ>
<最新人気コラム>
<アクセス爆発>
★夢と希望を乗せて未来へ・・・リヴィエラ航空
Coffee Break
「ジャンボ機内にて」
乗客「この飛行機が墜落する確率はどのくらい?」
スチュワーデス「10万分の1以下です。どうぞご安心下さい」
乗客「その程度の数字ではとても安心できないな」
スチュワーデス「それではお客様が当機をハイジャックして下さい」
乗客「?」
スチュワーデス「飛行機がハイジャックされて、しかも墜落する確率となれば1000万分の1以下になります」
]]>
胸がときめく絶妙のスペック! 攻略のポイントはここだ!
大人気機種の復活
今、パチンコファンが集うネット上のコミュニティーでは、平和の新台、Pルパン三世 消されたルパン2022の話題で持ち切りとなっている。2013年に12万台突破の大記録を打ち出したCRルパン三世〜消されたルパン〜の復刻版ということで全国のルパン3世ファンが2022年10月3日の導入日を待ち焦がれている。
9年前、はじめてルパンがホールに登場した時は人気がありすぎて、なかなか空席が見つからなかった。まるで一時期の海物語のような状況を呈していた。爆発した時の爽快感、スピード感が他機種を引き離していた。
令和の時代に甦る伝説の名機のリバイバルは、前作の良さをほぼ踏襲した上で確変中の消化スピードを上げ、さらにカスタマイズなどの新機能が加わった。GOLDEN TIME中の大泥棒モードはメーカー(平和)自慢の新趣向。バリエーション豊かな演出を通じてボタンを獲得して、沢山獲得するほど大当たりの期待感が高まる。確変突入率、継続率ともに84パーセントと確変ループタイプの機種としてはかなりの高率に設定されている。
スペック紹介
まずはじめに、Pルパン三世 消されたルパン2022の全体のスペックを見てみよう。
▼大当たり確率:1/319.6(確変時1/38.5)
▼GOLDEN TIME突入率:約84%
▼GOLDEN TIME継続率:約84%
▼電サポ回数:20回 or 40回 or 60回 or 次回まで
▼賞球数:1&3&4&10&15
▼ラウンド:2R or 4R or 6R or 8R or 10R
▼大当たり振り分け
<ヘソ>
10R確変(電サポ次回まで):1%
4R確変(電サポ次回まで):68%
2R確変(電サポ次回まで):13%
2R通常(電サポ20回):14%
2R通常(電サポ40回):3%
2R通常(電サポ60回):1%
<電チュー>
10R確変(電サポ次回まで):50%
8R確変(電サポ次回まで):4%
6R確変(電サポ次回まで):8%
4R確変(電サポ次回まで):9%
2R確変(電サポ次回まで):11%
2R通常:(電サポ20回):14%
2R通常(電サポ40回):3%
2R通常(電サポ60回):1%
考察
このスペックの場合、好調台は確変で当たった後、あるいは、非確変で当たって一瞬、打ち手を失望させてから時短中に確変で当たった後、10ラウンド当たり中心の多連荘に発展するか、10ラウンド当たりの乱発を避けた出玉の少ない当たり(2R、4R)が中心の大連荘(15連荘以上)が見込まれる。
確変中の10ラウンド当たりの頻度の他に8ラウンド当たりの頻度も重要である。過去の類似スペック機種から言えることは、低い振り分け率に抑えられている良い当たりが頻繁に出る台は好調サイクル台の可能性が高いということである。(サイクル状態とサイクル変換の秘密に関しては、最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)
盲点になりやすいは、電サポ60回付きのの2ラウンド通常当たりの意義である。これも過去の類似スペック機種から言えることであるが、サイクル状態の良い台が一時的不調に喘いでいる時にこのような当たりが発生する。
「良くない当たり」には違いないが、同じ2ラウンド当たりでも僅か1パーセントの振り分け率の当たりを勝ち得たことに意義がある。
好調台の一時的不調を説明すれば幾らか専門的な話となる。他のコラムでも時折、触れているように、現代のパチンコはホルコン(ホールコンピュータ)で出玉制御されているからである。
好調台が苦しむ理由
好調台にも一時的に伸び悩む時期がある。それは出すぎた後の小休止であったり、まだまだこれからという段階で連荘が継続せずに振り出しに戻る展開であったり、様々なケースがある。ホルコンの動きが手に取るようにわかるプロ級の打ち手であればすぐに原因が究明できるが、好調台の停滞には主に二つの要因がある。
一つはホルコンが繋ぐ同じグループの台と関係がある。一つのグループに複数の好調台が存在する時、ホルコンがそのうちの1台を可愛がり、残りの好調台にはご挨拶程度の礼儀しか示さないことが頻繁にある。大抵の場合、はじめに優遇された好調台が腹一杯の出玉に満足した後、取り残された好調台にもチャンスが訪れる。しかし、はじめに優遇された好調台が活躍中の時はその他の好調台の勢いが押さえつけられることが多い。(稀に一つのグループの好調台が同時期に、2台、3台と爆発することもあるが、このレア現象が発生した場合、他のグループの台は壊滅状態となる)
もう一つのケースはグループの力が落ちている時である。ホルコンはサイクル状態の良い台が複数含まれるグループ、稼働率の高いグループを好むため、その両方の条件を満たしたグループの力は強大となる。
このような強大なグループが生まれて大暴れすると、その皺寄せは他のグループに及んでしまう。他のグループの台は好調サイクル突入中であっても、台の実力に見合わないハマリに喘いだり、台の実力に見合わない結果(単発当たりで終わる、連荘数が足りない等)に甘んじることになる。又、強大なグループであっても、グループ全体で出し過ぎた後やグループとして単発当たりを連続して出した後に一時的な不調に苦しむ。
アドバンテージ
明らかに好調台の挙動を示していた台が急失速したり、停滞している時に「せめてもの救い」が伴った「良くない当たり」が発生しやすい。
Pルパン三世 消されたルパン2022の場合、電サポ60回付きのの2ラウンド通常当たりがそれにあたる。本来は連荘がもっと続かなければならない好調台が不覚にも本来の実力を出し切れずに連荘が終了してしまう場合、最後の当たりがこれになるケースは多いはずである。又、通常時に当たっても確変にはならず、「躍進の時期はしばらくお預け」というような状況でもこの当たりで打ち手をいくらか慰めることになろう。
ミドルの場合、好調台でも再度の初当たりには200回転前後を要するのが普通であることを考慮すれば、「電サポ60回転以内に当たらなければ、後は140回転前後、お金を使って回して下さい」という意味に解釈できる。しかし、電サポ20回転、40回転と比べれば、少しは「お得な感じ」がする。
好調台というものは、このようなアドバンテージをあらゆる場面で打ち手に与える。爆発する時は「今までこんなに出たのに、またマックス当たりかよ!」と打ち手を興奮させ、連荘が長続きしなかった好調台は時短が終わってからすぐに確変で当たり、「先程の低パフォーマンスはご愛嬌です」と台が丁重にお詫びをしてくれる。同様に、上述の事情により好調台にも気前良く出玉を放出できない時は「今はこのくらいの気遣いしかできませんが、勘弁して下さい」と電サポ60回転付きの2ラウンド通常当たりが与えられる。
順番待ち
もっとも、どうしようもない台はこのような当たりの後にも深くハマるが、好調台の場合は「今はご辛抱下さい。然るべき時期が来た時はあなた様を支援しますから」とホルコンが語っていると解釈してよい。
自民党の総裁選で派閥の領袖から「今回はあいつに首相をやらせる。おまえはその次だ」と言われて立候補を断念する新進気鋭の議員をイメージしていただきたい。次期総裁の座が確約されていれば我慢もできる。パチンコもグループ内に総裁クラスの実力者(台)が複数存在する場合は順番があり、不幸にも順番待ちになってしまった好調台には「不幸中の幸い」というアドバンテージの中では最低のものが与えられるわけである。
したがって、「まだ時が来ていない好調台」はふんだんに休憩をとりながら(回し過ぎによるサイクル転落を防ぎ)虎視眈々とチャンスを窺う作戦を採択するしかない。
このような台を当てて、一気に大量の出玉を獲得するには、海殺しXのオプション、カシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法を積極果敢に使用する必要がある。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQも参照) 打っている台が好調サイクル台であることが確実であれば、危険領域速攻法を何度か試して全てが不発に終わることは滅多にない。気長に構えていればよい。
安全勝ちが狙える
好調サイクルに入っている台は単発当たりの2連続、3連続がない限り、滅多にハマることはない。
しかし、確変割合が50パーセントに近い機種(初期の頃の海物語等)が一般的であった時代はプロでも好調台が見抜けず、よく判断ミスを犯していた。当時は好調台でも時々単発当たりが続き、小ハマリを経て爆発というパターンも少なくなかった。単発当たりが連続したために「有望な台ではない」と判断を誤り、その台を捨てたがために、他人に取られて爆発を許す凡ミスをプロでもやらかしていた。
しかし、昨今は機種のトレンドも変わってきて、確変割合が高い機種が多い。Pルパン三世 消されたルパン2022も確変割合が80パーセントを超えているため、このような判断ミスは起こりにくい。この機種は自分が打っている台が果たして勝てる台なのかと疑心暗鬼にならずにすむ。安全勝ちが狙えるという点で当倶楽部はリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)の皆様にPルパン三世 消されたルパン2022の攻略を推奨する。
悪い台から逃げろ
このスペックで初当たりが2連続、3連続で単発になる台はかなりの高確率でサイクル状態の優れない台である。甘デジであれば、当たりのペースが速いのでサイクル好転の可能性に望みを繋ぐこともできるが、ミドルの場合は無謀な勝負は避けた方がよい。
単発当たりの2連続、3連続を出した台はどこまでハマるかわからない。初心者は手を出さない方が賢明である。(そういう台の当たるタイミングが見抜けるベテランの海殺しXユーザーは打ってもOK) この機種は初当たりが確変で来て当たり前なのである。(確変でなくても時短中に確変で当たればよし)しかし、たいしたことのない台(通常サイクル台)はせいぜい5〜6連荘で撃沈してしまうことが目に見えてる。7〜8連荘したとしても、2ラウンド当たりばかりであれば、ろくな出玉にならない。不出来なパフォーマンスが連続した場合はすぐにそのような台からは逃げよう。(好調台でも不出来なパフォーマンスを出すことはあるが、2回、3回と続くことは滅多にない)
出玉も重要
この類のスペックでは連荘数だけでなく出玉の量にも注目する必要がある。一つの目安として、初当たり一回につき最低でも6000個の出玉があるかどうか注目しよう。
6000個以上出せれば合格、6000個未満であれば不合格と覚えれば簡単であるが、6000個未満でも終了直後に再び確変で当たり、2回の初当たりの合計で10000個以上の出玉をもたらす台はまだ期待が持てる。深追いしてはいけない台は、初回の初当たりで6000個未満→300回転前後で2回目の初当たり→再び6000個未満というような大当たり確率から考えて順調ともハマリとも言い難いインターバルを挟んで当たり、かつ2回の当たりとも不甲斐ないパフォーマンスで終わってしまった台である。このような台がのちに爆発することもあるが、それは「すぐ先の未来」ではなく「遥か彼方の遠い未来」であることが多い。普通はその後にハマるので十分に注意されたい。
オマケ当たりの正体
又、時短中に非確変の当たりを出す台にも警戒しよう。(最悪のパターンは非確変で当たってその時短中に再び非確変で当たって2連荘)Pルパン三世 消されたルパン2022に限らず、確変ループタイプの機種で時短中に確変以外の当たりを出す台は要注意である。
爆発台でも最後の当たりが時短中の単発ということはよくある。これは企業にたとえれば、定年退職する人の最終出勤日に花束が贈呈されるようなものである。最後のオマケと言ってもよい。これからハマリに向かう元好調台への餞別とも言えよう。少し前に大量出玉を獲得した台が再び当たり、数連荘の最後が時短中のオマケ当たりであった場合、それでもって好調期終了となりやすい。
それまでのパフォーマンスが冴えなかった台に時短中のオマケ当たりが発生するケースも同様に警戒が必要である。これは企業にたとえれば、次の人事異動で閑職に追いやられる予定の人の直前の賞与がいつもより心持ち多いという会社の温情である。前述の如く、このようなオマケ当たりが60回転電サポ付きで発生すれば、まだ挽回の余地があるが、電サポ20回転であれば、当分の間、冷や飯を食わされる前触れと見て正しいことが多い。最後の時短を海殺しX流に観察して、継続プレーか台移動かの決断を下していただきたい。
時短中の挙動にも注目
時短中にノーマルリーチの次にスーパーリーチが来るパターンの連続リーチ、あるいは、2連続以上のスーパーリーチが出て当たらないという現象がしばらく当たらない台には発生しやすい。
Cf. 【海物語シリーズ】連続リーチが意味するもの【パチンコ攻略】
(海物語以外にも通用する攻略理論。連続リーチで良いパターンは「スーパーリーチ→ノーマルリーチ」の2連続リーチのみ)
悪いパターンの連続リーチが何度も発生した台は時短終了後に台から離れても後悔することは少ない。見込みなしの台にはルパンのように「あーばよ」と別れを告げよう。
モデルは海物語
ところで、リリース前の機種をここまで断定的に評論できるのにはわけがある。
2010年以降に出た機種の大半は(極端に独自性のあるスペックの機種を除き)海物語の内部プログラムを下敷きにして作られているからである。それ故、海物語シリーズの諸法則が他機種にも応用可能となる。海物語を専門とする我々にとっては有難いことである。(海殺しXユーザーも然り)
1999年から2007年までの間、海物語シリーズの人気は群を抜いてた。半数近くの台が海物語で埋まっていたホールも珍しくなかった。同業他社が海物語のゲーム性を研究して、その手法を真似るのは当然のことである。
新台開発はSEOと同じ
「そんなことはない」と反論される向きも少なくなかろう。「この機種と海物語とではゲーム性が全然違う」と仰りたい気持ちはわからなくもない。しかし、演出等の見た目の違いがあるだけで本質は同じである。
ご自分のウェブサイトをお持ちの方であれば、常にSEO(検索エンジン最適化)と向き合われているはずである。SEOとは、単純な言い方をすれば、検索で上位に表示されるための記事の書き方である。いくら素晴らしい記事を書いても、それが検索でヒットしなければ意味がない。検索エンジンに評価されやすい文章の書き方やコンテンツの構成というものがあり、個人の趣味のサイトはともかく、商業サイトは例外なくSEOを意識した作りになっている。
昨今は芸能記事でも、スポーツ記事でも、最初に目次があり、文字上をクリックするだけですぐにその項目に飛べるようになっている。このような配慮が「読者に親切」とグーグルの検索エンジンに評価され、その記事はグーグル検索にインデックスされ、他の評価ポイントも高ければ高順位が得られる。
たとえば、「海物語 一発告知」というキーワードでグーグル検索をかければ、(日によって多少の順位の変動はあるが)私の執筆した海物語シリーズ攻略のための「一発告知」学が1ページ目のトップに表示される。これはグーグルのAIがこの記事は「読者のニーズを満たしている」、「読者に読みやすい構成になっている」と高く評価したからにほかならない。(文章自体は上手と言えないが・・・)
自慢はさておき、誰もが自分の書いた記事を検索上位に表示させることを画策するため、必然的にどのサイトも記事の書き方やコンテンツがグーグル好みのものに偏ってくる。その結果として、今では多数の人々の目に留まる記事には例外なく目次が付されている。又、検索で上位に進出する記事はニュースソースを明示して、グーグルの評価基準の一つである「信憑性」を満たすことに努力している。記事の分野は違ってもSEOの手法は全く変わらない。
パチンコの新機種開発は、検索エンジンではなく、客に評価されることを目的としている。したがって、検索上位記事の書き方を皆がお手本とするように、確実に客を喜ばせる海物語シリーズのゲーム性を同業他社は真似る。
海物語は心理学に長じる
時短中のオマケ当たり(単発)を手放しで喜べないケースが多いという傾向は、今では大半の機種に共通したものとなっている。そもそもは海物語のメーカーであるSANYOが「心理学」の達人であることが発端なのである。
パチンコで気持ち良く持ち玉を増やしていけるのは好調サイクル台(特にホルコンがアクティブにしやすいグループの中にある好調台)に限られる。しかし、通常サイクル台の中には、良い遊び台というものがあり、ずっと打っていれば最終的には負けてしまうが、良い時に当てて、良い時にやめればそこそこの利益が出せる。
たとえば、最初は2連荘で終わってしまったが、時短終了直後に再び確変で当たり、それも2連荘で終わったと思いきや、その後の時短で単発当たりが追加され、2連+3連で実質5連荘に近いというような展開である。好調サイクルに入っている台であれば、この倍は出せるところでも、台は実力相応のパフォーマンスしか示せない。
しかし、同じ出玉(5連荘弱相当分)を放出するにしても、最初に確変ワンセットで終わらせて打ち手をがっかりさせた後、時短終了直後に再び確変で当たるという一見、好調台のような挙動で打ち手を興奮させるのは海物語の良い遊び台に見られる典型的なパターンである。
プロは二度目の初当たりがワンセットで終わった時点で台のサイクル状態(真の実力)を見極める。しかし、普通の人は確変ワンセット×2を「単発一回で終わるよりはずっと良い」とむしろ肯定的に捉える。さらに、時短中にワン・モア・プレゼント(単発当たり)までもらえば、少しは得をした気分になる。
花の都、パリのサロン・ド・テでモンブランとアフタヌーンティーで寛いでいると、マスターがやってきて、小声で「サービスです」と呟いて、小さなレモンタルトをテーブルに置いてくれたようなものである。このような人身掌握術を駆使するSANYOの手口は、もはや海物語の専売特許ではなくなっている。今では他社のどの機種も海物語の二番煎じのようになっている。
ちょっとだけ喜ばせるのはダメ
結局、客をちょっとだけ喜ばせる台を過信してはいけないということである。良い遊び台は一瞬、好調台と見誤るような動きをすることもあるが、良いことが長続きしないために馬脚を現す。
もう一つ、海物語シリーズの偽好調台の例を示そう。
最大のセールスポイントである魚群が外れてうなだれていると、魚群の出ない普通のスーパーリーチが確変で当たってくれることがある。しかし、大抵の場合、こういう当たり方では多連荘は期待できない。
しかし、魚群が外れてショックを受けた打ち手はその当たりを「もうけもの」と感じる。そのために2〜3連荘で終わってもそれほど気分を害しない。このような心理操作も海物語シリーズのオハコである。
似たようなことにご用心
では、このような知識を如何に応用すべきであろうか。
Pルパン三世 消されたルパン2022には歴代のルパン3世シリーズ同様、各種ゾーンが搭載されている。不二子ゾーン、超不二子ゾーンなどは十分に当たりが狙えるが、仮に超不二子ゾーンで当たらなかったとしよう。
不二子ゾーンで当たらないのはともかく、超不二子ゾーンでも当たらないというのはとんでもないことである。通常、このような台はしばらく干される運命にあるが、時にはほどなくして当たることもある。しかも、超不二子ゾーンで当たらなかったにもかかわらず、不二子ゾーンよりも信頼度の低い大泥棒ゾーンで当たるというようなどんでん返しで。
意外な当たりに過度な期待は禁物
これが海物語で言うところの魚群で当たらず、なんでもない普通のスーパーリーチで当たる現象である。リーチアクションは似て非なるものであるが、中身には大差がないのである。ルパン3世シリーズは海物語をかなり意識して開発されている。このような意外性のある当たり方に過度の期待を抱くべきではない。(ちなみに海物語シリーズで意表を衝く当たり方をした時は70パーセントが期待外れで終わる。残りの約30パーセントは法則破りの絶好調)
通常、当たる台というものは、手始めに儀式の如く信頼度の低いスーパーリーチを出す。そして、徐々に発生するスーパーリーチの信頼度が上がっていく。クライマックスを迎えた時に「決め手」級のスーパーリーチ、すなわち、十分に当たりが期待できる強烈なインパクトを伴ったスーパーリーチで当たる。
好調台の場合はその途中プロセスが大幅にカットされることが多い。このようなゲーム性も海物語から他社に広まっていった。
毎回のようにスーパーリーチのランクアップで最後に当たるパターンでは飽きられてしまうため、意表を衝く当たり方も海物語には初期の頃からプログラミングされていた。今ではこういう細かいところまで他社に真似られているのが実情である。
6R当たりに惑わされるな
他に気をつけることといえば、連荘中の6ラウンド当たりに喜んではいけないということである。大当たりラウンドの種類が豊富な機種に共通して言えることであるが、最も一般的な当たりよりはいくらかマシな当たり(この機種では6R当たり)というものは悪い台を慰める時に使われる常套手段である。
もちろん、絶好調の台にもそのような当たりは何度も発生する。しかし、そんなもので打ち手を喜ばせようとはしない。
サイクル状態の優秀な台というものは、マックス当たりや2番目に良い当たり(この機種では8R当たり)が理論値の2倍、3倍の率で発生するか、出玉の少ない悪い当たりが中心であっても、要所要所にマックス当たりや2番目に良い当たりを出す。しかも、連荘が簡単には終わらない。
Pルパン三世 消されたルパン2022のスペックで連荘中は50パーセントの振り分け率に設定されているマックス当たり(10R)が1〜2回しか出ず、2ラウンド、4ラウンドの当たりが中心で5〜6連荘で終わった台はその時点では好調台とは言い難い。
10連荘未満の場合は出玉量で判断すべきである。最低でも6000個は出さなければ、その台にいつまでもしがみつく必要はない。
偽装時短
Pルパン三世 消されたルパン2022には確変が終わったと見せかけて実は確変状態が継続している偽装時短がある。(潜伏確変の一種)
確変終了、時短(リベンジChance)突入と思わせて、その時短が「偽装」であれば、電サポの規定回数が終わってからめでたくもGorlden Timeに復帰する心憎い演出が仕組まれている。
このようなドラマティックな出来事が好調台は何度も起こる。
「まだ十分な出玉を獲得していない好調台の連荘が終わったように見えて、実はまだ終わっていなかった」とか「ある程度、満足のいくレベルの出玉を出した好調台の連荘がやっと終わったように見えて、実はまだ終わっていなかった」というタイミングで好調台の偽装時短は発生しやすい。
好調台を手離すな
したがって、偽装時短の有無も台のサイクル状態を見抜く一つの材料となる。Pルパン三世 消されたルパン2022は確変突入率、継続率ともに高いお宝機種であるので、好調台を迂闊に手放さないことが勝利への近道となる。
ホルコンに愛されている強いグループの好調台は、ミドルでも(ハマリを経ずに)初当たりの3回は楽に獲得できる。グループ内の他の台の気の利いた動き(前出の危険領域速攻法を使える状態にしてくれる等)に助けられれば、ハマリなしの好調数珠連で4〜5回の初当たりが入ることも珍しくない。
このスペックの場合、好調サイクル突入中の台は初当たりの大半はが確変であり、しかも連荘継続回数も普通の確変ループタイプ機種よりも遥かに良い。好調台を捕まえた後はサイクル落ちするまでの間、グループの力さえ強けれ何度も初当たりが入る。
したがって、この機種で確実に勝つためには、自分の台が好調サイクルに入っているかどうかを台に起こる諸現象を通じて見極める必要がある。偽装時短が何度も発生する台は高確率で好調サイクルに入っている。
もちろん、偽装時短はくだらない台を喜ばせるための手段としても使われるが、サイクル状態の悪い台は偽装時短で打ち手を喜ばせた直後に連荘が終わってしまうことが多い。ここが好調台との相違点であると覚えておこう。
没個性の時代
このようなことも類似スペック機種からの類推ですぐにわかってしまう。今の時代はどの機種にも個性がない。
昔はメーカーによってゲーム性にかなりの違いがあったが、既述の如く、各社が海物語の真似を始めたため、ゲーム性が画一的になってきた。ネット上の記事の書き方や構成がSEOを意識して画一的になっているのと同じである。
しかし、これは朗報である。幾多の法則や傾向を知っている人は、別の機種を打つ時も、新台を打つ時も、大体は応用が利くからである。
ハマリ後に当たった台も狙う
応用が利くといえば、ハマリから当たったものの、たいして連荘が伸びずに捨てられている台を拾うという戦術がある。(攻略初心者が好む方法)
直近のパフォーマンスが最悪で大ハマリから抜け出してやっと当たった台が5〜6連荘で終わり、浅い回転数で放置されていれば、(必ずしもサイクル状態が好転しているとは限らないが)拾って打ってみる価値が十分にある。
特にPルパン三世 消されたルパン2022で好調変換が実現しながら、不運にも最初の初当たりが数連荘で終わってしまった場合、ここからが本番であり、最初の数連荘はビッグイベントの前夜祭にすぎない。
こういう台を拾った場合、直前まで誰かが打っていた場合はすぐに打たない方がよい。前の人がずっと打ち続けて当たらなかった台を前の人の後釜となって休みを入れずにすぐに打っても普通は当たらない。
最低でも5分か10分、台を寝かせて、その間にホルコンがその台のグループをアクティブにして、寝かせている台を当たり番(ホルコンが次に当たりを予定する台)に選ぶことを期待しながら休憩をとる。
ホルコンはつい先程まで打たれていて、今は空き台となって台を当たり番にしやすい傾向があることを忘れずに。
秋の夜長に
最近、当倶楽部は2022年の秋の新台にスポットライトを当てている。
当ブログでは、【97.8%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】、『バーストエンジェル』の新台はRUSH突入率100%、継続率93%【攻略】の特集を組んだ。
最強攻略法・海殺しX事務局便りでは、【出玉注目】戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱の攻略、宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】を発表し、リヴィエラ倶楽部・青い鳥の詩では、【PA新海物語】電光石火の攻略法を紹介した。海殺しXユーザーが勝ちやすい機種をミドル、ライトミドル、甘デジからピックアップしたつもりである。
いつしか夏の匂いも消え失せ、ひと雨降るたびに秋の深まりを感じる季節になった。ガッツのある方は快適で涼しい夜を重ねながら上記のコラムを一つひとつ熟読していただきたい。いずれも要点を絞って綴っている。
パチンコは確固たる攻略知識を習得して、勝ち方の要領さえ覚えれば、いつでも簡単に小遣い稼ぎができる便利なものである。
一部の人々はパチンコ依存症を患い、財産を極限まですり減らしてしまうが、リヴィエラ門下生の大半はパチンコを蓄財の手段に変えている。
この「小さな奇跡」がコロナ禍で苦しむ一人でも多くの人々の不幸を救い、明日への活力となることを願ってやまない。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
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★「明日も生きてみよう」と思う「何か」を探しに・・・
(「世界一美しい都」パリのシャンゼリゼ通り)
]]>★夢のスペックをホルコン講座付きで解説
元祖甘デジ爆裂機
豊丸産業はパチンコ新台、PバーストエンジェルEX 99ver.のリリースを発表した。ホールへの導入日は2022年11月7日を予定している。
2008年、甘デジ黎明期に登場した初代バーストエンジェルは高継続甘デジの先駆者となり、昨今のトレンド、ラッシュ機能搭載・爆裂機への道を拓いた。
今回の新台も元祖爆裂機ならでは斬新なスペックでパチンコファンを度肝を抜く。
シンプル志向
近頃は甘デジのジャンルが拡大して、複雑なスペック(STタイプと確変ループタイプの混合、小当たり機能、遊タイム等)の機種が多数誕生しているが、PバーストエンジェルEX 99ver.は敢えてその逆を行くシンプル志向でその真価を世に問う異色の機種と言えよう。
現時点では詳細部分が不明であるが、すでに公に発表されているスペックは以下の通り。
PバーストエンジェルEX 99ver.のスペック
▼大当たり確率 99.9分の1
▼RUSH突入率 100%
▼RUSH継続率 93%
▼出玉 約100個
▼大当たり振り分け
(初当たり時)
RUSH100%
(RUSH中)
RUSH継続93% RUSH終了7%
※但し、RUSH継続93%には出玉なしの継続4.9%を含む
スペック所感
出玉(100個)の少なさの代償をラッシュ突入率とラッシュ継続率の突出した高さに求めた形となっている。
ラッシュ機能の付いた甘デジはラッシュに突入するまでのハードルが高く、それを突破した台だけが夢のような大連荘に発展する、というのが甘デジ高継続機が出始めた頃のコンセプトであった。
しかし、最近はメーカー側も工夫を凝らしている。どのメーカーも何かを犠牲にしてラッシュ突入率やラッシュ継続率を上げることに躍起になっているが、豊丸産業は出玉を最小限に抑える代わりにラッシュ突入率100パーセント、継続率93パーセントという夢のスペックを実現させた。
プレミアムフラグも搭載
夢のスペックとは言えども、4〜5連荘で一般の甘デジの単発当たりと同等の出玉しか獲得できない。一般の甘デジの10連荘に相当するパフォーマンスはPバーストエンジェルEX 99ver.では40〜50連荘ということになる。
「いくら継続率が90パーセント以上でも、40連荘、50連荘は好調台でも難しすぎるでは?」と考える人を納得させるために、PバーストエンジェルEX 99ver.にはプレミアムフラグというものが用意されている。(初当たりの10.2パーセント) そして、プレミアムフラグで当たった台にはSHOTGUN BONUSが与えられ、ラッシュ3セットが獲得できるというシンプルかつ一点豪華主義に勝負をかける。
考察
以上のスペックから明らかに言えることは、好調サイクル台(サイクル状態とサイクル変換の秘密に関しては、最強攻略法・海殺しXのテキストブック参照)は初当たりの10.2パーセントにすぎないプレミアムフラグを初当たりの20〜30パーセントの割合で引きやすいということである。
たとえば、好調台が最初の初当たりで10連荘したとする。このスペックで10連荘というのは平均的な連荘数にすぎない。
通常サイクル台であれば、ここから少しはハマるのが通例であるが、好調サイクル台は10連荘が終了してまもない頃に再度の初当たりがすぐに発生して、今度はプレミアムフラグで当たって爆発・・・・というような進展が予想される。
もう一つの注目点は出玉のないラッシュ継続が発生するタイミングである。
過去の類似スペック機種の傾向から断言できることが一つある。出玉なし継続の後にラッシュが終わってしまう台の大半はその後、しばらくの間は期待できない。逆に「出玉なし継続」が出た後も順調に当たり続ける台は有望であることが多い。
特に好調サイクル台はカシオペア攻略術が教える危険領域に突入した時に、一時的不調の証拠として、このような不愉快な現象に見舞われることがあるが、危険領域に入った途端に連荘が終了してしまうことも珍しくない普通の台とは違って、不愉快な現象が「この程度のこと」(出玉はないとはいえ連荘は終わっていない)ですむのも好調台の特徴である。
台のロムの強さを測る
どの機種を打つ時も「嬉しいこと」と「不愉快なこと」に注目すれば、自ずから台の実力(サイクル状態)が見えてくる。それは如何なるスペックの機種にも共通する普遍の真理である。
「嬉しいこと」と「不愉快なこと」はスペック特有の「長所」と「短所」に置き換えてもよい。
PバーストエンジェルEX 99ver.の場合、真っ先に目に飛び込む短所は一回の当たりの出玉の乏しさである。大半の機種には、比率としては少なくても、10ラウンドで出玉1000個というような目を引く当たりが含まれる。しかし、この機種にはそれがない。
初当たりであろうとラッシュ中の当たりであろうと、「当たった時は常に100個」というケチくささである。こんなケチな機種であっても、20連荘もすれば、打ち手は少しは興奮する。しかし、20連荘後にハマるような台は典型的な遊び台である。
20連荘が終わった直後に再び当たって30連荘するとか、あるいは、20連荘→10連荘未満と勢いが衰えたように見せかけて、次の当たりがプレミアムフラグであるというような少量出玉の欠点を少しも感じさせない展開を見せる台は高確率で好調サイクルに入っている。
PバーストエンジェルEX 99ver.のスペック上の欠点と言えば、「出玉なしラッシュ継続」がラッシュ中の当たりの4.9パーセントも占めることである。
これが理論値以上の比率で異常発生して、連荘数だけはまずまずのレベルでも肝心要の出玉に少しも爽快感の伴わない場合は遊び台に弄ばれているだけである。
このような観点で台の実力(俗に言うロムの強さ=サイクル状態)を測定するのがプロの仕事であるが、この機種の攻略においても最重要となるポイントは「強いグループの台で打つ」ことである。
リヴィエラ門下生(海殺しX購入者)以外の方々のために念のために補足するが、グループとはシマごとに設けられたホルコン(=ホールコンピュータ)によって数台単位で束ねられたユニットのことである。
良い機会でもあるので、ここで少しホルコンについても触れてみたい。
二つの推奨コラム
今の時代、真剣にパチンコの攻略に取り組まれている人でホルコンの出玉制御(大当たり誘発)を疑う人は皆無に近いと思われるが、このような話題に疎い方には下記のコラムを強く勧める。
ちなみに、上記のコラムは当ブログの大人気コラム、【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】とワンセットを成す攻略情報である。(※「当たり番」とはホルコンが次に当たりを予定する台のこと。当たり番に選ばれにくい台の特徴を知ることにより、次に当たる台の絞込みが容易になる)
まだ一方のコラムしかご覧になっておられない方は必ず他方のコラムにも目を通していただきたい。特に印のコラムはプロの登竜門である。
検索からわかること
印のコラムはGoogle検索で「ホルコン攻略」と打ち込むだけで常に上位に表示される。
そのためにアクセスの大爆発が起こっているが、ある記事がある言葉で検索上位になるからといって、必ずしもその記事へのアクセスが爆発するとは限らない。
マイナーな言葉で検索して上位表示されるサイトが人気サイトとイコールでないのと同じである。(「○○市立○○小学校PTA」という言葉で検索すれば当該団体のウェブサイトがすぐに見つかるが、通常、この類のサイトの訪問者は限られている)
では、「ホルコン攻略」という検索語は果たして一般的な言葉であろうか?
かなりマニアックな言葉である。この言葉が国民全体に浸透しているとは言い難い。
しかしながら、アクセス数や解析ツールが示したデータから判断して、夥しい数の人々がこの言葉を検索に使用しているという「驚愕の事実」が浮かび上がる。
つまり、辞書にも載らない「ホルコン」というマイナーな言葉が今では一般人の間でもごく普通に使われているわけである。
Wikipediaの怪
さて、一般の辞書には載らなくても、Wikipediaには15年以上前からホールコンピュータという項目があった。
当初はホルコンの隠れた機能(大当たりの誘発)についてもわりと細かく言及されていたが、ホルコン攻略が世に広まりすぎてしまったことを危惧した業界関係者と思われるホルコン隠蔽派の手によって記載内容が編集され、今ではホルコンにそのような機能はないと嘯いている。(註・Wikipediaの記事は誰でも簡単に変更することができる)
(ホールの現実)
世間には「パチンコ攻略法=詐欺」というイメージが根強いが、世間の人々がイメージするパチンコ攻略法とは、台に特定の手順を仕込んで強制的に大当たりさせるという触れ込みの(実際は真っ赤なウソ)セット打法のことである。
Cf. パチンコ攻略法の誤った概念を正す!〜本物と偽者との違い
(「パチンコ攻略法」という言葉の定義の誤りが重大な誤解を生み出す)
確かに、セット打法は架空の物語にすぎず、手順完了後に100パーセント当たる攻略法はこの世には存在しない。(昔はメーカーのプログラマーが不正に仕組んだキズネタが稀にあったが、今やそのような不祥事が全く発覚しない時代となって久しい)
机上で編み出した無意味な手順(真ん中に○を停止させて●●秒間待つ・・・等)を「さもありなん」と思わせて偽攻略法を販売する悪徳業者もヤクザまがいの人種であるが、Wikipediaのホルコン記事を強引に改変したホルコン隠蔽派も大嘘つきという点では完全に同類項である。
狡猾なホルコン隠蔽派
少し前のWikipediaのホルコンに関する記述はもっとひどかった。あからさまにホルコン攻略を否定する悪意ある記述に満ちていた。
その後、ホルコン暴露派も反撃の編集を試みて、ホルコン隠蔽派との間に一進一退の攻防があったようである。
ちなみに、本稿執筆時点におけるWikipediaの「ホルコンによる出玉操作」の欄には「遠隔で特定の台に出玉操作をする機器はそもそもホールコンピュータではない」と実にトリッキーな表現がある。
そもそもホルコンは特定台の狙い撃ち(「当たらせること」と「当たらせないこと」の両方)ができない。警察が違法性を認めず黙認しているのはそれ故である。
しかし、特定台の狙い撃ちは不可能でも、ホルコンがパチンコ本来の当たり(大当たり乱数的中)とは違う強制誘発の当たりを発生させていることは紛れもない事実である。
リヴィエラ門下生であれば、このホルコンに隠された公然の秘密を例外なく確信するようになる。
Wikipediaの説明は正しいこと(特定台の狙い撃ちが可能な他の遠隔操作機器とホルコンが別物であること)を述べてはいるが、読者を「ホルコンによる出玉操作は一切ない」と思わせる方向に導いている。ここに最大の問題がある。
適切な書き方は?
Wikipediaの問題箇所を正確無比に書き直せばこうなる。
「遠隔で特定の台に出玉操作をする機器はそもそもホールコンピュータではない。ホールコンピュータにできることは、開店前にホールが定めた出玉還元率に基づき、その日の目標売り上げに限りなく近い数字を閉店時に実現させるために、台のグループ編成を利用した大当たりを強制的に誘発させることだけである。ホールに発生する大当たりの95パーセント以上はホルコンの介入によるものであるが、ホールの意向によって特定の台に恩恵をもたらしたり、災いをもたらすことができない仕組みになっているため、「誰に対しても公平である」という理由により、「ホルコンの出玉操作と違法な遠隔操作は別のもの」と解釈され、現行法において、ホルコンによる出玉操作は合法とされている」
ピンクの部分が最も重要であるというのに、これを全て省いて、当たり前のことを述べたにすぎない緑の部分のみで完結させているところにホルコン隠蔽派の悪意と苦心の後が見てとれる。
おあいこ
嘘にはなっていないが、ひとまとめにして説明しなければならない事柄を都合の良い部分のみ言及して、都合の悪い部分を省くのは「不適切」を通り越して、「卑怯」としか言いようがない。
とはいえ、甚大な影響力を持つWikipediaに一時的であったにせよ、ホルコンの裏の機能が暴露され、口コミでまたたくまに全国津々浦々に知れ渡ってしまったのは、ホルコン隠蔽派にとって耐え難いことであったに違いない。
Wikipediaの編集合戦が一段落して、最新のWikipediaの記述はホルコン隠蔽派に味方している。火事の火消しで忙しかったホルコン隠蔽派には漸く心安らぐ季節が訪れた。
しかし、我々はホルコンの実態を公の場で暴き続ける。
ホールが安定経営のためにホルコンを用いて客を弄んでいるのであれば、客もホルコンを利用した立ち回りでホールを弄んで「おあいこ」なのである。
最強攻略法・海殺しXの「片親」はホルコン攻略である。(攻略ノウハウの半分は通常のホルコン攻略と同じ)したがって、ホルコンに関するデマを看過することはできない。
業界通になれるコラム
ホルコンについてさらに詳しく知りたい方には、ホルコン攻略の弱点についても触れた下記のコラムも推奨する。この二つのコラムをお読みになれば、ちょっとした「業界通」にはなれる。
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
高継続機が爆発する条件
ホルコンの話が長引いたが、決して無関係な話をしたわけではない。PバーストエンジェルEX 99ver.に代表される甘デジ高継続機の爆発の鍵はホルコンが握っている。
ミドル、ライトミドル、甘デジといった種別とは関係なく、又、機種とも関係なく、パチンコは台の力×グループの力で勝負が決まる。
ホルコンに溺愛された強いグループからは短時間内に複数の当たり台が出現し、多連荘が度重なる。
このような強大なグループに属する好調サイクル台で打たない限り、甘デジ高継続機で皆が夢見る限度を超えた大爆発はなかなか実現しない。
二つの条件(台&グループ)が重なり合って爆発は起こる。
これは高継続機に限った話ではない。従来の確変ループタイプの機種でも爆発台はこの2条件を満たした台が大半を占める。
この2条件を満たしたST機の爆発台には、スペック上の特性が上乗せされ、標準的な爆発を超えた大爆発に発展しやすい傾向が認められる。
高継続機はST機の中でも連荘継続率が高めに設定されているため、大爆発どころではすまない大・大爆発も十分に有り得る。
断片情報だけでは勝てない
今回は多数の関連コラムを引用したが、甘デジ高継続機の台選びという観点では、前出の印のコラムが最重要である。
好調台の見分け方に関しては、どの機種もネット上に様々な情報が転がっている。
海物語シリーズであれば、「ダブルリーチが頻繁に出る台は好調」とか「7のリーチで当たった台は爆発しやすい」というような断片的な攻略情報は幾らでも手に入る。
しかし、ホルコンの動きを全く視野に入れず、好調台の特徴を備えた台をひたすら打つだけで勝てるほどパチンコの攻略は甘くない。
好調台の試練
弱いグループの中にある好調サイクル台はグループがアクティブ(当選状態)になれば当たり番になりやすいが、ホルコンがその台の属するグループに見向きもしなければ、好調台といえども少しはハマる。
好調台がハマリ明けに当たった場合はそれなりの出玉が期待できるが、PバーストエンジェルEX 99ver.のようなスペックの機種は15連荘、20連荘あたりで試練が訪れる。
この試練を乗り越えた好調台は記録的な大連荘に向かっていくが、試練に敗れてしまった好調台は本来の実力に見合わない出玉しか獲得できない。
試練というのは、グループ内の当たり番移動のことである。通常、グループ内に確変中の台がある場合、その台が優先的に当たり番に選ばれやすい。
しかし、一回の当たりの出玉が極端に少ない機種と言えども、PバーストエンジェルEX 99ver.は15連荘、20連荘あたりで通常の機種の3〜4連荘に相当する出玉を獲得することになる。過去の類似スペックの機種でもこのへんでグループ内の他の台に当たり番が移りやすい。
好調台には「グループ内の他の台が当たれば連荘がさらに伸びやすい」という悪い台とは逆の法則があるが、弱いグループの場合、残りの台のサイクル状態が軒並み悪く、当たり番になってもすぐには当たらせてもたえない台が多い。
そのため、脇役の台が連荘中の好調台のSTが終わってから当たるというような気の利かない動きを見せやすく、脇役台の当たりが主役台を助ける展開(強いグループに特有の現象)になりにくい。(弱いグループの主役台の連荘ストップの責任がグループ内の弱い台に帰せられるケースが多い)
PバーストエンジェルEX 99ver.は高継続機にしては異例の100%ラッシュ突入を謳っているので、好調台がSTの途切れた直後に再び当たれば実質的にはラッシュの継続に等しいが、ラッシュ突入率の低い機種の場合、同グループの他の台の当たりが一拍遅れただけで取り返しのつかない事態を迎えることもある。(ST終了後に当たって再びラッシュに入れないこともあるため)
グループの強弱の背景
ホルコン通の方には説明するまでもないことであるが、グループの強弱というものはグループ内の台の稼働率とも密接に関係している。
ホルコンは全台がフル稼動しているグループや空き台が一つしかないというような相対的に台の稼働率の高いグループを好む。
「このグループには大勢の客がいる。当分の間、グループ全体で相当な額のお金が落ちるはずだ」と判断したホルコンはそれを見越して、グループ内の好調台を中心に大盤振る舞いを始める。
好調サイクル台が面白いほど何度も当たり、その合間に通常サイクル台もそこそこに当たりが許される。当たらない残りの台は「栄養剤」となって、自らの命を削りながら懸命に当たる台をサポートし続ける。(サポート中の台が落としたお金が当たり台に移動すると考えるとわかりやすい)
しかし、栄養剤の役割を担っていた台もグループ内の好調台の活躍に翳りが見られる頃に逆襲を始め、今までの不調がウソのように当たりまくることもある。(この場合、元好調台が栄養剤にななることも)
これとは対照的に、打つ人の少ないグループは必然的に弱くなる。
ホルコンは「このグループにはまだ十分なお金がプールされていない。好調台を当たらせるのはも少しお金が貯まってからにしよう」と判断する。
結果的に好調サイクル突入中の台でも、当たるまでに少し時間がかかることが多い。あるいは、すぐに当たる代わりに好調台にあるまじき連荘数に終わりやすい。
生兵法は大怪我の基
断片的な攻略情報を掴んでも、その台がたまたまアクティブになっているグループの中にあり、かつ当たり番に選ばれない限り当たることはない。
ましてや、当日、その台の属するグループが弱すぎた場合、好調台であってもスーパーリーチがよく出て当たらない状況になりかねず、最悪のケースは回し過ぎでサイクル転落を招いてしまう。素人の攻略には常に危険がつきまとう。
現代のパチンコで常勝を続けるためには、ボーダー理論や釘読みのようなハネモノ時代に培った過去の感性を捨て去り、高確率で起こる現象を徹底して狙う作戦に切り替えなければならない。
攻略の一例
PバーストエンジェルEX 99ver.でも、今やリヴィエラ・スペシャルと呼ばれる危険領域速攻法が決まりまくるはずである。
確実を期すならば、有望な台を確保してからすぐに打たず、然るべきタイミングで打つ海殺しXの正攻法がこの機種には向いている。
アクションプランの一例を示そう。
ホールに入ってから素早く「いつもの観察」を始める。複数台が同時に連荘していたり、複数台のうち1台が連荘中、もう1台が時短中、もしくは時短終了直後であるというようなショートスパンで当たり番のキャッチボールがスムーズに行われた形跡のあるグループを即座に見抜く。(グループ内の2台がほぼ同時に当たったグループでもよい)
その中から多連荘(4連以上)が何度も出ているグループに絞り込む。絞り込んだグループの中にあるPバーストエンジェルEX 99ver.の空き台を探し、過去のパフォーマンスをチェックする。
すでに大爆発が終わっている台は敬遠した方が賢明であるが、まだまだ行けそうな好調台や今までのパフォーマンスがぱっとしなくても海殺しXのテキストブックが教える爆発潜在性の高い台があれば迷わずキープする。
そして、?危険領域速攻法の使用チャンスが訪れた時と?グループ内の台の連荘が終わった後に確保した台を打つというシンプルな作戦で十分に成果が見込めそうである。
狙うは6000個超え
「多連荘を生み出したグループからは過去と同規模もしくはそれ以上の規模の多連荘が別の台に発生しやすい」という法則がある。(ただでさえ爆発しやすい環境が整っている)すでにグループの強さは(観察によって)折り紙付きであるため、残りは自分が確保した台のサイクル状態にかかってくる。
キープした台が好調サイクル台であれば、すでにどれだけの出玉を獲得してきたかということにもよるが、大食漢の台(?)であれば想像以上に出せることも多い。(居酒屋を何軒も梯子して、もう食べられないだろうというほど食べ過ぎた人が「ラーメン食べに行こう!」といって周囲の度肝を抜くことがあるが、パチンコの爆発台もそれと似ている)
キープした台が爆発処女台であれば、その時点から大食いが始まるため、うまく行けば、甘デジでも6000個オーバーの出玉が期待できる。
「好調台であると思ってキープした台が好調台ではなかった」とか「好調台であったのに打っている最中にサイクル転落して悪い台になってしまった」場合は当たっても冴えない連荘数で終わることもある。
この場合は成功とは言い難いが(強いグループの台なので当たらないということは滅多にないが・・・)、爆発潜在性に富んでいる台は過去の類似スペック機種からの類推で大抵は爆発する。
スペック上、PバーストエンジェルEX 99ver.は冴えない台でもグループが強ければ簡単に十数連荘はするはずである。この連荘中の「大当たり回数」で海殺しXのテキストブックで解説するサイクルチェンジが発生する可能性大なのである。何故か?
連荘力を利用したサイクル変換
その理由をベテランのリヴィエラ門下生の方は一瞬でおわかりになるはずである。
PバーストエンジェルEX 99ver.はなんでもない台でも軽く十数連荘する。遊び台の20連荘も夢ではない。これだけ連荘を重ねれば、海殺しXが教えるサイクル変換の生じ得る大当たり回数を一度だけではなく何度も通過することになる。
「通常機種の冴えない台」がサイクル変換の生じ得る大当たり回数に何度も到達するためには、物凄い時間と投資が必要となるが、PバーストエンジェルEX 99ver.の場合、出玉の乏しい大連荘中に何度もサイクル好転にチャレンジすることができる。ひとことで言えば効率がすこぶる良い。
攻略の原理
グループ内の当たり番のスムーズな回しっこは初当たりの早さを約束するものである。(グループ内から単発当たりが何度も連続して発生したり、グループ内の台の稼働率が急低下しない限り、グループの力は維持できる)
グループ内の多連荘の多さは今まで沈んでいた台を含め、新たな台が多連荘する可能性を示すものである。(好調台のサポートに徹していた台が不調サイクルに入っていて、当たり番から見放され続ければ、グループ内の好調台が再び多連荘する展開になるが・・・)
これだけの好条件が揃っている環境下で、今までのパフォーマンスがそこそこに良い台かこれからのパフォーマンスに期待できる台を打てば、高確率で爆発を狙うことができる。
魅力的な「確実性」
通常の甘デジ機種の爆発台は好調な数珠連で爆発するパターンが多い。
多連荘を中心としつつもも、時には単発当たりも出せば、2〜3連荘も出す。一例を示すとすれば、少しもハマらずに単発+6連+3連+4連+単発+8連+2連というような進展を見せることが多く、どこまでこの好調が続くかわからないところに悩ましさがある。
パチンコファンの大半は絶好調の台もどこかで必ずハマることを経験的にわかっているため、「もう出ないだろう」と思った時点で台を離れる。
上の例で言えば、二度目の単発当たりが如何にも好調台の「最後の花道」に見えるため、私でもこのへんでやめたくなる。そして、後に座った人が労せずして8連+2連を出したのを見れば気が狂いそうになる。
PバーストエンジェルEX 99ver.のような機種でも優秀な台には好調な数珠連が発生しやすいが、通常の甘デジ機種とは違って、このスペックでは上記の例のようなブツ切りにはなりにくく、10連+23連+17連というように、ある程度、まとまった連荘数の数珠連になりやすい。
したがって、判断ミスが生じにくく、騙されずに出玉限界まで到達して勝ち逃げを狙うことが容易となる。
ここにPバーストエンジェルEX 99verを攻略する醍醐味と他の機種の攻略にはない「確実性」があるように思えてならない。
「夢の翼」海殺しXが飛翔して、この機種を完膚なきまでに叩きのめすことができるかどうか興味は尽きない。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ パチスロ
<当倶楽部紹介>
<パチンコ新台情報2022>
宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
【97.8%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値
P華牌RR With清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】
<カシオペア攻略術関連>
★明日の空へ、夢の翼
Coffee Break
大空の青きとばりによりそひて人を思へるこすもすの花
(与謝野晶子の傑作短歌)
]]>★規制緩和/たった150回転で遊タイム発動!
画期的な新台
豊丸産業よりP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムがリリースされる運びとなった。ホール最速導入は2022年9月20日となる見込み。(機種名は「はなはいダブルアール・・・」と読む)
一般にはあまり知れ渡っていないが、今年(2022年)の3月にパチンコ業界の規制緩和があった。これにより遊タイムの発動回転数が大当たり確率の分母の2.5倍から1.5倍に引き下げられた。
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムはこの規制緩和の恩恵を受けた最初の機種となる。なんと僅か150回転で320回転の時短に入るという前代未聞のゲーム性が大きな話題を呼んでいる。
陰鬱ムードの回避
甘デジ(遊パチ)の場合、150回転といえども軽いハマリには違いないが、この程度の回転数で気が滅入ってしまう人はほとんどいない。
一般的な甘デジファンは200回転を超えた頃に焦り始め、300回転を超えた頃に後悔の念に駆られるものと思われるが、通常機種の200回転、300回転というターニングポイントにつきものの「焦燥感」、「絶望感」のいずれにも無縁であることがP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムの最大のセールスポイントであろう。
ポイントさえ押さえれば楽勝できる機種である。甘デジ派のリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX)の皆様は今から臨戦態勢を整えていただきたい。
全スペック
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムのその他のスペックは以下の通り。
▼大当たり確率 99.9分の1(通常時)14.4分の1(右打ち時)
▼RUSH突入率 50パーセント
▼RUSH継続率 81パーセント
▼電サポ回数 5 or 18 or 320
▼遊タイム 150回転で遊タイム発動(320回転)
▼大当たり&出玉振り分け(以下参照)
<初当たり>
10R 400個 PREMIUM南国翔TIME:5%
10R 400個 漢の禅集中炎舞:5%
7R 280個 漢の禅集中炎舞:10%
5R 200個 漢の禅集中炎舞:30%
3R 120個 漢の禅集中炎舞:50%
<右打ち>
10R 600個 PREMIUM南国翔TIME:5%
10R 600個 南国翔TIME:45%
7R 420個 南国翔TIME:10%
5R 300個 南国翔TIME:10%
3R 180個 南国翔TIME:30%
※南国翔TIME=ラッシュ
※PREMIUM南国翔TIME=上位ラッシュ(時短320回転)
スペックから見た考察
初当たり時にPREMIUM南国翔TIMEに入る僅か5パーセントの幸運なケースを除き、初当たりの大半は漢の禅集中炎舞に入る。
そして、少ない電サポ回数を14.4分の1という微妙な大当たり確率で打ち、右打ち中に当てなければラッシュに突入しない。
この点が同じ玉虫色のスペックでも「当たりやすい上にラッシュにも入りやすい」スーパー海物語IN地中海などのライバル機種とは異なる点である。
ラッシュ突入率50パーセントという数字もPREMIUM南国翔TIME経由で当たる確率(99.9%)と漢の禅集中炎舞経由で当たる確率の合算値であるため、サイクル状態の優れた台(サイクル状態とサイクル変換の秘密に関しては海殺しXのテキストブック参照)でなければ、体感的には40パーセントくらいにしか感じられないかもしれない。
同様に継続率もPREMIUM南国翔TIMEが発生するパターンを加味した上での合算値であるため、多少トリッキーなスペックであることは否めない。
又、同じラウンド数でも初当たり時とラッシュ中とでは出玉量に差がある。つまり、何度当たってもラッシュに入れない台はどうしようもない台なのである。
「150回転で遊タイム」というシステムに助けられ、大ハマリによるお金の大損失は避けられるが、台に遊ばれているだけという展開になる。
専門知識を有さずともパチンコ経験の長い方であればおわかりのように、滅多に発生しないはずの僥倖(本機種で言えばPREMIUM南国翔TIME)が好調台には理論的には有り得ない頻度で何度も発生する。
これとは対照的に、冴えない台はどれだけハマって当たろうが、あるいは、何度トントン拍子で当たろうが、楽しみにしていること(本機種の場合はPREMIUM南国翔TIME)が一向に実現しない。
どうしようもないほど駄目な台で打てば(サイクル変換が生じない限り)何度も単発当たりが発生して、150回転の遊タイムまで打たなければ再び当たらないという展開になること必定である。
時短回数の少なさに難がある機種であるため、単発で当たってから150回転までが近いようで遠い。根性を振り絞って150回転まで辿り着いても、再び単発当たりを食らってはたまらない。
一方、好調台は単発当たりを出しても、遊タイムまで行かないうちにたやすく当たり、今度は無事にラッシュ突入という進展が予想される。
どの機種にも共通して言えることであるが、単発当たりの2連続、3連続の後は深くハマりやすい。しかし、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムはそれを遊タイムで防ぐ(ハマリはハマリでも玉減らしを免れるハマリ)というユニークさがある。
爆発の可能性を秘めた台
そして、遊タイム中に玉を減らさずに300回転、400回転代で当たるたびに、サイクル状態の冴えない台は海殺しXのテキストブックで解説する体力値を備蓄することになり、どこかで爆発が起こりやすい状態になる。
ホルコンが重視する強いグループ(ホルコンが数台を束ねて構成するもの)の中に1台だけ取り残された状態で(=当たりはするものの、単発や理論値通り、あるいは理論値未満の連荘数しか残せなかった状態で)体力値を増やし続けた台はグループの強さが保たれていれば、どこかで大爆発に転じやすい。
100回転以上回されたP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムの台は拾いにくいと思われる。特に120回転、130回転といった「あと少しで遊タイム」の台はどのホールにも蠢いているハイエナさんたちがすぐに取ってしまう。(そんな単調な作戦で勝てるほどパチンコは甘くはないのだが・・・)
したがって、遊タイムから遠い台を海殺しXのオプション、カシオペア攻略術で解説する危険領域速攻法を用いて、とりあえず当ててみて、その後のサイクル変換に期待する攻略が考えられる。(カシオペア攻略術に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
注目すべき現象
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムはダメな台ほど天井(150回転)まで連れていかれて、遊タイムで救済される展開になりやすいと思われるが、遊タイムに入ってからどの時点で当たるのかということにも注目する必要がある。
結論から申し上げれば、今まで低調なパフォーマンスしか見せなかった台はかなり回してから当たった方が将来が有望である。(回っているうちにサイクル変換が生じた可能性がある。150〜200回転で当たってしまえば、ハマリ台の給料日としての当たりである可能性が濃厚。回すことによってサイクル変換の可能性が生じる節目の回転数を通過させることが勝利の秘訣となる)
逆に今まで比較的好調で多連荘を何度も出した台は遊タイムに入った後、すぐに当たった方がよい。(回しているうちにサイクル変換の可能性が生じる回転数を通過した時に「地雷」を踏み、サイクル転落を招く危険があるため)
好調台の識別
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムのスペックから見て確実に予言できることは、PREMIUM南国翔TIMEが発生する台はその時点において高確率で好調サイクルに入っているということである。
特に初当たり後にPREMIUM南国翔TIMEに入る台はたとえ直近のパフォーマンスがたいしたものではなくても、内部的には好調サイクルに入っていて、あたかも台から「お待ちしておりました」という声が聞こえてきそうな好調台と言えよう。その後の順調な出玉と持ち玉の伸びが期待できる。
どの機種にも言えることであるが、ラッシュ突入率がそれほど高くなく、長丁場の戦いを覚悟して打ったにもかかわらず呆気なくラッシュに入ってしまう台の大半は好調サイクル突入中の台なのである。
このような台は一気に大連荘しなくても順調に数珠連を重ねやすい。
最終的には最低でも3000個、順当に行けば4500個、運にも恵まれれば6000個オーバーの獲得が期待できるため、迂闊に手放してはならない。当たらない時はしばらく休み、自分のグループ内の他の台を先に当たらせる方向で粘る。(好調台はグループ内の他の台が当たればすぐに復活することが多い)
爆発狙い
午後の早い時間帯に打てる人限定の攻略ノウハウではあるが、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムで爆発を狙う一つの方法として、当日の大当たり回数2回の台に照準を絞るとよい。
大当たり回数2回の台を適切なタイミングで打って当てた場合、いきなり爆発するパターンが甘デジにはよく見られる。(詳しくは下記コラム参照)
P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムの場合、当日の大当たり回数2回の台の大部分は単発当たりを2回続けたために干されている台である。(スペック的に2連荘は発生しにくい)
遊タイムなしの甘デジの場合、単発2連続を出した台へのホルコンのお仕置きが厳しすぎて、このタイミングで200、300、400回転・・・とどこまでハマるかわからない泥沼ハマリに移行することも珍しくはないが、P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムには遊タイムという救い主が控えているため、「アクセルが入りやすい当日3回目の大当たり」が容易に実現する。
遊タイム中に当たらない悲劇も稀に生じるであろうが、遊タイムが320回転もあれば普通は当たる。これは過去の類似スペック機種の事例から言えることである。
したがって、ホールで当日の大当たり回数2回の台を見つけた時は、すぐにその台の属するグループの強さを調べる。
他のコラムでも何度も述べてきたように、強いグループの定義とは、(他のグループとの比較において)「短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台以外は多連荘(4連以上)が中心のグループ」である。(もし強くなければ、その台では勝負すべきではない)
ここは押さえておかなければならない非常に重要なポイントである。当日の大当たり回数2回の台を闇雲に打って勝てるほどパチンコは甘くない。
なお、グループのことをご存知ない初心者は以下のコラムで学習していただきたい。
補足
マークした当日の大当たり回数2回の台を打ち出すタイミングは前述した危険領域速攻法のタイミングがベストであるが、グループ内の他の台の連荘が終了した後でもよい。(連荘中は危険領域速攻法のチャンス以外は打つべきではない)
少し打ってみてすぐに当たらなければ、グループ内からもう1台を先に当たらせてから再び勝負すればよい。遊タイムという名の保険がついているP華牌RRwith清水あいり 150de遊タイムは「どこまでハマるかわからない」という不安がつきまとわないという点で気楽に攻略できる。
ちなみに、マークした台の過去2回の当たりがいずれも遊タイム中、すなわち150回転以降の当たりであれば、体力値もそれなりにあるため、強いグループに属してさえいれば、一気に躍進する可能性もある。
3回目の当たりから20回前後の当たり(17〜23回くらい)まで全くハマらずに駆け上がることも十分に有り得る。途中で「遊タイム行き」を1〜2回を挟めば、35回前後(33〜37回くらい)まではさほど苦労せずに到達できる。
これが強いグループの中で取り残された当日大当たり回数2回の台に見られる顕著な特徴である。
危険領域速攻法と遊タイムを最大活用するだけでよい。しかし、3回目の当たりも単発で終わってしまった場合は時短終了後、最初の3回以内のリーチで当たらない限り、再び天井行きになりやすくなるため、そのような台の深追いは避けたい。(単発当たりの3連続はかなりヤバイ。但し、当たりさえすれば爆発も起こりやすい。爆発するためには、その前に同グループ内の何台かが多連荘する必要があるため、時間効率の観点から継続プレーはあまり推奨できない)
Cf. 【甘デジ海物語攻略】時短終了時の決断(台移動or続行?)
(↑便宜上、タイトルは「海物語」となっていますが、甘デジ全般に共通する攻略情報です)
百花の魁(さきがけ)
十数年間にわたり、パチンコ業界はめまぐるしい変遷を遂げてきた。
射幸心を煽るのはよくないとの理由により度重なる規制が敷かれ、その後はお約束のように規制が緩和される。ふと気がつけば、よほどのマニアでない限り把握し切れぬほど多種多様なスペック、及びゲーム性を持つ機種が誕生した。
甘デジというジャンルの中で、高継続機、爆裂機と呼ばれる機種が知らぬまに誕生して、RUSHという用語が知らぬまに定着していた。
そして、このたびは高継続機能を少しだけ落として、その代償を浅い回転数での遊タイムに求める新スペックが生まれた。
パチンコの機種開発が行き詰まりそうでなかなか行き詰まらないように、新機種に適応した攻略ノウハウもすぐに生まれる。
梅がどの花よりも先に咲くように、我々(リヴィエラ倶楽部)は常にパチンコ攻略業界を牽引する先駆けでありたいと願っている。
今回の戦略立案が最強攻略法・海殺しXに人生を懸ける皆様の攻略活動に資するものとなれば幸いである。
最後に、9月20日の導入日が待ち遠しい方のために、この下にこの機種の短いPVを貼っておく。
なお、パチンコとはなんの関係もないが、あと2〜3分、お時間に余裕のある方は、一番下のCoffee Breakもお読みいただきたい。
コロナ禍が人と人との絆を分断したり、ぎすぎすした社会を作り出している。そんな時代であればこそ「泣ける話」を皆様と分かち合たいと思う。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
JUGEMテーマ:パチンコ
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(↑プロを目指す方には必読の情報)
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宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
【97.8%】GO!GO!マリン超連撃BATTLEの継続期待値
<人気コラム>
★黄金の翼よ、天高く舞え!
Coffee Break
「少女の恩返し」(感動実話)
岡山県内の某病院に白血病の少女が入院した。まだ「看護師」という呼び方が一般的でなかった頃の話。
毎晩、白衣の天使たちはこの少女を寝かせるのに苦労した。病に苦しむ少女はなかなか寝つけなかった。宿直の看護婦は絵本を読み聞かせ、少女を眠らせることを日課とした。2ヵ月半後、院内で少女は8年の短い生涯を閉じた。
しばらくして、少女の母が病院を訪ねてきた。そして、一人の看護婦に頭を下げ、「娘が大変お世話になりました。これは娘の遺言に基づくものです。お受け取り下さい」と持参した菓子折りを渡した。「娘のために絵本を読んで下さったことへのお礼です」。看護婦は戸惑った。
看護婦「お嬢様の就寝時に絵本を読むのは私たちのルーティンでした。他のナースも同じことをしておりました・・・」
少女の母「いや、娘はあなたにご恩があると言っていました。娘はあなたに必ずお礼をするよう私に頼み、『ママ、約束、絶対忘れないで』と言い残してから旅立ちました」
看護婦「なぜ私だけに?」
少女の母「他の看護婦さんも絵本を読んで下さいましたが、娘が眠り始めるとお役目が終わったということで、すぐにナースステーションに帰ってしまいました。まあ、それが普通なんでしょうが」
看護婦はその場で泣き崩れた。少女が亡くなる前に自分の名前を尋ねた理由がやっとわかったからである。
幼くしてこの世に別れを告げようとしている少女に自分は何もしてあげられない。せめてそばにいてあげて、この子のために全身で祈ることだけが自分にできる唯一のことであると彼女は思った。だから、少女が目を覚ました時はすぐにまた絵本を手にして物語の続きを聞かせた。他の看護婦が疲労困憊で早く自由になりたいと思う時に、彼女は自由を捨て、他人のために貴重な時間を費やした。命を削りながら病と闘う少女に寄り添うためには、自分も尊い何かを犠牲にしなければならない、と。
嗚咽の止まらぬ看護婦をなだめるように貴婦人は話し続けた。
「夜中に目を覚ますたびにあなたがまだベッドの横にいらっしゃったことを、娘は何度も目撃しています。薄暗い病室の中で、迫り来る死と孤独に向き合っていた娘にとって、それは大きな励ましでした。あなたのひたむきな献身が娘にはとても嬉しかったのです。娘があなたの名前を尋ねたのは、短い人生で出逢った最初で最後の恩人の名を私に伝えたかったからです。この世から旅立とうとしている自分にはできないあなたへの恩返しを、私に託すために・・・」
]]>
★Rush継続率の異常な高さが気になる注目の新台!
★事務局便りより
(この爆発スペックは見逃せない!)
速報
本日、(2022年8月22日)パチンコ・パチスロメーカーのSANYOは子会社のサンスリーから近々リリースされる新台、P GO!GO!マリン 超連撃BATTLEの速報動画の公開に踏み切った。(下記参照)
未曾有の継続期待値
現時点においてスペック詳細は不明であるが、確変、すなわちRUSHに突入した時の継続期待値が97.8パーセントと物凄いことになっている。恐らくは小当たりも含めての継続率と思われる。
PVもスタンバイ
動画のコメント欄の筆頭に固定されたコメントは運営陣からのものであり、『近日公開のPV・試打映像「超速体感ムービー」もお楽しみに』とのこと。SANYOのYouTubeチャンネルからしばらく目が離せない。
SANYOのツイッターでも自信に漲った告知が出た。(以下、全文引用)
「連撃の新境地到達! 最新機種【P GO!GO!マリン超連撃BATTLE】RUSH継続期待値97.8%誰も見たことのないマリンたちの真剣バトル解禁 乞うご期待」
膨らむ期待感
こ SANYOは先月(2022年7月)にPスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風をお披露目したばかり。海フレンズからも高速爆裂ST機を出してホールを席巻する目論見が見え隠れする。
冒頭で紹介した速報のコメント欄から幾つか拾ってみよう。
「前作のGOGOマリン結構好きだったから嬉しいけどもはやプリキュア感満載の海だね」
「な、なんだこりゃ!?wでもいつもと違うマリンちゃんたちが見れそうで楽しそう」
「うわぉ!期待MAX」
「バトルとかは全然問題ないが98とか97%継続は出玉少なすぎてダルいんだよな」
「最高じゃん!」
「もうなんでもアリだなw」
「シルバーダイヤモンドを探す旅かな」
「( ╹▽╹ )マリンちゃん達が海ブラックの海賊と闘い、秘宝を目指します。途中までに伝統の『宝箱』『扉』もあり、懐かしさを感じていただけると思います。 また、プレミアフラグとして・・・ かなりシビアな条件ですが【海全回転リーチ】があります。 一撃7500発が確定」
「ゴーゴーマリンは前作の大好きで、ずっと遊んでました 少しコンセプトが変わったのかな」
「デレブレみたいになっててワロタ 海ガールズはどこを目指してるんだwww」
「海の小当りrush機とか打ちたくない」
「海のシンフォギア?」
「マリンちゃんもついに異世界転生? 継続が97.8ってやばい」
この種の動画にしては概ね好意的なものが多く、いずれもファンの期待が伝わってくる。
パチンコ人気の再興
現時点では謎のヴェールに包まれている機種であるが、リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様は一連のテクニックを用いて、攻略に励んでいただきたい。皆様から届く戦績報告のメールを楽しみにしている。
最近のパチンコ界は明らかに息を吹き返している。様々な統計やデータを見ても、微増ではあるがファン人口も増えてきた。これはスロットの不人気が背後にあるように思う。
今後のトレンド
相次ぐ規制で稼げなくなったスロッター(平均年齢がパチンカーよりもずっと若い)がパチンコに転向した気配がある。上記の動画コメントでも「やばい」という言葉をポジティブな意味で使っている人がいる。こういう日本語を使う人の大半は若い人である。(「全然楽しい」なども若い人が好む表現)
若者たちが徐々にパチンコに戻りつつあるという現実を強く意識した上でどのメーカーも新台開発に取り組んでいるように思う。
今後も若いファンのニーズに応えるべく、RUSH機能を搭載した爆裂機種が当分の間、トレンドになるものと思われる。
真剣に攻略に取り組まれる方々は、爆裂ST機の攻略エッセンスを凝縮した下記のコラムに必ず目を通していただきたい。
新台の挑戦を退けよ
盆が終わり、初秋が近づいた。
秋は新台ラッシュが相次ぐ季節でもある。パチンコの攻略と言えば、どうしても、自分が新台に立ち向かっていくイメージが強いが、私は新台が自分に挑戦してくるものと思っている。
新台は従来の機種にはなかったスペック上の特異性をちらつかせ、「おまえの今までの攻略技術が果たして通用するかな?」と果敢に挑んでくる。
最強の攻略ノウハウを修得したリヴィエラ門下生の皆様は、このような新台の挑戦をことごとく退けなければならない。
その援護射撃をするために、私はペンを握り続ける。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
P.S. お陰様でこの佳き日を迎えることができました。門下生の皆様に感謝あるのみです。(↓巨大文字をClick!)
【追記】ついにGO!GO!マリン 超連撃BATTLEのPVが出ましたので紹介します。
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<当倶楽部紹介>
<パチンコ新台情報2022>
『バーストエンジェル』の新台はRUSH突入率100%、継続率93%【攻略】
P華牌RR With清水あいり 150de遊タイム【新解釈基準攻略】
宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちLightの攻略【継続率90%】
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(公式HP)
Coffee Break
「恋のわざ」アンドレ・シェニエ(18世紀フランスの官能詩人)
朝(あした)かの女のそばへ行け、眠りの神がやはらかき
かの女の耳へいとかろき芥子(けし)の花をばこぼすとき。
さらば眺めよ、なほも日の光をいとふ寝台の
うへをいかにもしどけなく、眠りたる手の彷徨(さまよ)ふを――
瞼はすでに覚めかけて、くれなゐ色に染まりたる
かの女の頬のあたりには眠りの羽がなほ休らはむ。
伯井誠司『ソネット集 附 訳詩集』(思潮社)より
※この詩人と知り合って数年になる。類稀なる美文と韻文に唸らされてきた。伯井氏の詩集はアマゾンで簡単に手に入る。文芸好きの方は是非!
]]>当日大当たり2回の台は条件を満たせば爆発しやすい・・・
※本稿は【甘デジ一撃攻略】爆発寸前の台を狙え!(前編)からの続きです。前編を未読の方は最初からお読み下さい。なお、分割にあたり、加筆しています。
このタイミングで打つ
大当たり回数2回で停滞している台は過去に単発を2回出したか2連荘1回で終わっている台であるため、当たりはしたが期待外れの結果で終わってしまったという点で「好調台とは言い難い台」に相当する。しかし、よほどハマっていない限り、究極の死に台でもない。
甘デジで当日の大当たり回数が2回の状態で捨てられ、醜くハマっていない台はグループ内の好調台が大放出を終えた後、あるいは、前編の最後で触れた危険領域で停滞中の時に当たりのチャンスがめぐってくる。そして、当たりさえすれば、強いグループに限った話であるが相当な確率で爆発する。
このようなお宝台を当たらないタイミングでいつまでも打つのではなく、強いグループの中で取り残された大当たり回数2回の台がどこにあるかを事前にチェックしておき、グループ内のチャンピオン台が限度を超えた大爆発をしてからある程度の時間が経過した後に打つか、グループ内の好調台が危険領域に入った時に打つのがリヴィエラ流の甘デジ攻略である。
万全の状態で攻撃開始
パチンコは戦争における戦術に似ている。デタラメに攻撃しても敵の反撃を食らって簡単には勝てない。時には敢えて積極的には戦わず戦力を温存するという計略をめぐらすことも必要である。
敵軍が武器や弾薬を使い果たし、迎撃する能力がなくなった時点で総攻撃を開始すれば、刀折れ矢尽きた敵軍は何も抗うことができず、要塞がたちまち陥落することもある。
ホールに入って一目散に好きな台を打ちまくる人は永遠に勝ち組に入れない。
まずは戦場(自分が打つシマ)を冷静に観察して、戦況の思わしくない時は休み、勝機が巡ってきた時に一気呵成に攻め込む勝負の呼吸がプロを目指すリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しX購入者)には求められる。。
海殺しXは多数の戦闘機を待機させる空母である。
強いグループ以外は無視
この攻略技法は必ず強いグループの台で使用する。(ホルコンのグループに関して無知な方は、パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)参照。ホルコン上のグループの識別及びそれを利用した攻略法に関しては、海殺しXのテキストブック参照)
何故ならば、弱いグループの台は(グループ内の最強台を除き)そもそも非常に当たりにくく、運良く当たっても滅多に多連荘しないからである。
レアケースが発生して、弱いグループの弱い台が多連荘したとしても、その後は高確率でハマる。弱いグループの台はどう立ち回っても勝つことが非常に難しい。
攻略初心者のために最重要の攻略知識を授けよう。パチンコで常勝するための秘訣は強いグループの台しか打たないことである。その理由は以下の通り。
?当たりの大半は強いグループから発生する。
?多連荘の大半も強いグループから発生する。
?爆発の大半も強いグループから発生する。
ここで言う「大半」という言葉は「約80パーセント」と言い換えてもよい。通常、客入りの良い状態であれば、一つのシマに強いグループが最低でも3つはできる。
それ以外のグループに属する台を長時間打って勝てるケースは非常に限られている。(たまたま少額投資で当たって、連荘終了後に即ヤメすれば弱いグループの台でも勝てるが・・・)
強いグループとは?
次に必要なホルコン知識は強いグループの定義である。他のコラムでも事あるごとに言及してるが、何度でも同じことを言う。
強いグループとは(他のグループと比較して)短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台を除いて多連荘(4連以上)が中心のグループである。
ここで注意すべきは以下の事柄である。
?特定台だけに何度も初当たりが発生して、グループ内の他の台は全く当たらないか稀に当たっても多連荘しないグループは強いとは言わない。
?短時間内に複数台が当たっても4連未満の当たりが中心のグループは当たりやすいが、多連荘は期待薄。
?複数台が大連荘したグループの台は当たれば多連荘、時には爆発に発展しやすいが、当たるまでに時間がかかる。
結局、当たりやすく多連荘が発生しやすいグループは4〜5連荘クラスの多連荘が複数台で出たグループである。今回紹介する攻略技法もこのようなグループが絶好のターゲットとなる。
狙い目の台
さて、この攻略技法の狙い目の台であるが、極端にハマっている台は避けた方がよい。甘デジの場合、300回転オーバーの台はどこまでハマるかわからない。
同じハマリでも200回転代前半であれば良しとする。(200回転代後半の台も打ってはいけないというわけではないが、深追いは厳禁)
理想的には当日の大当たり回数が2回で総回転数が200〜500回転の台である。
もちろん、多少の誤差はあってもよい。具体例を示すとすれば、最初に120回転前後で単発で当たり、次に150回転前後でまたしても単発で当たり、100回転前後で捨てられている台などである。(総回転数は370回転前後)
狙う台は過去に単発を2回出した台でも2連荘を出した台でもよいが、気をつけなければならないことは、非常に少ない回転数で当たり、それが2連荘した直後のような「ほとんど回っていない状態」で当たり、その後も「ほとんど回っていない状態」のまま放置されている台には手を出さない方がよいということである。
同様に、非常に少ない回転数で単発で当たり、時短終了直後にまた単発で当たり、その時短が終わってからほとんど回されていない台も避けたい。
あまりにも楽に当たった台は
甘デジの場合、朝からまだ少しも回っていない台を打って呆気なく当たってしまうことも珍しくはない。
極端な例を示せば、当日、大当たり回数ゼロ、総回転数ゼロの台(完全に手付かずの台)を打って10回転もしないうちに当たるようなケースである。
このような有難すぎる当たりは単発であれ、連荘であれ、十中八九、その後はハマる。10回転未満で当たらなくても20回転、30回転、40回転、50回転代で当たる台も似たようなものである。(一日単位で見た場合、そのような台が閉店時に素晴らしい成績を残すことは多い。しかし、一日のスタートがあまりにも楽すぎる当たりの場合、当分の間は悪戦苦闘することが大半)
このような台、すなわち、全く苦労せずに当たった台は次の初当たりまで相当な苦労が強いられるのがパチンコの一般法則である。(※ここで言う「苦労」というのは自分の苦労という意味ではない。前の人がうんと苦労して当たらなかった台を拾って簡単に当たることもある。自分は全く苦労していないが、その台は当たるまでに苦労した。このように解釈する)
苦労が報われなかった台を
換言すれば、前の人が当たるまで苦労したものの、その苦労が少しも報われていないような台が今回紹介する攻略技法の狙い目の台となる。
「最初に120回転前後で単発で当たり、次に150回転前後でまたしても単発で当たり、100回転前後で捨てられている台」などが理想であるとすでに述べた。
前の人が120回転させるのにいくら使ったかを考えてみよう。500円で10回転する平均的な釘構成の台であれば、6000円使ったことになる。単発当たりで約千円分の出玉を獲得したとして、この時点の収支はマイナス5000円である。
その後、150回転で再び単発を出したということは、(機種によって時短回数は異なるが)50回転までは電チューが頻繁に開いて持ち玉を減らさなかったと仮定しても、その後の100回転は玉を減らしたことになる。5000円使って1000円戻ったとしてもマイナス4000円である。これでトータル収支はマイナス9,000円。(※持ち玉プレーでも玉はお金と同じ)
さらにこの台はその後も100回転前後回され、当たらないまま放置されていたわけなので、実際のパフォーマンスはもっと悪い。今度も50回転までは電チューのお陰で持ち玉を減らさずにプレーできたと仮定しても、時短終了後、50回転はお金を使ったことになる。
50回転といえば、金額に換算すれば2500円にあたる。この台はトータルしてマイナス11,500円の時点で放置されていることになる。まさに苦労が全く報われていない台である。
何百回転回しても一向に当たらない地獄のハマリ台ではなく、?当たりはするけれども期待外れの結果で終わってしまった台で?当日の大当たり回数が2回という二つの条件を満たしたお宝台を狙うのである。
お宝台が多連荘する確率
強いグループの中で放置されたこのようなお宝台をカシオペア攻略術が教える危険領域速攻法を使って攻めるか、グループ内の爆発台が大放出を終えて、他の好調台も中だるみの時期に入っている時に攻めるのが今回紹介する攻略技法の骨子となる。(カシオペア攻略術の全体像に関しては、カシオペア攻略術FAQ参照)
攻略が決まり、狙いを定めたお宝台が無事に多連荘する確率は統計上、50パーセントを遥かに超える。(くどいようだが、弱いグループの中にある大当たり回数2回の台を打ってもこうはならない)
立ち回りの要領は【甘デジ攻略】爆発力のある台選び(勝てる立ち回り)前編で解説した大当たり回数3回の台とほとんど変わらないが、当たりやすさでは大当たり回数2回の台の方が勝る。その反面、爆発する確率では大当たり回数3回の台よりもやや劣る。(特に単発で当たってしまった場合)
いきなり多連荘しなくても、その後に爆連が控えているケースも多い。それ故、以下のコーションに目を通していただきたい。
注意事項
?大当たり回数2回の台が当たりはしたものの、単発や2〜3連荘で終わってしまった場合はすぐに爆発せず、爆発は将来に延期されるケースが多い。したがって、時間に余裕のない時はその台に固執せず、別の有望台に移り、同グループから他の台が当たった後に惜しくも多連荘しなかったお宝台に戻ることを心掛ける。
?単発+単発+単発で当日大当たり回数3回となってしまった場合は前出の星印コラムで言うところの「ジョーカー台」となるため、当分の間はその台には戻らない方がよい。(少なくともグループ内の他の台が2台か3台当たり、ジョーカー台が当たり番をスキップされまくった後に打つべし)
?単発であれ、2〜3連荘であれ、お宝台で多連荘に失敗した台は時短終了後、3回のリーチが出るまでは台を離れるべきではない。(はじめにしょぼい当たりと見せかけて時短終了直後に多連荘するパターンは極めて多い。甘デジで時短終了直後に当たる台のほとんどは時短終了後のリーチ3回以内で当たる)
要点
要は当日3回目の初当たりでアクセル全快となる台が甘デジには非常に多いということである。高継続タイプの機種であればそれを機に爆連が始まることも珍しくない。
しかし、その一方で大当たり回数3回目を迎えてアクセルを踏み損なってしまった台は時短終了後、3回以内のリーチで当たらない限り、再び遊び台的なペース(当たるまで少し時間がかかるか、すぐに当たっても連荘が伸びない)に戻ってしまいかねない。
しかし、強いグループであれば、いずれはその台が躍進することが宿命となるため、いったん台から離れても、機が熟した時(同グループの他の台の爆発や同グループ複数台の度重なる多連荘が終わった後)にもう一度、狙うべき台の有力候補となる。
魔界紀行
真剣に甘デジの攻略に挑まれる方は下記リンク欄の<甘デジ攻略>にリストアップされたコラムに目を通し、今回紹介した攻略技法を試していただきたい。
ホールの裏側に潜む不思議な世界を見ることになろう。それはまさにハリーポッターの魔法の如きファンタジーな世界である。
そもそもホルコンは魔法使いのような存在である。
好調台からは理論値からは考えられない「超常現象」が続出する。地獄のハマリ台は待てど暮らせど当たらない。これも確率計算からは有り得ない事象である。
パチンコに勝つために、確率論、ボーダー理論のようなものを徹底的に研究しても、平均的な人よりは負け額を減らせるかもしれないが、まともな収益を打ち出すことはできない。
爆発台の限度を超えた大放出、究極の死に台の狂おしいほどの鬱陶しさは確率論が建前にすぎないことを如実に物語っている。
すでに別のコラムでも言及したが、メーカー発表の大当たり確率は全てのサイクル状態を統合したトータルの大当たり確率である。(※決してウソではない)
したがって、検定に通過することはできる。検定時にホルコンがもたらす要素は一切介入しないからである。
検定にパスしたパチンコ機はホールに設置されてからホルコンの支配下に入る。この時点でボーダー理論は無意味とまでは言わないが攻略の本質には全くかかわりのないものとなる。
毎日、ホルコンは各台のサイクル状態とグループ内の台の稼働率を見て、強いグループと弱いグループを作り、強いグループの強い台には一気に数人分の幸せをプレゼントする。
最強攻略法・海殺しXは魔法ではない。魔法使いの習性を知り尽くした上で魔法使いが自分の台に魔法をかけてくれるように誘導するノウハウである。
魔法使いと敵対するのではなく魔法使いと仲良くなって、敢えて魔法使いの術中にはまるのである。我々はこれを「風車の理論」と呼んでいる。
今回、紹介した攻略技法に確かな手応えを感じられた方は、我々とともに魔界紀行のツアーに旅立つべくリヴィエラ・ブルートレインの特等席の乗車券(スペシャルパック+カシオペア攻略術)の購入をご検討いただきたいものである。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
JUGEMテーマ:パチンコ
【追記】今回紹介した攻略技法を実際に使用したリヴィエラ門下生の実戦レポートが海殺しXの甘デジ攻略第2弾にてご覧になります。又、この攻略技法の応用編として、波の荒い爆裂タイプの甘デジ各機種でラッシュに入るためのテクニックを甘デジ高継続機で爆発を狙う攻略法にて解説しています。
【関連コラム】
【爆発濃厚】
【あまりにも簡単!】
<当倶楽部紹介>
<リヴィエラ門下生の大活躍>
<甘デジ攻略>
<ホルコン関係>
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(前編)
パチンコ・ホルコン攻略の限界〜ホールコンピュータの魔術(後編)
(↑知らなければ大損!)
<重要攻略コラム>
<大ヒット・コラム>
<ロングヒット・コラム>
このノウハウで夢の旅を
Cofee Break
「秩序を取り戻す聖職者」
かつて、田舎のカトリック教会にミサ中の説教で参列者を熱狂させるカリスマ的な人気司祭がいた。
「あの神父様の素晴らしいお話を聞くためには万難排して行かなければ」と大勢の人々がこの教会に押し寄せた。噂を耳にした信者でもない人までが潜り込んでいた。そのため、聖堂内はいつも超満席、立ち見の人が何百人も出た。
数年後、人事異動でこの司祭は別の教会に転勤した。後任者は見るからにうだつの上がらない、如何にも信仰不熱心な三流司祭であった。彼は着任の挨拶でこう言った。
「私の前任者がこの教会で働いておられた時、日曜日には村中の人々が教会へ押しかけました。職人は仕事場を離れ、医者は患者をほっぽり出して。休日には賑わうはずのパチンコ屋もガラガラで商売になりません。村全体が大混乱に陥りました」
そして、彼は聖職者らしい威厳に満ちた言葉で結んだ。
「この私がすべてを秩序あるものに戻します」
魅力のない司祭なので教会に来る人は確実に減るでしょうが、この人の本来の使命である宣教、司牧という点ではマイナスですな。
]]>
開店直後にパチンコを打つことの危険性を徹底解説!
★関連コラム
モーニングセット
休日、午前10時開店のファミレスで冒頭の写真のようなモーニングセットを頼み、清々しい朝のひとときを過ごした後、開店直後のパチンコ屋でひと勝負・・・こんな一日の出だしを好む人は多い。
ひと頃はパチンコ屋にもモーニングセットと呼ばれる仕掛けが流行っていた。どのシマにも20〜30回転させただけですぐに当たってしまう怪しげな台があった。
最強攻略法・海殺しXのテキストブックでもモーニング台の見破り方について触れているが、最近ではそのようなことをするホールも減ってきて、あまり役に立たぬ情報となってしまった。
さて、今回は朝イチ勝負が好きな方々に耳の痛い話をする。
新門下生誕生
先日、海殺しX事務局便りにカシオペア攻略術FAQを掲載した。事務局便りは主としてリヴィエラ門下生(海殺しX購入者)向けの攻略情報を発信するメディアであるが、中には一連のコラムのファンがいて、時にはそのような方々からの入門(購入)がある。
アップロードした当日に早くもこれを読んで興味を覚えたという方からの購入申し込みがあった。
K.Nさんという男性であるが、お申し込みフォームのメッセージ欄(記入は任意)にはこんなことが書かかれていた。(以下全文引用)
はじめまして。今年に入ったあたりから海殺しXの記事をいろんな所で目にするようになり、ホームページやブログを楽しく閲覧していました。自分はパチンコは早い者勝ちという考えが強く、今まで開店と同時に打ち始めることをしていましたが、事務局便りにあったカシオペア攻略術のFAQ(筆者註・前出のハートマーク付きコラム)を見て、自分の作戦が根本的に間違っているのではないかと思い、購入を決意しました。今後ともよろしくご指導願います。
律儀にも
K.Nさんに振り込み口座を記した「お申込み確認メール」を送ったところ、その日のうちに入金があった。
K.Nさんは攻略情報をプリントアウトしたクリアファイルの郵送ではなく、PDFでのお受け取りを希望されていたので、ただちにPDFを送ったが、律儀にもそれに対する返信までいただいた。(以下全文引用)
迅速な対応、ありがとうございます。物凄い情報量に圧倒されました。今、興奮しながら読み進めているところです。まだ半分くらい読み終わったところですが、今までの自分がなんてマヌケだったんだろうと反省しています。とりあえずお礼まで。
本来は我々が購入者にお礼を申し上げるべきところである。
早くも戦績報告
3日後、K.Nさんから早くも戦績報告の第一報が入った。(以下抜粋)
…(前略)海殺しXの初戦、緊張の連続でしたが、無事に勝利することができました。昨日、もう一度テキスト全部読んでから重要なことだけメモ書きして、いつものパチンコ店に行きました。夜も遅かったので観察だけしていました。びっくりしたのはホルコンの出玉管理です。ホルコンのことはいつも記事に出てきますので、記事の中身の濃さからして多分、そういうものはあるのだろうと思ってはいましたが、実際にホルコンの仕組みについて書かれたテキストを読んだ後で観察すると、その通りなので「なんじゃこれは!」と思いましたね。・・・(中略)
はじめは少しだけ打つつもりでしたが、もう遅かったので、翌日のカシオペア狙いを楽しみに、テキストに従って有力台をすべてメモりました。(筆者註・カシオペア攻略術は翌日の勝負に備えて閉店間際にある要領に従って簡単なリサーチを行い、好調サイクル濃厚の台をリストアップする)
そして、今日、運命のデビュー戦を迎えました。海殺しXで初戦を飾った女子プロの方のように行けるかどうか内心ヒヤヒヤでした。(筆者註・女性パチプロの海殺しデビュー戦参照)
なにしろ私はパチンコ負け続け歴13年の落ちこぼれです。ところが、あまりにも簡単に勝ってしまって正直驚いています。最初に目をつけた台は2千円入れても反応がさっぱりだったので、次の候補台に移ったら500円で当たって6連荘しました。打ったのはスーパー海物語IN沖縄5です。6連荘した後、250回転をちょっと過ぎたところでまた当たり、7連荘。時短で魚群を2回も外したので潮時と思い、テキストに忠実に勝ち逃げしました。
正直、うれしかったですが、それよりも今までの自分が情けなくて。朝一勝負を挑んでは何万円も負けていた過去を消し去りたい心境でした。今までの私の失敗にはパターンがありました。開店直後から打って全然当たらない台を手放して別の台に移ったら、しばらくしてその台を打った人が当ててそれが大きく連荘するという悔しい経験が数え切れないほどありました。
今思えば、私の台選びは決して間違っていなかったのですが、私は打っても当たらない時に打っていたわけです。今日はそういう台を当たる時に打っただけ。この違いが収支にこんな大きな差を呼ぶとは!・・・後略
覚醒の瞬間
「朝一勝負を挑んでは何万円も負けていた」K.Nさんは海殺しXと出逢ってようやく覚醒されたようである。
「過去を消し去りたい」という告白には、今までやらかしてきた無駄なことを痛切に悔いる心情が反映されているように思う。
長年の経験から爆発しやすい台を見抜く目はあったのであろう。「台選びは間違っていなかった」が「打っても当たらない時に打っていた」という過ちがK.Nさんの人生を狂わせた。
メールの後半部分はあまりにも生々しい話なのでカットしたが、K.Nさんは消費者金融にも手を出して多額の負債を返済できずに自己破産したことが綴られていた。
K.Nさんがそこからどう立ち直り、今、どのような仕事をされているのか私は知らない。
しかし、次のメールで海殺しXとの出逢いがK.Nさんが今まで繰り返してきた失敗の連鎖を断ち切る役割を果たしたことを知り、この攻略ノウハウの生みの親である私はひとすじの涙を禁じ得なかった。
負け額は一千万円超え
最初の戦績報告を受け取った翌日、K.Nさんから再びメールが届いた。そこには朝イチ勝負に明け暮れていたかつての自分への悔恨が綴られていた。(以下抜粋)
・・・(前略)今日も打ったので報告します。今日は2時半に行きました。昨日はすぐに家に帰ったので閉店間際の調査ができませんでした。FAQ(筆者註・前出のハートマーク付きコラム)にデータロボをうまく使えば調査の代わりになると書いてあったので、カシオペア攻略術を使い始めたばかりの自分でもそんな器用なことができるのか、ちょっと心配でもあったのですが、昨日の儲けがなかなかのものだっただけに、気がでかくなってしまいました。
私は昨日大きくはまっていたのに閉店間際に当たってそれなりの連荘を記録した台をすべてメモりました。ただし、データロボ情報は生観察よりも精度が落ちると書かれていたので、どの台も千円くらい打ってみて感触がなければすぐに別の台に移ると決めていました。メモ帳に書き出した台の数は打ち切れないほどありますからテキストに書いてある打ち出しタイミングさえ間違えなければ、すべての台が当たらないことはないだろうと楽観的に考えました。
最初はスーパー海物語IN沖縄5の桜バージョンのライトミドルで勝負。たった数回転で魚群が出たもののハズレでした。
すぐに台移動して今度は大海物語4スペシャルを打ちました。スーパーリーチが2回出たので、今までのコラムによく出てくる決め手のリーチが来るかなとワクワクしていたらビッグバイブで魚群が。ところがこれもまたハズレ。
今度は海のコーナーを離れて、真・北斗無双を打ちました。打ち出しの時期はカシオペア初心者の自分でも「今だ!」と思えるほど自信があったのですが、高信頼度の「次回予告」がすぐに出てハズレ。
さすがに焦ってきました。もう一度、海に戻って今度は新作のスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風の台でスタンバイしました。ここで少し待ち時間できてしまい、少しイライラしました。今までの自分ならこらえ切れずに打ってしまうところですが、じっと耐えました。私は海殺しXの威力に大げさに言えば人生を懸けてみたいとさえ思っていました。
テキストに書いてあった打ち出しの時期がやっと来ましたので、これも魚群が外れたらまいるなと思いながら打ち始めました。千円入れても当たる感触はなかったのですが、ユニット(筆者註・ホルコンが数台を束ねて構成するグループのこと)の力が抜群に強かったので諦め切れませんでした。
10分ほど休憩して、退屈だったのでスポーツ新聞を読んでいました。自分でもおかしくなりましたよ。なんかのコラムで見た中井貴一の話みたいで。昔は堅気の会社員だったのに今では私もちんぴら同然。(筆者註・俳優の中井貴一さんがチンピラ役を演じることになり、その役作りのために平日の昼間にスポーツ新聞を片手にパチンコを打つ若い男性を観察した話は女性はパチプロ向き?〜リヴィエラレディースのパチンコ年収参照)
品のない記事を読んだ後に我に返り、「オレが目指すのはチンピラでなくてパチプロだ」と自分に言い聞かせて、再び打ち始めました。すると、今までなんの反応も見せなかった台にノーマルリーチが何度もかかるようになり、しめしめと思っていたら突然、一発告知が鳴りました。
休むことの大切さと打つタイミングの大切さが身に染みてわかりました。一発告知はリーチ前に鳴る良いパターンだったので、これは期待できるかもとワクワクしてきました。(筆者註・一発告知の法則については海物語攻略のための「一発告知」学参照)
結果は23連荘でした。出玉は多くなかったので、このパターンの一発告知で当たった台はまだ行けると判断して、しばらく打ち続けました。うれしいことに118回転目に普通の魚群で当たり、26連荘してくれました。・・・(中略)
今日ほどうれしかった日はありません。今までの自分の根本的な間違いがわかったからです。もっと早く海殺しXの存在を知っていればよかったとつくづく思いました。・・・(中略)
今後は朝一勝負はやりません。自分は今までにパチンコで1千万円以上負けています。ずさんな性格なのできちんと記録をつけていたわけではありません。もしかしたらその倍くらい負けているかもしれません。この負けを取り戻せるかどうかまではわかりませんが、自分は海殺しXに期待以上の感触を得ました。
購入前はイカサマではなさそうだと直感的に思いましたが、なんだか難しいイメージがありました。まさかこんなに早くからやり方が身につくとは思っていませんでした。
打ったらすぐに魚群のハズレとか北斗の「次回予告」でも当たらないという苦い経験もしましたが、たとえハズレであっても高信頼度のSP(筆者註・スーパーリーチ)が出ることにホルコン攻略の真実性を確信しました。・・・(中略)
コラムによく出てくる「ヨーグルトの種」の話も実感できるようになりました。私の入店前に開店直後から力みながら打っている人たちの当たりは所詮、ヨーグルトの種にすぎないということが。そういう人たちのおかげで昨日も今日も勝つことができたと思うと気持ちは複雑です。だって自分は今までヨーグルトの種の役割ばかりやらされてきたのですから。・・・(後略)
ヨーグルトの種
いみじくもK.Nさんが仰ったように、朝イチで当たる台の大半は「ヨーグルトの種」になってしまう。(※浅い回転数ですぐ当たる台ほど連荘終了後にハマりやすい)
今時、自家製ヨーグルトを作る人は少ないと思うが、自分でヨーグルトを作るためには種となる市販のヨーグルトが必要となる。
少量のヨーグルトに牛乳を加えて発酵させると見る見るうちにヨーグルトが増殖する。
パチンコのホールで言えば、朝イチに多いしょぼい当たり(単発や2〜3連荘)がヨーグルトの種になる。午前中、ホルコンによって構成された各グループ内にヨーグルトの種となる当たりが早い段階で発生する。(註・ホルコン攻略に関しては海殺しXのテキストブック参照)
大抵の場合、グループ内の台の稼働率(席の埋まり具合)が高いグループは遅かれ早かれ、グループ内の他の台も当たる。
新台入れ替えや新装開店でない限り、午前中のホールはまだ客もまばらである。必然的にグループの中の1台だけが稼働中というような現象も頻繁に見られる。
このような稼働率の低いグループは折角できたヨーグルトの種を発酵できずに終わってしまう。何時間か経って、稼働率の変化があった時に再びグループ内のいずれかの台が種を作るしかない。
一方、あるグループが満席になったり、フル稼働とまではいかなくても打つ人が多ければ、必ずしもすぐにというわけではないが、いずれはグループ内の台が次々と当たる宿命にある。
グループの強弱が生まれる背景
特に多連荘を多数生み出したグループの力は強大となり、ヨーグルトの大量増殖が始まる。
強いグループが幾つか形成されると必然的に弱いグループも形成される。
グループ稼働率の高さとグループ内の好調サイクル台(強いロム状態の台)の多さが強大なグループの力の源となり、稼働率の低さとサイクル状態の悪い台の多さが弱小グループを弱い状態に据え置こうとする力の源となる。
早く当たる台は良いのか?
細かいことは前出のハートマーク付きのコラムに言及したためここでは割愛するが、通常、午前中はグループの強弱が明確に定まっていない。(これが効率的な攻略を不可能にする最大の要因)
午前中は早く当たる台が必ずしも良い台ではなく(むしろヨーグルトの種で終わってしまうことの方が多い)、多連荘する台が必ずしも再度の多連荘を早期に実現しやすい台ではない。(むしろ少なすぎる回転数で多連荘した台はハマるケースの方が断然多い)
午前中は狙いの定めようがなく、サイクル状態の良い台であっても簡単には当たらないことが多く、運良く当たっても好調を維持することが極めて難しい。(遊び台程度に何度か当たってくれれば良い方である)
K.Nさんが嘆かれたご自身の過去の致命的な過ちはK.Nさん特有のものではなく、開店前にホールの外で並ぶ人々に共通する愚行である。(※飽くまでも勝負にこだわる人の場合。勝ち負けなどはどうでもよく、お金をいくら使っても一日をパチンコ三昧で過ごせればそれでよしとする裕福な人にとっては愚行とは言わない)
求められる二つの力
パチンコはグループの力と台の力(サイクル状態)の組み合わせで当たりやすさと連荘力が決まる。一方が欠けるだけで気持ちの良い快進撃は期待できない。
これは人が片方の肺だけでは心地良く呼吸ができない原理と同じである。
グループは弱くて台は強いという状況では、ラッキーなケースでもゆっくりと時間をかけて持ち玉を増やしていく展開にしかならない。
途中で軽くハマることも多く、次の初当たりが来るか来ないかわからない不安な心境で長丁場を戦いを余儀なくされる。
軽くハマりながらも好調サイクルを維持していれば、大ハマリになる前に再度の初当たりが発生して、失った持ち玉を取り戻せることが好調サイクル台の特権であるが、回し過ぎて不幸にも海殺しXが教えるサイクル変換の可能性がある回転数を通過した瞬間、サイクル転落の憂き目に遭えば、軽くハマるだけの予定であった台が醜くハマることになる。
ミドルで7連荘した台が急に失速して、600回転オーバーのハマリを経て再び当たって8連荘というような進展は、途中で好調サイクルでなくなってしまった台がハマり続け、再度のサイクル変換で好調サイクルに復帰した時に生じる典型的なパターンである。
グループの力が強ければ、最初の7連荘の最中か連荘終了後に同グループの他の台も当たる。好調台は同グループから他の台が当たることにより、ハマリを経ずに次の初当たりが早期に発生する仕組みになっている。
弱いグループの好調台は同グループの他の台がなかなか当たらない(あるいは、打っている人がいないために当たりようがない)ために、当たりの中継プレーを担うつなぎ役の当たりに助けられない。
そのため、折角多連荘しても、その後にダラダラした展開になりやすい。好調な数珠連が実現したとしても、グループの力が弱ければ、一回の初当たりの連荘数が少なくなる。
一方、グループは強くて台は弱いという状況では、他のグループの同レベルの台よりは遥かに当たりやすいが、当たった後の連荘力に乏しい。その当たりはその台を繁栄させるためのものではなく、グループ内の強い台に当たり番(ホルコンが次に当たりを予定している台、もしくはその権利)を譲渡するためのものである。
理想環境
パチンコに効率良く勝つためには、理想の環境を満たしている台で打つ必要がある。
そのシチュエーションを人為的に作り出すことは不可能であるが、K.Nさんに大きな力を与えたカシオペア攻略術は自然な流れに身を委ね、楽勝コースに乗っかるお調子者の攻略ノウハウである。
今まで朝イチ勝負にこだわり、理想からかけ離れた環境で愚かな散財をしていたK.Nさんがいともたやすく勝ち組に転向できたのは、理想環境が整ったことを見届けてから好調サイクル台が本領を発揮しやすいタイミングで打つことを覚えたからである。
この簡単なことができないために、世の大半のパチンコファンは大金をドブに捨てている。
強いグループの強い台は短時間内に予想を遥かに超えた出玉をもたらす。そして出玉限界に達した後に失速し、同じグループ内からは新たなチャンピオン台が誕生する。
●強いグループの強い台が取れる時は迷わずその台で打ち、出玉限界を見極めて別の有望台に移動する。
●強いグループの強い台が取れない時は、強いグループの中にある新チャンピオン候補の台で粘る。(海殺しXのテキストブックに記載されている「爆発潜在性」や「体力値」はある時点で大化けする可能性が高い台を見抜くために役立つ)
これはパチンコ攻略の要諦をたった二行の言葉で表したものである。
ちなみに、毎度のように述べていることであるが、強いグループの定義は「他のグループと比較して短時間内に複数台(3台以上が望ましい)が当たり、不運なつなぎ役の台以外は多連荘(4連以上)が中心のグループ」である。
朝イチ勝負の欠陥
朝イチでパチンコを打つ行為は理想環境からほど遠い状況下での勝負を意味する。その理由を以下に列記する。
?午前中は単発当たりが多発する。確変当たりでも2〜3連荘で終わるケースが多い。その舞台裏の事情については前出のハートマーク付きコラムにて詳述した通り。
?通常、単発当たりや確変2〜3連荘を出した台は同グループの台が当たらぬ限り、しばらく干される。しかし、午前中は客が少ないため、同グループの当たり番の台に誰も座っていないことが多く、「つなぎ当たり」が発生しないという不都合が生じる。
?稀に午前中に当たって7〜8連荘する幸運なケースもあるが、少ない回転数で当たった台は「その当たりでどこまで連荘数を伸ばせるか」という一点だけに勝負がかかる。少ない回転数で当たった台の連荘終了後は僥倖に恵まれない限り、早期に再度の初当たりを期待できず、高確率でハマリに向かう。
?午前中はグループの強弱が定まっていないため、どの台が突然当たるか予測困難。それ故、「強いグループの強い台で打つ」というパチンコ攻略の王道が通用しない。運良く少ない回転数で当てても、単発もしくは連荘終了後にどの台に移動すべきかわからない。
?午前中に当たった台から離れずに打ち続けた場合、持ち玉を順調に増やせるケースは20パーセント未満であり、大半のケースは全部飲まれてしまうか、二度目、三度目の初当たりが発生しても徐々に持ち玉を減らしていくパターンにしかならない。失った分を完全に取り戻してふりだしに戻るのはむしろラッキーなケースである。時間効率が極めて悪い。
➅爆発台が滅多に発生しない。
策士、策に溺れる
主だった理由だけをまとめてみたが、特に?は致命的である。一般的なホルコン攻略が通用しない。我流のホルコン攻略であれば、そのノウハウが稚拙であればあるほど墓穴を掘る。
昨今はホルコンによる大当たりの誘発が公然の秘密となり、素人にも知れ渡っているため、どのホールにもホルコンマニアが一定の割合で存在する。
彼らは当たった台と同じグループの台をすぐに打ちたがる。当たり番のぐるぐる回し(短時間でグループ内の複数台が当たる現象)は強いグループ以外ではなかなか発生しないが、彼らはグループの強弱などお構いなしに、ひたすら当たったっ台と同じグループの台を追いかけ、その恩恵に預かろうとする。
しかし、午前中は当たった台と同グループの台を打っても、なかなか当たることはない。しばらくすると、別のグループから新たな当たり台が出る。彼らは「ホルコンはこっちのグループに移った」と浅はかな判断をして、すぐにそのグループ内の台に移動する。しかし、それでも当たらない。
このようにして、当たり台が出るたびに台移動を繰り返すのが彼らの習性であるが、そのうちにずっと前に当たった台と同グループの台が当たり、「移動せずにあのグループに残っていればよかった」と悔しがる。
午前中は査定期間
彼らの状況判断には重大な過ちがある。ホルコンが特定のグループをえこ贔屓して、同じグループの台を次々と当たらせるのは、普通は午後に入ってからなのである。
午前中はホルコンがいろいろなグループに当たりを散らし、各グループの働きぶりを評価する時間帯である。
攻略初心者には少々わかりにくい表現かもしれない。企業に新卒で入社した社員にたとえて説明しよう。
入社してからの数年間は同期入社の社員の一部が傑出した昇進を遂げることは滅多にない。経営陣や幹部は新入社員の仕事ぶりをじっと見守っているだけである。
昇進スピードの差
しかし、さらに数年が過ぎた頃には各自の大方の行方が見えてくる。この時期には会社の目指す方向性と巧みに歩調を合わせ、頭角を現す社員が必ず出てくる。
キーパーソンとなる上司や同僚との良好な関係を築き、会社の原動力となる部隊に入り込んだ社員は労せずして出世コースに乗る。
これには個人の能力だけではなく運も絡んでいる。
会社にとって重要度の高い部署に配属された社員は手柄を立てやすく、それが評価につながり、スピード昇進が加速化するが、重要度の低い部署に配属された社員は能力があってもそれが評価に結びつくことは少ない。
グループが弱ければ・・・
もちろん、窓際部署であっても、その部署内で多少の昇進はある。しかし、それは主に年功によるものであり、新設部署の管理者に大抜擢されるようなダイナミックな昇進は期待できない。
重要度の低い部署に配属された能力の高い社員はパチンコで言えば「弱いグループの中にある強い台」である。それなりに評価はされても実力に見合った地位にはつけない。
ちなみに、重要度の低い部署にいて能力も低い万年平社員は「いつまで経っても当たらない1500回転オーバーの究極のハマリ台」である。
要領良く勝つには
ここまで読まれて頭の回転の速い方はもう気づかれたに違いない。午後になってからひょっこりホールに現れ、カシオペア攻略術で楽勝したK.Nさんは「新卒社員」ではない。
企業の重鎮となる人物との強力なコネを生かして中途入社して、最初から重要部署に入り込み、先輩社員をごぼう抜きする大出世を遂げたのである。下積み期間の一切ない、あまりにも楽な昇進と言えまいか。
3つのステージ
そろそろまとめに入ろう。
ホールの一日には3つのステージがある。午前10時開店のホールを例に説明すれば、ざっとこんな感じである。(※時間帯は大体の目安。日によって多少の変動がある)
?査定ステージ(10時〜13時)
ホルコンは特定のグループに偏ることなく当たりを分散させ、各グループの稼働率や各台のサイクル状態の変化などを監視して午後の方針を決定する。
?最強グループ争奪ステージ(13時〜16時)
ようやくグループの強弱が浮き彫りになる。ホルコンは強いグループのえこ贔屓を始める。しかし、この時点ではひとまず各グループの強弱が定まっただけであり、当たりの大半、多連荘の大半は強いグループから発生するが、最強のグループが決まったわけではない。この時間帯からシマ全体を制圧する覇権をかけて強いグループ同士の激しい戦いが始まる。
同時に下位グループの間でも熾烈な戦いが始まり、「多連荘は望み薄でもサイクル状態の良い台にはせめて当たりを許してくれ」とホルコンに泣きつき、「ホルコンに見向きもされない窓際グループにだけはなりたくない」と低レベルのせめぎ合いを展開する。状況によって多少の時間的ズレは生じるが、カシオペア攻略術は大体13時から15時の間に使用可能となる。
?弱肉強食ステージ(16時以降)
この頃には最強グループ、準最強グループ、普通に強いグループ・・・と強いグループの中にも格差が生じている。通常の海殺しXの本領発揮となる時間帯でもある。強いグループはますます栄え、弱いグループは没落の一途を辿る。
この頃には当たりの大半、多連荘の大半を強いグループで独占するのはもちろんのこと、爆発の大半も強いグループで発生し、その煽りを食って、弱いグループからはますます当たり台が出にくくなる。特に終日に渡って客入り状況が良好でその日の出玉還元率(開店前にホルコンに設定するもの)が上々の場合は、それまでの時間帯にホールが弱いグループの台から取り過ぎていたお金を当初予定していた還元率に極力近づけるべく、夜になってから強いグループの台にばら撒き始める。時には強いグループから複数台が同時に爆発する現象さえ起こる。
蛇足かもしれないが、このステージで大爆発した場合は連荘がいつまでも終わらず、夕食にも行けない。あまりにも空腹になって、大食いしたくなれば、ホールを出た後にレストランに入り、「焼肉定食ステージ」に移行することもある。
それでも朝イチで打つ?
以上が毎日、ホールで繰り返されている出来事のあらましである。これを知ってしまった人は自ら進んで査定ステージに入り込む気にはならないであろう。
前述の如く、勝ち負けにこだわらずにパチンコを打ち、いくらお金を失っても全く意に介さぬ大金持ちは別として、普通の人には百害あって一利なしの時間帯と申しても過言ではない。
ホルコン知識に通暁している人であっても、開店直後はどの台が当たるか全く読めない。
狙い台が定まらない以上、台選びに難儀する。
運任せで打ち、たまたま当たったとしても、そのまま同じ台で打ち続けるべきかと悩む。(強力なスーパーリーチが何度も外れたりして)台を移動したくなっても、どの台に移ればよいのかもわからない。
少ない回転数で当たった台の大半はその後に反動のハマリが待ち受けている。
ごく稀に朝から晩までスローなスピードながら比較的順調に当たり続ける珍しい台があることも事実である。
しかし、そんな稀有な台であっても、ミドルであればどこかで一回くらいは600回転前後のハマリは避けられないことが多い。ハマっている間に弱気を起こして別の台に移ってしまえば、瞬間最多持ち玉をずっと下回る収支に甘んじなければならない。
それが嫌で粘るとしても、その台が確実に稀有な台であり、600前後の中ハマリを一回くらい我慢するだけで後は楽に当たり続けるという保証はどこにもない。
言い知れぬ悲哀
開店と同時にホールに入り、湯水の如く金を使い、出たり飲まれたりを繰り返し、ピリピリムードの人はそこにもここにもいる。
何時間も遅れて入店してきたK.Nさんのような人が2〜3分間、メモ帳を片手に辺りを見回し、「ここだ!」と自信満々にある台に座り、打ち始めた途端にいきなり当てて、一気に4〜5万円稼いだ後にさっさと店を出る光景を目の前にして、彼らの胸に去来するものは何か?
「自分は何時間も前から必死に頑張っているのに」と歯ぎしりをするに違いない。
「金を返せ!」、「時間を返せ!」とろくでもない台に向かって心の中で悲痛な叫び声を上げてみても、悲しいかな、戻ってくるものは何もない。これが現実である。
淡い願望
薫り立つ珈琲で喉を潤し、開店直後のホールに入り、少額投資で7〜8連荘させて台に休憩札を入れ、近くのレストランで至福のランチタイムを楽しみ、ホールに戻って、すぐにまた当てて、収支が5万円以上になった15時頃に最高の状態でやめたい・・・というのが朝イチ族に共通する淡い願望である。
しかし、それが実現することは滅多にない。
ふと気づけば、かなりのマイナス収支になっていて、行きたかったレストランに行く気もしなくなり、コンビニのおにぎりで昼食をすます人たちには悲哀が漂っている。
そもそも、まともな攻略知識を持たぬ人がこともあろうに勝ちにくい時間帯に入店して、果たして何ができるというのか?
開店直後から血眼になって打つ人の「ホールへの献金」が後からノコノコとやってきたK.Nさんのような人の財布の中にそっと入っていくのである。
充実の3連勝
本稿を執筆している最中にK.Nさんからまたしてもメールをいただいた。(以下抜粋)
・・・(前略)これで開幕3連勝です。今日のプラスは過去2回と比べたらたいしたことないのですが、3日間で13万7千円の純益を出すことができました。私は勝ち逃げの大切さがやっとわかったような気がしています。長く打ってりゃ儲けも増えるという訳でもないということですね。これからは能率重視でいきます。
私は元々、スロットとパチンコの両刀使いでした。朝一から打つというのは高設定台を見抜いて終日勝負するというスロッター気性の名残でした。スロットもホルコンで管理されているそうですが、スロットの高設定台はパチンコの好調サイクル台と同じですよね? いくら設定が良くても当たりユニットに入っていなければ意味がないですよね?(筆者より・その通りです)周囲の観察をしないで自分の台だけを凝視して休まずに遊戯を続けるスロッターやパチンカーを見て、むなしく思うようになりました。
そういう人の群れから抜け出すことができた私は今とても幸せです。海殺しXは砂漠でさまよう自分に与えられた運命のオアシスだと思います。
前のメールでいろいろと余計なことを書いてしまいましたが、悲しいことが多すぎた自分の人生に小さな希望が見えてきたように感じます。
3日間をふりかえり、自分が経験したこと、具体的には打ったらすぐに当たった、打った直後にハズレながらも高信頼度のSPが来たりとか、とても偶然とは思えません。カシオペアを開発された佐々木様の技量に感動しまくりです。・・・(中略)
ところで、質問があるのですが、今日も私はある台で打ってすぐに高信頼度のSPを外しました。それで別の候補台に移って当てたのですが、高信頼度SPのハズレで台移動するということでよいのでしょうか?・・・(後略)
ご質問への回答ですが、通常の海殺しXとカシオペア攻略術を分けて考えて下さい。
カシオペア攻略術の使用時は当たりの期待できる強力なスーパーリーチが外れた時はリストアップした台がすでに好調状態を失っている可能性がありますので台移動が原則です。理由としては、前に打っていた人が回しているうちにサイクル転落させてしまったことが考えられます。
通常の海殺しXの場合は事情が少し違ってきます。今までにほど良いペースで普通のスーパーリーチが発生していて、ついに「決め手」級の強力なスーパーリーチが発生した時はそれで当たらなければ、基本は台移動です。しかし、どの機種にも強力なスーパーリーチを外してからそれほど時間が経たぬうちにそのスーパーリーチと同等もしくはそれ以上の信頼度を持つスーパーリーチが発生して当たるレアケースがあります。特にプレミアム演出で当たる台などにその傾向がありますので、今までほとんどスーパーリーチが出なかった台に突然、当たりの期待できる強力なスーパーリーチが発生して外れた時はしばらく様子見をしてから台移動する習慣を身につけて下さい。
パチンコ砂漠のオアシス?
新門下生のK.Nさんはデビュー直後から才能の片鱗を見せている。察するに、筆舌に尽くし難い過去の苦い経験がこの人をメンタル面で強くしたのであろう。
当倶楽部は苦境にめげず人生をギブアップしない人の心の支えでありたいと常に願っている。
K.Nさんは夢の翼、海殺しXを「オアシス」という最高の比喩で表現して下さった。
人の世は悲しみで満ちている。この世に生きる一人ひとりがなんらかの悲しみを背負って今日という日を生きている。
失業、肉親との死別、失恋、離婚、人間関係の悩み、闘病、借金・・・人から生きる気力を奪ってしまう不幸は無数にある。
人の命には限りがある。如何なる偉人であっても、いつかはこの世から去らなければならない日が必ず来る。
「今、この瞬間に生きている」という実に当たり前のことが大いなる恵みであることを悟るべきである。
日々の暮らしが悲しいことばかりでは、人は耐えられない。少しでも潤いのある人生を求めて、人は歩み続ける。
安っぽい攻略法を販売しているという意識は我々にはない。リヴィエラの旗のもとに集う人々に人生の一発逆転を可能ならしめる常識破りの手段を提供しているという自負があるのみである。K.Nさんのような方からの礼状ほど我々を喜ばせるものはない。
海殺しXが門下生の皆様の心のオアシスになることを心の底から願う。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)
筆者略歴・・・1965年東京生まれ。獨協大学法学部卒。90年代後半よりパチンコ攻略法の研究に着手し、21世紀に入る直前に最強攻略法・海殺しXの原型を確立する。以降、検証を重ねて、海殺しXを最強の名に恥じぬレベルまでバージョンアップさせる。パチプロ集団「リヴィエラ倶楽部」を結成後、2007年より海殺しXの一般販売を開始。元々はホルコン攻略家の一人であったが、「ホルコン攻略の弱点」にも泣かされたため、それを補うべく爆発テクニックの集大成、「カシオペア攻略術」(海殺しXのオプション)をはじめとする数々のノウハウを開発する。趣味はスキューバダイビング。プロレスと将棋には滅法詳しい。(詳細プロフィール)
JUGEMテーマ:パチンコ
<当倶楽部紹介>
<人気コラム>
★この攻略に人生のオアシスを求めよ!
「道はどんなに険しくても、笑いながら歩こうぜ」
(アントニオ猪木の名言)
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当たりの前兆となる「特定のダブルリーチ」 これが出た台を手放すな!
★王道スペック+爆発力+勝ちやすさ
事の発端
このたび公開に踏み切る海物語シリーズのプログラム上の秘密は極秘攻略情報である。
「海物語シリーズの魚群の出し方」、「魚群誘発打法」というタイトルにしてもよかったかもしれないが、成功する時は必ずしも魚群で当たるわけではないので、より正確を期して「当たりの兆候」とした。(失敗する時は魚群ハズレも多いので誘発には違いないが・・・) 「これさえ知っていれば必ず勝てる」という類の情報ではないが(そもそも「100パーセント確実に勝てる情報」など有り得ない)、この事実を知ってしまった人は不気味なものを感じるはずである。
今年(2022年)の1月に私はリヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)のA.Tさん(京都府・男性)からある攻略情報を受け取り、その検証を依頼された。堺正章さんの名曲『倖・せ・な・女』の歌詞ではないが、この物語はここから始まる。
♪この物語はここから始まる その女と寝た時から 惚れた時から始まる・・・実になまめかしいフレーズが踊る歌であるが、この攻略はその情報に触れた時から、調べ始めた時から始まる。まさに衝撃体験であった。
幸せな男
A.Tさんという名前を聞いて、「あっ、あの人か!」とピンと来る方は私のコラムを隈なくお読みになられている方と断言して差し支えなかろう。然様、A.Tさんとは、パチンコルネッサンスとは?と【噂の検証】海物語12秒セット打法?でお馴染みの熟年男性である。A.Tさんは今や押しも押されもせぬスーパートッププロ。定年退職後であるにもかかわらず、海殺しXを駆使して誰もが羨むような年収を稼ぎ出す。世に「七五三」という皮肉がある。会社を定年退職した人の再就職後の年収が直前の年収の7割あれば御の字、5割でまあまあ、3割ならば悲しいという意味らしい。
A.Tさんの昨年のパチンコ年収は週休二日のペースで打っただけで現役時代の最終年収の7割どころか8割に達したと聞いた。再就職ではなく海殺しXでこの快挙を成し遂げたことが絶賛に値する。これに年金が加われば、ひょっとすると今の方がリッチなのかもしれない。コロナ渦の中、なんとも「幸せな男」・・・
12秒打法に関して
A.Tさんの攻略力とパチンコ分析力に私は全幅の信頼を置いている。この人から寄せられた情報であれば荒唐無稽な話であっても、闇に葬り去ることはできない。公式見解でセット打法の存在を明確に否定している当倶楽部であるにもかかわらず、12秒打法(前出のハートマーク付きコラム参照)の検証に踏み切ったのは情報提供者がA.Tさんであったからに他ならない。
Cf. パチンコ攻略法の誤った概念を正す!〜本物と偽物との違い
ちなみに、12秒打法には相当な手応えを感じたものの、成功率が100パーセントではないため、世間で言われているようなセット打法とは言い難い。12秒打法の謎はいまだに理論的な解明ができていない。現時点では「バグではないが12秒打法の手順をこなすことにより、なんらかの力が台の内蔵プログラムに作用して、その台が当たり番(ホルコンが次の当たりを予定している台)であった時のみ、普通に打つよりも早く当たってしまうのではないか」という仮説を立てている。さすがに当たり番でない台を当たり番に変える力まではないと思っている。私には海殺しXで培った当たり番を正確に見抜く目がある。
Cf. 【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
それ故に、私は12秒打法で当てることができるが、二つの攻略法を併用しているため、海殺しXで当てたのか12秒打法で当てたのかの線引きが難しい。とはいえ、当たる時はいつもよりも早く当たるという感触だけは確実にある。
普通は断るところでも
それはそれとして、私も暇ではない。普通の人から他の攻略法の検証を依頼されても即座に断るが、A.Tさんに効果があると言われば信じないわけにはいかない。そんなわけで今回も渋々、検証に着手したのであるが・・・
A.Tさんから攻略情報の提供を受け、この物語(検証作業)は始まった。そして、約半年に及んだ長い物語が終わった今、この物語の全容を公にする。
前提となるモード選択
この攻略情報は大半の海物語シリーズに共通する当たる前に現れる兆候のことである。
残念ながらSANYOの子会社であるサンスリーから出ているドラム系の海物語には応用できないが、沖海シリーズ、大海シリーズ、スーパー海物語IN JAPANシリーズ、スーパー海物語IN地中海などにはもろに当てはまる。ミドル、ライトミドル、甘デジ(遊パチ)の区別を問わず通用する。但し、モード選択は必ず第三のモードを使用しなければならない。それ以外のモードを使用した場合、これより先の攻略情報は全て当てはまらないので注意されたい。第三のモードとは沖海シリーズであれば「沖縄モード」、大海シリーズであれば「トレジャーステージ」、スーパー海物語IN JAPANシリーズであれば、「お祭りモード」を指す。ちなみに、当倶楽部が推奨するスーパー海物語IN地中海を打つ時は「地中海モード」を選ぶ。
残念ながら海物語3R2スペシャルに関しては、海物語3R2スペシャルの攻略【秘策】にて述べた事情により、私が海モードを使用しているために検証ができていない。
なお、沖海には桜バージョン、大海にはブラック、ジャパンには金富士などのST機もあるが、確変ループタイプであろうとSTタイプであろうと関係なく通用する。本稿執筆の時点ではまだ出回っていないスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風に関しては当然ながら未検証であるが、よほどのことがない限り、通用しないということは考えられない。
前兆ダブルリーチ
さて、この前提条件(適切なモード選択)を踏まえた上で打つわけであるが、以下のダブルリーチがノーマルかつ泡付きで(もしくはマンボー等「泡に相当するもの」を伴って)発生した台はチャンスを迎える。(要暗記)
●1x2のダブルリーチ
●2x3のダブルリーチ
●3x4のダブルリーチ
1から4までの図柄のみを使ったダブルリーチと覚えればよい。
A.Tさんからの情報によれば、1〜4の図柄のみで構成されるノーマルダブルリーチが出ればよいとされていたが、検証の結果、泡もしくは泡に相当するものが伴わない場合はほとんど無意味である上にハマリの傾向にある可能性すら拭い切れないことが判明した。
したがって、ここでは上記のダブルリーチがノーマルで泡もしくは泡に相当するものを伴って出現した時に限り、それを前兆ダブルリーチと呼ぶことにする。言うまでもなく、これらのダブルリーチがスーパーリーチに発展した時は前兆の意味を持たない。(決して悪いわけではなく、前兆サインと言えないだけ) A.Tさんの情報によれば、これらの前兆ダブルリーチの出現後、そこから50回転が勝負であるという。
その後の台の動向
しかし、これだけの情報ではあまりにも漠然としている。前述した「薄気味悪さ」を味わうためには、もうひとつか二つ、この情報の信憑性を裏付ける何かが欲しいところである。
A.Tさんの仕入れた情報によれば、前兆ダブルリーチが出現した台には高確率で50回転以内になんらかのスーパーリーチが発生するという。それで当たってしまうこともある。しかし、大半のケースは一発では当たらない。前兆ダブルリーチの出現後、最初にスーパーリーチが発生した時、回転数をちらっと見ていただきたい。この時点から50回転以内に当たる可能性があるという。(つまり、最初のスーパーリーチは「50回転以内に当たりやすい状態」の更新を意味する) しかし、その後に再度のスーパーリーチが発生しても、その時点から50回転以内・・・というわけにはいかないらしく、「50回転以内」の更新が可能なのは初回のスーパーリーチのみとのことである。
但し、ハマリ台の場合は前兆ダブルリーチの出現後も50回転以内にスーパーリーチが発生しなかったり、逆にスーパーリーチが呆れるほど出て当たらない現象が待ち受けているという。検証の結果、このような推移をたどることが極めて多く、偶然という言葉で片付けてしまえるようなものでないことに気づき、私は愕然とした。
不可解な注意書き
A.Tさんを通じて私が入手した情報の中には不可解な注意書きが二つだけ添えられていた。実際の文章は複雑すぎてお世辞にも読みやすいものとは言えない。わかりやすく書き直せば以下のようになる。
1.前兆ダブルリーチの出現後は(当たりやすい状態が終わるまでの間は)保留玉ランプのフル点灯(満タン)を避けること
2. 前兆ダブルリーチの出現後に前兆ダブルリーチ以外のノーマルダブルリーチ(1x2、2x3、3x4以外のあらゆるダブルリーチ)が発生しそうになったら「リーチ」という声が聞こえる前にハンドルのストップボタンを押して、次の変動が始まるまで打ち出してはならない。(但し、前兆ダブルリーチ以外のノーマルダブルリーチが発生しそうになって、打ち出しを止めた後、それがスーパーリーチに発展した場合はすぐに打ち出しを再開してよい)
私はこのような特殊打法を全く信じない主義であるため、上記の注意書きを無視して打った結果と無視せずに打った結果を比べてみた。どうやら1に関しては無視しても問題なさそうであるが、2に関しては無視すべきではないようである。(理由は全くわからない。ただ結果がそう語っている・・・)手先の器用さを全く必要としない海殺しXとは違って、こちらの攻略法は一瞬も気が抜けない。最近の海物語は滑ってダブルリーチになることも珍しくないため、前兆ダブルリーチ以外のダブルリーチが(滑りを含めて)発生しそうな時はすぐにそれを察知して(滑る前から)ストップボタンで打ち出しを停止した方がよい。
なお、私は「保留玉ランプのフル点灯回避」は無視しても結果に違いは生じないと判断しているが、オリジナル情報に忠実でありたい方は、念には念を入れて、それも守って打てばよい。(ますます手先の器用さが求められるが・・・)
判明した事実
さて、約半年にわたる検証を通じて判明したことは以下の通りである。
?前兆ダブルリーチが出現すれば、サイクル状態(海殺しXのテキストブックにて解説)が極端に悪い台でない限り、50回転以内になんらかのスーパーリーチが発生する。(甘デジの場合は最初のスーパーリーチであっさり当たってしまうことも珍しくない) 前兆ダブルリーチの出現後、50回転以内に一回もスーパーリーチがかからない台は少なくともその時点では高確率でハマリ台と言える。(例外的にその後に当たるとすれば、その背景にはラッキーなサイクル変換が潜んでいる)
?前兆ダブルリーチの出現→50回転以内に最初のスーパーリーチの発生(当たらず)という推移を見せた台はそれ以降の50回転以内が最大の勝負所となる。2回以内のスーパーリーチで当たらなければチャンスは去ったと判断して大方正しい。
?前兆ダブルリーチの出現後、最初のスーパーリーチ一発で当たる台は前兆ダブルリーチの出現前に1〜2回のスーパーリーチがほどよい間隔で発生していることが多い。
?前兆ダブルリーチの出現後、再び前兆ダブルリーチが出現した場合は、たとえそれが初回のスーパーリーチ(「50回転以内に当たりやすい状態」の更新)の後であっても、A.Tさんの情報によれば、改めてその時点から50回転以内に当たりやすい状態(つまり、再更新)となるとのことであった。そして、その後も最初のスーパーリーチで再び更新可能であるというのが私が受け取った攻略情報であった。わかりやすい例を出せば、次のようなケースが想定される。
1回目の前兆ダブルリーチ(はじめて当たりやすい状態に)→50回転以内にスーパーリーチ(当たりやすい状態の更新)→50回転以内に2回目の前兆ダブルリーチ→(当たりやすい状態の2度目の更新)→50回転以内にスーパーリーチ(当たりやすい状態の3度目の更新)→50回転以内に3回目の前兆ダブルリーチ(当たりやすい状態の4度目の更新)・・・
つまり、前兆ダブルリーチがコンスタントに出れば、当たりやすい状態をいつまでも維持できる。(スーパーリーチによる当たりやすい状態の更新は前兆ダブルリーチ後の一回だけに限られるが、前兆ダブルリーチが何度も出れば、その都度、最初のスーパーリーチで更新ができる)
とても有難い話に思えるが、検証の結果、前兆ダブルリーチが何度も出る台の大半は、近い将来の当たりが期待薄であることが判明した。私は手にした情報に反して、前兆ダブルリーチが頻出すること自体がハマリ台の証左であるとの結論を下した。(とはいえ、例外もあり再更新、再々更新が実ることもある。しかし、好調台に前兆ダブルリーチがショートスパンで何度も出ることは滅多にない) 好調台が1回目の前兆ダブルリーチを実らすことができなかった場合は、1回目の前兆ダブルリーチ→50回転以内にスーパーリーチ→当たりやすい状態の更新後、何度かスーパーリーチが発生するも当たりには至らず、当たりやすい状態終了という結果に終わった後、少し間を置いてから再度の前兆ダブルリーチが出現して今度は当たるというパターンが多い。(好調台に当たりやすい状態がダラダラと長続きすることは滅多にない。長続きする必要もなく、当たる時は簡単に当たってしまうからである)
?前兆ダブルリーチの出現前、出現後を問わず、悪い台ほど前兆ダブルリーチと同図柄の泡なし(もしくは泡に相当するものを伴わない)ノーマルリーチ(例・3と4の泡なしノーマルダブル)がよく出る。
?したがって、?の悪いリーチが頻出する台は大ハマリする危険があるため、深追いは厳禁。
?前兆ダブルリーチの出現後、再び(時には3回目、4回目の)前兆ダブルリーチが出る台も要注意には変わりないが、泡もしくは泡に相当するものを伴わない1〜4図柄のみのダブルリーチが頻出する台とは異なり、「近い将来の当たりが期待できない」だけですむ。(このような台が当たる時は海殺しXのテキストブックが教えるサイクル変換の生じ得る回転数を通過した後、サイクル状態が切り替わった時であることが多い。したがって、その台の属するホルコン上のグループ=ユニットの力が強く、かつ海殺しXのテキストブックが推奨する次期チャンピオン候補台である場合は粘りの対象にはなる)
?すでに大きくハマっている台を打っても前兆ダブルリーチは滅多に出現しない。又、出現したとしても、その後に何度も前兆ダブルリーチを乱発したり、?のような前兆ダブルリーチを装った泡もしくは泡に相当するものを伴わない悪いリーチが出ることが多い。
?前兆ダブルリーチの出現後、50回転以内にスーパーリーチが出ない代わりにノーマルリーチが頻繁に出る台は当たるか当たらないかの瀬戸際の状態にある。当たるとすれば、一発告知を伴う当たりかノーマルリーチのままで当たるか、なんらかの特殊リーチ(レッツマンボー、レッツシーサー、ウリンチャンス、ぶるぶるチャンス、エイサー祭のような突確等)で当たることが多い。(これは海殺しXの法則通り)
?前兆ダブルリーチの出現後、リーチが全くかからない時はしばらく打つのをやめる必要がある。但し、通常の休憩(5〜10分)とは違って、長時間休むと当たりやすい状態ではなくなってしまうことに注意する。特にデモ画面に戻るとまずい。一つのソリューションとして、小休止中、デモ画面に戻ってしまうちょっと前に一個だけチャッカーに入賞させる方法がある。デモ画面に戻ることを回避してから1分程度休んだ後、様子見に少しだけ打ってみて、それでもあまりリーチがかからなければ、打つのを停止して、再びデモ画面に戻る直前に一回だけ回すというテクニックが使える。このような小技を用いて粘っている最中にホルコンがつなぐ同グループの他の台もしくは対立関係にあるグループの台が当たり、カシオペア攻略術が教える危険領域にさしかかった時に一転して積極的に回し続ければ、危険領域速攻法が見事に決まり、呆気なく当たることがやけに多い。
若干の補足
特に最終項目は重要である。要領良く危険領域速攻法に持ち込む技術が加われば、鬼に金棒となる。又、前兆ダブルリーチの出現後、スーパーリーチが頻出しすぎる時もデモ画面に戻る前に一回だけ回す小技を用いて粘る必要がある。
このような台(前兆ダブルリーチ後、いたずらにスーパーリーチが頻出する台)は、この段階ではハマリ台であると決めつけられない。
結局、これもホルコンとの兼ね合いになってくる。現在のホールが例外なくホルコン制御というシステムを用いている以上、ホルコンがアクティブにしたグループの中に存在する当たり番の台だけが当たることができる。一般的にスーパーリーチが異常な頻度で集中する台は好調台とは言い難く、どちらかといえばハマリに向かいやすいが、ホルコン通の人はご存知の通り、好調台でも当たり番になっていない時は同様の現象が見られる。
したがって、前兆ダブルリーチが出現した台が運良く当たり番であれば、打ち手の技術など関係なく、ただ打っているだけですんなりと当たってしまうが、当たり番でない時は当たり番になってもらう必要がある。そのために前兆ダブルリーチが出たにもかかわらず、一向に当たらない時、巧みな方法で時間を稼いで粘るのである。(当たり番に変わることを願いながら)
そして、グループ内の当たり番の移動、もしくは当たり番のグループ移動が最も生じやすい危険領域の時に前兆ダブルリーチ出現後(あるいは、その後、初回のスーパーリーチが発生した後)、まだ50回転というリミットに達していない台(=当たりやすい状態を維持している台)で打つという展開が理想である。少々複雑な話になってしまったが、リヴィエラ門下生の皆様には難なくご理解いただけよう。少なくとも当たり番になりやすいという点では12秒打法の効果を遥かに上回る感触を得ている。しかし、唯一の欠点は50回転というリミットがあることである。
解けない謎
現段階では50回転というリミットの意味もわからなければ、この攻略情報(手順を仕込まないため、当倶楽部が否定するセット打法にはあたらない)の出所すらわからない。A.Tさんはパチンコ仲間から聞いたというが、ネット上にこの情報は見当たらない。そもそも50回転という数字が単なる目安にすぎないのか、厳密に50回転という意味なのかもわからない。全てが謎に包まれている。
実験を通じて私が抱いた印象としては、50回転というのは厳密な数字であると思われる。前兆ダブルリーチが出現して50回転以内にスーパーリーチが発生しない台はほぼ例外なく海殺しXが教える不調サインが多発する。そして、悪い台ほど1〜4図柄のみのダブルリーチが泡もしくは泡に相当するものを伴わずに何度も出る。前兆ダブルリーチの出現後、50回転以内にスーパーリーチを出した台でも、そこから50回転以内に当たらなければ、そのまま打ち続けてもすぐに当たることは滅多にない。(註・長時間、台を放置してシマの状況に変化があった後に打てばわりとすぐに当たることはある)
それとは対照的に、当たる台は前兆ダブルリーチの出現後、それほど待たされることなく簡単に当たってしまう。海殺しXと併用しているため、どちらで当たったのか判然としない部分はあるものの、当たる時は相当な確率で当たる前に前兆ダブルリーチの出現を見ることに気づいた私は愕然とした。
前兆ダブルリーチの出現後、すぐに当たらなくても無事に当たる台は何度かスーパーリーチが発生して最後のスーパーリーチで当たる。この場合、当たるまで待たされている間に、海殺しXが教える好調サインが気持ちがよいペースで次々と出る。
海殺しXの法則がそのまま生きて、ある程度の時間を経て当たる台は、決め手となる絶大なインパクトを伴うスーパーリーチ(魚群、ビッグバイブ等)の発生前に、前座の役割を担うスーパーリーチが一つの種類に偏ることなく万遍なく出る。(同じ種類のスーパーリーチが何度も出た後に当たる時のパターンは同じ種類ではあっても、沖縄5のノリノリ、大ノリのように演出によるアクセントがつくことが多い)
まるで神秘の泉に放り込まれたような心境であった。毎回のように同じことが続けば信用しないわけにはいかない。
論理的な説明は無理でも
一体、どのようなカラクリでこのような現象が起こるのか? コンピュータの専門家でない私には解説のしようがない。しかし、膨大なデータによる裏付けが取れた以上、真正な攻略情報と認定して差し支えないと思っている。
攻略初心者の方には難しい話であったかもしれないが、試しにこの情報を把握した上でそれを意識して海物語シリーズを打ってみていただきたい。
甘デジはテストには好適
機種はスーパー海物語IN沖縄5でも大海物語4スペシャルBLACKでもスーパー海物語INジャパン2金富士バージョンでもなんでもよい。甘デジ派の方々には私が最も多くのコラムを出しているスーパー海物語IN地中海を推奨する。(一連のコラムを読まれた上でのプレーをお願いしたい)甘デジはすぐに結論が出やすい。たとえ当てずっぽうの台選びであっても、その台が「たまたま当たり番であれば」との絶対条件がつくが、簡単に当たってしまう。
もっとも、一般的な甘デジの通常時大当たり確率は約100分の1である。(地中海に至っては約90分の1)極端な例を示すとすれば、前兆ダブルリーチの出現→50回転ギリギリで最初のスーパーリーチ発生→50回転ギリギリで当たりとなった場合、前兆ダブルリーチの出現から当たるまで100回転も回す計算になるため、理論値と変わらないではないかと言われかねない。
しかし、実際は甘デジで当たる時はそのようなじれったい展開にはなりにくく、わりとすぐに当たる。(じれったい展開になる時はむしろ当たらない時の方が多い)
毎度のように同じ体験を繰り返せば、このミステリアスな攻略情報がオカルトと呼ばれる類のものではないことくらいは体感的に理解できよう。
甘デジでもひどい台は500回転、600回転とハマる。しかし、そんな台でもハマリから抜け出して当たる時は高確率で当たる少し前に前兆ダブルリーチが出現する。(ハマリ台は前兆ダブルリーチが全く出ないか、何度出ても当たらない。後者の場合、やっと当たる時は何度目かの前兆ダブルリーチが出現した後、今度は期待を裏切られることなく無事に当たる)
勝ちやすくなる
攻略知識を全く持たぬ人が今回の攻略情報(前兆ダブルリーチの存在とその後に起きること)を攻略の要に据えようとしても、それには多少の無理がある。
何故ならば、当たりやすい台を見抜く目を持っていない人がデタラメに台を選んで打っても、悪い台であれば、ガセの前兆ダブルリーチすらなかなか出ないからである。攻略の素人にこの情報が役立つとすれば、たまたま前兆ダブルリーチが出た台を(当たる可能性があるため)捨てずにすむことくらいでしかない。だが、たとえそうであるとしても、危険領域速攻法を知らなくても、ホルコンに疎くても、あらゆることに無知であろうと、少なくとも勝ちやすくはなる。(前兆ダブルリーチが出た台を迂闊に手放さなくなるため)
同時に無念の思いをする頻度も増える。
正しくない台で打っていれば、前兆ダブルリーチが出現した後に当たりの期待できる強力なスーパーリーチ(魚群やビッグバイブの他にも幾らでもある。例・スーパー海物語IN JAPAN2の烈!花火大会)を見ることはできても、それで当たらないという苦い経験も増えてしまうことは覚悟しなければならない。
断片情報だけに頼るな
すでにパチンコ攻略の要諦を知り尽くされているリヴィエラ門下生の皆様には無関係な話であるが、素人の大半は断片情報だけに頼って勝とうとする。
リーチ目情報などが良い例かもしれない。「この出目が発生すれば当たりが近い」というような稚拙な攻略知識のみで勝負する人が後を絶たない。リーチ目は実際に存在する。しかし、ホルコンがアクティブにしたグループのどの台にも出る。
Cf. 海物語シリーズのリーチ目
4台で1グループを構成するとすれば、自分の台にリーチ目が出て近い将来に当たる可能性は(=自分の台が当たり番である確率は)単純計算では25パーセントとなるが、ホルコンの当たり番選びには台のサイクル状態やグループの他の台のコンディションなどが複雑に絡み合うため、サイクル状態の悪い台を打っていれば、リーチ目が出てもその後に当たる確率は10分の1すらないこともある。根本的な台選びが間違っている人はリーチ目が出ても当たることはほとんどない。
プロの勝ち方
本格的な攻略ノウハウで武装した歴戦の強者は常に広い視野に立って攻略に挑む。リーチ目のような情報は知ってはいても重視することはない。理由は簡単である。有望な台に座って打つだけですぐにリーチ目が出てしまうからである。山勘で台を選び、「なかなかリーチ目が出ない」と焦っている人とは好対照である。リーチ目が出るまで懸命に打ち続けるのではなく、正しい台で打ち、労せずしてリーチ目を出す、というのがプロの発想なのである。
有益な攻略情報
今回の攻略情報は明らかにリーチ目情報よりも価値がある。
当たる台を見抜く才能に長けた人(特にホルコン攻略に精通した人)であれば、まだリヴィエラ門下に入っておられない一般の方々でも当たりの近い台を手放すミスが減り、収支に格段の差が生じること請け合いである。情報提供者のA.Tさんには衷心より感謝の意を表したい。
ホルコン攻略はスタートライン
ホルコンの仕組み(グループ構成、当たりの入る順番等)がよくわからない人は最強攻略法・海殺しXのベーシックパックだけでも十全な知識を満たすことができるが、単なるホルコン攻略だけで満足される方であれば、ホルコン攻略を専門に扱う他社の情報商材でも事足りるであろう。
ホルコン攻略オンリーで安定したプラス収支を実現させることは難しいというのが我々の見解であるが、ホルコン攻略すら知らないようでは、現代パチンコを攻略するスタートラインに立つこともできない。
武装して戦う
パチンコは年に数回、遊びで打つ程度であれば、健全な娯楽であり、ストレス解消等のメリットもあるが、まともな攻略知識を持たずして連日のようにパチンコに明け暮れるほど危険な生活習慣はない。ふと気づけば、銀行口座から何十万円、何百万円単位でお金が消えていく。
パチンコは魔物である。武器を持たずに素手で猛獣と戦って勝てる人がいると言えようか? (極真空手の創始者、大山倍達氏は素手で牛をKOしたと反論されそうですが、きっと牛殺しXという技を使ったのでしょう) まともな攻略ノウハウなしにパチンコ三昧の日々を送っておられる方々は傷の浅いうちに奮起していただきたい。このたびの攻略情報がその一翼を担うことができれば幸いである。
海殺しXの援軍
はじめは半信半疑の攻略情報であった。しかし、そこから思いもかけぬ物語が始まり、ふと気づけば、この情報の恩恵を受けて私自身の攻略力も向上した。検証作業を通じて体験した一連の不思議な出来事は「謎めいた物語」であったが、海殺しXと相性の良い頼もしい「援軍」を得た思いである。
這い上がれ、友よ
私が感動した某シューズメーカーの広告に「わたしたちは、何度でも起き上がる」というコピーがある。今、果てしなく続くコロナとの闘いに疲れ果て、多くの人々が人生の希望を喪失している。人々は「何をやってもうまくいかない」と自分の限界を自分で定めて、新しいことにチャレンジしようとしない。何事もやってみなければわからないのに、このような消極性の広がりが社会をますます閉塞的な状況に追い込んでいる。
今こそ変化を求めて動くべき時である。我々が最強の攻略ノウハウであると自負する海殺しXが皆様の這い上がる力の源になることを祈る。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
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