【パチンコいじめ】行政機関に抗議の電話をかけてみた

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    パチンコ店の魔女狩り、行政指示の不当性 西村大臣、小池知事らの法的根拠を欠いたパチンコバッシング、コロナ渦のパチンコ叩きは異常

    ★緊急事態宣言の発令後、休業要請に応じないパチンコ店の名が次々と公表された。パチンコ以外の業界は要請を無視しても店名公表なし。この究極の不公平と戦うべく佐々木智親が突撃!

     

     

    先入観の怖さ

     

    休業要請に応じないパチンコ店だけを魔女狩りのように公表してパチンコ以外の店名の公表を行わない不条理 世の中にはなんの疑いもなく受け入れていたことが実は大きな矛盾を孕んでいて、それに気づいて唖然とすることがあります。

     

     正義であると思われていたことが実は不義であり、正しい行動をとったと思われていた人が実は悪事を働いていたということはいくらでもあります。

     

    特措法による店名公表に欠陥 コロナ渦のパチンコ叩きに反論! 今般のコロナ騒動の犠牲となったパチンコ店は国によって不当に断罪され、地方自治体によって吊るし上げられ、マスコミの悪意ある報道の餌食になり、正義漢気取りの自粛警察(悪徳市民)にも卑劣な嫌がらせを受けるという辛酸を舐めました。

     

     その経緯や論点の整理につきましては、前回記事のパチンコ公開リンチは許されるのか?で微に入り細を穿った説明をしています。

     

     これを読んでいただければ、物事を熟考せずに先入観だけで判断することの危険性が十分にご理解いだけるものと存じます。

     

    パチンコバッシングの要約

     

    コロナ休業がもたらした異常なパチンコ批判のまとめ コロナパチンコバッシングの実態とは? 前回記事は論点の一つひとつを詳細に解説しているため、かなりの長文になっています。

     

     前回記事の読了後、本記事に流れてきた読者の皆様には重複になりますが、前回記事を今からお読みになる時間的余裕のない方々のために、コロナショックが生み出した一連のパチンコバッシングの概要を以下にまとめてみます。

     

    1.西村康稔経済再生担当大臣が専門家の意見を無視して、感染リスクが高くないパチンコ店を危険視する素人発言をしてパチンコバッシングの端緒を開いた。(パチンコ店の感染リスクが高くない理由は前回記事を参照)

     

    2.西村大臣のイマジネーションから生まれた「パチンコ店危険説」を高知と徳島を除く都道府県の知事が鵜呑みにして、パチンコ店を休業要請の対象に加えた。

     

    3.国難級の災いが発生した時に発動するセーフティネット保証(民間企業の経営危機を救済するための無利子・無担保の公的融資)において、大半の民間企業が融資を受ける恩恵に浴したにもかかわらず、パチンコ業界と一部の風俗業界だけが融資の対象から除外されるという差別が公然と行われた。

     

    4.屈辱的な差別を受けながらも、大半のパチンコ店が休業要請に応じた。地方自治体と歩調を合わせたパチンコ店は90パーセントを遥かに超えた。他業界と比べて非常に従順であるというのに、ごく一部の営業中のパチンコ店が特別に問題視され、パチンコ店全体が悪者にされた。

     

    5.少し遅れて、国はセーフティネット保証をパチンコ店も利用できるように方針を変更した。その結果、休業要請に応じるパチンコ店はさらに増えた。しかし、元々、強制力のない「自粛の依頼」にすぎないため、パチンコ店の100パーセントが依頼に応じることは有り得ない。他業界同様、営業を続ける店が出るのは仕方がない。

     

    6.マスコミの悪意ある報道が国や地方自治体のパチンコいじめの追い風となった。元から存在するパチンコのイメージの悪さも手伝って、国民に誤った見識を植えつけてしまった。(国民の間に反パチンコ感情を醸成したマスコミの罪は重い)

     

    7.自粛警察と称される悪徳市民が出現して、パチンコ店やパチンコを打つ人に様々な嫌がらせをした。

     

    8.世論(国民の反パチンコ感情、パチンコのイメージの悪さ)に後押しされる形で地方自治体が休業要請に従わないパチンコ店の名を公表した。

     

    9.特措法に基づいて公表するのは構わないが、他業界で休業要請に従わない店舗や施設にはお咎めなしというのは公平ではない。公表したからにはパチンコ店だけを狙い撃ちした正当な理由の開示が求められる。

     

    10.休業要請の対象にする業界を決める際に、地方自治体は科学的な根拠に基づいた分析を行わなければならない。又、民間企業の営業に介入する際も科学的根拠に基づいた優先順位を定めて、危険度の高い場所(ライブハウス、居酒屋、ナイトクラブ、スポーツジム等)から取り締まるべきであり、国民感情に左右されるべきではない。

     

    11.「自粛をしない民間企業に自粛をしろ」というスタンスも自粛という言葉の意味からして理解に苦しむが、百歩譲って、それでもしつこく休業を迫るのであれば、感染リスクの高い場所(過去にクラスターの事例がある場所)であり、かつ休業要請に従わない店舗や施設から順に取り締まるべきである。感染リスクの高くないパチンコ店だけを見せしめのように店名公表することは道義上、許されない。

     

    究極の問題点

     

     以上が前回記事の趣旨でした。

     

    コロナ渦の産物、パチンコバッシングを斬る! パチンコの持つ悪いイメージが人々の正常な思考回路を狂わしていることがわかるはずです。ただでさえイメージの悪いパチンコに国や地方自治体が不当な弾圧を加え、マスコミや自粛警察などがそれに加勢した結果、余計に冷静な判断ができなくなってしまった人々が無数に存在します。

     

     国民の感情に沿って行政機関が動くというのは成熟した社会とは言えません。

     

     本来は論理性を欠いた国民の暴走にストップをかけるのが行政機関の役割ですが、このたびは行政機関が論理性の欠片もない行動に出て、国民を洗脳してしまった形跡が認められます。

     

     最も重大な問題点を絞り込むとすれば次の2点に集約できます。

     

    1.パチンコ店は感染リスクの危険が高くない。科学的根拠を欠いた地方自治体の休業要請が多数のパチンコ店を倒産に追いやり、甚大な経済的損失をもたらした。

     

    2.国民の反パチンコ感情に相乗りする形で休業しないパチンコ店の名が公表されたが、特定業界だけを狙い撃ちして、他業界で休業要請に応じない店舗や施設の名を公開しないのはフェアではない。

     

    倒産ラッシュ

     

     1については、ピンと来ない方もおられるかもしれませんので補足説明をさせていだきます。

     

    コロナパチンコ倒産 感染例はないのにマスコミ、自粛警察、行政機関がパチンコ屋を集団リンチ かつての勢いはなくなったとはいえ、パチンコは今でも巨大産業です。パチンコ店が潰れてもパチンコに興味のない人々はなんとも思わないでしょうが、今後、パチンコ店が次々と倒産すればパチンコ業界に依存している産業もはかりしれない被害を被ります。

     

     設備関連の業界にも皺寄せが行きますし、パチンコ店のポスター、看板等を製作する零細企業も危機に陥ります。全国のホール数が激減すれば、パチンコメーカーも大量の新台を生産できなくなり、メーカーに部品を供給している無数の中小企業も受注量が減り、企業体力のないところから倒産していくでしょう。

     

     パチンコ関連業界の経済的損失は国民の暮らしにも大きな影響を与えます。前回記事でも触れましたように、現時点で判明しているだけでも全国で85のパチンコ店が行政側の重大な過失によって倒産の憂き目に遭っています。今後、その数が10倍以上に膨れ上がる可能性もあります。

     

    パチンコ店の吊るし上げはフェアではない コロナで勝てないのは行政の責任 パチンコ店はテナント代だけでも桁違いです。(何千万単位) 休業期間が長かった店舗は今、大手でない限り、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされています。

     

     しかも、国、地方自治体、マスコミなどによって「危険な場所」であるという事実に反するレッテルを貼られてしまったため、今後はパチンコファンの激減が予想されます。パチンコ店は電気代だけでも工場並みのハイコストを甘受しています。入場者が減れば経営を維持することが困難になります。

     

     

    パチンコ叩きの行政に正義の拳を突き上げよ! 前回記事をむすぶにあたり、私は西村大臣及び高知と徳島を除く各都道府県の知事には猛省を促したい」と訴えました。しかし、個人のブログでそんなことを言ったところで、天井人がこんなコラムを読んでいるわけがありません。少しでも実効を挙げるためには、それ以上のアクションが必要です。

     

     無力に近いことを承知の上で、5月の初旬、私は厚生労働省、東京都、大阪府が設置した新型コロナウイルス関係のコールセンターに抗議の電話をかけてみました。

     

     

    厚生労働省編

     

     

     まずはじめに厚生労働省。以下、私(佐々木)をS、電話に出たオペレーターをOとして会話の概略を報告します。

     

    S「今、全国的に休業要請に従わないパチンコ店を各都道府県が公表していますが、そもそもクラスターの事例がないパチンコ業界だけを目の敵にして、クラスターの事例のあった他業界の店舗や施設はお咎めなしというのは解せません。納得のいく根拠を示して下さい」

    O「・・・私にはわかりません。多数の市民から『休業要請に従わないホールがここにもある、あそこにもある』という通報が寄せられたからだと思います」

     

    S「国民に正しい知識を普及するのがあなたがたの仕事です。国民が感情的になって誤った判断をしている時にはそれをなだめ、科学的根拠に基づいた知識を与えるのが行政機関の務めではないでしょうか?」

    O「その通りです」

     

    S「では何故、国民の頓珍漢な苦情を受理して、各都道府県の職員はパチンコ店だけを取り締まり、もっと危険な場所を取り締まらないのですか?」

    O「・・・・・・」

     

    S「本来であれば、『自分たちはもっと危険な場所を優先しなければならないため、パチンコ店には手が回りません』、『そもそもパチンコ店が危険である科学的根拠はありません』と回答するのが筋ではありませんか?」

    「言われてみれば、そうかもしれませんね」

     

    S「西村大臣が専門家の意見に耳を傾けず、『隣を向いて喋ったら』という非現実的な仮定を持ち出し、素人見解を示しましたが、それに盲従した各自治体に厚生労働省は上部機関として正しく指導する義務があるはずです。厚生労働省は専門家集団を召集してヒアリングを行い、危険性の高い場所を独自に調査して、その情報を各自治体に送るべきです。烏合の衆に迎合してはなりません」

    O「仰る通りですが、私は末端の人間ですので詳しいことは全く知らされていません。ご意見として上申させていただきます」

     

    S「どうしてパチンコ店だけ公表するのですか? 他業界で休業要請に従っていないところも沢山あります。公表するのは構いませんが、公表するのであればパチンコ店以外も公表しなければ公平ではありません」

    O「たしかにそうですね」

     

    S「他業界で休業要請に応じない店舗や施設の名を公表しない正当な理由をお示し下さい」

    O「申し訳ないのですが、全くわかりません」

     

    S「正当な理由がなければ、単なる差別ですよ」

    O「そういうことは決してないと思います」

     

    S「では、パチンコ業界だけを集中的に取り締まる明確な根拠をお示し下さい」

    O「・・・すみません。私個人の見解にすぎませんが、今まで集団感染の例がなくても、今後はその危険があると判断しているのではないでしょうか」

     

    S「それを言ったら人が集まる場所はどこにでも将来的な危険が潜んでいます。パチンコ店だけを狙い撃ちする理由にはなりません」

    O「個人的には反論の余地がありません。まあ、ご意見をエスカレーションさせることしかできませんので、どうかご理解下さい」

    (註・エスカレーション=コールセンター用語で電話で受けた要望、苦情などを然るべき上位部門に届けること)

     

    東京都編

     

    小池知事の呆れた記者会見 パチンコに個人的憎悪を持ち込む

     

     次は東京都。私はこのたびのパチンコ業界いじめで最も立腹しているのが東京都の取り組みです。小池知事(右の写真)からは都民の安全を守る強い決意と真剣さが伝わってきます。そういう意味では評価しますが、パチンコ店に対する対応に関しては、許し難いものがあります。

     

     前述の如く、すでに多くのパチンコ店が潰れていますが、その中でも一番多かったが東京都のパチンコ店でした。限度を超えた長期の休業要請でどのホールも青息吐息です。

     

    パチンコ倒産ラッシュを招いた小池都政の失態 都内のパチンコ店の大半は東京都認可の業界団体、東京都遊戯業協同組合(都遊協)の指示に従い、休業に応じていましたが、科学的根拠を欠いた恣意的で限度を超えた長期の休業要請が経営危機を招来して、多くの組合員(パチンコ店)が悲鳴を上げました。まだ倒産していなくても「倒産は時間の問題」というホールも少なくありません。

     

     東京都認可の団体として、それまでは東京都の言いなりになってきた都遊協もこの期に及んでは小池暴政につき合ってられなくなったのでしょう。都とメンバー企業との間で板挟みになった都遊協は東京都に休業解除を求める要望書を提出しました。

     

    クラスターの発生がないパチンコ店に重い措置を講じる行政の偏見 しかし、それに対して都が徹底無視(無回答)という傍若無人な振る舞いに出たため、ついに都遊協も堪忍袋の緒が切れて、東京都に反旗を翻しました。

     

     「(業務の)再開は各店舗に委ねる」という温厚な表現に留めたものの、実質的には「これ以上、都の休業要請に従わなくてもよい」という旨の通達を都遊協は組合員に出したのです。

     

    パチンコ業界団体も小池知事の悪政(クラスターがないにもかかわらずパチンコ店を目の敵にする偏見)に怒り爆発 しかし、かりそめにも東京都が認可する業界団体が東京都の意向に反する決断をしたわけですから認可取り消しの危険と背中合わせです。いわば決死の覚悟で起こした反乱、現代の百姓一揆でした。

     

     都遊協は忠義に反する罪(罪を犯しているのはどっちだい?)を償うために執行部が総辞職するというデモンストレーションを行いました。


     このような経緯もありますので、私の暴政批判もいくらか厳しさを増しました。
     

    S「単刀直入に伺いますが、小池知事は記者会見で『休業要請に従わないパチンコ店を公表する』と居丈高に発言されたり、実際にこれみよがしに公表したりしていますが、もしかして自分が正しいことでもしていると思っていらっしゃるのでしょうか?」

    O「はっ!?」

     

    S「ですから、そういうことが正義の行動であると勘違いしていないかと訊いているのです」

    O「特措法という法律に基づいた手順ですから・・・」

     

    S「そんなことは百も承知です。道義的に正しいかどうかという意味での質問です」

    O「仰ることがわかりません」

     

    S「パチンコ店だけを公表する行為が正義に反すると私は言っているのです。公表するのであれば他業界の店舗も公表すべきでしょう? 違いますか?」

    O「たしかに言われてみればそうかもしれませんね」

     

    S「だから差別だと言っているのです」

    O「そんなことはありません!」

     

    S「では、パチンコ店だけさらし首にする筋の通った理由をお示し下さい」

    O「咄嗟に言われても・・・」

     

    S「差別ではないと主張されるのであれば、私の意見を反証する義務が東京都側にはあります」

    O「個人的には十分に理解できる話です。でも、東京都がどのような理由でそういうことをしているのか私たち(電話オペレーター)には知らされていません」

     

    S「では、上層部にこの件を都民からの苦情として報告して下さい」

    O「かしこまりました」

     

    S「次にパチンコ店を休業要請の対象にした理由を教えて下さい」

    O「俗に言う3密を満たす場所ということで・・・」

     

    S「パチンコ屋さんは3密の場所ではないですよ。誰が3密と認定したのでしょうか?」

    O「存じ上げません」

     

    (パチンコ店が3密でもなければ特に危険ではないことを長々と説明した上で)

    S「西村大臣の素人発言を鵜呑みにされたのでしょうが、東京都としては専門家と相談した上で休業要請に関する方針を策定する義務があるはずです。それを怠ったわけですね」

    O「・・・・・・」

     

    S「今一度、問います。パチンコ店だけを吊るし上げる理由はなんですか?」

    O「よくわかりませんが、営業中のパチンコ店に関する都民からの通報が集中したせいだと思います」

     

    S「政治というものは衆愚に迎合してはなりません。国や都が誤った政策をしているために都民は騙されて、パチンコ店を悪と決めつけているのです。その責任はあなたがたにあります」

    O「・・・・・・」

     

    S「皆が真面目に外出を自粛している時に遊興に耽っているパチンコファンに立腹した頭の弱い人が通報しているのでしょうが、『けしからん』という都民の感情に東京都までが相乗りする形でパチンコ店に制裁を加えるという図式は本来、あってはならないものです。パチンコ店だけを吊るし上げる理由が『けしからん』という感情的なものであれば、我が国の首都の知能レベルの低さを全世界に露呈していることになります。

    O「どういう意味ですか?」

     

    S「パチンコ店だけを公表するのであれば、パチンコ店が他の場所と比べて特別に危険であるという科学的根拠が必要であるということです。信憑性のある科学的根拠に基づいて、取り締まりに力を入れるのであれば十分に納得できます」

    O「私個人の感想にすぎませんが、それは盲点になっていました」

     

    S「私は決して難しいことを言ってはいません。『自粛期間中にパチンコをするなんてけしからん』とか『パチンコなんてものはくだらないものだから何をしても許される』というような怒りや蔑視は正当な理由には成り得ないと私は申しているのです」

    O「その点につきましては同意します」

     

    S「では、どうしてパチンコ店だけに不当な弾圧を加えるのですか? 科学的な根拠がないのであれば、他業界で東京都の休業要請に従順でない店舗や施設の名も公開して下さい。パチンコ店を弾圧しても悪印象に助けられて都民の反発はないと思っているのではありませんか。他業界に優しいのは反発を恐れてのことでしょう? そもそも自粛のお願いですから。自粛というのは自主的に始めるものでしょう? それが命令になっている。そして従わなければ、都民から理解が得られる業界を選んで制裁を加えるとは何事ですか!」

    O「返す言葉もありません。貴重なご意見として上の者に報告させていただきます」

     

     

    大阪府編

     

     

     大阪は全国に先駆けて、休業要請に従わないパチンコ店を公表した地方自治体です。吉村知事(右の写真)は誠実な方であると期待していただけに非常に失望しました。弁護士出身の方ですので法の正義というものを最も理解していなければならない立場にあります。

     

     店名公表時は小池知事と同様、まるで良いことでもしているかのように、やけに胸をはっていました。

     

     しかし、その後、微妙に態度が変わってきて、私が電話をかけた頃には「パチンコ店の休業解除も一定条件を満たせば検討したい」と全国の知事の中で最も柔軟な姿勢を見せ始めていました。

     

    吉村知事は西村大臣との衝突で真実が見えたのか? 恐らく冷静になってこの問題を再考したのでしょう。さすがに自分の過失を認めて謝罪することはしませんでしたが、心の中で反省をしたのであれば、厳しく攻め立てるのも人道に悖ると考え、大阪府の電話オペレーターとの対話は、評価すべきところは評価した上で、その後に問題の本質を突きました。

     

    S「まずはじめに、全国の間抜けな知事の中で吉村知事がパチンコ店の休業要請を解除する構えを見せたことを高く評価したいと思います。そもそもパチンコ店は西村大臣が言うような危険な場所ではありません。最初に西村説を真に受けてしまったのは吉村知事の汚点であったとは思いますが、きっと反省されたのでしょうね。今ではパチンコ店に少しは同情している様子も見て取れます」

    O「どういう趣旨のお電話でしょうか?」

     

    S「他県の知事と比べれば、それほど石頭ではないと褒めているのですよ」

    O「なんだかよくわかりませんが、有難うございます。(笑)」

    (さすが関西人。話し方も陽気!)

     

    S「私は大阪府の見解を聞きたくて電話をかけました。休業要請に応じないパチンコ店を成敗するかのように店名を公表しましたが、店名を公開されるのは何故、パチンコ業界だけなのでしょうか? これは明らかに差別です」

    O「そうですかねえ。特措法という法律に則って店名を公表したわけですから何も悪いことはないと思いますが・・・。あのう、吉村知事への賛辞ですか、それとも苦言ですか」

     

    S「申し訳ないのですが、どちらかといえば苦言です。特措法に則って店名を公表すること自体は問題ありませんが、パチンコ店だけを狙い撃ちする理由がどこにも見当たりません。それほど危険な場所ではありませんから」

    O「そうなんですか? 我々は危険な場所だと認識していますが・・」

    (パチンコ店が3密ではないこと、他の場所と比べて特別に危険ではないことを長々と説教)

     

    S「というわけなのですが、私が申し上げたいことは、危険な場所かどうかは専門家の意見に耳を傾け、飽くまでも科学的な根拠に基づいて判断すべきであるということです」

    O「仰る通りですね」

     

    S「ところで、休業要請に従わないパチンコ店を公表していますが、休業要請に従わないパチンコ以外の店舗や施設を公表しないのは何故ですか?」

    O「どうなんでしょうね。府民からの通報がそれほどないからではないでしょうか」

     

    S「府民を感染から守るために大阪府は科学的な根拠に基づいて、厳しく取り締まる場所を決めていますか? それとも府民の感情を和らげるという観点で厳しく取り締まる場所を決めていますか?」

    O「それはもちろん科学的根拠の方が重要度が高いですよ」

     

    S「それならば、何故、スポーツジムとか居酒屋とかクラスターの事例のある場所を重点的に取り締まらないのですか? パチンコ店でクラスターが発生したことはありません」

    O「たしかにそうなんですが、やはり、『パチンコ屋が営業しとるよ』という通報があまりにも多いんですわ。きっと皆さん不安なんでしょうね。やはり、通報の数が多ければ動かざるを得ないわけでして・・・」

     

    S「そうですか。そちらにもそちらの都合があるのでしょう。しかし、論理的には筋の通った回答ではありません」

    O「苦しい弁明になりますが、今後、緊急事態宣言が長引けば、パチンコ店以外の店舗の公表も有り得るとは思います。しかし、店名を公表する前の手続きとして、職員が休業要請に応じない店に行って、改めて休業をお願いしたりといったプロセスがありまして、今はパチンコ店だけで忙殺されている状況なんです。人手不足のため、他業界まで手が回らないという面もあります。でも、そろそろ大阪は緊急事態宣言が解除される見通しなので、結果的に店名を公表したのはパチンコ屋だけということになりそうです。不本意ですが・・・」

     

    S「今まで厚生労働省と東京都に電話をして同様の抗議をしましたが、強いて言えば大阪の対応が一番マシでした。今の話を聞きましたので。とはいえ、非常にアンフェアなことには変わりません。吉村知事以下、上層部の人たちに良識ある声を届けて下さい」

    O「個人的には非常に共感できる苦情でした。今回の電話の記録は必ず上の者に伝えます」

     

     

    総括

     

     大阪の「パチンコ業界以外も取り締まる用意はあるが、人手不足のためにそれができていない」、「緊急事態宣言が解除されれば、休業要請も解除する方向に動くので結果的にパチンコ店だけを公表してしまったことになる」という説明には納得はいかないものの、それなりの誠意と論理性を感じました。

     

    パチンココロナ店名公表の理不尽さ 今回のリポートは厚生労働省、東京都、大阪府に抗議した電話のやりとりの要の部分だけを切り取ったものです。実際はどこと話す時も私は30分以上にわたって追及の手を緩めませんでした。

     

     要の部分しかリライトしていませんが、実際はああでもない、こうでもないというやりとりが延々と続きました。

     

     先方も簡単には引き下がりませんでした。全く本質的ではない話を持ち出して応戦してきましたが、全て論破されて、最終的には無念のギブアップとなりました。

     

     私は自慢をしているわけではありません。これは先方に勝てる要素の全くない論戦ですから。つまり、それほど行政機関が成した行為は狂っているということです。明らかに差別ですから。

     

     厚生労働省と東京都の対応は最悪でした。どちらもオロオロするばかりで、最終的には「個人としては貴方の考えに賛成だが、現実にはそのように動いていないことを残念に思う」という意見が厚生労働省からも東京都からも返ってきました。

     

     一方、大阪府はパチンコ店だけを公表する理由を(納得はできませんが)明確に語ってくれましたので、厚生労働省や東京都よりは評価できます。


     意外であったのは、私の指摘に対して、オペレーターが皆一様に驚いていたことです。3人とも「自分が今までに対応した電話でそういう意見は上がってこなかった」と言っていました。

     

     賢い国民は私の拙文など読まなくても自治体の暴挙には気づいていると思います。しかし、自分がパチンコ好きでなければ気にもならないでしょう。

     

     しかし、少なくともパチンコ業界の人は鬱憤が溜まっているので、電話をかけて私と同じことを言っていると思っていました。

     

     私はパチンコ業界で働く人たちの覇気のなさにも失望しました。元々、お上に弱い業界です。常に差別され、辛いことを耐え忍ぶことに慣れ切っているのでしょう。


     賛否はともかくパチンコはギャンブルではなく遊戯であるということになっています。ご存知の通り、三店方式という法の抜け穴でパチンコ業界は成り立っています。

     

     獲得した出玉を特殊景品に交換→店外の換金所で特殊景品を現金に変える(売買でありギャンブルではない)という知恵を思いついた先人のお陰で今のパチンコ業界があります。「この方法であればギャンブルにはあたらない」という解釈を政府は渋々認めています

     

    コロナ渦でパチンコ業界の環境が激変 パチンコ業界としては、政府がその姿勢をいつ崩すかわからないため、常に戦々恐々としています。このような負い目があるため、パチンコ業界は何事においても政府には決して逆らわず、従順を尽くしています。

     

     このたびの一連のパチンコバッシングはパチンコ業界の負い目につけこんだ行政機関のイジメにほかならないものでした。私は国の品格を疑います。

     

    リヴィエラ倶楽部

    佐々木智親


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    JUGEMテーマ:社会の出来事

     

    P.S. 一連のバッシングの犠牲となり倒産してしまったホールには憐憫の情を禁じ得ません。よってたかってパチンコ店を潰してしまった人々に憤りを感じます。最近、SNS上のバッシングが原因で一人の若い女性が自ら命を絶つという痛ましい出来事が社会問題に発展しましたが、それとよく似た構図を見る思いです。

     

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    最強攻略法・海殺しXサロンは海物語シリーズの攻略に命を賭けた男が自らの攻略理論と人生哲学を世に問うブログです。通常のパチンコブログとは趣の異なるコラム & エッセイをご堪能下さい! 優等生でなくてもよい。学歴なんてどうでもよい。社会的地位もいらない。 パチンコの凄腕にものを言わせ、日々の暮らしをエンジョイする。夢に向かって前進する。 自分らしく生きる。そして世界に愛を灯す・・・This is how we live.(リヴィエラ流人生哲学)

    パチンコ攻略法の正体

    パチンコの攻略法について頓珍漢な解釈をしている人が後を絶ちません。イメージと実体があまりにもかけ離れています。この下のLinksの中にある「パチンコ攻略法の誤まった概念を正す!」でその真相を明かします!

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