「ボーダー理論がパチンコ攻略法の王道である」という大嘘
よく回る台を打っても勝てない理由を明確な論拠をもって解説 & 確実に勝つための正攻法をわかりやすくリンクを張って紹介
ご好評を博している大嘘シリーズの第3弾となります。ショッキングなタイトルをご覧になって不安になられた方々も少なくないと思いますが、ご安心下さい。
ボーダー理論が嘘であると主張する意図は全くありません。ボーダー理論に一定の価値を認めつつも、それが世間で言われているような正統派のパチンコ攻略法ではないというのがこのたびのコラムの趣旨です。
ボーダー理論とは?
リヴィエラ門下生(最強攻略法・海殺しXの購入者)の皆様はもちろんのこと、パチンコの攻略に少しでも関心のある方々には説明するまでもないことですが、ボーダー理論とは「よく回る台で打って勝つ」という単純な攻略法です。(釘読み攻略と同じ)
平均して500円で15回転する台(釘の状態がかなり良い)と7回転しかしない台(釘の状態が悪い)とでは、長時間勝負で投資額に圧倒的な差がつきます。「この機種の場合、500円で13回転(例)させることの可否が勝ち負けのボーダーラインとなる」というような発想から入るのがボーダーライン攻略というものです。
ボーダー理論は考え方としては決して間違ったアプローチではありません。しかし、ボーダー理論の信奉者は「パチンコの完全確率論を前提に話を進める」という度し難い過ちを犯しています。
根本的な過ち
彼らはパチンコはルーレットと同じであると考えています。
玉がチャッカーに入賞するたびに抽選が行われ、当たりか外れかが決まるという建前しか知らないために、「それ以外の要因」による当たりやすい台や当たりにくい台の存在を意識することもなく、自分の台が当たりやすい状態であろうと、当たりにくい状態であろうとお構いなしに、周囲の観察を怠り、脇目もふらずにひたすら打ち続けます。
こんな打ち方では、一生かかってもパチンコ勝ち組に入ることはできません。
本来の大当たり
皆様のお好きなスーパー海物語IN沖縄5(ミドル)の大当たり確率は319.6分1、確変割合は60パーセントです。端数があってわかりにくいと思いますので、大当たり確率300分の1、確変割合50パーセントの機種があると仮定して、それをモデルに説明します。
一つの箱の中に600枚のカードが入っていて、それぞれのカードに1から600までの番号が付されているものとします。1と書かれたカードを引けば確変当たり、300と書かれたカードを引けば単発当たりの抽選会が開かれるとイメージして下さい。
チャッカーに玉が入るたびに、箱の中から1枚のカードを引き、1と300以外の数字であれば当たり以外の出目が出て、1か300の数字であれば図柄の揃った当たりの出目が出ます。これがパチンコの本来の当たり(大当たり乱数的中)の仕組みです。
実際は箱の中のカードを引く代わりに、台に内蔵された1から600までの数字を羅列した表の上をコンピュータが物凄いスピードで駆け巡っていて、チャッカー入賞の時点で一旦ストップします。着地した地点が1か300であれば当たりというシステムになっています。
公然の秘密
この仕組みの説明にはなんの誤りもないのですが、このようなまともな当たり方(大当たり乱数的中)をするケースは、ホールで発生する当たりの約5パーセントにすぎません。残りの約95パーセントはホルコンによる強制当たりです。
これはデジパチの出現以来、パチンコ業界が何十年にもわたって必死に隠し続けてきたことですが、この秘密を暴く記事がインターネット上の至るところであまりにも簡単に見つかるため、もはやトップシークレットとは言い難く、いわば公然の秘密になっています。
他のコラムでも言及しているように、一般のパチンコファンでもこの秘密を知っている人たちは無数に存在します。
都合の悪い事実を否定
ボーダー理論信奉者は総じて頭の良い人たちです。頭が良い人にありがちな特徴は直感的に有り得ないと思ったことを検証もせず、すぐに結論にしてしまうことです。
ボーダー理論信奉者はホルコンの噂を聞いても相手にせず、ホルコン攻略に明け暮れている人たちを嘲笑します。自分たちの方が馬鹿にされているという事実に気づきません。
インテリ気取りの人と議論をして、相手の知らない話を持ち出した途端、相手は機嫌を損ねて、急に話をはぐらかしたり、今までの論理的な説明とは裏腹に、なんの根拠もなく不意に持ち込まれた話題を否定したり、無視したりすることがあります。
皆様もこういう性格の人と出会ったことが何度もあるはずです。
不十分な根拠でホルコンを否定
プライドの高い似非インテリは自分の知らないことを徹底的に無視したがる傾向があります。(頭が良くても謙虚な性格の人は自分の苦手分野の話にも耳を傾けますが・・・)
今までの自分の考えや主義主張が覆されかねない話には耳を塞ぎ、自分にとって都合の悪い事実には目を背け、防衛本能からそれらを無視したり、根拠もなく否定するのが彼らの習性です。
私はボーダー理論そのものを糾弾するつもりは毛頭ありません。ボーダー理論をふりかざして本物のパチンコ攻略法を業界用語で言うところのオカルト扱いする彼らの態度を見苦しいと述べているだけです。
ボーダー理論信奉者はホルコンによる強制当たりを否定するために一応は論拠を述べますが、その論拠というのは完全確率論(前述した抽選会の話)だけです。
しかし、「それは建前にすぎず、当たりの大半はそのような当たり方をしていない」という未知の領域に議論が進展すると、急に頑なな態度になり、「そんなことは有り得ない」の一点張りになります。
辻褄の合わぬ話
海物語の魚群の秘密とパチンコの不思議の後半では、ボーダー理論信奉者の欺瞞を暴きました。
ホールで発生する出来事には完全確率論では説明のつかない現象がやけに多いということに誰もが薄々気づいています。
・当たる前にリーチやスーパーリーチが集中する。
・当たらないのに何度も続けてリーチが連続する。(時には3連続、4連続も)
・理論的には何千分の1、何万分の1の確率でしか発生しないはずの大連荘を頻繁に見かける。
・好調台は連荘が終わっても、時短明けにすぐに再び当たる。
・「あの台が当たればこの台も当たる」というような連鎖反応を頻繁に目にする。
素人が抱く疑問は他にもいくらでもあります。上記は不可解な現象のごく一部にすぎません。
これらの諸現象の原因をホルコン理論は全て明確に説明することができます。しかし、完全確率論のみに依拠するボーダー理論信奉者は上記に代表される「不思議な出来事」(わかっている人には不思議でもなんでもない当然のことですが・・・)を全て「偶然」という言葉で片付け、その背後にあるもの(ホルコン)を追求しようとしません。
偉そうにホルコンの隠れた機能(大当たりの強制誘発)を否定したり、「ボーダー理論こそがパチンコ攻略法の王道である」と胸を張って主張する人たちは、上記の諸現象の発生理由を理論的に立証する責任を負っています。
しかし、この責任を果たしている人を今までに一人も見たことがありません。自分たちの理論が矛盾を包含していながらそれを少しも気にしない人々の主張を、果たして信用することができるでしょうか。
ボーダー理論の瑕疵
ボーダー理論に欠落しているものは二つあります。そのうちの一つは内的要因(台のサイクル状態)、もう一つは外的要因(ホルコンの働き)です。
海殺しXのテキストブックでは、この二つの重要事項の説明から入り、それを踏まえた攻略ノウハウを教示するものです。
台の当たりやすさは一定ではない
現代のパチンコはどの機種も台に内蔵されたコンピュータが好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルの間をランダムに変転する仕組みになっています。
限度を超えた大爆発も堪忍袋の緒が切れる大ハマリもその背景にはサイクル状態が絡んでいます。
大雑把に言えば、好調サイクル時の大当たり確率はメーカー発表の大当たり確率よりも3倍近く甘く、不調サイクル時の大当たり確率はメーカー発表の大当たり確率よりも3倍近く辛いということをご存知でしょうか。
海殺しXのテキストブックではサイクル変換の秘密についても詳述しますが、何も知らずに不調サイクル台を打っている人はその時点で負けたも同然です。
では、「たまたま好調サイクル台を獲得すれば確実に勝てるのか?」という話にもなりますが、「勝ちやすくはなるが、勝てるとは限らない」というのがその問いに対する答えとなります。
第一にサイクル変換のタイミングに無知な素人はある時点でサイクル落ちしてしまった「元好調台」をいつまでも打って大きな痛手を負いやすく、ホルコンの存在がこの問題をさらに複雑にします。
同じ好調台でもグループ(ホルコンが数台を束ねて作るユニット)の力の強弱によって、簡単に当たり続ける台にもなれば、多少のハマリを経て多連荘(4連以上)する台にもなります。(弱いグループの中にある好調台は多連荘しない代わりに、頻繁に単発当たりや2〜3連荘を繰り返すこともありますが、この場合はその後、高確率でサイクル転落を招いて大きくハマリります)
メーカー発表の大当たり確率の意味
グループの強弱の重要性につきましては、多連荘する台を獲得するためには?【ホルコン出玉調整】にて要点をまとめています。(爆発、大連荘、多連荘の大半が強いグループの台で発生するメカニズムが容易に理解できるはずです)
メーカーは決して偽りの発表をしていません。サイクル状態に応じて、大当たり確率は変動しますが、全てをトータルした時の大当たり確率はメーカーの発表通りとなりますので、ホール導入前の検定は通過します。
ホルコン無視の立ち回りでは・・・
パチンコに勝つ方法は単純明快!(攻略の極北)では、要領よくパチンコに勝つノウハウを開示しました。極めて重要な情報ですのでマークをつけておきます。
このノウハウに反した打ち方をすれば、如何に釘の状態が良くても、ホルコンから見放された台は飽きるほど回り続けるだけであり、ゲームとしてのパチンコを楽しませてはもらえますが、投資がかさむ一方でリターンはほとんど期待できません。
重大な欠落
既述の如く、ボーダー理論というものは、台のサイクル状態とホルコンの働きを完全に無視して、ひたすら回し続けるものです。
たまたま当たる可能性のある台でボーダー理論を実践すれば、それなりの効果が見込めますが、ホルコンが見向きもしない弱いグループの台に座り、その台のサイクル状態が悪ければ、ミドルの場合、3万円、4万円を注ぎ込んでも、当たることはほとんどありません。
現実性の乏しい攻略
ホールに釘の状態が最高の台があり、何ヶ月もその台の釘がいじられることがなければ、連日、開店前に並んでその台を打ち続けるという手もあります。
しかし、「朝一パチンコ」が攻略に向かない理由でも述べましたように、開店直後から打つ行為は非常にリスキーなものです。(素人がなかなか気づかない現実)
何ヶ月にもわたってよく回る同じ台を朝から晩まで打ち続ければ話は別です。
ミドルの場合、数ヶ月はかかると思いますが、トータル収支がそこそこにプラスになる瞬間がきっと訪れるはずです。これはボーダー理論の勝利といってよいでしょう。
しかし、数ヶ月もの間、朝から晩までパチンコを打ち続けるほど時間と体力と執念のある人がこの世の中にどれほどいるでしょうか。
財力に恵まれた年金生活者であれば可能でしょうが、人生の晩節でこのような時間の使い方をするのは実に空しいと言わざるを得ません。
しかも、この方法で数ヶ月かけて稼げる金額はたかが知れています。
この方法の非現実性は多大な時間と労力を犠牲にすることです。
確率の収束
確率の収束という数学用語があります。
初当たりを獲得するのに300分の1を超える確率が要求される機種を、海殺しXのような特殊な手法を用いずに、確率任せで連日打って、釘の良さだけを頼りに何度も当てて、そこそこにプラスになるまで打ち続けるためには、相当な時間が不可欠であるということです。
「そこそこにプラスになる瞬間」ではなく「十分に満足の行く金額になる瞬間」まで執念深く目的を追いかけるとすれば、数ヶ月ではすまないでしょう。
実験通りにはならず
実機を購入して自宅で試みれば(お金にはなりませんが)事情は違ってくるでしょう。
ラジオペンチでチャッカー周辺の釘をかなり甘くして打ち、当たるまでに使用した玉の量と当たってから得た玉の量を記録してシミュレーションを続ければ、トライ回数(回りやすさ)がものを言って、何ヶ月もかからずに目的(十分なプラスを弾き出すこと)を達成できるかもしれません。
しかし、自宅での実験は検定時の実験と同様、ホルコンの介入がありません。
ホールで毎日、同じ台を打ち続けた場合、その台が強いグループに入るか弱いグループに入るかによって雲泥の違いがありますし、強いグループに入っても台が弱いサイクル状態であったり、あるいは、逆に弱いグループに入っても台のサイクル状態は強かったりと、様々なパターンが生じます。
遊びならばOK
さらに専門的な話をすれば、グループ内の台の稼働率、シマの客の人数、ホールがホルコンを使用して設定する当日の出玉還元率(放出日、開放日等)等の影響も免れないため、これらの全ての要素が複合されて生まれる諸状況が一巡した上での確率の収束となれば、途方もない時間がかかります。
仮に遊び程度にパチンコを打ち、僅か何万円でも利益が出た時点でやめて、それ以降は当分、パチンコを打たないという覚悟ができている人であれば、ボーダー理論も悪くはないかもしれません。
しかし、僅かな利益が出た後も連日に渡って打ち続ければ、負けが込むことが目に見えています。再びトータル収支がプラスに転じるまでにどれほどの期間が必要になるか読めません。
頻繁にパチンコを打ちたい、パチンコで勝ち続けたい、パチンコの稼ぎを生活の足しにしたい、パチンコでひと財産を築きたいと願う人はボーダー理論による攻略を即刻諦めるべきです。
二枚落ちでは勝てない
話を戻しますが、二つの重大要因(台の状態とホルコンの動き)を考慮せずにパチンコを打つということは、飛車と角を抜いて将棋を指すようなものです。
将棋を指す二人の間に著しい実力差がある場合、強い方が戦う前に自陣の飛車と角(大駒2枚)を抜いて指す(攻撃力、守備力ともに激減)というハンディキャップマッチ(二枚落ち)があります。
これを私の好きなプロレスにたとえれば、一方の選手が後ろで両手を手錠にかけられた状態でキックとタックルだけで戦うようなものです。対戦する二人の間に相当な実力差がない限り、この試合はまともな勝負になりません。
気持ちよく回る台を確保しても、飛車、角なしで勝てるでしょうか?
ボーダー理論にのめり込み、自分の両手が手錠で繋がれていることすら気づかない哀れなパチンコファンで今日もホールは賑わっています。
攻略の福音
海殺しXは両手の自由を奪われた人々を解放する「攻略の福音」です。
前出のマーク付きのコラムに真のパチンコ攻略の要諦が凝縮されています。余裕のある方は下記のコラムの併読も強く推奨致します。
【パチンコ・ホルコン攻略】当たり番スキップの法則【台選びのコツ】
(ホルコンが当たりを入れにくい台を覚えるだけで当たる台が消去法で絞り込める!)
最近は当倶楽部の公式ウェブサイトのお問い合わせフォームを通じて、パチンコ依存症気味の人からのお悩み相談を頻繁に受けるようになりました。
どんなに負けてもパチンコが好きでやめられない方が更生するためには、潔くパチンコから足を洗うか、プロ級の腕前を身につけて今までの経験を無駄にしない生き方を選ぶかの二者択一しかありません。恐らくその中間(生活苦に陥らぬ程度にパチンコに興じてお金を失う)はないでしょう。
パチンコ中毒という難しいお悩みを抱えておられる方々のために、このたびのコラムを執筆した次第です。夢の翼、海殺しXが皆様のパチンコ収支のめざましい向上だけに留まらす、人生の大転換(Drastic Change)をもたらすことを熱願しています。
リヴィエラ倶楽部
佐々木智親(海殺しX開発者)筆者プロフィール
<当倶楽部紹介>
<好評の大嘘シリーズ>
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夫「その寛大さに礼を言いたい」
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夫「俺が環境保全に意識が高いことは知ってるか?」
妻「特にリサイクル運動に熱心だよね」
夫「その通り。あの箱が空き缶で埋め尽くされるたびにリサイクルセンターに缶を持っていって換金した。こうして約20万円の貯金を作ったんだ」